JP6269516B2 - 画像形成方法 - Google Patents

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本発明は、インクジェット記録装置、及び、画像形成方法に関する。
従来、記録媒体上にインクを吐出するインクジェット記録装置において、インクの滲みを抑制する技術が知られている。
例えば、印字順序の早いインクから順にインクの浸透性を減少させるインクジェット記録装置が開示されている(特許文献1参照)。
特許文献1には、普通紙に対してマルチカラー、又は、フルカラー印刷を行った場合でも、インクの滲みがなく且つインクの定着性にも優れ、同時に発色性の良好な印字物が得られると記載されている。
特開平6−226999号公報
しかしながら、特許文献1に記載のインクジェット記録装置では、高速印字する場合には、インクの滲みを抑制することが困難である。また、裏抜け、オフセットが発生する恐れがある。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、高速印字する場合にも、インクの滲み、裏抜け、及び、オフセットを抑制することの可能なインクジェット記録装置、及び、画像形成方法を提供することを目的としている。
本発明のインクジェット記録装置は、3以上の所定個数の記録ヘッド、搬送部、及び、負圧印加部を備える。前記所定個数の記録ヘッドは、3以上の所定種類のインクを、それぞれ、記録媒体上に吐出する。前記搬送部は、前記所定個数の記録ヘッドによる画像形成位置へ前記記録媒体を搬送する。前記負圧印加部は、前記所定個数の記録ヘッドと前記搬送部との間の空間に負圧を印加する。前記負圧印加部は、前記記録媒体の搬送方向について最上流側に配置される記録ヘッドである第1記録ヘッドの前記空間、及び、最下流側に配置される記録ヘッドである第2記録ヘッドの前記空間に印加する負圧を、他の記録ヘッドの前記空間に印加する負圧より高くする。
本発明の画像形成方法は、前記インクジェット記録装置を用いて、前記記録媒体に前記記録ヘッドからインクを吐出して前記記録媒体に画像を形成する画像形成方法である。また、前記第1記録ヘッド、及び、前記第2記録ヘッドから吐出されるインクは、他の記録ヘッドから吐出されるインクと比較して、インクに含まれる揮発性成分が蒸発したときのインク粘度の変化が小さい。
本発明のインクジェット記録装置によれば、高速印字する場合にも、インクの滲み、裏抜け、及び、オフセットを抑制することができる。
本実施形態に係るインクジェット記録装置の構成を示す図である。 図1に示す画像形成部の構成を示す図である。 図2に示す搬送ベルト、ガイド部材、及び、負圧印加部の構成を示す切断斜視図である。 図3に示すガイド部材の構成を示す平面図である。 図4に示すガイド部材に形成された溝及び貫通孔の構成を示す平面図及び断面図である。(a)は、溝及び貫通孔の構成を示す平面図である。(b)は、(a)における溝及び貫通孔の構成を示すA−A断面図である。
以下、本発明の実施形態について、図面(図1〜図5)を参照しながら説明する。なお、図中、同一又は相当部分については同一の参照符号を付して説明を繰り返さない。
まず、図1を参照して、本実施形態に係るインクジェット記録装置1について説明する。図1は、本実施形態に係るインクジェット記録装置1の構成を示す図である。インクジェット記録装置1は、装置筐体100、装置筐体100の内部の下方に配置された給紙部2、給紙部2の上方に配置された画像形成部3、画像形成部3の一方側(図1では右側)に配置された用紙搬送部4、及び、画像形成部3の他方側(図1では左側)に配置された用紙排出部5を備える。
給紙部2は、給紙カセット21、給紙ローラー22、及び、ガイド板23を備える。給紙カセット21は、記録用紙Pを収納し、装置筐体100に着脱自在である。給紙ローラー22は、給紙カセット21の一方側端(図1では、右側端)の上方に配置される。ガイド板23は、給紙ローラー22と用紙搬送部4との間に配置される。
給紙カセット21内には、複数枚の記録用紙Pが収納される。以下、「記録用紙」は、便宜上、単に「用紙」と記載する。なお、記録用紙Pは、「記録媒体」の一例に相当する。給紙ローラー(ピックアップローラー)22は、用紙Pの搬送方向に沿って用紙Pを送るローラーであって、給紙カセット21内の用紙Pを最上部から一枚ずつ取り出す。ガイド板23は、給紙ローラー22が取り出した用紙Pを用紙搬送部4に案内する。
用紙搬送部4は、略C字形の用紙搬送路41、用紙搬送路41の入口側に設けられた第1搬送ローラー対42、用紙搬送路41の途中に設けられた第2搬送ローラー対43、及び、用紙搬送路41の出口側に設けられたレジストローラー対44を備える。
第1搬送ローラー対42は、用紙Pの搬送方向に沿って用紙Pを送るローラー対(送りローラー対)であって、給紙部2から供給される用紙Pを挟んで用紙搬送路41に送出する。第2搬送ローラー対43も送りローラー対である。第2搬送ローラー対43は、第1搬送ローラー対42が送出した用紙Pを挟んでレジストローラー対44に向けて送出する。
レジストローラー対44は、第2搬送ローラー対43によって搬送されてきた用紙Pの斜行補正を行う。また、レジストローラー対44は、用紙Pへの画像形成のタイミングと用紙Pの搬送タイミングとを同期させるために、用紙Pを一時的に停止させた後、用紙Pを画像形成タイミングに合わせて画像形成部3に送出する。
画像形成部3は、搬送ベルト32及び記録ヘッド34(4種類の記録ヘッド34a、34b、34c、及び、34d)を備え、レジストローラー対44から供給された用紙Pを、搬送ベルト32によって所定方向(図1では左向き)に搬送すると共に、搬送ベルト32によって搬送されている用紙P上に記録ヘッド34によって画像を形成する。なお、画像形成部3の詳細な構成は、図2を参照して後述する。また、画像形成部3は、記録ヘッド34に対して、用紙Pの搬送方向下流側(図1では、左側)に搬送ガイド36を備えている。
搬送ガイド36は、搬送ベルト32から排出される用紙Pを用紙排出部5に案内する。用紙排出部5は、排出ローラー対51、及び、排出トレイ52を備える。排出トレイ52は、装置筐体100に形成された排出口11から外部に突出するように装置筐体100に固定されている。
排出ローラー対51は、搬送ガイド36を通過した用紙Pを、排出口11の方向に送出する。排出トレイ52は、排出ローラー対51によって送出された用紙Pを案内する。排出ローラー対51によって送出された用紙Pは、装置筐体100の一方側面(図1では左側面)に形成された排出口11を介して、装置筐体100の外部に排出される。排出トレイ52は、排出口11から排出された用紙Pを積層して収納する。
次に、図2を参照して、画像形成部3について説明する。図2は、図1に示す画像形成部3の構成を示す図である。
図2に示すように、画像形成部3は、記録ヘッド34に加えて、搬送部31、負圧印加部33、記録ヘッド34、及び、板状部材35を更に備える。4種類の記録ヘッド34a、34b、34c、及び、34dには、それぞれ、複数のノズル(図示せず)が設けられている。これらの複数のノズルからインクが吐出されて、用紙Pに文字、図形のような画像が形成される。記録ヘッド34a、34b、34c、及び、34dは、略同一の構成を有するため、記録ヘッド34と総称することもある。
搬送部31は、所定方向(図2では左向き)に用紙Pを搬送するものであって、ベルト速度検知ローラー311、吸着ローラー312、駆動ローラー313、テンションローラー314、一対のガイドローラー315、及び、搬送ベルト32を備える。
搬送部31は、装置筐体100内において、4種類の記録ヘッド34(34a、34b、34c、及び、34d)に対向して配置される。搬送ベルト32は、ベルト速度検知ローラー311、駆動ローラー313、テンションローラー314、及び、一対のガイドローラー315に張架されている。搬送ベルト32は、用紙Pの搬送方向(図2では、反時計回り)に駆動されて、用紙Pを搬送する。
テンションローラー314は、搬送ベルト32が撓まないように、搬送ベルト32に張力を与える。
ベルト速度検知ローラー311は、負圧印加部33に対して用紙Pの搬送方向の上流側(図2では右側)に配置され、搬送ベルト32との間の摩擦力によって回転する。ベルト速度検知ローラー311は、パルス板(図示せず)を含み、上記パルス板は、ベルト速度検知ローラー311と一体になって回転する。このパルス板の回転速度を測定することによって、搬送ベルト32の回転速度が検知される。
駆動ローラー313は、負圧印加部33に対して用紙Pの搬送方向の下流側(図1では左側)に配置される。好ましくは、駆動ローラー313は、ベルト速度検知ローラー311と共に、記録ヘッド34と対向する位置の搬送ベルト32の平面性を維持するように配置される。
駆動ローラー313はモーター(図示せず)によって回転駆動され、図2の反時計回りの方向に搬送ベルト32を回転させる。
一対のガイドローラー315は、負圧印加部33よりも下方に配置され、負圧印加部33の下方に空間を形成する。このように配置することによって、負圧印加部33の下方における搬送ベルト32と負圧印加部33との接触を防止することができる。
4個の記録ヘッド34(34a、34b、34c、及び、34d)は、用紙Pの搬送方向の上流側から下流側に向けて並設される。記録ヘッド34a、34b、34c、及び、34dは、それぞれ、搬送ベルト32の幅方向(図2では、紙面に直交する方向)に配列された複数のノズル(図示せず)を備えている。また、記録ヘッド34a、34b、34c、及び、34dは、ライン型と呼ばれる。つまり、インクジェット記録装置1は、ラインヘッド方式のインクジェット記録装置である。なお、「所定種類」及び「所定個数」は、それぞれ、本実施形態では「4種類」及び「4個」である。
負圧印加部33は、搬送ベルト32を介して、用紙Pに負圧を印加して、用紙Pを搬送ベルト32に吸着させる。負圧印加部33は、搬送ベルト32を介して4種類の記録ヘッド34と対向するように搬送ベルト32の裏面側(図2では下側)に配置される。また、負圧印加部33は、4種類の記録ヘッド34(34a、34b、34c、及び、34d)と搬送ベルト32との間の空間341a〜341dに負圧を印加する。
負圧印加部33は、3つの負圧印加部33a、33b、33cを備えている。負圧印加部33aは、最上流側(図2では右側)に配置された記録ヘッド34aと搬送ベルト32との間の空間341aに負圧を印加する。負圧印加部33cは、最下流側(図2では左側)に配置された記録ヘッド34dと搬送ベルト32との間の空間341dに負圧を印加する。負圧印加部33bは、他の記録ヘッド34b、34cと搬送ベルト32との間の空間341b、341cに負圧を印加する。なお、記録ヘッド34aは、「第1記録ヘッド」に相当し、記録ヘッド34dは、「第2記録ヘッド」に相当する。
具体的には、負圧印加部33a及び負圧印加部33cは、それぞれ、空間341a、及び、空間341dに、例えば、大気圧に対して380Paの負圧を印加する。また、負圧印加部33bは、それぞれ、空間341b、及び、空間341cに、例えば、大気圧に対して290Paの負圧を印加する。
このようにして、最上流側の空間341aに印加される負圧、及び、最下流側の空間341dに印加される負圧が、他の空間341b、341cに印加される負圧より大きいため、記録用紙Pの記録ヘッド34との擦れを防止することができる。
本実施形態では、空間341aに印加される負圧を空間341dに印加される負圧と同一値としているが、空間341aに印加される負圧が空間341dに印加される負圧と相違する形態でもよい。例えば、空間341aに印加される負圧が、空間341dに印加される負圧より大きい形態でもよい、具体的には、空間341aに印加される負圧が大気圧に対して400Paであり、空間341dに印加される負圧が大気圧に対して350Paである形態でもよい。この場合には、記録用紙Pの記録ヘッド34aとの擦れをより確実に防止することができる。
負圧印加部33a、33b、33cは、概ね同一の構成を備えるため、便宜上、負圧印加部33aの構成について、以下に説明する。負圧印加部33aは、空気流通室331a、空気流通室331aの上面開口を覆うガイド部材332、負圧発生部336a、及び、排気口337aを備える。
吸着ローラー312は従動ローラーである。吸着ローラー312は、搬送ベルト32を介して、ガイド部材332に対向して配置され、レジストローラー対44から送出された用紙Pを搬送ベルト32上へ誘導して、搬送ベルト32に吸着させる。
ガイド部材332は、搬送ベルト32を介して用紙Pを支持する。また、ガイド部材332には、貫通孔335が形成されている。ガイド部材332は、例えば、金属材料からなる。具体的には、ガイド部材332の材料として、アルミダイキャスト、プレス加工板等を使用できる。あるいは、ガイド部材332の材料として、搬送ベルト32との摺動性に優れた樹脂を選択することも可能である。
本実施形態では、便宜上、負圧印加部33がガイド部材332を備えるとして説明しているが、上述のように、ガイド部材332は搬送ベルト32を支持するため、搬送部31がガイド部材332を備えるとして説明してもよい。
空気流通室331aは、上面が開口した有底筒状の箱形部材によって形成されている。空気流通室331aを構成する側壁の上面は、ガイド部材332に固定されている。負圧発生部336aは、空気流通室331aの下方に配置される。負圧発生部336aに対して空気の流れの下流側(図2では下側)には排気口337aが配置されている。負圧発生部336aが駆動することによって、空気流通室331a内に負圧が発生し、この負圧によって、ガイド部材332及び搬送ベルト32を介して、用紙Pが搬送ベルト32に向けて吸引される。
負圧発生部336aは、空気流通室331a内に負圧を発生するものであって、例えば、ファンである。ただし、負圧発生部336aは、ファンに限定されるものではなく、例えば真空ポンプであってもよい。
次に、図1を参照して、インクジェット記録装置1の動作について説明する。給紙ローラー22は、給紙カセット21から用紙Pを取り出す。取り出された用紙Pは、ガイド板23によって第1搬送ローラー対42に導かれる。
用紙Pは第1搬送ローラー対42によって用紙搬送路41内に送出され、第2搬送ローラー対43によって用紙Pの搬送方向に搬送される。そして、用紙Pはレジストローラー対44に当接して停止し、斜行補正が行われる。そして、画像形成タイミングに合わせてレジストローラー対44によって用紙Pが画像形成部3に送出される。
用紙Pは吸着ローラー312によって搬送ベルト32上に導かれ、搬送ベルト32に吸着される。用紙Pは、搬送ベルト32に形成された多数の吸引孔321(図3参照)の一部を覆う。負圧印加部33は、ガイド部材332、及び、搬送ベルト32を介して空気を吸引しており、空気流通室331には負圧が発生している。これによって、負圧が用紙Pに作用して、用紙Pが搬送ベルト32に吸着される。そして、用紙Pは、搬送ベルト32の移動に伴って用紙Pの搬送方向に搬送される。
搬送ベルト32によって、4種類の記録ヘッド34a、34b、34c、及び、34dにそれぞれ対向する位置へ、用紙Pの各部分が連続して搬送される。この間に、4種類の記録ヘッド34a、34b、34c、及び34dから、それぞれ、各色のインクが搬送ベルト32によって搬送されている用紙Pへ向けて吐出される。これによって、用紙Pに画像が形成される。
用紙Pは、搬送ベルト32から搬送ガイド36へ搬送される。搬送ガイド36を通過した用紙Pは、排出ローラー対51によって排出口11の方向に送出され、排出トレイ52に案内されて排出口11を介して装置筐体100の外部に排出される。
次に、図3を参照して、搬送ベルト32、ガイド部材332、及び、負圧印加部33aの構成について説明する。図3は、図2に示す搬送ベルト32、ガイド部材332、及び、負圧印加部33aの構成を示す切断斜視図である。
図3に示すように、上側から下側に向けて、搬送ベルト32、ガイド部材332、空気流通室331a、及び、負圧発生部336aが配置されている。搬送ベルト32には、多数の吸引孔321が形成されている。
ここで、搬送ベルト32に形成された吸引孔321について説明する。図3に示すように、搬送ベルト32には、多数の吸引孔321が略等間隔に形成されている。吸引孔321の直径は、例えば2mmであり、隣接する吸引孔321との間隔は、例えば8mmである。
また、ガイド部材332の上面(搬送ベルト32側の面)には、複数の溝334が形成されている。溝334は、用紙Pの搬送方向に延びる長円状に形成されている。
次に、図4を参照して、ガイド部材332に形成された溝334及び貫通孔335について説明する。図4は、図3に示すガイド部材332の構成を示す平面図である。図4に示すように、ガイド部材332には、用紙Pの搬送方向(図4では、左右方向)に延びる長円状の溝334から成る列が、ガイド部材332の幅方向(図4では上下方向)に複数本形成されている。また、溝334における、用紙Pの搬送方向(図4では、左右方向)の略中央位置には、それぞれ、ガイド部材332をその厚さ方向に貫通する貫通孔335が形成されている。貫通孔335の断面は円形状である。
次に、図5を参照して、ガイド部材332に形成された溝334及び貫通孔335について説明する。図5は、図4に示すガイド部材332に形成された溝334及び貫通孔335の構成を示す平面図及び断面図である。図5(a)は、溝334及び貫通孔335の構成を示す平面図であり、図5(b)は、図5(a)における溝334及び貫通孔335の構成を示すA−A断面図である。
図5(a)に示すように、溝334における、用紙Pの搬送方向(図5(a)では、左右方向)の略中央位置には、ガイド部材332をその厚さ方向に貫通する貫通孔335が形成されている。図5(b)に示すように、溝334は、貫通孔335と連通して形成されているため、空気流通室331から貫通孔335を介して印加される負圧が、溝334が形成されている領域にも作用する。
次に、図3を参照して、搬送ベルト32に形成された吸引孔321と、ガイド部材332に形成された溝334との位置関係について説明する。用紙Pの搬送方向に配置された多数の吸引孔321から成る列が搬送ベルト32の幅方向(用紙Pの搬送方向に直交する方向)に複数本形成されており、これらの複数本の列は、吸引孔321が千鳥状に配置されるように配列されている。また、図3に示すように、搬送ベルト32の複数本の吸引孔321の列は、それぞれ、複数本の溝334の列に対応して配置される。
また、複数の溝334は、ぞれぞれ、少なくとも2個の吸引孔321と対向するように形成されている。搬送ベルト32の移動に伴って、複数の溝334に、それぞれ、対向する吸引孔321が1つずつ入れ替わってゆく。
負圧発生部336によって負圧にされる空気流通室331は、ガイド部材332の貫通孔335及び溝334を介して、搬送ベルト32の吸引孔321に連通する。
上述のように、搬送ベルト32の吸引孔321に負圧が印加されるため、搬送ベルト32は、用紙Pを吸着して搬送することができる。
<実験に用いたインクの説明>
次に、表1、及び、表2を参照して、インクジェット記録装置1で用いられるインクについて説明する。表1、及び、表2は、図1に示すインクジェット記録装置1で用いられる顔料分散体A〜Lの成分、及び、分子量を示す図表である。表1、及び、表2に示す図表において、左側から順に、顔料分散体名、顔料分散体に含まれる成分、各成分の質量%、及び、水溶性樹脂の分子量を示す。
Figure 0006269516
Figure 0006269516
表1、及び、表2に示す顔料分散体A〜Lは、以下のようにして生成した。まず、顔料、スチレンアクリル酸共重合体水溶性樹脂、エチレングリコール、及び、純水を混合した。次に、混合液をサンドミル(株式会社安川製作所製)中でガラスビーズ(直径1.7mm、混合液の1.5倍量(質量))と共に2時間分散して、顔料分散体A〜Lを生成した。
また、インクA〜Lは、以下のようにして生成した。なお、インクA〜Lは、それぞれ、顔料分散体A〜Lに対応するインクである。まず、顔料分散体A〜Lを20質量%、2‐ピロリドン7質量%、グリセリン10質量%、トリエチレングリコールモノブチルエーテル8質量%、及び、オルフィンE1010を1質量%、を混合した(残量は純水)。次いで、混合液を常温で20分間攪拌して、インクA〜Lを生成した。
例えば、顔料分散体Bは、顔料としての「C.Iピグメントシアン15:3」を15質量%、スチレンアクリル酸共重合体水溶性樹脂を7質量%、エチレングリコールを10質量%、及び、純水を混合して得られた。また、例えば、顔料分散体Hは、顔料としての「C.Iピグメントイエロー74」を15質量%、スチレンアクリル酸共重合体水溶性樹脂を7質量%、エチレングリコールを10質量%、及び、純水を混合して得られた。
次に、表3を参照して、インクの粘度変化率Rρについて説明する。表3は、表1、表2に示す顔料分散体A〜Lに、それぞれ、対応するインクA〜Lの粘度変化率Rρを示す図表である。表3の左側から順に、インクの種類、粘度変化率Rρ、初期粘度、質量乾燥率Rwが10%の時の粘度、質量乾燥率Rwが20%の時の粘度、質量乾燥率Rwが30%の時の粘度、質量乾燥率Rwが40%の時の粘度、及び、近似式を示す。
Figure 0006269516
まず、質量乾燥率Rwについて説明する。インクを容積300cm3の円柱状開口容器に入れ、インク初期重量を測定する。その後、60℃の恒温槽に入れて、所定時間ごとにインク重量を測定することによって、乾燥後インク重量を求める。そして、乾燥後インク重量を用いて、質量乾燥率Rwは、次の(1)式で求められる。
(質量乾燥率Rw)=((初期インク重量)−(乾燥後インク重量))
/(初期インク重量)×100 (1)
次に、粘度変化率Rρについて説明する。質量乾燥率Rwが10%以上40%以下の範囲における質量乾燥率Rwに対するインク粘度ρをプロットする。そして、質量乾燥率Rwとインク粘度ρとの相関を、最小二乗法を用いて直線で近似し、その直線の傾きを粘度変化率Rρとする。
例えば、表3に示すように、インクBについて、質量乾燥率Rwが10%、20%、30%、及び、40%のときの粘度は、それぞれ、7、16、25、31mPa・secであった。また、横軸(x軸)を質量乾燥率Rwとし、縦軸(y軸)をインク粘度ρとして、上記の4点を、最小二乗法を用いて直線で近似すると、下記(2)式が得られた。
y=81×x−0.5 (2)
したがって、粘度変化率Rρとして「81」(mPa・sec)が得られた。
また、例えば、表3に示すように、インクHについて、質量乾燥率Rwが10%、20%、30%、及び、40%のときの粘度は、それぞれ、6、10、16、21mPa・secであった。また、横軸(x軸)を質量乾燥率Rwとし、縦軸(y軸)をインク粘度ρとして、上記の4点を、最小二乗法を用いて直線で近似すると、下記(3)式が得られた。
y=51×x+0.5 (3)
したがって、粘度変化率Rρとして「51」(mPa・sec)が得られた。
<実験結果>
次に、表1、表2に示す顔料分散体A〜Lに、それぞれ、対応するインクA〜Lの実験結果について説明する。表4は、表1、表2に示す顔料分散体A〜Lに、それぞれ、対応するインクA〜Lの実験結果を示す図表である。表4には、左側から順に、実験名称、インクの印刷順序とインク種類との関係、インク付着の有無、着弾精度、裏抜け、カラーブレード、及び、オフセットを示す。例えば、実施例では、上流側から、インクH、インクE、インクB、及び、インクKの順に印刷される。なお、一色目及び最終色の記録ヘッド(記録ヘッド34a、及び、34d)下の空間341a、341dにおける吸引負圧を380Paに設定し、その他のヘッド(記録ヘッド34b、及び、34c)下の空間341b、341cにおける吸引負圧を280Paに設定して実験を行った。
Figure 0006269516
次いで、評価指標について説明する。まず、「インク付着の有無」について説明する。記録ヘッド34a、34b、34c、及び、34dのインクを吐出するノズルが、用紙Pの搬送方向に対して、直角に配置されるように1つの記録ヘッド34当りのノズル数を512個とした。また、解像度360dpi、液滴量14pL、駆動周波数12.8kHzのピエゾ型ヘッド(コニカミノルタIJ株式会社製)に評価用のインクを充填した。そして、互いに隣接する記録ヘッド34の間隔が20mmになるように4個配列した。
XeroxP紙(富士ゼロックス株式会社製)を供給して、搬送ベルト32で350mm/secの速度で搬送し、4個の記録ヘッド34a、34b、34c、及び、34dで4色のインクを表4で示す順に吐出した。そして、5000枚連続印刷した後、パージ動作とワイプ動作とを行い、ヘッドノズル面にインク付着が存在するかどうかを顕微鏡で観察を行った。
ヘッド面のインク付着がある場合は×、ヘッド面へのインク付着がほぼ見られない場合は○、全く見られない場合は◎とした。表4に示すように、実施例では、◎であり、比較例1、4、6では、○であり、比較例2、3、5では、×であった。
次に、「着弾精度」について説明する。「インク付着の有無」と同様の方法で、5000枚連続印刷した後、以下のようにして、着弾精度を測定した。記録ヘッド34a、34b、34c、及び、34dのスタンプ画像(用紙を搬送せずに、ヘッド下に用紙を配置した状態で、全ノズルからインクを吐出させて印字された画像)を印刷する。スタンプ画像を印刷した2656個の全てのドットに対して、位置ズレ量を画像解析装置DA−6000(王子計測機器株式会社製)によって、1ドット毎に測定した。
そして、初期着弾精度である3σ値からの変化が3未満である場合には○、初期着弾精度である3σ値からの変化が3以上である場合には×とした。なお、標準偏差σは、基準着弾位置に対する実着弾位置の差の標準偏差である。表4に示すように、実施例では、○であり、比較例1、4、6では、○であり、比較例2、3、5では、×であった。
次に、「裏抜け」について説明する。上記の記録ヘッド34を用い、XeroxP紙(富士ゼロックス株式会社製)にベタ印字(各色25%で、合計100%の印字)した。そして、目視にて裏抜けの評価を行い、裏抜けしている場合は×、裏抜けしていない場合は○とした。表4に示すように、実施例では、○であり、比較例2〜5では、○であり、比較例1、6では、×であった。
次に、「カラーブリード」について説明する。上記の記録ヘッド34を用い、XeroxP紙(富士ゼロックス株式会社製)にベタ印字(各色25%で、合計100%の印字)した。ベタ画像の端部を光学顕微鏡にて観察し、カラーブリードがあるかどうか、及び、その度合いを下記A〜Dのように判定した。
A:全くカラーブリードが認められなかった。
B:ややカラーブリードが認められた。
C:弱いカラーブリードが認められた。
D:強いカラーブリードが認められた。
表4に示すように、実施例では、Aであり、比較例2、5では、Bであり、比較例3では、Cであり、比較例1、4、6では、Dであった。
次に、「オフセット」について説明する。上記の記録ヘッド34を用い、XeroxP紙(富士ゼロックス株式会社製)にベタ印字(各色25%で、合計100%の印字)した。最下流側の記録ヘッド34dから10cm下流側にオフセットを評価するための搬送部材(コロ)を設置した。そして、印字面を、上記コロによって擦り、画像が非印字部に付着する程度を目視にて観察して、その度合いを下記のように評価した。
○:オフセットがない、もしくはよく観察しなければ見えない。
△:若干オフセットしている。
×:強いオフセットが観察される。
表4に示すように、実施例では、○であり、比較例1、4、6では、△であり、比較例2、3、5では、×であった。
上述のように、表4に示す実施例においては、記録ヘッド34a、34b、34c、及び、34dに、それぞれ、インクH、インクE、インクB、インクKを使用した場合には、全ての指標において、満足できる品質に印刷することができた。
また、表1、表2に示すように、表4に示す実施例において、記録用紙Pの搬送方向について最上流側に配置される記録ヘッド34a、及び、最下流側に配置される記録ヘッド34dから吐出されるインクは、他の記録ヘッドから吐出されるインクと比較して、インクに含まれる揮発性成分が蒸発したときのインク粘度の変化が小さい(以下、「増粘し難い」という)。換言すれば、インクH及びインクKは、インクE及びインクBと比較して、粘度変化率Rρが小さい。したがって、最上流側の空間341aに印加される負圧、及び、最下流側の空間341dに負圧を印加される負圧を高くした場合にも、ノズル詰まりの発生を抑制することができる。
更に、表1、表2に示すように、表4に示す実施例において、記録用紙Pの搬送方向について最上流側に配置される記録ヘッド34a、及び、最下流側に配置される記録ヘッド34dから吐出されるインク(インクH及びインクK)は、粘度変化率Rρが40〜60である。また、他の記録ヘッド34b、34cから吐出されるインク(インクE及びインクB)は、粘度変化率Rρが70〜100である。したがって、最上流側の空間341aに印加される負圧、及び、最下流側の空間341dに負圧を印加される負圧を高くした場合にも、ノズル詰まりの発生を更に抑制することができる。
なお、最上流のインクの粘度変化率Rρが40を下回った場合には、インクの紙中へ浸透し易く、裏抜けが発生する。最下流インクの粘度変化率Rρが40を下回った場合には、印字後のインク粘度ρが低いためにオフセットが生じる。また、最上流のインクの粘度変化率Rρが60を超えた場合は、第1色目の紙への浸透が悪くなるので、2色目以降のインクの紙への浸透が悪くなりオフセットが発生する。最下流のインクの粘度変化率Rρが60を超えた場合は、粘度上昇が大きいために3色目とのインク粘度ρの差が大きくなりすぎるために、3色目と4色目のなじみが悪くなりオフセットが発生する。
他のヘッドのインクの粘度変化率Rρが70を下回った場合には、乾燥が不充分になり、オフセット発生が発生する。他のヘッドのインクの粘度変化率Rρが100を超えた場合には、乾燥が進行しすぎるために、最終色の紙への浸透を妨げ、オフセットが発生する。
また、表1、表2に示すように、表4に示す実施例において、4個の記録ヘッド34のインク(インクH、インクE、インクB、及び、インクK)に含まれる水溶性樹脂の分子量は、30000〜200000である。したがって、インクとして適度な粘性を有する。
以上、図面を参照しながら本発明の実施形態について説明した。ただし、本発明は、上記の実施形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の態様において実施することが可能である(例えば、下記に示す(1)〜(3))。図面は、理解し易くするために、それぞれの構成要素を主体に模式的に示しており、図示された各構成要素の厚み、長さ、個数等は、図面作成の都合上から実際とは異なる場合がある。また、上記の実施形態で示す各構成要素の形状、寸法等は一例であって、特に限定されるものではなく、本発明の構成から実質的に逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
(1)本実施形態では、3つの負圧発生部336a、336b、336cを備える場合について説明したが、2つ以上の負圧印加部を備える形態であればよい、例えば、空気流通室331aと空気流通室331cとが連通されている場合には、負圧発生部336c(又は、負圧発生部336a)を省略することができる。この場合には、装置を簡素化することができる。
(2)本実施形態では、粘度変化率Rρに基づいて増粘し難さを評価したが、その他の方法で、増粘し難さを評価してもよい。例えば、粘度が予め設定された所定値(例えば、30mPa・sec)となるときの質量乾燥率Rwで、増粘し難さを評価してもよい。この場合には、質量乾燥率Rwが大きい程、増粘し難いと評価することができる。
(3)本実施形態では、インクの組み合わせをインク付着の有無、着弾精度、裏抜け、カラーブレード、及び、オフセットの指標で評価する場合について説明したが、インクの組み合わせをインク付着の有無、着弾精度、裏抜け、カラーブレード、及び、オフセットの少なくとも1つの指標で評価する形態であればよい。例えば、裏抜けし難い用紙を使用する場合には、裏抜けの評価を省略することができる。
本発明は、インクジェット記録装置、及び、画像形成方法に利用可能である。
1 インクジェット記録装置
2 給紙部
3 画像形成部
31 搬送部
312 吸着ローラー
32 搬送ベルト
321 吸引孔
33(33a、33b、33c) 負圧印加部
331(331a、331b、331c) 空気流通室
332 ガイド部材
334 溝
335 貫通孔
336(336a、336b、336c) 負圧発生部
34(34a、34b、34c、34d) 記録ヘッド
36 搬送ガイド
4 用紙搬送部
5 用紙排出部

Claims (2)

  1. 3以上の所定種類のインクを、それぞれ、記録媒体上に吐出する所定個数の記録ヘッドと、
    前記所定個数の記録ヘッドによる画像形成位置へ前記記録媒体を搬送する搬送部と、
    前記所定個数の記録ヘッドと前記搬送部との間の空間に負圧を印加する負圧印加部と
    を備え、
    前記負圧印加部は、前記記録媒体の搬送方向について最上流側に配置される記録ヘッドである第1記録ヘッドの前記空間、及び、最下流側に配置される記録ヘッドである第2記録ヘッドの前記空間に印加する負圧を、他の記録ヘッドの前記空間に印加する負圧より高くしたインクジェット記録装置を用いて、前記記録媒体に前記記録ヘッドからインクを吐出して前記記録媒体に画像を形成する画像形成方法であって、
    前記第1記録ヘッド、及び、前記第2記録ヘッドから吐出されるインクは、他の記録ヘッドから吐出されるインクと比較して、インクに含まれる揮発性成分が蒸発したときのインク粘度の変化が小さ
    前記第1記録ヘッド、及び、前記第2記録ヘッドから吐出されるインクは、粘度変化率が40〜60であって、他の記録ヘッドから吐出されるインクは、前記粘度変化率が70〜100であって、
    前記粘度変化率とは、インクを乾燥させてインクの質量変化率が10%から40%におけるインクの粘度の変化を直線近似したときの直線の傾きである、画像形成方法。
  2. 前記所定個数の記録ヘッドのインクに含まれる水溶性樹脂の分子量は、30000〜200000である、請求項1に記載の画像形成方法。
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