JP6268570B2 - 便器装置 - Google Patents
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Description
図1〜図7は、本発明の一実施形態に係る便器装置の説明図である。
トラップ部20は、停電時にバックアップ電源として着脱自在に装着された電池31より通電を受けて駆動される構成とされている(図1、図2参照)。
制御部30は、電池31からの通電を受けて、電池31の劣化判断をする動作を行い、電池31の劣化の度合いに応じたトラップ部20の貯水位置側への移動動作をさせるように制御する(図1〜図3参照)。
本便器装置1は洋風便器装置である。この便器装置1には、図3(a)、(b)の縦断面図に示すように、上方が開口したボウル部10が備えてあり、その後方空間には収納空所部12が設けてある。この収納空所部12内にはケース本体13が内装してある。
この状態で用便がなされ、用便が済んだ後、洗浄スイッチ37が操作されると、制御部30の指令により、次の動作が実行される。
トラップ部20の自由端21は、排水位置側で一定時間保持される。この間に汚水が外部排水管へと流される。
一定時間経過後、モータ32が駆動されてトラップ部20の自由端21が上方に回動し、貯水位置側で停止する。
トラップ部20の貯水位置側での停止後、一定時間経過後に給水手段33がオフされて、ボウル部10内に一定量の水が貯水され、封水状態となる(図3(a)参照)。
この制御部30は、CPU等で構成され、タイマーを有し、洗浄スイッチ37操作などの種々のタイミングで各部が動作するように指令を出力する動作構成となっている。
また、バックアップ電源には、停電スイッチ40が操作されたときに、電池電圧が所定の電圧閾値V1(図5(a)、(b)参照)を下回ったことを検知する低電圧検知部41(低電圧検知IC)が接続されている。
この一連の動作における最初の動作である、トラップ部20の排水位置側への移動によって、ボウル部10に溜まった汚水が排出される。
停電になったときには、停電待機モードとなる(図1の101)。このモードでは、電池31がバックアップ電源として装着されていても各部への通電がなされておらず、洗浄スイッチ37を操作しても洗浄動作は実行されない。
なお、本便器装置1では、停電をゼロクロス回路(不図示)を用いて検知できるようになっている。
ついで、制御部30の指令によりトラップ部20の一連の動作(図6参照)が開始される(図1の104)。
具体的には、移動動作が開始された時から低電圧検知までの経過時間T2が所定の時間閾値T1よりも小さいときに劣化大と判定され、経過時間T2が所定の時間閾値T1以上のときに劣化小と判定される(図1の104、105、108、図5(a)、(b)参照)。
劣化小のときは、その旨が報知され、トラップ部20は一連の動作(図6参照)を継続するように制御される(図1の108、111、112)。
トラップ部20が貯水位置側に戻るので、その後、手動で給水して封水状態を形成すればよい。
もちろん、電池31の劣化がないと判定された場合も、トラップ部20は一連の動作を実行するため、汚水を外部に排出することができる。
このタイマーの設定時間は、電圧の劣化判定を行うための時間閾値T1であり、本例では、トラップ部20の貯水位置側から排水位置側まで移動するのに必要な時間が設定されている。
また、上位置への動作が所定時間内に完了しない場合は、エラーを報知する(図4の213)。
なお、ステップ216においてトラップ部20が下位置に移動したときには、さらに低電圧検知を判断するようにしてもよい。
ステップ216においてトラップ部20が下位置に移動しなかったときには、エラーを報知する。
ついで、位置センサ36の入力により、トラップ部20が下位置に到達したかどうかが判断される(図4の217)。到達していると判断されれば、トラップ部20の下位置への移動動作が開始された時から低電圧を検知するまでの経過時間T2が時間閾値以上であると判断される(図4の217のY)。
つまり、電池31の劣化がトラップ部20が下位置へ移動するのに問題のないレベルと判断されて、劣化小が報知され、トラップ部20が下位置で所定時間保持され、その後、トラップ部20の上位置への移動が開始される(図4の221〜223)。
つまり、電池31の劣化がトラップ部20の移動に支障があるレベルと判断して、劣化大が報知され、トラップ部20の移動が即停止され、トラップ部20の上位置への移動が開始される(図4の218〜220)。
図8は、本便器装置1の基本動作を示したもので、図1に対応したものである。以下、詳説する。
このモードで停電スイッチ40が操作されると、バックアップ電源として電池31が装着されていれば、各部に通電がなされ、停電モード(利用可能な状態)となったことが報知される(図8の301〜303)。
ついで、制御部30の指令によりトラップ部20の一連の動作が開始される(図8の304)。
劣化なしのときは、正常と判断されるため、トラップ部20は一連の動作を継続するように制御される(図305、306)。
2 排水路
10 ボウル部
11 排水口
20 トラップ部
21 自由端
30 制御部
31 電池
32 ターントラップモータ(モータ、駆動手段)
33 給水手段
36 ターントラップ位置センサ(位置センサ)
39 報知部
40 停電スイッチ
41 低電圧検知部
V1 電圧閾値
T1 時間閾値
Claims (5)
- ボウル部の排水口から延びる排水路に配設され、自由端を上下に回動自在としたトラップ部と、該トラップ部を制御する制御部とを備えて、前記トラップ部の自由端を貯水位置側と排水位置側とに自在に移動させる構成とした便器装置であって、
前記トラップ部は、停電時に、バックアップ電源として着脱自在に装着された電池より通電を受けて駆動される構成とされ、
前記制御部は、前記電池からの通電を受けて、前記電池の劣化判断をする動作を行い、劣化大と判定された場合は、前記トラップ部の自由端の排水位置側への移動は停止し、貯水位置側への移動動作をさせるように制御することを特徴とする便器装置。 - 請求項1において、
前記制御部は、前記電池からの通電を受けて、前記トラップ部の排水位置側への移動動作を開始させ、該排水位置側への移動動作において前記電池の劣化判断を行う動作となっている、便器装置。 - 請求項2において、
前記電池による通電を開始するための停電スイッチをさらに備えた構成とされ、
前記制御部は、前記停電スイッチが操作されたときに、前記トラップ部の排水位置側への移動、排水位置側での一定時間の保持、貯水位置側への移動の一連の動作の制御および前記電池の前記劣化判断を行う動作となっている、便器装置。 - 請求項3において、
前記電池の電圧が所定の電圧閾値を下回ったことを検知する低電圧検知部をさらに備えた構成とされ、
前記制御部は、前記トラップ部の前記排水位置側への移動動作が開始された時から前記低電圧検知部が低電圧を検知するまでの経過時間が所定の時間閾値よりも小さいときに劣化大と判定して、前記トラップ部の前記排水位置側への移動動作を中断し、前記トラップ部を貯水位置側に移動させる一方、前記経過時間が所定の時間閾値以上であるときに劣化小と判定して、前記一連の動作を継続させる動作となっている、便器装置。 - 請求項3において、
前記電池の電圧が所定の電圧閾値を下回ったことを検知する低電圧検知部をさらに備えた構成とされ、
前記制御部は、前記一連の動作の開始後に前記低電圧検知部が低電圧を検知したときに劣化ありと判定して、前記一連の動作を中断し、前記トラップ部を貯水位置側に移動させる一方、劣化なしと判定したときには、前記一連の動作を継続させる動作となっている、便器装置。
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