JP6261969B2 - 氷嚢 - Google Patents

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Description

本発明は、氷嚢に関し、特に、嚢内部に氷を収容して使用者の首回りに装着することで、当該使用者の首回りを冷却する氷嚢に関する。
身体の特定部位の冷却を要する場合には、水や氷などの冷媒が入った嚢状の氷嚢を、冷却を要する部位に接触させることが行われている。
しかし、従来の氷嚢においては、氷嚢を手で押さえて冷却を要する部位に当てておく必要がある。そのため、氷嚢使用者は、氷嚢使用時に、片手もしくは両手を長時間ふさがれてしまい、手を使った作業をすることが困難であった。
一方、例えば特許文献1においては、氷嚢取付板が設けられたバンド状の氷嚢固定具によって氷嚢を固定し、身体の特定部位を冷却することが開示されている。
また、例えば特許文献2においては、首に装着して使用する安眠まくらに設けられたポケットに冷却材を入れることにより、身体の特定部位を冷却することが開示されている。
特開2003−319962号公報 登録実用新案第3169451号公報
特許文献1の氷嚢固定具においては、氷と水とを入れた氷嚢を冷却したい所望の位置に安定して保持させることができるので、氷嚢使用者は、氷嚢使用時においても両手を使用することが可能である。
しかしながら、氷は、水と接触している状態では溶けやすいという問題がある。したがって、特許文献1に記載された氷嚢は、氷が溶ける度に氷嚢に新たに氷を入れなおす必要があり、氷嚢使用者にとって非常に手間がかかるものである。
一方、特許文献2の安眠まくらにおいては、氷と水の代わりに、氷水に比べて冷却効果が長時間持続するジェルまたはゲル状の冷却材を使用することも考えられる。
これにより、上記使用者にとっての手間は解消されるが、あらかじめ冷凍庫で冷却された状態のジェルまたはゲル状の冷却材を外出先で入手することは困難であり、携帯するのには不便である。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、嚢内部に氷を収容して使用者の首回りに装着することにより、当該使用者の首回りを冷却することができる氷嚢を提供することを課題とする。
上記課題を解決するため、本発明の氷嚢は、氷を収容する内嚢部材と、前記内嚢部材を内部に収容する外嚢と、前記外嚢の内部に前記内嚢部材取り付けるための内嚢部材連結部とを備え、前記内嚢部材は、前記氷嚢が装着状態であるときに、収容されている氷が融解したことによる融解水を前記内嚢部材の外部に排出する融解水排出部を有し、前記外嚢は、前記氷嚢が装着状態であるときに、前記内嚢部材が収容される位置よりも低位置、かつ前記内嚢部材と所定の距離を隔てた位置に、前記融解水排出部より排出された融解水を収容する融解水収容部を有することを特徴とする。
上記の構成としたことで、嚢内部に氷を収容して使用者の首回りに装着することにより、当該使用者の首回りを冷却することができる氷嚢を提供することができるようになる。
また、前記内嚢部材に前記氷を充填するための氷充填口と、前記氷充填口を閉塞するための閉塞部とを備え、前記外嚢は、防水性を有する材質で形成され、前記外嚢は、前記氷嚢が装着状態であるときに、前記使用者の首回りに密着するように円弧状に湾曲し、前記内嚢部材は、前記氷嚢が装着状態であるときに、前記使用者の首筋部分に位置し、前記融解水収容部は、前記外嚢の両端部である構成とされていてもよい。
また、前記融解水排出部は、網目状のネットである構成とされていてもよい。
また、前記氷嚢が装着状態であるときに、前記外嚢を前記使用者の首周りに固定する固定具を有する構成とされていてもよい。
上記の構成としたことで、嚢内部に氷を収容して使用者の首回りに装着することにより、当該使用者の首回りを冷却することができるようになる。
図1aは、本発明の一の実施形態に係る氷嚢の構成例を示す説明図である。 図1bは、本発明の一の実施形態に係る氷嚢の構成例を示す説明図である。 図2は、本発明の一の実施形態に係る氷嚢の構成例を示す説明図である。 図3は、本発明の一の実施形態に係る氷嚢の使用状態を示す説明図である。 図4は、本発明の一の実施形態に係る氷嚢の使用状態を示す説明図である。 図5は、図1aに示す氷嚢の使用時の様子を示す説明図である。 図6は、図1aに示す氷嚢の使用時の様子を示す説明図である。 図7は、図1aに示す氷嚢の使用時の様子を示す説明図である。 図8は、本発明の他の実施形態に係る氷嚢の説明図である。
以下、本発明を実施するための好適な実施形態について、図面を用いて説明する。なお、以下の実施形態は、各請求項に係る発明を限定するものではなく、また、実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。さらに、以下の実施形態は、本発明に係る氷嚢が円弧状に湾曲する構成とされる場合を例示して説明するが、本発明が適用可能な氷嚢は円弧状に湾曲する構成に限られるものではない。本発明は、例えば、円筒形状など、氷嚢が使用者の首回りに装着される場合に想定されるあらゆる形状の氷嚢に適用可能である。
図1a、図1bおよび図2は、本発明の一の実施形態に係る氷嚢の概略を示すものである。より具体的には、図1aと図1bとは、氷嚢の外観図である。使用者は、氷嚢を使用する場合には、図1bに示すように、図1aに示す氷嚢を円弧上に湾曲して首回りに装着する。また、図2は、図1aに示す氷嚢の部分破断図である。
本実施形態の氷嚢100は、図1aと図1bとに示すように、使用者の首回りに装着する外嚢10と、外嚢10の内部に氷を充填する氷充填口11と、氷充填口11を閉塞する閉塞部12と、外嚢10を使用者の首回りに固定する固定具13aおよび固定具13b(以下、単に固定具13と呼ぶ場合がある)とから形成されている。
外嚢10は、使用者の首回りに装着して用いる嚢であり、防水加工が施される構成とされる。このような構成とされることにより、外嚢10の内部の水が、外嚢10の外部に浸透し、使用者の首回りが濡れてしまうことを防止することができるようになる。より具体的には、外嚢10は、ナイロン素材やアルミニウム素材などの防水機能を備える材質で形成される。また、外嚢10は、性質や機能の異なる材質を複数重ね合わせて形成される構成とされてもよい。本実施形態では、外嚢10は、1つの材質で形成されているが、例えば、外嚢10の外側から順に、タオル地素材、アルミニウム素材、ナイロン素材を重ね合わせて外嚢10が形成される構成とされてもよい。このような構成とされることにより、使用者の首回りには、タオル地素材の外嚢10が密着し、着け心地のよいものとなる。また、タオル地素材は、ナイロン素材やアルミニウム素材に比べて熱伝導率が低く、外嚢10の内部の氷が、外気と使用者の体温によって融解する速度を低下させるとともに、使用者の首回りが冷えすぎてしまうことを防止することができる。
氷充填口11は、内嚢部材20の内部に氷を充填する機能を有する。本実施形態においては、図1bに示すように、氷充填口11は、使用者が氷嚢100を首回りに対して装着した際に外側になる面であって、氷嚢100のほぼ中央上部に配置されることが好ましい。このような構成とされることで、氷充填口11が、使用者の首回りにあたってしまうことを防止することができる。また、本実施形態においては、氷充填口11は、一般的に(例えば、コンビニエンスストアなどで)販売されている氷を充填可能な程度の大きさを有する構成とされるが、氷充填口11の大きさは特に限定されない。また、氷充填口11は、内嚢部材20に備えられる構成とされてもよい。
閉塞部12は、氷充填口11を閉塞し、かつ氷充填口11から外嚢10の内部に収容される融解水が漏れ出てしまうことを防止する機能を有する。本実施形態においては、図1bに示すように、閉塞部12は、氷充填口11にかぶせて使用する薄手のキャップとされるが、氷充填口11に差し込んで使用する栓など、他の構成とされてもよい。
固定具13は、外嚢10を使用者の首回りに固定する機能を有する。本実施形態では、図1aに示すように、固定具13には面ファスナが用いられているが、ボタンを用いるなど、固定具13の種類は特に限定されない。
また、外嚢10は、図2に示すように、外嚢10の内部に、氷を収容する内嚢部材20と、内嚢部材20に収容されている氷が融解したことによる融解水(以下、単に融解水と呼ぶ場合がある)を収容する融解水収容部14a及び14b(以下、単に融解水収容部14と呼ぶ場合がある)とを有する。
融解水収容部14は、外嚢10が装着状態であるときに、内嚢部材20に収容されている氷が融解したことによる融解水を収容する機能を有する。融解水収容部14は、内嚢部材20が収容される位置よりも低位置、かつ内嚢部材20と所定の距離を隔てた位置に形成されることが好ましい。本実施形態においては、例えば、図2に示すように、融解水収容部14は、外嚢10の両端部に形成されるが、融解水収容部14の位置は特に限定されない。また、図示はしないが、融解水収容部14は、融解水の逆流を防止する機能として、隔壁部材や、逆止弁などを、内嚢部材20と、融解水収容部14との間に設ける構成とされてもよい。
内嚢部材20は、内部に氷を収容して用いる網目状のネットで生成される嚢であり、内嚢部材連結部21a及び21b(以下、単に内嚢部材連結部21と呼ぶ場合がある)によって外嚢10の内部に取り付けられている。
また、内嚢部材20は、氷を充填する氷充填口11と、氷充填口11を閉塞部12と、外嚢10が装着状態であるときに、収容されている氷が融解したことにより生じる融解水を内嚢部材20の外部に排出する融解水排出口22とを有する。
また、本実施形態においては、図2に示すように、内嚢部材20は、網目状のネットで形成され、内嚢部材20全体が融解水排出部22である構成とされるが、例えば、網目状のネットの代わりに、さらし布を用いるなど、他の素材が用いられる構成とされてもよい。
また、内嚢部材20は、少なくとも融解水排出部22から融解水を排出する構成とされていればよい。より具体的には、例えば、内嚢部材20は、防水性を有する素材で形成され、かつ内嚢部材20に、融解水排出部22として複数の穴が設けられる構成など、他の構成とされてもよい。
内嚢部材連結部21は、外嚢10の内部に内嚢部材20を取り付ける機能を有する。本実施形態においては、図2に示すように、ボタンと紐が内嚢部材連結部21a及び21bとして用いられるが、外嚢10と、内嚢部材20とが糸で縫いつけられて連結される構成など、他の構成とされてもよい。また、本発明においては、氷嚢100が装着状態であるときに、内嚢部材20と融解水収容部14とが所定の距離を有する構成とされればよく、内嚢部材連結部21を有さない構成とされてもよい。
融解水排出部22は、外嚢10が装着状態であるときに、収容されている氷が融解したことによる融解水を、内嚢部材20の外部に排出する機能を有する。本実施形態においては、図2に示すように、網目状のネットで形成される内嚢部材20全体が融解水排出部22とされるが、例えば、内嚢部材20の一部が融解水排出部22とされるなど、他の構成とされてもよい。
次に、氷嚢100の使用方法について図面を用いて説明する。
図3から図5は、図1aの外嚢10を円弧状に湾曲したものであり、氷嚢100が使用者の首回りに装着状態であるときの様子を、使用者の側面から見たものである。なお、図3及び図4においては、使用者40を省略して描いている。
本実施形態においては、先ず、図3に示すように、使用者40は、氷30を、氷充填口11を介して内嚢部材20の内部に収容する。また、本実施形態においては、図4に示すように、使用者40は、氷30を内嚢部材20の内部に隙間がないように充填することが好ましい。このように、氷30を内嚢部材20の内部に充填することで、内嚢部材20の内部に収容される氷30が全て溶けるまでの時間が長くなり、使用者40は、首回りを長時間冷却することが可能となる。しかしながら、内嚢部材20の内部に充填される氷30の量は特に限定されず、使用者40は、内嚢部材20の内部に、所望する量の氷30を収容してもよい。
使用者40は、内嚢部材20に氷30を充填すると、氷充填口11を、閉塞部12によって閉塞する。
本実施形態においては、図5に示すように、使用者40は、氷充填口11を閉塞部12によって閉塞すると、外嚢10の内部に備えられた内嚢部材20を首筋に位置するようにして、氷嚢100を首回りに装着する。また、使用者40は、氷嚢100を、融解水収容部14である外嚢10の両端部が融解水排出部22が配置される位置よりも低位置に位置するように装着する。また、使用者40は、氷嚢100を、内嚢部材20から、融解水収容部14である外嚢10の両端部にかけて所定角度傾斜した状態で首回りに装着することが好ましい。
使用者40は、氷嚢100を首回りに装着した状態で、氷嚢100により首回りを冷却する。本実施形態においては、図5に示すように、使用者40は、特に首筋を効果的に冷却することができる。
使用者40が氷嚢100を使用して所定の時間が経過すると、使用者40の体温や外気などにより、内嚢部材20に収容される氷30が融解し、融解水31が生じる。本実施形態においては、図5に示すように、使用者40は、融解水収容部14と、内嚢部材20とが所定の距離を隔てた位置に形成される氷嚢100を、融解水収容部14である外嚢10の両端部が、融解水排出部22の配置される位置よりも低位置に位置させて装着している。そのため、融解水31が、融解水排出部22から排出され、融解水収容部14に収容される。すなわち、氷30は、内嚢部材20に、融解水31は、融解水収容部14に、それぞれ所定の距離を隔てて収容される。なお、本実施形態においては、融解水排出部22は、網目状のネットで形成された内嚢部材20全体である。
図6は、図1aの外嚢10を円弧状に湾曲したものであり、氷嚢100が使用者40の首回りに装着状態であるときの様子を、使用者40の正面から見たものである。使用者40は、外嚢10を、例えば、顎下に所定の空間を有した状態で装着してもよい。このような状態で氷嚢が装着されることで、使用者40は、外嚢10が首回りに装着されていることによる不快感を低減することができる。
図7は、図1aの外嚢10を円弧状に湾曲したものであり、氷嚢100が使用者40の首回りに装着状態であるときの様子を、使用者の背面から見たものである。
以上に説明したように、上述した一の実施形態では、本発明の氷嚢100は、氷20を収容する内嚢部材20と、内嚢部材20を内部に収容する外嚢10と、内嚢部材20が取り付けられる内嚢部材連結部21とを備え、内嚢部材20は、氷嚢10が装着状態であるときに、収容されている氷30が融解したことによる融解水31を内嚢部材20の外部に排出する融解水排出部22を有し、外嚢10は、氷嚢100が装着状態であるときに、内嚢部材20が収容される位置よりも低位置、かつ前記内嚢部材20と所定の距離を隔てた位置に、融解水排出部22より排出された融解水31を収容する融解水収容部14を有する構成とされるので、嚢内部に氷を収容して使用者の首回りに装着することで、使用者の首回りを冷却することができる氷嚢を提供できるようになる。
すなわち、上述した一の実施形態に係る氷嚢100によれば、内嚢部材20の内部に収容される氷30と、氷30が融解したことによる融解水31とが所定の距離を隔てた位置に収容される構成とされるので、氷水を用いる従来の氷嚢に比べて氷が溶けにくく、長時間使用者の首回りを冷却することができるようになる。また、融解水収容部14には、氷30が融解したことによる融解水31が順次収容され、融解水収容部14の内部は冷却された状態となるため、融解水収容部を利用して使用者の首回りを冷却することができるようになる。
また、上述した一の実施形態では、前記内嚢部材20に前記氷30を充填するための氷充填口11と、前記氷充填口11を閉塞するための閉塞部12とを備え、外嚢10は、防水性を有する材質で形成され、外嚢10は、氷嚢100が装着状態であるときに、使用者40の首回りに密着するように円弧状に湾曲し、内嚢部材20は、氷嚢100が装着状態であるときに、使用者40の首筋部分に位置し、融解水収容部14は、外嚢10の両端部である構成とされるので、氷嚢を使用者の首回りに密着させて使用することができ、氷嚢による首回りの冷却効果をより高めることができるようになる。また、外出先でも比較的容易に入手することができる氷を用いる構成とされるので、外出先でも首回りを長時間冷却することができるようになる。
なお、上述した一の実施形態では特に言及していないが、内嚢部材20は、外嚢10のから取り外し可能な構成とされ、かつ外嚢10には、内嚢部材20を一または複数収容可能な複数の内嚢部材収容部が備えられる構成とされてもよい。これにより、使用者は、首筋以外にも、冷却を要する部位に合わせて内嚢部材の位置を変更することができるようになる。
また、上述した一の実施形態では、融解水排出部22は、網目状のネットである構成とされるので、氷が収容される内嚢部材から、氷が融解したことによる融解水をスムーズに排出することができ、氷水を用いる従来の氷嚢に比べて氷が溶けにくく、長時間使用者の首回りを冷却することができるようになる。
また、上述した一の実施形態では特に言及していないが、図4及び図5に示すように、内嚢部材20と、外嚢10とのうち少なくとも一方は、伸縮性を有する材質で形成される構成とされてもよい。このような構成とされることで、氷嚢が装着状態であるときに、内嚢部材および外嚢を使用者の首筋部に密着させて位置させることができるようになり、冷却効果をさらに高めることができるようになる。
また、上述した一の実施形態では、氷嚢100が装着状態であるときに、外嚢10を使用者40の首周りに固定する固定具13を有する構成とされるので、氷嚢を使用者の首回りに密着させて使用することができ、氷嚢による首回りの冷却効果をより高めることができるようになる。また、例えば、歩行時やスポーツ時などの動きを伴う場合においても、氷嚢を使用者の首回りに固定することができ、安定した状態で使用者の首回りを冷却することができるようになる。
図8は、本発明の他の実施形態に係る本発明の氷嚢200について説明するためのものである。なお、図3及び図4を用いて説明した部材と同一または類似する部材については、同一符号を付して説明を省略することがある。
外嚢110は、図8に示すように、融解水収容部14から融解水31を抽出する融解水抽出部15a及び15bを備える構成とされてもよい。このような構成とされることにより、融解水を適宜、外嚢の外部に排出することができ、氷嚢の冷却効果を高めることができるようになる。また、氷嚢の重量を小さくし、使用者の装着時の負担を低減することができるようになる。
また、内嚢部材120は、図8に示すように、融解水排出部122として内嚢部材120の下部を網目状のネットで形成し、また、内嚢部材120の上部を断熱性を備えるポリエチレン素材で形成する構成とされてもよい。このような構成とされることにより、内嚢部材の断熱性を高めることができるようになる。また、融解水の排出をすることができるので、さらに長時間、使用者の首回りを冷却することができるようになる。
また、氷充填口111は、図8に示すように、内嚢部材120に備えられる構成とされてもよい。このような構成とされる場合においても、氷充填口111と、閉塞部112とが備えられる位置、および大きさは、特に限定されない。
本発明は、使用者の首回りを冷却するのに有用である。
10,110 外嚢
11,111 氷充填口
12,112 閉塞部
13,13a,13b 固定具
14,14a,14b 融解水収容部
15a,15b 融解水抽出部
20,120 内嚢部材
21,21a,21b 内嚢部材連結部
22,122 融解水排出部
30 氷
31 融解水
40 使用者
100,200 氷嚢

Claims (4)

  1. 嚢内部に氷を収容して使用者の首回りに装着することで、当該使用者の首回りを冷却する氷嚢であって、
    氷を収容する内嚢部材と、
    前記内嚢部材を内部に収容する外嚢と、
    前記外嚢の内部に前記内嚢部材取り付けるための内嚢部材連結部とを備え、
    前記内嚢部材は、前記氷嚢が装着状態であるときに、収容されている氷が融解したことによる融解水を前記内嚢部材の外部に排出する融解水排出部を有し、
    前記外嚢は、前記氷嚢が装着状態であるときに、前記内嚢部材が収容される位置よりも低位置、かつ前記内嚢部材と所定の距離を隔てた位置に、前記融解水排出部より排出された融解水を収容する融解水収容部を有する
    ことを特徴とする氷嚢。
  2. 前記内嚢部材に前記氷を充填するための氷充填口と、
    前記氷充填口を閉塞するための閉塞部とを備え、
    前記外嚢は、防水性を有する材質で形成され、
    前記外嚢は、前記氷嚢が装着状態であるときに、前記使用者の首回りに密着するように円弧状に湾曲し、
    前記内嚢部材は、前記氷嚢が装着状態であるときに、前記使用者の首筋部分に位置し、
    前記融解水収容部は、前記外嚢の両端部である
    請求項1記載の氷嚢。
  3. 前記融解水排出部は、網目状のネットである
    請求項1または請求項2に記載の氷嚢。
  4. 前記外嚢は、前記氷嚢が装着状態であるときに、前記外嚢を前記使用者の首周りに固定する固定具を有する
    請求項1から請求項3のうち何れかに記載の氷嚢。
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