JP6265429B2 - スピニング加工用金型及びそれを使用したアンダーカット部を有する製品の製造方法 - Google Patents
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Description
また、可動片の移動形態が、径方向と軸方向とを組み合わせた斜め方向となるため、成形した製品を離型する際に、可動片と製品とが干渉しないように容易に設定することができ、両者の形状に制約がかかることがない。
これにより、スピニング加工を施した際に、素材Woが隣接する可動片32a、32b間に入り込むことを防止することができ、製品Wの離型の際の可動部32の可動片32a、32bの収縮動作の支障なくし、製品Wの離型を円滑に行うことができる。
これにより、各可動片32a、32bの拡縮動作及び拡大した状態での維持を、芯部材6を金型3の中心軸に沿って軸方向に移動することによって、円滑かつ確実に行うことができる。
これにより、各可動片32a、32bの拡大した状態での維持を、無動力で、一定の支持力の下で行うことができる。
これにより、各可動片32a、32bを拡大した状態で維持する支持力の大きさを調節することができる。
これにより、芯部材6による可動部32、すなわち、各可動片32a、32bの支持を解除し、各可動片32a、32bが固定部31の内側で移動して、縮小した状態になることができるようにしている。
これにより、製品Wの離型を、製品Wを傷付けることなく、円滑かつ確実に行うことができる。
これにより、各可動片32a、32bの拡縮動作及び拡大した状態での維持を、簡単な構造によって、円滑かつ確実に行うことができる。
これにより、各可動片32a、32bの拡縮動作を、簡単な構造によって、無動力で、円滑かつ確実に行うことができる。
これにより、ノックアウト軸73を操作することによって、芯部材6による可動部32、すなわち、各可動片32a、32bの支持を解除したとき、可動片32aが可動片32bより金型3の中心に向けての移動量が大きくなるようにしている。
これにより、素材Woにスピニング加工を施す際に素材Woの外周端縁部を拘束して、外周端縁部が変形することを防止することができ、精度の信頼性が高い製品Wを成形することができる。
これにより、クランプ91によって素材Woの外周端縁部に付与される拘束力を、スポークによって支持して、拘束力によって素材Woの外周端縁部が変形することを防止することができ、精度の信頼性が高い製品Wを成形することができる。
スピニング加工を行うに際し、芯部材6を、主軸2の内部に配設した付勢機構7としての第1のばね部材71により、ロッド72を介して、主軸2の側に付勢されるようにし、これによって、芯部材6の外周面が、可動部32、すなわち、各可動片32a、32bの中心側の面を、外周側に向けて付勢して、各可動片32a、32bを支持するようにする。
そして、芯部材6を、付勢機構7の背部の主軸2の内部に配設したノックアウト軸73を操作することによって、付勢機構7の第1のばね部材71の付勢力に抗して、付勢機構7のロッド72を介して、主軸2の反対側に移動するようにし、これにより、芯部材6による可動部32、すなわち、各可動片32a、32bの支持を解除し、各可動片32a、32bが固定部31の内側で移動して、縮小した状態になるようにして、可動部32の可動片32a、32bの先端部分32a1、32b1とアンダーカット部Wuを有する製品Wとが干渉しないようにする。
この状態で、芯部材6の背面側の面62を製品Wに当接して、製品Wを離型するようにする。
2 主軸
3 金型
31 固定部
32 可動部
32a 可動片
32b 可動片
33 可動片案内面
4 心押し台
5 押圧部材
6 芯部材
7 付勢機構
71 第1のばね部材
72 ロッド
73 ノックアウト軸
8 第2のばね部材
9 拘束手段
91 クランプ
W 製品
Wo 素材
Wu アンダーカット部
Claims (11)
- 素材にスピニング加工を施すことによってアンダーカット部を有する製品を製造するために用いるスピニング加工用金型において、該金型を、固定部と、製品のアンダーカット部に対応する可動部とで構成し、該可動部を、周方向に分割形成した複数の可動片で構成するとともに、各可動片の中心側の面を、金型の中心軸に沿って軸方向に可動に配設した芯部材により当接、支持するようにし、かつ、芯部材による支持を解除した状態で、可動片を径方向及び軸方向に可動に配設するようにし、かつ、各可動片の一端側の面を、金型の中心軸に対して傾斜した傾斜面に形成するとともに、金型の固定部の内側に、該各可動片の傾斜面が当接する可動片案内面を、それに対応する錐状に形成するようにしたことを特徴とするスピニング加工用金型。
- 素材にスピニング加工を施すことによってアンダーカット部を有する製品を製造するために用いるスピニング加工用金型において、該金型を、固定部と、製品のアンダーカット部に対応する可動部とで構成し、該可動部を、周方向に分割形成した複数の可動片で構成するとともに、各可動片の中心側の面を、金型の中心軸に沿って軸方向に可動に配設した芯部材により当接、支持するようにし、かつ、芯部材による支持を解除した状態で、可動片を径方向及び軸方向に可動に配設するようにし、かつ、各可動片を、固定部の中心側の面で反力を受ける、付勢力を周方向に並ぶ可動片に対して交互に異ならせるようにした第2のばね部材により、金型の中心に向けて付勢するようにしたことを特徴とするスピニング加工用金型。
- 素材にスピニング加工を施すことによってアンダーカット部を有する製品を製造するために用いるスピニング加工用金型において、該金型を、固定部と、製品のアンダーカット部に対応する可動部とで構成し、該可動部を、周方向に分割形成した複数の可動片で構成するとともに、各可動片の中心側の面を、金型の中心軸に沿って軸方向に可動に配設した芯部材により当接、支持するようにし、かつ、芯部材による支持を解除した状態で、可動片を径方向及び軸方向に可動に配設するようにし、かつ、芯部材の背面側の面を製品に当接して、製品を離型するようにしたことを特徴とするスピニング加工用金型。
- 前記芯部材を、錐状に形成するとともに、該芯部材により当接、支持される各可動片の中心側の面をそれに対応する錐状に形成するようにしたことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載のスピニング加工用金型。
- 前記芯部材を、第1のばね部材により可動部に向けて付勢することによって、各可動片を支持するようにしたことを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載のスピニング加工用金型。
- 前記芯部材を、アクチュエータによって可動部に向けて付勢することによって、各可動片を支持するようにしたことを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載のスピニング加工用金型。
- 前記可動部の可動片は、拡大した状態で、隣接する可動片の先端部分同士が隙間なく密着するようにされるようにしたことを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載のスピニング加工用金型。
- 前記素材の外周端縁部を外周側から拘束する拘束手段を設けるようにしたことを特徴とする請求項1から7のいずれか1項に記載のスピニング加工用金型。
- 前記拘束手段が、素材を挟んで可動部と対向する位置に設けるようにしたことを特徴とする請求項8記載のスピニング加工用金型。
- スピニング加工用金型を使用して素材にスピニング加工を施すことによってアンダーカット部を有する製品の製造方法において、該金型を、固定部と、製品のアンダーカット部に対応する可動部とで構成し、該可動部を、周方向に分割形成した複数の可動片で構成するとともに、各可動片の中心側の面を、金型の中心軸に沿って軸方向に可動に配設した芯部材により当接、支持するようにし、かつ、芯部材による支持を解除した状態で、可動片を径方向及び軸方向に可動に配設するようにし、スピニングローラによって、素材に固定部及び可動部からなる金型に沿った成形を施すようにした後、芯部材の背面側の面を製品に当接して、製品を離型するようにすることを特徴とするスピニング加工用金型を使用したアンダーカット部を有する製品の製造方法。
- 前記素材の外周端縁部を外周側から拘束手段により拘束した状態で、スピニングローラによって、素材に固定部及び可動部からなる金型に沿った成形を施すようにすることを特徴とする請求項10記載のスピニング加工用金型を使用したアンダーカット部を有する製品の製造方法。
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