JP6426358B2 - 基地局、ユーザ装置、送信タイミング情報送信方法、及び発見信号送信方法 - Google Patents

基地局、ユーザ装置、送信タイミング情報送信方法、及び発見信号送信方法 Download PDF

Info

Publication number
JP6426358B2
JP6426358B2 JP2014059263A JP2014059263A JP6426358B2 JP 6426358 B2 JP6426358 B2 JP 6426358B2 JP 2014059263 A JP2014059263 A JP 2014059263A JP 2014059263 A JP2014059263 A JP 2014059263A JP 6426358 B2 JP6426358 B2 JP 6426358B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
discovery
user apparatus
type
resource
signal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2014059263A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2015185961A (ja
Inventor
真平 安川
真平 安川
浩樹 原田
浩樹 原田
ユンボ ゼン
ユンボ ゼン
チュン ジョウ
チュン ジョウ
ユンセン ジャン
ユンセン ジャン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NTT Docomo Inc
Original Assignee
NTT Docomo Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NTT Docomo Inc filed Critical NTT Docomo Inc
Priority to JP2014059263A priority Critical patent/JP6426358B2/ja
Priority to CN201580013405.1A priority patent/CN106105352A/zh
Priority to EP15765042.5A priority patent/EP3122132A4/en
Priority to PCT/JP2015/057995 priority patent/WO2015141709A1/ja
Publication of JP2015185961A publication Critical patent/JP2015185961A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6426358B2 publication Critical patent/JP6426358B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W56/00Synchronisation arrangements
    • H04W56/004Synchronisation arrangements compensating for timing error of reception due to propagation delay
    • H04W56/0045Synchronisation arrangements compensating for timing error of reception due to propagation delay compensating for timing error by altering transmission time
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W56/00Synchronisation arrangements
    • H04W56/001Synchronization between nodes
    • H04W56/002Mutual synchronization
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W76/00Connection management
    • H04W76/10Connection setup
    • H04W76/14Direct-mode setup
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W8/00Network data management
    • H04W8/005Discovery of network devices, e.g. terminals

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Databases & Information Systems (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
  • Time-Division Multiplex Systems (AREA)

Description

本発明は、端末間通信(D2D通信、装置対装置通信)に関するものであり、特に、端末間通信において、発見信号を送信する送信タイミングを設定する方法に関連するものである。
移動体通信では、端末(以下、ユーザ装置UEと呼ぶ)と基地局eNBが通信を行うことによりユーザ装置UE間で通信を行うことが一般的であるが、近年、ユーザ装置UE間で直接に通信を行うことについての種々の技術が検討されている。
ユーザ装置UE間で通信を行う際に、一方のユーザ装置UEは、近隣の他方のユーザ装置UEを発見することが必要である。ユーザ装置UEを発見する手法として、各ユーザ装置UEが、自身のIDを含む発見信号(discovery signal)を送信(ブロードキャスト)する手法がある。
図1は、発見信号を送信するためのリソース(発見リソース)の例を模式的に示す図である。図1の例では、発見信号の送受信を行うことでユーザ装置UEの発見(被発見)を行う発見期間(discovery period)が周期的に訪れるように定めてあり、各発見期間において発見信号送信(及び受信)のためのリソース(時間−周波数リソースであり、発見リソースと呼ぶ。これをD2Dリソースプールと呼んでもよい)が定められている。各ユーザ装置UEは、発見期間において発見リソースを用いて発見信号の送信を行う。発見リソースと、セルラー通信(以降、WANと呼ぶ)リソースは多重される。多重は、周波数多重(FDM)、時間分割多重(TDM)、TDMとFDMの組み合わせ等により行われる。また、発見信号は、LTEにおけるPUSCH等のデータチャネルの時間・周波数リソースにマッピングして送信することが想定されている。
D2D通信の例を図2に示す。図2のユーザ装置UE1は、図1のUE1で示される発見リソースを用いて発見信号を送信し、図2のユーザ装置UE2は、図1のUE2で示される発見リソースを用いて発見信号を送信する。
図2におけるユーザ装置UE3は、ユーザ装置UE1が送信した発見信号を受信することでユーザ装置UE1を発見し、ユーザ装置UE4は、ユーザ装置UE2が送信した発見信号を受信することでユーザ装置UE2を発見する。
各ユーザ装置UEに対する発見リソースの割り当て方法には、大きく2つの方法がある。1つは、発見リソースが全ユーザ装置UE(あるいは、複数ユーザ装置UEからなるグループ)に共通に割り当てられ、各ユーザ装置UEが、使用可能な発見リソースの中から任意に1つの発見リソースを選択する方法である。この方法を「タイプ1」と呼ぶ。もう1つは、基地局eNBが個々のユーザ装置UEに対して個々の発見リソースを割り当て、ユーザ装置UEは割り当てられたリソースで発見信号を送信する方法である。この方法を「タイプ2」と呼ぶ。なお、タイプ2には、発見信号の送信毎にダイナミックにリソース割り当てを行うタイプ2Aと、セミパーシステントに割り当てを行うタイプ2Bがある。
3GPP RP−140126
D2D通信を行うユーザ装置UEは、所定の装置(例:基地局eNB)から同期信号を定期的に受信し、この同期信号の受信タイミングに基づいて発見信号の送受信を行う。より詳細には、T1を同期信号の受信タイミングとし、T2をタイミングオフセット(正、負、又は0)とすると、T1−T2のタイミングで発見信号を送信する。
例えば非特許文献1に記載のように、上記のT2の値を、ユーザ装置UEの状態(RRC接続/RRCアイドル)等に基づいて定めることが検討されている。例えば、T2の値として、0あるいはTA(Timing Advance)の値を用いることが検討されている。TAとは、LTEのWAN通信において、各ユーザ装置UEから基地局eNBに送信される上り信号のタイミングをそろえるために、基地局eNBが各ユーザ装置UEに対して通知する送信タイミングオフセットの値である。LTE(FDD)のWAN通信において、ユーザ装置UEは、T1−TAのタイミングで上り信号を送信する。
さて、上記のように、発見リソースとWANリソースはFDMやTDMで多重されるが、その場合、D2D通信がWANの上りの通信に干渉を及ぼす可能性がある。例えば、LTEのFDDシステムの場合において、WANの上りではT2=TAが用いられるのに対し、D2Dの発見信号送信において、T2としてTA以外の値を使用した場合、発見信号(例:PDSCH上の信号)とWAN信号(例:前記PDSCHと同一サブフレームにあるべきPUCCH)の基地局eNBにおける到達タイミングの差が大きくなる可能性がある。
発見信号とWAN信号との間のタイミング差が大きくなると、発見信号がWAN信号に対してシンボル間干渉(ISI、Inter Symbol Interference)や、隣接サブキャリア間でのキャリア間干渉(ICI、Inter Carrier Interference)をもたらす可能性がある。
本発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、発見信号の送信を行うユーザ装置に対して、適切な送信タイミングオフセットを設定することを可能とする技術を提供することを目的とする。
本発明の実施の形態によれば、無線により発見信号の送信を行うユーザ装置に制御信号を送信する基地局であって、
前記ユーザ装置に対し、発見信号の送信を行うために使用する発見リソースを割り当てるリソース割り当て手段と、
前記発見リソースの割り当て方法に基づいて、前記ユーザ装置が発見信号を送信するために用いる送信タイミング情報を決定する決定手段と、
前記送信タイミング情報を前記ユーザ装置に送信する送信手段とを備え
前記リソース割り当て手段は、セルラー通信のために使用されるリソースと前記発見リソースとの間にガードバンドを設定する機能を備え、
前記決定手段は、前記ガードバンドの設定方法に基づいて前記送信タイミング情報を決定し、
前記設定方法は、タイプ1の発見リソースの両側にガードバンドを設定し、タイプ1と異なるタイプ2の発見リソースとセルラー通信のために使用されるリソースとの間にガードバンドを設定しない方法、又は、タイプ1の発見リソースとタイプ2の発見リソースからなるブロックの両端にガードバンドを設定する方法である
ことを特徴とする基地局が提供される。
また、本発明の実施の形態によれば、無線により発見信号の送信を行うユーザ装置であって、
基地局から、前記ユーザ装置が発見信号を送信するために用いる送信タイミング情報を含む制御信号を受信する受信手段と、
前記制御信号から取得した前記送信タイミング情報を用いて発見信号を送信する送信手段と、を備え、
前記送信タイミング情報は、セルラー通信のために使用されるリソースと、発見信号の送信を行うために使用される発見リソースとの間のガードバンドの設定方法に基づいて決定される情報であり、
前記設定方法は、タイプ1の発見リソースの両側にガードバンドを設定し、タイプ1と異なるタイプ2の発見リソースとセルラー通信のために使用されるリソースとの間にガードバンドを設定しない方法、又は、タイプ1の発見リソースとタイプ2の発見リソースからなるブロックの両端にガードバンドを設定する方法である
ことを特徴とするユーザ装置が提供される。
また、本発明の実施の形態によれば、無線により発見信号の送信を行うユーザ装置に制御信号を送信する基地局が実行する送信タイミング情報送信方法であって、
前記ユーザ装置に対し、発見信号の送信を行うために使用する発見リソースを割り当てるリソース割り当てステップと、
前記発見リソースの割り当て方法に基づいて、前記ユーザ装置が発見信号を送信するために用いる送信タイミング情報を決定する決定ステップと
前記送信タイミング情報を前記ユーザ装置に送信する送信ステップとを備え
前記リソース割り当てステップにおいて、前記基地局は、セルラー通信のために使用されるリソースと前記発見リソースとの間にガードバンドを設定し、
前記決定ステップにおいて、前記基地局は、前記ガードバンドの設定方法に基づいて前記送信タイミング情報を決定し、
前記設定方法は、タイプ1の発見リソースの両側にガードバンドを設定し、タイプ1と異なるタイプ2の発見リソースとセルラー通信のために使用されるリソースとの間にガードバンドを設定しない方法、又は、タイプ1の発見リソースとタイプ2の発見リソースからなるブロックの両端にガードバンドを設定する方法である
ことを特徴とする送信タイミング情報送信方法が提供される。
また、本発明の実施の形態によれば、無線により発見信号の送信を行うユーザ装置が実行する発見信号送信方法であって、
基地局から、前記ユーザ装置が発見信号を送信するために用いる送信タイミング情報を含む制御信号を受信する受信ステップと、
前記制御信号から取得した前記送信タイミング情報を用いて発見信号を送信する送信ステップと、を備え、
前記送信タイミング情報は、セルラー通信のために使用されるリソースと、発見信号の送信を行うために使用される発見リソースとの間のガードバンドの設定方法に基づいて決定される情報であり、
前記設定方法は、タイプ1の発見リソースの両側にガードバンドを設定し、タイプ1と異なるタイプ2の発見リソースとセルラー通信のために使用されるリソースとの間にガードバンドを設定しない方法、又は、タイプ1の発見リソースとタイプ2の発見リソースからなるブロックの両端にガードバンドを設定する方法である
ことを特徴とする発見信号送信方法が提供される。
本発明の実施の形態によれば、発見信号の送信を行うユーザ装置に対して、適切な送信タイミングオフセットを設定することが可能となる。
発見信号を送信するためのリソースの一例を示す図である。 D2D通信を説明するための図である。 本発明の実施の形態に係る通信システムの構成図である。 本実施の形態の通信システムの動作概要を説明するための図である。 ガードバンド設定1を示す図である。 ガードバンド設定2を示す図である。 ガードバンド設定と多重方法を考慮したT2設定例を示す図である。 T2=TAの場合における信号到着タイミング例を示す図である。 T2=TA/2の場合における信号到着タイミング例を示す図である。 T2=0の場合における信号到着タイミング例を示す図である。 基地局eNBの動作例を示すフローチャートである。 ユーザ装置UE−Tの動作例を示すフローチャートである。 ユーザ装置UE−Rの動作例を示すフローチャートである。 基地局eNBの構成例を示す図である。 ユーザ装置UEの構成例を示す図である。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。なお、以下で説明する実施の形態は一例に過ぎず、本発明が適用される実施の形態は、以下の実施の形態に限られるわけではない。
(実施の形態の概要)
まず、図3を参照して、本発明の実施の形態における通信システムの構成例を説明する。図3に示すように、本実施の形態における通信システムは、基地局eNBの配下に複数のユーザ装置UEが存在するセルラー通信システムである。ただし、本実施の形態のユーザ装置UEは、基地局eNBのカバレッジ内に存在していなくてもよく、その場合でもD2D通信を行うことができる。
本実施の形態における通信システムには、複数の基地局eNB及び多数のユーザ装置UEが存在するが、図3ではそのうちの1つの基地局eNB、及び発見信号の送信側と受信側の2つのユーザ装置UE−T、UE−Rを示している。本実施の形態の通信システムは、LTEに準拠したものであるが、本発明を適用できる通信システムの通信方式はLTEに限られるわけではない。なお、本明細書及び特許請求の範囲において、「LTE」は、3GPPのリリース8、又は9に対応する通信方式のみならず、3GPPのリリース10、11、12、13もしくはそれ以降に対応する通信方式も含む広い意味で使用する。
本実施の形態では、同じサブフレームにおける発見信号のWAN信号(例:PUCCH)への干渉を防止(緩和)するために、WANリソースと発見リソース間にガードバンドを挿入することができる。つまり、基地局eNBは、発見リソースを割り当てる際に、フレームあたりいくつかのRB(リソースブロック)をガードバンドのために確保する。ガードバンドの帯域幅等は、例えば通信品質や混雑度等により基地局eNBが決定することができる。ガードバンドは、発見リソースとWANリソース間の他、同じサブフレームにおけるタイプ1発見リソースとタイプ2発見リソース間に挿入することもできる。
以降、WAN信号の一例としてPUCCHを用いて説明するが、PUCCHに限らず他のWAN信号を指してもよい。ガードバンドを挿入する場合、PUCCHは、D2D信号と異なるCP長を持つこととしてもよい。
本実施の形態では、基地局eNBが、送信タイミングオフセット(T2)に関する設定モードをガードバンド設定方法を含むWANリソースと発見リソースとの多重方法(設定内容)等に基づき決定し、それをRRCシグナリング、SIB等によりユーザ装置UEに通知することとしている。通知は、発見リソースの割り当て情報とともに行ってもよい。
図4を参照して、本実施の形態に係る通信システムの動作の概要を説明する。図4に示すように、基地局eNBが、ユーザ装置UE毎に、発見リソースのガードバンド設定や発見リソースとWANリソースとの多重方法等に基づいて設定モード(T2を指定)を決定し、設定モードを含むメッセージ1を各ユーザ装置UEに送信する。当該メッセージ1には、設定モードの他に、発見リソースの割り当て情報等のスケジューリング情報が含まれていてもよい。
また、タイプ2Aのようにダイナミックにリソース割り当てを行う場合には、メッセージ1をPDCCH等の動的なシグナリングで通知し、タイプ2Bのようにセミパーシステントにリソース割り当てを行う場合には、メッセージ1をSIBやRRCシグナリングで通知することとしてもよい。
メッセージ1を受信したユーザ装置UE−Tは、メッセージ1に含まれる設定モードに基づくT2を用いて、T1−T2のタイミングで発見信号を送信する。一方、ユーザ装置UE−Rは、例えば、メッセージ1に含まれる設定モードに基づくT2を用いて発見信号を受信する動作を行う。
また、基地局eNBは、割り当てる発見リソースの構成(割り当て方法)に応じて、ImplicitにT2の値を通知することも可能である。つまり、この場合、基地局eNBは、設定モードをユーザ装置UEに通知するのではなく、ユーザ装置UEは基地局eNBから割り当てられた発見リソースの構成(ガードバンド設定、多重方法等)に応じてT2の値を決定する。この場合、リソース割り当て情報を「送信タイミング情報」と考えることができる。
また、上記Implicit通知の場合において、ユーザ装置UEは、発見リソースとPUCCHとの間のガードバンドの大きさに応じてT2の値を決定してもよい。例えば、ガードバンドが2PRB以上であればT2=0で、それ以外の場合はT2=TAとすることができる。このような決定方法は、基地局eNBにおいて適用することもできる。
(ガードバンド設定例)
LTEの上り通信では、システム帯域の両端にPUCCHが割り当てられ、両端にあるPUCCHの間のリソースがデータチャネル(PUSCH)に割り当てられる。本実施の形態では、当該データチャネルのリソースの一部が発見リソースとして割り当てられることを想定している。
このような想定において、本実施の形態では、発見リソースとWANリソース間等におけるガードバンドの設定方法として2種類(ガードバンド設定1、ガードバンド設定2)を用いている。
ガードバンド設定1では、タイプ1の発見リソースの両端のみにガードバンドを挿入し、タイプ2の発見リソースとWANリソースとの間にはガードバンドが挿入されない。ガードバンド設定2では、タイプ1の発見リソースとタイプ2の発見リソースをまとめて扱い、これらのリソースの両端にガードバンドを挿入する。また、リソース間の多重方法としては、周波数方向に多重するFDMと、時間方向に多重するTDMがある。
図5、図6を参照してガードバンド設定例を説明する。図5は、ガードバンド設定1の例を示す図である。図5(a)は、タイプ1発見リソースとタイプ2発見リソースがFDMで多重される例である。図5(b)は、タイプ2発見リソースのみがWANリソースとFDMで多重される例であり、ガードバンドが挿入されていない。
図5(c)は、タイプ2発見リソースとタイプ1発見リソースがTDMで多重されるとともに、タイプ2発見リソースがPUSCHとTDMで多重される例である。図5(d)では、タイプ2発見リソースとタイプ1発見リソースがTDMで多重されていると考えることができる。また、タイプ2発見リソースがPUSCHとFDMにより多重されている。図5(e)では、PUSCHの中に、タイプ2発見リソースが割り当てられている。また、タイプ1発見リソースとはTDMにより多重されていると考えることができる。
図6は、ガードバンド設定2の例を示す図である。図6(a)は、タイプ2発見リソースとタイプ1発見リソースがFDMで多重されている例である。図6(b)は、タイプ2発見リソースとタイプ1発見リソースがTDMで多重されるとともに、タイプ2発見リソースがPUSCHとTDMで多重される例である。図6(c)では、タイプ2発見リソースとタイプ1発見リソースがTDMで多重されていると考えることができる。また、タイプ2発見リソースがPUSCHとFDMにより多重されている。
ガードバンド設定2において、PUCCHを有する各サブフレームにおいて、T2を決定する要因は、タイプ2発見リソースとタイプ1発見リソース間の多重方法である(タイプ2発見リソースとPUSCH間の多重方法に依存しない)。
(設定モードの例)
図7に、FDDを例にとり、T2の設定モードと、それに対応するガードバンド設定及び多重方法、及び受信タイミングオフセットのオプションを示す。なお、図7に示す例は一例に過ぎない。基地局eNBは、図7に示す対応に基づき、設定モード(T2の値)を決定する。図7における多重方法は、タイプ1発見リソースとタイプ2発見リソース間の多重方法を示す。また、図7はFDDの例であるが、TDDの場合には、図7のT2の値に所定の値(例:624Ts)を加えればよい。
例えば、ガードバンド設定が1(例:図5)である場合、多重方法に拠らずに、T2=TAと決定する。本例では、これは設定モード0とされており、基地局eNBは、設定モードとして0を送信する。本実施の形態では、設定モードは2ビットで通知することが可能である。当該設定モードを受信したユーザ装置UEは、T2=TAであると判断して発見信号の送信を行う。ガードバンド設定1では、タイプ2発見リソースとWANリソース間にガードバンドは挿入されないから、T2=TA(WANの上り信号送信と同じ)とすることで、WAN信号に対する干渉を緩和できる。
また、図7の例では、ガードバンド設定が2で、多重方法がFDMである場合、T2=0(設定モード1)としている。T2=0とすることで、発見信号とWAN信号間にタイミング差が生じるが、ガードバンドが挿入されているので、WAN信号に対する干渉を緩和できる。T2=0により、現状、議論されているタイプ1でのT2(=0)と共通の設定とすることができる。
また、ガードバンド設定が2で、多重方法がTDMである場合、T2=TA/2(設定モード2)としている。T2=TA/2とすることで、TDMにおけるタイミング差の減少を期待できる。
また、図7には、受信タイミングオフセットも示されている。例えば、設定モードを受信したユーザ装置UE−Rは、図7に示すように、設定モードに対応する受信タイミングオフセットを加味したタイミング(T1−T2)で、受信動作を開始することができる。ただし、図7の対応付けの受信タイミングオフセットを使用することは一例であり、他の方法で決定した受信タイミングオフセットを使用してもよい。
受信タイミングオフセットとして、図7には3つのオプションが示されている。オプション1では、RRC接続UEと、RRCアイドルUEのいずれもタイプ2(具体的にはタイプ2B)受信が許容されており、RRCアイドルUEは、TAを持たないので、固定のオフセット(2R/c又はR/c)を使用し、RRC接続UEはT2を使用する。なお、Rは接続セルの半径である。
オプション2では、RRC接続UEと、RRCアイドルUEのいずれもタイプ2(具体的にはタイプ2B)受信が許容されており、RRCアイドルUEとRRC接続UEのいずれも固定のオフセット(2R/c又はR/c)を使用する。オプション3では、RRCアイドルUEはタイプ2(具体的にはタイプ2B)受信を許容されておらず、RRC接続UEはT2を使用する。このように状態に応じてUEが受信できる発見信号を限定してもよいし、限定は行わず端末の実装に依ってもよい。
以上、T2をTA、0、TA/2とする例を示した。以下では、動作例として、それぞれの場合に、受信側でどのようなタイミングで発見信号が受信されるのかを図8〜図10を参照して説明する。図8〜図10において、発見できる最大範囲はRであり、UE0が受信側のUEであり、UE1はUE0に近く、UE3はUE0からRの距離にあるとする。また、図中のTx、Rxの横軸は、送信タイミング、受信タイミングを示す時間軸である。
図8は、T2=TAの場合を示す図である。図8(a)はUE0がセル端にある場合であり、図8(b)はUE0がセル端にない場合であり、図8(c)はUE0が基地局eNBと同位置にある場合である。図9、図10の(a)、(b)、(c)も同様である。
例えば、図8(a)において、UE1は、基地局eNBから離れているため、TAがUE2よりも大きく、UE2よりも早いタイミングで発見信号を送信する。この発見信号はすぐにUE0に到着する。また、UE3(基地局に近いためTAが小さい)から送信された発見信号は、最後にUE0に届く。
図8(a)〜(c)により、T2=TAの場合、UE0は、自身のタイミングオフセットT2から受信を開始できることがわかる。図9は、T2=TA/2の場合を示す。この場合も、UE0は、自身のタイミングオフセットT2から受信を開始できることがわかる。また、受信タイミング差が小さいことがわかる。図10は、T2=0の場合を示す。この場合、UE0は、自身のDL受信タイミングから受信を開始できることがわかる。
(装置の動作、構成について)
図11は、図4に示したようにメッセージ送信等を行う基地局eNBの処理内容を示すフローチャートである。図11を参照して基地局eNBの動作例を説明する。
基地局eNBは、各ユーザ装置UEのTAを計算し、計算したTAを各ユーザ装置UEに送信する(ステップ101)。また、基地局eNBは、例えば図7に示した対応表に従って、各ユーザ装置UEの設定モードを決定し(ステップ102)、当該設定モードを含む制御信号を各ユーザ装置UEに送信する(ステップ103)。
図12は、送信側のユーザ装置UE−Tの動作例を示すフローチャートである。図12を参照してユーザ装置UE−Tの動作例を説明する。
ユーザ装置UE−Tは、基地局eNBからTAを取得する(ステップ201)。ユーザ装置UE−Tは、基地局eNBから設定モードを受信し(ステップ202)、送信タイミングオフセットを決定し(ステップ203)、T1−T2のタイミングで発見信号を送信する(ステップ204)。
なお、図12は、ユーザ装置UE−TがRRC接続状態であり、アクティブなTAに基づいて発見信号を送信することを想定している。ユーザ装置UE−TがRRCアイドル状態であって、発見信号送信を行う場合は、例えばT2として固定値(R/c等)を用いることができる。
また、ユーザ装置UE−TがRRC接続状態であり、T2=TA又はTA/2の場合において、ユーザ装置UE−TはTAタイマに基づき有効なTAを保持しているかどうかを判断し、有効なTAを保持している場合にT2=TA又はTA/2として発見信号を送信し、TAタイマが満了しており、有効なTAを保持していない場合には、TA=0として発見信号を送信する動作を行ってもよい。また、有効なTAを保持していない場合には、タイプ2の発見信号を送信せずに、タイプ1の発見信号を送信したり、RACHを送信するといった動作を行うこととしてもよい。
図13は、受信側のユーザ装置UE−Rの動作例を示すフローチャートである。図13を参照してユーザ装置UE−Rの動作例を説明する。
ユーザ装置UE−Rは、設定モードを基地局eNBから受信する(ステップ301)。ユーザ装置UE−RがRRC接続状態にある場合(ステップ302のYes)、ユーザ装置UE−RはTAを取得して(ステップ303)、ステップ304に進む。ユーザ装置UE−RがRRC接続状態にない場合(ステップ302のNo)はそのままステップ304に進む。
ユーザ装置UE−Rは、例えば図7の対応表に従って、受信タイミングオフセットを決定し(ステップ304)、決定した受信タイミングオフセットに基づき受信を行う。例えば、受信タイミングオフセットをOFFSETとすると、T1−OFFSETのタイミングから受信動作(所定範囲のリソースに対する復調動作等)を開始する(ステップ305)。
また、基地局eNBは、ユーザ装置UE−Rの受信情報を、SIB等の上位レイヤシグナリング、あるいはPDCCHによりユーザ装置UE−Rに通知してもよい。受信情報は、例えば、受信ウィンドウ幅(受信信号を監視する期間)、受信タイミング基準(受信タイミングオフセット)等である。
受信タイミングオフセットについて、割り当てられた発見リソースの構成または送信タイミングオフセットの値、受信のためのリソース構成等に応じてImplicitに通知してもよい。つまり、例えば、ユーザ装置UE−Rは、図7の対応表に基づいて、発見リソースの構成、送信タイミングオフセットの値等に対応する受信タイミングオフセットを決定することができる。
また、ユーザ装置UE−Rは、RRC状態や受信タイミング等に応じて、モニタする発見信号を限定してもよい。例えば、RRCアイドル状態の場合にはタイプ2のリソースの発見信号を受信せずに、タイプ1の発見リソースのみを受信するという動作を行ってもよい。また、基地局eNBが、ユーザ装置UEにおいてモニタする発見信号のタイプをRRCなど上位レイヤシグナリングで通知して、ユーザ装置UEはその通知に従って、受信を行うこととしてもよい。
次に、図14、図15を参照して、基地局eNB、及びユーザ装置UEの構成例を説明する。
図14は基地局eNBの構成例を示す図である。図14を参照して基地局eNBの構成例を説明する。なお、図14は、本実施の形態に関係する構成のみを示すものであり、当該基地局eNBは、例えばLTEに準拠した基地局eNBとしての動作を行うための図示しない既存機能を含む。
図14に示すように、基地局eNBは、TA算出部101、D2Dリソース割り当て部102、設定モード決定部103、制御信号生成部104、送信部105を含む。
TA算出部101は、当該基地局eNBに接続するユーザ装置UE毎にTAを算出し、TAを制御信号生成部104に渡す。D2Dリソース割り当て部102は、発見信号送信のためのリソースをユーザ装置UEに割り当て、割り当て情報(ガードバンドの設定情報も含む)を制御信号生成部104に渡す。なお、リソースの割り当て方法は特定の方法に限定されないが、例えば、D2D通信を行うユーザ装置UEの混雑度に応じて、個別リソースを割り当てる(タイプ2)、あるグループに共通のリソースを割り当てる(タイプ1)のいずれかを選択するといった動作を行うことができる。
また、D2Dリソース割り当て部102は、各ユーザ装置UEに割り当てたリソースの割り当て情報を含むリソース割り当て情報をメモリ等に保持しているものとし、当該割り当て情報は設定モード決定部103により参照される。
設定モード決定部103は、例えば、図7に示すような設定モード(T2)と、ガードバンド設定情報及び多重方法を対応付けたテーブルを保持し、テーブルとリソース割り当て情報に基づいて、各ユーザ装置UEの設定モードを決定し、決定した設定モードを制御信号生成部104に渡す。
制御信号生成部104は、各種制御信号(RRCシグナリング、SIB、PDCCH等)を生成し、送信部105に渡す。送信部105は、無線により制御信号を各ユーザ装置UEに送信する。また、制御信号生成部104は、前述したように、受信に関する情報を含む制御信号を生成し、送信部105から送信する機能を備えてもよい。
図15はユーザ装置UEの構成例を示す図である。図15を参照してユーザ装置UEの構成例を説明する。なお、図15は、本実施の形態に関係する構成のみを示すものであり、当該ユーザ装置UEは、例えばLTEに準拠したユーザ装置UEとしての動作を行うための図示しない既存機能を含む。
図15に示すように、ユーザ装置UEは、送信部201、受信部202、制御情報取得部203、発見信号受信制御部204、タイミング決定部205、発見信号送信制御部206を含む。
受信部202は、基地局eNBや他のユーザ装置UEから送信された各種信号を無線で受信する。制御情報取得部203は、受信部202により受信された制御信号から、同期タイミング、TA、設定モード、割り当て情報等の制御情報を取得する。タイミング決定部205は、制御情報取得部203により取得した制御情報に基づいて、送信タイミングオフセット(T2)を決定するとともに、T1−T2を算出して、T1−T2を発見信号送信制御部206に渡す。発見信号送信制御部206は、発見信号を生成するとともに、T1−T2のタイミングで発見信号を無線送信するよう送信部201を制御する。送信部201は発見信号等の各種信号を無線で送信する。
また、タイミング決定部205は、制御情報取得部203により取得した制御情報に基づいて、受信タイミングを決定し、当該受信タイミングの情報を発見信号受信制御部204に渡す。発見信号受信制御部204は、当該受信タイミング情報に従って発見信号の受信動作を行うように受信部202を制御する。
(実施の形態のまとめ、効果等)
以上、説明したように、本実施の形態によれば、無線により発見信号の送信を行うユーザ装置に制御信号を送信する基地局であって、前記ユーザ装置に対し、発見信号の送信を行うために使用する発見リソースを割り当てるリソース割り当て手段と、前記発見リソースの割り当て方法に基づいて、前記ユーザ装置が発見信号を送信するために用いる送信タイミング情報を決定する決定手段と、前記送信タイミング情報を前記ユーザ装置に送信する送信手段とを備える基地局が提供される。
前記リソース割り当て手段は、セルラー通信のために使用されるリソースと前記発見リソースとの間にガードバンドを設定する機能を備え、前記決定手段は、前記ガードバンドの設定方法に基づいて前記送信タイミング情報を決定することができる。前記送信タイミング情報は、例えば、前記ユーザ装置が同期信号を受信するタイミングに対するオフセットを示す情報である。
基地局を上記のように構成することで、例えば、最小限のガードバンドで干渉を回避しつつ、D2D受信信号間の受信タイミング差も制御することができる。
また、本実施の形態によれば、無線により発見信号の送信を行うユーザ装置であって、基地局から、前記ユーザ装置が発見信号を送信するために用いる送信タイミング情報を含む制御信号を受信する受信手段と、前記制御信号から取得した前記送信タイミング情報を用いて発見信号を送信する送信手段と、を備え、前記送信タイミング情報は、発見信号の送信を行うために使用される発見リソースの割り当て方法に基づいて決定される情報であることを特徴とするユーザ装置が提供される。
前記送信タイミング情報は、例えば前記ユーザ装置が同期信号を受信するタイミングに対するオフセットを示す情報である。前記ユーザ装置は、前記基地局からタイミングアドバンス情報を受信し、前記送信タイミング情報として、当該タイミングアドバンス情報から得られた値を用いることとしてもよい。
ユーザ装置を上記のように構成することで、例えば、最小限のガードバンドで干渉を回避しつつ、D2D受信信号間の受信タイミング差も制御することができる。
本実施の形態によれば、RRC状態、リソースプールの構成等に応じて適切な送信タイミングオフセットを定めることが可能になる。これにより、WAN、D2D信号間のISI、ICIを最小限に抑えつつ、D2D信号の受信タイミング差を最小限にすることができる。また、WANトラフィックが少ない場合に、WAN側信号を多重せず(WAN側への干渉を考慮せず)、タイプ1、タイプ2をガードバンドなしでFDMすることで周波数利用効率が向上する。更に、受信タイミングを調整することで効率的な発見信号検出が可能になる。
(第1項)
無線により発見信号の送信を行うユーザ装置に制御信号を送信する基地局であって、
前記ユーザ装置に対し、発見信号の送信を行うために使用する発見リソースを割り当てるリソース割り当て手段と、
前記発見リソースの割り当て方法に基づいて、前記ユーザ装置が発見信号を送信するために用いる送信タイミング情報を決定する決定手段と、
前記送信タイミング情報を前記ユーザ装置に送信する送信手段と
を備えることを特徴とする基地局。
(第2項)
前記リソース割り当て手段は、セルラー通信のために使用されるリソースと前記発見リソースとの間にガードバンドを設定する機能を備え、
前記決定手段は、前記ガードバンドの設定方法に基づいて前記送信タイミング情報を決定する
ことを特徴とする第1項に記載の基地局。
(第3項)
前記送信タイミング情報は、前記ユーザ装置が同期信号を受信するタイミングに対するオフセットを示す情報である
ことを特徴とする第1項又は第2項に記載の基地局。
(第4項)
無線により発見信号の送信を行うユーザ装置であって、
基地局から、前記ユーザ装置が発見信号を送信するために用いる送信タイミング情報を含む制御信号を受信する受信手段と、
前記制御信号から取得した前記送信タイミング情報を用いて発見信号を送信する送信手段と、を備え、
前記送信タイミング情報は、発見信号の送信を行うために使用される発見リソースの割り当て方法に基づいて決定される情報である
ことを特徴とするユーザ装置。
(第5項)
前記送信タイミング情報は、前記ユーザ装置が同期信号を受信するタイミングに対するオフセットを示す情報である
ことを特徴とする第4項に記載のユーザ装置。
(第6項)
前記ユーザ装置は、前記基地局からタイミングアドバンス情報を受信し、前記送信タイミング情報として、当該タイミングアドバンス情報から得られた値を用いる
ことを特徴とする第4項又は第5項に記載のユーザ装置。
(第7項)
無線により発見信号の送信を行うユーザ装置に制御信号を送信する基地局が実行する送信タイミング情報送信方法であって、
前記ユーザ装置に対し、発見信号の送信を行うために使用する発見リソースを割り当てるリソース割り当てステップと、
前記発見リソースの割り当て方法に基づいて、前記ユーザ装置が発見信号を送信するために用いる送信タイミング情報を決定する決定ステップと
前記送信タイミング情報を前記ユーザ装置に送信する送信ステップと
を備えることを特徴とする送信タイミング情報送信方法。
(第8項)
無線により発見信号の送信を行うユーザ装置が実行する発見信号送信方法であって、
基地局から、前記ユーザ装置が発見信号を送信するために用いる送信タイミング情報を含む制御信号を受信する受信ステップと、
前記制御信号から取得した前記送信タイミング情報を用いて発見信号を送信する送信ステップと、を備え、
前記送信タイミング情報は、発見信号の送信を行うために使用される発見リソースの割り当て方法に基づいて決定される情報である
ことを特徴とする発見信号送信方法。
以上、本発明の各実施の形態を説明してきたが、開示される発明はそのような実施形態に限定されず、当業者は様々な変形例、修正例、代替例、置換例等を理解するであろう。発明の理解を促すため具体的な数値例を用いて説明がなされたが、特に断りのない限り、それらの数値は単なる一例に過ぎず適切な如何なる値が使用されてもよい。上記の説明における項目の区分けは本発明に本質的ではなく、2以上の項目に記載された事項が必要に応じて組み合わせて使用されてよいし、ある項目に記載された事項が、別の項目に記載された事項に(矛盾しない限り)適用されてよい。機能ブロック図における機能部又は処理部の境界は必ずしも物理的な部品の境界に対応するとは限らない。複数の機能部の動作が物理的には1つの部品で行われてもよいし、あるいは1つの機能部の動作が物理的には複数の部品により行われてもよい。説明の便宜上、ユーザ装置UE及び基地局eNBは機能的なブロック図を用いて説明されたが、そのような装置はハードウェアで、ソフトウェアで又はそれらの組み合わせで実現されてもよい。本発明に従って動作するソフトウェア(ユーザ装置UEのプロセッサにより動作するソフトウェア、基地局eNBのプロセッサにより動作するソフトウェア)は、ランダムアクセスメモリ(RAM)、フラッシュメモリ、読み取り専用メモリ(ROM)、EPROM、EEPROM、レジスタ、ハードディスク(HDD)、リムーバブルディスク、CD−ROM、データベース、サーバその他の適切な如何なる記憶媒体に保存されてもよい。本発明は上記実施形態に限定されず、本発明の精神から逸脱することなく、様々な変形例、修正例、代替例、置換例等が本発明に包含される。
UE ユーザ装置
eNB 基地局
101 TA算出部
102 D2Dリソース割り当て部
103 設定モード決定部
104 制御信号生成部
105 送信部
201 送信部
202 受信部
203 制御情報取得部
204 発見信号受信制御部
205 タイミング決定部
206 発見信号送信制御部

Claims (7)

  1. 無線により発見信号の送信を行うユーザ装置に制御信号を送信する基地局であって、
    前記ユーザ装置に対し、発見信号の送信を行うために使用する発見リソースを割り当てるリソース割り当て手段と、
    前記発見リソースの割り当て方法に基づいて、前記ユーザ装置が発見信号を送信するために用いる送信タイミング情報を決定する決定手段と、
    前記送信タイミング情報を前記ユーザ装置に送信する送信手段とを備え
    前記リソース割り当て手段は、セルラー通信のために使用されるリソースと前記発見リソースとの間にガードバンドを設定する機能を備え、
    前記決定手段は、前記ガードバンドの設定方法に基づいて前記送信タイミング情報を決定し、
    前記設定方法は、タイプ1の発見リソースの両側にガードバンドを設定し、タイプ1と異なるタイプ2の発見リソースとセルラー通信のために使用されるリソースとの間にガードバンドを設定しない方法、又は、タイプ1の発見リソースとタイプ2の発見リソースからなるブロックの両端にガードバンドを設定する方法である
    ことを特徴とする基地局。
  2. 前記送信タイミング情報は、前記ユーザ装置が同期信号を受信するタイミングに対するオフセットを示す情報である
    ことを特徴とする請求項1に記載の基地局。
  3. 無線により発見信号の送信を行うユーザ装置であって、
    基地局から、前記ユーザ装置が発見信号を送信するために用いる送信タイミング情報を含む制御信号を受信する受信手段と、
    前記制御信号から取得した前記送信タイミング情報を用いて発見信号を送信する送信手段と、を備え、
    前記送信タイミング情報は、セルラー通信のために使用されるリソースと、発見信号の送信を行うために使用される発見リソースとの間のガードバンドの設定方法に基づいて決定される情報であり、
    前記設定方法は、タイプ1の発見リソースの両側にガードバンドを設定し、タイプ1と異なるタイプ2の発見リソースとセルラー通信のために使用されるリソースとの間にガードバンドを設定しない方法、又は、タイプ1の発見リソースとタイプ2の発見リソースからなるブロックの両端にガードバンドを設定する方法である
    ことを特徴とするユーザ装置。
  4. 前記送信タイミング情報は、前記ユーザ装置が同期信号を受信するタイミングに対するオフセットを示す情報である
    ことを特徴とする請求項に記載のユーザ装置。
  5. 前記ユーザ装置は、前記基地局からタイミングアドバンス情報を受信し、前記送信タイミング情報として、当該タイミングアドバンス情報から得られた値を用いる
    ことを特徴とする請求項又はに記載のユーザ装置。
  6. 無線により発見信号の送信を行うユーザ装置に制御信号を送信する基地局が実行する送信タイミング情報送信方法であって、
    前記ユーザ装置に対し、発見信号の送信を行うために使用する発見リソースを割り当てるリソース割り当てステップと、
    前記発見リソースの割り当て方法に基づいて、前記ユーザ装置が発見信号を送信するために用いる送信タイミング情報を決定する決定ステップと
    前記送信タイミング情報を前記ユーザ装置に送信する送信ステップとを備え
    前記リソース割り当てステップにおいて、前記基地局は、セルラー通信のために使用されるリソースと前記発見リソースとの間にガードバンドを設定し、
    前記決定ステップにおいて、前記基地局は、前記ガードバンドの設定方法に基づいて前記送信タイミング情報を決定し、
    前記設定方法は、タイプ1の発見リソースの両側にガードバンドを設定し、タイプ1と異なるタイプ2の発見リソースとセルラー通信のために使用されるリソースとの間にガードバンドを設定しない方法、又は、タイプ1の発見リソースとタイプ2の発見リソースからなるブロックの両端にガードバンドを設定する方法である
    ことを特徴とする送信タイミング情報送信方法。
  7. 無線により発見信号の送信を行うユーザ装置が実行する発見信号送信方法であって、
    基地局から、前記ユーザ装置が発見信号を送信するために用いる送信タイミング情報を含む制御信号を受信する受信ステップと、
    前記制御信号から取得した前記送信タイミング情報を用いて発見信号を送信する送信ステップと、を備え、
    前記送信タイミング情報は、セルラー通信のために使用されるリソースと、発見信号の送信を行うために使用される発見リソースとの間のガードバンドの設定方法に基づいて決定される情報であり、
    前記設定方法は、タイプ1の発見リソースの両側にガードバンドを設定し、タイプ1と異なるタイプ2の発見リソースとセルラー通信のために使用されるリソースとの間にガードバンドを設定しない方法、又は、タイプ1の発見リソースとタイプ2の発見リソースからなるブロックの両端にガードバンドを設定する方法である
    ことを特徴とする発見信号送信方法。
JP2014059263A 2014-03-20 2014-03-20 基地局、ユーザ装置、送信タイミング情報送信方法、及び発見信号送信方法 Active JP6426358B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014059263A JP6426358B2 (ja) 2014-03-20 2014-03-20 基地局、ユーザ装置、送信タイミング情報送信方法、及び発見信号送信方法
CN201580013405.1A CN106105352A (zh) 2014-03-20 2015-03-18 基站、用户装置、发送定时信息发送方法以及发现信号发送方法
EP15765042.5A EP3122132A4 (en) 2014-03-20 2015-03-18 Base station, user equipment, transmission timing information transmitting method, and discovery signal transmitting method
PCT/JP2015/057995 WO2015141709A1 (ja) 2014-03-20 2015-03-18 基地局、ユーザ装置、送信タイミング情報送信方法、及び発見信号送信方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014059263A JP6426358B2 (ja) 2014-03-20 2014-03-20 基地局、ユーザ装置、送信タイミング情報送信方法、及び発見信号送信方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015185961A JP2015185961A (ja) 2015-10-22
JP6426358B2 true JP6426358B2 (ja) 2018-11-21

Family

ID=54144673

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014059263A Active JP6426358B2 (ja) 2014-03-20 2014-03-20 基地局、ユーザ装置、送信タイミング情報送信方法、及び発見信号送信方法

Country Status (4)

Country Link
EP (1) EP3122132A4 (ja)
JP (1) JP6426358B2 (ja)
CN (1) CN106105352A (ja)
WO (1) WO2015141709A1 (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6904353B2 (ja) * 2016-07-29 2021-07-14 日本電気株式会社 第1の基地局、端末装置、第1の基地局における方法、及びシステム
JP2018029323A (ja) 2016-08-10 2018-02-22 ソニー株式会社 通信装置及び通信方法
WO2018030185A1 (ja) * 2016-08-10 2018-02-15 ソニー株式会社 通信装置及び通信方法
CN107148006A (zh) * 2017-05-24 2017-09-08 无锡德思普科技有限公司 一种宽带与窄带集群业务的一体化频谱管理与调度方法
US10834738B2 (en) 2017-06-02 2020-11-10 Apple Inc. Optimized Bluetooth scheduling for accessory devices
US11848805B2 (en) 2021-08-20 2023-12-19 Qualcomm Incorporated Guard interval configurations for multiple links

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP3136619B1 (en) * 2012-07-13 2020-12-30 Electronics and Telecommunications Research Institute Discovery method for device to device communication between terminals
CN103582077B (zh) * 2012-08-07 2017-01-25 华为技术有限公司 小区间d2d通信的方法、用户设备和基站
KR102461556B1 (ko) * 2012-08-23 2022-10-31 인터디지탈 패튼 홀딩스, 인크 디바이스간 탐색을 수행하기 위한 방법 및 장치
JP6075585B2 (ja) * 2012-12-31 2017-02-08 ▲ホア▼▲ウェイ▼技術有限公司Huawei Technologies Co.,Ltd. デバイス対デバイス通信方法、装置、及びシステム
TWI641283B (zh) * 2013-01-16 2018-11-11 內數位專利控股公司 與裝置對裝置(d2d)訊號發送相關聯的方法及無線傳輸/接收裝置
US20160345348A1 (en) * 2014-01-28 2016-11-24 Lg Electronics Inc. Method and apparatus for device-to-device terminal for transmitting control channel in wireless communication system

Also Published As

Publication number Publication date
EP3122132A1 (en) 2017-01-25
WO2015141709A1 (ja) 2015-09-24
JP2015185961A (ja) 2015-10-22
EP3122132A4 (en) 2017-01-25
CN106105352A (zh) 2016-11-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR102551556B1 (ko) D2d 통신을 위한 d2d 데이터 자원을 결정하는 방법 및 장치
US20210058961A1 (en) Low latency physical uplink control channel with scheduling request and channel state information
US9894654B2 (en) Defining sub-subchannels for data communication using separately provided frequency and time resources and related wireless terminals and network nodes
JP7364749B2 (ja) 通信装置、通信方法、及び無線通信システム
JP6519762B2 (ja) 装置間(d2d)通信における改良されたリソース割当て
CN105940754B (zh) 通信装置
JP6426358B2 (ja) 基地局、ユーザ装置、送信タイミング情報送信方法、及び発見信号送信方法
JPWO2016163509A1 (ja) 通信端末
JP2020523915A (ja) 通信装置、ユーザ機器、通信装置によって実行される方法、及びユーザ機器によって実行される方法
CN109565398B (zh) 上行链路信道复用和波形选择的方法和装置
KR20150079939A (ko) 정보 송신 방법, 사용자 장비, 및 기지국
JP2017529014A (ja) 通信システム
JP6272993B2 (ja) ユーザ装置及び信号受信方法
EP3179801B1 (en) Interference mitigation between device-to-device communication and cellular communication
KR20190050847A (ko) 데이터 전송 방법 및 장치
JP2023002837A (ja) 無線端末及び方法
WO2015064443A1 (ja) 無線基地局、ユーザ端末および無線通信方法
JP6634391B2 (ja) 端末装置、基地局装置、通信方法、および集積回路
WO2011099630A1 (ja) 移動通信方法、無線基地局及び移動局
JP6695072B2 (ja) 装置間(d2d)通信における改良されたリソース割当て
JP2015149683A (ja) ユーザ装置、基地局及び通信方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170307

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180206

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20180406

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180604

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180925

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20181025

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6426358

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250