JP6261796B1 - 皿及び皿搬送コンベア - Google Patents

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Abstract

【課題】複数枚の皿をコンパクトに安定して積み重ねることができる皿を提供する。【解決手段】皿1は、食品が載置される中央部13と、中央部13の周囲に位置する周縁部14とを有する皿状の本体部11と、本体部11の下面であって、中央部13の外周に対応する位置に設けられる環状の高台部12とを備えている。本体部11は、高台部12内に入り込む環状溝15を備え、環状溝15は、溝幅が溝底16から溝開口17に向けて広がる形状を呈し、溝開口17の溝幅L1が前記高台部12の下端部の幅L2より大きく設定されている。【選択図】図2

Description

本発明は、皿及び皿搬送コンベア装置に関し、詳しくは、積み重ねたときに、倒れにくく嵩張らない皿及びその皿を搬送する皿搬送コンベアに関するものである。
回転寿司店においては、厨房及び客席間を通過する循環型の皿搬送コンベアが設けられている。厨房では、調理人は調理した寿司を皿に載せ、その皿を皿搬送コンベアに載せる。客は、皿搬送コンベアにより運ばれてきた皿から好みの寿司が載っている皿を取り、皿に載っている寿司を食す。
厨房では、皿は調理人の周りに積み重ねられて保管され、調理人が上から一枚ずつ取り出して使用している。また、客席では、客は寿司を食べ終わった皿をテーブル上に積み重ねておき、食事の終了後に、店員が皿の枚数を数えたり、皿に取り付けられたICチップ等を読み取り器で読み取ることで会計が行われる。
回転寿司店で使用されている皿として、例えば特許文献1に記載のものが提案されている。特許文献1に記載の皿は、皿状の本体部と、本体部の下面に設けられた高台部とを備えている。本体部と高台部はプラスチック材料により形成される。
特開2014−104271号公報
しかし、特許文献1に記載の皿は、上側の皿の高台部が下側の皿の本体部の上面に載せられた状態で積み重ねられるため、上下方向に嵩張るという問題がある。100席程度の客席を有する回転寿司店では、平均1200枚の皿を必要とし、皿の保管に広いスペースが必要となる。また、客席においても、一回の食事で客一人が使用する皿の枚数は7枚程度であり、7枚の皿を積み重ねるとその高さは14cm近くになり、テーブルの上で嵩張って邪魔になる。
さらに、皿の高台部及び本体部はプラスチック材料で作成されているので、上側の皿の高台部の下面と下側の皿の本体部の上面と間の摩擦力が小さく、滑りやすい。このため、店員が皿をテーブル上から片付ける際や、客がテーブル上の皿に接触した際に、積み重ねた皿が崩れやすいという問題がある。
本発明は、上記した課題に着目してなされたものであり、複数枚の皿を積み重ねたときに、嵩張らず、崩れにくい皿及びこの皿の搬送に適した皿搬送コンベアを提供することを目的とする。
この発明による皿は、食品が載置される中央部と、前記中央部の周囲に位置する周縁部とを有する皿状の本体部と、前記本体部の下面であって、前記中央部の外周に対応する位置に設けられる環状の高台部とを備えている。前記本体部は、前記高台部内に入り込む環状溝を備え、前記環状溝は、溝幅が溝底から溝開口に向けて広がる形状を呈し、溝開口の溝幅が前記高台部の下端部の厚みより大きく設定されている。
複数枚の皿を積み重ねる際に、上側の皿の高台部を下側の皿の環状溝に差し込むことで、嵩張らず、崩れにくくなり、複数枚の皿をコンパクトに安定して積み重ねることができる。
また、上側の皿の高台部が下側の皿の環状溝に差し込まれて、上側の皿の高台部の下端部が下側の皿の環状溝の溝壁に当接したとき、上側の皿の周縁部と下側の皿の周縁部との間に隙間が生じる。この隙間に指を入れて上側の皿の周縁部を摘むことで、上側の皿を容易に取り出すことができる。
さらに、皿の中央部上に載置した食品に醤油などの液体調味料をかけた際には、余分な液体調味料が環状溝に落ちるため、液体調味料が皿からこぼれるのを防ぐことができる。
この発明の好ましい実施態様においては、前記環状溝は、相対する内外の溝壁のうち、内側の溝壁の傾きが外側の溝壁の傾きより大きく設定されている。
上記の構成によれば、上側の皿の高台部の下端部を下側の皿の環状溝に差し込むと、上側の皿の高台部が外側の溝壁と当接し、上側の皿の周縁部と下側の皿の周縁部との間に隙間が生じる。外側の溝壁の傾きを調整することで、上側の皿の周縁部と下側の皿の周縁部との間の隙間の大きさを調整することができる。
好ましい実施態様においては、前記環状溝の外側の溝壁には、前記溝底と前記溝開口との間に段差が設けられる。
上側の皿の高台部の下端部を下側の皿の環状溝に差し込むと、上側の皿の高台部が、外側の溝壁と段差の部分に当接し、上側の皿の高台部と内側の溝壁との間には隙間が生じる。段差の上下方向の位置を調整することで、上側及び下側の皿の周縁部の間の隙間の大きさを調整することができる。
また、複数枚の皿が重ねられた状態において、最下段の皿の周縁部の下面を指先で支え、最上段の皿の周縁部の上面を指先で下方へ押すと、各皿の段差部分が支点となって各皿が傾き、指先で押された側の上下の皿の周縁部が近付き、皿の中心を挟んで反対側の上下の皿の周縁部が離れるので、皿の枚数を容易に数えることができる。
この発明の好ましい実施態様においては、前記本体部と前記高台部とは、一連一体に形成されている。
皿の本体部と前記高台部とを、例えば圧空成形又は真空成形により一連一体に成形することで、薄肉の皿を製造することができ、皿を積み重ねたときに嵩張らずコンパクトになる。また、製造も容易である。
さらに、上記の形成方法により、皿一枚当たりの製造コストを抑えることができるため、回転寿司店においては、皿を使い捨てにする、すなわち、皿を寿司の提供に使用した後に処分することが可能になる。従来の回転寿司店においては、皿は使用後に洗浄され、再度寿司の提供に使用されるため、多数の皿の洗浄に要する水道代や人件費などのコストがかさんでいたが、本発明の皿を使い捨てにすることで、水道代や人件費などのコストを削減することができる。
この発明の好ましい実施態様においては、前記中央部は、中心部が周辺部より低い湾曲面を有する。
湾曲面に食品、特に寿司を載置することで、寿司は安定して中央部に載置される。
また、湾曲面に醤油等の液体調味料を溜めることができるので、液体調味料用の皿として用いることができる。
上記の皿を搬送する本発明による皿搬送コンベアは、前記皿の搬送路に沿って連なる複数のプレートを備え、何れかのプレートの上面に前記皿の高台部と当接して前記皿をプレート上に定位させる滑り止めが設けられている。
上記の皿を薄肉かつ軽量に成形した場合、皿の搬送中に皿搬送コンベアの両側のガイド壁に皿の周縁部が当たると、プレート上で皿が滑り、連なって搬送された皿同士が重なったり、皿搬送コンベアのコーナー部分においては皿がガイド壁に乗り上げたりするなど、皿が良好に搬送されないことがある。
上記の構成によれば、プレートの上面に設けられた滑り止めにより、皿の滑りが規制されるため、皿はプレート上に定置され良好に搬送される。
前記滑り止めは、前記プレートの上面に突出し高台部の外形に沿う湾曲する突条により構成されていることが好ましい。
上記の構成によれば、プレートの突条が皿の高台部の外形に沿って当接するため、プレート上での皿の滑りが阻止され、皿を確実に搬送することが可能である。
本発明の皿によれば、複数枚の皿を積み重ねる際に、上側の皿の高台部を下側の皿の環状溝に差し込むことで、嵩張らず、崩れにくくなり、複数枚の皿をコンパクトに安定して積み重ねることができる。また本発明の皿搬送コンベアによれば、皿をプレート上に定置して良好に搬送することができる。
本発明の第1実施形態に係る皿の斜視図である。 皿搬送コンベア上に載せられた皿の縦断面図である。 高台部を拡大して示す断面図である。 複数枚積み重ねた状態の皿を示す断面図である。 2枚の皿を積み重ねた状態を示す高台部の拡大断面図である。 押圧により上の皿が傾いた状態を示す断面図である。 図6の高台部を拡大して示す断面図である。 高台部の他の例を示す断面図である。 高台部の他の例を示す断面図である。 皿の他の例を示す斜視図である。 皿及び皿搬送コンベアの斜視図である。 図11の底面図である。 他の実施形態に係る皿搬送コンベアの斜視図である。 図13の底面図である。 滑り止めの他の例を示す斜視図である。
本発明の実施形態を図面を参照して説明する。図1は本発明の第1実施形態に係る皿1の斜視図、図2は皿搬送コンベア22上に載せられた皿1の断面図、図3は高台部12の拡大断面図である。
皿1は、回転寿司店で客に寿司などの食品(飲料品を含む)を提供するために使用される。図1、図2に示すように、皿1は、皿状の本体部11を備え、本体部11は、食品が載置される円形状の中央部13と、中央部13の周囲に位置する周縁部14とを有している。皿1は、本体部11の下面であって、中央部13の外周に対応する位置に環状の高台
部12を備えている。本体部11は、高台部12内に入り込む環状溝15を有している。この実施形態では、高台部12は、本体部11の中央部13の周縁を全周に亘って下方に延出させ、かつ上方へ折り返すことにより略U字状に形成されている。高台部12の上端縁は周縁部14に連なっている。高台部12の内側の空間は環状溝15を構成している。
本実施形態においては、中央部13、周縁部14、高台部12、環状溝15の平面形状は円形であるが、四角形でもよく、多角形でもよい。また、各部において形状が異なっていてもよく、例えば、高台部12と環状溝15とが円形であり、中央部13と周縁部14とが多角形であってもよい。
皿1は、ポリスチレンなどのプラスチックを含む素材を用いて圧空成形又は真空成形により一連一体に形成されている。なお、皿1の素材及び成形方法は上記の例に限定されず、例えば、射出成形を用いてもよく、紙を含む素材であればプレス成形であってもよい。
環状溝15は、溝幅が溝底16から溝開口17に向けて広がる形状を呈し、溝開口17の溝幅L1が高台部12の下端部の厚みL2より大きい値に設定されている。高台部12の下端部の厚みL2は、図3において、溝底16に対応する高台部12の外形の幅を言う。
環状溝15は、相対する内外の溝壁18、19のうち、内側の溝壁18の鉛直方向に対する傾きα1が外側の溝壁19の鉛直方向に対する傾きα2より大きく設定されている。ここで、内側の溝壁18の鉛直方向に対する傾きα1とは、図3において、溝底16の中心点P1と溝開口17の内側の上端P2とを結ぶ直線の鉛直方向に対する傾きを意味する。外側の溝壁19の鉛直方向に対する傾きα2とは、図3において、溝底16の中心点P1と溝開口17の外側の上端P3とを結ぶ直線の鉛直方向に対する傾きを意味する。
環状溝15の外側の溝壁19には、溝底16と溝開口17との間に段差19a、19b(本実施形態では2箇所)が設けられている。また、環状溝15の内側の溝壁18には、溝底16と溝開口17との間に段差18a(本実施形態では1箇所)が設けられている。
高台部12の外形は、環状溝15の形状と相似形状であり、高台部12の外壁には、環状溝15の外側の溝壁19の段差19a、19bに対応する位置に段差12a、12bが存在し、環状溝15の内側の溝壁18の段差18aに対応する位置に段差12cが存在する。
図2に示すように、本体部11の中央部13は、食品が載置可能な面積を有し、中心部が周辺部より低い湾曲面13aとなっている。周縁部14は、中央部13の高さに対して上方へ延出させたもので、上向きに凸となる湾曲状を呈する湾曲部14aと、湾曲部14aの先端縁を下方に向けて曲げて形成された端部14bとを有している。端部14bは、指で皿1を摘む際の引っ掛かりとなる。
図4は、上記の構成の皿1(1A〜1J)を複数枚積み重ねた状態を示す断面図であり、図5は2枚の皿1を積み重ねた状態を示す高台部12の拡大断面図である。図4、図5に示すように、上側の皿1Aの高台部12は下側の皿1Bの環状溝15に差し込まれている。
詳細には、図5において、下側の皿1Bの環状溝15の外側の溝壁19の上側の段差19aに、上側の皿1Aの高台部12の下側の段差12bが引っ掛かるように当接しており、上側の皿1Aの高台部12がさらに深く環状溝15内に進入するのを防いでいる。また、下側の皿1Bの環状溝15の内側の溝壁18と、上側の皿1Aの高台部12の外壁との
間には隙間Sが形成されている。
図6は、複数枚の皿1(図示例では2枚の皿1)が積み重ねられた状態において、下側(上段)の皿1Bの周縁部14の下面を指先で支持し、上側(上段)の皿1Aの周縁部14の上面を指先で下方へ押した状態を示しており、図7はその押圧側の高台部12を拡大して示している。最上段(上側)の皿1Aの周縁部14の上面に図中矢印Gの向きに力が加わると、下側の皿1Bの環状溝15の外側の溝壁19の上側の段差19aと、上側の皿1Aの高台部12の下側の段差12bとの当接点P4が支点となって上側の皿1Aが傾き、指先で押された側の周縁部14の上下の皿1A、1Bの周縁部14が近付き、皿1の中心を挟んで反対側の上下の皿1A、1Bの周縁部14が離れる。
このように、複数枚積み重ねられた皿1の周縁部14を押すことにより、上側の皿1Aを傾け、積み重ねた皿1A、1Bの反対側の周縁部14間を離すことができるので、皿1の枚数を容易に数えることができる。
図8、図9は高台部12の形状の他の例を示す。図8、図9には2枚の皿1が積み重ねられた状態の高台部12が拡大して示されている。外側の溝壁19の段差19a、19b、内側の溝壁18の段差18aの上下方向の位置及び形状が図1〜図7の実施形態と異なっている。段差19a、19bの上下方向の位置を調整することで、上側の皿1Aの高台部12が下側の皿1Bの環状溝15に差し込まれる深さを調整できる。
図10は皿1の他の例を示し、皿1の中央部13は図1の実施形態における湾曲面13aを有しておらず、上面が平坦面になっている。
上記実施形態の皿1によれば、複数枚の皿1を積み重ねる際に、上側の皿1Aの高台部12を下側の皿の環状溝15に差し込むことで、嵩張らず、崩れにくくなり、複数枚の皿1をコンパクトに安定して積み重ねることができる。
また、上側の皿1Aの高台部12が下側の皿1Bの環状溝15に差し込まれて、上側の皿1Aの高台部12が下側の皿1Bの環状溝15の溝壁に当接したとき、上側の皿1Aの周縁部14と下側の皿1Bの周縁部14との間に隙間が生じる。この隙間に指を入れて上側の皿1Aの周縁部14を摘むことで、上側の皿1A(最上段の皿1)を容易に取り出すことができる。
さらに、皿1の中央部13上に載置した食品に醤油などの液体調味料をかけた際には、余分な液体調味料が環状溝15に落ちるため、液体調味料が皿1からこぼれるのを防ぐことができる。
図11は、上記の実施形態の皿1を搬送する皿搬送コンベア2の斜視図であり、図12は皿1及び皿搬送コンベア2の底面図である。皿搬送コンベア2は、回転寿司店の厨房及び客席間を通過する循環型のものであり、図2に示されるように、対向するガイド壁21に挟まれるガイド溝22内に配置されている。皿搬送コンベア22は、多数のプレート23を、皿1の搬送路に沿って設けられた無端状のチェーンに回動可能に軸支させて連ねたクレセントコンベア(クレセントチェーン)である。各プレート23は、前端面23aが凸曲面、後端面23bが凹曲面に形成されており、前後のプレート23は、凹凸の曲面が嵌り合うように前後に連なっている。
何れかのプレート23の上面には、皿1の高台部12と当接して皿1をプレート23上に定位させる滑り止め24が設けられている。本実施形態においては、滑り止め24は、プレート23の上面に突出し皿1の高台部12の外形に沿う湾曲する突条である。プレート23は前端面23aが凸曲面であるのに対し、突条は後方に向けて凸となる湾曲形状で
ある。
なお、滑り止め24は必ずしも全てのプレート23に設けられる必要はない。本実施形態では、滑り止め24を有するプレート23と滑り止め24を有しないプレート23とが、皿1の搬送路に沿って交互に連ねられている。これにより、皿搬送コンベア2に並べられる全ての皿1は高台部12の外周面が滑り止め24に係止される。
皿搬送コンベア2のプレート23上に皿1を載置すると、皿1の高台部12とプレート23の上面との間の摩擦力により、皿1はプレート23上に載置された状態で搬送される。
皿1の搬送中に皿搬送コンベア2の両側に設けられるガイド壁21に皿1の周縁部14が当たり、プレート23上で皿1が滑ると、プレート23の上面に設けられた滑り止め24に皿1の高台部12が当接してそれ以上の滑りが規制されるため、皿1はプレート23上に定置され良好に搬送される。
図13は、他の実施形態に係る皿搬送コンベア22の斜視図である。図14は、図13に示される皿1及び皿搬送コンベア22の底面図(下側から見た図)である。
図13、図14において、図11、図12に示される各部に相当する部分には、それらの各部と同一の参照符号が付されている。また、以下では、その同一の参照符号が付された部分の説明を省略し、図13、図14に示される皿1および皿搬送コンベア22の構成について、図11、図12に示される構成との相違点のみを説明する。
図示例の皿搬送コンベア22では、1個おきのプレート23の上面に、滑り止め31が設けられている。滑り止め31は、プレート23の上面から突出し、皿1の搬送方向すなわちプレート23が移動する方向と直交する方向である幅方向に延びる略直線状の突条である。突条は、プレート23の後端面23b寄りに設けられている。
この皿搬送コンベア22では、滑り止め31が環状の高台部12に囲まれる空間内に位置するように、皿1が載置される。皿1の搬送中にプレート23上で皿1が滑ると、プレート23の上面に設けられた滑り止め31に皿1の高台部12が当接してそれ以上の滑りが規制されるため、皿1はプレート23上に定置され良好に搬送される。
滑り止め24、31は、上記の構成に限らず、例えば、図15に示すように、プレート23の上面に多数の突起41(突起41による凹凸)が形成された構成であってもよい。これにより、皿搬送コンベア22のプレート23の上面と皿1の高台部12との摩擦抵抗を高められる。
なお、プレート23の上面と高台部12との摩擦抵抗を高めるための構成は、プレート23の上面に突起41が形成された構成に限らず、高台部12および/またはプレート23の材質により、プレート23の上面と高台部12との摩擦抵抗が高められてもよい。また、図11、図12に示される構成と図15に示される構成との両方が採用されてもよいし、図13、図14に示される構成と図15に示される構成との両方が採用されてもよい。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない限りにおいて種々の変更が可能である。
1 皿
2 皿搬送コンベア
11 本体部
12 高台部
13 中央部
13a 湾曲面
14 周縁部
15 環状溝
16 溝底
17 溝開口
18 内側の溝壁
18a 段差
19 外側の溝壁
19a、19b 段差
23 プレート
24、31、41 滑り止め
L1 溝開口の溝幅
L2 高台部の下端部の厚み
α1、α2 内外の溝壁の傾き

Claims (6)

  1. 食品が載置される中央部と、前記中央部の周囲に位置する周縁部とを有する皿状の本体部と、
    前記本体部の下面であって、前記中央部の外周に対応する位置に設けられる環状の高台部とを備え、
    前記本体部は、前記高台部内に入り込む環状溝を備え、
    前記環状溝は、溝幅が溝底から溝開口に向けて広がる形状を呈し、前記溝開口の溝幅が前記高台部の下端部の厚みより大きく設定され、相対する内外の溝壁のうち、内側の溝壁の傾きが外側の溝壁の傾きより大きく設定されている皿。
  2. 前記環状溝の外側の溝壁には、前記溝底と前記溝開口との間に段差が設けられている請求項に記載の皿。
  3. 前記本体部と前記高台部とは、一連一体に形成されている請求項1に記載の皿。
  4. 前記中央部は、中心部が周辺部より低い湾曲面を有する請求項1に記載の皿。
  5. 請求項1からの何れかに記載の皿を搬送する皿搬送コンベアであって、
    前記皿の搬送路に沿って連なる複数のプレートを備え、何れかのプレートの上面に前記皿の高台部と当接して前記皿をプレート上に定位させる滑り止めが設けられている皿搬送コンベア。
  6. 前記滑り止めは、前記プレートの上面に突出し前記高台部の外形に沿う湾曲する突条により構成されている請求項に記載の皿搬送コンベア。
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