JP6262342B2 - ネットワーク内のブロードキャスティングによるラウンドトリップ時間を使用したレンジングのための装置および方法 - Google Patents

ネットワーク内のブロードキャスティングによるラウンドトリップ時間を使用したレンジングのための装置および方法 Download PDF

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Description

関連出願の相互参照
[0001]本願は、「ネットワーク内のブロードキャスティングによるラウンドトリップ時間を使用したレンジングのための装置および方法」と題され、2013年7月25日付けで出願された米国非仮出願第13/951,115の優先権を主張するものであり、その全体が、参照によりここに明確に組みこまれる。
分野
[0002]本開示は、一般に通信システムに関し、さらに具体的には、ネットワーク内のブロードキャスティングによるラウンドトリップ時間を使用したレンジング(ranging)のための装置および方法に関する。
背景技術
[0003]IEEE802.11pのような無線通信プロトコルを通じて、複数の乗り物(vehicles)間で無線通信能力によって動作可能となる乗り物の安全アプリケーション(vehicular safety applications)は、サブメートルレベルの相対測位精度(sub-meter level relative position accuracies)を必要とする。全地球測位システム(GPS)のような既存の測位システムは、こういった高い精度を提供することはできない。典型的に、リクエストされる相対測位精度を実現するために、測位システムは、近くにいる(neighboring)乗り物間でレンジング測定を実行するために追加のセンサで拡張される必要がある。しかし、こういった追加のセンサは、測位システムのコストと複雑性の両方を増大させる。
[0004]本開示の態様において、方法、コンピュータプログラムプロダクト、および装置が提供される。装置は、第1の無線通信デバイスからの第1のメッセージおよび第2の無線通信デバイスからの第2のメッセージを受信し、第1のメッセージに対する第1の処理遅延および第2のメッセージに対する第2の処理遅延に関連する情報を取得し、および第1および第2の処理遅延に関連する情報の指示(an indication)を備える第3のメッセージを送信する。
[0005] 図1は、2つのノード間のレンジングプロシージャ(a ranging procedure)を示す図である。 [0006] 図2は、3つのノード間のレンジングプロシージャを示す図である。 [0007] 図3は、メッセージフォーマットの例を示す図である。 [0008] 図4は、3つのノード間のレンジングプロシージャを示す図である。 [0009] 図5は、メッセージフォーマットの例を示す図である。 [0010] 図6は、無線通信の方法のフローチャートである。 [0011] 図7は、無線通信の方法のフローチャートである。 [0012] 図8は、例示的な装置内の異なるモジュール/手段/構成要素の間のデータフローを示す概念的なデータフロー図である。 [0013] 図9は、処理システムを使用する装置のためのハードウェア実装の例を示す図である。
詳細な説明
[0014]添付の図面に関連付けて下記で述べられる詳細な説明は、様々な構成の説明を意図したものであり、ここに記載された概念が実施され得る唯一の構成を表すことを意図するものではない。詳細な説明は、様々な概念の全体を通した理解をもたらすための特定の詳細を含む。しかし、これらの概念が、これらの特定の詳細が無くても実施され得ることが、当業者にとって明らかである。いくつかの例において、周知の構造および構成要素は、こういった概念を不明瞭にすることを回避するためにブロック図形式で示される。
[0015]通信システムのいくつかの態様が、様々な装置および方法を参照して下記に提示される。これらの装置および方法は、下記の詳細な説明に記載され、および(集合的に「要素」と称される)様々なブロック、モジュール、構成要素、回路、ステップ、プロセス、アルゴリズムなどによって添付の図面に示される。これらの要素は、電子ハードウェア、コンピュータソフトウェア、またはそれらの任意の組み合わせを用いて実施され得る。こういった要素が、ハードウェアとして実施されるか、ソフトウェアとして実施されるかどうかは、全体のシステムに課せられた特定のアプリケーションおよび設計の制約に依存する。
[0016]例として、要素、または要素の任意の部分、または複数の要素の任意の組み合わせは、1つまたは複数のプロセッサを含む「処理システム」と共に実施され得る。プロセッサの例は、この開示の全体を通して記載された様々な機能を実行するように構成されたマイクロプロセッサ、マイクロコントローラ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、フィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ(FPGA)、プログラマブル論理デバイス(PLD)、ステートマシーン、ゲート論理、ディスクリートハードウェア回路、および他の適切なハードウェアを含む。処理システム内の1つまたは複数のプロセッサは、ソフトウェアを実行し得る。ソフトウェアは、ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェア、マイクロコード、ハードウェア記述言語、またはそれ以外の名称で呼ばれても、命令、命令のセット、コード、コードセグメント、プログラムコード、プログラム、サブプログラム、ソフトウェアモジュール、アプリケーション、ソフトウェアアプリケーション、ソフトウェアパッケージ、ルーチン、サブルーチン、オブジェクト、実行可能ファイル、実行のスレッド、プロシージャ、関数、などを意味するように広義に解釈されるものとする。
[0017]したがって、1つまたは複数の例示的な実施形態において、記載された機能は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、またはそれらの任意の組み合わせにおいて実装され得る。ソフトウェアにおいて実装される場合、機能は、コンピュータ可読媒体上の1つまた複数の命令またはコードとして記憶または符号化され得る。コンピュータ可読媒体は、コンピュータ記憶媒体を含む。記憶媒体は、コンピュータによってアクセス可能な任意の利用可能な媒体であり得る。限定ではなく例として、こういったコンピュータ可読媒体は、命令またはデータ構造の形式で所望のプログラムコードを搬送または記憶するために用いられることが可能であり、およびコンピュータによってアクセス可能なRAM、ROM、EEPROM(登録商標)、CD−ROMまたは他の光学ディスク記憶装置、磁気ディスク記憶装置、あるいは他の磁気記憶デバイス、または任意の他の媒体を備えることが可能である。ここで用いられるようなディスク(disk)およびディスク(disc)は、コンパクトディスク(CD)、レーザーディスク(登録商標)、光学ディスク、デジタル多用途ディスク(DVD)、およびフロッピー(登録商標)ディスクを含み、ここで、ディスク(disk)が通常データを磁気的に再生する一方で、ディスク(disc)はレーザを使用してデータを光学的に再生する。上記の組み合わせはまた、コンピュータ可読媒体の範囲内に含まれるべきである。
[0018]ここで用いられるように、用語無線通信デバイスは、セルラー電話、スマートフォン、セッション初期化プロトコル(SIP)電話、ラップトップ、個人情報端末(PDA)、衛星ラジオ、全地球測位システム、マルチメディアデバイス、映像デバイス、デジタルオーディオプレーヤ(例えば、MP3プレーヤ)、カメラ、ゲームコンソール、タブレット、または任意の他の同様の機能デバイスを指し得る。さらに、用語無線通信デバイスはまた、当業者によって、モバイル局、加入者局、モバイルユニット、加入者ユニット、無線ユニット、遠隔ユニット、モバイルデバイス、無線デバイス、遠隔デバイス、モバイル加入者局、アクセス端末、モバイル端末、無線端末、遠隔端末、ハンドセット、ユーザエージェント、モバイルクライアント、クライアント、またはいくつかの他の適切な専門用語と称され得る。
[0019]図1は、2つのノード間のレンジングプロシージャを示す図100である。例えば、レンジングプロシージャは、2以上のノード間の相対距離(複数)を決定するために2以上のノード間で実行されるプロシージャであり得る。図1は、(「デバイスA」とも称される)第1のノード102および(「デバイスB」とも称される)第2のノード104を含む。デバイスA 102およびデバイスB 104はそれぞれ、無線通信プロトコルを用いて通信を行うように構成された無線通信デバイスであり得る。例えば、デバイスA 102およびデバイスB 104は、IEEE802.11p無線通信プロトコルを用いるように構成され得る。1つの態様において、デバイスA 102は1台の乗り物内に設置され得、ならびにデバイスB 104は別の乗り物内に設置され得る。
[0020]図1に示されたように、デバイスA 102は、時間TA1において、リクエスト106をデバイスB 104に送信する。1つの態様において、リクエスト106は、デバイスB 104からのレンジング情報をリクエストするデータパケットであり得る。デバイスB 104は、リクエスト106が受信される時間(例えば、時間TAB1)を記憶し、時間TAB2において受信されたリクエスト106に対する肯定応答(「ACK」)108をデバイスA 102に送信する。デバイスB 104は、ACK 108が送信された時間(例えば、時間TAB2)とリクエスト106が受信された時間(例えば、時間TAB1)の間の差を決定することによって、リクエスト106に対するデバイスB 104の処理遅延を決定する。例えば、処理遅延は、ACK 108を処理および送信する際に含まれる媒体アクセス制御(「MAC」)アクセス遅延および/または他の遅延を含み得る。
[0021]図1に示されたように、デバイスB 104は、デバイスB 104の処理遅延を示すメッセージ110をデバイスA 102に送信する。1つの態様において、メッセージ110は、ACK 108が送信された時間(例えば、時間TAB2)とリクエスト106が受信された時間(例えば、時間TAB1)の間の差を含むデータパケットであり得る。別の態様において、メッセージ110は、ACK 108がデバイスB 104によって送信された時間(例えば、時間TAB2)とリクエスト106がデバイスB 104によって受信された時間(例えば、時間TAB1)を示すデータパケットであり得る。こういった態様において、デバイスA 102は、TAB2およびTAB1の間の差を決定することによって処理遅延を決定し得る。1つの例において、メッセージ110は、ACK 108の一部として送信されるデータパケットであり得る。
[0022]例えば、デバイスA 102は、デバイスB 104に対するラウンドトリップ時間(「RTT」)を決定し得る。ここで用いられるように、用語RTTは、第1の無線通信デバイス(例えば、デバイスA 102)から第2の無線通信デバイス(例えば、デバイスB 104)まで移動するための第1の無線信号(例えば、リクエスト106)と第2の無線通信デバイス(例えば、デバイスB 104)から第1の無線通信デバイス(例えば、デバイスA 102)へ戻るための第2の無線信号(例えば、ACK 108)のために必要な総時間を指す。本例において、デバイスA 102は、式1を用いてデバイスB 104に対するRTTを決定し得る。
RTT(A,B)=(TA2−TA1)−(TAB2−TAB1) (式1)
ここで、RTT(A,B)は、デバイスA 102およびデバイスB 104の間のラウンドトリップ時間であり、TA1は、リクエスト106がデバイスA 102から送信された時間であり、TA2は、ACK 108がデバイスA 102において受信された時間であり、TAB1は、リクエスト106がデバイスB 104において受信された時間であり、TAB2は、ACK 108がデバイスB 104から送信された時間である。デバイスA 102は、式2を用いてデバイスA 102およびデバイスB 104の間の距離を決定し得る。
距離(A,B)=RTT(A,B)/2×(光の速さ) (式2)
[0023]したがって、デバイスA 102がRTT(A,B)を決定するために、デバイスB 104は、デバイスB 104の処理遅延(例えば、TAB2−TAB1)をデバイスA 102に送信する。例えば、前に論じたとおり、処理遅延は、ACK 108の一部としてデバイスA 102に送信されたデータパケット(例えば、メッセージ110)であり得る。図1を参照して記載されたレンジングプロシージャがN個のノードを含むネットワークにおいて、複数のノードから成る複数のペア(pairs of nodes)の間で実行される場合、(N−1)個のメッセージ交換がリクエストされることが留意されるべきである。
[0024]ここに記載されたとおり、N個のノードを含むネットワークにおいて必要なメッセージ交換の回数を減らすために、レンジング情報は、単一のメッセージ内で複数のノードのために結合され、単一のデータパケットの一部として送信され得る。さらにここに記載されたとおり、単一のメッセージ内のレンジング情報のこういった結合は、近くにあるノード(neighbor nodes)間でメッセージ送信の最小数を用いて近くにある複数のノードから全てのレンジング情報を取得することをN個のノードを含むシステムに許可し得る。
[0025]図2は、3つのノード間のレンジングプロシージャを示す図200である。図2は、(「デバイスD」とも称される)第1のノード202、(「デバイスE」とも称される)第2のノード204、および(「デバイスF」とも称される)第3のノード206を含む。デバイスD 202、デバイスE 204、およびデバイスF 206はそれぞれ、無線通信プロトコルを用いて通信を行うように構成された無線通信デバイスであり得る。例えば、デバイスD 202、デバイスE 204、およびデバイスF 206は、IEEE802.11p無線通信プロトコルを用いるように構成され得る。1つの態様において、デバイスD 202、デバイスE 204、およびデバイスF 206はそれぞれ、異なる乗り物に設置され得る。
[0026]図2において、デバイスD 202、デバイスE 204、デバイスF 206は、メッセージが特定の無線通信デバイスから最後に受信された時から経過した時間を測定するように構成される。例えば、デバイスE 204は、メッセージがデバイスD 202から最後に受信された時から経過した時間とメッセージがデバイスF 206から最後に受信された時から経過した時間を測定するように構成される。1つの態様において、デバイス(例えば、デバイスE 204)は、メッセージが特定の無線通信デバイスから受信されたときに、特定の無線通信デバイス(例えば、デバイスD 202)に対する(「タイマ」とも称される)カウンタをスタートさせることによって経過した時間を測定し得る。こういった態様において、特定の無線通信デバイス(例えば、デバイスD 202)に対して無線通信デバイス(例えば、デバイスE 204)によって維持されるカウンタの値は、現在の時間と、メッセージが特定の無線通信デバイス(例えば、デバイスD 202)から最後に受信されてからの時間との間の差を表し得る。
[0027]図2を参照して、デバイスD 202は、時間TD1において、リクエスト208をデバイスE 204に送信する。1つの態様において、リクエスト208は、デバイスE 204からのレンジング情報をリクエストするデータパケットであり得る。デバイスE 204は、時間TDE1においてリクエスト208を受信する。例えば、デバイスE 204は、リクエスト208を受信するとデバイスD 202に対するカウンタをスタートさせ得る。デバイスF 206は、時間TF1において、リクエスト210をデバイスE 204に送信する。1つの態様において、リクエスト210は、デバイスE 204からのレンジング情報をリクエストするデータパケットであり得る。デバイスE 204は、時間TFE1においてリクエスト210を受信する。例えば、デバイスE 204は、リクエスト210を受信するとデバイスF 206に対するカウンタをスタートさせ得る。図2における無線通信デバイスのそれぞれは、メッセージが送信された各時間を記憶し得る。例えば、デバイスD 202は、リクエスト208が送信された時間TD1を記憶し得、ならびにデバイスF 206は、リクエスト210が送信された時間TF1を記憶し得る。
[0028]図2に示されたように、デバイスE 204は、時間TEにおいてメッセージ212を送信する。1つの態様において、および図3に関して下記に記載されるように、メッセージ212は、そこからメッセージが受信された2以上の無線通信デバイスのデバイスIDと2以上の無線通信デバイスの対応するカウンタ値を含み得る。1つの態様において、メッセージ212は、そこからデバイスE 204がレンジング情報をリクエストするデバイスの1つまたは複数のデバイスIDをさらに含み得る。例えば、メッセージ212は、データパケットであり得、それはデバイスD 202およびデバイスF 206のような他の無線通信デバイスへのブロードキャストである。例えば、デバイスE 204は、メッセージ212を送信した後、デバイスD 202およびデバイスF 206に対するカウンタの値をリセットし得る。1つの態様において、無線通信リソースが利用可能であり、ならびにデバイスE 204が近くにある無線通信デバイスからのレンジング情報を要求するか、またはレンジングリクエストが閾値数(a threshold number)または近くにある複数の無線通信デバイスから受信されるとき、デバイスE 204はメッセージ212を送信し得る。
[0029]デバイスE 204によって送信されたメッセージ212を受信するそれぞれの無線通信デバイスは、デバイスE 204に対するRTTを決定するためにメッセージ212を使用し得る。例えば、デバイスD 202が時間TD2においてデバイスE 204からメッセージ212を受信するとき、デバイスD 202は、デバイスD 202に対応するカウンタ値を決定するためにメッセージ212を使用し得る。例えば、デバイスD 202は、式3を用いてデバイスE 204に対するRTT(D,E)を決定し得る。
RTT(D,E)=(TD2−TD1)−カウンタ(D,E) (式3)
ここで、RTT(D,E)は、デバイスD 202およびデバイスE 204の間のラウンドトリップ時間であり、TD1は、リクエスト208がデバイスD 202からデバイスE 204へ送信された時間であり、TD2は、メッセージ212がデバイスD 202において受信された時間であり、カウンタ(D,E)は、デバイスD 202に対応するカウンタ値である。例えば、カウンタ(D,E)は、デバイスE 204がデバイスD 202からデータパケットを最後に受信した時から経過した時間であり得る。したがって、こういった例において、カウンタ(D,E)は、デバイスD 202からのリクエスト208に対するデバイスE 204の処理遅延を表し得る。デバイスD 202は、式4を用いてデバイスD 202およびデバイスE 204の間の距離を決定し得る。
距離(D,E)=RTT(D,E)/2×(光の速さ) (式4)
[0030]別の例において、デバイスF 206は、式5を用いてデバイスE 204に対するRTT(F,E)を決定し得る。
RTT(F,E)=(TF2−TF1)−カウンタ(F,E) (式5)
ここで、RTT(F,E)は、デバイスF 206およびデバイスE 204の間のラウンドトリップ時間であり、TF1は、リクエスト210がデバイスF 206からデバイスE 204へ送信された時間であり、TF2は、メッセージ212がデバイスF 206において受信された時間であり、カウンタ(F,E)は、デバイスF 206に対応するカウンタ値である。例えば、カウンタ(F,E)は、デバイスE 204がデバイスF 206からデータパケットを最後に受信した時から経過した時間であり得る。したがって、こういった例において、カウンタ(F,E)は、デバイスF 206からのリクエスト210に対するデバイスE 204の処理遅延を表し得る。デバイスF 206は、式6を用いてデバイスF 206およびデバイスE 204の間の距離を決定し得る。
距離(F,E)=RTT(F,E)/2×(光の速さ) (式6)
[0031]1つの態様において、デバイスE 204によって送信されたメッセージ212は、デバイスF 206からのレンジング情報のリクエストを含み得る。こういった態様において、デバイスF 206は、メッセージがデバイスE 204から最後に受信された時から経過した時間を測定し得る。例えば、メッセージ212がデバイスF 206において受信されるとき、デバイスF 206は、デバイスE 204に対するカウンタをスタートさせることによって経過した時間を測定し得る。例えば、デバイスE 204に対するデバイスF 206によって維持されるカウンタの値は、現在の時間と、メッセージ212がデバイスE 204から最後に受信されてからの時間との間の差を表し得る。
[0032]1つの態様において、メッセージ212は、それぞれ対応するカウンタ値と関連する正確さの値(an accuracy value)を含み得る。例えば、メッセージ212は、カウンタ(D,E)に対応する第1の正確さの値を含み得、およびカウンタ(F,E)に対応する第2の正確さの値を含み得る。正確さの値は、対応するカウンタ値に関連する百分率誤差であり得る。
[0033]1つの態様において、リクエスト208は第1の識別子を含み得、およびリクエスト210は第2の識別子を含み得る。例えば、第1および第2の識別子はそれぞれ、一意のシーケンス番号または一意の送信識別子であり得る。デバイスE 204は、リクエスト208から第1の識別子を決定し得、およびリクエスト210から第2の識別子を決定し得る。デバイスE 204は、メッセージ212に第1および第2の識別子を含み得る。したがって、メッセージ212に第1および第2の識別子を含むことによって、レンジング情報をリクエストするデバイス(例えば、デバイスD 202)は次に、メッセージ212に示された処理遅延(例えば、カウンタ(D,E))を特定のリクエスト(例えば、リクエスト208)に相互的に関連させる(correlate)。
[0034]図2に示されたように、デバイスF 206は、メッセージ212を受信した後、メッセージ214を送信する。1つの態様において、メッセージ214は、そこからメッセージ(例えば、メッセージ212)が受信されたデバイス(例えば、デバイスE 204)のデバイス識別(「ID」)とデバイス(例えば、デバイスE 204)の対応するカウンタ値を含み得る。例えば、デバイスF 206は、メッセージ212を受信するとカウンタをスタートさせ得、およびメッセージ214においてカウンタ値を示し得る。1つの態様において、メッセージ214は、そこからデバイスF 206がレンジング情報をリクエストするデバイスの1つまたは複数のデバイスIDをさらに含み得る。例えば、メッセージ214は、データパケットであり得、それはデバイスE 204のような他の無線通信デバイスへのブロードキャストであり得る。1つの例において、デバイスF 206は、メッセージ214を送信した後、カウンタ値をゼロにリセットし得る。
[0035]デバイスE 204は、時間TFE2においてメッセージ214を受信し得、およびデバイスF 206に対するRTTを決定するためにメッセージ214を使用し得る。例えば、デバイスE 204が時間TFE2においてデバイスF 206からメッセージ214を受信するとき、デバイスE 204は、デバイスE 204に対応するカウンタ値(例えば、カウンタ(E,F)を決定するために、メッセージ214を使用し得る。例えば、デバイスE 204は、式7を用いてデバイスF 206に対するRTT(E,F)を決定し得る。
RTT(E,F)=(TFE2−TE)−カウンタ(E,F) (式7)
ここで、RTT(E,F)は、デバイスE 204およびデバイスF 206の間のラウンドトリップ時間であり、TEは、メッセージ212がデバイスE 204から送信された時間であり、TFE2は、メッセージ214がデバイスE 204において受信された時間であり、およびカウンタ(E,F)は、デバイスE 204に対応するカウンタ値である。例えば、カウンタ(E,F)は、デバイスF 206がデバイスE 204からデータパケットを最後に受信した時から経過した時間であり得る。したがって、こういった例において、カウンタ(E,F)は、デバイスE 204からのメッセージ212に対するデバイスF 206の処理遅延を表し得る。デバイスE 204は、式8を用いてデバイスE 204およびデバイスF 206の間の距離を決定し得る。
距離(E,F)=RTT(E,F)/2×(光の速さ) (式8)
[0036]1つの例において、N個の無線通信デバイスのそれぞれは、1つのデバイスのみが特定の時間スロットの間に送信することを許可されるように、いくつかの時間スロットのうちの1つにおいて送信を送り得る。いくつかの時間スロットのそれぞれは、2.0ミリ秒(ms)のような所定の時間期間(a predetermined time period)であり得る。例えば、デバイスD 202は、第1の時間スロットの間にメッセージを送信し得、デバイスE 204は、第2の時間スロットの間にメッセージを送信し得、およびデバイスF 206は、第3の時間スロットの間にメッセージを送信し得る。デバイスD 202は、そこからデバイスD 202がレンジング情報をリクエストしているデバイスのデバイスIDを含むメッセージを送信し得る。例えば、デバイスIDは、デバイスE 204のような特定の無線通信デバイスを識別するために使用され得る任意の情報であり得る。デバイスE 204は、デバイスD 202からメッセージを受信しえ得、およびデバイスD 202に対するカウンタ値(例えば、カウンタ(D,E))を含み、かつそこからデバイスE 204がレンジング情報をリクエストするデバイスIDをも含むメッセージを第2の時間スロットにおいて送信し得る。デバイスF 206は、デバイスD 202に対するカウンタ値(例えば、カウンタ(D,F))とデバイスE 204に対するカウンタ値(例えば、カウンタ(E,F))を含み、かつそこからデバイスF 206がレンジング情報をリクエストしているデバイスIDをも含むメッセージを第3の時間スロットにおいて送信し得る。こういった送信のシーケンスが、全てのデバイスが、必要とするレンジング情報を取得するまで継続し得る。
[0037]送信される必要があるレンジング情報は、ヘッダに対して小さいかあるいはヘッダに匹敵する(comparable)ので、複数の無線通信デバイスに対するレンジング情報は結合され、データパケット・オーバーヘッドを償却するために同じデータパケットの一部として送信され得る。したがって、無線通信デバイス(例えば、デバイスB 104)が、それぞれのレンジングリクエスト(例えば、レンジングリクエスト106)に応答して別個の典型的に冗長なメッセージ(例えば、メッセージ110)を送信する図1における構成とは対照的に、図2を参照して開示された態様は、複数の無線通信デバイス(例えば、デバイスD 202およびデバイスF 206)に対するレンジング情報を単一のメッセージ(例えば、メッセージ212)に結合することによって、メッセージ送信の数を減らすことを無線通信デバイス(例えば、図2のデバイスE 204)に可能にする。したがって、こういった単一のメッセージは、複数の無線通信デバイスのそれぞれに別個のメッセージを送信するのではなく単一の送信の際に複数の無線通信デバイスに送信され得る。
[0038]図3は、メッセージフォーマット300の例を示す。例えば、メッセージフォーマット300は、メッセージ212を送信するためにデバイスE 204によって使用され得る。図3に示されたように、メッセージフォーマット300は、それに対するカウンタ値が含まれる近くにあるデバイスの数を示すためのフィールド302、第1の無線通信デバイスのID(例えば、デバイスD 202のID)を示すためのフィールド304、第1の無線通信デバイスに対するカウンタ値(例えば、デバイスD 202に対するカウンタ値)を示すためのフィールド306、第2の無線通信デバイスのID(例えば、デバイスF 206のID)を示すためのフィールド308、および第2の無線通信デバイスに対するカウンタ値(例えば、デバイスF 206に対するカウンタ値)を示すためのフィールド310を含む。メッセージフォーマット300は、そこからレンジング情報がリクエストされている無線通信デバイスの数を示すためのフィールド312、そこからレンジング情報がリクエストされる第1の無線通信デバイスのID(例えば、デバイスD 202のID)を示すためのフィールド314、およびそこからレンジング情報がリクエストされる第2の無線通信デバイスのID(例えば、デバイスF 204のID)を示すためのフィールド316をさらに含み得る。1つの態様において、メッセージフォーマット300は、1つまたは複数の正確さの値を含み得、ここで、各正確さの値は、対応するカウンタ値に関連する。メッセージフォーマット300が追加の無線通信デバイスのIDを示すための追加のフィールドおよび対応する追加の無線通信デバイスに対するカウンタ値を示すための追加のフィールドを含み得ることが理解されるべきである。メッセージフォーマット300が、そこからレンジング情報がリクエストされる追加の無線通信デバイスを示すための追加のフィールドを含み得ることがさらに理解されるべきである。
[0039]図4は、3つのノード間のレンジングプロシージャを示す図400である。図4は、(「デバイスG」とも称される)第1のノード402、(「デバイスH」とも称される)第2のノード404、および(「デバイスI」とも称される)第3のノード406を含む。デバイスG 402、デバイスH 404、およびデバイスI 406はそれぞれ、無線通信プロトコルを用いて通信を行うように構成された無線通信デバイスであり得る。例えば、デバイスG 402、デバイスH 404、およびデバイスI 406は、IEEE802.11p無線通信プロトコルを用いるように構成され得る。1つの態様において、デバイスG 402、デバイスH 404、およびデバイスI 406はそれぞれ、異なる乗り物に設置され得る。
[0040]図4に示されたように、近くにある無線通信デバイスからレンジング情報を受信することを所望する各無線通信デバイスは、レンジング情報をリクエストしている近くにある無線通信デバイスにメッセージを送信する。例えば、図4を参照して、デバイスG 402は、時間TG1において、リクエスト408をデバイスH 404に送信する。1つの態様において、リクエスト408は、デバイスH 404のデバイスIDを含みかつデバイスH 404からのレンジング情報をリクエストするデータパケットであり得る。デバイスH 404は、リクエスト408が受信された時間(例えば、時間TGH1)を記憶し、TGH2において受信されたリクエスト408に対するACK410をデバイスG 402に送信する。デバイスH 404は、ACK410が送信された時間(例えば、時間TGH2)とリクエスト408が受信された時間(例えば、時間TGH1)の間の差を決定することによって、デバイスG 402からのリクエスト408に対するデバイスH 404の処理遅延を決定する。例えば、処理遅延は、ACK410を処理および送信する際に含まれるMACアクセス遅延および/または他の遅延を含み得る。
[0041]デバイスI 406は、時間TI1において、リクエスト412をデバイスH 404に送信する。1つの態様において、リクエスト412は、デバイスH 404のデバイスIDを含みかつデバイスH 404からのレンジング情報をリクエストするデータパケットであり得る。デバイスH 404は、リクエスト412が受信される時間(例えば、時間TIH1)を記憶し、受信されたリクエスト412に対するACK414を時間TIH2においてデバイスI 406に送信する。デバイスH 404は、ACK414が送信された時間(例えば、時間TIH2)とリクエスト412が受信された時間(例えば、時間TIH1)の間の差を決定することによって、デバイスI 406からのリクエスト412に対するデバイスH 404の処理遅延を決定する。例えば、処理遅延は、ACK414を処理および送信する際に含まれるMACアクセス遅延および/または他の遅延を含み得る。
[0042]図4に示されたように、デバイスH 404は、デバイスG 402からのリクエスト408とデバイスI 406からのリクエスト412に対するデバイスH 404の処理遅延を示すメッセージ416を送信する。1つの態様において、メッセージ416は、ACK410が送信された時間(例えば、時間TGH2)とリクエスト408が受信された時間(例えば、時間TGH1)の間の差を含むデータパケットであり得る。メッセージ416は、ACK414が送信された時間(例えば、時間TIH2)とリクエスト412が受信された時間(例えば、時間TIH1)の間の差をさらに含み得る。別の態様において、メッセージ416は、ACK410が送信された時間(例えば、時間TGH2)とリクエスト408が受信された時間(例えば、時間TGH1)およびACK414が送信された時間(例えば、時間TIH2)とリクエスト412が受信された時間(例えば、時間TIH1)を示すデータパケットであり得る。こういった態様において、デバイスG 402は、TGH2およびTGH1の間の差を決定することによって、リクエスト408に対するデバイスH 404の処理遅延を決定し得る。デバイスI 406は、TIH2およびTIH1の間の差を決定することによって、リクエスト412に対するデバイスH 404の処理遅延を決定し得る。
[0043]1つの態様において、デバイスH 404は、デバイスH 404がメッセージ416を送信する前に全ての近くにあるデバイスからのレンジング情報のリクエストを受信してしまうまで待機し得る。別の態様において、デバイスH 404は、デバイスH 404がメッセージ416を送信する前に近くにあるデバイスからのレンジング情報のリクエストの閾値数を受信してしまうまで待機し得る。別の態様において、デバイスH 404は、リクエスト408が受信された時間(例えば、時間TGH1)から測定された所定の最大時間期間内でメッセージ416を送信し得る。例えば、所定の最大時間期間は32.0msであり得る。例えば、所定の最大時間期間は、デバイスH 404内の時計(a clock)の正確さに基づき得る。こういった例において、時計の正確さが低い場合、最大時間期間は低い時間値に設定され得る。しかし、時計の正確さが高い場合、最大時間期間は高い時間値に設定され得る。
[0044]1つの態様において、メッセージ416は、それぞれ対応する処理遅延と関連する正確さの値を含み得る。例えば、メッセージ416は、デバイスG 402からのリクエスト408に対するデバイスH 404の処理遅延に対応する第1の正確さの値を含み得、デバイスI 406からのリクエスト412に対するデバイスH 404の処理遅延に対応する第2の正確さの値を含み得る。例えば、正確さの値は、対応する処理遅延に関連する百分率誤差であり得る。例えば、デバイスG 402は、式9を用いてデバイスH 404に対するRTTを決定し得る。
RTT(G,H)=(TG2−TG1)−(TGH2−TGH1) (式9)
ここで、RTT(G,H)は、デバイスG 402およびデバイスH 404の間のラウンドトリップ時間であり、TG1は、リクエスト408がデバイスG 402から送信された時間であり、TG2は、ACK410がデバイスG 402において受信された時間であり、TGH1は、リクエスト408がデバイスH 404において受信された時間であり、TGH2は、ACK410がデバイスH 404から送信された時間である。デバイスG 402は、式10を用いてデバイスG 402およびデバイスH 404の間の距離を決定し得る。
距離(G,H)=RTT(G,H)/2×(光の速さ) (式10)
[0045]図4に示されたように、デバイスH 404は、時間TIH3において、リクエスト418をデバイスI 406に送信する。1つの態様において、リクエスト418は、デバイスI 406のデバイスIDを含み、かつデバイスI 406からのレンジング情報をリクエストするデータパケットであり得る。デバイスI 406は、リクエスト418が受信される時間(例えば、時間TI3)を記憶し、受信されたリクエスト418に対するACK420を時間TI4においてデバイスH 404に送信する。デバイスI 406は、ACK420が送信された時間(例えば、時間TI4)とリクエスト418が受信された時間(例えば、時間TI3)の間の差を決定することによって、デバイスH 404からのリクエスト418に対するデバイスI 406の処理遅延を決定する。例えば、処理遅延は、ACK420を処理および送信する際に含まれるMACアクセス遅延および/または他の遅延を含み得る。
[0046]図4に示されたように、デバイスI 406は、デバイスH 404からのリクエスト418に対するデバイスI 406の処理遅延を示すメッセージ422を送信する。1つの態様において、メッセージ422は、ACK420が送信された時間(例えば、時間TI4)とリクエスト418が受信された時間(例えば、時間TI3)の間の差を含むデータパケットであり得る。別の態様において、メッセージ422は、ACK420が送信された時間(例えば、時間TI4)とリクエスト418が受信された時間(例えば、時間TI3)を示すデータパケットであり得る。こういった態様において、デバイスH 404は、TI4およびTI3の間の差を決定することによって、リクエスト418に対するデバイスI 406の処理遅延を決定し得る。
[0047]例えば、デバイスH 404は、式11を用いてデバイスI 406に対するRTTを決定し得る。
RTT(H,I)=(TIH4−TIH3)−(TI4−TI3) (式11)
ここで、RTT(H,I)は、デバイスH 404およびデバイスI 406の間のラウンドトリップ時間であり、TIH3は、リクエスト418がデバイスH 404から送信された時間であり、TIH4は、ACK420がデバイスH 404において受信された時間であり、TI3は、リクエスト418がデバイスI 406で受信された時間であり、TI4は、ACK420がデバイスI 406から送信された時間である。デバイスH 404は、式12を用いてデバイスH 404およびデバイスI 406の間の距離を決定し得る。
距離(H,I)=RTT(H,I)/2×(光の速さ) (式12)
[0048]図5は、メッセージフォーマット500の例を示す。例えば、メッセージフォーマット500は、メッセージ416を送信するためのデバイスH 404によって使用され得る。図5に示されたように、メッセージフォーマット500は、それに対するデバイスH 404の処理遅延が含まれる近くにある無線通信デバイスの数を示すためのフィールド502、第1の無線通信デバイスのID(例えば、デバイスG 402のID)を示すためのフィールド504、第1の無線通信デバイスから受信されたメッセージに対するデバイスH 404の処理遅延(例えば、時間TGH2およびTGH1の間の差)を示すためのフィールド506、第2の無線通信デバイスのID(例えば、デバイスI 406のID)を示すためのフィールド508、および第2の無線通信デバイスから受信されたメッセージに対するデバイスH 404の処理遅延(例えば、時間TIH2およびTIH1の差)を示すためのフィールド510を含む。メッセージフォーマット500は、そこからレンジング情報がリクエストされている無線通信デバイスの数を示すためのフィールド512、そこからレンジング情報がリクエストされる第1の無線通信デバイスのID(例えば、デバイスG 402のID)を示すためのフィールド514、およびそこからレンジング情報がリクエストされる第2の無線通信デバイスのID(例えば、デバイスI 406のID)を示すためのフィールド516をさらに含み得る。1つの態様において、メッセージフォーマット500は、1つまたは複数の正確さの値を含み得、ここで、それぞれの正確さの値は、対応する処理遅延に関連する。メッセージフォーマット500が追加の無線通信デバイスのIDを示すための追加のフィールドと追加の無線通信デバイスに対するデバイスH 404の処理遅延を示すための追加のフィールドを含み得ることが理解されるべきである。メッセージフォーマット500が、そこからレンジング情報がリクエストされる追加の無線通信デバイスを示すための追加のフィールドを含み得ることがさらに理解されるべきである。
[0049]図6は、無線通信の方法のフローチャート600である。この方法は、図2内のデバイスE 204のような無線通信デバイスによって実行され得る。
[0050]ステップ602において、無線通信デバイスは、第1の無線通信デバイスからの第1のメッセージおよび第2の無線通信デバイスからの第2のメッセージを受信する。例えば、図2を参照して、第1の無線通信デバイスがデバイスD 202であり得、および第1のメッセージがリクエスト208であり得る。こういった例において、第2の無線通信デバイスはデバイスF 206であり得、および第2のメッセージはリクエスト210であり得る。1つの態様において、リクエスト208およびリクエスト210はそれぞれ、デバイスE 204からのレンジング情報をリクエストするデータパケットであり得る。
[0051]ステップ604において、無線通信デバイスは、第1のメッセージからの第1の識別子および第2のメッセージからの第2の識別子を決定する。例えば、第1および第2の識別子はそれぞれ、一意のシーケンス番号または一意の送信識別子であり得る。
[0052]ステップ606において、無線通信デバイスは、第1のメッセージに対する第1の処理遅延および第2のメッセージに対する第2の処理遅延に関連する情報を取得する。1つの態様において、図2を参照して、デバイスE 204は、第1の処理遅延および第2の処理遅延を決定することによって、第1のメッセージに対する第1の処理遅延および第2のメッセージに対する第2の処理遅延に関連する情報を取得する。例えば、リクエスト208がデバイスD 202から受信されるとき、デバイスE 204は、デバイスD 202に対するカウンタをスタートさせることによって、第1の処理遅延を決定し得る。デバイスD 202に対するデバイスE 204によって維持されたカウンタの値は、現在の時間とリクエスト208がデバイスD 202から受信されてからの時間の間の差を表し得る。したがって、デバイスD 202に対するカウンタは、デバイスD 202からのリクエスト208に対するデバイスE 204の処理遅延を表し得る。例えば、さらに図2を参照して、リクエスト210がデバイスF 206から受信されるとき、デバイスE 204は、デバイスF 206に対するカウンタをスタートさせることによって第2の処理遅延を決定し得る。デバイスF 206に対するデバイスE 204によって維持されるカウンタの値は、現在の時間とリクエスト210がデバイスF 206から受信されてからの時間の間の差を表し得る。したがって、デバイスF 206に対するカウンタは、デバイスF 206からのリクエスト210に対するデバイスF 206の処理遅延を表し得る。
[0053]ステップ608において、無線通信デバイスは、第1および第2の処理遅延に関連する情報の指示を備える第3のメッセージを送信する。1つの態様において、第1および第2の処理遅延に関連する情報の指示は、デバイスD 202に対するデバイスE 204によって維持されるカウンタの値および/またはデバイスF 206に対するデバイスE 204によって維持されるカウンタの値であり得る。1つの態様において、第3のメッセージは、第1の処理遅延に関連する正確さおよび/または第2の処理遅延に関連する正確さを含む。例えば、および前に論じたとおり、第1の処理遅延は、第1のカウンタ値であり得、および第2の処理遅延は、第2のカウンタ値であり得る。こういった例において、第1の処理遅延に関連する正確さおよび/または第2の処理遅延に関連する正確さはそれぞれ百分率誤差であり得る。
[0054]1つの態様において、第1のメッセージは第1の時間において受信され、第2のメッセージは第2の時間において受信され、および第3のメッセージは第3の時間において送信される。ここで、第1の処理遅延は第3の時間および第1の時間の間の差であり、および第2の処理遅延は第3の時間および第2の時間の間の差である。例えば、図2を参照して、第1のメッセージは、時間TDE1において、デバイスE 204で受信されるリクエスト208であり得、第2のメッセージは、時間TFE1において、デバイスE 204で受信されるリクエスト210であり得、および第3のメッセージは、時間TEにおいて、デバイスE 204によってブロードキャストされるメッセージ212であり得る。こういった例において、第1の処理遅延は、時間TEおよびTDE1の間の差であり得、および第2の処理遅延は、時間TEおよびTFE1の間の差であり得る。
[0055]1つの態様において、第3のメッセージは、第1の識別子および第2の識別子を含み得る。例えば、図2を参照して、第3のメッセージはメッセージ212であり得、第1および/または第2の識別子はメッセージ212に含まれ得る。こういった例において、メッセージ212に第1の識別子を含むことによって、デバイスE 204からのレンジング情報をリクエストするデバイスD 202は次に、メッセージ212内の処理遅延(例えば、カウンタ(D,E))をリクエスト208に相互的に関連させ得る。さらに、メッセージ212に第2の識別子を含むことによって、デバイスE 204からのレンジング情報をリクエストするデバイスF 206は次に、メッセージ212内の処理遅延(例えば、カウンタ(F,E))をリクエスト210に相互的に関連させ得る。
[0056]1つの態様において、第3のメッセージは、第3のメッセージを第1および第2の無線通信デバイスにブロードキャストすることによって送信される。1つの態様において、第2のメッセージは、第1のメッセージに続く。こういった態様において、第3のメッセージは、第1のメッセージに対して所定の最大時間期間内で送信され、最大時間期間は時計の正確さに基づく。例えば、所定の最大時間期間は、デバイスE 204内の時計の正確さに基づき得る。こういった例において、時計の正確さが低い場合、最大時間期間は低い時間値に設定され得る。しかし、時計の正確さが高い場合、最大時間期間は高い時間値に設定され得る。1つの態様において、第3のメッセージは、そこからレンジング情報がリクエストされる無線通信デバイスの少なくとも1つの識別子を含む。
[0057]ステップ610において、第3のメッセージが第3の無線通信デバイスからのレンジング情報のリクエストを含むとき、無線通信デバイスは、第3のメッセージに対する処理遅延を備える第4のメッセージを第3の無線通信デバイスから受信する。例えば、図2を参照して、第3のメッセージはメッセージ212であり得、第4のメッセージはデバイスF 206から受信されたメッセージ214であり得る。したがって、この例において、デバイスF 206は、第2の無線通信デバイスおよび第3の無線通信デバイスの両方を表す。しかし、他の態様において、第2および第3の無線通信デバイスは、異なる無線通信デバイスであり得る。メッセージ214は、そこからメッセージ212が受信されたデバイスE 204のデバイスIDおよびメッセージ212に対するデバイスE 204の対応するカウンタ値を含み得る。1つの態様において、第4のメッセージは、処理遅延に関連する正確さを含む。例えば、正確さは、メッセージ212に対するデバイスE 204のカウンタ値の百分率誤差であり得る。
[0058]ステップ612において、無線通信デバイスは、受信された第4のメッセージと処理遅延に関連する正確さに基づいて距離を決定する。1つの態様において、決定された距離は、そこから第4のメッセージが受信された無線通信デバイスまでの距離であり得る。例えば、図2を参照して、第4のメッセージは、デバイスF 206から受信されるメッセージ214であり得る。図2に示されたように、デバイスE 204は、時間TFE2においてメッセージ214を受信し得、および前に記載したとおり、式7を用いて、デバイスF 206に対するRTTを決定するためにメッセージ214を使用し得る。処理遅延に関連する正確さは、RTTの上限および下限(upper and lower bounds)を決定するためにおよび上限および下限に基づいてRTTの平均値を決定するために使用され得る。デバイスE 204は次に、前に記載したとおり、式8を用いて、デバイスE 204およびデバイスF 206の間の距離を決定し得る。
[0059]図6において点線で示されたステップ604、610、および612は、随意の(optional)ステップを表すことが理解されるべきである。例えば、1つの実施形態において、ステップ602、606、および608は、ステップ604、610、および612を実行することなく実行され得る。ステップ604、610、および612の様々な組み合わせが様々な実施形態にしたがって実行され得ることがさらに理解されるべきである。例えば、1つの実施形態において、ステップ602、604、606、および608は、ステップ610および612を実行することなく実行され得る。
[0060]図7は、無線通信の方法のフローチャート700である。この方法は、図4内のデバイスH 404のような無線通信デバイスによって実行され得る。
[0061]ステップ702において、無線通信デバイスは、第1の無線通信デバイスからの第1のメッセージおよび第2の無線通信デバイスからの第2のメッセージを受信する。例えば、図4を参照して、第1の無線通信デバイスはデバイスG 402であり得および第1のメッセージはリクエスト408であり得る。こういった例において、第2の無線通信デバイスはデバイスI 406であり得、および第2のメッセージはリクエスト412であり得る。1つの態様において、リクエスト408およびリクエスト412はそれぞれ、デバイスE 204からのレンジング情報をリクエストするデータパケットであり得る。
[0062]ステップ704において、無線通信デバイスは、第3の時間において、受信された第1のメッセージに対する第1のACKを第1の無線通信デバイスに送る。例えば、図4を参照して、第1のACKは、受信されたリクエスト408に対して、デバイスH 404によって送信されたACK410であり得る。
[0063]ステップ706において、無線通信デバイスは、第4の時間において、受信された第2のメッセージに対する第2のACKを第2の無線通信デバイスに送る。例えば、図4を参照して、第2のACKは、受信されたリクエスト412に対して、デバイスH 404によって送信されたACK414であり得る。
[0064]ステップ708において、無線通信デバイスは、第1のメッセージに対する第1の処理遅延および第2のメッセージに対する第2の処理遅延に関連する情報を取得する。1つの態様において、図4を参照して、デバイスH 404は、第1の処理遅延および第2の処理遅延を決定することによって、第1のメッセージに対する第1の処理遅延および第2のメッセージに対する第2の処理遅延に関連する情報を取得する。例えば、デバイスH 404は、ACK410が送信された時間(例えば、時間TGH2)とリクエスト408が受信された時間(例えば、時間TGH1)の間の差を決定することによって、第1の処理遅延を決定し得る。デバイスH 404は、ACK414が送信された時間(例えば、時間TIH2)とリクエスト412が受信された時間(例えば、時間TIH1)の間の差を決定することによって第2の処理遅延を決定し得る。
[0065]ステップ710において、無線通信デバイスは、第1および第2の処理遅延に関連する情報の指示を備える第3のメッセージを送信する。1つの態様において、図4を参照して、第1の処理遅延に関連する情報の指示は、ACK410が送信された時間(例えば、時間TGH2)とリクエスト408が受信された時間(例えば、時間TGH1)の間の差であり得る。こういった態様において、第2の処理遅延に関連する情報の指示は、ACK414が送信された時間(例えば、時間TIH2)とリクエスト412が受信された時間(例えば、時間TIH1)の間の差であり得る。別の態様において、図4を参照して、第1の処理遅延に関連する情報の指示は、ACK410が送信された時間(例えば、時間TGH2)とリクエスト408が受信された時間(例えば、時間TGH1)であり得る。こういった態様において、第2の処理遅延に関連する情報の指示は、ACK414が送信された時間(例えば、時間TIH2)とリクエスト412が受信された時間(例えば、時間TIH1)であり得る。
[0066]1つの態様において、第3のメッセージは、第3のメッセージを第1および第2の無線通信デバイスにブロードキャストすることによって送信される。1つの態様において、第2のメッセージは、第1のメッセージに続く。こういった態様において、第3のメッセージは、第1のメッセージに対して所定の最大時間期間内で送信され、最大時間期間は時計の正確さに基づく。例えば、所定の最大時間期間は、デバイスH 404内の時計の正確さに基づき得る。こういった例において、時計の正確さが低い場合、最大時間期間は低い時間値に設定され得る。しかし、時計の正確さが高い場合、最大時間期間は高い時間値に設定され得る。1つの態様において、第3のメッセージは、そこからレンジング情報がリクエストされる無線通信デバイスの少なくとも1つの識別子を含む。
[0067]ステップ712において、無線通信デバイスは、第3の無線通信デバイスからのレンジング情報のリクエストを備える第4のメッセージを送信する。例えば、図4を参照して、第3の無線通信デバイスはデバイスI 406であり得および第4のメッセージがリクエスト418であり得る。したがって、この例において、デバイスI 406は、第2の無線通信デバイスおよび第3の無線通信デバイスの両方を表す。しかし、他の態様において、第2および第3の無線通信デバイスは、異なる無線通信デバイスであり得る。
[0068]ステップ714において、無線通信デバイスは、送信された第4のメッセージに対するACKを第3の無線通信デバイスから受信する。例えば、図4を参照して、第3の無線通信デバイスから受信されたACKはACK420であり得る。
[0069]ステップ716において、無線通信デバイスは、第4のメッセージに対する第3の処理遅延に関連する情報の指示を含む第5のメッセージを第3の無線通信デバイスから受信する。例えば、図4を参照して、第3の無線通信デバイスから受信された第5のメッセージはメッセージ422であり得る。
[0070]ステップ718において、無線通信デバイスは、受信された第5のメッセージおよび処理遅延に関連する正確さに基づいて距離を決定する。1つの態様において、決定された距離は、リクエスト418が送信された第3の無線通信デバイスまでの距離であり得る。例えば、図4を参照して、第5のメッセージはデバイスI 406から受信されたメッセージ422であり得る。メッセージ422は、リクエスト418に対する、デバイスI 406の処理遅延を含むデータパケットであり得る。例えば、処理遅延は、ACK420が送信された時間(例えば、時間TI4)とリクエスト418が受信された時間(例えば、時間TI3)の間の差であり得る。デバイスH 404は、前に記載されたとおり式11を用いて、デバイスI 406に対するRTTを決定するために、処理遅延(例えば、時間TI4および時間TI3の間の差)、リクエスト418が送信された時間(例えば、時間TIH3)、およびACK420が受信された時間(例えば、時間TIH4)を使用し得る。処理遅延に関連する正確さは、RTTの上限および下限を決定し、かつ上限および下限に基づいてRTTの平均値を決定するために使用され得る。デバイスH 404は次に、前に記載したとおり式12を用いてデバイスH 404およびデバイスI 406の間の距離を決定し得る。
[0071]図7において点線で示されたステップ704、706、712、714、716、および718は、随意のステップを表すことが理解されるべきである。例えば、1つの実施形態において、ステップ702、708、および710は、ステップ704、706、712、714、716、および718を実行することなく実行され得る。ステップ704、706、712、714、716、および718の様々な組み合わせは、様々な実施形態にしたがって実行され得ることがさらに理解されるべきである。例えば、1つの実施形態において、ステップ702、704、706、708、および710は、ステップ712、714、716、および718を実行することなく実行され得る。
[0072]図8は、例示的な装置802内の異なるモジュール/手段/構成要素の間のデータフローを示す概念的なデータフロー図800である。この装置は、図2内のデバイスE 204または図4内のデバイスH 404のような無線通信デバイスであり得る。この装置は、第1の無線通信デバイス(例えば、デバイスA 814)からの第1のメッセージおよび第2の無線通信デバイス(例えば、デバイスC 816)から第2のメッセージを受信し、第3のメッセージに対する処理遅延を備える第4のメッセージを第3の無線通信デバイスから受信し、送信された第4のメッセージに対するACKを第3の無線通信デバイスから受信し、および第4のメッセージに対する処理遅延を含む第5のメッセージを第3の無線通信デバイスから受信するモジュール804を含む。この装置は、第3の時間において、受信された第1のメッセージに対する第1のACKを第1の無線通信デバイスに(送信モジュール812を介して)送り、ならびに第4の時間において、受信された第2のメッセージに対する第2のACKを第2の無線通信デバイスに(送信モジュール812を介して)送るモジュール806をさらに含む。この装置は、第1のメッセージに対する第1の処理遅延および第2のメッセージに対する第2の処理遅延に関連する情報を取得するモジュール808をさらに含む。この装置は、第1のメッセージからの第1の識別子と第2のメッセージからの第2の識別子を決定し、受信された第4のメッセージと処理遅延に関連する正確さに基づいて距離を決定し、および受信された第5のメッセージと処理遅延に関連する正確さに基づいて距離を決定するモジュール810をさらに含む。この装置は、第1および第2の処理遅延に関連する情報の指示を備える第3のメッセージを送信し、第1および第2の処理遅延に関連する情報の指示を備える第3のメッセージを送信し、第3の無線通信デバイスからのレンジング情報のリクエストを備える第4のメッセージを送信するモジュール812をさらに含む。
[0073]この装置は、前述の図2および4のフローチャート内のアルゴリズムのステップのそれぞれを実行する追加のモジュールを含み得る。このように、前述の図2および4のフローチャート内のそれぞれのステップは、モジュールによって実行され得、およびこの装置は、それらのモジュールのうちの1つまたは複数を含み得る。モジュールは、プロセッサによる実施のためにコンピュータ可読媒体内に記憶される規定のプロセス/アルゴリズムを実行するように構成されたプロセッサによって実施される規定のプロセス/アルゴリズムを実行するように特に構成された1つまたは複数のハードウェアコンポーネントまたはそれらのいくつかの組み合わせであり得る。
[0074]図9は、処理システム914を使用する装置802’のためのハードウェアの実装の例を示す図900である。処理システム914は、バスアーキテクチャを用いて実装され得、一般的にバス924によって表され得る。バス924は、処理システム914の特定のアプリケーションおよび全体の設計の制約に依存して、いくつかの相互に接続されたバスおよびブリッジを含み得る。バス924は、プロセッサ904、モジュール804、806、808、810、および812、およびコンピュータ可読媒体906によって表される1つまたは複数のプロセッサおよび/またはハードウェアモジュールを含む様々な回路を共にリンクする(links)。バス924はまた、タイミングソース、周辺装置、電圧レギュレータ、および電力管理回路のような様々な他の回路をリンクし得、それらは当技術分野において周知であるため、これ以上説明しない。
[0075]処理システム914はトランシーバ910に結合され得る。トランシーバ910は、1つまたは複数のアンテナ920に結合され得る。トランシーバ910は、送信媒体を介して様々な他の装置と通信を行うための手段を提供する。トランシーバ910は、1つまたは複数のアンテナ920から信号を受信し、受信された信号から情報を抽出し、および抽出された情報を処理システム914、特に受信モジュール804に提供する。さらに、トランシーバ910は、処理システム914、特に送信モジュール812から情報を受信し、および受信された情報に基づいて、1つまたは複数のアンテナ920に適用される信号を生成する。処理システム914は、コンピュータ可読媒体906に結合されるプロセッサ904を含む。プロセッサ904は、コンピュータ可読媒体906上に記憶されたソフトウェアの実行を含む一般的な処理を担う。ソフトウェアは、プロセッサ904によって実行されたときに、処理システム914に任意の特定の装置のために上述された様々な機能を実行させる。コンピュータ可読媒体906はまた、ソフトウェアを実行するときに、プロセッサ904によって操作されたデータを記憶するために用いられ得る。処理システムは、モジュール804、806、808、810、および812のうちの少なくとも1つをさらに含む。モジュールは、コンピュータ可読媒体906内に常駐/記憶された、プロセッサ904において稼働するソフトウェアモジュール、プロセッサ904に結合された1つまたは複数のハードウェアモジュール、またはそれらのいくつかの組み合わせであり得る。
[0076]1つの構成において、無線通信のための装置802/802’は、第1の無線通信デバイスからの第1のメッセージおよび第2の無線通信デバイスからの第2のメッセージを受信するための手段、第1のメッセージに対する第1の処理遅延および第2のメッセージに対する第2の処理遅延に関連する情報を取得するための手段、第1および第2の処理遅延に関連する情報の指示を備える第3のメッセージを送信するための手段、第1のメッセージからの第1の識別子および第2のメッセージからの第2の識別子を決定するための手段、第3のメッセージに対する処理遅延を備える第4のメッセージを第3の無線通信デバイスから受信するための手段、受信された第4のメッセージと処理遅延に関連する正確さに基づいて距離を決定するための手段、第3の時間において、受信された第1のメッセージに対する第1のACKを第1の無線通信デバイスに送るための手段、第4の時間において、受信された第2のメッセージに対する第2のACKを第2の無線通信デバイスに送るための手段、第3の無線通信デバイスからのレンジング情報のリクエストを備える第4のメッセージを送信するための手段、送信された第4のメッセージに対するACKを第3の無線通信デバイスから受信するための手段、第4のメッセージに対する処理遅延を備える第5のメッセージを第3の無線通信デバイスから受信するための手段、受信された第5のメッセージと処理遅延に関連する正確さに基づいて距離を決定するための手段、を含む。前述の手段は、前述の手段によって列挙された機能を実行するように構成された装置802および/または装置802’の処理システム914の前述されたモジュールのうちの1つまたは複数であり得る。
[0077]開示されたプロセスにおけるステップの特定の順序または階層は、例示的なアプロ−チの例であることが理解される。設計のプリファレンス(preference)に基づいて、プロセスにおけるステップの特定の順序または階層が再構成されることが理解される。さらに、いくつかのステップは組み合わされるか、または省略され得る。添付の方法の請求項は、サンプルの順序で様々なステップの要素を提示しており、提示された特定の順序または階層に限定されることを意図したものではない。
[0078]前の説明は、ここに記載された様々な態様を実行することを当業者に可能にするために提供される。これらの態様に対する様々な変更は、当業者にとって容易に明らかであり、ここで定義された一般的な原理は他の態様に適用され得る。従って、請求項は、ここで示された態様に限定されることを意図するものではないが、請求項の言語と一貫する全体の範囲と合致するはずであり、ここにおいて、単数で要素を言及することは、特に説明が無い限り、「1つおよび1つのみ」を意味することを意図しておらず、むしろ「1つまたは複数」を意味する。特に説明が無い限り、用語「いくつか」は1つまたは複数を指す。「A、B、またはCのうちの少なくとも1つ」、「A、B、およびCのうちの少なくとも1つ」、および「A、B、C、またはそれらの任意の組み合わせ」のような組み合わせは、A、B、および/またはCの任意の組み合わせを含み、および複数のA、複数のB、または複数のCを含み得る。特に、「A、B、またはCのうちの少なくとも1つ」、「A、B、およびCのうちの少なくとも1つ」、および「A、B、C、またはそれらの任意の組み合わせ」のような組み合わせは、Aのみ、Bのみ、Cのみ、AおよびB、AおよびC、BおよびC、またはAおよびBおよびCであり得、ここで、こういった任意の組み合わせは、1つまたは複数のメンバまたはA、B、またはCから成るメンバを含み得る。知られているまたは当業者に後で知られることになる本開示の全体を通して記載された様々な態様の要素に対する全ての構造的および機能的な等価物は、参照によりここに明示的に組み込まれ、および請求項によって網羅されるように意図されている。さらに、ここで開示されていないものは、こういった開示が請求項に明示的に列挙されるかどうかにかかわらず公共に献じられることを意図していない。請求項の要素は、その要素が「〜するための手段」というフレーズを用いて明記されないかぎりミーンズ・プラス・ファンクションとして解釈されるべきではない。
以下に、本願出願の当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[C1]
第1の無線通信デバイスからの第1のメッセージおよび第2の無線通信デバイスからの第2のメッセージを受信することと、
前記第1のメッセージに対する第1の処理遅延および前記第2のメッセージに対する第2の処理遅延に関連する情報を取得することと、
前記第1および第2の処理遅延に関連する前記情報の指示を備える第3のメッセージを送信することと、
を備える、無線通信の方法。
[C2]
前記第3のメッセージは、前記第1の処理遅延および前記第2の処理遅延に関連する正確さをさらに備える、C1に記載の方法。
[C3]
前記第2のメッセージは前記第1のメッセージに続き、ここにおいて、前記第3のメッセージは前記第1のメッセージに対して所定の最大時間期間内で送信され、前記最大時間期間は時計の正確さに基づく、C1に記載の方法。
[C4]
前記第1のメッセージに対する第1の処理遅延および前記第2のメッセージに対する第2の処理遅延に関連する情報を取得することは、前記第1の処理遅延と前記第2の処理遅延を決定することを備える、C1に記載の方法。
[C5]
前記第3のメッセージを送信することは、前記第1および第2の無線通信デバイスに前記第3のメッセージをブロードキャストすることを備える、C1に記載の方法。
[C6]
前記第3のメッセージは、そこからレンジング情報がリクエストされる無線通信デバイスの少なくとも1つの識別子をさらに備える、C1に記載の方法。
[C7]
前記第1のメッセージは第1の時間において受信され、第2のメッセージは第2の時間において受信され、および前記第3のメッセージは第3の時間において送信され、ここにおいて、前記第1の処理遅延は、前記第3の時間と前記第1の時間の間の差であり、および前記第2の処理遅延は、前記第3の時間と前記第2の時間の間の差である、C1に記載の方法。
[C8]
前記第1、第2、および第3の時間は異なる、C7に記載の方法。
[C9]
前記第1のメッセージからの第1の識別子と前記第2のメッセージからの第2の識別子を決定することをさらに備え、ここにおいて、前記第3のメッセージは前記第1の識別子と前記第2の識別子をさらに備える、C1に記載の方法。
[C10]
前記第3のメッセージは第3の無線通信デバイスからのレンジング情報のリクエストをさらに備え、前記方法は、前記第3のメッセージに対する処理遅延を備える第4のメッセージを前記第3の無線通信デバイスから受信することをさらに備える、C1に記載の方法。
[C11]
前記第4のメッセージは前記処理遅延に関連する正確さをさらに備える、C10に記載の方法。
[C12]
前記受信された第4のメッセージおよび前記処理遅延に関連する前記正確さに基づいて距離を決定することをさらに備える、C11に記載の方法。
[C13]
前記第1のメッセージは第1の時間において受信され、前記第2のメッセージは第2の時間において受信され、前記方法は、
第3の時間において、前記受信された第1のメッセージに対する第1の肯定応答(ACK)を前記第1の無線通信デバイスに送ることと、
第4の時間において、前記受信された第2のメッセージに対する第2のACKを前記第2の無線通信デバイスに送ることと、
をさらに備え、
ここにおいて、前記第1の処理遅延は、前記第3の時間と前記第1の時間の間の差であり、前記第2の処理遅延は、前記第4の時間と前記第2の時間の間の差である、C1に記載の方法。
[C14]
第3の無線通信デバイスからのレンジング情報のリクエストを備える第4のメッセージを送信することと、
前記送信された第4のメッセージに対する肯定応答(ACK)を前記第3の無線通信デバイスから受信することと、
前記第4のメッセージに対する処理遅延を備える第5のメッセージを前記第3の無線通信デバイスから受信することと、
をさらに備える、C1に記載の方法。
[C15]
前記第4のメッセージは前記処理遅延に関連する正確さをさらに備える、C14に記載の方法。
[C16]
前記受信された第5のメッセージおよび前記処理遅延に関連する前記正確さに基づいて距離を決定することをさらに備える、C15に記載の方法。
[C17]
無線通信のための装置であって、
第1の無線通信デバイスからの第1のメッセージおよび第2の無線通信デバイスからの第2のメッセージを受信するための手段と、
前記第1のメッセージに対する第1の処理遅延および前記第2のメッセージに対する第2の処理遅延に関連する情報を取得するための手段と、
前記第1および第2の処理遅延に関連する前記情報の指示を備える第3のメッセージを送信するための手段と、
を備える、装置。
[C18]
前記第3のメッセージは、前記第1の処理遅延および前記第2の処理遅延に関連する正確さをさらに備える、C17に記載の装置。
[C19]
前記第2のメッセージは前記第1のメッセージに続き、ここにおいて、前記第3のメッセージは前記第1のメッセージに対して所定の最大時間期間内で送信され、前記最大時間期間は時計の正確さに基づく、C17に記載の装置。
[C20]
前記第1のメッセージに対する第1の処理遅延および前記第2のメッセージに対する第2の処理遅延に関連する情報を取得することは、前記第1の処理遅延と前記第2の処理遅延を決定することを備える、C17に記載の装置。
[C21]
前記第3のメッセージを送信することは、前記第1および第2の無線通信デバイスに前記第3のメッセージをブロードキャストすることを備える、C17に記載の装置。
[C22]
前記第3のメッセージは、そこからレンジング情報がリクエストされる無線通信デバイスの少なくとも1つの識別子をさらに備える、C17に記載の装置。
[C23]
前記第1のメッセージは第1の時間において受信され、第2のメッセージは第2の時間において受信され、および前記第3のメッセージは第3の時間において送信され、ここにおいて、前記第1の処理遅延は、前記第3の時間と前記第1の時間の間の差であり、および前記第2の処理遅延は、前記第3の時間と前記第2の時間の間の差である、C17に記載の装置。
[C24]
前記第1、第2、および第3の時間は異なる、C23に記載の装置。
[C25]
前記第1のメッセージからの第1の識別子と前記第2のメッセージからの第2の識別子を決定するための手段をさらに備え、ここにおいて、前記第3のメッセージは前記第1の識別子と前記第2の識別子をさらに備える、C17に記載の装置。
[C26]
前記第3のメッセージは第3の無線通信デバイスからのレンジング情報のリクエストをさらに備え、前記装置は、前記第3のメッセージに対する処理遅延を備える第4のメッセージを前記第3の無線通信デバイスから受信するための手段をさらに備える、C17に記載の装置。
[C27]
前記第4のメッセージは前記処理遅延に関連する正確さをさらに備える、C26に記載の装置。
[C28]
前記受信された第4のメッセージおよび前記処理遅延に関連する前記正確さに基づいて距離を決定するための手段をさらに備える、C27に記載の装置。
[C29]
前記第1のメッセージは第1の時間において受信され、前記第2のメッセージは第2の時間において受信され、前記装置は、
第3の時間において、前記受信された第1のメッセージに対する第1の肯定応答(ACK)を前記第1の無線通信デバイスに送るための手段と、
第4の時間において、前記受信された第2のメッセージに対する第2のACKを前記第2の無線通信デバイスに送るための手段と、
をさらに備え、
ここにおいて、前記第1の処理遅延は、前記第3の時間と前記第1の時間の間の差であり、前記第2の処理遅延は、前記第4の時間と前記第2の時間の間の差である、C17に記載の装置。
[C30]
第3の無線通信デバイスからのレンジング情報のリクエストを備える第4のメッセージを送信するための手段と、
前記送信された第4のメッセージに対する肯定応答(ACK)を前記第3の無線通信デバイスから受信するための手段と、
前記第4のメッセージに対する処理遅延を備える第5のメッセージを前記第3の無線通信デバイスから受信するための手段と、
をさらに備える、C17に記載の装置。
[C31]
前記第4のメッセージは前記処理遅延に関連する正確さをさらに備える、C30に記載の装置。
[C32]
前記受信された第5のメッセージおよび前記処理遅延に関連する前記正確さに基づいて距離を決定するための手段をさらに備える、C31に記載の装置。
[C33]
第1の無線通信デバイスからの第1のメッセージおよび第2の無線通信デバイスからの第2のメッセージを受信することと、
前記第1のメッセージに対する第1の処理遅延および前記第2のメッセージに対する第2の処理遅延に関連する情報を取得することと、
前記第1および第2の処理遅延に関連する前記情報の指示を備える第3のメッセージを送信することと、
を行うように構成された処理システム、
を備える、無線通信のための装置。
[C34]
前記第3のメッセージは、前記第1の処理遅延および前記第2の処理遅延に関連する正確さをさらに備える、C33に記載の装置。
[C35]
前記第2のメッセージは前記第1のメッセージに続き、ここにおいて、前記第3のメッセージは前記第1のメッセージに対して所定の最大時間期間内で送信され、前記最大時間期間は時計の正確さに基づく、C33に記載の装置。
[C36]
前記第1のメッセージに対する第1の処理遅延および前記第2のメッセージに対する第2の処理遅延に関連する情報を取得することは、前記第1の処理遅延と前記第2の処理遅延を決定することを備える、C33に記載の装置。
[C37]
前記第3のメッセージを送信することは、前記第1および第2の無線通信デバイスに前記第3のメッセージをブロードキャストすることを備える、C33に記載の装置。
[C38]
前記第3のメッセージは、そこからレンジング情報がリクエストされる無線通信デバイスの少なくとも1つの識別子をさらに備える、C33に記載の装置。
[C39]
前記第1のメッセージは第1の時間において受信され、第2のメッセージは第2の時間において受信され、および前記第3のメッセージは第3の時間において送信され、ここにおいて、前記第1の処理遅延は、前記第3の時間と前記第1の時間の間の差であり、および前記第2の処理遅延は、前記第3の時間と前記第2の時間の間の差である、C33に記載の装置。
[C40]
前記第1、第2、および第3の時間は異なる、C39に記載の装置。
[C41]
前記処理システムは、前記第1のメッセージからの第1の識別子と前記第2のメッセージからの第2の識別子を決定するようにさらに構成され、ここにおいて、前記第3のメッセージは前記第1の識別子と前記第2の識別子をさらに備える、C33に記載の装置。
[C42]
前記第3のメッセージは第3の無線通信デバイスからのレンジング情報のリクエストをさらに備え、前記処理システムは、前記第3のメッセージに対する処理遅延を備える第4のメッセージを前記第3の無線通信デバイスから受信するようにさらに構成される、C33に記載の装置。
[C43]
前記第4のメッセージは前記処理遅延に関連する正確さをさらに備える、C42に記載の装置。
[C44]
前記処理システムは、前記受信された第4のメッセージおよび前記処理遅延に関連する前記正確さに基づいて距離を決定するようにさらに構成される、C43に記載の装置。
[C45]
前記第1のメッセージは第1の時間において受信され、前記第2のメッセージは第2の時間において受信され、前記処理システムは、
第3の時間において、前記受信された第1のメッセージに対する第1の肯定応答(ACK)を前記第1の無線通信デバイスに送ることと、
第4の時間において、前記受信された第2のメッセージに対する第2のACKを前記第2の無線通信デバイスに送ることと、
を行うようにさらに構成され、
ここにおいて、前記第1の処理遅延は、前記第3の時間と前記第1の時間の間の差であり、前記第2の処理遅延は、前記第4の時間と前記第2の時間の間の差である、C33に記載の装置。
[C46]
前記処理システムは、
第3の無線通信デバイスからのレンジング情報のリクエストを備える第4のメッセージを送信することと、
前記送信された第4のメッセージに対する肯定応答(ACK)を前記第3の無線通信デバイスから受信することと、
前記第4のメッセージに対する処理遅延を備える第5のメッセージを前記第3の無線通信デバイスから受信することと、
を行うようにさらに構成される、C33に記載の装置。
[C47]
前記第4のメッセージは前記処理遅延に関連する正確さをさらに備える、C46に記載の装置。
[C48]
前記処理システムは、前記受信された第5のメッセージおよび前記処理遅延に関連する前記正確さに基づいて距離を決定するようにさらに構成される、C47に記載の装置。
[C49]
第1の無線通信デバイスからの第1のメッセージおよび第2の無線通信デバイスからの第2のメッセージを受信することと、
前記第1のメッセージに対する第1の処理遅延および前記第2のメッセージに対する第2の処理遅延に関連する情報を取得することと、
前記第1および第2の処理遅延に関連する前記情報の指示を備える第3のメッセージを送信することと、
を行うためのコードを備えるコンピュータ可読媒体、
を備える、コンピュータプログラムプロダクト。
[C50]
前記第1のメッセージは第1の時間において受信され、第2のメッセージは第2の時間において受信され、および前記第3のメッセージは第3の時間において送信され、ここにおいて、前記第1の処理遅延は、前記第3の時間と前記第1の時間の間の差であり、および前記第2の処理遅延は、前記第3の時間と前記第2の時間の間の差である、C49に記載のコンピュータプログラムプロダクト。
[C51]
前記コンピュータ可読媒体は、前記第1のメッセージからの第1の識別子と前記第2のメッセージからの第2の識別子を決定するためのコードをさらに備え、ここにおいて、前記第3のメッセージは前記第1の識別子と前記第2の識別子をさらに備える、C49に記載のコンピュータプログラムプロダクト。
[C52]
前記第3のメッセージは第3の無線通信デバイスからのレンジング情報のリクエストをさらに備え、前記コンピュータ可読媒体は、前記第3のメッセージに対する処理遅延を備える第4のメッセージを前記第3の無線通信デバイスから受信するためのコードをさらに備える、C49に記載のコンピュータプログラムプロダクト。
[C53]
前記第1のメッセージは第1の時間において受信され、前記第2のメッセージは第2の時間において受信され、前記コンピュータ可読媒体は、
第3の時間において、前記受信された第1のメッセージに対する第1の肯定応答(ACK)を前記第1の無線通信デバイスに送ることと、
第4の時間において、前記受信された第2のメッセージに対する第2のACKを前記第2の無線通信デバイスに送ることと、
を行うためのコードをさらに備え、
ここにおいて、前記第1の処理遅延は、前記第3の時間と前記第1の時間の間の差であり、前記第2の処理遅延は、前記第4の時間と前記第2の時間の間の差である、C49に記載のコンピュータプログラムプロダクト。
[C54]
コンピュータ可読媒体が、
第3の無線通信デバイスからのレンジング情報のリクエストを備える第4のメッセージを送信することと、
前記送信された第4のメッセージに対する肯定応答(ACK)を前記第3の無線通信デバイスから受信することと、
前記第4のメッセージに対する処理遅延を備える第5のメッセージを前記第3の無線通信デバイスから受信することと、
を行うためのコードをさらに備える、C49に記載のコンピュータプログラムプロダクト。

Claims (15)

  1. 無線通信の方法であって、
    第1の無線通信デバイスからの第1のメッセージおよび第2の無線通信デバイスからの第2のメッセージを受信することと
    前記第1のメッセージに対する第1の処理遅延および前記第2のメッセージに対する第2の処理遅延に関連する情報を取得することと
    前記第1および第2の処理遅延に関連する前記情報の指示を備える第3のメッセージを送信することと
    を備え、
    前記方法が、前記第1および第2の処理遅延に関連する正確さを取得することをさらに備えること、および前記第3のメッセージが、前記第1および第2の処理遅延に関連する前記正確さをさらに備えること、を特徴とする、方法。
  2. 前記第2のメッセージは前記第1のメッセージに続き、ここにおいて、前記第3のメッセージは前記第1のメッセージに対して所定の最大時間期間内で送信され、前記最大時間期間は時計の正確さに基づく、請求項1に記載の方法。
  3. 前記第1のメッセージに対する第1の処理遅延および前記第2のメッセージに対する第2の処理遅延に関連する情報を取得することは、前記第1の処理遅延と前記第2の処理遅延を決定することを備える、請求項1に記載の方法。
  4. 前記第3のメッセージを送信することは、前記第1および第2の無線通信デバイスに前記第3のメッセージをブロードキャストすることを備える、請求項1に記載の方法。
  5. 前記第3のメッセージは、そこからレンジング情報がリクエストされる無線通信デバイスの少なくとも1つの識別子をさらに備える、請求項1に記載の方法。
  6. 前記第1のメッセージは第1の時間において受信され、前記第2のメッセージは第2の時間において受信され、および前記第3のメッセージは第3の時間において送信され、ここにおいて、前記第1の処理遅延は、前記第3の時間と前記第1の時間の間の差であり、および前記第2の処理遅延は、前記第3の時間と前記第2の時間の間の差である、請求項1に記載の方法。
  7. 前記第1、第2、および第3の時間は異なる、請求項6に記載の方法。
  8. 前記第1のメッセージからの第1の識別子と前記第2のメッセージからの第2の識別子を決定することをさらに備え、ここにおいて、前記第3のメッセージは前記第1の識別子と前記第2の識別子をさらに備える、請求項1に記載の方法。
  9. 前記第3のメッセージは第3の無線通信デバイスからのレンジング情報のリクエストをさらに備え、前記方法は、前記第3のメッセージに対する処理遅延を備える第4のメッセージを前記第3の無線通信デバイスから受信することをさらに備える、請求項1に記載の方法。
  10. 前記第4のメッセージは、前記第3のメッセージに対する前記処理遅延に関連する正確さをさらに備える、請求項9に記載の方法。
  11. 前記受信された第4のメッセージおよび前記第3のメッセージに対する前記処理遅延に関連する前記正確さに基づいて距離を決定することをさらに備える、請求項10に記載の方法。
  12. 前記第1のメッセージは第1の時間において受信され、前記第2のメッセージは第2の時間において受信され、前記方法は、
    第3の時間において、前記受信された第1のメッセージに対する第1の肯定応答(ACK)を前記第1の無線通信デバイスに送ることと
    第4の時間において、前記受信された第2のメッセージに対する第2のACKを前記第2の無線通信デバイスに送ることと
    をさらに備え、
    ここにおいて、前記第1の処理遅延は、前記第3の時間と前記第1の時間の間の差であり、前記第2の処理遅延は、前記第4の時間と前記第2の時間の間の差である、請求項1に記載の方法。
  13. 第3の無線通信デバイスからのレンジング情報のリクエストを備える第4のメッセージを送信することと、前記第4のメッセージは、前記第3のメッセージに対する処理遅延に関連する正確さをさらに備え、
    前記送信された第4のメッセージに対する肯定応答(ACK)を前記第3の無線通信デバイスから受信することと
    前記第4のメッセージに対する処理遅延を備える第5のメッセージを前記第3の無線通信デバイスから受信することと
    をさらに備え、
    前記受信された第5のメッセージおよび前記第4のメッセージに対する前記処理遅延に関連する前記正確さに基づいて距離を決定することをさらに備える、請求項1に記載の方法。
  14. 無線通信のための装置であって、
    第1の無線通信デバイスからの第1のメッセージおよび第2の無線通信デバイスからの第2のメッセージを受信するように適応された手段と、
    前記第1のメッセージに対する第1の処理遅延および前記第2のメッセージに対する第2の処理遅延に関連する情報を取得するように適応された手段と、
    を備え、
    前記第1および第2の処理遅延に関連する正確さを取得するように適応された手段と、
    前記第1および第2の処理遅延に関連する前記情報の指示と、前記第1および第2の処理遅延に関連する前記正確さと、を備える第3のメッセージを送信するように適応された手段と、
    をさらに備えることを特徴とする、装置。
  15. プロセッサによって実行されるとき、
    第1の無線通信デバイスからの第1のメッセージおよび第2の無線通信デバイスからの第2のメッセージを受信することと、
    前記第1のメッセージに対する第1の処理遅延および前記第2のメッセージに対する第2の処理遅延に関連する情報を取得することと、
    を行うステップを実行し、
    前記第1および第2の処理遅延に関連する正確さを取得することと、
    前記第1および第2の処理遅延に関連する前記情報の指示と、前記第1および第2の処理遅延に関連する前記正確さと、を備える第3のメッセージを送信することと、
    を行うステップをさらに実行することを特徴とする、コードを備える、コンピュータ可読媒体。
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