JP6263912B2 - 画像表示装置及びプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、画像表示装置及びプログラムに関する。
従来、映像供給装置に接続される映像出力装置と、反射部材と、スクリーンとを有し、映像出力装置からコンテンツを投影する出力光を反射部材によって反射し、この反射部材によって反射された出力光を当該コンテンツの輪郭の形状に形成されたスクリーンに投影することにより、閲覧者に対して印象を高めることができる映像出力装置搭載機器が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2011−150221号公報
しかしながら、特許文献1に記載の映像出力装置搭載機器では、スクリーン等の表示手段の前にいる個人に適した表示を提供することができなかった。
本発明の課題は、表示手段の前にいる個人に適した表示ができるようにすることである。
上記課題を解決するため、請求項1に記載の発明の画像表示装置は、
表示手段と、
撮影手段と、
ユーザの顔画像及び前記表示手段への表示候補となるユーザを含む画像を記憶する記憶手段と、
前記撮影手段により取得された撮影画像と前記記憶手段に記憶されているユーザの顔画像に基づいて、前記撮影画像からユーザを認識する処理を行う認識手段と、
前記撮影画像からユーザが認識された場合に、当該認識されたユーザに基づいて前記表示候補となるユーザを含む画像から前記表示手段に表示する表示画像を決定する決定手段と、
前記決定された表示画像に基づく表示を前記表示手段に行わせる表示制御手段と、
を備え
前記表示候補となるユーザを含む画像は、ユーザを含む複数人の撮影画像であり、
前記決定手段は、前記認識されたユーザを含む撮影画像に含まれる、前記ユーザ以外の人物の画像を前記表示画像として決定する
また、請求項2に記載の発明の画像表示装置は、
表示手段と、
撮影手段と、
ユーザの顔画像及び前記表示手段への表示候補となる画像を記憶する記憶手段と、
前記撮影手段により取得された撮影画像と前記記憶手段に記憶されているユーザの顔画像に基づいて、前記撮影画像からユーザを認識する処理を行う認識手段と、
前記撮影画像からユーザが認識された場合に、当該認識されたユーザに基づいて前記表示候補となる画像から前記表示手段に表示する表示画像を決定する決定手段と、
前記決定された表示画像に基づく表示を前記表示手段に行わせる表示制御手段と、
前記撮影手段により取得された撮影画像において前記認識されたユーザの顔が正面を向いているか否かを判断する判断手段と、
を備え、
前記表示制御手段は、前記認識されたユーザの顔が正面を向いている場合、前記表示画像に基づいて前記表示手段に前記ユーザに対する所定の表示を行わせるとともに、前記ユーザに対して所定の表示が行われたことを示す履歴を前記記憶手段に記憶させ、前記認識されたユーザの顔が正面を向いていない場合、前記記憶手段に記憶されている履歴に基づいて前記表示手段への表示制御を行う。
本発明によれば、表示手段の前にいる人に適した表示を行うことが可能となる。
本実施形態におけるデジタルサイネージ装置の機能的構成を示すブロック図である。 図1のスクリーン部の概略構成を示す図である。 図1の制御部により実行される再生制御処理を示すフローチャートである。 図3のステップS4において図1の制御部により実行される表示画像決定処理を示すフローチャートである。 図4のステップS405の画像の切り出しを説明するための図である。
以下、添付図面を参照して本発明に係る好適な実施形態を詳細に説明する。なお、本発明は、図示例に限定されるものではない。
[デジタルサイネージ装置1の構成]
図1は、本実施形態におけるデジタルサイネージ装置1の主制御構成を示すブロック図である。デジタルサイネージ装置1は、高齢者施設などに設置され、例えば、計算問題、読み書き問題等を出題(表示、音声出力)して、施設の入居者に対し、脳を活性化させるためのトレーニング(以下、単にトレーニングという)を行う装置である。
図1に示すように、デジタルサイネージ装置1は、コンテンツの映像光を照射する投影部21と、投影部21から照射された映像光を背面で受けて前面に投影するスクリーン部22とを備えている。
まず、投影部21について説明する。
投影部21は、制御部23と、プロジェクタ24と、記憶部25と、通信部26と、を備えている。プロジェクタ24、記憶部25、通信部26は、図1に示すように制御部23に接続されている。
制御部23は、記憶部25に記憶されている各種のプログラムを実行して所定の演算や各部の制御を行うCPU(Central Processing Unit)とプログラム実行時の作業領域となるメモリとを備えている(いずれも図示略)。制御部23は、記憶部25のプログラム記憶部251に記憶されているプログラムとの協働により、認識手段、決定手段、表示制御手段として機能する。
プロジェクタ24は、制御部23から出力された画像データを映像光に変換してスクリーン部22に向けて照射する投影装置である。
記憶部25は、HDD(Hard Disk Drive)や不揮発性の半導体メモリ等により構成される。記憶部25には、図1に示すように、プログラム記憶部251、出題コンテンツ記憶部252、促進用コンテンツ記憶部253、画像データ記憶部254、出題履歴記憶部255が設けられている。
プログラム記憶部251には、制御部23で実行されるシステムプログラムや各種処理プログラム、これらのプログラムの実行に必要なデータ等が記憶されている。
出題コンテンツ記憶部252には、トレーニングの問題表示用の画像データ、及び問題文や操作指示等の音声出力用のテキストデータが記憶されている。
促進用コンテンツ記憶部253には、トレーニングの実行を促すための表示用の画像データ、及び音声出力用のテキストデータが記憶されている。
画像データ記憶部254には、当該デジタルサイネージ装置1のユーザである、当該デジタルサイネージ装置1が設置されている施設の入居者の識別情報(入居者番号、名前等)に対応付けて、その入居者の正面の顔画像、横顔の画像、及び入居者を含んだ画像の画像データが記憶されている。入居者を含んだ画像とは、入居者の家族や知人等の、入居者に関係する人物と入居者が一緒に写っている撮影画像であり、静止画であっても動画であってもよい。例えば、入居者に同行してきた家族や知人と一緒に写真撮影を行い、得られた撮影画像が入居者の識別情報に対応付けて画像データ記憶部254に記憶されている。なお、この入居者を含む画像は随時PC(Personal Computer)やスマートフォン等の外部機器から無線通信又は有線通信によりアップロード可能である。
出題履歴記憶部255は、入居者の識別情報に対応付けて、その入居者に問題を出題した日付等を記憶する。
通信部26は、モデム、ルータ、ネットワークカード等により構成され、外部機器との通信を行う。
次に、スクリーン部22について説明する。
図2は、スクリーン部22の概略構成を示す正面図である。図2に示すようにスクリーン部22には、画像形成部27と、画像形成部27を支持する台座28とが備えられている。
画像形成部27は、映像光の照射方向に対して略直交するように配置された、例えばアクリル板などの人型に成形された一枚の透光板29に、フィルム状のフレネルレンズが積層された背面投影用のフィルムスクリーンが貼付されて構成されたスクリーンである。この画像形成部27と前述したプロジェクタ24とにより表示手段を構成している。
画像形成部27の上部には、例えばカメラなどの撮像部30が設けられている。この撮像部30が画像形成部27に対向する空間の画像を撮影して撮影画像を生成する。撮像部30は、図示は省略するが、光学系及び撮像素子を備えるカメラと、カメラを制御する撮像制御部とを備えている。
カメラの光学系は、画像形成部27の前にいる人物を撮影可能な方向に向けられている。また、その撮像素子は、例えば、CCD(Charge Coupled Device)やCMOS(Complementary Metal-oxide Semiconductor)等のイメージセンサである。そして、撮像素子は、光学系を通過した光学像を2次元の画像信号に変換する。
撮像部30は、撮影手段として機能する。
台座28には、ボタン式の操作部32と、音声を出力するスピーカなどの音声出力部33とが設けられている。
撮像部30、操作部32、音声出力部33は、図1に示すように制御部23に接続されている。
[デジタルサイネージ装置1の動作]
次に、デジタルサイネージ装置1の動作について説明する。
図3に、デジタルサイネージ装置1において実行される再生制御処理のフローチャートを示す。再生制御処理は、制御部23とプログラム記憶部251に記憶されているプログラムとの協働により実行される。
まず、制御部23は、撮像部30により撮影を行い、撮影画像を取得する(ステップS1)。
次いで、制御部23は、取得した撮影画像から入居者を認識する処理を行い(ステップS2)、入居者が認識されたか否かを判断する(ステップS3)。
ステップS2において、制御部23は、公知の画像処理技術である顔認識処理によって撮影画像から顔領域を抽出する処理を行い、顔領域が抽出された場合、抽出された顔領域の画像と、画像データ記憶部254に記憶されている各入居者の顔画像(正面顔、横顔)とを照合する。そして、顔領域の抽出結果及び照合結果に基づいて、撮影画像から入居者が認識されたか否かを判断する。
撮影画像から入居者が認識されなかったと判断した場合(ステップS3;NO)、制御部23は、ステップS1に戻り、撮像部30により所定時間間隔で撮影を行う。
撮影画像から入居者が認識されたと判断した場合(ステップS3;YES)、制御部23は、表示画像決定処理を実行する(ステップS4)。
図4に、ステップS4において実行される表示画像決定処理のフローチャートを示す。表示画像決定処理は、制御部23とプログラム記憶部251に記憶されているプログラムとの協働により実行される。
制御部23は、まず、画像データ記憶部254から、認識された入居者が写っている画像を検索する(ステップS401)。
次いで、制御部23は、検索された画像に公知の顔認識処理等を行って、検索された画像に複数人が写っているか否かを判断する(ステップS402)。複数人が写っていないと判断した場合(ステップS402;NO)、制御部23は、ステップS401の処理に戻る。
ステップS402において、検索された画像に複数人が写っていると判断した場合(ステップS402;YES)、制御部23は、検索された画像に写っている人物のうち、認識された入居者ではない人物を表示する人物として決定する(ステップS403)。
次いで、制御部23は、検索された画像から、表示する人物として決定された人物の領域を抽出し(ステップS404)、抽出した領域の輪郭の形状と画像形成部27の形状とを比較して、抽出した人物の領域の輪郭を含む領域を画像形成部27の形状に合わせて切り出す(ステップS405)。
図5に、ステップS404〜ステップS405の処理を模式的に示す。ステップS404においては、図5において太線で示すように、認識された入居者Aではない人物Bの領域が抽出され、ステップS405においては、図5において点線で示すように、人物Bの領域の輪郭の外側が画像形成部27のスクリーンの形状に合わせて切り出される。ステップS405の処理が終了すると、制御部23は、図3のステップS5の処理に移行する。
このように、表示画像決定処理においては、入居者の家族や知人等の、入居者に 関係する人物の画像が表示画像として決定される。
図3のステップS5において、制御部23は、ステップS1の撮影により得られた撮影画像において、認識された入居者が正面を向いているか否かを判断する(ステップS5)。ここで、入居者が正面を向いている場合、デジタルサイネージ装置1のコンテンツを閲覧しようとしている、即ち、トレーニングを行おうとしていると考えられる。一方、正面を向いていないとき(横顔であるとき)、単にデジタルサイネージ装置1の前を通っただけと考えられる。そこで、制御部23は、認識された入居者が正面を向いているか否かに基づいて、画像形成部27に表示するコンテンツの内容を変化させる。
認識された入居者が正面を向いているか否かは、公知の画像処理技術を用いて判断することができる。例えば、撮影画像を解析し、撮影画像における認識された入居者の顔画像の特徴(輪郭の形状、髪の毛の割合、目、鼻、口等)に基づいて正面顔か否かを判断してもよい。また、例えば、撮影画像における認識された入居者の顔領域が画像データ記憶部254に記憶されている入居者の正面の顔画像と横顔の顔画像の何れに類似しているか等に基づいて判断することとしてもよい。
認識された入居者が正面を向いていると判断した場合(ステップS5;YES)、制御部23は、図4のステップS405で切り出した画像をプロジェクタ24により画像形成部27に投影(表示)する(ステップS6)。即ち、入居者の家族や知人の画像を画像形成部27に表示する。
そして、制御部23は、出題コンテンツ記憶部252に記憶されている画像データ及び音声データに基づいて、認識された入居者に対し、出題を行う。即ち、トレーニングのための問題(簡単な読み書きの問題や計算問題)の表示や音声出力を行う(ステップS7)。具体的には、制御部23は、出題コンテンツ記憶部252に記憶されている問題表示用の画像データに基づいて、プロジェクタ24により、入居者の家族又は知人の画像が表示されている画像形成部27の所定の位置(例えば、図2において点線291に囲まれた領域)に問題を重畳して投影する。また、出題コンテンツ記憶部252に記憶されている問題を示すテキストデータに基づいて音声を合成して音声出力部33により出力し、問題文や操作指示の読み上げを行う。更に、出題コンテンツ記憶部252に記憶されているテキストデータに基づいて、画像形成部27に表示されている人物の画像が音声に合わせて口パクを行うように、図4のステップS405で切り出した画像を画像処理してプロジェクタ24により画像形成部27に投影(表示)させる。音声の合成や音声に合わせた口パクの画像処理は、公知の技術を用いて行うことができる。
次いで、制御部23は、出題が終了したか否かを判断し、出題が終了していないと判断した場合(ステップS8;NO)、ステップS7の処理を繰り返し実行する。出題が終了したと判断した場合(ステップS8;YES)、制御部23は、出題履歴記憶部245に、ステップS2で認識された入居者に出題を行ったこと(入居者がトレーニングを行ったこと)を示す履歴を記憶させる(ステップS9)。具体的には、ユーザの識別番号と、出題を行った日付を対応付けて出題履歴記憶部245に記憶させる。所定時間が経過すると、制御部23は、ステップS1の処理に戻る。
一方、ステップS5において、認識された入居者が正面を向いていないと判断した場合(ステップS5;NO)、制御部23は、出題履歴記憶部245において、ステップS2で認識された入居者の履歴を検索し(ステップS10)、検索された履歴に基づいて、その入居者が毎日トレーニングを行っているか否かを判断する(ステップS11)。その入居者が毎日トレーニングを行っていると判断した場合(ステップS11;YES)、所定時間が経過すると、制御部23は、ステップS1の処理に戻る。
毎日トレーニングを行っている場合は、特にトレーニングを促さなくてもその人のペースで行うと考えられるので、特に何も表示や音声の出力は行わない。なお、ステップS11においては、入居者が前日にトレーニングを行っているか否かを判断することとしてもよい。
その入居者が毎日トレーニングを行っていないと判断した場合(ステップS11;NO)、制御部23は、図4のステップS405で切り出した画像をプロジェクタ24により画像形成部27に投影(表示)する(ステップS12)。即ち、入居者の家族や知人の画像を画像形成部27に表示する。
そして、制御部23は、促進用コンテンツ記憶部253に記憶されている画像及び音声データに基づいて、認識された入居者に対し、トレーニングの実行(即ち、画像形成部27に表示されるコンテンツの閲覧)を促す表示や音声出力を行う(ステップS13)。例えば、「○○さん、トレーニングしましょう!」等、入居者に呼びかけてトレーニングを促す表示や音声出力を行う。
具体的に、ステップS13において、制御部23は、促進用コンテンツ記憶部253に記憶されている表示用の画像データに基づいて、入居者の家族又は知人の画像が表示されている画像形成部27の所定の位置(例えば、図2において点線291で囲まれた領域)にトレーニングの実行を促す表示を重畳して投影する。また、促進用コンテンツ記憶部253に記憶されているテキストデータに基づいて音声を合成して音声出力部33により出力し、トレーニングの実行を促す音声の読み上げを行う。更に、促進用コンテンツ記憶部253に記憶されているテキストデータに基づいて、画像形成部27に表示する画像が音声に合わせて口パクを行うように、図4のステップS405で切り出した画像を画像処理してプロジェクタ24により画像形成部27に投影(表示)させる。音声の読み上げや音声に合わせた口パクの画像処理は、公知の技術を用いて行うことができる。
所定時間が経過すると、制御部23は、ステップS1の処理に戻る。
このように、デジタルサイネージ装置1によれば、高齢者施設等において、画像形成部27の前にきた入居者の個人に関係のある家族や知人の画像を表示し、脳の活性化のための問題を出題するか、またはトレーニングの実行を促すので、親近感をもたせて脳活性化の問題を抵抗なく毎日行わせることができ、認知症の防止につなげることができる。
以上説明したように、デジタルサイネージ装置1によれば、制御部23は、画像形成部27の前方を撮影する撮像部30により取得された撮影画像と画像データ記憶部254に記憶されているユーザの顔画像に基づいて、撮影画像からユーザを認識する処理を行い、撮影画像からユーザが認識された場合に、当該認識されたユーザに基づいて、画像データ記憶部254に記憶されている表示候補となる画像から画像形成部27に表示する表示画像を決定する。そして、決定された表示画像に基づく表示を画像形成部27に行わせる。
従って、画像形成部27の前にいる個人に適した表示を行うことが可能となる。
例えば、表示候補となる画像を、ユーザを含む複数人の撮影画像とし、認識されたユーザを含む撮影画像に含まれる、ユーザ以外の人物の画像(即ち、ユーザの家族や知人等の画像)を表示画像として決定して、その画像に基づいて画像形成部27に表示を行うことで、ユーザが親近感をもてるような表示を行うことができる。
また、撮像部30により取得された撮影画像において認識されたユーザの顔が正面を向いているか否かに基づいて、画像形成部27に異なる表示を行わせるようにすることで、ユーザが画像形成部27の表示を閲覧しようとしている場合と、そうでない場合のそれぞれに応じた効果的な表示を行うことが可能となる。
例えば、制御部23は、認識されたユーザの顔が正面を向いている場合、表示画像に基づいて画像形成部27にユーザに対する所定の表示(例えば、問題の表示)を行わせるとともにユーザに対して所定の表示が行われたことを示す履歴(表示履歴)を記憶部25に記憶させ、認識されたユーザの顔が正面を向いていない場合、記憶部25に記憶されている履歴に基づいて画像形成部27への表示制御を行うようにすることで、認識されたユーザの顔が正面を向いていない場合、表示履歴に基づく効率的な表示制御を行うことが可能となる。例えば、表示履歴が所定の基準を満たさない場合には画像形成部27の表示の閲覧を促す表示を行うが、表示履歴が所定の基準を満たす場合には上記閲覧を促す表示を省略する等の、効率的な表示制御を行うことが可能となる。
なお、上記実施形態における記述内容は、本発明に係るデジタルサイネージ装置の好適な一例であり、これに限定されるものではない。
例えば、問題の読み上げやトレーニングを促す音声は、合成した機械音ではなく、家族や知人の声を予め記憶部25に記憶しておいて出力することとしてもよい。また、画像データ記憶部254に記憶されている入居者を含む画像が動画である場合、表示する人物として決定された人物の音声を動画から集めてテキストデータに応じた音声を合成してもよい。
また、上記実施形態においては、ユーザを認識し、ユーザが含まれた画像の中から複数人が写っているかを検出し、写っていた場合、ユーザではない人物を表示する人物として決定したが、これに限らず、予めユーザに対応した画像を記憶しておき、ユーザを認識した場合、その画像を表示してもよい。
また、上記実施形態においては、所定時間毎に撮像部30により撮影を行うこととしたが、デジタルサイネージ装置1が人感センサを備える構成とし、人感センサが反応した場合に撮像部30により撮影を行うこととしてもよい。
また、出題する問題の内容は、入居者に応じて異なるものとしてもよい。例えば、入居者の出題履歴の回数に応じて問題を変化させることとしてもよい。
また、問題を択一式として、操作部32の何れのボタンが押下されたかによって正答率等を算出し、出題終了後に正答率等を表示することとしてもよい。
その他、デジタルサイネージ装置を構成する各装置の細部構成及び細部動作に関しても、発明の趣旨を逸脱することのない範囲で適宜変更可能である。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、本発明の範囲は、上述の実施形態に限定するものではなく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲とその均等の範囲を含む。
以下に、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲に記載した発明を付記する。付記に記載した請求項の項番は、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲の通りである。
[付記]
<請求項1>
表示手段と、
撮影手段と、
ユーザの顔画像及び前記表示手段への表示候補となる画像を記憶する記憶手段と、
前記撮影手段により取得された撮影画像と前記記憶手段に記憶されているユーザの顔画像に基づいて、前記撮影画像からユーザを認識する処理を行う認識手段と、
前記撮影画像からユーザが認識された場合に、当該認識されたユーザに基づいて前記表示候補となる画像から前記表示手段に表示する表示画像を決定する決定手段と、
前記決定された表示画像に基づく表示を前記表示手段に行わせる表示制御手段と、
を備える画像表示装置。
<請求項2>
前記表示手段は、スクリーンと、前記スクリーンに画像を投影する投影装置により構成される請求項1に記載の画像表示装置。
<請求項3>
前記表示候補となる画像は、ユーザを含む複数人の撮影画像であり、
前記決定手段は、前記認識されたユーザを含む撮影画像に含まれる、前記ユーザ以外の人物の画像を前記表示画像として決定する請求項1又は2に記載の画像表示装置。
<請求項4>
前記撮影手段により取得された撮影画像において前記認識されたユーザの顔が正面を向いているか否かを判断する判断手段を備え、
前記表示制御手段は、前記認識されたユーザの顔が正面を向いているか否かに基づいて、前記表示手段に異なる表示を行わせる請求項1〜3の何れか一項に記載の画像表示装置。
<請求項5>
前記表示制御手段は、前記認識されたユーザの顔が正面を向いている場合、前記表示画像に基づいて前記表示手段に前記ユーザに対する所定の表示を行わせるとともに、前記ユーザに対して所定の表示が行われたことを示す履歴を前記記憶手段に記憶させ、前記認識されたユーザの顔が正面を向いていない場合、前記記憶手段に記憶されている履歴に基づいて前記表示手段への表示制御を行う請求項4に記載の画像表示装置。
<請求項6>
表示手段と、撮影手段と、を備える画像表示装置に用いられるコンピュータを、
ユーザの顔画像及び前記表示手段への表示候補となる画像を記憶する記憶手段、
前記撮影手段により取得された撮影画像と前記記憶手段に記憶されているユーザの顔画像に基づいて、前記撮影画像からユーザを認識する処理を行う認識手段、
前記撮影画像からユーザが認識された場合に、当該認識されたユーザに基づいて前記表示候補となる画像から前記表示手段に表示する表示画像を決定する決定手段、
前記決定された表示画像に基づく表示を前記表示手段に行わせる表示制御手段、
として機能させるためのプログラム。
1 デジタルサイネージ装置
21 投影部
22 スクリーン部
23 制御部
24 プロジェクタ
25 記憶部
251 プログラム記憶部
252 出題コンテンツ記憶部
253 促進用コンテンツ記憶部
254 画像データ記憶部
255 出題履歴記憶部
26 通信部
27 画像形成部
28 台座
29 透光板
30 撮像部
32 操作部
33 音声出力部

Claims (5)

  1. 表示手段と、
    撮影手段と、
    ユーザの顔画像及び前記表示手段への表示候補となるユーザを含む画像を記憶する記憶手段と、
    前記撮影手段により取得された撮影画像と前記記憶手段に記憶されているユーザの顔画像に基づいて、前記撮影画像からユーザを認識する処理を行う認識手段と、
    前記撮影画像からユーザが認識された場合に、当該認識されたユーザに基づいて前記表示候補となるユーザを含む画像から前記表示手段に表示する表示画像を決定する決定手段と、
    前記決定された表示画像に基づく表示を前記表示手段に行わせる表示制御手段と、
    を備え
    前記表示候補となるユーザを含む画像は、ユーザを含む複数人の撮影画像であり、
    前記決定手段は、前記認識されたユーザを含む撮影画像に含まれる、前記ユーザ以外の人物の画像を前記表示画像として決定する
    画像表示装置。
  2. 表示手段と、
    撮影手段と、
    ユーザの顔画像及び前記表示手段への表示候補となる画像を記憶する記憶手段と、
    前記撮影手段により取得された撮影画像と前記記憶手段に記憶されているユーザの顔画像に基づいて、前記撮影画像からユーザを認識する処理を行う認識手段と、
    前記撮影画像からユーザが認識された場合に、当該認識されたユーザに基づいて前記表示候補となる画像から前記表示手段に表示する表示画像を決定する決定手段と、
    前記決定された表示画像に基づく表示を前記表示手段に行わせる表示制御手段と、
    前記撮影手段により取得された撮影画像において前記認識されたユーザの顔が正面を向いているか否かを判断する判断手段と、
    を備え、
    前記表示制御手段は、前記認識されたユーザの顔が正面を向いている場合、前記表示画像に基づいて前記表示手段に前記ユーザに対する所定の表示を行わせるとともに、前記ユーザに対して所定の表示が行われたことを示す履歴を前記記憶手段に記憶させ、前記認識されたユーザの顔が正面を向いていない場合、前記記憶手段に記憶されている履歴に基づいて前記表示手段への表示制御を行う画像表示装置。
  3. 前記表示手段は、スクリーンと、前記スクリーンに画像を投影する投影装置により構成される請求項1又は2に記載の画像表示装置。
  4. 表示手段と、撮影手段と、を備える画像表示装置に用いられるコンピュータを、
    ユーザの顔画像及び前記表示手段への表示候補となるユーザを含む画像を記憶する記憶手段、
    前記撮影手段により取得された撮影画像と前記記憶手段に記憶されているユーザの顔画像に基づいて、前記撮影画像からユーザを認識する処理を行う認識手段、
    前記撮影画像からユーザが認識された場合に、当該認識されたユーザに基づいて前記表示候補となるユーザを含む画像から前記表示手段に表示する表示画像を決定する決定手段、
    前記決定された表示画像に基づく表示を前記表示手段に行わせる表示制御手段、
    として機能させ
    前記表示候補となるユーザを含む画像は、ユーザを含む複数人の撮影画像であり、
    前記決定手段は、前記認識されたユーザを含む撮影画像に含まれる、前記ユーザ以外の人物の画像を前記表示画像として決定する
    ためのプログラム。
  5. 表示手段と、撮影手段と、を備える画像表示装置に用いられるコンピュータを、
    ユーザの顔画像及び前記表示手段への表示候補となる画像を記憶する記憶手段、
    前記撮影手段により取得された撮影画像と前記記憶手段に記憶されているユーザの顔画像に基づいて、前記撮影画像からユーザを認識する処理を行う認識手段、
    前記撮影画像からユーザが認識された場合に、当該認識されたユーザに基づいて前記表示候補となる画像から前記表示手段に表示する表示画像を決定する決定手段、
    前記決定された表示画像に基づく表示を前記表示手段に行わせる表示制御手段、
    前記撮影手段により取得された撮影画像において前記認識されたユーザの顔が正面を向いているか否かを判断する判断手段、
    として機能させ、
    前記表示制御手段は、前記認識されたユーザの顔が正面を向いている場合、前記表示画像に基づいて前記表示手段に前記ユーザに対する所定の表示を行わせるとともに、前記ユーザに対して所定の表示が行われたことを示す履歴を前記記憶手段に記憶させ、前記認識されたユーザの顔が正面を向いていない場合、前記記憶手段に記憶されている履歴に基づいて前記表示手段への表示制御を行う
    ためのプログラム。
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