JPH05116Y2 - - Google Patents

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JPH05116Y2
JPH05116Y2 JP1986128630U JP12863086U JPH05116Y2 JP H05116 Y2 JPH05116 Y2 JP H05116Y2 JP 1986128630 U JP1986128630 U JP 1986128630U JP 12863086 U JP12863086 U JP 12863086U JP H05116 Y2 JPH05116 Y2 JP H05116Y2
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JP
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bottom wall
cap
water bag
container body
container
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JP1986128630U
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Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は、燗機能を備えた携帯用の酒類容器に
関する。
「従来の技術」 この種容器として、容器体底部に生石灰と水袋
とを収納したキヤビテイを画成し、必要時に、上
記水袋をピン等の外部操作で破壊することによ
り、上記生石灰に水を作用して発熱させ、この熱
で容器体内の酒を暖めるようにしたものが知られ
ている。
「考案が解決しようとする問題点」 ところが、上記従来容器にあつては、その構成
部材の殆どがアルミニウム合金を用いたプレス成
形品であると共に、ピン等が容器と別体に形成さ
れていた。
そのため、上記消和作用による発熱時に容器自
体も加熱されて取扱いが面倒であると共に、部品
点数の増大で加工並びに組付工数が増大してコス
トアツプを招来するという問題点があつた。
そこで本考案は、容器の構成部材を適宜樹脂製
とすると共にピン等を容器と一体に形成して上記
問題点を解決することを目的とする。
「問題点を解決するための手段」 上記目的を達成するため、本考案は上端に口部
6を形成する樹脂製胴部7下端面を、帽状に隆起
した金属製底壁8で閉塞して形成させた容器体1
と、上記帽状隆起部9内に、水袋Aと、該水袋内
の水と反応して発熱することが可能な金属酸化物
Bとを封入させたシール板2と、該シール板下面
に第2底壁12を当接させると共に該第2底壁周
縁から起立した短筒部13を上記容器体胴部外面
に嵌合させた底蓋3と、上記口部に強制離脱が可
能に外嵌させたキヤツプ4とを有し、上記底蓋の
第2底壁には、上記シール板を貫通して上記水袋
Aを突き破ることが可能な長さの針状ピン14を
切抜き可能に一体成形したことを特徴とする。
「作用」 例えば第1図が示す状態から、針状ピン14を
底蓋3から切抜いた後、該切抜き孔より針状ピン
14をシール板2に貫通させて帽状隆起部9内の
水袋Aを突き破る(第2図参照)。
これにより、水袋A内の水が生石灰等の金属酸
化物Bに含浸作用する。
この結果、上記消和作用による発熱で帽状隆起
部9が加熱され、容器体1内の酒類が暖められ
る。この際、帽状隆起部を有して発熱体となるア
ルミニウム合金等の金属製底壁8は熱伝導性が高
く良好に昇温するが、樹脂製胴部7は上記底壁に
比べて熱伝導性が低くさほど昇温しない。
「実施例」 以下添付図面に基づいて、本考案の一実施例を
説明する。
第1図及び第2図において、1は容器体、2は
シール板、3は底蓋で、4はキヤツプである。
容器体1は、上端に肩部5を介して口頸部6を
起立した合成樹脂(ポリエチレンテレフタレート
等)製胴部7下端面を、帽状に隆起した金属(ア
ルミニウム合金等)製底壁8で閉塞させてなる。
図中9が帽状隆起部を示す。図示例では胴部7の
下端周縁と底壁8周縁とがカーリング加工10に
より一体的に結合している。
シール板2は、上記帽状隆起部9内に、水袋A
と、該水袋内の水と反応して発熱することが可能
な金属酸化物Bとを封入させてなるものである。
図示例では、ラミネート付きでかつ中央透孔11
付きのアルミシールが選択されて、上記帽状隆起
部9の開口周縁に貼着されている。
底蓋3は、上記シール板2下面に第2底壁12
を当接させると共に該第2底壁周縁から起立した
短筒部13を上記容器体のカーリング加工10部
外面に嵌合させた合成樹脂(ポリプロピレン等)
製のものである。そして、上記第2底壁には、上
記中央透孔11を通して上記水袋Aを突き破るこ
とが可能な長さの針状ピン14を切抜き可能に一
体成形させてなる。図示例では、第2底壁12の
直径線上に針状ピン14の形状に沿つて切離線1
5を、その途中において薄肉の結合部16を数箇
所介在させて周設することにより、上記針状ピン
を画成している。
また、第2底壁からは糸底17が一体に垂設さ
れている。
キヤツプ4は、上記容器体口頸部6に強制離脱
が可能に外嵌させてなる。図示例では、アルミス
クリユーP.P(ピルフアー・プルーフ)キヤツプ
で形成されている。
従つて本実施例では、針状ピン14を上記中央
透孔11へ通すことにより水袋Aを突き破ること
になる。
また、容器体胴部7に加えて底蓋3も樹脂製と
したので、底蓋3が帽状隆起部9の発熱時にはさ
ほど昇温せず、従つて容器の置き場所にも自由度
があり便利である。
さらに、容器体胴部7はその上端に肩部5を介
して口頸部6を起立しているので、単に直筒状に
形成されている場合と異なり、成形時にスタツキ
ングが可能となる利点がある。
「考案の効果」 以上説明したように本考案によれば、針状ピン
を容器構成要素の一つである底蓋と一体成形する
ようにしたので、部品点数削減により加工並びに
組付工数の削減が可能となり、コストダウンが図
れる。
また、容器体胴部を樹脂製としたので、従来の
アルミニウム合金製に比べて発熱時における昇温
度合が低く、依つて容器の取扱いが一段と便利に
なる。又、収納する酒類、金属酸化物、水袋等を
コンパクトに効率良く収納することが出来、又、
切り抜いた針状ピンでシール板を貫通して水袋を
突き破るという簡単な操作により収納液を容易に
加熱することが出来、極めて使勝手が良い優れた
ものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す半断面図、第
2図はその要部斜視図である。 1……容器体、2……シール板、3……底蓋、
4……キヤツプ、14……針状ピン。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 上端に口部6を形成する樹脂製胴部7下端面
    を、帽状に隆起した金属製底壁8で閉塞して形成
    させた容器体1と、上記帽状隆起部9内に、水袋
    Aと、該水袋内の水と反応して発熱することが可
    能な金属酸化物Bとを封入させたシール板2と、
    該シール板下面に第2底壁12を当接させると共
    に該第2底壁周縁から起立した短筒部13を上記
    容器体胴部外面に嵌合させた底蓋3と、上記口部
    に強制離脱が可能に外嵌させたキヤツプ4とを有
    し、上記底蓋の第2底壁には、上記シール板を貫
    通して上記水袋Aを突き破ることが可能な長さの
    針状ピン14を切抜き可能に一体成形したことを
    特徴とする酒類容器。
JP1986128630U 1986-08-22 1986-08-22 Expired - Lifetime JPH05116Y2 (ja)

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JP1986128630U JPH05116Y2 (ja) 1986-08-22 1986-08-22

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JPS6336435U JPS6336435U (ja) 1988-03-09
JPH05116Y2 true JPH05116Y2 (ja) 1993-01-05

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ID=31024476

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2674082A1 (de) * 2012-06-12 2013-12-18 Heatis AG Behälter für schnelle Warmverpflegung und zugehörige Heizstation

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59162828U (ja) * 1983-04-15 1984-10-31 上田石灰製造株式会社 加温飲食物
JPS6083529U (ja) * 1983-11-15 1985-06-10 松山 吉延 携帯式飲食物用加熱容器

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JPS6336435U (ja) 1988-03-09

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