JP6272838B2 - 燃料電池のための双極板 - Google Patents

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Description

本開示は、燃料電池のための双極板の分野に関する。
従来の電気化学燃料電池は、燃料および酸化体を、一般にこれら両方ともにガス流の形態で、電気エネルギーおよび反応生成物に変換する。水素と酸素を反応させるための一般的な種類の電気化学燃料電池は、高分子イオン(陽子)移動膜を備え、燃料および空気がその膜の各側面上を通過する。陽子(すなわち、水素イオン)は、その膜を通って伝導され、燃料電池のアノードおよびカソードに接続する回路を通って伝導される電子によってバランスが保たれている。利用可能な電圧を増加させるために、別個のアノードおよびカソード流体流路とともに配置されたいくつかのその様な膜を備えるスタックが形成され得る。そのようなスタックは、典型的には、スタックのいずれかの端部で終板によって一緒に保持された多数の個別の燃料電池板を備えるブロックの形態である。
燃料および酸化体の反応は、熱ならびに電力を発生させるので、燃料電池スタックは、動作温度に到達した時点で冷却する必要がある。冷却は、空気をカソード流体流路に強制的に通すことによって達成され得る。開いたカソードスタックでは、酸化体流路および冷却液路が同じであり、すなわち、空気をスタックに強制的に通すことは、カソードへの酸化体の供給およびスタックの冷却の双方を行う。
本発明の第1の態様に従って、燃料電池のための双極板が提供され、この双極板は、
アノード表面を画定するアノードシートと、
カソード表面を画定するカソードシートと、
アノードシートとカソードシートとの間の空洞と、
カソード表面と空洞との間に延在するカソードシート内の1つ以上の開口と、を備え、
空洞は、アノードおよびカソードシートを冷却するための冷却液/酸化体を受容するように、かつまた1つ以上の開口を通って、カソードシートの外部に冷却液/酸化体の少なくとも一部分を提供するように構成される。
このようにして、いかなる複雑な通路または導管も必要とすることなく、板を冷却し、かつ電極のカソード側に酸化体を提供するために、共通の冷却液/酸化体を使用することができる。
空洞は、冷却液/酸化体を受容するために、双極板の第1の周辺縁に少なくとも1つの冷却液/酸化体入口ポートを有してもよい。空洞は、冷却液/酸化体の少なくとも一部分を排出するために、第2の周辺縁に少なくとも1つの冷却液/酸化体出口ポートを有してもよい。周辺縁上の共通の入口ポートおよび/または共通の出口ポートの使用は、双極板へ、および/またはそこからの冷却液/酸化体に対する容易なアクセスを提供することができる。
双極板は、少なくとも1つの冷却液/酸化体入口ポートと冷却液/酸化体出口ポートとの間に2つの流路を備え得、
第1の流路は、アノードシートおよびカソードシートの両方によって、完全に囲い込まれ、
第2の流路は、冷却液/酸化体をカソード板のカソード表面に曝露するように、カソードシート内の2つの開口を通過する。
カソードシートは、冷却液/酸化体分配構造を備え得、これは、冷却液/酸化体を分配するための少なくとも1つのプロファイル化された部分と、空洞とカソード表面との間の開口を画定する少なくとも1つの穿孔されたセクションとを備え得る。このようにして、空洞内の冷却液/酸化体は、カソード表面にわたって分配するために、分配構造へ好都合に提供することができる。
冷却液/酸化体分配構造は、空洞からの入口開口を画定する第1の穿孔されたセクションと、空洞からの出口開口を画定する第2の穿孔されたセクションとを備え得る。冷却液/酸化体分配構造は、1つ以上の流体流動チャネルを備え得る。流体流動チャネルは、それぞれの入口開口と出口開口との間に延在し得る。いくつかの実施形態において、流体流動チャネルのサブセットのみが、穿孔されたセクション/開口を備え得る。例えば、交互流体流動チャネルは、入口開口または出口開口のいずれかを備え得る。
双極板は、複数の流体流動チャネルを備え得る。交互(第1を含む)流体流動チャネルは、一方の端部に入口開口を備え、反対の端部で閉鎖され得る。他方の(第2を含む)流体流動チャネルは、一方の端部に出口開口を備え、反対の端部で閉鎖され得る。入口開口は、冷却液/酸化体出口ポートよりも冷却液/酸化体入口ポートに近くてもよい。出口開口は、冷却液/酸化体入口ポートよりも冷却液/酸化体出口ポートに近くてもよい。このようにして、冷却液/酸化体は、入口開口から出口開口に通過させるために、ガス拡散層を通過することができ、それによって、双極板のカソード表面における冷却液/酸化体の曝露を改善させる。
空気流に対する1つ以上の制限は、入口開口における冷却液/酸化体の圧力を増加させるために、アノードシートとカソードシートとの間の空洞内に提供され得る。空気流に対する1つ以上の制限は、バッフルを備え得る。空気流に対する1つ以上の制限は、交互流体流動チャネルの単一側上の空洞内に提供され得る。このようにして、入口ポートと出口ポートとの間の比較的妨げられていない流体流動を提供する貫流チャネルを、双極板を通る交互流体流路として提供することができる。
流体流動チャネルの寸法は、双極板の長さに沿って、および/または双極板の幅にわたって変動し得る。流体流動チャネルの寸法の変動は、電極効率を改善するように、電極の表面にわたる電極活性の同調を可能にすることができる。
プロファイル化されたセクションは、アノードシートと当接し、それによって、アノードシートとカソードシートとの間の空洞のための支持を提供し得る。
少なくとも1つの冷却液/酸化体入口ポートは、アノードシートとカソードシートとの間の空洞の開放周辺縁を備え得る。少なくとも1つの冷却液/酸化体出口ポートは、アノードシートとカソードシートとの間の空洞の開放周辺縁を備え得る。
カソードシートは、その縦方向の縁に沿って走るカソードシート波形を備え得る。アノードシートは、その縦方向の縁に沿って走るアノードシート波形を備え得る。カソードシート波形は、アノードシート波形と当接し、それによって、空洞への複数の冷却液/酸化体入口ポート、および空洞からの複数の冷却液/酸化体出口ポートを画定し得る。このようにして、アノードシートとカソードシートとの間の空洞のために、支持を提供することができる。
カソードシート内の開口のサイズは、双極板の長さに沿って、および/または双極板の幅にわたって変動し得る。開口の寸法の変動は、電極効率を改善するように、電極の表面にわたる電極活性の同調を可能にすることができる。開口のうちの1つ以上の断面積は、対応する流体流動チャネルによって提供されるギャラリーの断面積よりも小さくてもよく、これは、特定の流体/空気要件に依存し得る。
燃料電池板アセンブリが提供され得、この燃料電池板アセンブリは、
本明細書で開示されるいずれかの双極板と、
アノード流体拡散層と、
カソード流体拡散層、および電極を備える膜 電極アセンブリを備える、ラミネート層と、を備える。
本明細書で開示される複数のいずれかの燃料電池板アセンブリを備える燃料電池スタックが提供され得る。
本明細書で説明されるような複数の燃料電池板アセンブリを備える燃料電池スタックが提供され得る。
ここで、添付の図面を参照して、ほんの一例として説明する。
本発明の一実施形態に従う、双極板を示す。 本発明の一実施形態に従って、どのように燃料電池板アセンブリを構築することができるのかを概略的に示す。 本発明の一実施形態に従って、どのように燃料電池板アセンブリを構築することができるのかを概略的に示す。 本発明の一実施形態に従って、どのように燃料電池板アセンブリを構築することができるのかを概略的に示す。 図4の燃料電池板アセンブリの頂部に位置付けられる第2の双極板の断面図を示す。 本発明の一実施形態に従って、どのように燃料電池板アセンブリを構築することができるのかを概略的に示す。 本発明の一実施形態に従って、どのように燃料電池板アセンブリを構築することができるのかを概略的に示す。 本発明の一実施形態に従って、どのように燃料電池板アセンブリを構築することができるのかを概略的に示す。 本発明の一実施形態に従って、どのように燃料電池板アセンブリを構築することができるのかを概略的に示す。 本発明の一実施形態に従って、どのように燃料電池板アセンブリを構築することができるのかを概略的に示す。 本発明の一実施形態に従って、どのように燃料電池板アセンブリを構築することができるのかを概略的に示す。 本発明の一実施形態に従って、どのように燃料電池板アセンブリを構築することができるのかを概略的に示す。 本発明の一実施形態に従って、どのように燃料電池スタックを組み立てることができるのかを概略的に示す。 本発明の代替の実施形態に従って、どのように燃料電池スタックを組み立てることができるのかを概略的に示す。 本発明の一実施形態に従う、燃料電池スタックを示す。 本発明の別の実施形態に従う、双極板を示す。
本明細書で開示される1つ以上の実施形態は、燃料電池のための双極板に関し、該双極板は、外側アノード表面を画定するアノードシートと、外側カソード表面を画定するカソードシートとを有する。アノードおよびカソードシートを冷却するための冷却液/酸化体を受容するように、かつまたカソードシート内の1つ以上の開口を通って、カソードシートの外部に冷却液/酸化体の少なくとも一部分を提供するように構成される、アノードシートとカソードシートとの間の空洞。このようにして、いかなる複雑な通路または導管も必要とすることなく、板を冷却し、かつ電極のカソード側に酸化体を提供するために、共通の冷却液/酸化体を使用することができる。
図1は、本発明の一実施形態に従う、双極板102の一方の端部を示す。
図1で示される双極板102の端部は、ポート104を有する。図6で示されるように、双極板102のもう一方の端部もポートを有することができることが認識されるであろう。ポート104は、電極の活性領域に提供される水素等の流体を受容するためのものである。電極自体は示されていないが、電極の活性領域のフットプリントは、図1において参照番号105で示される。電極は、図4を参照して下でさらに詳細に説明される。
当技術分野で知られているように、活性領域105は、膜を通した陽子の交換を促進するために必要な反応ガスが電極に提供されるように電極表面と接触している、ガス拡散層(GDL)の領域である。
ポート104は、双極板102の厚さを通る方向で、流体を受容する。流体を電極に提供することに加えて、ポート104はまた、スタックが構築されたときに双極板のポートが整列されると、燃料電池スタックの中の隣接する燃料電池アセンブリに流体を通す。
この実施例において、双極板102は複数の流体流動チャネル106を有し、該流体流動チャネルは、不連続であり、双極板102の横幅全体にわたって延在する。このようにして、流体が流体流動チャネル106に進入すると、流体は、活性領域105の幅を横断して横方向に分散することができる。
下でさらに詳細に論じるように、流体は、ガス拡散層を通して双極板102の縦方向の長さに沿って通る。しかしながら、1つ以上の任意のポートチャネル108は、ポート104と活性領域105との間の流体接続を提供することができる。ポートチャネル108は、双極板102の溝として提供することができる。ポートチャネル108と流体拡散層との関係は、図2を参照して下でさらに詳細に説明される。
加えて、1つ以上の随意の接続チャネル107も、双極板102の長さに沿って、連続する流体流動チャネル106の間で流体を輸送することができる。そのような接続チャネル107はまた、双極板102の溝としても提供することができる。接続チャネル107は、双極板102の縦方向の長さに沿って、屈曲したまたは相互嵌合した経路を提供するように、流体流動チャネル106の異なる端部の間で交互に接続し得る。これは、流体が電極に均一に提供されるように、流体拡散層の大部分に浸透するのを助長することができる。
双極板は、アノードシート180と、カソードシート182とを備える。アノードシート180の外側表面は、アノード表面と称され、カソードシート182の外側表面は、カソード表面と称される。
アノードシート180とカソードシート182との間には空洞184がある。いくつかの実施例において、アノードシート180およびカソードシート182は、図1の双極板102を提供するようにともにスポット溶接される前に、個々にプレス成形およびスタンプすることができ、それによって、2つのシート180、182間の空洞184を画定する。
カソードシート184内の流体流動チャネル106は、カソード表面と空洞182との間に延在する、少なくとも1つの開口186を含む。開口は、空洞182をカソード表面と流体連通させる。この実施例において、カソードシート182内の各流体流動チャネル106は、空洞184からカソード表面への入口開口、およびカソード表面から空洞184への出口開口を提供するように、各端部において穿孔される。流体流動チャネル106は、入口開口と出口開口との間に延在する。入口開口は、冷却液/酸化体を受容する双極板の側部に最も近い流体流動チャネル106内の開口である。同様に、出口開口は、冷却液/酸化体を受容する双極板の側部から最も遠い流体流動チャネル106内の開口である。
冷却液/酸化体は、双極板102の第1の周辺縁188内の1つ以上の冷却液/酸化体入口ポートを通って、空洞184の中へ通過することができる。次いで、冷却液/酸化体入口ポートに進入する冷却液/酸化体のうちの一部は、空洞184を通って、双極板102の第2の周辺縁190内の1つ以上の冷却液/酸化体出口ポートから出る。加えて、空洞184に進入する冷却液/酸化体のうちの一部は、流体流動チャネル106内の入口開口を通過し、双極板102のカソード表面に曝露される。空洞184を真っ直ぐに通過する冷却液/酸化体は、アノードおよびカソードシート180、182を冷却することができる。双極板の第2の周辺縁190は、この実施形態において、双極板の第1の周辺縁188の反対である。
本発明のこの実施形態に従う双極板は、冷却液/酸化体入口ポートと冷却液/酸化体出口ポートとの間の2つの流路:アノードシート180およびカソードシート182の両方によって、完全に囲い込まれる、第1の流路、ならびに冷却液/酸化体をカソード板182のカソード表面に曝露するように、カソードシート182内の2つの開口186を通過する、第2の流路を画定する。
以下の説明から理解されるように、カソード表面に曝露される冷却液/酸化体は、膜電極アセンブリ(MEA)のカソードに酸化体を提供するために、カソードガス拡散層(GDL)を通って拡散することができる。カソードGDLに進入しないいずれの冷却液/酸化体も、双極板102の第2の周辺縁190を通って双極板102を出る前に、流体流動チャネル106内の出口開口を通って、空洞184の中に戻ることができる。
このようにして、第1の周辺縁188は、冷却液/酸化体のための共通の入口を提供することができ、これは、双極板102を通る第2の周辺縁190へのその経路に依存して、アノードおよびカソードシート180、182を冷却することも、近傍のMEAのカソードGDLに酸化体を提供することもできる。
カソードシート182内の流体流動チャネル106は、少なくとも1つのプロファイル化された部分(カソードシート182の平面から離れて延在する、流体流動チャネルの側部)、および少なくとも1つの穿孔されたセクション(流体流動チャネル106の端部内の開口186)を有する、冷却液/酸化体分配構造と称され得る。この実施例における冷却液/酸化体分配構造のプロファイル化されたセクションは、アノードシート108内の対応する流体流動チャネル106と当接し、それによって、カソードシート182とアノードシート180との間の空洞184のための支持を提供する。
この実施例において、双極板102は、単一の冷却液/酸化体入口ポート、および双極板102の長さのほとんどに延在する単一の冷却液/酸化体出口ポートを有する。これは、アノードおよびカソードシートの側部に沿った波形によって画定される、複数の冷却液/酸化体入口ポート、および冷却液/酸化体出口ポートを有する、図6に示される双極板とは対照的である。
いくつかの実施例において、冷却液/酸化体を電極で消費することができるため、カソードシート182を通る開口186は、提供される必要はないということが理解されよう。したがって、カソード表面から冷却液/酸化体出口ポートへの流路は、必要とされなくてもよく、カソード表面への流路を行詰まりとして提供することができる。
カソードシート182内の開口186の代替の配設の別の実施例を、図16を参照して下で説明する。
アノードシート180内の流体流動チャネル106は、冷却液/酸化体がMEAのアノード側で必要とされないため、開口を有しない。
図2〜4は、本発明の一実施形態に従って、どのように図1の双極板102を燃料電池板アセンブリに構築することができるかを示す。図2は、双極板102上に配置される、第1の流体拡散層210を示す。図3は、双極板102および第1の流体拡散層210の上に分注される接着剤314、316を示す。図4は、ラミネート層418を示し、該ラミネート層は、第1の流体拡散層および接着剤316の上に配置される、膜電極アセンブリおよび第2の流体拡散層を含む。さらなる詳細は、下で提供される。
図2は、図1の双極板102上に位置される、流体拡散層210を示す。流体拡散層は、典型的に、ガス拡散層(GDL)として知られており、この実施例では、電極のアノード側の活性領域にガスを提供するので、アノードGDL210と称される。
アノードGDL210は、双極板102のポート104と活性領域105との間に延在する、延在領域212を有する。タブ212は、活性領域105のフットプリントの外側にある。延在領域は、タブ212と称される。タブ212は、アノードGDL210の本体から延在し、この実施例では、全般的に、活性領域105と並置される。アノードGDLのタブ212は、ポート104で受容される水素を活性領域105に連通することができる。上で識別されるように、図1で示されるポートチャネル108はまた、ポート104から活性領域105に水素を連通することもできる。しかしながら、水素の輸送は、単にアノードGDL210だけを通して行うことができるので、これらのポートチャネル108は、随意であることが認識されるであろう。同様に、アノードGDL210は、流体流動チャネル106間で水素を連通するための唯一の手段とすることができるので、図1の接続チャネル107も随意である。
図3は、図2の双極板102およびアノードGDL210上に堆積される、2つの接着剤のトラック314、316を示す。第1の接着剤のトラック314は、ポート104の周囲に連続ループを提供し、アノードGDL210のタブ212の上を通る。第2の接着剤のトラック316は、アノードGDL210の外側周囲で双極板102上に堆積され、同じくこれは、アノードGDL210のタブ212上を通る。このようにして、第2の接着剤のトラック316は、膜電極アセンブリが部分燃料電池板アセンブリ上に位置するときに、アノードGDL210の周囲に密封を提供するように位置付けられる。
接着剤は、アノードGDL210のタブ212の中への接着剤の浸透が最小であるように選択され、それによって、アノードGDL210通した流体の輸送を著しく妨げない。
他の実施形態において、接着剤の代わりに、成形されたサブガスケットを使用することができる。例えば、成形されたサブガスケットは、図4を参照して下で論じられるラミネート層418が提供され得る。
図4は、ラミネート層418が図3の部分的な燃料電池板アセンブリに加えられた、燃料電池板アセンブリ400を示す。ラミネート層は、4層膜電極アセンブリ(MEA)であり、また、カソード流体拡散層と、第1の触媒層と、電極膜と、第2の触媒層とを備える。2つの触媒層および電極膜は、ともに、電極を備える膜電極アセンブリと称することができる。
4層MEA418は、第2の接着剤のトラック316の上に位置付けられる。図4から、第2の接着剤のトラック316が、第1の接着剤のトラック314と当接し、それによって、ポート104の外側にあるアノード GDL210のタブ212の周囲に密封を提供するように、移動され、広げられたことが分かる。また、2つの移動された接着剤トラック314、316は、タブ212の表面で接触し、それによって、アノードの囲い込みを完成し、電池のための全体的なアノードの密封を提供する。
活性領域は、4層MEA418の外側帯が接着剤316の上に位置付けられるので、4層MEA418の外周の内側に定義され、これはアノードガス(水素)の電極への輸送を防止する。接着剤の配置は、意図する活性領域105の中への接着剤の移動を最小にするように制御できることが認識されるであろう。
図5は、図4の燃料電池板アセンブリ400の頂部に位置付けられる、第2の双極板502の断面図を示す。当技術分野で知られているように、複数の燃料電池板アセンブリ400を構築して、燃料電池スタックを形成することができる。
図5で示されるように、第2の双極板502が燃料電池アセンブリ400の頂部に位置付けられると、該双極板は、第1の双極板102のポート104の周囲の第1の接着剤のトラック314に接触する。したがって、この第1の接着剤のトラック314は、2つの双極板のポートの周囲に密封を生じさせ、その下をアノードGDL210のタブ212が通る。双極板102がポートチャネル(参照番号108で図1に示される)を含む場合、アノードGDL210のタブ212は、ポートチャネルの溝に落ち込むのを防止するのに十分な剛性とすることができる。これは、電極と関連するサブガスケットが溝より上に位置され、溝の中へ垂下する可能性がある、従来技術の燃料電池とは対照的であり得る。
図5で分かるように、第1の双極シート102のアノードシート180のアノード表面は、アノードGDL210の底部表面に接触し、アノードGDL210の頂部表面は、4層MEA418の底部表面に接触し、4層MEA418の頂部表面は、第2の双極板502のカソードシート582のカソード表面に接触する。
アノードシート580とカソードシート582との間の空洞584の断面図を、図5に示す。第2の双極板502に進入する冷却液/酸化体は、図5には示されていない開口を通って、カソードシート582内の流体流動チャネル506にアクセスすることができるということが、図1の説明から理解されよう。このようにして、必要な酸化体が、4層MEA418のカソードGDL層に提供される。
いくつかの実施例において、双極板102の形状は、GDL210、418と接触するように、様々な表面領域を提供する特性を含み得る。例えば、流体流動チャネル106の寸法は、双極板102の長さに沿って、および/または双極板102の幅にわたって変動し得る。このようにして、流体流動チャネル間のそれぞれのGDL210、418と接触する、カソード表面および/またはアノードの表面領域もまた、双極板102に沿って、またはそれにわたって変動する。代替的に、または加えて、カソードシート182内の開口186のサイズは、双極板102の長さに沿って、および/または双極板102の幅にわたって変動し得る。このような双極板102の特性の寸法の変動は、電極効率を改善するように、電極の表面にわたる電極活性の同調を可能にすることができる。
図6〜12は、本発明の一実施形態に従って、どのように燃料電池板アセンブリを構築することができるのかを概略的に示す。
図6は、構築ポイントに提供される、帯状の双極板102を例示する。この実施例では、双極板102が2つのポート104、622を有することが分かる。上で詳細に論じられるように、第1のポート104は、入口である。第2のポート622は、出口または入口とすることができる。いくつかの実施形態において、燃料電池における水素との反応の化学量論的効率は、1よりも大きく、したがって、第2のポート622は、製品の水分管理のための貫流を提供するために、出口として使用すべきである。他の実施形態において、第2のポート622はまた、化学量論的効率および/または水分管理技術が許容するのであれば、入口とすることもできる。
双極板は、双極板102が構築ポイントに進入する直前に、単にともに結合される、例えば抵抗、レーザー、または接着剤でともに接合される、別個のアノードシート602aおよびカソードシート602bを備え得る。これは、図6において、アノードシート602aおよびカソードシート602bが最初に別個に供給されているように示される。
図6で分かるように、アノードシートおよびカソードシートの縦方向の縁は、双極板のための追加の支持を提供するように、波形を付けることができる。例えば、アノードシート内の波形は、双極板の厚さを通じて追加の支持を提供するように、カソードシート内の波形と整合および当接することができる。アノードシート内の波形は、アノードシート波形692と称され得、カソードシート内の波形は、カソードシート波形694と称され得る。アノードシート波形およびカソードシート波形によって画定される開口部は、複数の冷却液/酸化体入口ポートおよび複数の冷却液/酸化体出口ポートを通る、アノードシートとカソードシートとの間の空洞へのアクセスを提供する。
これらの波形の使用は、燃料電池アセンブリ内のガスケットによって印加される力を通じた偏向に抵抗するように、剛性のプラトーを形成することができるが、依然としてカソード酸化体および冷却用空気のための不断の空気通路を可能にする。
構築ポイントの両側には、アノードGDL210のスタックおよび4層MEA418のスタックが位置する。
図7は、第1のアノードGDL210が、スタックから取り出されて、図2に示されるものと同じように、双極板上に位置付ける準備のできた状態にあることを示す。この動作、およびそれに続く動作は、自動化できることが認識されるであろう。図8は、双極板102上に適所に位置される、アノードGDL210を示す。
図9は、アノードGDL210および双極板102の上側の適所にある接着剤分注器930を示す。
図10は、接着剤分注器930によって分注された、3つの接着剤のトラック314、316、1040を示す。第1のトラック314および第2のトラック316は、図3を参照して説明されるものと同じである。図10にはまた、第2のポート622の周囲に連続ループを提供する、第3の接着剤のトラック1040も示される。これは、第1の接着剤のトラック314が第1のポート104の周囲に連続ループを提供するのと同じ方法である。
図11は、4層MEAが、、図4で示されるものと同じように、双極板102およびアノードGDL210の上に位置付ける準備のできた状態にあるスタックから取り出されたことを示す。図12は、双極板102およびアノードGDL210上の適所に位置される、4層MEA418を示す。
図6〜12によって例示される構築ステップのそれぞれは、同じ構築ポイントで行うことができることが認識されるであろう。
図13は、燃料電池スタックを組み立てることができるように、図6〜12によって例示される構築方法を発展させている。図13は、図6〜図12で例示されるものと同じである、帯状の双極板102、アノードGDL210のスタック、および4層MEA418のスタックを例示する。加えて、図13は、燃料電池スタックの頂部終板のための2つのコンポーネントのスタック1350、1352、および燃料電池スタックの底部終板のための2つのコンポーネントのスタック1354、1356を示す。底部終板のためのスタック1354、1356からの板は、燃料電池板アセンブリの構築が開始される前に、構築ポイントに位置し、頂部終板のためのスタック1350、1352からの板は、燃料電池スタックが所望のサイズに構築されたときに、構築ポイントで、燃料電池アセンブリの頂部に位置する。次いで、燃料電池スタックは、図13において参照番号1362で示される構築ポイントから移動させることができる。
最後に、クリップ1358、1360は、完成した燃料電池スタック1361を提供するために、燃料電池板アセンブリをともに意図する作業寸法に保つように、燃料電池スタック1362の各側に取り付けることができる。
燃料電池スタック1361の一方の側面は、冷却液/酸化体入口面1363と称され得、これは、双極板の第1の周辺縁内に入口ポートを備える。反対の側面は、冷却液/酸化体出口面1365と称され得、これは、双極板の第2の周辺縁内に出口ポートを備える。上の説明に従い、酸化体は、冷却液/酸化体入口面1363を通って燃料電池スタックに進入し、いかなる消費されていない冷却液/酸化体も冷却液/酸化体出口面1365を通って燃料電池スタックを出る前に、アノードおよびカソードシートを冷却するように空洞を通過するか、またはカソードシート内の開口を通ってカソードGDLに曝露されるかのいずれかであるということが理解されよう。
図14は、本発明の実施形態に従って燃料電池スタックを構築するための代替の方法を例示する。この実施例において、アノードGDL、4層MEA、および終板のためのコンポーネントは、ピックアンドプレース(pick and place)過程の直前にストリップ供給され、分割される帯状部である。
図15は、本発明の実施形態に従う、燃料電池スタック1500を例示する。燃料電池スタックの頂部終板1570は、燃料電池板アセンブリの各端部でそれぞれがポート(図15には示さず)と流体接続している、2つの開口部1572、1574を含む。必要に応じて、類似する開口部が、底部終板1576に提供され得ることが認識されるであろう。
図16は、本発明の別の実施形態に従う、双極板1600を示す。図16において、カソードシート1682は、頂部に示され、これは、カソードシートが底部に示される図1の双極板102とは対照的である。図16の双極板のカソードシート内の開口の配設は、図1に示されるものとは異なり、カソードシート1682のカソード表面における空気の曝露を改善することができる。また、図16の双極板1600には、空気入口ポートと空気出口ポートとの間の直接的な空気流を妨げるために、任意のバッフル1653が含まれ、それによって、カソード板1682のカソード表面にわたる空気流をさらに改善する。さらなる詳細は、下で提供される。
この実施例において、第1の流体流動チャネル1606aは、カソードシート1682内の入口開口1658と、反対の閉鎖端部1659とを有する。閉鎖端部は、出口開口を有しない。第2の流体流動チャネル1606bは、カソードシート1682内の出口開口1654と、反対の閉鎖端部とを有し、それは入口開口を伴わない。開口11658、1654のこの配設では、空気は、第1の流体チャネル1606aから、隣接するガス拡散層(GDL)(図16には図示せず)を通って、第2の流体流動チャネル1606bに通過する。この空気流の方向は、図16の矢印1660によって示される。このように、流体流動チャネル1606a、1606b間に空気を流動させることは、空気が、関連付けられた膜電極アセンブリ(図16には図示せず)のカソード側に提供される均一性を改善することができる。
任意に、空気入口開口1658における空気圧を増加させるために、双極板の第1の周辺縁上の空気入口ポートと、双極板の第2の周辺縁上の空気出口ポートとの間の空気流を方向付けるための障害1653を提供することができ、それによって、空気が、GDLを通って、第1の流体流動チャネル1606aから第2の流体流動チャネル1606bへ流動するのを促す。この実施例における障害は、アノードシートとカソードシートとの間の空洞1657から空気出口ポートへの空気流に対する制限を提供する、バッフル1653である。
図16の双極板1600は、カソードGDLを通る強制拡散を提供するとして見なすことができる。少なくとも一部分において、これは、空気入口ポートと空気出口ポートとの間の直接的な流路を提供する冷却チャネル1657を部分的に遮るように、バッフル板1653の追加によって達成することができる。この流路は、カソードシート1682内のいずれの開口11658、1654も通過しないため、直接的である。
双極板1600は、空気入口ポートと空気出口ポートとの間に3つの流路を有するとして見なすことができる:
アノードシート180およびカソードシート182の両方によって完全に囲い込まれる第1の流路1655、1651であって、上で論じられるようなバッフル板1653に直面する、第1の流路。
アノードシート180およびカソードシート182の両方によって完全に囲い込まれる第2の流路1656であって、バッフル板1653に直面せず、貫流冷却チャネルと称され得る、第2の流路。
カソード板1682のカソード表面に空気を曝露させるように、カソードシート1682の第1の流体流動チャネル1606a内の空気入口開口1658、および第2の流体流動チャネル1606b内の空気出口開口1654を通過する、第3の流路1655、1660、1652。
第1の流路1655、1651および第3の流路1655は、第2の(貫流冷却)チャネル1656と比較して、わずかに上昇した圧力で走る。開口/開口部1658、1654は、カソード流動場内のギャラリーのための入口および出口開口部になるために、双極板1600にわたって直径方向に特性化することができる。交互流体流動チャネル1606aには、空気入口開口1658が提供されてもよい。他方の/インタリーブされた流体流動チャネル1606bには、空気出口開口1654が提供されてもよい。
空気入口および出口開口1658および1654間のその後の圧力差は、双極板1606のカソード表面にわたる空気流を促進することができる。同様に、バッフル板1653は、双極板1600に沿って交互冷却チャネル1656内に位置付けることができる。
図16の実施形態は、3つの変数の比例同調を可能にすることができる:
1.第2の流路1656に沿った貫流冷却空気の量、
2.第3の流路1660に沿った拡散空気の量、および
3.第1の流路1651に沿った冷却/反応空気の、第3の流路1660に沿った拡散空気に対する比。

Claims (13)

  1. 燃料電池のための双極板であって、
    アノード表面を画定するアノードシートと、
    カソード表面を画定するカソードシートと、
    前記アノードシートと前記カソードシートとの間の空洞とを備え、
    前記カソードシートは、冷却液/酸化体を分配するための少なくとも1つのプロファイル化された部分と、前記空洞と前記カソード表面との間の入口開口を画定する第1の穿孔されたセクションと、前記カソード表面と前記空洞との間に延在する前記カソードシートにおいて出口開口を画定する第2の穿孔されたセクションとを備える、冷却液/酸化体分配構造とを備え、
    前記空洞は、前記アノードシートおよび前記カソードシートを冷却するための前記冷却液/酸化体を受容するように、かつ前入口開口および前記出口開口を通って前記カソードシートの外部に前記冷却液/酸化体の少なくとも一部分を提供するように構成され、
    前記空洞は、前記冷却液/酸化体を受容するために、前記双極板の第1の周辺縁に少なくとも1つの冷却液/酸化体入口ポートを有し、前記空洞は、前記冷却液/酸化体の少なくとも一部分を排出するために、第2の周辺縁に少なくとも1つの冷却液/酸化体出口ポートを有し、
    前記冷却液/酸化体分配構造は、複数の流体流動チャネルを備え、
    第1の流体流動チャネルは、前記第1の流体流動チャネルの一方の端部に前記入口開口を備え、前記第1の流体流動チャネルの反対の端部で閉鎖され、前記入口開口は、前記冷却液/酸化体を受容する前記双極板の側部に最も近い前記第1の流体流動チャネル内の開口であり、
    第2の流体流動チャネルは、前記第2の流体流動チャネルの一方の端部に前記出口開口を備え、前記第2の流体流動チャネルの反対の端部で閉鎖され、前記出口開口は、前記冷却液/酸化体を受容する前記双極板の側部から最も遠い前記第2の流体流動チャネル内の開口であり、
    前記双極板は、前記少なくとも1つの冷却液/酸化体入口ポートと前記冷却液/酸化体出口ポートとの間に2つの流路を備え、
    第1の流路は、前記アノードシートおよび前記カソードシートの両方によって、完全に囲い込まれ、
    第2の流路は、前記冷却液/酸化体を前記カソードシートの前記カソード表面に曝露するように、前記カソードシート内の前記第1の流体流動チャネル内の空気入口開口、および前記カソードシート内の前記第2の流体流動チャネル内の空気出口開口を通過する、双極板。
  2. 前記冷却液/酸化体分配構造は、前記入口開口と前記出口開口との間に延在する流体流動チャネルを備える、請求項に記載の双極板。
  3. 前記入口開口における前記冷却液/酸化体の圧力を増加させるために、前記アノードシートと前記カソードシートとの間の前記空洞内の空気流に対する1つ以上の制限を備える、請求項に記載の双極板。
  4. 空気流に対する前記1つ以上の制限は、バッフルを備える、請求項に記載の双極板。
  5. 前記流体流動チャネルの寸法は、前記双極板の長さにそって、および/または前記双極板の幅にわたって変動する、請求項のいずれか一項に記載の双極板。
  6. 前記プロファイル化された部分は、前記アノードシートと当接し、それによって
    、前記アノードシートと前記カソードシートとの間の前記空洞のための支持を提供する、請求項のいずれか一項に記載の双極板。
  7. 前記少なくとも1つの冷却液/酸化体入口ポートは、前記アノードシートと前記カソードシートとの間の前記空洞の開放周辺縁を備える、請求項のいずれか一項に記載の双極板。
  8. 前記少なくとも1つの冷却液/酸化体出口ポートは、前記アノードシートと前記カソードシートとの間の前記空洞の開放周辺縁を備える、請求項のいずれか一項に記載の双極板。
  9. 前記カソードシートは、その縦方向の縁に沿って走るカソードシート波形を備え、前記アノードシートは、その縦方向の縁に沿って走るアノードシート波形を備え、前記カソードシート波形は、前記アノードシート波形と当接し、それによって、前記空洞への複数の冷却液/酸化体入口ポート、および前記空洞からの複数の冷却液/酸化体出口ポートを画定する、請求項のいずれか一項に記載の双極板。
  10. 前記カソードシート内の前記開口のサイズは、前記双極板の長さにそって変動する、請求項1〜のいずれか一項に記載の双極板。
  11. 燃料電池板アセンブリであって、
    求項1〜10のいずれか一項に記載の双極板と、
    アノード流体拡散層と、
    カソード流体拡散層、および電極を備える膜 電極アセンブリを備える、ラミネート層と、を備える、燃料電池板アセンブリ。
  12. 請求項11に記載の燃料電池板アセンブリを複数備える、燃料電池スタック。
  13. 燃料電池において双極板を用いる方法であって、
    前記双極板は、
    アノード表面を画定するアノードシートと、
    カソード表面を画定するカソードシートと、
    前記アノードシートと前記カソードシートとの間の空洞とを備え、
    前記カソードシートは、冷却液/酸化体を分配するための少なくとも1つのプロファイル化された部分と、前記空洞と前記カソード表面との間の入口開口を画定する第1の穿孔されたセクションと、前記カソード表面と前記空洞との間に延在する前記カソードシートにおいて出口開口を画定する第2の穿孔されたセクションとを備える、冷却液/酸化体分配構造とを備え、
    前記空洞は、前記アノードシートおよび前記カソードシートを冷却するための前記冷却液/酸化体を受容するように、かつ前記入口開口および前記出口開口を通って前記カソードシートの外部に前記冷却液/酸化体の少なくとも一部分を提供するように構成され、
    前記空洞は、前記冷却液/酸化体を受容するために、前記双極板の第1の周辺縁に少なくとも1つの冷却液/酸化体入口ポートを有し、前記空洞は、前記冷却液/酸化体の少なくとも一部分を排出するために、第2の周辺縁に少なくとも1つの冷却液/酸化体出口ポートを有し、
    前記双極板は、さらに、
    前記カソードシート内に前記入口開口を備え、前記出口開口なしに閉鎖された反対の端部を備えた第1の流体流動チャネルと、
    前記カソードシート内に前記出口開口を備え、前記入口開口なしに閉鎖された反対の端部を備えた第2の流体流動チャネルとを備え、
    前記方法は、前記少なくとも1つの冷却液/酸化体入口ポートと前記冷却液/酸化体出口ポートとの間の2つの流路を通って前記冷却液/酸化体を与えることを備え、
    第1の流路は、前記アノードシートおよび前記カソードシートの両方によって、完全に囲い込まれ、
    第2の流路は、前記冷却液/酸化体を前記カソードシートの前記カソード表面に曝露するように、前記カソードシート内の、空気入口開口、前記第1の流体流動チャネル、前記第2の流体流動チャネル、および空気出口開口を通過する、方法。
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