JP7346777B2 - 電気化学システム用バイポーラプレート - Google Patents

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Description

本発明は、主に電気化学システム用セパレータプレート、そのようなセパレータプレートを備えるバイポーラプレート、および複数のセパレータプレートまたはバイポーラプレートを備える電気化学システムに関する。
知られている電気化学システムは通常、スタックで配置されて2つのセパレータプレートからそれぞれ接合される複数のセパレータプレートまたはバイポーラプレートを備え、隣接するそれぞれ2つのセパレータプレートまたはバイポーラプレートが電気化学電池または加湿電池を包囲する。2つのセパレータプレートから接合されるセパレータプレートおよびバイポーラプレートは、たとえば、別個の電気化学電池(たとえば燃料電池)の電極を電気的に接触させるため、および/または隣接する電池(連続接続される電池)を電気的に接続させるために使用され得る。セパレータプレート/バイポーラプレートは、セパレータプレート/バイポーラプレート間の電池において発生する熱を放散するのにも使用され得る。この種の廃熱は、たとえば燃料電池における電気エネルギーまたは化学エネルギーの変換時に発生し得る。
セパレータプレート、ひいてはセパレータプレートから形成されるバイポーラプレートも、慣習的に、それぞれが少なくとも1つの貫通開口を有する。電気化学システムにおける、スタックされたセパレータプレート/バイポーラプレートの貫通開口は、セパレータプレートのスタックにおいてまたはバイポーラプレートのスタックにおいて、整列されるまたは少なくとも部分的に互いに重なり、媒体を供給するまたは排出するための媒体チャネルを形成する。セパレータプレート/バイポーラプレートの貫通開口により形成される貫通開口または媒体チャネルを封止するために、知られているセパレータプレート/バイポーラプレートは、セパレータプレート/バイポーラプレートの貫通開口がそれぞれ配置された封止システムをも含む。封止システムは、たとえば、成形された封止ビードとして、およびとりわけエンボス加工されて粒子プレートへと形成され得る。
セパレータプレートは、セパレータプレート/バイポーラプレートの活性領域に1または複数の媒体を供給するための、および/または媒体を排出するためのチャネル構造を追加的に含み得る。電池の反対側面に互いに反対に配置される、2つのセパレータプレート/バイポーラプレートの活性領域は、たとえば、電気化学電池または加湿電池を囲むかまたは区切り得る。たとえば、媒体は、燃料(たとえば水素またはメタノール)、反応ガス(たとえば空気または酸素)により構成され得るか、または供給媒体の形態で冷却剤として存在し得て、また、反応生成物により構成されて排出媒体としての加熱された冷却剤により構成され得る。燃料電池の場合、反応媒体、つまり燃料および反応ガスは、通常は、互いに反対に向いたバイポーラプレートの表面上で導かれ、冷却剤はバイポーラプレートを形成する2つのセパレータプレート間に形成される空洞内へと導かれる。
セパレータプレート/バイポーラプレートの貫通開口の周りに配置される封止システムは、それぞれ1または複数の通路を有し得る。これらの通路は、セパレータプレート/バイポーラプレートの貫通開口と活性領域との間、またはバイポーラプレートの貫通開口とバイポーラプレートの上述の空洞との間の流体接続を確立するのに使用される。対応する通路は、たとえばDE10248531A1から、たとえば封止ビードのフランクにおける開孔の形態で知られている。
知られているセパレータプレートまたはバイポーラプレートは、追加的に、典型的には、プレートの貫通開口および活性領域との間に配置される分配領域を備え、この分配領域は、プレートの貫通開口を介して特定のプレートへと供給される媒体を、プレートの活性領域にわたりできる限り均一に分配するのに使用される。この目的から、分配領域は、たとえばウェブおよびチャネルの形態の分配構造を含み得る。しかしながら、他の分配構造もまた考案され得る。活性領域から除去される媒体を回収してこれを貫通開口へと導くのには、同等の構造が使用される。当該領域は、流通方向が異なるのみであるため、同様に本明細書では分配領域と言及される。電気化学システムの良好な効率を確保するため、セパレータプレートのまたはバイポーラプレートの活性領域の表面積を可能な限り大きく設計し、分配領域および貫通開口の表面積の割合をできる限り小さく保つことが通常は有利である。しかし同時に、活性領域上でまたは活性領域にわたり貫通開口を介してプレートへ供給される媒体をできる限り均一にすることが確保されない。
それゆえ、できる限り効率的な電気化学システムの動作を確保する、電気化学システム用のセパレータプレート、またはバイポーラプレートを作ることが、本発明の目的である。
それゆえ、
セパレータプレートを通して反応媒体を導通させるための少なくとも1つの第1の貫通開口と、
セパレータプレートの平坦側面に沿って反応媒体を導く構造を有する活性領域と、
第1の貫通開口を封止するための、第1の貫通開口を囲む第1の封止構造と、
を備え、
第1の封止構造は、第1の封止構造を通して反応媒体を導通させるための第1の通路を有し、
第1の通路は、第1の貫通開口とは反対に向いた第1の通路開口を含み、
第1の通路は、第1の貫通開口から第1の通路開口へ向かって方向づけられる第1の方向を画定し、第1の貫通開口は、第1の通路により活性領域と流体接続される、
電気化学システム用のセパレータプレートが提案される。
知られているセパレータプレートと比較すると、本明細書において提供されるセパレータプレートは、第1の方向が第2の方向に対して少なくとも100度の角度(角度寸法)を有するように第1の通路が配置されるとともに形成されることを特徴とする。
第2の方向は、第1の通路の第1の通路開口を活性領域の媒体入口または媒体出口へ接続する最短の直線の接続線により画定され、第2の方向は、第1の通路の第1の通路開口から活性領域の媒体入口または媒体出口へ向けられる。第2の方向を画定する最短の直線の接続線は、純粋に幾何学的に、およびプレートの表面に沿う媒体の流れ方向とは無関係に決定される。第1の方向および第2の方向は、それぞれの向きの矢印を画定する。第1の方向および第2の方向により有するものとなる少なくとも100度の角度は、対応する矢印の先端により有するものとなる角度となり、これは180度に等しいかそれよりも小さい(優角ではない)。
ここで提供される第1の通路の向きは、媒体が、第1の貫通開口から活性領域へ向かって流れるときはそのパス上で第1の通路開口から活性領域の入口へと少なくとも部分的に向け直される、という効果を有する。しばしば、媒体の流れの速度も、少なくともいくつかのセクションにおいて減少する。このように、活性領域にわたり媒体のとりわけ均質な分配が達成され得る。たとえば、典型的には第1の貫通開口と活性領域との間に配置され、そのパス上で第1の通路開口から活性領域の入口へと媒体を導いて分配するように形成される分配領域は、ここで提供されるセパレータプレートの場合においてはより小さく形成され、活性領域はこれに応じてより大きく形成される。ここで提供されるセパレータプレートを有する電気化学システムの電力密度は、それゆえ、改善され得る。同様に、少なくとも冷却剤を従来のセパレータプレートにおける場合よりも低い圧力レベルで供給することが可能であり、全体的なシステムのエネルギー消費の低減につながる。第1の方向および第2の方向により有するものとなる角度もまた、少なくとも105度、好ましくは少なくとも110度、およびとりわけ好ましくは少なくとも120度であり得る。いくつかの設計においては、角度は少なくとも140度までとすることさえも可能である。
第1の通路は、通常はさらに、第1の通路開口に面する第2の通路開口を有する。第1の通路の向きを画定する第1の方向は、たとえば、第1の通路開口を第2の通路開口へと接続する最短の直線の線により画定され得る。この線は直線の貫通導通線と呼ばれることもある。
セパレータプレートは、第1の封止構造および活性領域を囲む周囲封止構造を備え得る。そして周囲封止構造および第1の封止構造は、第1の封止構造のセクションおよび周囲封止構造のセクションが、第1の封止構造によっておよび周囲封止構造によって区切られるチャネルを画定するように形成され得る。この場合、第1の貫通開口とは反対に向いた第1の通路開口は、たとえば、第1の封止構造によっておよび周囲封止構造によって画定されるこのチャネルによって、活性領域の前述の入口または出口と流体接続され得る。第1の通路と活性領域との間の媒体の流れは、少なくともいくつかの領域において、周囲封止構造により、このようにして導かれ、向け直され、および/または迂回させられる。これは通常、幅に沿って分配が強化される際に結果としてすでに起きているものであり、つまり、分配領域へ到達する前においても、媒体は、活性領域の全体的な流れ方向に対して垂直な方向に、媒体が流れ出る貫通開口の幅と、同じ方向の第1の通路開口への通路の幅の長さとの合計よりも大きい幅において、分配されているのである。いずれにせよ現在のこの封止構造の壁はプロセスにおける媒体導通構造を形成し、利用可能なスペースを最適に利用することを可能にしている。たとえば封止フレームなどのような追加のコンポーネントは、媒体を導くためには必要ない。
セパレータプレートはさらに、セパレータプレートを通して冷却剤または反応媒体を導通させるための第2の貫通開口を少なくとも備え得る。そしてセパレータプレートはさらに、典型的には、第2の貫通開口を封止するために第2の貫通開口を囲む、第2の封止構造を有する。
そして周囲封止構造および第2の封止構造は、第2の封止構造のセクションおよび周囲封止構造のセクションが、第2の封止構造によりおよび周囲封止構造により区切られるチャネルを画定するように形成され得る。そして、第1の貫通開口とは反対に向いた第1の通路開口は、この第2の封止構造によりおよび周囲封止構造により画定されるこのチャネルによって、活性領域の前述の入口または出口と流体接続され得る。こうして、第1の通路と活性領域との間の媒体の流れは、少なくともいくつかの領域において、周囲封止構造によりおよび第2の封止構造により、この目的のために別途のコンポーネントまたは構造物を必要とすることなく、導かれ、向け直され、および/または迂回させられる。
そして第1の封止構造および第2の封止構造も、第1の封止構造のセクションおよび第2の封止構造のセクションが、第1の封止構造によりおよび第2の封止構造により区切られるチャネルを画定するように形成され得る。そして第1の貫通開口とは反対に向いた第1の通路開口は、第1の封止構造によりおよび第2の封止構造により画定されるこのチャネルによって、活性領域の前述の入口または出口と流体接続され得る。第1の通路と活性領域との間の媒体の流れは、少なくともいくつかの領域において、第1の封止構造によっておよび第2の封止構造によって、このようにして導かれ、向け直され、および/または迂回させられる。
セパレータプレートは、金属、好ましくはステンレススチールから形成され得る。セパレータプレートが形成される金属シートは、たとえば、150μmを超えない厚さ、120μmを超えない厚さ、または100μmを超えない厚さであり得る。セパレータプレートは、好ましくは、少なくともいくつかのセクションにおいて、少なくともその表面上に、反応媒体を分配するのに使用されるコーティングを含む。
第1の封止構造および/または第2の封止構造および/または周囲封止構造は、セパレータプレートへとエンボス加工された1または複数の封止ビードとして形成され得る。とりわけ、周囲封止構造が第1の封止構造および第2の封止構造のすべてを包囲する場合、つまりセパレータプレートのすべての他の封止構造を囲むように周囲ビードが延設される場合には、これが有利となり得る。選択肢または追加として、反応媒体を導くための活性領域の構造もまたセパレータプレートへとエンボス加工され得る。
セパレータプレートは、第1の貫通開口と活性領域との間に配置される分配領域を備え得る。とりわけ、第1の通路の第1の通路開口は、分配領域によって活性領域と流体接続され得る。分配領域は、第1の通路の第1の通路開口から進出して分配領域内へと導入される反応媒体を活性領域にわたって分配するように、および/または活性領域から進出して第1の通路の第1の通路開口へ向かって流れる反応媒体を第1の通路開口へ向かって回収またはプールするように構成される、分配構造を備え得る。分配領域の分配構造はまた、セパレータプレートへとエンボス加工され得る。
セパレータプレートは、金属シートの厳密に1つの層、たとえばステンレスチールシートの厳密に1つの層で形成され得る。
セパレータプレートの第1の通路の第1の通路開口は、たとえば、セパレータプレートの貫通窓として、貫通孔として、またはカットスルーとして形成され得る。この場合、媒体は、セパレータプレートの第1の平坦側面から、第1の通路開口を通して、セパレータプレートの第2の平坦側面上へと流れることができ、またはその逆も可能である。セパレータプレートの第1の通路の第1の通路開口が、セパレータプレートの貫通窓として、貫通孔として、またはカットスルーとして形成される場合は、これはとりわけセパレータプレートの境界からまたは横エッジから離れたところに配置される。
さらに、電気化学システム用のバイポーラプレートが提案される。バイポーラプレートは、上記で説明されるタイプの第1のセパレータプレートおよび第2のセパレータプレートを備え、第1のセパレータプレートおよび第2のセパレータプレートは、金属、好ましくはステンレススチールから形成される。バイポーラプレートの第1のセパレータプレートおよび第2のセパレータプレートは互いに接続される。第2のセパレータプレートも、同様に、第1のセパレータプレートの第1の貫通開口と整列される第1の貫通開口を備え、第1のセパレータプレートのおよび第2のセパレータプレートの相互に整列される第1の貫通開口は、バイポーラプレートの第1の貫通開口を形成する。そして第1のセパレータプレートの活性領域はバイポーラプレートの活性領域を形成する。
バイポーラプレートの第1のセパレータプレートおよび第2のセパレータプレートは、とりわけレーザ溶接接続で、ともに溶接されてよい。
好ましくは、厳密に1つの第1のセパレータプレートおよび厳密に1つの第2のセパレータプレートがバイポーラプレートを形成する。たとえば、バイポーラプレートの第1のセパレータプレートおよびバイポーラプレートの第2のセパレータプレートはそれぞれ、厳密に金属シートの1つの層で形成され得て、たとえばそれぞれが厳密に1つのステンレススチールシートの層で形成され得、このとき金属シートは、任意選択で、とりわけセクションにおいては、コーティングを有し得る。先行技術の多くのアプローチとは対照的に、この方法では、1つまたは2つの別々の封止フレームが分与され得る。この場合、バイポーラプレートは厳密に2つの層、とりわけ2つの金属層から成ることとなる。
バイポーラプレートの第1のセパレータプレートが第1のセパレータプレートの第1の封止構造および第1のセパレータプレートの周囲封止構造により画定される上記のチャネルを有する場合、バイポーラプレートの第1のセパレータプレートと第2のセパレータプレートとの間の接続、とりわけ溶接接続が、第1のセパレータプレートの第1の封止構造によりおよび周囲封止構造により画定されるチャネルの領域における少なくともいくつかのセクションにおいて、形成され得る。
バイポーラプレートの第1のセパレータプレートが、第1のセパレータプレートの第2の封止構造および第1のセパレータプレートの周囲封止構造により画定される上記のチャネルを有する場合、バイポーラプレートの第1のセパレータプレートと第2のセパレータプレートとの間の接続、とりわけ溶接接続が、第1のセパレータプレートの第2の封止構造によりおよび第1のセパレータプレートの周囲封止構造により画定されるチャネルの領域における少なくともいくつかのセクションにおいて、代替的としてまたは追加として形成され得る。
そしてバイポーラプレートの第1のセパレータプレートが第1のセパレータプレートの第1の封止構造および第1のセパレータプレートの第2の封止構造により画定される上記のチャネルを有する場合、バイポーラプレートの第1のセパレータプレートと第2のセパレータプレートとの間の接続、とりわけ溶接接続が、第1のセパレータプレートの第1の封止構造によりおよび第1のセパレータプレートの第2の封止構造により画定されるチャネルの領域における少なくともいくつかのセクションにおいて、代替的にまたは追加的に形成され得る。
媒体を供給し分配するのに必要なスペースもまた、この二重使用により削減され、活性表面として利用可能な表面積が増大する。
バイポーラプレートの第1のセパレータプレートが上記の第2の貫通開口を含む場合、バイポーラプレートの第2のセパレータプレートもまた第2の貫通開口を含み得る。そして第1のセパレータプレートの第2の貫通開口および第2のセパレータプレートの第2の貫通開口が互いに整列されてバイポーラプレートの第2の貫通開口を形成し得る。バイポーラプレートの第1のセパレータプレートおよび第2のセパレータプレートはさらに、バイポーラプレートを通して冷却剤を導通させるための空洞を包囲することができる。この空洞は、典型的には、空洞に面するバイポーラプレートの活性領域の後側面により区切られる。このように、空洞を通して導通させられる冷却剤により、バイポーラプレートの活性領域から熱を放散させることができる。
バイポーラプレートの空洞は、たとえば、バイポーラプレートの第2の貫通開口と流体接続され得る。バイポーラプレートの第2の貫通開口とバイポーラプレートの空洞との間の流体接続は、たとえば、活性領域に面するバイポーラプレートの第2の貫通開口の側面上のバイポーラプレートの第2の貫通開口内へと開口し得る。このように、バイポーラプレートの第2の貫通開口から空洞内へ、または空洞からバイポーラプレートの第2の貫通開口内へと、可能な限り最も直接的なやりかたで冷却剤を導通させることができる。これはバイポーラプレートの効率的な冷却にとりわけ寄与し得る。
バイポーラプレートの第2の貫通開口は、バイポーラプレートの平坦表面の面と平行に決定されるバイポーラプレートの第2の貫通開口の断面が、活性領域に面するバイポーラプレートの第2の貫通開口の少なくとも端セクションにおいて活性領域へ向かって増大するように形成されるかまたは形作られ得る。たとえば、活性領域において全体的な媒体流れ方向と平行な第2の貫通開口は、活性領域に面する第1の端部を有する最大直径または最大幅を有し得る。そして第2の貫通開口の上記の断面は、第2の貫通開口のこの最大直径に垂直に決定され得る。第2の貫通開口の最大直径に沿った連続セクションにおいて、第2の貫通開口上記の断面は活性領域へ向かって一貫して厳密に単調に増大し得る。この連続セクションは、活性領域に面する第1の端部および活性領域とは反対に向いた第2の端部を有し得る。連続セクションの第1の端部の、第2の貫通開口の最大直径の第1の端部からの距離は、第2の貫通開口の最大直径の長さの10パーセントであり得る。代替または追加として、連続セクションの第2の端部の、第2の貫通開口の最大直径の第1の端部からの距離は、第2の貫通開口の最大直径の長さの40パーセントであり得る。活性領域の全体的な媒体の流れ方向へと実質的に垂直に走る貫通開口の境界への移行部は、いずれにせよ、とりわけ打ち抜き加工性の改善の点においては、たとえば冷却剤を空洞内へ導入するためまたは空洞から冷却剤を排出するためにバイポーラプレートの第2の貫通開口がバイポーラプレートの上記の空洞と流体接続されている場合にはとりわけ、丸みをつけることができ、これがバイポーラプレートの活性領域のとりわけ効率的な冷却に寄与する。たとえば、第2の貫通開口と空洞との間の流体接続は、接続が第2の貫通開口内へと開口している部位ではとりわけ、このようにとりわけ大きな流れ断面を有し得る。
代替または追加として、バイポーラプレートの第1の貫通開口は、バイポーラプレートの平坦表面の面と平行に決定されるバイポーラプレートの第1の貫通開口の断面が、活性領域とは反対に向いた第1の貫通開口の少なくとも端セクションにおいて活性領域とは反対に向いた方向へ増大するように形成されるかまたは形作られ得る。たとえば、活性領域において全体的な媒体流れ方向と平行な第1の貫通開口は、活性領域に面する第1の端部を有する最大直径を有し得る。第1の貫通開口の上記の断面は、第1の貫通開口のこの最大直径に垂直に決定され得る。第1の貫通開口のこの最大直径に沿った連続セクションにおいて、第1の貫通開口上記の断面は活性領域とは反対に向いた方向へ一貫して厳密に単調に増大し得る。この連続セクションは、活性領域に面する第1の端部および活性領域とは反対に向いた第2の端部を有し得る。連続セクションの第1の端部の、第1の貫通開口の最大直径の第1の端部からの距離は、第1の貫通開口の最大直径の長さの60パーセントであり得る。そして代替または追加として、連続セクションの第2の端部の、第1の貫通開口の最大直径の第1の端部からの距離は、第1の貫通開口の最大直径の長さの90パーセントであり得る。
さらに、バイポーラプレートの第1の貫通開口およびバイポーラプレートの第2の貫通開口は、第1の貫通開口と活性領域との間の最短の直線の接続線を横断する向きにまたは垂直の向きの方向に沿って互いに隣り合って配置され得る。
代替として、バイポーラプレートの第1の貫通開口とバイポーラプレートの活性領域との間にバイポーラプレートの第2の貫通開口が配置されることも想到可能である。
さらに、上記で説明される複数のセパレータプレートまたはバイポーラプレートを備え、バイポーラプレート間に配置される膜アセンブリを有するものであって、それぞれの場合において隣接するバイポーラプレート間に配置される膜アセンブリをとりわけ有する、電気化学システムが提供される。電気化学システムは、たとえば、燃料電池スタックまたは電解槽として形成され得る。そして膜アセンブリは、たとえば、それぞれが少なくとも1つの電解質膜を有する。代替として、電気化学システムは加湿器としても形成され得、この場合において膜アセンブリは、たとえば、それぞれが少なくとも1つの水交換膜を備え得る。
セパレータプレートの、バイポーラプレートの、および電気化学システムの、例示的な実施形態が、図に示されるとともに、以下の説明においてより詳細に説明される。
複数のバイポーラプレートを有する電気化学システムの斜視図を概略的に示す。
知られているセパレータプレートを平面視で概略的に示す。
知られているバイポーラプレートのスタックを通した断面を概略的に示す。
第1の実施形態により本明細書で提供されるタイプのセパレータプレートを平面図で概略的に示す。
図3Aのセパレータプレートの詳細を平面図で概略的に示す。
バイポーラプレートのスタックを有する電気化学システムの断面を概略的に示すものであり、それぞれが図3Aおよび図3Bに示されるセパレータプレートを含む。
本明細書で提供されるタイプのセパレータプレートのさらなる実施形態をそれぞれ平面図で概略的に示す。 本明細書で提供されるタイプのセパレータプレートのさらなる実施形態をそれぞれ平面図で概略的に示す。 本明細書で提供されるタイプのセパレータプレートのさらなる実施形態をそれぞれ平面図で概略的に示す。 本明細書で提供されるタイプのセパレータプレートのさらなる実施形態をそれぞれ平面図で概略的に示す。 本明細書で提供されるタイプのセパレータプレートのさらなる実施形態をそれぞれ平面図で概略的に示す。
図1は、本明細書において提供されるタイプの電気化学システム1を示すものであり、電気化学システム1は、スタックで配置されるとともにz方向7に沿ってスタックされる複数の同一の金属セパレータプレート2を有する。スタックのバイポーラプレート2が2つのエンドプレート3、4間でクランプされる。z方向7もまた、スタック方向として言及される。バイポーラプレート2はそれぞれ、互いに接続される2つの金属セパレータプレートを有する(たとえば図2B参照)。この例では、システム1は燃料電池スタックである。こうして、互いの間にある2つの隣接するスタックのバイポーラプレート2が、たとえば化学エネルギーを電気エネルギーへ変換するために使用される電気化学電池を包囲する。電気化学電池は通常、それぞれが膜電極接合体(MEA)を有する(たとえば図2B参照)。MEAは、典型的には、それぞれが少なくとも1つの膜、たとえば電解質膜を内含する。さらに、ガス拡散層(GDL)がMEAの1つまたは両方の表面上に配置され得る。
代替的な実施形態において、システム1は同様に、電解槽、コンプレッサとして、またはレドックスフロー電池として形成され得る。バイポーラプレートは、これらの電気化学システムにおいても使用され得る。すると、これらのバイポーラプレートの構成は、電解槽の場合、電気化学コンプレッサの場合、またはレドックスフロー電池のそれぞれの場合において媒体がバイポーラプレート上をまたはバイポーラプレートを通して導かれるときであっても、本明細書においてより詳細に説明されるバイポーラプレート2の構成に対応し得て、燃料電池システムに使用される媒体とは異なり得る。同じことがセパレータプレート、とりわけ加湿器に当てはまる。
z軸7は、x軸8およびy軸9とともに、右手系のデカルト座標系で広がる。エンドプレート4は、複数の媒体接続5を含み、これを介して媒体がシステム1へと供給可能、および媒体がシステム1から排出可能である。システム1へと供給可能なおよびシステム1から排出可能なこれらの媒体は、たとえば、分子状水素またはメタノールなどの燃料、空気または酸素などの反応ガス、水蒸気などの反応生成物、または減損燃料、または水および/またはグリコールなどの冷却剤を含んでよい。
図2Aは、先行技術から知られるバイポーラプレート2の断面を平面視で示したものであり、図2Aによるバイポーラプレート2は、たとえば、図1のシステム1のタイプの電気化学システムにおいて使用され得る。ここで、およびこれ以降、繰り返される特徴は同じ参照番号により表される。バイポーラプレート2は、2つの一体的に接合された個々のプレートまたはセパレータプレート2a、2bから形成され、そのうち第1のセパレータプレート2aだけが図2Aにおいて可視となっており、第2のセパレータプレート2bは隠れている。セパレータプレート2a、2bは、金属シート製、たとえば厳密に1つのステンレススチールシート製であり得る。セパレータプレート2a、2bは、相互に整列する貫通開口を含み、これがバイポーラプレート2の貫通開口11a、11b、11cを形成する。バイポーラプレート2のタイプの複数のバイポーラプレートがスタックされる場合、貫通開口11a-cはスタック方向7においてスタック2を通して延びるダクトを形成する(図1参照)。典型的には、貫通開口11a-cにより形成されるそれぞれのダクトは、システム1のエンドプレート4におけるポート5のうちの1つと流体接続されている。たとえば、貫通開口11a、11bにより形成されるダクトは、燃料電池スタック2の電気化学電池に燃料を、および反応ガスを供給するのに使用される。対照的に、冷却剤は、貫通開口11cにより形成されるダクトを介して、スタック2内へと導入されるかまたはスタック2から除去され得る。
スタック2の内側に関しておよび囲むエリアに関して貫通開口11a-cを封止するため、第1のセパレータプレート2aは、それぞれが貫通開口11a-cの周りに配置されるとともにそれぞれが完全に貫通開口11a-cを包囲する、ビード12a、12b、12cを有する。図2Aを見る者とは反対に向いたバイポーラプレート2の後側面では、第2のセパレータプレート2bが貫通開口11a-cを封止するのに適切なビードを有する(図示せず)。
バイポーラプレート2の電気化学的活性領域18において、図2Aを見る者に面するその前側面の第1のセパレータプレート2aは、セパレータプレート2aの前側面に沿って反応媒体を導くための構造を含む流れ場17を有する。これらの構造は、複数のウェブと、ウェブ間に延びてウェブにより区切られるチャネルとにより、図2Aにおいて提供される。図2Aは、バイポーラプレート2の前側面の活性領域18の断面を示すにすぎない。図2Aを見る者に面するバイポーラプレート2の前側面において、第1のセパレータプレート2aはさらに分配領域または回収領域20を含む。分配領域または回収領域20は、貫通開口11aから進出して分配領域または回収領域20内へと導入される媒体を活性領域18にわたって分配するように、および/または活性領域18から進出して貫通開口11aへ向かって流れる媒体を回収またはプールするように構成される分配構造を含む。図2Aの分配領域または回収領域20の分配構造も同様に、ウェブ、およびウェブ間に延びてウェブにより区切られるチャネルにより提供される。
第1のセパレータプレート2aはさらに、流れ場17を囲む周囲ビード12d、分配領域または回収領域20、および貫通開口11a、11bを有し、これらを貫通開口11cに対して、つまり冷却剤回路に対して、およびシステム1の囲むエリアに対して、封止する。ここで封止ビードとして言及されるビードと同様に、周囲ビードも封止要素となる。活性領域18の構造、分配領域または回収領域20の分配構造、およびビード12a-dは、セパレータプレート2aと単一体に形成され、たとえばエンボス加工または深絞り加工でセパレータプレート2aに一体的に形成される。
ビード12aからの通路13aにより、第1のセパレータプレート2aの分配領域または回収領域20の分配チャネルは、貫通開口11aと、またはスタック2を通して貫通開口11aにより形成されるダクトと流体接続される。明確化の目的から、図2Aにおいてはビード12aからのいくつかの通路13aのみに参照番号が振られている。同様に、分配領域または回収領域20の分配構造は、流れ場17の構造またはチャネルと流体接続されている。このように、ビード12aの通路13aにより、および分配領域または回収領域20の分配構造により貫通開口11aを通して導かれる媒体は、バイポーラプレート2の活性領域18内の流れ場17内へと導入され得る。
貫通開口11b、または貫通開口11bにより形成されるスタック2を通したダクトは、対応した形で分配および回収領域20と流体接続され、また同じように、図2Aを見る者とは反対に向いたバイポーラプレート2の後側面上の流れ場17と流体接続される。対照的に、貫通開口11c、または貫通開口11cにより形成されるスタック2を通したダクトは、セパレータプレート2a、2bにより包囲されるまたは囲まれるとともにバイポーラプレート2を通して冷却剤を導くように形成される空洞22と流体接続される。
ビード12aからの通路13aは、貫通開口11aとは反対に向いたその端部においてはそれぞれが第1の通路開口13a'含み、貫通開口11aに面するその端部においてはそれぞれが第2の通路開口13a''を含む。第2の通路開口13a''と第1の通路開口13a'との間の最短の直線の接続線は、ビード12aからの通路13aのそれぞれについて、それぞれの通路13aの向きを表す第1の方向14a(短い点線矢印)において画定される。そして、第1の通路開口13a'と活性領域18の入口または出口16との間の最短の直線の接続線は、ビード12aからの通路13aのそれぞれの第2の方向15a(一点鎖線矢印)を画定する。通路13aに割り当てられる第1の方向14aはそれぞれ、貫通開口11aから第1の通路開口13aへと向けられる。そして通路13aに割り当てられる第2の方向15aはそれぞれ、第1の通路開口13a'から活性領域18へと向けられる。
図2Aでは、ビード12aからの通路13aの1つの例により、それぞれの場合においてこの通路13aに矢印として割り当てられる、第1の方向14aおよび第2の方向15aを示す。矢印の方向は媒体の流れ方向を必ずしも反映すべきものではない。図2Aによるバイポーラプレート2の使用またはセパレータプレート2aの使用によっては、媒体は、矢印の方向、つまり貫通開口11aから活性領域18へ向かって、または矢印の方向の反対、つまり活性領域18から貫通開口11aへ向かって流れ得る。第1の方向14aおよび第2の方向15aが、図2Aで示されるビード12aからの残りの通路13aについては上記の画定に対応して、同じやりかたで与えられることは明らかである。
図2Aで示される先行技術から知られるバイポーラプレート2またはセパレータプレート2aにおいては、矢印で強調される第1の方向14aおよび第2の方向15aは、点線の弧で示される、約20度の角度を有する。図2Aの最左端に配置される、ビード12aからの通路については、この通路に割り当てられた第1の方向14aと第2の方向15aとの間の角度は約90度である。言い換えると、貫通開口11aを囲んで封止する、ビード12aからの通路13aは、貫通開口11aの側面上にまたは活性領域18に面するビード12aの側面上に配置される。媒体が、貫通開口11aから進出して通路13aを通って流れるとき、媒体はそのとき、活性領域18へ向かってまたは活性領域18へほぼ向かって流れる。
図2Bは、図2Aで示されるタイプのバイポーラプレート2を有するスタックを通した断面を示すものであり、切断面は図2Aで示される直線A-Aにより与えられるものである。それぞれのバイポーラプレート2は、接合された2つの金属セパレータプレート2a、2bから形成される。たとえば、バイポーラプレート2のセパレータプレート2a、2bは、溶接接続、およびとりわけレーザ溶接接続によりそれぞれ接合され得る。たとえば電解質膜の形態の膜19を有するそれぞれの電気化学電池が、スタックの隣接するバイポーラプレート2間に配置される。さらに、それぞれの場合において、貫通開口11aを封止するためのビード12aと、ウェブおよびチャネルの形態の分配構造を有する分配領域または回収領域20と、活性領域18と、ビード12aからの通路13aとは強調されており、これにより、それぞれの場合における貫通開口11aは分配領域または回収領域20とおよび活性領域18と流体接続される。活性領域においては、活性領域18において膜19の入射流を強化するガス拡散層20a、20bが、膜19の両側面上に追加的に配置される。さらに、活性領域18に面する第1の通路開口13a'、および貫通開口11aに面する通路13aの第2の通路開口13a''が示される。
図3Aは、第1の実施形態によりここで提供されるタイプのバイポーラプレート300を平面図で示す。図3Bは、図3Aによるバイポーラプレート300の断面を示す。そして図3Cは、図3Aおよび図3Bで示されるタイプのバイポーラプレート300のスタックを通した断面を示しており、ここではそれぞれの膜19、またはそれより広いその領域が、スタックの隣接するバイポーラプレート間に配置される。図3Cによる断面図の切断面は、スタックのバイポーラプレート300の平坦表面の面に対して垂直な向きにあり、図3Aおよび図3Bの描画面に対して垂直である。図3Cの切断面は、図3Bで強調される交差線B-Bに沿って延びる。図3Cによるバイポーラプレート300のスタックは、たとえば、図1からのシステム1のタイプの電気化学システムのスタックであり得る。
図2Aによるバイポーラプレート2と同様に、図3Aから図3Cによるバイポーラプレート300は、厳密に2つの金属セパレータプレート300a、300bから接合され、ここではセパレータプレート300bは図3A、図3Bを見る者に面するセパレータプレート300aにより隠れている。バイポーラプレート300のセパレータプレート300a、300bは、たとえば、100μmよりも薄い厚さのステンレススチールシートでそれぞれ形成され得る。バイポーラプレート300は四角形であり、バイポーラプレート300の長さはバイポーラプレート300の幅の約3倍である。
バイポーラプレート300は、バイポーラプレート300を通して媒体を導通させるための貫通開口11a-cを含む。同一の参照番号により示される貫通開口11a-cは、それぞれの場合において、バイポーラプレート300の相対する側面または端部と互いに流体接続される。貫通開口11a-cを封止するために形成される封止ビード12a、12b、12cは、貫通開口11a-cのそれぞれを囲む。さらに、バイポーラプレート300のセパレータプレート300aは、周囲ビード12dを有する。図2Aによるバイポーラプレート2の周囲ビード12dとは対照的に、図3Aから図3Cによるバイポーラプレート300の周囲ビード12dは、活性領域18と、分配領域または回収領域20と、貫通開口11aおよび11bとを囲むだけでなく、追加的に貫通開口11cをも囲むので、貫通開口11a-11cのすべてを包囲することとなる。
図3Aから図3Cによるバイポーラプレート300のセパレータプレート300aにおいて、参照番号11aにより示される第1の貫通開口は、封止ビード12aからの通路13aにより、分配領域および回収領域20により、および活性領域18により、互いに流体接続される。バイポーラプレート300のセパレータプレート300aの活性領域18は四角形またはほぼ四角形をしており、活性領域18の境界はバイポーラプレート300の横エッジと平行に延びている。活性領域18は、バイポーラプレート300の外側表面に沿って反応媒体を導く構造を備え、バイポーラプレート300上の活性領域18の構造はチャネルおよびウェブを包含し、それにより全体的な媒体流れ方向50となっている。しかしながら、改変された実施形態において、ウェブおよびチャネル以外の別の形態で活性領域18の構造が提供されることも想到可能である。
図2Aによるバイポーラプレート2とは対照的に、図3A、3Bによるバイポーラプレート300のセパレータプレート300aの分配領域または回収領域20は、それぞれが同様に四角形またはほぼ四角形をしており、分配領域または回収領域20の境界はバイポーラプレート300の横エッジと平行に延びている。分配領域または回収領域20は、貫通開口11aから活性領域18へと流れる媒体を活性領域18にわたってできる限り均質に分配するように、または活性領域18から貫通開口11aへと流れる媒体を回収するように形成される、分配構造を有する。分配領域または回収領域20の分配構造は、バイポーラプレート300のセパレータプレート300a上に瘤状の突起を有する。バイポーラプレート300の平坦表面の面と平行な、またはセパレータプレート300a、300bの平坦表面と平行な面において、瘤状の突起は、たとえば、丸いまたはほぼ丸い断面を有する。しかしながら、改変された実施形態において、分配領域または回収領域20の分配構造が、瘤状の突起以外の異なる形態で提供される、たとえばそれらが同様にウェブおよびチャネルを包含し得ることは想到可能である。
バイポーラプレート300のセパレータプレート300aの場合において、参照番号11cで示される第2の貫通開口は、封止ビード12cからの通路13cにより、およびバイポーラプレート300のセパレータプレート300a、300bにより包囲される空洞22により、互いに流体接続される。空洞22は、バイポーラプレート300を通して冷却剤を導くのに使用されるとともに、空洞22に面するセパレータプレート300aの活性領域18の後側面により区切られる。空洞22を通して導かれる冷却剤は、こうしてとりわけ活性領域18を冷却するために使用され得る。貫通開口11cと、セパレータプレート300a、300b間で包囲される空洞22との間に流体接続をそれぞれ形成する、封止ビード12cからの通路13cのそれぞれは、活性領域18に面する貫通開口11cの側面上で貫通開口11c内へと開口する。これにより、空洞22に面する活性領域18の後側面によって少なくともいくつかのセクション、または殆どの部分さえもが区切られる、貫通開口11cと空洞22との間のできる限り直接的な流体接続が確保される。
参照番号11bにより示されるバイポーラプレート300のセパレータプレート300aの貫通開口は、封止ビード12bからの通路13bにより、および分配領域および回収領域20により、および図3Aにおいては隠れているセパレータプレート300bの活性領域18により、互いに流体接続される。
活性領域18の構造、分配領域または回収領域20の分配構造、および封止ビード12a-dは、バイポーラプレート300のセパレータプレート300aと単一体に形成され得る。たとえば、それらはそれぞれ、とりわけエンボス加工または深絞り加工により、セパレータプレート300aへと成形され得る。同じことが、活性領域、分配構造、および図3A、3Bでは隠れているバイポーラプレート300のセパレータプレート300bの封止ビードに当てはまる。
バイポーラプレート300のセパレータプレート300aにおいては、分配領域または回収領域20は、貫通開口11a-cと活性領域18との間にそれぞれ配置される。とりわけ、それぞれの分配領域または回収領域20は、貫通開口11aから活性領域へと流れる媒体、または活性領域18から貫通開口11aへと流れる媒体が、それぞれの場合において分配領域または回収領域20の1つを通って流れるように、貫通開口11aと活性領域18との間に配置される。
バイポーラプレート300の、またはバイポーラプレート300のセパレータプレート300a、300bの貫通開口11a-cは、それぞれほぼ四角形をしており、図3A、3Bでは、とりわけ、正方形またはほぼ正方形をしていて、貫通開口11a-cの横エッジはバイポーラプレート300の横エッジと平行の向きとなっている。y方向9に沿って、ひいてはバイポーラプレート300の長さ方向に対して横断する向きに、貫通開口11a-cが互いに隣り合って配置され、x方向8に沿って、それらは互いに対称にまたはほぼ対称の向きとなっている。
図3Aから図3Cによるバイポーラプレート300のセパレータプレート300aは、とりわけ、貫通開口11aと活性領域18との間の流体接続を確立する通路13aの配置と向きにより、図2Aによるバイポーラプレート2のセパレータプレート2aとは異なる。図3Aから図3Cによるセパレータプレート300a上には、図2Aによるセパレータプレート2aとは対照的に、通路13aが、活性領域18とは反対に向いた、貫通開口11aの側面上にまたは封止ビード12a上に配置されている。
図2Aに関連して説明したように、通路13aの向きは、第1の方向14aにより説明され得る。それぞれの通路13aについて、第1の方向14aは、通路開口13a'、13a''間の最短の直線の接続線により与えられ、それぞれの場合において貫通開口11aから第1の通路開口13a'へと向かっており、第1の通路開口13a'は、貫通開口11aとは反対に向いた通路13aの端部を形成する。図3Bは、通路13aのうちの1つについて、負のx方向8において、ひいては活性領域18とは反対に向かう方向を指して向けられる点線矢印で例示することにより、第1の方向14aを示している。図2Aに関して説明したように、媒体は通路13aを通って矢印の方向または矢印の反対の方向にも流れ得る。
第2の方向15aが、図3Bの同じ貫通開口13aについて示される。第2の方向15aは、第1の貫通開口13a'と活性領域18の入口または出口16との間の最短の直線の接続線により与えられ、第1の貫通開口13a'から活性領域18へと向かっている。図3Bもまた、正のx方向8、ひいては活性領域18へと向かって指す一点鎖線矢印として第2の方向15aを示している。
図2Aによるセパレータプレート2aとは対照的に、第1の方向14aおよび第2の方向15aは、図3Bによるセパレータプレート300aは上では少なくとも100度の角度、およびとりわけここでは180度の角度を有する。同じことが、図3A、3Bを見る者とは反対に向いたセパレータプレート300b上にある、バイポーラプレート300の外側側面内へと開口する、封止ビード12bからの通路13bに当てはまる。セパレータプレート300aの貫通開口13aのこの向きの結果として、たとえば、貫通開口11aから貫通開口13aを通って活性領域18へと流れる媒体がその流れ方向においてかなりの変化を受けることとなり(図3Bにおいては180度まで)、ひいては活性領域18にわたってとりわけ良好に分配され得る。このようにして、たとえば、分配領域または回収領域20は、より小さい表面積となるように、活性領域18はより大きい表面積となるように形成され得る。結果として、バイポーラプレート300を有する電気化学システム1の効率を改善することができる。図3Aから図3Cによるセパレータプレート300a上では、通路13aは、とりわけ、封止ビード12a-dにより区切られるチャネルにより、たとえば封止ビード12aと周囲ビード12dとの間のチャネル23により、封止ビード12aと12cとの間のチャネル24により、封止ビード12cと周囲ビード12dとの間のチャネル25により、また封止ビード12bと12cとの間のチャネル26により、および封止ビード12bと周囲ビード12dとの間のチャネル27により、活性領域18と流体接続される。封止ビード12cと周囲ビード12dとの間のチャネル23もまた図3Cにおける断面図に示されており、ここではそれぞれのバイポーラプレートについて専用の参照番号は提供されていない。
図3Cで示される断面図の部分は、図2Bと類似して、ビード12aの左へ延びる領域において左へと続き得るものであり、つまり、ビード12aから12dへと同様にチャネル23からチャネル26を区切るバイポーラプレートの壁と、通路13a、13a'、13a''と、流れ場17のチャネルを区切る壁とは、バイポーラプレートのセパレータプレートの1つへと直接的に成形される。それゆえ、バイポーラプレートは、プレートに付け加えられる別途に生産される封止要素等を必要としない。
図4は、第2の実施形態による、本明細書で提供されるタイプのバイポーラプレート400を平面図で詳細に示すものである。図4によるバイポーラプレート400は、図3Aから図3Cによるバイポーラプレート300の改変である。簡略化を目的として、以下、主にバイポーラプレート300とバイポーラプレート400との相違点のみが強調される。
バイポーラプレート300と同様に、バイポーラプレート400もまた、厳密に2つの接合された金属セパレータプレート400a、400bで形成され、図4ではセパレータプレート400bはセパレータプレート400aにより隠れている。バイポーラプレート400もまた、バイポーラプレート400の活性領域18とは反対に向いた、貫通開口11aの側面上または封止ビード12a上に配置される、封止ビード12aからの通路13aを含む。バイポーラプレート300と同様に第1の方向14aが第2の方向15aに対して180度の角度αを有する通路13aに加えて、しかしながらバイポーラプレート300とは対照的に、バイポーラプレート400は、第1の方向14a'が第2の方向15aに対してわずかに小さい約135度の角度αを有する通路13aを追加的に有する。図4においては、これが、最左端に配置される、封止ビード12aからの通路13aである。
図4によるバイポーラプレート400はさらに、バイポーラプレート400の場合には台形またはほぼ台形の形をした貫通開口11a-cの形において、図3Aから図3Cによるバイポーラプレート300とは異なり、ここでは、貫通開口11a-cの平行に延びるエッジがそれぞれy方向9と平行な向きであり、ひいてはバイポーラプレート400の長さ方向に対して横断する向きまたは垂直である。
バイポーラプレート400を有する、図1のシステム1の冷却剤回路の一部分にたとえばなり得る貫通開口11cは、バイポーラプレート400の平坦表面の面およびy方向9と平行に決定される断面を有し、これは活性領域18とは反対に向いた貫通開口11cの端部から活性領域18に面する貫通開口11cの端部へ向かってx方向8に沿って継続的に増大する。貫通開口の横のエッジが互いに移行する箇所での半径を考慮すると、少なくとも、活性領域へ向かう第1の貫通開口の延長部の約5パーセントから95パーセントまでの間において、ひいては2つの二重一点鎖線間にあるこの延長部の60パーセントから90パーセントまでの間においても、活性領域の全体的な媒体流れ方向50と平行に走る直線上に延びる領域において、断面は厳密に単調に増大する。このように、バイポーラプレート400に冷却剤がとりわけ良好に供給されることが確保され得る。たとえば、図4によるバイポーラプレート400上の封止ビード12cからのすべての通路13cの流れの断面は、先行技術の同等のバイポーラプレートに比べて増大するが、図3Aから図3Cによるバイポーラプレート300に比べても同様である。
たとえばバイポーラプレート400に接する電気化学システム電池に反応媒体を供給するために使用される貫通開口11a、11cは、それぞれが、バイポーラプレート400の平坦表面の面と平行に定義されてy方向9にあるとともに活性領域18の端部までに面する貫通開口11a、11cの端部から終端半径から離れた活性領域18とは反対に向いた貫通開口11a、11cの端部へとx方向8に沿って継続的に増大する断面を有する。貫通開口の横のエッジが互いに移行する箇所での半径を考慮すると、少なくとも、活性領域へ向かう第1の貫通開口の延長部の約5パーセントから95パーセントまでの間において、ひいては2つの二重一点鎖線間にあるこの延長部の10パーセントから40パーセントまでの間においても、活性領域の全体的な媒体流れ方向50と平行に走る直線上に延びる領域において、断面は厳密に単調に減少する。このように、貫通開口11a、11bのまたは活性領域18とは反対に向いた封止ビード12a、12bの側面は、バイポーラプレート400上ではバイポーラプレート300よりも長いので、たとえば通路13a、13bの数をより多く含めることができる。これにより、活性領域18への反応媒体の供給、ひいてはバイポーラプレート400を有する電気化学システム1の効率も改善され得る。
バイポーラプレート400とバイポーラプレート300との間のもう1つの違いは、バイポーラプレート400の平坦表面の面と平行なバイポーラプレート400の分配領域または回収領域20の分配構造が、それぞれ、長形の断面を有することである。この断面により、たとえば、ほぼ四角形、楕円形、または他の形状が可能となる。
図5は、第3の実施形態による、本明細書で提供されるタイプのバイポーラプレート500を平面図で詳細に示すものである。図5によるバイポーラプレート500は、図3Aから図3Cによるバイポーラプレート300の改変である。簡略化を目的として、以下、主にバイポーラプレート300とバイポーラプレート500との相違点のみが強調される。
バイポーラプレート300と同様に、バイポーラプレート500もまた、2つの接合された金属セパレータプレート500a、500bで形成され、図5ではセパレータプレート500bはセパレータプレート500aにより隠れている。第1の方向14aと第2の方向15aとの間の角度αは、ここでも180度である。
図5によるバイポーラプレート500は、セパレータプレート500aが、貫通開口11aを囲む封止ビード12aからの追加の通路28を含む点で、図3Aから図3Cによるバイポーラプレート300とは異なる。通路28は、y軸9と平行の向きである。通路28はさらに、活性領域18への反応媒体の供給、または活性領域18からの反応媒体の排出を改善する。
図6は、第4の実施形態による、本明細書で提供されるタイプのバイポーラプレート600を平面図で詳細に示すものである。図6によるバイポーラプレート600は、図4によるバイポーラプレート400の改変である。簡略化を目的として、主にバイポーラプレート400とバイポーラプレート600との相違点のみが強調される。
バイポーラプレート400と同様に、バイポーラプレート600もまた、2つの接合された金属セパレータプレート600a、600bで形成され、図6ではセパレータプレート600bはセパレータプレート600aにより隠れている。
図6によるバイポーラプレート600は、セパレータプレート600aが、貫通開口11aを囲む封止ビード12aからの追加の通路28を含む点、および貫通開口11bを囲む封止ビード12bからの追加の通路29を含む点で、図4によるバイポーラプレート400とは異なる。通路28および29は、それぞれy軸9と平行の向きである。通路28はさらに、活性領域18への反応媒体の供給、または活性領域18からの反応媒体の排出を改善し得る。従って、通路29はさらに、セパレータプレート600bの活性領域18への反応媒体の供給、およびセパレータプレート600bの活性領域18からの反応媒体の排出を改善し得る。特定の通路13aへ割り当てられる、第1の方向14aと第2の方向15aとの間の角度αおよびαは、貫通開口11aの封止ビード12aからの通路13aの2つについて図6で例として強調されている。図4によるバイポーラプレート400と同様に、図6によるバイポーラプレート600上の角度αおよびαは、180度および約135度である。
図7は、第5の実施形態による、本明細書で提供されるタイプのバイポーラプレート700を平面図で詳細に示すものである。図7によるバイポーラプレート700は、図3Aから図3Cによるバイポーラプレート300の改変である。簡略化を目的として、以下、主にバイポーラプレート300とバイポーラプレート700との相違点のみが強調される。
バイポーラプレート300と同様に、バイポーラプレート700もまた、2つの接合された金属セパレータプレート700a、700bで形成され、図7ではセパレータプレート700bはセパレータプレート700aにより隠れている。
図7によるバイポーラプレート700は、図3Aから図3Cによるバイポーラプレート300とは貫通開口11a-cの配置が主に異なる。バイポーラプレート300とは対照的に、バイポーラプレート700の貫通開口11cは、活性領域18の貫通開口11aおよび11bとの間に配置される。バイポーラプレート700の貫通開口11cは、たとえば、バイポーラプレート700を有する図1の電気化学システム1の冷却回路の一部分であり得る。そして貫通開口11a、11bは、バイポーラプレート700に接する電気化学システム電池に反応ガスを供給するために使用され得る。図3Aから図3Cによるバイポーラプレート300とは対照的に、図7によるバイポーラプレート700の貫通開口11cは、分配領域または回収領域20の全幅にわたるy方向9に沿って、または活性領域18の全幅にわたって延びる。これにより、貫通開口11cを介しての、空洞22への冷却剤の供給、または空洞22からの冷却剤の排出が改善される。この通路13aに割り当てられた、第1の方向14aと第2の方向15aとの間の角度αは、図7の例によれば、貫通開口11aの封止ビード12aからの通路13aうちの1つについて強調されている。この角度αは、ここでも180度である。
最後に、図7によるバイポーラプレート700の分配領域または回収領域20の分配構造は、図4によるバイポーラプレート400と同様に、バイポーラプレート700の平坦表面の面と平行な長形断面を有する。しかしながら、バイポーラプレート700の分配領域または回収領域20の分配構造は、活性領域18の方向において、バイポーラプレート700の横エッジを基準にして外側から内側へ向く突起、および内側から外側へ向く陥没の両方を有しており、陥没は主に、空洞22に面するセパレータプレート700aの後側面上の空洞22にわたり冷却剤を分配して活性領域18のできる限り均一な冷却を確保するために使用される。
図8は、第6の実施形態による、本明細書で提供されるタイプのバイポーラプレート800を平面図で詳細に示すものである。図8によるバイポーラプレート800は、図7によるバイポーラプレート700の改変である。簡略化を目的として、主にバイポーラプレート800とバイポーラプレート700との相違点のみが強調される。
バイポーラプレート700と同様に、バイポーラプレート800もまた、2つの接合された金属セパレータプレート800a、800bで形成され、図8ではセパレータプレート800bはセパレータプレート800aにより隠れている。
図8によるバイポーラプレート800は、2つの別個の貫通開口11cが、貫通開口11a、11bと、それぞれが封止ビード12cにより囲まれるとともに特定の封止ビード12cからの通路13cによりセパレータプレート800a、800bによって包囲される空洞22と流体接続される活性領域18との間に提供される点で、図7によるバイポーラプレート700とは異なる。分配領域または回収領域20のまたは活性領域18の全幅にわたりy方向9に沿って延びる単一の貫通開口11cのみが提供されるバイポーラプレート700と比較すると、これは、貫通開口11aと活性領域18との間に流れる反応媒体が、2つの別個の封止ビード12cにより区切られるセパレータプレート800aの中央部分でチャネル30を通って流れることもできる点で利点を有する。活性領域18上への、貫通開口11aから活性領域18へと流れる反応媒体の分配、または活性領域18から貫通開口11aへ流れる反応媒体の回収が、こうしてさらに改善され得る。

Claims (20)

  1. 電気化学システム用のバイポーラプレートであって、
    第1のセパレータプレートおよび第2のセパレータプレートを備え、
    前記第1のセパレータプレートおよび前記第2のセパレータプレートの各々は、
    反応媒体を導通させるための第1の貫通開口および第2の貫通開口と、
    平坦側面に沿って反応媒体を導くための構造を有する活性領域と、
    前記第1の貫通開口を封止するための、前記第1の貫通開口を囲む第1の封止構造、および、前記第2の貫通開口を封止するための、前記第2の貫通開口を囲む第2の封止構造、とを備え
    前記第1のセパレータプレートにおける前記第1の封止構造は、前記第1の封止構造を通して反応媒体を導通させるための第1の通路を有し、
    前記第1の通路は、前記第1の貫通開口とは反対に向いた第1の通路開口を含み、
    前記第1の通路は、前記第1の貫通開口から前記第1の通路開口へ向かって方向づけられる第1の方向を画定し、
    前記第1の貫通開口は、前記第1の通路により前記活性領域と流体接続され、
    前記第1の通路は、前記第1の方向が、第2の方向に対して少なくとも100度の角度を有するように配置されるとともに形成され、前記第2の方向は、前記第1の通路の前記第1の通路開口を前記活性領域の媒体入口または媒体出口へ接続する最短の直線の接続線により画定され、前記第2の方向は、前記第1の通路の前記第1の通路開口から前記活性領域の前記媒体入口または前記媒体出口へ向けられ、
    前記第2のセパレータプレートにおける前記第2の封止構造は、前記第2の封止構造を通して反応媒体を導通させるための第2の通路を有し、
    前記第2の通路は、前記第2の貫通開口とは反対に向いた第2の通路開口を含み、
    前記第2の通路は、前記第2の貫通開口から前記第2の通路開口へ向かって方向づけられる第3の方向を画定し、
    前記第2の貫通開口は、前記第2の通路により前記活性領域と流体接続され、
    前記第2の通路は、前記第3の方向が、第4の方向に対して少なくとも100度の角度を有するように配置されるとともに形成され、前記第4の方向は、前記第2の通路の前記第2の通路開口を前記活性領域の媒体入口または媒体出口へ接続する最短の直線の接続線により画定され、前記第4の方向は、前記第2の通路の前記第2の通路開口から前記活性領域の前記媒体入口または前記媒体出口へ向けられる
    バイポーラプレート。
  2. 前記第1のセパレータプレートにおいて、前記第1の通路は、前記第1の貫通開口に面する第3の通路開口を含み、前記第1の方向は、前記第3の通路開口を前記第1の通路開口へ接続する最短の直線の貫通導線により画定され、
    前記第2のセパレータプレートにおいて、前記第2の通路は、前記第2の貫通開口に面する第4の通路開口を含み、前記第3の方向は、前記第4の通路開口を前記第2の通路開口へ接続する最短の直線の貫通導線により画定される、請求項1に記載のバイポーラプレート
  3. 前記第1のセパレータプレートにおいて、前記第1の通路は、前記第1の方向が、前記第2の方向とともに、少なくとも105度、好ましくは少なくとも110度、およびとりわけ好ましくは少なくとも120度の角度を有するように配置されるとともに形成され、
    前記第2のセパレータプレートにおいて、前記第2の通路は、前記第3の方向が、前記第4の方向とともに、少なくとも105度、好ましくは少なくとも110度、およびとりわけ好ましくは少なくとも120度の角度を有するように配置されるとともに形成される、請求項1または2に記載のバイポーラプレート
  4. 前記第1のセパレータプレートおよび前記第2のセパレータプレートの各々は、金属、好ましくはステンレススチールから形成される、請求項1から3のいずれか一項に記載のバイポーラプレート
  5. 前記第1の貫通開口と前記活性領域との間に配置される分配領域を有し、前記第1の通路の前記第1の通路開口は、前記分配領域により前記活性領域と流体接続されており、前記分配領域は、前記第1の通路の前記第1の通路開口から進出して前記分配領域内へと導入される反応媒体を前記活性領域にわたって分配するように、および/または前記活性領域から進出して前記第1の通路の前記第1の通路開口へ向かって流れる反応媒体を、前記第1の通路開口へ向かって回収またはプールするように構成される分配構造を有する、請求項1から4のいずれか一項に記載のバイポーラプレート
  6. 前記第1のセパレータプレートおよび前記第2のセパレータプレートの各々は、金属シートの厳密に1つの層、好ましくはステンレススチールシートの厳密に1つの層で形成される、請求項1から5のいずれか一項に記載のバイポーラプレート
  7. 前記第1のセパレータプレートの前記第1の通路開口は、前記第1のセパレータプレートの貫通孔として形成され、前記第2のセパレータプレートの前記第2の通路開口は、前記第2のセパレータプレートの貫通孔として形成される、請求項1から6のいずれか一項に記載のバイポーラプレート
  8. 前記第1のセパレータプレートおよび前記第2のセパレータプレートの各々は、
    対応するセパレータプレートを介して冷却剤または反応媒体を導通させるための少なくとも1つの第3の貫通開口を備え、前記第3の貫通開口を封止するための前記第3の貫通開口を囲む第3の封止構造を備え、
    前記第1のセパレータプレートのおよび前記第2のセパレータプレートの相互に整列された前記第3の貫通開口は、前記バイポーラプレートの第3の貫通開口を形成し、前記第1のセパレータプレートおよび前記第2のセパレータプレートは、前記バイポーラプレートを通して冷却剤を導通させるための空洞を包囲し、前記空洞は前記バイポーラプレートの前記第3の貫通開口と流体接続される、請求項1から7のいずれか1項に記載のバイポーラプレート。
  9. 前記第1の封止構造および/または前記第2の封止構造および/または前記第3の封止構造は、前記第1のセパレータプレートおよび前記第2のセパレータプレートの各々のそれぞれへとエンボス加工された封止ビードとして形成される、請求項8に記載のバイポーラプレート。
  10. 反応媒体を導くための前記活性領域の前記構造は前記第1のセパレータプレートおよび前記第2のセパレータプレートの各々へとエンボス加工されている、請求項8または請求項9に記載のバイポーラプレート。
  11. 前記バイポーラプレートの前記第3の貫通開口と前記空洞との間の前記流体接続は、活性領域に面する前記バイポーラプレートの前記第3の貫通開口の側面上の前記バイポーラプレートの前記第3の貫通開口内へと開口する、請求項8に記載のバイポーラプレート。
  12. 前記バイポーラプレートの平坦表面の面と平行に決定される前記バイポーラプレートの前記第3の貫通開口の断面は、前記活性領域に面する前記バイポーラプレートの前記第3の貫通開口の少なくとも端セクションにおいて前記活性領域へ向かって増大する、請求項8から11のいずれか1項に記載のバイポーラプレート。
  13. 前記活性領域において全体的な媒体流れ方向と平行な前記第3の貫通開口は、第1の端部が前記活性領域に面する最大長さを有し、前記第3の貫通開口の前記断面は、前記第3の貫通開口の前記最大長さに垂直に決定され、前記断面は、前記第3の貫通開口の前記最大長さに沿う連続セクションにおいて前記活性領域へ向かって厳密に単調に一貫して増大し、前記連続セクションは、前記活性領域に面する第1の端部と、前記活性領域とは反対に向いた第2の端部とを有し、前記第3の貫通開口の前記最大長さの前記第1の端部からの前記連続セクションの前記第1の端部の距離は、前記第3の貫通開口の前記最大長さの10パーセントであり、前記第3の貫通開口の前記最大長さの前記第1の端部からの前記連続セクションの前記第2の端部の距離は、前記第3の貫通開口の前記最大長さの40パーセントである、請求項12に記載のバイポーラプレート。
  14. 前記バイポーラプレートの平坦表面と平行に決定される前記バイポーラプレートの前記第1の貫通開口の断面は、前記活性領域とは反対に向いた前記第1の貫通開口の少なくとも端セクションにおいて、前記活性領域とは反対に向かう方向へ向かって増大する、請求項1から13のいずれか一項に記載のバイポーラプレート。
  15. 前記活性領域において全体的な媒体流れ方向と平行な前記第1の貫通開口は、第1の端部が前記活性領域に面する最大長さを有し、前記第1の貫通開口の前記断面は、前記第1の貫通開口の前記最大長さに垂直に決定され、前記第1の貫通開口の前記断面は、前記第1の貫通開口の前記最大長さに沿う連続セクションにおいて前記活性領域とは反対に向かう方向へ向かって厳密に単調に一貫して増大し、前記連続セクションは、前記活性領域に面する前記第1の端部と、前記活性領域とは反対に向いた第2の端部とを有し、前記第1の貫通開口の前記最大長さの前記第1の端部からの前記連続セクションの前記第1の端部の距離は、前記第1の貫通開口の前記最大長さの60パーセントであり、前記第1の貫通開口の前記最大長さの前記第1の端部からの前記連続セクションの前記第2の端部の距離は、前記第1の貫通開口の前記最大長さの90パーセントである、請求項14に記載のバイポーラプレート。
  16. 前記バイポーラプレートの前記第1の貫通開口および前記バイポーラプレートの前記第2の貫通開口は、前記第1の貫通開口と前記活性領域との間の最短直線接続線へと横断する向きの方向に沿って互いに隣り合って配置される、請求項11から13のいずれか一項に記載のバイポーラプレート。
  17. 前記バイポーラプレートの前記第2の貫通開口は、前記バイポーラプレートの前記第1の貫通開口と前記活性領域との間に配置される、請求項11から13のいずれか一項に記載のバイポーラプレート。
  18. 請求項1から17のいずれか一項に記載のバイポーラプレートを複数備え、前記バイポーラプレート間に配置される膜アセンブリを備える、電気化学システム。
  19. 燃料電池スタックまたは電解槽として形成され、前記膜アセンブリは、少なくとも1つの電解質膜をそれぞれ有する、請求項18に記載の電気化学システム。
  20. 加湿器として形成され、前記膜アセンブリは、少なくとも1つの水交換膜をそれぞれ有する、請求項18に記載の電気化学システム。
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