JP6272704B2 - 蛇行調整装置 - Google Patents

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Description

この発明は、ベルトコンベヤに於けるベルトの蛇行を調整する装置に関する。
ベルトコンベヤの走行するベルトが蛇行(搬送物の片荷などの要因にともない)すると、ベルト上の搬送物が落荷する。
この落荷にともないベルトコンベヤのサイドに堆積した搬送物を人手による工具を用いた作業でベルト上に戻すことになるので、手数がかかる。
勿論、蛇行を放置することで、ベルトコンベヤの正常な運転を阻害し、この阻害にともない例えばベルトに損傷を与えることにもなる。
そこで、ベルトが蛇行しようとしても、自動的に蛇行を抑止して上述の諸問題を解決するようにした蛇行調整装置がある(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−182828号公報
ところで、特許文献1の構成によると、ベルトの両側縁外側にそれぞれ並列する縦長なサイドローラを配置して、このサイドローラの外周にベルトの側縁が当接することで、ベルトの蛇行を調整するようにする。
しかしながら、ベルトの側縁がサイドローラに当接し、当接状況下でベルトの当接力が増長するにともないベルトの側縁がサイドローラの周面上方にすべり移動して、ベルトに蛇行修正力が正確に伝達されないと共に、ベルトの側縁に摩滅が著しく、ベルトの耐久性に問題があった。
また、ベルトの側縁のすべり(サイドローラに対する)にともない短時間にベルトに対する蛇行調整力が作用しない問題もあった。
そこで、この発明は、ガイドローラに対するベルトの側縁のすべりを防止しながら、ガイドローラによるベルトの蛇行修正が正確かつ迅速に応答できるようにした蛇行調整装置を提供することにある。
上記の課題を解決するために、この発明は、ベルトコンベヤに於けるキャリヤベルトの両側縁外側の所定位置にコンベヤフレームから起立する支持部材を設け、この支持部材の上端に両端が上記ベルトの長手方向に向く傾動体の中央部を前記傾動体の両端が上下方向に昇降するよう支軸を介し支持し、また上記傾動体の両端及び中間の位置に両端の大径部が上下に位置する鼓状のガイドローラの回転支軸を取り付け、さらに、上記傾動体の両端の昇降範囲を規制する規制手段を設けて、上記ガイドローラの小径周面に上記ベルトの側縁を臨ませた構成を採用する。
また、前記各ガイドローラの回転軸芯が、ベルトの表面に向け前傾している構成を採用することもある。
以上のように、この発明の蛇行調整装置によれば、コンベヤの運転にともないベルト上の搬送物の片荷などの原因によりベルトが蛇行すると、ベルトの横移動方向の側縁が並列ガイドローラの周面に接触してベルトの蛇行を阻止しようとする。
そして、ベルトの走行方向の力とガイドローラの回転方向の力とによりベルトに押し下げようとする力が発生して、キャリヤトラフに沿って中央に戻ろうとする。
すなわち、傾動体のベルト走行方向の反対側一端が上方に傾動して、傾動体の一端側ガイドローラが上昇するのに対し、傾動体のベルト走行方向側他端が下方に傾動して、傾動体の他端側ガイドローラが降下する。
このため、ベルトは、キャリヤローラに沿って中央に戻ろうとするので、(各ガイドローラに対するベルトの乗り越えによる逸脱は、ガイドローラの端の大径部分で阻止する)、ベルトの蛇行を修正することができる。
また、傾動体に取り付けてある各ガイドローラの回転軸線を、ベルトの表面に向け前傾させてあるので、ベルトの走行方向に対しズレが生じ、このズレによって摩擦が発生する。
この前傾にともなう接触力の増加を摩擦の発生によりベルトはガイドローラから逃げようとするので、より一層ベルトを中央に戻そうと力(推力)が有効に作用する効果がある。
この発明の実施形態を示す縦断正面図である。 同上の側面図である。 ガイドローラの支持を示す縦断正面図である。 傾動体の規制手段を示す縦断正面図である。 ガイドローラの作用を示す側面図である。
次に、この発明の実施形態を添付図面に基づいて説明する。
図において、Aはベルトコンベヤである。
このベルトコンベヤAは、周知のように、ヘッドプーリとテールプーリ(図示省略)との間にかけ渡した無端状のベルトaと、このベルトaのキャリヤ側裏面を支承するように前後に多数配置したトラフ形のキャリアローラ1と、ベルトaリターン側表面を支承するように前後に多数配置したリターンローラ(図示省略)とで構成されている。
上記ベルトコンベヤAの両側縁外側には、前後に所定の間隔を存してコンベヤフレーム2から起立する支持部材3が設けてあり、この各支持部材3の上端には、両端がベルトaの長手方に向く傾動体4の中央を前記傾動体4の両端が上下方向に昇降するように支軸5を介して支持してある。
また、傾動体4の両端及び中央には、両端の大径部が上下に位置する鼓状のガイドローラ6の回転支軸7が支持させてある。
上記回転支軸7の支持は、図3に示すように、傾動体4の上縁から連なる取付片9の上面に起立させて設けた筒状部10にガイドローラ6の下端から突出する回転支軸7を嵌入して、締付具11を介し筒状部10に回転支軸7を固定したが、限定されずその他の手段で傾動体4にガイドローラ6を支持させてもよい。
さらに、傾動体4の両端の昇降を或る範囲に規制する規制手段Bが設けてある。
上記の規制手段Bとしては、図2,4及び5に示すように支持部材3に両端が上下に位置するように設けた長孔12と、この長孔12から傾動体4の透孔13に嵌挿したボルト14と、このボルト14にねじ込んだボルト14の抜け止めナット15とで構成したが、限定されず、要するに傾動体4の両端の昇降を或る範囲に規制するような構成の方式を採用することもある。
上記のように構成すると、ベルトコンベヤAの運転にともない走行するベルトaは、ベルトa上の搬送物の片荷などの要因により蛇行する。
この蛇行にともない横移動側傾動体4の各ガイドローラ6にベルトaの側縁が当接する。
すると、ガイドローラ6の上下の大径部(図示鍔部)によりガイドローラ6へのベルトaの乗り上げと落ち込みを防止する。
そして、ガイドローラ6に対するベルトaの側縁の接触量増加、摩擦により推力が発生してベルトaを押し下げようとする力が発生して、キャリヤトラフに沿って中央に戻ろうとする。
すなわち、傾動体4のベルトaの走行方向の反対側一端が上方に傾動して、傾動体4の一端側ガイドローラ6が上昇するのに対し、傾動体4のベルトa走行方向側他端が下方に傾動して、傾動体4の他端側ガイドローラ6が降下する(図5に示すように)。
このため、ベルトaは、キャリヤローラ1に沿って中央に戻ろうとするので(各ガイドローラ6に対するベルトaの乗り越えによる逸脱は、ガイドローラ6の大径部部分で阻止する)、ベルトaの蛇行を修正することができる。
上記の作用は、ベルトaの走行方向の力(図5の矢符方向)と、ガイドローラ6の回転方向の力によりキャリヤローラ1にベルトaを押し下げようとする力による。
また、図1,3に示すように、各ガイドローラ6の回転軸芯が、ベルトaの表面に向け前傾させてある。
すると、ベルトaの表面に対してズレが生じることになり、このズレによって摩擦が発生して、接触力が増加する。
このため、接触力の増加と摩擦の発生によりベルトがガイドローラから逃げようとしてより一層ベルトを中央に戻そうとする力(推力)が有効に作用する。
A ベルトコンベヤ
a ベルト
B 規制手段
1 キャリヤローラ
2 コンベヤフレーム
3 支持部材
4 傾動体
5 支軸
6 ガイドローラ
7 回転支軸
9 取付片
10 筒状部
11 締付具
12 長孔
13 透孔
14 ボルト
15 ナット

Claims (2)

  1. ベルトコンベヤに於けるキャリヤベルトの両側縁外側の所定位置にコンベヤフレームから起立する支持部材を設け、この支持部材の上端に両端が上記ベルトの長手方向に向く傾動体の中央部を前記傾動体の両端が上下方向に昇降するよう支軸を介し支持し、また上記傾動体の両端及び中間の位置に両端の大径部が上下に位置する鼓状のガイドローラの回転支軸を取り付け、さらに、上記傾動体の両端の昇降範囲を規制する規制手段を設けて、上記ガイドローラの小径周面に上記ベルトの側縁を臨ませたことを特徴とする蛇行調整装置。
  2. 前記各ガイドローラの回転軸芯が、ベルトの表面に向け前傾していることを特徴とする請求項1に記載の蛇行調整装置。
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