JP6272993B2 - ユーザ装置及び信号受信方法 - Google Patents

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Description

本発明は、ユーザ装置及び信号受信方法に関する。
移動体通信では、端末(以下、ユーザ装置UEと呼ぶ)と基地局eNBが通信を行うことによりユーザ装置UE間で通信を行うことが一般的であるが、近年、ユーザ装置UE間で直接に通信を行うことについての種々の技術が検討されている(非特許文献1参照)。ユーザ装置UE間で直接に通信を行うことをD2D(Device to Device)通信又はユーザ装置間通信と呼ぶ。
近傍のユーザ装置UE間に限定したサービス・アプリケーションを実現するために、一方のユーザ装置UEは、近隣の他方のユーザ装置UEを発見することが必要である。ユーザ装置UEを発見する手法として、各ユーザ装置UEが、自身のIDやアプリケーション・サービスのID等を含む発見信号(Discovery Signal)を送信(ブロードキャスト)する手法がある。
図1A及び図1Bは、D2D通信におけるユーザ装置の発見を示す図である。図1Aに示すように、D2D通信のためのリソースは、セルラー通信(以降、WANと呼ぶ)のリソースと多重される。多重は、周波数多重(FDM:Frequency Division Multiplexing)、時間分割多重(TDM:Time Division Multiplexing)、TDMとFDMの組み合わせ等により行われる。このD2D通信のためのリソースを使用してユーザ装置は発見信号を送信することができる。
図1Bに示すように、セル1の基地局eNB1は、配下のユーザ装置UE1に対してD2D通信のためのリソースの中から信号の送信のために使用可能なリソース(時間−周波数リソース)の集合を通知する。このリソースの集合を送信リソースプールと呼ぶ。同様に、セル2の基地局eNB2は、配下のユーザ装置UE2に対して送信リソースプールを通知する。
ユーザ装置UE1及びUE2は、それぞれの基地局eNB1及びeNB2から通知された送信リソースプール内のリソースまたはeNB1及びeNB2から個別に指定されたリソースを用いて発見信号の送信を行う。ユーザ装置UE2は、他セルのユーザ装置UE1からの発見信号を受信した場合、ユーザ装置UE1を発見することが可能になる。基地局eNBのカバレッジ外では、予め定められたリソースプールを用いてもよい。
また、ユーザ装置UE1がユーザ装置UE2にD2Dデータを送信するために、ユーザ装置UE1は、D2Dデータのリソース位置を示すスケジューリング情報(SA:Scheduling Assignment)を送信する。SAも発見信号と同様に、それぞれの基地局eNB1及びeNB2から通知された送信リソースプール内のリソースまたはeNB1及びeNB2から個別に指定されたリソースを用いて送信される。基地局eNBのカバレッジ外では、予め定められたリソースプールを用いてもよい。SAには、D2Dデータが送信されるリソースの割り当て情報が含まれる。ユーザ装置UE2は、他セルのユーザ装置UE1からのSAを受信した場合、ユーザ装置UE1からD2Dデータを受信することが可能になる。
3GPP TR 36.843 V12.0.1 (2014-03)
上記のようなスケジューリング情報(SA)又は発見信号のセル間での送受信を可能にするために、ユーザ装置間で同期信号が使用される。
図2は、D2D通信におけるユーザ装置間の同期を示す図である。基地局eNB1は、PSS(Primary Synchronization Channel)又はSSS(Secondary Synchronization Channel)により同期信号をユーザ装置UE1に送信する。基地局eNB1から同期信号を受信したユーザ装置UE1は、受信した同期信号に基づいて送受信タイミングを制御する。同様に、基地局eNB2は、PSS又はSSSにより同期信号をユーザ装置UE2に送信する。基地局eNB2から同期信号を受信したユーザ装置UE2は、受信した同期信号に基づいて送受信タイミングを制御する。
一方、セル間では送受信タイミングは一致しているとは限らないため、セル間でのD2D通信を可能にするために、ユーザ装置UE1及びUE2が同期信号を送信することにより、ユーザ装置UE1とユーザ装置UE2の送受信タイミングを一致させることができる。ユーザ装置UE1及びUE2によるD2D通信のための同期信号をD2DSS(D2D Synchronization Signal)又はユーザ装置間同期信号と呼ぶ。
PSS/SSSまたはD2DSSを用いて同期することにより、ユーザ装置は、他のユーザ装置から送信されたスケジューリング情報(SA:Scheduling Assignment)又は発見信号を検出することができる。
上記のように、SA又は発見信号は、それぞれの基地局eNB1及びeNB2から通知された送信リソースプール内のリソースを用いて送信される。ユーザ装置UE1及びUE2は、自セル内のユーザ装置から送信されるSA又は発見信号を受信するために、自セルの送信リソースプールにおいて受信を試みる必要があり、他セル内のユーザ装置から送信されるSA又は発見信号を受信するためには、他セルの送信リソースプールにおいても受信を試みる必要がある。また、複数のD2DSSを検出した場合、SA又は発見信号を受信するユーザ装置が複数セルからの信号を受信するためにはしかるべきサブフレームでしかるべきD2DSSに同期しなければならないが、適切なD2DSSを同定することは困難である。そのためユーザ装置は可能な限り多くのサブフレームで受信を試みる必要が生じ、セル間でのD2D通信では、SA又は発見信号の受信のためにユーザ装置のバッテリ消費が大きくなることにもつながる。同様の問題はキャリア間のD2D通信においても生じる。
本発明は、D2D通信においてセル間又はキャリア間で送信されるスケジューリング情報又は発見信号を効率的に検出することを目的とする。
本発明の一形態に係るユーザ装置は、
ユーザ装置間通信を行うユーザ装置であって、
送信部と、
基地局から、ユーザ装置間通信のためのキャリアリストを受信する第1受信部と、
前記受信したキャリアリストに基づいて、他ユーザ装置から送信された信号を受信する第2受信部と、
を有し、
前記第1受信部は、前記基地局から、ユーザ装置間通信のための送信リソースプール及び/又は受信リソースプールの情報を受信し、
受信リソースプールの情報を受信した場合、前記第2受信部は、前記受信した受信リソースプールの情報に基づいて、他ユーザ装置から送信された信号を受信し、
送信リソースプールの情報を受信した場合、前記送信部は、前記受信した送信リソースプールの情報に基づいて、他ユーザ装置に信号を送信し、
前記キャリアリストは、オペレータIDを含むことを特徴とする。
また、本発明の一形態に係る信号受信方法は、
ユーザ装置間通信を行うユーザ装置における信号受信方法であって、
基地局から、ユーザ装置間通信のためのキャリアリストを受信するステップと、
前記受信したキャリアリストに基づいて、他ユーザ装置から送信された信号を受信するステップと、
前記基地局から、ユーザ装置間通信のための送信リソースプール及び/又は受信リソースプールの情報を受信するステップと、
受信リソースプールの情報を受信した場合、前記受信した受信リソースプールの情報に基づいて、他ユーザ装置から送信された信号を受信するステップと、
送信リソースプールの情報を受信した場合、前記受信した送信リソースプールの情報に基づいて、他ユーザ装置に信号を送信するステップと、
を有し、
前記キャリアリストは、オペレータIDを含むことを特徴とする。

本発明によれば、D2D通信においてセル間又はキャリア間で送信されるスケジューリング情報又は発見信号を効率的に検出することが可能になる。
D2D通信におけるユーザ装置の発見を示す図(D2D通信のためのリソース) D2D通信におけるユーザ装置の発見を示す図(D2D通信における発見信号の送受信) D2D通信におけるユーザ装置間の同期を示す図 本発明の実施例に係る通信システムの構成図 D2D通信における送信リソースプールを示す図 本発明の実施例に係るユーザ装置の受信タイミングを示す概略図 本発明の実施例で用いられる送信リソースプールを示す図 本発明の実施例で用いられる送信リソースプールを示す図 本発明の実施例に係る基地局の構成図 本発明の実施例に係る基地局におけるベースバンド信号処理部の構成図 本発明の実施例に係るユーザ装置の構成図 本発明の実施例に係るユーザ装置におけるベースバンド信号処理部の構成図(WAN/D2D受信機独立端末の場合) 本発明の実施例に係るユーザ装置におけるベースバンド信号処理部の構成図(WAN/D2D受信機共用端末の場合) WAN/D2D受信機共用端末におけるD2D受信可能な期間を示す図 本発明の実施例に係る通信システムにおける信号送受信方法を示すシーケンス図
以下、図面に基づいて本発明の実施例について説明する。
<通信システムの概要>
図3は、本発明の実施例に係る通信システムの構成図である。本発明の実施例に係る通信システムは、基地局eNBの配下に複数のユーザ装置UEが存在するセルラー通信システムである。通信システムには、複数の基地局eNB及び複数のユーザ装置UEが存在するが、図3ではそのうちの2つの基地局eNB1及びeNB2と、2つのユーザ装置UE1及びUE2を示している。D2D通信を行うユーザ装置は、セル外にも存在し得るが、図3では省略している。以下、2つの基地局eNB1及びeNB2は同じキャリアの基地局である場合について説明するが、2つの基地局eNB1及びeNB2は異なるキャリアの基地局でもよい。
基地局eNB1は、自セル1内のユーザ装置UE1とWANのリソースを使用して通信する。同様に、基地局eNB2は、自セル2内のユーザ装置UE2とWANのリソースを使用して通信する。ユーザ装置UE1は、基地局eNB1及びeNB2を経由することなく、D2D通信のためのリソースを使用してユーザ装置UE2と直接に通信することができる。WANのリソースとD2D通信のためのリソースは、例えば図1(A)に示すように多重されている。
基地局eNB1は、配下のユーザ装置UE1に対してD2D信号の送信に使用可能なリソースの集合(送信リソースプール)を通知する。同様に、基地局eNB2は、配下のユーザ装置UE2に対してD2D信号の送信に使用可能なリソースの集合(送信リソースプール)を通知する。
図4は、D2D通信における送信リソースプールを示す図である。D2D通信のためのリソースには、セル間で共通の送信リソースプールが設けられてもよいし、セル毎に送信リソースプールが設けられてもよい。例えば、セル1の送信リソースプールは、D2D通信のための全リソースの中の予め決められた部分でもよい。送信リソースプールは、セル毎に異なってもよい。すなわち、セル1の送信リソースプールとセル2の送信リソースプールには別の時間−周波数リソースが用いられてもよい。
自セルの送信リソースプールで自セルのユーザ装置からのD2D信号を受信する可能性があり、他セルの送信リソースプールで他セルのユーザ装置からのD2D信号を受信する可能性がある。より具体的には、セル1のユーザ装置UE1は、セル1の送信リソースプール(D2D TX 1)において、セル1のユーザ装置からのD2D信号を受信する。また、ユーザ装置UE1は、セル2の送信リソースプール(D2D TX 2)において、セル2のユーザ装置からのD2D信号を受信する。このため、自セル及び他セルの送信リソースプールを含むD2D通信のためのリソースは受信リソースプールと呼ばれる。受信リソースプールは基地局eNB1及びeNB2から通知されてもよい。また、送信・受信リソースプールはそれぞれ、時間・周波数的に連続であっても、不連続であってもよい。送信・受信リソースプールをD2D信号毎又はD2D信号の送信法毎に定義してもよいし、複数のD2D信号又は複数のD2D信号の送信法で共用してもよい。
セル間では送受信タイミングは一致しているとは限らないため、セル間でのD2D通信を可能にするために、ユーザ装置UE1及びUE2が同期信号(D2DSS又はユーザ装置間同期信号)を送信することにより、ユーザ装置UE1及びUE2は、送受信タイミングを一致させる必要がある。
ユーザ装置UE2は、基地局eNB2から通知された送信リソースプールの中のリソースまたは基地局eNB2から個別に通知されたリソースを用いてD2DSSを送信する。ユーザ装置UE2から送信されたD2DSSを検出したユーザ装置UE1は、検出したD2DSSに基づいて受信タイミングを設定する。
次に、ユーザ装置UE1は、ユーザ装置UE2からのスケジューリング情報(SA)又は発見信号の受信を試みる。本発明の実施例では、ユーザ装置UE1は、D2D通信のリソースの全てでSA又は発見信号の受信を試みるのではなく、D2DSSに基づいて定められた時間ウィンドウ内にSA又は発見信号の受信を試みてもよい。その結果、ユーザ装置における省電力化を実現する。ユーザ装置UE1の受信動作について以下に更に説明する。
図5は、本発明の実施例に係るユーザ装置の受信タイミングを示す概略図である。
セル2の配下のユーザ装置UE2は、SA又は発見信号の送信前にD2DSSを送信する。D2DSSを送信するユーザ装置UEは、基地局eNBの制御により制限されててもよい。例えば、基地局eNBから上位レイヤのシグナリングにより、一部のユーザ装置UEに対しD2DSSの送信を禁止したり、逆に基地局eNBからD2DSSを送信するユーザ装置UEを指定したりすることが考えられる。セル1の配下のユーザ装置UE1は、D2D通信のためのリソースのうち、自セルの送信リソースプール以外のリソース(例えば、セル2の送信リソースプール)においてD2DSSが検出された場合、D2DSSに基づいて受信タイミングを設定する。自セルの送信リソースプールにおいても、自セルのD2DSSが存在するか否かを判定することで、自セル内でのD2DSSが存在しない場合のみ他セル又は他キャリアのD2DSSに基づいて受信タイミングを設定してもよい。この動作により、セル間で送信リソースプールが時間的に重なっている場合でも他セル又は他キャリアのSAまたは発見信号を受信することができる。
本発明の実施例では、ユーザ装置UE2から送信されるSA又は発見信号は、D2DSSの位置に基づいて設定される。すなわち、D2DSSの位置から所定の時間ウィンドウ内にSA又は発見信号が送信される。従って、ユーザ装置UE1は、D2DSSの検出後、D2DSSに基づいて定められた時間ウィンドウ内において、ユーザ装置UE2からのSA又は発見信号を受信する。この時間ウィンドウは、予めユーザ装置内に設定されてもよく、基地局eNB1からの報知情報(SIB:System Information Block)又はRRC(Radio Resource Control)シグナリング等の上位レイヤのシグナリングにより通知されてもよく、ユーザ装置UE2からのD2DSS又はPD2DSCH(Physical D2D Synchronization Channel)に含まれてもよい。時間ウィンドウは連続したサブフレームでも、不連続なサブフレームでもよい。例えば、リソースプールが全サブフレームのサブセットに対してのみ定義され得る場合、リソースプールとして用いられ得るサブフレームに対し時間ウィンドウを定義することが考えられる。
ユーザ装置UE1が時間ウィンドウ内にSAを受信した場合、SAにより示されるリソースの割り当て位置において、ユーザ装置UE2からのD2Dデータを受信する。なお、ユーザ装置UE2からのD2Dデータは、D2Dデータ通信のためのリソースプールにおいて受信されてもよく、WANのリソースにおいて受信されてもよい。また、ユーザ装置UE1は、ユーザ装置UE2からのD2Dデータを受信するまで、ユーザ装置UE2から受信したD2DSSに基づいて設定した受信タイミングを保持し、D2Dデータの受信に用いてもよい。
D2DSSと発見信号またはSAとを時間ウィンドウで関連付ける代わりに、D2DSSの構成と各セルの送信リソースプール(受信ユーザ装置にとっては受信リソースプール)とを関連付けることにより同等の動作を実現してもよい。具体的には、上位レイヤシグナリング(RRCシグナリング、SIBを含む)によりD2DSSの構成(例えばID)と当該セルの送信リソースプール情報を通知してもよい。
<リソースのマッピング>
次に、送信リソースプールへの信号のマッピングの具体例を説明する。図6A及び図6Bは、本発明の実施例で用いられる送信リソースプールを示す図である。
図6Aに示すように、D2DSSは、送信リソースプールの予め定められたリソースにマッピングされる。例えば、D2DSSは、第1サブフレームの先頭シンボルにマッピングされてもよく、SIB又はRRCシグナリング等の上位レイヤのシグナリングで通知されたシンボルにマッピングされてもよい。
PD2DSCHが用いられる場合、PD2DSCHは、送信リソースプールの予め定められたリソースにマッピングされてもよいし、予め定められたリソースをD2DSSに対しする相対的なリソース位置として定義してマッピングされてもよい。PD2DSCHの受信にはD2DSSが必要となるため、PD2DSCHは、D2DSSより後のサブフレーム又はシンボルにマッピングされてもよい。例えば、PD2DSCHは、第2サブフレームにマッピングされてもよく、第1サブフレーム内のD2DSSより後のシンボルにマッピングされてもよい。また、PD2DSCHは、D2DSSと同一の周波数リソースを用いて送信されてもよい。
SA又は発見信号は、D2DSS又はPD2DSCHの次のサブフレームから送信リソースプールの最終サブフレームの間で送信される。
また、図6Bに示すように、送信リソースプールはD2DSSを用いて複数のサブリソースに分割されてもよい。サブリソース内で図6Aに示すマッピングが適用される。すなわち、D2DSSは、サブリソースの予め定められたシンボル(例えば、第1サブフレームの先頭シンボル)にマッピングされる。PD2DSCHが用いられる場合、PD2DSCHは、サブリソースの予め定められたサブフレーム(例えば、第2サブフレーム、第1サブフレーム内のD2DSSより後のシンボル)にマッピングされる。SA又は発見信号は、D2DSS又はPD2DSCHの次のサブフレームからサブリソースの最終サブフレームの間で送信される。
送信リソースプールが複数のサブリソースに分割される場合、ユーザ装置は、分割された複数のサブリソースのうち少なくとも1つのサブリソースでSA又は発見信号の受信を試みてもよい。ユーザ装置が受信を試みるサブリソースは、基地局からSIB又はRRCシグナリング等の上位レイヤのシグナリングで通知されてもよい。
なお、サブリソースのサブフレーム数は、ユーザ装置及び基地局に予め記録されてもよい。ユーザ装置及び基地局は、予め記録されたサブフレーム数に基づいて、送信リソースプールを分割し、D2DSS等の位置を把握することができる。或いは、基地局が送信リソースプールをユーザ装置に通知する際に、複数のサブリソースを通知してもよい。
また、サブリソースのサブフレーム数は、D2DSS等の情報に関連付けられてもよい。例えば、サブリソースのサブフレーム数は、D2DSSのシンボルマッピングやID、サイクリックシフト(Cyclic shift)、OCC(Orthogonal Cover Code)等に関連付けられてもよい。ユーザ装置は、D2DSS等を受信することにより、サブリソースのサブフレーム数を求め、D2DSS等の位置を把握することができる。
<基地局の構成>
図7は、本発明の実施例に係る基地局(eNB)10の構成図である。基地局10は、伝送路インターフェース101と、ベースバンド信号処理部103と、呼処理部105と、送受信部107と、アンプ部109とを有する。
下りリンクにより基地局10からユーザ装置に送信されるデータは、上位局装置から伝送路インターフェース101を介してベースバンド信号処理部103に入力される。
ベースバンド信号処理部103では、PDCP(Packet Data Convergence Protocol)レイヤの処理、データの分割・結合、RLC(Radio Link Control)再送制御の送信処理などのRLCレイヤの送信処理、MAC(Medium Access Control)再送制御、例えば、HARQ(Hybrid Automatic Repeat reQuest)の送信処理、スケジューリング、伝送フォーマット選択、チャネル符号化、逆高速フーリエ変換(IFFT:Inverse Fast Fourier Transform)処理、プリコーディング処理が行われる。また、下りリンク制御チャネルである物理下りリンク制御チャネルの信号に関しても、チャネル符号化や逆高速フーリエ変換等の送信処理が行われる。
呼処理部105は、通信チャネルの設定や解放等の呼処理や、基地局10の状態管理や、無線リソースの管理を行う。
送受信部107は、ベースバンド信号処理部103から出力されたベースバンド信号を無線周波数帯に周波数変換する。アンプ部109は周波数変換された送信信号を増幅して送受信アンテナへ出力する。なお、複数の送受信アンテナが用いられる場合、複数の送受信部107及びアンプ部109が存在してもよい。
一方、上りリンクによりユーザ装置から基地局10に送信される信号については、送受信アンテナで受信された無線周波数信号がアンプ部109で増幅され、送受信部107で周波数変換されてベースバンド信号に変換され、ベースバンド信号処理部103に入力される。
ベースバンド信号処理部103は、上りリンクで受信したベースバンド信号に含まれるデータに対して、FFT処理、IDFT処理、誤り訂正復号、MAC再送制御の受信処理、RLCレイヤ、PDCPレイヤの受信処理を行う。復号された信号は伝送路インターフェース101を介して上位局装置に転送される。
図8は、本発明の実施例に係る基地局10におけるベースバンド信号処理部103の構成図である。ベースバンド信号処理部103は、制御部1031と、下りリンク(DL)信号生成部1032と、マッピング部1033と、D2D設定決定部1034と、上りリンク(UL)信号復号部1035と、判定部1036とを有する。
制御部1031は、ベースバンド信号処理部103の全体の管理を行う。下りリンクによりユーザ装置に送信する信号については、伝送路インターフェース101から入力されたデータをDL信号生成部1032に入力する。上りリンクによりユーザ装置から受信した信号については、UL信号復号部1035で復号されたデータを伝送路インターフェース101に入力する。
DL信号生成部1032は、ユーザ装置に送信する信号を生成する。ユーザ装置に送信する信号には、データ及び制御情報が含まれ、データは主にPDSCH(Physical Downlink Shared Channel)で送信され、PDSCHを受信するために必要な割り当て情報は、PDCCH(Physical Downlink Control Channel)又はePDCCH(enhanced PDCCH)で送信される。また、DL信号生成部1032は、D2D通信のための同期信号を生成する。同期信号は、PSS又はSSSで送信される。更に、DL信号生成部1032は、D2D通信のためのD2D設定情報を含む信号を生成する。D2D設定情報は、SIB又はRRC(Radio Resource Control)シグナリング等の上位レイヤのシグナリングにより通知される。また、D2D設定情報は、PDCCH又はePDCCHで通知されてもよい。
マッピング部1033は、PDSCHで送信するデータ及びPDCCH又はePDCCHで送信する制御情報をスケジューリング部(図示せず)で決定されたリソースに配置する。また、D2D通信のための同期信号及びD2D設定情報を予め決定されたリソースに配置する。
D2D設定決定部1034は、D2D通信のためのD2D設定情報を決定する。例えば、D2D設定決定部1034は、以下の情報のいずれかの組み合わせを決定する。
(1)セル間同期情報
セル間同期情報とは、セル間の同期タイミング差あるいは絶対同期時刻であり、例えば、セルIDまたはD2DSSのIDと、同期タイミングとが含まれる。セル間同期情報は、ユーザ装置においてセル間でのD2D通信における受信タイミング同期に使用される。
(2)自セル及び他セルの送信リソースプール
基地局は、自セルの送信リソースプールだけでなく、他セルの送信リソースプールを通知してもよい。送信リソースプールにおいて図6A又は図6Bに示すようなマッピングが用いられる場合、ユーザ装置は、他セルに同期することにより、他セルの送信リソースプールからD2DSSの位置を把握することが可能になる。
また、自セル及び他セルの送信リソースプールに加えて、セルIDも通知されてもよい。ユーザ装置は、他セルの基地局から送信されたPSS/又はSSSから、他セルに同期することが可能になる。更に、仮想セルID(virtual cell ID)、ユーザ装置ID(UE ID)、D2DSSのID等も通知されてもよく、送信リソースプール間の相対同期タイミングが通知されてもよい。
なお、メジャメントにより他セルの同期情報を取得しているユーザ装置は、D2DSSの検出を行わずに他セルの送信リソースプールにおいて送信された信号を受信してもよい。
(3)SA又は発見信号を検出するための時間ウィンドウ
時間ウィンドウは、D2DSSの位置を基準として定められる。ユーザ装置は、通知された時間ウィンドウ内でSA又は発見信号を検出すればよい。周辺セル・キャリアの数が多い場合には、効率的な受信タイミングの切り替えが可能になる。
(4)D2Dキャリアリスト及び送信リソースプール
D2Dキャリアリストとは、D2Dを運用しているキャリア(オペレータIDを含んでもよい)のリストである。D2Dキャリアリストを受信したユーザ装置はD2Dキャリアの候補を限定し、効率的に各キャリアの信号を受信することが可能になる。加えて送信または受信リソースプールを通知してもよい。
なお、セルサーチおよびメジャメントにより他キャリアの同期情報や報知情報を取得しているユーザ装置は、D2DSSの検出を行わずに他キャリアの送信リソースプールにおいて送信された信号を受信してもよい。
(5)D2DSSの送信オン/オフ
基地局は、ユーザ装置に対してD2DSSを送信するか否かを指示してもよい。基地局からD2DSSを送信するように指示されたユーザ装置がD2DSSを送信することにより、ユーザ装置の省電力化を図ることができる。例えば、セル中心のユーザ装置には、D2DSSの送信をオフにし、セル端のユーザ装置には、D2DSSの送信をオンにしてもよい。これは、セル中心のユーザ装置はセル間でD2D通信を行う可能性が低いと考えられるためである。
(6)送信リソースプール内のリソースのマッピング
基地局は、図6A又は図6Bを参照して説明した送信リソースプール内のリソースのマッピングをユーザ装置に通知してもよい。
(7)WAN/D2D受信機共用端末のためのD2D受信可能サブフレーム
以下に説明するように、ユーザ装置は、WANとD2D通信とで受信機を共用することができる。このようなユーザ装置をWAN/D2D受信機共用端末と呼ぶ。WAN/D2D受信機共用端末は、WANの信号を受信している間に、D2D信号を受信することができないため、基地局は、D2D受信可能なサブフレームをWAN/D2D受信機共用端末に通知してもよい。
UL信号復号部1035は、上りリンクによりユーザ装置から受信した信号を復号する。PUSCH(Physical Uplink Shared Channel)で受信したデータは、伝送路インターフェース101に提供するために制御部1031に入力し、PUCCHで受信した送達確認情報(ACK/NACK)も、HARQ等の再送処理のために制御部1031に入力する。
判定部1036は、PUSCHで受信した信号の再送判定を行う。PUSCHの受信に成功した場合、再送の必要がないことを示す送達確認情報(ACK)を生成し、PUSCHの受信に失敗した場合、再送の必要があることを示す送達確認情報(NACK)を生成する。
<ユーザ装置の構成>
図9は、本発明の実施例に係るユーザ装置20の構成図である。ユーザ装置20は、アプリケーション部201と、ベースバンド信号処理部203と、送受信部205と、アンプ部207とを有する。
下りリンクのデータについては、送受信アンテナで受信された無線周波数信号がアンプ部207で増幅され、送受信部205で周波数変換されてベースバンド信号に変換される。このベースバンド信号は、ベースバンド信号処理部203でFFT処理や、誤り訂正復号、再送制御の受信処理等がなされる。この下りリンクのデータのうち、下りリンクのデータは、アプリケーション部201に転送される。アプリケーション部201は、物理レイヤやMACレイヤより上位のレイヤに関する処理等を行う。
一方、上りリンクのデータは、アプリケーション部201からベースバンド信号処理部203に入力される。ベースバンド信号処理部203においては、再送制御の送信処理や、チャネル符号化、DFT処理、IFFT処理を行う。送受信部205は、ベースバンド信号処理部203から出力されたベースバンド信号を無線周波数帯に変換する。その後、アンプ部207で増幅されて送受信アンテナより送信される。
図10は、本発明の実施例に係るユーザ装置20におけるベースバンド信号処理部203の構成図である。図10は、WANとD2D通信とで独立した受信機を有するWAN/D2D受信機独立端末のベースバンド信号処理部203を示している。ベースバンド信号処理部203は、制御部2031と、送信信号生成部2032と、マッピング部2033と、WAN同期信号検出部2034と、WAN受信信号復号部2035と、WAN判定部2036と、D2D同期信号検出部2037と、D2D受信信号復号部2038と、D2D判定部2039とを有する。
制御部2031は、ベースバンド信号処理部203の全体の管理を行う。上りリンクにより基地局に送信する信号については、アプリケーション部201から入力されたデータを送信信号生成部2032に入力する。下りリンクにより基地局から受信した信号については、WAN受信信号復号部2035及びD2D受信信号復号部2038で受信処理されたデータをアプリケーション部201に入力する。
更に、制御部2031は、WAN同期信号検出部2034及びD2D同期信号検出部2037において検出された同期信号(PSS/SSS、D2DSS)に基づいて受信タイミングを設定する。自セルの基地局からの下りリンクの信号又は自セルのユーザ装置からD2D信号を受信する場合、制御部2031は、WAN同期信号検出部2034により検出された同期信号に基づいて受信タイミングを設定し、他セル又は他キャリアのユーザ装置からD2D信号を受信する場合、制御部2031は、D2D同期信号検出部2037により検出されたD2DSSに基づいて受信タイミングを設定する。
より具体的には、制御部2031は、D2D通信のためのリソースのうち、自セルの送信リソースプール以外のリソースにおいてD2DSSが検出された場合、D2DSSの位置から所定の時間ウィンドウ内に他セル又は他キャリアのユーザ装置からSA又は発見信号を受信する可能性があると認識することができる。この場合、制御部2031は、検出されたD2DSSに基づいて受信タイミングを設定する。自セルの送信リソースプールにおいても、D2D同期信号検出部2037で自セルのD2DSSが存在するか否かを判定することで、自セル内でのD2DSSが存在しない場合のみ他セル又は他キャリアのD2DSSに基づいて受信タイミングを設定してもよい。
送信信号生成部2032は、基地局又は他のユーザ装置に送信する信号を生成する。基地局に送信する信号には、データ及び制御情報が含まれ、データは主にPUSCHで送信される。また、基地局からPDSCHで受信したデータの送達確認情報(ACK/NACK)はPUCCHで送信される。基地局に送信する信号は、WANのリソースで送信される。他のユーザ装置に送信する信号には、D2DSS、SA、発見信号及びD2Dデータが含まれる。他のユーザ装置に送信する信号のうち、D2DSS、SA及び発見信号は、基地局から通知されたD2D通信のための送信リソースプール内で送信される。他のユーザ装置に送信する信号のうちD2Dデータは、D2Dデータ通信のためのリソースプール内で送信されてもよく、WANのリソースで送信されてもよい。
マッピング部2033は、PUSCHで送信するデータを基地局のスケジューリング部で決定されたリソースに配置する。また、マッピング部2033は、他のユーザ装置に送信するD2DSS、SA及び発見信号を基地局から通知された送信リソースプール内に配置する。更に、マッピング部2033は、他のユーザ装置に送信するD2DデータをSAにより示されるリソースの割り当て位置にマッピングする。
WAN同期信号検出部2034は、基地局のPSS/SSSから送信された同期信号を検出する。同期信号には所定の信号系列が使用されるため、WAN同期信号検出部2034は、相関検出等により同期信号を検出することができる。
WAN受信信号復号部2035は、下りリンクにより基地局から受信した信号を復号し、PDSCHで受信したデータは、アプリケーション部201に提供するために制御部2031に入力する。
上記のように、WAN受信信号復号部2035で受信される信号には、(1)セル間同期情報、(2)自セル及び他セルの送信リソースプール、(3)SA又は発見信号を検出するための時間ウィンドウ、(4)D2Dキャリアリスト及び送信リソースプール、(5)D2DSSの送信オン/オフ、(6)送信リソースプール内のリソースのマッピング、(7)WAN/D2D受信機共用端末のためのD2D受信可能サブフレームのいずれかの組み合わせが含まれる。
セル間同期情報は、制御部2031においてセル間でのD2D通信において受信タイミングを同期させるために使用される。例えば、制御部2031は、自セルの基地局から送信された同期信号と、セル間同期情報とに基づいて、他セルのユーザ装置からD2D信号を受信するための受信タイミングを設定する。
自セル及び他セルの送信リソースプールは、制御部2031においてセル間でのD2D通信において受信タイミングを同期させるために使用される。例えば、制御部2031は、他セルの基地局から送信された同期信号と、他セルの送信リソースプールとに基づいて、他セルのユーザ装置からD2D信号を受信するための受信タイミングを設定する。
SA又は発見信号を検出するための時間ウィンドウは、D2D受信信号復号部2038がSA又は発見信号を受信するために使用される。D2D受信信号復号部2038は、時間ウィンドウ内においてSA又は発見信号の受信を試みる。
D2Dキャリアリスト及び送信リソースプールは、D2D受信信号復号部2038がD2D信号を検出するキャリアを限定するために使用される。D2D受信信号復号部2038は、D2Dキャリアリスト及び送信リソースプールで指定されたキャリアの周波数及び時間においてD2D信号の受信を試みる。
D2DSSの送信オン/オフは、制御部2031が送信信号生成部2032、マッピング部2033及び送受信部205に対してD2DSSの送信を許可するか否かを制御するために使用される。例えば、ユーザ装置がセル中心に位置しており、D2DSSの送信をオフに設定された場合、制御部2031は、送信信号生成部2032、マッピング部2033及び送受信部205に対してD2DSSの送信を許可しない。また、ユーザ装置がセル端に位置しており、D2DSSの送信をオンに設定された場合、制御部2031は、送信信号生成部2032、マッピング部2033及び送受信部205に対してD2DSSの送信を許可する。
送信リソースプール内のリソースのマッピングは、D2D受信信号復号部2038がD2D信号を受信するために使用される。例えば、送信リソースプールが複数のサブリソースに分割される場合、D2D受信信号復号部2038は、分割されたサブリソースのうち基地局から指定されたサブリソースでD2D信号を受信する。
WAN/D2D受信機共用端末のためのD2D受信可能サブフレームについては以下に説明する。
WAN判定部2036は、PDSCHで受信した信号の再送判定を行う。PDSCHの受信に成功した場合、再送の必要がないことを示す送達確認情報(ACK)を生成し、PUSCHの受信に失敗した場合、再送の必要があることを示す送達確認情報(NACK)を生成する。
D2D同期信号検出部2037は、他のユーザ装置から送信されたD2DSSを検出する。D2DSSには所定の信号系列が使用されるため、D2D同期信号検出部2037は、相関検出等により同期信号を検出することができる。
D2D受信信号復号部2038は、他のユーザ装置から受信した信号を復号し、復号した信号に含まれるD2Dデータは、アプリケーション部201に提供するために制御部2031に入力する。D2D受信信号復号部2038で受信される信号には、SA又は発見信号を検出するための時間ウィンドウが含まれてもよい。
D2D判定部2039は、受信したD2D信号の再送判定を行う。D2D信号の受信に成功した場合、再送の必要がないことを示す送達確認情報(ACK)を生成し、D2D信号の受信に失敗した場合、再送の必要があることを示す送達確認情報(NACK)を生成する。
図11は、本発明の実施例に係るユーザ装置20におけるベースバンド信号処理部203の構成図である。図11は、WANとD2D通信とで共用される受信機を有するWAN/D2D受信機共用端末のベースバンド信号処理部203を示している。ベースバンド信号処理部203は、制御部3031と、送信信号生成部3032と、マッピング部3033と、D2D/WAN切替部3034と、同期信号検出部3037と、受信信号復号部3038と、判定部3039とを有する。
制御部3031、送信信号生成部3032及びマッピング部3033は、図10を参照して説明した制御部2031、送信信号生成部2032及びマッピング部2033と同じである。
同期信号検出部3037、受信信号復号部3038と及び判定部3039は、WANとD2D通信とで共用されるため、これらの通信を切り替えるためにD2D/WAN切替部3034が含まれる。D2D/WAN切替部3034は、D2Dを受信する時間において、同期信号検出部3037、受信信号復号部3038及び判定部3039に対してD2D信号を処理させ、WANを受信する時間において、同期信号検出部3037、受信信号復号部3038及び判定部3039に対してWAN信号を処理させる。
なお、図9に示す送受信部205も、WAN通信とD2D通信が時間的に切り替えられる。
受信信号復号部3038は、基地局から送信される信号を優先して受信するため、WANの信号の受信が不要なサブフレームにおいてD2D信号を受信する。
図12は、WAN/D2D受信機共用端末におけるD2D受信可能な期間を示す図である。例えば、接続状態(RRC Connected)のユーザ装置は、間欠受信(DRX:Discontinuous Reception)のON期間を除くサブフレーム又は他の周波数を測定するために設けられたメジャメントギャップ(Measurement gap)では、WANの信号を受信しない。従って、受信信号復号部3038は、DRXのON期間を除くサブフレーム又はメジャメントギャップでD2D信号の受信を行ってもよい。なお、発見信号は周期的に送信されるため、DRXのON期間に発見信号が送信されたとしても、次の周期で発見信号を検出できる可能性がある。
上記のように、WAN/D2D受信機共用端末のためのD2D受信可能サブフレームは、基地局からWAN受信信号復号部2035で受信されてもよい。D2D受信可能サブフレームは、全てのユーザ装置に対して通知されてもよく、受信機を切り替える必要があるユーザ装置に対して通知されてもよい。
また、DRX又はメジャメントギャップの代わりに、受信信号復号部3038は、受信機を切り替える必要があるユーザ装置にのみ適用されるタイマを設けて、D2D受信可能サブフレームを制御してもよい。例えば、最後のPDCCH受信から所定時間が経過した後、すなわち、WAN通信の信号を受信してから所定期間が経過した後に、受信信号復号部3038はD2D通信に切り替えてもよい。あるいは、基地局eNBからD2D受信のためにRRCシグナリング等の上位レイヤシグナリングで通知された周期的なサブフレームを用いてD2D通信に切り替えてもよい。
アイドル状態(RRC Idle)のユーザ装置は、ページングをモニタするサブフレーム以外でD2D信号の受信を行ってもよい。
受信信号復号部3038は、D2D受信可能サブフレームのうち、D2D通信に割り当てられたリソース(受信リソースプール)に合致するサブフレームでD2D信号を受信してもよい。
<D2D信号の送受信方法>
図13は、本発明の実施例に係る通信システムにおける信号送受信方法を示すシーケンス図である。
基地局eNB1は、配下のユーザ装置UE1に対して同期情報(PSS/SSS)を送信する(ステップS101)。ユーザ装置UE1は、基地局から受信した同期情報に基づいて受信タイミングを制御する。同様に、基地局eNB2は、配下のユーザ装置UE2に対して同期情報(PSS/SSS)を送信する(ステップS103)。ユーザ装置UE2は、基地局から受信した同期情報に基づいて受信タイミングを制御する。基地局eNB2が送信した同期情報は、他セルのユーザ装置UE1により受信されてもよい。
基地局eNB1は、D2D設定情報をユーザ装置UE1に送信する(ステップS105)。D2D設定情報には、自セルの送信リソースプール等が含まれる。ユーザ装置UE1がD2D信号を容易に検出できるようにするために、D2D設定情報には、(1)セル間同期情報、(2)自セル及び他セルの送信リソースプール、(3)SA又は発見信号を検出するための時間ウィンドウ、(4)D2Dキャリアリスト及び送信リソースプール、(5)D2DSSの送信オン/オフ、(6)送信リソースプール内のリソースのマッピング、(7)WAN/D2D受信機共用端末のためのD2D受信可能サブフレーム等が含まれてもよい。同様に、基地局eNB2は、D2D設定情報をユーザ装置UE2に送信する(ステップS107)。
ユーザ装置UE2は、基地局eNB2から通知された送信リソースプールの中のリソースを用いてD2DSSを送信する(ステップS109)。ユーザ装置UE2から送信されたD2DSSを検出したユーザ装置UE1は、検出したD2DSSに基づいて受信タイミングを設定する。そして、ユーザ装置UE1は、D2DSSに基づいて定められた時間ウィンドウ内にSA又は発見信号の受信を試みる(ステップS111)。また、ユーザ装置UEE1は、D2D設定情報に基づいて受信タイミングを設定し、SA又は発見信号の受信を試みてもよい。
SAには、D2Dデータを送信するためのリソースが示されており、このリソースにおいて、ユーザ装置UE1は、ユーザ装置UE2から送信されたD2Dデータを受信する(ステップS113)。
このように、時間ウィンドウを用いたSA又は発見信号の受信と、D2D信号の検出を容易にするためのD2D設定情報の使用とにより、SA又は発見信号を効率的に検出することが可能になる。
<本発明の実施例の効果>
本発明の実施例によれば、D2D通信においてセル間で送信されるスケジューリング情報又は発見信号を効率的に検出することが可能になる。その結果、ユーザ装置における省電力化が実現できる。
また、基地局からセル間同期情報等のD2D設定情報を受信することにより、ユーザ装置における更なる省電力化が実現できる。例えば、ユーザ装置がD2D設定情報により他セルのD2DSSの位置を認識できる場合、ユーザ装置は、D2DSSを検出する必要はない。
また、ユーザ装置には、WAN/D2D受信機独立端末とWAN/D2D受信機共用端末とが含まれるが、これらのいずれの端末も本発明の実施例に記載のD2D通信を実現可能になる。端末の実装によりD2D信号の受信動作が異なるため、ユーザ装置UEは、基地局eNBに対し端末能力(Capability)をシグナリングしてもよい。例えば、端末能力として、端末がサポートしているD2D通信方式(発見信号の送受信(Discovery)またはデータの送受信(communication)あるいは双方)あるいはWAN/D2D同時受信可能か否か、WAN/D2D共用受信機数、D2D信号の送信に対応しているバンド、D2D信号の受信に対応しているバンド、D2D信号とWANとの同時送受信が可能なバンドの組み合わせ等がシグナリングされてもよい。これらの端末能力は、基地局eNBにおいてユーザ装置UEに対するD2D設定情報やキャリアアグリゲーション(CA:Carrier Aggregation)の適用可能コンポーネントキャリア(CC:Component Carrier)数等を決定する際に用いられてもよい。
説明の便宜上、本発明の実施例に係る基地局及びユーザ装置は機能的なブロック図を用いて説明しているが、本発明の実施例に係る基地局及びユーザ装置は、ハードウェア、ソフトウェアまたはそれらの組み合わせで実現されてもよい。また、各機能部が必要に応じて組み合わせて使用されてもよい。また、本発明の実施例に係る方法は、実施例に示す順序と異なる順序で実施されてもよい。
以上、D2D通信においてセル間で送信されるスケジューリング情報又は発見信号を効率的に検出するための手法について説明したが、本発明は、上記の実施例に限定されることなく、請求の範囲内において、種々の変更・応用が可能である。
本国際出願は2014年5月9日に出願した日本国特許出願2014−098138号に基づく優先権を主張するものであり、2014−098138号の全内容を本国際出願に援用する。
10 基地局
101 伝送路インターフェース
103 ベースバンド信号処理部
105 呼処理部
107 送受信部
109 アンプ部
1031 制御部
1032 DL信号生成部
1033 マッピング部
1034 D2D設定決定部
1035 UL信号復号部
1036 判定部
20 ユーザ装置
201 アプリケーション部
203 ベースバンド信号処理部
205 送受信部
207 アンプ部
2031 制御部
2032 送信信号生成部
2033 マッピング部
2034 WAN同期信号検出部
2035 WAN受信信号復号部
2036 WAN判定部
2037 D2D同期信号検出部
2038 D2D受信信号復号部
2039 D2D判定部
3031 制御部
3032 送信信号生成部
3033 マッピング部
3034 D2D/WAN切替部
3037 同期信号検出部
3038 受信信号復号部
309 判定部

Claims (3)

  1. ユーザ装置間通信を行うユーザ装置であって、
    送信部と、
    基地局から、ユーザ装置間通信のためのキャリアリストを受信する第1受信部と、
    前記受信したキャリアリストに基づいて、他ユーザ装置から送信された信号を受信する第2受信部と、
    を有し、
    前記第1受信部は、前記基地局から、ユーザ装置間通信のための送信リソースプール及び/又は受信リソースプールの情報を受信し、
    受信リソースプールの情報を受信した場合、前記第2受信部は、前記受信した受信リソースプールの情報に基づいて、他ユーザ装置から送信された信号を受信し、
    送信リソースプールの情報を受信した場合、前記送信部は、前記受信した送信リソースプールの情報に基づいて、他ユーザ装置に信号を送信し、
    前記キャリアリストは、オペレータIDを含むユーザ装置。
  2. 前記送信リソースプールの予め定められたリソースにユーザ装置間同期信号をマッピングするマッピング部を更に有する、請求項1に記載のユーザ装置。
  3. ユーザ装置間通信を行うユーザ装置における信号受信方法であって、
    基地局から、ユーザ装置間通信のためのキャリアリストを受信するステップと、
    前記受信したキャリアリストに基づいて、他ユーザ装置から送信された信号を受信するステップと、
    前記基地局から、ユーザ装置間通信のための送信リソースプール及び/又は受信リソースプールの情報を受信するステップと、
    受信リソースプールの情報を受信した場合、前記受信した受信リソースプールの情報に基づいて、他ユーザ装置から送信された信号を受信するステップと、
    送信リソースプールの情報を受信した場合、前記受信した送信リソースプールの情報に基づいて、他ユーザ装置に信号を送信するステップと、
    を有し、
    前記キャリアリストは、オペレータIDを含む信号受信方法。
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