JP6272427B2 - 光音響イメージング装置、光音響イメージング方法および光音響イメージング方法を実行するためのプログラム - Google Patents

光音響イメージング装置、光音響イメージング方法および光音響イメージング方法を実行するためのプログラム Download PDF

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本発明は、光音響イメージング装置、光音響イメージング方法および光音響イメージング方法を実行するためのプログラムに関するものである。
レーザーなどの光源から被検体に照射した光を被検体内に伝播させ、被検体内の情報を得る光音響イメージング装置の研究が医療分野を中心に積極的に進められている。このような光音響イメージング技術の一つとして、特許文献1では、Photoacoustic Tomography(PAT:光音響トモグラフィー)が提案されている。
PATとは、光源から発生したパルス光を生体(被検体)に照射し、被検体内を伝播・拡散した光が生体組織で吸収されて発生する音響波を受信し、受信した音響波を解析処理することで、被検体である生体内部の光学特性に関連した情報を可視化する技術である。
これにより、被検体内の光学特性値分布等の生体情報、特に、光エネルギー吸収密度分布を得ることができる。
PATでは、被検体内における光吸収体から発生する音響波の初期音圧P0は次式で表すことができる。
P0=Γ・μa・Φ・・・式1
ここで、Γはグルナイゼン係数であり、体積膨張係数βと音速cの二乗の積を定圧比熱CPで割ったものである。Γは被検体が決まれば、ほぼ一定の値をとることが知られており、μaは吸収体の光吸収係数、Φは局所的な領域での光量(吸収体に照射された光量で、光フルエンスとも言う)である。
被検体中を伝搬してきた音響波の大きさである音圧Pの時間変化を測定し、その測定結果から初期音圧分布を算出する。算出された初期音圧分布をグルナイゼン係数Γで除することにより、μaとΦの積の分布、つまり光エネルギー吸収密度分布を得ることができる。
式1で示されるように、初期音圧P0の分布から光吸収係数μaの分布を得るためには、被検体内の光量Φの分布を求めることが必要である。被検体の厚さに対して十分大きな領域に、一様な照射光量が照射された時、被検体内を光が平面波のように伝播すると仮定すると被検体内の光量の分布Φは次式であらわすことができる。
Φ=Φ0・exp(−μeff・d)・・・式2
ここで、μeffは被検体の平均的な有効減衰係数、Φ0は光源から被検体内に入射する光量(被検体の表面における光量)である。また、dは光源からの光が照射された被検体表面の領域(光照射領域)から被検体内における光吸収体までの距離である。
式2に示される光量分布Φを用いて、式1の光エネルギー吸収密度分布(μaΦ)から光吸収係数分布(μa)を算出することができる。
米国特許第5713356号明細書
しかしながら、被検体の形状が単純な形状でない場合や光源から被検体に照射される光量が一様でない場合には、被検体表面での光照射領域の面積、照射光量分布が均一でなくなる。このため、被検体内の光量分布は照射面に対して面内方向に不均一となり、式2を用いることができなくなる。このため、被検体内の光学特性値分布を精度よく求めるためには、この不均一性を考慮することが求められる。
本発明は、被検体内の吸収係数などの光学特性値分布を高精度に得ることを目的とする。
本発明は、容器により形状が規定された被検体に光が照射されることにより発生する音響波に由来する信号を用いて、前記被検体に関する情報を取得する装置であって、前記被検体の表面における複数の照度分布に関する情報を保持する保持手段、前記複数の照度分布に関する情報のうち、前記容器に対応する前記照度分布に関する情報を、前記保持手段から読み出す読出手段、及び、前記容器に対応する前記照度分布に関する情報、及び、前記信号に基づいて、被検体情報を取得する取得手段、を有することを特徴とする処理装置である。
また、本発明は、容器により形状が規定された被検体に光が照射されることにより発生する音響波に由来する信号を用いて、前記被検体に関する情報を取得する装置であって、前記被検体の内部における複数の光量分布に関する情報を保持する保持手段、前記複数の光量分布に関する情報のうち、前記容器に対応する前記光量分布に関する情報を、前記保持手段から読み出す読出手段、及び、前記容器に対応する前記光量分布に関する情報、及び、前記信号に基づいて、被検体情報を取得する取得手段、を有することを特徴とする処理装置である。
本発明により、被検体内の光量分布を精度よく得ることができ、被検体内の吸収係数などの光学特性値分布を高精度に得ることができる。
本発明の実施形態1及び4に係る光音響イメージング装置の構成の一例を示す模式図 本発明の課題を説明する模式図 本発明の実施形態1に係る光音響イメージング装置の処理の一例を示すフローチャート 本発明の実施形態1に係る光音響イメージング装置に用いられる音響波発生部材の上面模式図 本発明の実施形態2に係る光音響イメージング装置の処理の一例を示すフローチャート 図5のS14における表面における照度分布を決定する処理の一例を示す模式図 本発明の実施形態3に係る光音響イメージング装置の構成の一例を示す模式図 本発明の実施形態3に係る光音響イメージング装置の処理の一例を示すフローチャート 本発明の実施形態4に係る光音響イメージング装置の処理の一例を示すフローチャート
以下、図面を用いて本発明を詳細に説明する。なお、本発明において、音響波とは、音波、超音波、光音響波と呼ばれるものを含み、被検体に近赤外線等の光(電磁波)を照射して被検体内部で発生する弾性波のことを示す。また、本発明の光音響イメージング装置は、人や動物の悪性腫瘍や血管疾患などの診断や化学治療の経過観察などを主な目的とし、被検体の内部の生体情報を取得して画像データを生成する装置である。よって、被検体としては生体、具体的には人体や動物の乳房や指、手足などの診断の対象部位が想定される。被検体内部の光吸収体としては、被検体内で相対的に吸収係数が高いものを示し、例えば、人体が測定対象であれば酸化あるいは還元ヘモグロビンやそれらを含む多く含む血管あるいは新生血管を多く含む悪性腫瘍が該当する。
(実施形態1)
図1(a)は、本実施形態に係る光音響イメージング装置の構成を示したものである。
本実施形態の光音響イメージング装置は、音響波変換部1と、処理部2とを有している。
さらに、本実施形態では、被検体6の表面に、被検体6の形状に沿って音響波発生部材10が配置されている。音響波発生部材10は、被検体6とは異なる吸収係数を有するものであり、厚さ・光吸収係数・グルナイゼン係数を予め測定しておいたものを使用する。光源3から発せられた光4は例えばレンズ、ミラー、光ファイバなどの光学系5を介して、生体などの被検体6に照射される。被検体6の内部を伝播した光のエネルギーの一部が血管内又は血液内などの光吸収体7(結果的に音源となる)に吸収されると、その光吸収体7の熱膨張により音響波81(典型的には超音波)が発生する。また、光源3から発せられた光4を受け、音響波発生部材10から音響波82が発生される。音響波81,82は、音響波変換部1により受信され、電気信号に変換される。そして、処理部2によって、この電気信号と光源3により照射された光の被検体6の表面における光量分布(以下、表面光量分布という)とに基づいて、被検体6の光学特性値分布などの画像データが生成される。より具体的には、処理部によって、表面光量分布に基づいて被検体6内の光量分布(以下、内部光量分布という)が決定され、電気信号と、内部光量分布に基づいて画像データが生成される。そして、この画像データは液晶ディスプレイなどの表示装置9に画像として表示される。なお、光音響イメージング装置が被検体6を固定するために、図1(b)のように固定部材11を備えるようにしてもよい。固定部材とは被検体の一部の形状を規定するためのものである。なお、他の実施形態においても、特に言及しないが固定部材を備えるようにしてもよい。
光エネルギー吸収密度分布や光吸収係数分布の画像では、形状・サイズ・吸収係数が同じ光吸収体7であっても、被検体6内の異なる位置に存在すると、互いに異なる輝度又は色で表示されてしまう。これは、ぞれぞれの光吸収体に到達するフォトン数、すなわち被検体6内の局所的な光量が異なるためである。被検体6内の局所的な光量が異なる理由としては、被検体6の表面光量分布が影響していると考えられる。図2には、被検体6の2つの同じ面積の領域(A,B)に、光量が同じ大きさの光源3から光が照射される様子が示されている。図2から分かるように、光源3が発する光量は同じであっても、被検体表面における光照射領域の面積が異なるので、領域Aと領域Bでは照度が異なってしまう。
また、光源3の光自体あるいは光学系5を介して被検体6に照射される光4も有限な広がりを持ち、この広がり方向において光強度分布が一様でない場合には、光照射領域(領域C)内でも位置によっては照度が異なる。式2では、一様な照射される光量(表面光量分布)の場合には適用できるが、上述したような照度される光量が一様でない場合には適用できない。本発明は、光源により照射された光の被検体の表面光量分布を用いて、被検体内の光量分布の補正を行うことにより、最終的に得られる画像において、同じ形状・サイズ・吸収係数が同じ吸収体をほぼ同じ輝度又は色で表示できる。
次に、図1と図3を用いて本実施形態の光音響イメージング装置の動作を説明する。
光源3から被検体6に光4を照射し、被検体6内の光吸収体7で発生した音響波81及び、被検体6の表面に配置された音響波発生部材10で発生した音響波82を音響波変換部1によって受信する(S10)。受信された音響波は音響波変換部1によって電気信号に変換され(S11)、処理部2に取り込まれる。処理部2は、電気信号に対して、増幅、A/D変換、フィルター処理などを行った後に(S12)、光吸収体7の位置や大きさ、あるいは初期音圧分布などの生体情報を計算し、第1の画像データを生成する(S13)。
一方、処理部2は、電気信号より得られた第1の画像データから、光源3により照射された光の被検体6の表面光量分布を決定する(S14)。具体的には、以下のとおりである。
音響波81は被検体6内を伝播して減衰した光を受けて発生するのに対し、音響波82はほとんど減衰していない光を受けて被検体6の表面で発生する。また、音響波発生部材10は被検体よりも吸収係数が高いものを使用する。このため被検体6の表面で発生する音響波82は、光吸収体7で発生される音響波81よりも大きくなる。よって、S13で得た第1の画像データ(初期音圧分布P0)から他よりも初期音圧が大きい部分を抽出することができる。その部分が被検体6と音響波発生部材10との境界線、つまり被検体6の表面に対応する。より具体的には、ある閾値よりも大きい初期音圧の部分を結んだ線が被検体6と音響波発生部材10との境界線となる。被検体6の表面が決定されるとともに、その境界線に沿った初期音圧分布(ΓbμbΦ0)を得ることができる。なお、Γb及びμbはそれぞれ音響波発生部材10のグルナイゼン係数及び吸収係数である。その境界線に沿った初期音圧分布(ΓbμbΦ0)から、音響波発生部材10の吸収係数Γbとμbを除して、光源3により照射された光の被検体6の表面光量分布Φ0を算出することができる。
そして、この被検体6の表面光量分布を基に被検体6内の内部光量分布Φを決定する(S15)。具体的には、上述したS14で得られた被検体6の表面の形状と被検体6の表面光量分布を用い、計算空間内の被検体6の表面上に、表面光量分布Φ0と同じ光量分布を持つ仮想の光源を配置して、被検体6内の内部光量分布Φを算出して決定する。この際、光拡散方程式、輸送方程式等を用いて内部光量分布を算出する。
そして、処理部2は、S15で決定した内部光量分布Φと、S13で得られた第1の画像データ(初期音圧分布P0)とに基づいて、吸収係数分布などの第2の画像データを生成する(S16)。つまり、式1においてS15で決定した内部光量分布を用いることで吸収係数分布が算出できる。このようにして得られた第2の画像データで表される画像が、表示装置9に表示される(S17)。
次に、本実施形態の光音響イメージング装置の構成をより具体的に説明する。
音響波変換部は、音響波を受信して電気信号に変換する1つ以上の素子を有し、圧電現象を用いたトランスデューサー、光の共振を用いたトランスデューサー、容量の変化を用いたトランスデューサーなどで構成される。音響波を受信して電気信号に変換できるものであればどのような素子を用いてもよい。音響波を受信する素子は1次元又は2次元に複数配列することにより、同時に複数の場所で音響波を受信することができ、受信時間を短縮できると共に、被検体の振動などの影響を低減できる。なお、1つの素子を移動させることで、複数の素子を2次元あるいは1次元に配置したものと同様の信号を得ることも可能である。また、音響波変換部と被検体との間には、音響マッチングを図るためにジェルなどの音響マッチング材を塗布することが好ましい。
処理部には典型的にはワークステーションなどが用いられ、画像再構成(画像データを生成する)処理などがあらかじめプログラミングされたソフトウェアにより行われる。例えば、ワークステーションで使われるソフトウェアは、光音響イメージング装置内部又は外部からの電気信号により被検体の表面における光量分布又は照度分布を求める処理やノイズ低減処理を行う信号処理モジュールを有している。さらにワークステーションで使われるソフトウェアは、画像再構成を行う画像再構成モジュールを有している。なお、PATにおいては、通常、画像再構成前の前処理として、ノイズ低減処理などが各位置で受信された信号に対して行われるが、それらは信号処理モジュールで行われることが好ましい。また、画像再構成モジュールでは、画像再構成による画像データの形成が行われ、画像再構成アルゴリズムとして、例えば、トモグラフィー技術で通常に用いられるタイムドメインあるいはフーリエドメインでの逆投影などが適応される。なお、画像データとは2次元、3次元を問わず生体情報を示すデータのことであり、2次元の場合は、ピクセルデータを複数並べて構成され、3次元の場合は、ボクセルデータを複数並べて構成される。ピクセルデータ及びボクセルデータは複数の位置で取得した音響波を画像再構成することで得られる。以下の説明においては、3次元の画像データについて説明するが、本発明は2次元の画像データにも適用できる。
光源は、生体を構成する成分のうち特定の成分(例えばヘモグロビン)に吸収される特定の波長の光を照射するものである。具体的に、光の波長は500nm以上1200nm以下が好ましい。この場合、後述する処理において、被検体表面(例えば、皮膚)で発生した音響波と被検体内部の光吸収体(例えば、ヘモグロビン)で発生した音響波を区別しやすくなるためである。光源としては5ナノ秒乃至50ナノ秒のパルス光を発生可能な光源を少なくとも一つは備えている。光源としては大きな出力が得られるレーザーが好ましいが、レーザーのかわりに発光ダイオードなどを用いることも可能である。レーザーとしては、固体レーザー、ガスレーザー、色素レーザー、半導体レーザーなど様々なレーザーを使用することができる。また、光は音響波変換部側から照射してもよく、音響波変換部とは反対側から照射してもよい。さらに被検体の両側から照射してもよい。
光学系は、例えば、光を反射するミラーや、光を集光したり拡大したり形状を変化させるレンズなどである。このような光学系は、ミラーやレンズ以外にも、光導波路などが挙げられ、光源から発せられる光を被検体に所望の形状で照射することができればどのようなものでもよい。なお、光はレンズで拡散させることにより、ある程度の面積に広げる方が好ましい。また、光を被検体に照射する領域は被検体上を移動可能であることが好ましい。言い換えると、光源から発せられる光が被検体上を移動可能となるように構成されていることが好ましい。移動可能であることにより、より広範囲に光を照射することができる。また、光を被検体に照射する領域は、音響波変換部と同期して移動するとさらに好ましい。光を被検体に照射する領域を移動させる方法としては、可動式ミラー等を用いる方法や、光源自体を機械的に移動させる方法などがある。
音響波発生部材は、吸収係数を有するものであり、被検体の表面に配置され、厚さ・光吸収係数・グルナイゼン係数が既知のものを使用する。音響波発生部材は、光源から照射された光を吸収して音響波を発生するもので、被検体の表面形状および被検体の表面光量分布を算出することを可能にする。音響波発生部材は、音響波が発生する光の吸収係数が被検体の平均吸収係数よりも大きい材料でできている。具体的に光吸収係数の大きさは0.005mm−1以上0.100mm−1以下ものが好ましい。吸収係数が0.100mm−1より大きいと被検体6内部に侵入する光が少なくなり、被検体内部で発生する音響波が小さくなる。また、吸収係数が0.005mm−1より小さいと被検体の内部の平均的な吸収係数よりも小さくなるので、被検体の内部と表面から得られる音響波が区別しにくくなり、被検体の表面の形状が算出されにくくなる。好ましくは、光吸収係数の大きさは0.010mm−1以上0.080mm−1以下ものがよい。また、グルナイゼン係数は0.8以上1.5以下の材料を用いるのが好ましい。なお、被検体の平均的なグルナイゼン係数は0.5程度である。音響波発生部材は、図4(a)のように膜状に吸収係数が既知の吸収体の粒子が斑点状に配置されたものでもいいし、図4(b)のように吸収体が格子状に配置されたものであってもよい。また、音響波発生部材は膜状に吸収体の微粒子が一様に配置されたものでもいい。なお、音響波発生部材は、吸収係数が既知であるジェルなどの音響マッチング材を用いることも可能である。
(実施形態2)
本実施形態に係る光音響イメージング装置は、実施形態1に係る光音響イメージング装置において音響波発生部材を配置しない構成である。本実施形態は、被検体6とその周囲(例えば、空気や固定部材)との光学特性(例えば、吸収係数)が不連続であることにより発生する音響波を使って表面形状を算出する。そして、表面形状の算出結果と光源から照射される光の強度分布とに基づいて被検体の表面における照度分布(以下、表面照度分布という)を算出する形態である。以下では、被検体の周囲に空気がある例で説明するがこれに限られない。
空気と被検体6では、吸収係数、グルナイゼン係数が不連続である。そのため、それらの境界面、つまり被検体の表面で光が吸収されるために、被検体6の表面から音響波82が発生する。音響波変換部1は、光吸収体7から発生した音響波81と、音響波82を受信し、その音響波を電気信号に変換する。
次に、図5を用いて本実施形態の光音響イメージング装置の動作を説明する。
光源3から被検体6に光4を照射し、被検体6内の光吸収体7で発生した音響波81及び、被検体6の表面で発生した音響波82を音響波変換部1によって受信する(S10)。受信された音響波81は音響波変換部1によって電気信号に変換され(S11)、処理部2に取り込まれる。処理部2は、電気信号にフィルター処理などを行った後に(S12)、光吸収体7の位置や大きさ、あるいは光エネルギー吸収密度分布や初期音圧分布などの生体情報を計算し、第1の画像データを生成する(S13)。
一方、処理部2は、電気信号より得られた第1の画像データから、被検体6の形状を決定する(S20)。具体的には、以下のとおりである。
被検体6の表面で発生する音響波82は、ほとんど減衰していない光を受けて発生するため、光吸収体7で発生される音響波81よりも大きい。よって、S13で得た第1の画像データ(初期音圧分布)から他よりも初期音圧が大きい部分を抽出することができる。
その部分が被検体6と空気との境界線、つまり被検体6の表面に対応する。より具体的には、ある閾値よりも大きい初期音圧の部分を結んだ線が被検体6と空気との境界線となる。
一方、被検体6と空気(被検体6の周囲)との境界での吸収率(吸収係数)が既知である場合には、実施形態1と同様に、この境界線に沿った初期音圧分布から光源3により照射された光の被検体6の表面照度分布を算出することができる。
しかし、被検体6と空気との境界での吸収率(吸収係数)が既知でない場合には、境界線に沿った初期音圧分布から、照射された光の被検体6の表面照度分布を算出することができないので、次に示す処理を行う。
処理部2は、この被検体6の形状と光源3から照射される光4の強度分布とに基づき、光源3により照射された光4の被検体6の表面照度分布を決定する(S14)。具体的な例は、以下のとおりである。
光源3から照射される光4の強度分布は、被検体6の深さ方向に垂直な面内方向の光強度分布であり、予め測定しておく。図6を用いて具体的に説明する。なお、図6において被検体6の形状は、被検体6の深さ方向の位置zと、被検体6の深さ方向に垂直な面内方向の位置xと、その面からの傾きθ(x)で表される。光4の被検体6の深さ方向に垂直な面内方向の光強度分布をA(x)とする。なお、被検体6の外部に関しては、光は直進するものと仮定する。光が照射された被検体6表面上の面における光4に対する傾き分布θ(x)は、被検体6の表面形状から算出される法線方向を基準として算出することができる。各位置(x,z)において、光強度分布A(x)にcosθ(x)をかけることで、被検体6の表面照度分布を算出することができる。
上記の例では、被検体6の外部に関しては、光は直進するものと仮定したが、被検体6の外部領域において、光輸送方程式やモンテカルロ・光伝播シミュレーション等を用いて被検体6の表面までの光4の伝播を解いて表面照度分布を求めることもできる。
そして、この表面照度分布を基に被検体6内の内部光量分布を決定する(S15)。具体的には、S20で得られた被検体6の形状とS14で得られた被検体6の表面照度分布を用い、計算空間内の被検体の表面上に、表面照度分布と同様の同じ光量分布を持つ仮想の光源を配置して、内部光量分布を算出し、決定する。この際、光拡散方程式、輸送方程式またはモンテカルロ・光伝播シミュレーション等を用いて内部光量分布を算出する。
そして、処理部2は、S15で決定した被検体6内の内部光量分布と、S13で得られた第1の画像データとに基づいて、吸収係数分布などの第2の画像データを生成する(S16)。つまり、式1においてS15で決定した内部光量分布を用いることで吸収係数分布が算出できる。このようにして得られた第2の画像データで表される画像が、表示装置9に表示される(S17)。
(実施形態3)
図7は、本発明に係る実施形態3に係る光音響イメージング装置の構成を示した図である。本実施形態は、実施形態2に対して、測定部30を有している点が異なる。その他の構成は実施形態2と同様である。この測定部30は、被検体の形状を測定するためのものである。
測定部30は、例えばCCDカメラなどの撮像装置を用いることができる。その場合、取り込まれた画像から処理部2が、被検体6の外形や厚みなどを算出し、被検体6の形状を決定する。また、測定部30は、音響波を送信し、音響波を受信する音響波変換部(いわゆる超音波エコー用音響変換部)であってもよい。なお、音響波変換部1がその機能を兼ねてもよいし、別個に設けるようにしてもよい。
次に、図8を用いて本実施形態の光音響イメージング装置の動作を説明する。実施形態2では、電気信号(第1の画像データ)から、被検体6の形状を決定する(S20)のに対し、本実施形態の光音響イメージング装置の動作は、測定部で得られた被検体の画像から、被検体の形状を決定する(S30)点が異なる。その他の動作は実施形態2と同じである。
(実施形態4)
図1を用いて本実施形態に係る光音響イメージング装置を説明する。本実施形態に係る光音響イメージング装置は、実施形態1に係る光音響イメージング装置における音響波発生部材10の代わりに、被検体6の形状を規定する容器40を使用する。その他の構成は実施形態1の構成と同じである。
本実施形態では、被検体6の形状が一意に決定されるので、被検体6の表面における光源3から照射される光4の被検体6の表面照度分布が一意に決定される。具体的には、異なる形状や大きさの複数の容器を用意して、被検体6に応じてその複数の容器の中から一つの容器40を選択して、被検体6をその容器40の中に入れて、PAT測定を行う。
一方、各容器において、その容器を用いた場合に被検体6の表面に照射される表面照度分布を予め求めておいて、各容器における被検体6の表面照度分布データからなる表面照度分布データテーブルとして処理部2に保持しておく。そして、容器の選択とともに、そのテーブルから該当する容器を用いた場合における被検体6の表面照度分布データを取り出せるようにしておく。なお、複数の容器を用意せずに、容器の容量の大きさや形状を変えられる容器であってもよい。この場合は、容量の大きさや形状を変えた場合での被検体6の表面に照射される表面照度分布を予め求めて、処理部が容量の大きさや形状を変えた場合における表面照度分布データからなる表面照度分布データテーブルを保持するようにしてもよい。
次に、図9を用いて本実施形態の光音響イメージング装置の動作を説明する。
まず、複数の容器の中から、被検体の大きさや形状に応じて一つの容器40を選択し、その容器40内に被検体6を入れる。
次に、光源3から被検体6に光4を照射し、被検体6内の光吸収体7で発生した音響波81を音響波変換部1によって受信する(S10)。受信された音響波81の信号は音響波変換部1によって電気信号に変換され(S11)、処理部2に取り込まれる。処理部2は、電気信号にフィルター処理などを行った後に(S12)、光吸収体7の位置や大きさ、あるいは初期音圧分布などの生体情報を計算し、第1の画像データを生成する(画像再構成、S13)。
一方、処理部2は、処理部2に保持されている表面照度分布データテーブルから選択された容器40における表面照度分布データを選択して読み込み(S40)、光源により照射された光の被検体の表面照度分布を決定する(S14)。
そして、この表面照度分布を基に被検体6内の内部光量分布を決定する(S15)。具体的には、容器により規定された被検体6の形状とS14で得られた被検体の表面照度分布を用い、計算空間内の被検体の表面上に、表面照度分布と同様の同じ照度分布を持つ仮想の光源を配置して、内部光量分布を算出し、決定する。この際、光拡散方程式、輸送方程式またはモンテカルロ・光伝播シミュレーション等を用いて内部光量分布を算出する。
そして、処理部2は、S16で決定した内部光量分布と、S13で得られた第1の画像データとに基づいて、吸収係数分布などの第2の画像データを生成する(S16)。つまり、式1においてS16で決定した内部光量分布を用いることで吸収係数分布が算出できる。このようにして得られた第2の画像データで表される画像が、表示装置9に表示される(S17)。
なお、被検体6内の光の拡散などを予め予測できるのであれば、表面照度分布データテーブルの代わりに被検体6内の内部光量分布データテーブルを用意することも可能である。この場合には、S40は、表面照度分布データではなく内部光量分布データが読み込まれ、S40でS14の工程を兼ねることができる。
(実施形態5)
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態1乃至4の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。
1 音響波変換部
2 処理部
3 光源
4 光源から発せられる光
6 被検体
81,82 音響波

Claims (18)

  1. 容器により形状が規定された被検体に光が照射されることにより発生する音響波に由来する信号を用いて、前記被検体に関する情報を取得する装置であって、
    前記被検体の表面における複数の照度分布に関する情報を保持する保持手段、
    前記複数の照度分布に関する情報のうち、前記容器に対応する前記照度分布に関する情報を、前記保持手段から読み出す読出手段、及び、
    前記容器に対応する前記照度分布に関する情報、及び、前記信号に基づいて、被検体情報を取得する取得手段、
    を有する
    ことを特徴とする処理装置。
  2. 前記取得手段は、
    前記容器に対応する前記照度分布に関する情報に基づいて、前記被検体の内部における光量分布に関する情報を取得し、
    前記被検体の内部における前記光量分布に関する情報、及び、前記信号に基づいて、前記被検体情報を取得する
    ことを特徴とする請求項1に記載の処理装置。
  3. 前記取得手段は、
    前記容器に対応する前記照度分布に関する情報に基づいて、計算空間上に当該照度分布に対応する仮想の光源を配置し、前記仮想の光源からの光の前記被検体の内部での伝播を計算することにより、前記被検体の内部における光量分布に関する情報を取得する
    ことを特徴とする請求項2に記載の処理装置。
  4. 前記取得手段は、
    前記仮想の光源からの光の前記被検体の内部での伝播を光拡散方程式、輸送方程式、またはモンテカル・伝播シミュレーションにより計算することにより、前記被検体の内部における前記光量分布に関する情報を取得する
    ことを特徴とする請求項3に記載の処理装置。
  5. 前記取得手段は、
    前記信号に基づいて、前記被検体の内部における光エネルギー吸収密度分布または初期音圧分布に関する情報を取得し、
    前記光エネルギー吸収密度分布または前記初期音圧分布に関する情報、及び、前記容器に対応する前記光量分布に関する情報に基づいて、前記被検体情報を取得する
    ことを特徴とする請求項2から4のいずれか1項に記載の処理装置。
  6. 前記被検体情報は、吸収係数分布に関する情報である
    ことを特徴とする請求項5に記載の処理装置。
  7. 前記保持手段は、複数の前記容器に対応する前記複数の照度分布に関する情報を保持する
    ことを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載の処理装置。
  8. 前記読出手段は、前記容器の容量の大きさまたは形状に対応する前記照度分布に関する情報を読み出す
    ことを特徴とする請求項1から7のいずれか1項に記載の処理装置。
  9. 前記被検体情報に基づいた画像を表示手段に表示させる表示制御手段を有する
    ことを特徴とする請求項1から8のいずれか1項に記載の処理装置。
  10. 容器により形状が規定された被検体に光が照射されることにより発生する音響波に由来する信号を用いて、前記被検体に関する情報を取得する装置であって、
    前記被検体の内部における複数の光量分布に関する情報を保持する保持手段、
    前記複数の光量分布に関する情報のうち、前記容器に対応する前記光量分布に関する情報を、前記保持手段から読み出す読出手段、及び、
    前記容器に対応する前記光量分布に関する情報、及び、前記信号に基づいて、被検体情報を取得する取得手段、
    を有する
    ことを特徴とする処理装置。
  11. 前記取得手段は、
    前記信号に基づいて、前記被検体の内部における光エネルギー吸収密度分布または初期音圧分布に関する情報を取得し、
    前記光エネルギー吸収密度分布または前記初期音圧分布に関する情報、及び、前記容器に対応する前記光量分布に関する情報に基づいて、前記被検体情報を取得する
    ことを特徴とする請求項10に記載の処理装置。
  12. 前記被検体情報は、吸収係数分布に関する情報である
    ことを特徴とする請求項11に記載の処理装置。
  13. 前記保持手段は、複数の容器に対応する前記複数の光量分布に関する情報を保持する
    ことを特徴とする請求項10から12のいずれか1項に記載の処理装置。
  14. 前記読出手段は、前記容器の容量の大きさまたは形状に対応する前記光量分布に関する情報を読み出す
    ことを特徴とする請求項10から13のいずれか1項に記載の処理装置。
  15. 容器により形状が規定された被検体に光が照射されることにより発生する音響波に由来する信号を用いて、前記被検体に関する情報を取得する処理方法であって、
    前記被検体の表面における複数の照度分布に関する情報が保持された保持手段から、前記容器に対応する前記照度分布に関する情報を読み出し、
    前記容器に対応する前記照度分布に関する情報、及び、前記信号に基づいて、被検体情報を取得する
    ことを特徴とする処理方法。
  16. 容器により形状が規定された被検体に光が照射されることにより発生する音響波に由来する信号を用いて、前記被検体に関する情報を取得する処理方法であって、
    前記被検体の内部における複数の光量分布に関する情報が保持された保持手段から、前記容器に対応する前記光量分布に関する情報を読み出し、
    前記容器に対応する前記光量分布に関する情報、及び、前記信号に基づいて、被検体情報を取得する
    ことを特徴とする処理方法。
  17. 被検体に光が照射されることにより発生する音響波に由来する信号に基づく画像データを取得し、
    前記画像データに基づいて、前記被検体の形状に関する情報を取得し、
    前記被検体の形状に関する情報と、前記被検体を照射する光の強度分布とに基づいて、前記被検体に照射された光の前記被検体の表面における照度分布に関する情報を取得し、
    前記被検体の表面における前記照度分布に関する情報と、前記信号とに基づいて、被検体情報を取得する
    ことを特徴とする処理方法。
  18. 請求項15から17のいずれか1項に記載の処理方法の各工程をコンピュータに実行させるためのプログラム。
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