JP6268168B2 - 温かい食品の迅速な配膳のための容器および関連する加熱ステーション - Google Patents

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Description

本発明は、請求項1の前提部に記載の温かい食品の迅速な配膳のための容器、および関連する加熱ステーションに関するものである。
高品質の温かい食品の配膳を、好ましくはどこでも、かつ、いつでも提供することは、今日の働き方およびライフスタイルにおける必要性に適合する。本明細書において、用語「食事」は、食品および飲料も含むと理解されたい。したがって、用語「温かい食品の配膳」には、コーヒ、お茶、および乳飲料などのさまざまな温かい飲物だけでなく、特にスープなどの温かい液体の食事、および、米、パスタ、ハンバーガなどの温かい固形の食事も含まれる。属性「迅速な」は、本明細書において、温めることを含む食事の準備が長くても数分で済むような方法であると理解されたい。
すでにさまざまな、温かい食品の迅速な配膳のための容器が存在し、それらは少なくとも部分的には、特許文献にも記載されている。
たとえば、(特許文献1)において、小さな使い捨て容器で食べ物を加熱するために、それぞれの容器の壁にフォイル状の電気加熱要素を設ける装置が記載されている。
さらに、(特許文献2)では、容器でベビーフードを電気加熱するための装置が記載されている。加熱は容器を囲む円筒状の加熱要素によって行われるが、容器壁と加熱シリンダとの間に十分な機械的接触を必要とする。紙コップのための同様の加熱原理は、(特許文献3)に記載されている。
米国特許第3,296,415号明細書 米国特許第6,703,590号明細書 米国特許出願公開第2010/0089901号明細書
しかしながら、先の解決策はそれぞれ、加熱装置および/または容器のかなり複雑な構成を必要としており、したがって、実用性およびコストの面から、幅広い商用利用には適していない。
したがって、本発明の目的は、温かい食品の迅速な配膳のための改良された容器を提供することである。特に、容器は比較的単純な構造によって特徴づけられて、さまざまな異なる内容物に適している。特に、本発明の容器は、加熱される飲料に使うことができ、加熱されるあらゆる種類の食品にも使用可能である。本発明のさらなる目的は、本発明の容器を加熱するための加熱ステーションを提供することである。
これらの目的はそれぞれ、請求項1で定義される容器、および、請求項13で定義される加熱ステーションによって実現される。
温かい食品の迅速な配膳のための本発明の容器は、ベース部分と、その上に配置されるカバー部分とを備え、これらの部分は共に、加熱される食事のための材料密封チャンバを形成する。少なくともベース部分は熱可塑性樹脂から作られる。ベース部分は、チャンバに突出し、ベース部分に延入して上部閉鎖キャップが設けられる金属スリーブを備える一次伝熱要素を備え、金属スリーブは材料を密封するようにベース部分に連結している。
本発明の方法により、単純で安価な構造、優れた伝熱特性、容易な取扱い、さらに広い適応性が、その他の特徴の中でも際立つ容器となる。
原則として、本発明の容器は、繰り返しの使用が可能である。しかしながら、多くの応用分野においては、一度の使用の後に容器を廃棄することが望ましい。これは、安価な製造の実現性および環境にやさしい材料の使用により、経済的および環境的に信頼できる方法で可能となる。
したがって、本発明の容器により、収納しやすく、かつ、見栄えのする加熱可能な食事の準備が可能となり、多様な顧客のために提供することができる。本発明により適切に構成された容器には、容器チャンバに配置される液体または固形の食事が収容される。ベース部分は、食品適合性熱可塑性プラスチック、たとえばポリプロピレンから作られ、好ましくは射出成形によって製作される。
特に液体内容物に好適な実施形態において、ベース部分は、カップ状の形、好ましくは上方へ向かってわずかに広がる円錐台の形状に形成され、そのベース面には、一次伝熱要素の働きをする金属スリーブが配置される。本実施形態において、カバー部分は、好ましくは引き裂き可能な密閉フォイル、たとえばアルミニウムまたは熱可塑性フォイルからなり、カップ形ベース部分の上縁に取り付けられる。
本発明の好適な実施形態は、以下に記載され、従属請求項で定義される。
本明細書において、用語「金属スリーブ」は、広義には金属壁の管状陥凹部と理解されるが、円筒の形状または平行な壁の形状に限定するものではない。原則として、それは、たとえば円錐形の窪みとすることができ、円錐の先端領域は、閉鎖キャップの働きをする。しかしながら、好ましい実施形態によると、金属スリーブはシリンダ形状で、平坦または凸面の閉鎖キャップを有する。
一次伝熱要素がアルミニウムから一体的に形成される場合、それは特に好適である(請求項2)。アルミニウムは優れた熱伝導率を特徴とし、食品用途についての信頼性も高い。しかしながら、原則として、別の食品適合性金属も使用可能である。
特に液体の食事の準備に好適な実施形態において、カバー部分は、温かい食事の構成要素を別々に収納するための、少なくとも1つの材料を密閉する区画を含み、チャンバに面する区画のセグメントは、収納された構成要素をチャンバに運ぶために、外部から取り外すことが可能である(請求項3)。有利には、1〜3つの区画があり、たとえば、液体濃縮物のための単一の区画、スープ用粉末およびクルトンのための2つの区画、または、コーヒ用粉末、粉乳および甘味料のための3つの区画である。本実施形態において、容器のチャンバは、通常すでに製造業者によって、すなわち容器に充填される際に、水で満たされる。食事の準備をするときは、最初に水を加熱することが好ましく、その後、単一の区画または所望の区画の分離領域が取り出され、次に、内容物が温かい水に加えられて混合される。そのため、加熱プロセスが純水で行われることが好ましく、それによって、一次伝熱要素との接触による食事構成要素の望ましくない局部過熱を避けることができる。
特に固形の食事の準備に好適な実施形態において、容器は、金属スリーブと略平行に延在し、そこから離れている二次伝熱要素をさらに備え、二次伝熱要素は、少なくともベース部分の近くの領域で、三次伝熱要素によって金属スリーブと熱的に連結する(請求項4)。これにより、加熱装置から容器内容物に伝わる熱が増加する。有利には、二次伝熱要素は、互いに略平行に配置される2枚の熱伝導板を備える(請求項5)。特に、これらは2枚のアルミニウム板とすることが可能である。さらに、三次伝熱要素も、再びアルミニウムが非常に好適である金属板から形成される場合には好ましい。
さらなる実施形態において、前記熱伝導板は、容器のチャンバを、材料を密封するように切り離された3つのサブチャンバに分ける(請求項6)。これは特に、3つの異なる層からなる特定の食事を収容することを意図する。このような食事の例は、ハンバーガ、サンドイッチ、およびサンドイッチ式食品であり、「トースト」、「フォカッチャリピエーナ」、「ピアディーナ」などの用語で知られている。本明細書において、熱伝導板の縁部領域をベース部分およびカバー部分の対応する溝で受けることが望ましい(請求項7)。このようにして、充填された容器の必要とされる材料の密封と機械的安定とが同時に実現する。溝が封蝋で満たされることが望ましい。
好適な展開形態において、容器は、ベース部分とカバー部分との間に配置されるスクレーパ部分を備え、このスクレーパ部分には、金属スリーブのための貫通穴、および、熱伝導板のための貫通長穴が設けられる(請求項8)。これにより、熱伝導板上への食品残留物の非常に好ましくない固着をほぼ防ぐことができる。この点について、熱伝導板とベース部分との間に第1の解放力F1を有する第1の差込連結部があることが特に好ましく、第1の解放力F1は、熱伝導板とカバー部分との間にある第2の解放力F2より大きい。これにより、カバー部分とベース部分とを切り離したときに、熱伝導板はカバー部分から解放されて、ベース部分に取り付けられたままであることが保証される(請求項9)。さらに、特に好適には、熱伝導板に、カバー部分に面するスクレーパ部分の側に対する係止部を形成する突出部が設けられ、スクレーパ部分とカバー部分との間に第3の解放力F3を有するさらなる差込連結部があり、第3の解放力が第1の解放力F1より小さい(請求項10)。その結果、ベース部分とカバー部分とを切り離したときに、前記突出部のために、熱伝導板はベース部分と連結したままで、スクレーパ部分をカバー部分から解放することができる、すなわち、スクレーパ部分はベース部分の熱伝導板と共に取り去られる。
容器を加熱するために設けられる加熱ステーションが、制御されない方法で操作されることは、非常に好ましくない。加熱プロセス中の、加熱ステーションからの容器の偶発的な分離または脱落は、同様に好ましくない。したがって、特に好適には、関連する容器が存在し、正しく配置されたときのみ加熱電源が供給される。したがって、そのような安全で適切な取扱いを確実にするために、ベース部分の外側に以下のもの、すなわち、
i)関連する加熱ステーションの対応する解放手段のための、少なくとも1つの識別手段、および/または、
ii)関連する加熱ステーションの対応する結合手段に取り付けるための、少なくとも1つの取付手段、
が設けられることが望ましい(請求項11)。
そのために設けられる識別および解放手段は、たとえば電子部品によって、すなわち、たとえばベース部分に配置される電気抵抗体によって実現可能であり、その値は加熱ステーションの測定ユニットによって調べられる。好ましい機械的実施形態において、少なくとも1つの識別手段および/または少なくとも1つの取付手段が、解放手段および/または結合手段として働く、対応して形成された係止凹部への挿入のための係止凸部として、またはその逆のものとして形成される(請求項12)。たとえば、係止凸部は、受けスロットと協働するT字ピンとして設けられてもよく、受けスロットは、有利には、より狭い固定部分に導く拡張された入力部分を備える。
さらなる態様によると、本発明の容器のための加熱ステーションが提供される(請求項13)。加熱ステーションは、容器のベース部分を支持するように構成されるベース部分および支持面と、支持面から伸長可能である棒状加熱要素とを備える。加熱要素の外部寸法は、容器の金属スリーブの内部寸法に対応する。本発明の加熱ステーションは、加熱要素の伸長状態において、金属スリーブに制御された加熱をもたらすための加熱制御手段をさらに備える。有利には、加熱制御手段は、時間および、必要な場合は加熱電源が、加熱される食事に応じて最適化される方法でプログラムされる。
原則として、加熱ステーションは、可動でない、すなわちベース部分に固設された支持面で構成されてもよい。そのような場合、その動作位置の棒状加熱要素は、支持面外の下方から上方に摺動自在に動かされる。これにより比較的単純な構造になるが、比較的背が高い装置になるという不利益を有する。あるいは、および多くの点において、棒状加熱要素がベース部分に固設される変形例は、そのためより好適であり、支持面は、上側位置から下側位置まで、加熱ステーションの軸方向に、双方向で摺動可能である。支持面の上側位置は加熱要素の格納状態を定義し、一方、支持面の下側位置は加熱要素の伸長状態を定義する(請求項14)。本実施形態において、上側位置に支持面を付勢するために、ばね手段も設けられ、下側位置は、容器が取り付けられていない装置の基本的な位置に対応する。さらに、保持手段が、必要に応じて、すなわち容器がその上に載っていているとき、伸長された棒状加熱要素の下側位置に支持面を保持するために設けられる。
支持面が入れ子式スリーブに配置される場合、比較的小型の構造が実現可能である。
加熱ステーションの特に好ましい実施形態によると、加熱制御手段は、容器の関連する識別手段が存在するときのみ、加熱プロセスを専らアンロックする上述の解放手段の1つと協働する(請求項15)。
本発明の例は、図面を参照することによってさらに詳細に以下に記載される。
特に飲料用の容器の第1の実施形態の縦断面図。 図1の飲料容器を下から見た図。 図1の飲料容器の断面の、一次伝熱要素を示す拡大図。 格納された加熱要素を有する、加熱ステーションの第1の実施形態に載る図1の飲料容器の縦断面図。 伸長された加熱要素を有する、図4の飲料容器および加熱ステーションの別の縦断面図。 格納された加熱要素を有する、加熱ステーションのさらなる実施形態に載る図1の飲料容器の縦断面図。 伸長された加熱要素を有する、図6の飲料容器および加熱ステーションの別の縦断面図。 飲料容器の他の実施形態の平面図。 図8の飲料容器の縦断面図。 特に固形食用の容器の他の実施形態の概略を示す縦断面図。 図10の容器に内容物を充填し、加熱し、取り出すプロセスの概略を示す縦断面図。 図10の容器に内容物を充填し、加熱し、取り出すプロセスの概略を示す縦断面図。 図10の容器に内容物を充填し、加熱し、取り出すプロセスの概略を示す縦断面図。 図10の容器に内容物を充填し、加熱し、取り出すプロセスの概略を示す縦断面図。 図10の容器に内容物を充填し、加熱し、取り出すプロセスの概略を示す縦断面図。 図10の容器に内容物を充填し、加熱し、取り出すプロセスの概略を示す縦断面図。 図10の容器に内容物を充填し、加熱し、取り出すプロセスの概略を示す縦断面図。 図10の容器に内容物を充填し、加熱し、取り出すプロセスの概略を示す縦断面図。 中にハンバーガが収容された、図10の原理による容器の斜視図。
以下において、さまざまな図および例示的な実施形態における、機能的に均等の構成要素は同じ参照番号で示される。
図1〜3に示す温かい食品の迅速な配膳のための容器は、ベース部分2と、その上に配置されるカバー部分4とを備え、これらの部分は共に、加熱される食品のための材料密封チャンバ6を形成する。ベース部分は、熱可塑性樹脂、たとえばポリプロピレンから作られ、チャンバに突出する一次伝熱要素8を備える。一次伝熱要素8は、ベース部分に接続され、材料を密封するようにベース部分に連結する金属スリーブ10を備え、上部閉鎖キャップ12が設けられる。特に図3に示すように、金属スリーブ10は、その下部領域で、チャンバに突出するベース部分2の部分14によって囲まれており、これらの部分の間に包囲材料密閉部16が形成される。図示の例において、上部閉鎖キャップ12および金属スリーブ10は、アルミニウムから一体的に形成される。
容器を関連する加熱ステーション上に取り付けることにより、ベース部分2には、略平行なベース面18が適切に設けられる。ここで示す例において、このベース面には、下向きに突出する2つのT字ピン20が設けられる。これらの係止凸部は、関連する加熱ステーションの対応する係止凹部と協働するために設けられ、識別手段および/または取付手段として使用されてもよい。さらにまた、図示の例におけるベース面には、加熱ステーションの関連する案内溝に挿入するために設けられる、下向きに突出する2つの弓形壁部22が設けられ、それがさらなる機械的安定をもたらす。
カバー部分4は、薄い密閉フォイルによって形成される。これは、カバー部分に面する側に熱可塑性層が設けられたアルミ箔から形成されることが好ましい。有利には、熱可塑性プラスチック材料、たとえばポリプロピレンまたはポリエチレンが、ベース部分2を形成する材料として使用される。材料を密封するが容易に引き裂き可能な上部閉鎖部を形成するために、上述の密閉フォイルは、ベース部分2の上縁で、関連する先端リップ24上に溶着または接着される。
ベース部分の製造のために、ここで示す例においては、最初に金属スリーブ10はアルミニウムを押し出して製作される。このスリーブは射出成形ツールに挿入されて、そこで、カップ形状のベース部分2が、ポリプロピレンまたはポリエチレンなどの熱可塑性プラスチックで射出成形によって形成されて、スリーブの下部がオーバーモールドされる。この方法で、チャンバに突出して、スリーブの外側面で包囲材料密閉部16を形成するベース部分2の部分14が形成される。
容器の寸法は、使用目的に応じて、広い範囲で変更可能である。加熱される液状食品のための容器のいくつかの寸法を、単に一例として以下に記載する。
− 全体の高さ 約100mm
− ベース面の直径 約55mm
− カバー部分の直径 約80mm
− カバー部分の肉厚 約0.8mm
− 金属スリーブの直径 約12.5mm
− 金属スリーブの長さ 約70mm
− 金属スリーブの肉厚 約0.3mm
− 熱伝導板の肉厚 約0.3mm
− T字ピンの高さ 約5mm
− ピンベースの直径 約4mm
− ピンカバーの直径 約6mm
図4および5は、加熱ステーション26の第1の実施形態を示す。この加熱ステーションは、加熱ステーションに載る容器30のベース部分を支持するように構成されるベース部分28および支持面32と、支持面から伸長可能であるシリンダ形の加熱要素34とを備える。図示の例において、加熱要素は、こぶ状操作子36によって、下方の格納位置(図4)から上方の伸長位置(図5)まで、摺動自在に動かすことが可能であり、逆もまた可能である。有利には、加熱要素34は、ここに示されていないばねによって、下方の格納位置へと付勢される。加熱要素を上方の伸長位置に保持するために、操作子36は、そのために設けられるベース部分の係止凹部にはめることができる。
加熱要素34の外部寸法、すなわち支持面32上に突出している伸長状態におけるその外径およびその長さは、構造関連の許容範囲内で、金属スリーブ10の内部寸法に対応する。これにより、加熱要素から金属スリーブへの最も完全な熱伝達が可能となる。原則として、加熱要素34の突出長さは、金属スリーブの対応する長さよりいくぶん短い可能性もあるが、これは結果として熱伝達の好ましくない低減につながることが理解されるであろう。
加熱ステーション26はここに示されていない電源装置をさらに備え、その電源装置は対応する加熱制御手段を有し、加熱要素34の伸長状態において金属スリーブ10の制御された加熱をもたらすことが意図される。有利には、電源装置には、12Vの電流源(自動車用、必要であれば飛行機用)、あるいは、110Vまたは220Vの電流源(会社、自宅、電車用)が供給される。有利には、加熱制御手段は、時間および、必要な場合は加熱電源が、加熱される食品に応じて最適化または選択される方法でプログラムされる。120Wの電気加熱電源により、約180gの飲料は、約18℃から開始して45℃まで、約2分20秒以内で加熱することができる。
図6および7は、棒状加熱要素34aがベース部分28aに固設された他の加熱ステーション26aを示し、支持面32aは、上側位置(図6)から下側位置(図7)まで、加熱ステーションの軸方向に、双方向で摺動可能である。支持面の上側位置は加熱要素の格納状態を定義し、一方、支持面の下側位置は加熱要素の伸長状態を定義する。図示の例において、支持面32aは、3部構成の入れ子式スリーブ38の上部閉鎖部を形成する。このスリーブは、上側位置に支持面32aを付勢するためのばね手段40を備え、上側位置は、容器が取り付けられていない装置の基本的な位置に対応する。図6から分かるように、支持面32aには、下向きに突出する容器30のT字ピン20のための通路を形成する2つの凹部42が設けられる。
加熱プロセスを開始するために、容器30が支持面32a上に配置されて、下向きに突出する弓形壁部22は位置合わせを支援する。次いで、容器は、入れ子式スリーブが共に摺動し短くなるように、下に押される。それによって、容器30のT字ピン20は、ベース部分28aにきつく連結する最も下のスリーブ部分46の上側に設けられる関連する受口44にはまる。この構成の長手方向軸まわりの回転移動によって、ピン20は受口44の先細の保持領域にはまる。このようにして、支持面32aは、伸長された棒状加熱要素34の下側位置でロックされる。
有利には、上記のロックされた位置は、加熱プロセスを開始するために使用される。したがって、容器30のピン20は、容器の存在の識別手段としても同時に働き、対応するセンサ手段が設けられる受口44は、加熱プロセス開始のための解放手段として働く。
特に液体の食事の準備に好適な実施形態において、カバー部分4は、2つの材料を密閉する区画48a、48bを含み、それぞれ、温かい食事の構成要素を別々に収納することが意図される。たとえば、そのような構成要素は、即席スープのためのスープ用粉末およびクルトンでもよい。チャンバ6に面する区画の側で、フォイルセグメント50a、50bは、それぞれ、収納された構成要素をチャンバに入れることができるように取り外し可能である下部閉鎖セグメントを形成する。
本実施形態において、容器30のチャンバは、通常すでに製造業者によって、すなわち容器を充填するときに、水52で満たされる。有利には、容器には、外部から取り出すことも可能であって、水と食事構成要素の好ましくない予想される混合に対する追加の保護を形成する上部閉鎖フォイル54も設けられる。
原則として、充填された区画を備えるカバー部分、および上部閉鎖フォイルを設け水が充填された容器は、別々に収納および/または販売されてもよい。
図10〜19は、固形の食事に特に好適である他の容器の構造および操作原理を示す。一貫性のため、および、その他の実施形態との類似性により、一次伝熱要素の働きをする金属スリーブが設けられる部分は、たとえそれが逆にカバー部分であるように見える場合でも、常に「ベース部分」として言及される。同様に、金属スリーブのない対応部分は、たとえそれが逆にベース部分またはおそらく主容器であるように見える場合でも、常に「カバー部分」として言及される。
図10に示す容器は、ベース部分102と、その上に配置されるカバー部分104とを備え、これらの部分は共に、加熱される固形の食事のための材料密封チャンバ106を形成する。熱可塑性樹脂から作られるベース部分は、チャンバに突出する一次伝熱要素108を備える。伝熱要素は、材料を密封するようにベース部分に連結し、上部閉鎖キャップ112が設けられ、ベース部分に延入する金属スリーブ110を備える。金属スリーブ110は、その下部領域で、チャンバに突出するベース部分102の部分114によって囲まれ、これらの部分の間に包囲材料密閉部116が形成される。図示の例において、上部閉鎖キャップ112および金属スリーブ110は、アルミニウムから一体的に形成される。容器は、関連する加熱ステーション上に取り付けることが意図されるため、ベース部分には、略平坦なベース面118が設けられる。
カバー部分104は、ベース部分102の上縁に挿入されるカップ形状の要素によって形成され、材料を密封するが容易に分離可能な上部閉鎖部を形成する。有利には、この閉鎖部は、その外側で蝋層および/またはシールストリップにより覆われるスナップ連結部として、一般に公知の方法で構成される。シールストリップは、容器の不正な再充填に対するタンパーエビデント保護の働きをする。
さらに、図10の容器は、金属スリーブ110と略平行に延在し、金属スリーブ110から離間している二次伝熱要素を備え、この伝熱要素は、アルミニウムから作られて、互いに略平行に配置される2枚の熱伝導板120の形で構成され、ベースの近くの領域で、ここに示されていない三次伝熱要素によって金属スリーブと熱的に連結する。好ましくは、三次伝熱要素はアルミニウム板から形成されて、金属スリーブ110のベース近くの領域を囲む。
2枚の熱伝導板120は、容器のチャンバを、互いに切り離された3つのサブチャンバA、B、A’に分ける。図10に概略的に示すように、2つの外部サブチャンバA、A’はそれぞれ1枚のパンSを含み、一方、内部サブチャンバBはサンドイッチの中身Fを含む。
前記サブチャンバの材料を密封またはほぼ密封する仕切りを形成するために、熱伝導板の縁部領域は、ベース部分およびカバー部分の対応する溝122、124にそれぞれ収容される。このようにして、満たされた容器の機械的安定が同時に実現される。有利には、これらの溝は、最初、わずかに暖められた食品適合性ワックス材料で満たされて、熱伝導板が挿入されるときに、より流動可能になる。これは、たとえば挿入プロセス中に好ましくない変形を有することのない0.3mmの肉厚の比較的薄い熱伝導板を使用することで可能となる。
以下でさらに詳細に説明されるように、容器は、ベース部分とカバー部分との間に配置されるスクレーパ部分126をさらに備え、スクレーパ部分には、金属スリーブのための貫通穴128と、熱伝導板のための貫通長穴130とが設けられる。
容器の取付けおよび充填については、図11〜15を参照することによって以下に説明される。
図11によると、カバー部分104は、最初は上向きに、すなわち開口部が上に向くように提供される。
次いで、図12によると、2枚の熱伝導板120がカバー部分の溝124に挿入される。このために、構成部品は、第2の解放力F2を有する差込連結部が形成されるように設計される。
次いで、図13によると、カバー部分への充填プロセスが実行される。
次いで、図14によると、スクレーパ部分126がカバー部分の上に取り付けられ、それによって、スクレーパ部分126の貫通長穴130が2枚の熱伝導板120の上縁を受承する。
最後に、図15によると、ベース部分102が準備されたカバー部分104の上に接続される。このステップにおいて、金属スリーブ110がサンドイッチの中身Fに深く入りこむ。同時に、第1の解放力F1を有する差込連結部が、ベース部分の溝122と熱伝導板120との間で形成される。さらに、解放可能な材料を密封する連結部が、カバー部分104とベース部分102との縁部領域間で形成される。したがって得られた構成は、加熱プロセス前の最後に、ベース部分102が下になるように回転する。こうして、図10に示す状態に到達する。このようにして、前述した加熱プロセスが実行できる。
加熱プロセス完了後の容器内容物の取り出しは、図16〜18を参照することによって以下に説明される。このために、第1の解放力F1が第2の解放力F2より大きいことが重要である。
最初に、カバー部分が再び下になるように、回転が行われる。これにより、図16に示す状態になり、それは図15に示す状態にほぼ対応するが、一方は容器に配置された食品が加熱されているという違いがある。そのうえ、場合によっては、金属スリーブ110および/または熱伝導板120上に貼り付いている食品の残留物Rがある。
次いで、図17によると、金属スリーブ110と共にベース部分102が、カバー部分104に対して上方へ引き抜かれて、ベース部分とカバー部分との間の材料を密封する連結部が開放される。この結果、より大きい解放力F1のために、2枚の熱伝導板120はベース部分102に残り、カバー部分104の溝124から解放される。このプロセスにおいて、金属スリーブ110および/または熱伝導板120上に貼り付いている残留物Rは、スクレーパ部分126によって保持される。
特に図18に示すように、熱伝導板120には、スクレーパ部分126の側に対する係止部を形成する突出部132が設けられる。スクレーパ部分126とカバー部分104との間には、第1の解放力F1より小さい第3の解放力F3を有する差込連結部がある。その結果、ベース部分102をカバー部分104から分離するとき、熱伝導板120はベース部分102に取り付けられたままであり、さらに、前記突出部132のために、カバー部分104からスクレーパ部分126を解放することができる、すなわち、スクレーパ部分はベース部分の熱伝導板と共に取り去られる。
特に図19に示すように、カバー部分104に配置される溝124は、カバー部分の前部領域に形成されるだけでなく、外側面134の領域にも形成される。同じことがベース部分102に適用される。さらに、図19は上記の飲料容器の場合との類似を示し、T字ピン136がベース部分102に形成され、識別手段および/または取付手段として働く。最後に、図19は、熱伝導板120に、熱伝導板の機械的安定のために働く複数の長手方向のリブ138が有利に設けられることを示す。

Claims (14)

  1. ベース部分(2)と、
    前記ベース部分(2)の上に配置されるカバー部分(4)と、を備え、
    前記部分は共に、加熱される食事のための材料密封チャンバ(6)を形成し、少なくとも前記ベース部分は熱可塑性樹脂から作られる、温かい食品の迅速な配膳のための容器において、
    前記ベース部分は、前記チャンバに突出し、前記ベース部分に延入して、かつ、上部閉鎖キャップが設けられる金属スリーブ(10)を備える一次伝熱要素(8)を備え、前記金属スリーブは材料を密封するように前記ベース部分に連結され、
    前記カバー部分(4)は、前記温かい食事の構成要素を別々に収納するための、少なくとも1つの材料を密閉する区画(48a、48b)を含み、前記チャンバに面する区画のセグメント(50a、50b)は、前記収納された構成要素を前記チャンバに運ぶために、外部から取り外すことが可能である、ことを特徴とする容器。
  2. ベース部分(102)と、
    前記ベース部分(102)の上に配置されるカバー部分(104)と、を備え、
    前記部分は共に、加熱される食事のための材料密封チャンバ(106)を形成し、少なくとも前記ベース部分は熱可塑性樹脂から作られる、温かい食品の迅速な配膳のための容器において、
    前記ベース部分は、前記チャンバに突出し、前記ベース部分に延入して、かつ、上部閉鎖キャップが設けられる金属スリーブ(110)を備える一次伝熱要素(108)を備え、前記金属スリーブは材料を密封するように前記ベース部分に連結され、
    前記金属スリーブ(110)と略平行に延在し、そこから離間している二次伝熱要素(120)をさらに備え、前記二次伝熱要素は、少なくとも前記ベース部分の近くの領域で、三次伝熱要素によって前記金属スリーブと熱的に連結する、ことを特徴とする容器。
  3. 前記一次伝熱要素がアルミニウムから一体的に形成される、請求項1または2に記載の容器。
  4. 前記二次伝熱要素は、互いに略平行に配置される金属板から形成される2枚の熱伝導板(120)を備える、請求項に記載の容器。
  5. 前記熱伝導板は、当該容器のチャンバを、材料を密封するように切り離された3つのサブチャンバ(A、B、A’)に分ける、請求項4に記載の容器。
  6. 前記熱伝導板(120)の縁部領域を、前記ベース部分および前記カバー部分の対応する溝(122、124)で受承する、請求項5に記載の容器。
  7. 前記ベース部分と前記カバー部分との間に配置されるスクレーパ部分をさらに備え、前記スクレーパ部分には、前記金属スリーブ(110)のための貫通穴(128)と、前記熱伝導板(120)のための貫通長穴(130)とが設けられる、請求項6に記載の容器。
  8. 前記熱伝導板(120)と前記ベース部分(102)との間に第1の解放力F1を有する第1の差込連結部があり、前記第1の解放力F1は、前記熱伝導板(120)と前記カバー部分(104)との間にある第2の解放力より大きい、請求項7に記載の容器。
  9. 前記熱伝導板(120)に対して、前記カバー部分に面する前記スクレーパ部分(126)の側に対する係止部を形成する突出部(132)が設けられ、前記スクレーパ部分(126)と前記カバー部分(104)との間に第3の解放力F3を有するさらなる差込連結部があり、前記第3の解放力は前記第1の解放力F1より小さい、請求項8に記載の容器。
  10. 前記ベース部分の外側に、
    i)関連する加熱ステーションの対応する解放手段(44)のための、少なくとも1つの識別手段(20;136)、および
    ii)関連する加熱ステーション(26;26a)の対応する結合手段(44、32)に取り付けるための、少なくとも1つの取付手段(20、22;136)、
    の少なくとも一方が設けられる、請求項1〜9のいずれか一項に記載の容器。
  11. 前記識別手段および前記取付手段の少なくとも一方が、解放手段および結合手段の少なくとも一方として働く、対応して形成された係止凹部(44)への挿入のための係止凸部(20;136)として、またはその逆のものとして形成される、請求項10に記載の容器。
  12. 請求項1〜11のいずれか一項に記載の容器のための加熱ステーションであって、
    前記容器(30)のベース部分を支持するように構成されるベース部分(28)および支持面(32)と、前記支持面から伸長可能であり、前記容器の金属スリーブ(10)の内部寸法に対応する外部寸法を有する棒状加熱要素(34)と、を備え、当該加熱ステーションは、前記加熱要素の伸長状態において、前記金属スリーブに制御された加熱をもたらすための加熱制御手段をさらに備える、加熱ステーション。
  13. 前記棒状加熱要素(34a)は前記ベース部分(28a)に固設され、
    前記支持面(32a)は、上側位置から下側位置まで、前記加熱ステーションの軸方向に摺動可能であり、
    前記支持面の上側位置は前記加熱要素の格納状態を定義して、前記支持面の下側位置は前記加熱要素の伸長状態を定義し、
    前記上側位置に前記支持面を付勢するためにばね手段(40)が設けられ、
    前記下側位置に前記支持面を保持するために保持手段(20、44)が設けられる、請求項12に記載の加熱ステーション。
  14. 前記加熱制御手段は、容器の関連する識別手段(20)が存在する時のみ、加熱プロセスを専らアンロックする解放手段(44)と協働する、請求項10に記載の容器のための請求項12または13に記載の加熱ステーション。
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