JP6268908B2 - 冊子供給装置 - Google Patents

冊子供給装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6268908B2
JP6268908B2 JP2013217460A JP2013217460A JP6268908B2 JP 6268908 B2 JP6268908 B2 JP 6268908B2 JP 2013217460 A JP2013217460 A JP 2013217460A JP 2013217460 A JP2013217460 A JP 2013217460A JP 6268908 B2 JP6268908 B2 JP 6268908B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
booklet
printing
head position
supply device
detecting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2013217460A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2015077757A (ja
Inventor
徳顕 樋口
徳顕 樋口
知之 丸亀
知之 丸亀
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toppan Inc
Original Assignee
Toppan Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toppan Inc filed Critical Toppan Inc
Priority to JP2013217460A priority Critical patent/JP6268908B2/ja
Publication of JP2015077757A publication Critical patent/JP2015077757A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6268908B2 publication Critical patent/JP6268908B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

本発明は、通帳やパスポートなどの冊子を印刷機や発行機に供給する冊子フィーダー装置に関するものである。本発明は特に、銀行預金通帳、パスポート等の冊子に印字や印刷を行う冊子用印刷装置に冊子を供給するための冊子供給装置に関する。
銀行預金通帳やパスポート等の冊子は、長期間繰り返し使用するものであり、また容易に偽造することができないものであることが必要とされる。このためこれらの冊子は、本文、表紙とも特別に抄造された、丈夫な厚手の紙を使用して、しっかりと製本された冊子である。
これらの冊子は、頁を開いて表紙の裏面や本文に印字や印刷を行う必要がある。図1は冊子の表紙の裏面や本文に印字や印刷をする場合の工程例を示す図である。冊子供給装置1の冊子セット部2にセットされた印字や印刷前の冊子3から1冊の冊子4が例えば矢印5aの方向に回転する搬送ローラー5によって冊子開き部6に送られる。冊子開き部6で所定の頁が開かれた後、印刷部7に送られ印字や印刷が行われる。符号8は冊子3を矢印8aの方向に押し込む加圧板である。
図2(a)は前記冊子4の側面断面を示し、図2(b)は印字や印刷前の冊子3を示す。冊子4は冊子製造時の折り加工の影響で、冊子の背側が冊子の開く側よりもわずかに厚くなっている。このため冊子製造時においては、冊子4を積み上げた場合に冊子が倒れやすいとか、箱詰めに際して収納しにくいといった不便がある。この不便を解消するために、例えば結束バンド9で冊子の開く側と冊子の背側を一冊または複数冊で互い違いにして結束される。冊子は通常はこのような結束状態のまま工場出荷され、発行装置まで運ばれてくる。
従来は、上記のように互い違いに結束されている冊子を図1に示す冊子セット部2にセットする場合には、オペレータによって手動で冊子の向きを揃えていた。そのためオペレータの負担が大きく、また向きが揃っていない冊子が極少ないが発生し搬送エラーの原因となっていた。
図3は従来の冊子供給装置で冊子数を多くセットした場合に搬送エラーが発生することを示す模式図である。冊子の背の部分が開く部分よりもわずかに厚くなっているため、図3に示すように冊子4が傾いてしまうため搬送ローラー5への加圧が不十分になってしまう。このため搬送ローラー5は十分な摩擦を冊子4に伝えることが出来なくなり、矢印4aで示す方向への冊子搬送に失敗する。結果として冊子開き部6に送る際の搬送エラー(ジャミングと呼ばれる)となり、作業効率を低下させる原因となっていた。
このような搬送エラーの危険があるために基本的に大容量の冊子セット部を設計することが難しく、また、オペレータが容量に対して少量の冊子だけセットして運用することもあった。このように、多数の冊子をセットすることが難しいことも、オペレータの負荷作業が大きくなる原因であった。
特開2011−224820号公報
そこで本発明は上記問題に鑑みて、積み重ねた冊子を冊子セット部にセットして、冊子印刷装置には一定の向きで供給することが可能な冊子供給装置を提供することを課題とする。
そこで本発明の請求項1に記載の発明は、
冊子に印字もしくは印刷、又は印字及び印刷を行う冊子用印刷装置に冊子を供給するための冊子供給装置であって、
冊子セット部と、検知手段と、冊子抜き取り手段と、を備えており、
冊子セット部は冊子をセットする部分で、
検知手段は前記冊子セット部にセットされた冊子の先頭位置にある冊子の向きを検知する手段であって、
冊子抜き取り手段は前記先頭位置にある冊子を抜き取り、更に検知手段によって所望の向きに対し逆向きと検知された冊子を回転して冊子を所望する向きに直した後に、下流に位置する冊子用印刷装置に供給し、前記検知手段は、冊子の開く側の両端の丸みのある角部を検知することを特徴とする冊子供給装置である。
本発明の請求項に記載の発明は、
前記冊子抜き取り手段は、回転可能な吸盤を備えたことを特徴とする請求項1または2に記載の冊子供給装置である。
請求項1に記載の冊子供給装置によれば、印字や印刷を行う冊子を互い違いに積まれたままの向きで冊子セット部にセットすることが出来、検知手段によって冊子セット部にセットされた冊子の先頭位置にある冊子の向きを検知し、所望する向きではない冊子を冊子抜き取り手段によって回転して、冊子を所望する向きに直した後に下流に位置する冊子用印刷装置の前段の冊子開き部に供給することが出来る。その結果、従来のように冊子セット部に冊子をセットする場合に、全ての冊子を同じ向きに変えてセットする必要がないため、作業者の負荷を軽減することが出来る。
また、請求項1に記載の冊子供給装置によれば、検知手段は、冊子の開く側の両端の丸みのある角部を検知するため、冊子の背側の両端の丸みのない角部と確実に判別することが出来る。
請求項に記載の冊子供給装置によれば、冊子抜き取り手段は、吸盤を備えた冊子抜き取り装置であるため、冊子セット部にセットされた冊子の先頭位置にある冊子を容易に抜き取ることができ、冊子用印刷装置に冊子を供給することが出来る。更に吸盤を回転させる機構を備えているために、所望する向きではない冊子を回転させた後に冊子用印刷装置に冊子を供給することが出来る。
従来の冊子の表紙の裏面や本文に印字や印刷をする場合の工程例を示す図。 (a)は冊子の側面断面を示す図。(b)は印字や印刷前の冊子を示す図。 従来の冊子供給装置で冊子数を多くセットした場合に搬送エラーが発生することを示す模式図。 本発明に係る冊子供給装置に適用される冊子でパスポートを例示する図。 本発明の冊子供給装置の概略構成を示す図。 本発明に係る検知手段を説明するための図。 本発明に係る冊子抜き取り手段の動作を示す図。(a)は冊子抜き取り手段24がまず矢印31の方向に移動することを示す図。(b)は冊子25aを抜き取った後に矢印33の方向に移動することを示す図。(c)は更に矢印33の方向に移動して冊子開き部26に冊子25aを供給することを示す図。(d)は所望の向きと逆向きと検知された冊子25aを180°回転する事を示す図。
発明を実施するための形態を図を用いて説明する。
図4は本発明に係る冊子供給装置に適用される冊子でパスポートを例示する図である。冊子10は、冊子が開く側11の両端は丸みがある角部12となっている。
図5は本発明の冊子供給装置の概略構成を示す図である。冊子供給装置21は冊子セット部22と、検知手段23と、冊子抜き取り手段24と、を備えている。
冊子セット部22は印字や印刷を行う冊子25を互い違いに積まれたままの向きでセットする部分である。
検知手段23は前記冊子セット部22にセットされた冊子25の先頭位置にある冊子25aの向きを検知する手段である。
冊子抜き取り手段24は前記先頭位置にある冊子25aを抜き取り、更に検知手段23によって所望の向きと逆向きと検知された場合には冊子25aを回転して、冊子25aを所望する向きに直した後に下流に位置する冊子用印刷装置27の前段の冊子開き部26に矢印29で示す方向に移動して供給する手段である。尚、符号28は冊子25を矢印28aの方向に押し込む加圧板で左右に移動制御可能である。また先頭位置にある冊子25aはストッパー30によって両端が押さえられている。
検知手段23について詳しく説明する。図6は検知手段23を説明するための図で図6(a)は所望の向きの冊子の場合で、図6(b)は所望の向きではない冊子の場合である。図6(a)に示すように検知手段23は冊子が開く側11の両端の丸みがある角部12を検出するように配置される。冊子が所望の向きの場合は図6(a)に示すように投光器23aによって丸みがある角部12に投光し、丸みがある角部12によって反射光が矢印34の方向に反射して受光器23bで受光することが出来る。一方、冊子が所望の向きでない場合は図6(b)に示すように投光器23aによって投光された光は、丸みのない角部12aであるために反射光は受光器23bの方向に反射しないため、受光することが出来ない。このように丸みのある角部12を検出することによって冊子が所望の向きであることを判別することが出来る。検知手段23にはレーザー光を用いた投受光器や半導体投受光器を用いることが出来る。
実施に際してもし冊子の角部に丸みが無い場合は、冊子の表紙にある印刷をCCDで読取って冊子の向きを検知する手段をとることが可能である。
冊子抜き取り手段24について詳しく説明する。図7は冊子抜き取り手段の動作を示す図である。冊子抜き取り手段24は例えば吸盤であって、冊子セット部22にセットされた冊子25の先頭位置にある冊子25aを抜き取るために、まず矢印31の方向に移動し(図7(a))、次に冊子25aを抜き取った後に矢印32の方向に移動する(図7(b))。更に矢印33の方向に移動して冊子開き部26に冊子25aを供給する(図7(c))。この場合前記検知手段23によって所望の向きと逆向きと判別された場合には、吸盤を回転させる機構によって冊子25aを180°回転して(図7(d))、冊子25aを所望する向きに直した後に冊子開き部26に供給する。尚、吸盤24の移動や回転は従来の機械制御によって行うことが出来る。
以上のように本発明の冊子供給装置によれば、冊子セット部に冊子を互い違いに積まれたままの向きでセットすることが出来、従来の人手によって向きを揃えてセットする手間を省くことが出来る。また同時に大容量の冊子積載が可能になる。
1・・・冊子供給装置
2・・・冊子セット部
3・・・印字や印刷前の冊子
4・・・冊子
4a・・・冊子の搬送方向
5・・・搬送ローラー
5a・・・搬送ローラーの回転する方向
6・・・冊子開き部
7・・・プリンター部
8・・・加圧板
9・・・結束バンド
10・・・冊子
11・・・冊子が開く側
12・・・冊子が開く側の両端の丸みがある角部
12a・・・冊子の背側の両端の角部
21・・・冊子供給装置
22・・・冊子セット部
23・・・検知手段
23a・・・投光器
23b・・・受光器
24・・・冊子抜き取り手段
25・・・印字や印刷を行う冊子
25a・・・先頭位置にある冊子
26・・・冊子開き部
27・・・冊子用印刷装置
28・・・加圧板
29・・・冊子を移動する方向
30・・・ストッパー
31、32、33・・・冊子抜き取り手段の移動方向
34・・・反射光が反射する方向

Claims (2)

  1. 冊子に印字もしくは印刷、又は印字及び印刷を行う冊子用印刷装置に冊子を供給するための冊子供給装置であって、
    冊子セット部と、検知手段と、冊子抜き取り手段と、を備えており、
    冊子セット部は冊子をセットする部分で、
    検知手段は前記冊子セット部にセットされた冊子の先頭位置にある冊子の向きを検知する手段であって、
    冊子抜き取り手段は前記先頭位置にある冊子を抜き取り、更に検知手段によって所望の向きに対し逆向きと検知された冊子を回転して冊子を所望する向きに直した後に、下流に位置する冊子用印刷装置に供給し、前記検知手段は、冊子の開く側の両端の丸みのある角部を検知することを特徴とする冊子供給装置。
  2. 前記冊子抜き取り手段は、回転可能な吸盤を備えたことを特徴とする請求項1に記載の冊子供給装置。
JP2013217460A 2013-10-18 2013-10-18 冊子供給装置 Expired - Fee Related JP6268908B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013217460A JP6268908B2 (ja) 2013-10-18 2013-10-18 冊子供給装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013217460A JP6268908B2 (ja) 2013-10-18 2013-10-18 冊子供給装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015077757A JP2015077757A (ja) 2015-04-23
JP6268908B2 true JP6268908B2 (ja) 2018-01-31

Family

ID=53009639

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013217460A Expired - Fee Related JP6268908B2 (ja) 2013-10-18 2013-10-18 冊子供給装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6268908B2 (ja)

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59142195A (ja) * 1983-02-04 1984-08-15 株式会社日立製作所 通帳類取扱装置
JPH01175694A (ja) * 1987-12-29 1989-07-12 Omron Tateisi Electron Co 通帳処理装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2015077757A (ja) 2015-04-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4109899B2 (ja) シート処理装置
JP2017136732A (ja) 綴じ装置、及び、画像形成装置
JP4709688B2 (ja) シート集積装置及びこれを備えた製本装置
JP2011184153A (ja) 画像形成システム及び用紙処理装置
JP5950132B2 (ja) 画像形成システム
JP2011184154A (ja) 用紙処理装置及び画像形成システム
US20110115153A1 (en) Paper discharge apparatus and image forming apparatus equipped with paper discharge apparatus
EP2813453B1 (en) Recording device, conveyance device, and conveyance method for conveying conveyance medium
JP6268908B2 (ja) 冊子供給装置
JP2019529280A (ja) 連続クランプ
JP2011184125A (ja) 媒体処理装置
US11180334B2 (en) Medium processing device
JP2015229576A (ja) シート綴じ処理装置
JP4391216B2 (ja) 非接触icタグを利用した乱丁検知機、増落丁検知機、製本機、乱丁検知方法、増落丁検知方法
JP2009292603A (ja) 用紙後処理装置およびそれを備えた画像形成装置
JP2007026153A (ja) 券類排出装置
JP2009227387A (ja) 画像形成装置の後処理装置
JP2008273675A (ja) 記録装置
JP2015230430A (ja) シート綴じ処理装置
JP2010137968A (ja) 媒体幅寄せ機構
JP5996984B2 (ja) 用紙搬送装置
JP5176920B2 (ja) 用紙処理装置、用紙処理システム、画像形成システム、用紙処理制御方法、コンピュータプログラム、及び記録媒体
JP5635869B2 (ja) 媒体幅寄せ機構
JP6410252B2 (ja) 発券装置
JP6455031B2 (ja) 媒体処理装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160923

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20171010

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20171013

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20171130

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20171205

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20171218

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6268908

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees