JP6275499B2 - 惣菜受け具、食品用容器 - Google Patents

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Description

本発明は、揚げ物や焼き物等の惣菜を弁当箱や皿等の食品用容器上で受けるための惣菜受け具に関し、特に惣菜から滲出する水分や油分を除去することで惣菜の良好な食感、風味を醸し出す上で好適な惣菜受け具、及びこれが設けられる食品用容器に関するものである。
近年における生活習慣の変化や食生活の多様化により、外食に依存する傾向が顕著化し、このため外食産業は常に注目されている。この外食産業は、例えばホテルやレストラン等の飲食店に来店した顧客が調理された飲食物をその店内で飲食する、いわゆる店内飲食型と、調理された飲食物を店外に持ち出して飲食するいわゆる店外飲食型とに大きく分類できる。特にこの店外飲食型は、弁当屋やコンビニエンスストア、スーパーマーケット等において販売される弁当以外に、例えば店内飲食型のサービスを展開する飲食店においても、顧客の希望によりテイクアウトを選択できる場合がある。また、店外飲食型は、飲食店において調理された飲食物をその従業員が店外に持ち出して顧客の自宅等に運ぶ、いわゆる出前(デリバリー)タイプもある。
このような様々な形態が展開される店外飲食型サービスでは、調理された飲食物としての惣菜を弁当箱や丼等を始めとした食品用容器に盛り付け、或いはデリバリータイプのピザ等の惣菜については紙製の受け具の上にこれを盛り付ける。そして、この食品用容器や受け具を介して、これに盛り付けた惣菜を店外へ運び出す。
ところで、店外飲食型サービスにおいて、例えばトンカツ、コロッケ、唐揚げ、天ぷら、ポテトフライ等のような揚げ物の惣菜、或いは焼肉、ステーキ、ピザ、焼き魚等を始めとした焼き物の惣菜を食品用容器や受け具に盛り付けたとき、当該惣菜から滲み出した水分や油分がその底部に溜まってしまう。そして、この食品用容器等の底部に溜まった水分や油分が惣菜に戻ってしまうと、惣菜そのものにベタ付きが生じ、油まみれになってしまうことから、食感や風味が著しく低下してしまう。このため、近年における店外飲食型サービスにおいては、食品用容器や受け具に盛り付ける揚げ物や焼き物等の惣菜について、滲み出す油分や水分を効率的に吸い取り、当該油分や水分が惣菜側に戻るのを防止する研究が数多く行われている。
従来においては、惣菜の油分や水分を効率的に吸い取るため、食品用容器等における惣菜収容スペースに、吸水性に優れたクレープ紙を敷き、その上に惣菜を載置していた。これにより、確かに惣菜から滲み出す油分や水分はクレープ紙に吸い取られるが、平面状に展開したクレープ紙と惣菜との接触面積が大きいため、結果として一度クレープ紙により吸い取られた油分や水分が再度惣菜側に戻ってしまうという問題点があった。
また、従来においては、テイクアウト用の食品用容器に盛り付ける惣菜について良好な油きりを実現するための技術が開示されている(例えば、特許文献1参照。)。この特許文献1の開示技術では、紙製の揚げ物載置板について千鳥状の切れ込みを複数設け、さらにその千鳥状の切れ込みを起立させるような構成とし、その上に揚げ物を載置する構成としている。しかしながら、当該構成により揚げ物の油切りを実現できたとしても、食品用容器の運搬時における揺れが生じた場合に、揚げ物載置板が動いてしまう場合があり、揚げ物を常に安定した状態で載置させることができないという問題点があった。また、揚げ物載置板と揚げ物との接触面積がまだ大きいこともあり、一度揚げ物載置板により吸い取った油分が揚げ物に多少戻ってしまうという問題点もあった。
また、特許文献2には、吸油性の紙類を山部と谷部とが連続する蛇腹状に構成し、その山部の稜線上に揚げ物を載置する揚げ物類受け具が開示されている。この特許文献2の開示技術によれば、山部と谷部の形状やサイズを最適に設計することで、揚げ物類から滲出した油分が再び揚げ物類に付着するのを防止することを期待した技術である。
しかしながら、この特許文献2の開示技術では確かに山部の稜線上に載置した揚げ物類の油分を除去し、また一度除去した油分が揚げ物類へ戻るのを防止できるが、あくまで店内飲食型サービスにおいて顧客に提供する揚げ物の油分除去のみに着目した技術であり、テイクアウト用の食品用容器への適用を視野に入れた技術ではない。このため、食品用容器の運搬時における揺れが生じた場合に、揚げ物類受け具が動いたりし、ひいては揚げ物を常に安定した状態で載置させることができないという問題点があった。
特開2013−107695号公報 特開平11−137456号公報
そこで本発明は、上述した問題点に鑑みて案出されたものであり、その目的とするところは、テイクアウト用の食品用容器に盛り付ける惣菜について油分及び水分を好適に除去しつつ、惣菜への油分及び水分の戻りを抑制することで食感や風味を向上させることができ、しかも運搬時における揺れが生じる可能性がある食品用容器に対して安定した状態で装着可能な惣菜受け具、及びこれが設けられる食品用容器を提供することにある。
本発明者らは、上述した課題を解決するために、凸状のリブが間隔をおいて複数本形成された基体の上に、一枚の紙材又は不織布を山折りした山部がリブの形成間隔に応じて複数形成されてなる惣菜用敷材を被せ、当該各山部の山折り線を介して互いに屈曲された各側斜面部の間に上記基体における上記リブをそれぞれ挟持させた惣菜受け具を発明した。
請求項1記載の惣菜受け具は、凸状のリブが間隔をおいて複数本形成された基体と、一枚の紙材又は不織布を山折りした山部が上記リブの形成間隔に応じて複数形成され、当該各山部の山折り線を介して互いに屈曲された各側斜面部の間に上記基体における上記リブをそれぞれ挟持させた惣菜用敷材とを備え、上記基体は、上記各リブの両脇にその長手方向に沿って溝部が形成され、上記惣菜用敷材は、隣接する山部間に平面部が形成されるように上記紙材又は上記不織布が折り曲げられてなり、上記平面部の少なくとも一部が上記基体上に載置され、上記側斜面部から上記平面部に向けた折曲げ線が、上記基体におけるリブから溝に連続する側斜面上に当接されることを特徴とする。
請求項2記載の惣菜受け具は、請求項1記載の発明において、上記惣菜用敷材は、2つの高い山部の間に、上記高い山部より低い山部を形成していることを特徴とする。
請求項3記載の惣菜受け具は、請求項2記載の発明において、上記高い山部における上記各側斜面部間で形成される角度は、11〜25°であり、上記低い山部における上記各側斜面部間で形成される角度は、14〜38°であることを特徴とする。
請求項4記載の惣菜受け具は、請求項3記載の発明において、上記惣菜用敷材は、隣接する山部間が平面部となるように上記紙材又は上記不織布が折り曲げられてなり、上記高い山部は、上記平面部に向けた折曲げ線から上記山折り線までの長さが10〜20mmであり、上記低い山部は、上記平面部に向けた折曲げ線から上記山折り線までの長さが6〜16mmであることを特徴とする。
請求項記載の惣菜受け具は、請求項1〜のうち何れか1項記載の発明において、上記基体は、上記リブの長手方向と略直交する方向の端縁から上方に立ち上がる周壁と、上記周壁から内側に向けて突設された突設体とを有し、上記惣菜用敷材は、上記山折り線と略直交する方向の端縁が上記突設体の下部に係止されてなることを特徴とする。
請求項記載の惣菜受け具は、請求項1〜のうち何れか1項記載の発明において、上記山部は、その各側斜面部により挟持させた上記リブを介して略鉛直方向に配向されてなることを特徴とする。
請求項記載の食品用容器は、少なくとも惣菜を収納するための収納部を有する食品用容器において、上記収納部には請求項1〜のうち何れか1項記載の惣菜受け具が設けられていることを特徴とする。
上述した構成からなる本発明によれば載置された惣菜に含まれる水分及び油分を紙材又は不織布で構成されている山部を介して吸収することができ、しかも惣菜と山部との接触箇所数を極力少なくすることで、一度吸収した水分及び油分が惣菜へ戻るのを防止することができる。その結果、惣菜6の食感や風味をより向上させることが可能となる。
また山部は、リブに係止されるものであるため、山部がリブから離間し、或いはズレてしまうのを防止できる。このため、山折り線上に載置される惣菜に疵が付着するのを防止することができる。
また、リブにより支持された山部の頂部(山折り線)への配向方向を略鉛直方向に向けることで、これに載置させる惣菜の重力をよりバランスよく担うことができる。また山部に惣菜を載置した際に、その惣菜の重力により山部が倒れてしまうのを防止できる。
本発明を適用した食品用容器の斜視図である。 食品用容器の収納部に適用される惣菜受け具の組立展開図を示している。 本発明を適用した惣菜受け具の斜視図である。 本発明を適用した惣菜受け具の断面図である。 本発明を適用した惣菜受け具における基体の平面図である。 本発明を適用した惣菜受け具の拡大断面図である。 紙材等を折り曲げることにより惣菜用敷材を形成する例について説明するための図である。 本発明を適用した惣菜受け具に適用される惣菜用敷材の平面図である。 本発明を適用した惣菜受け具に、惣菜としてトンカツを盛り付けた例を示す斜視図である。 惣菜の長片を高さの高い2つの山部上に載置する例を示す図である。 惣菜の短片を高さの高い山部と低い山部上に載置する例を示す図である。 山部に載置された惣菜に含まれる水分及び油分を吸収する例について説明するための図である。 本発明を適用した惣菜受け具の作用効果について説明するための図である。 本発明を適用した惣菜受け具の詳細なサイズについて説明するための図である。
以下、本発明を適用した惣菜受け具の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
本発明を適用した惣菜受け具は、図1に示す食品用容器1に適用される。この食品用容器1は、調理された飲食物を店外に持ち出して飲食する、いわゆる店外飲食型サービスにおいて、その調理された飲食物としての惣菜を盛り付けるための容器である。即ち、食品用容器1は、例えば弁当屋やコンビニエンスストア、スーパーマーケット等において販売される弁当の弁当箱として、或いは店内飲食型の飲食店においてテイクアウト用の惣菜を詰めるための容器として、更にはいわゆる出前(デリバリー)サービスを展開する飲食店において顧客に運搬する惣菜を盛り付けるための容器等に使用される。
食品用容器1は、食品が収納される複数個の収納部14−1、14−2、・・14−nを有していている。これら各収納部14−1、14−2、・・14−nに調理済の食品を収納する際には、例えば、ご飯類やサラダ類、更には惣菜類、デザート類等に分類した上で、これら各類を互いに異なる収納部14−1、14−2、・・14−nに収納する。各収納部14は、それぞれ底面15−1、15−2、・・・、15−nと、この底面15の端縁から上方に立ち上がる周壁16とを有している。この周壁16を介して、各収納部14に収納されたご飯類やサラダ類、更には惣菜類等が互いに隔てられることとなる。食品用容器1は、これを閉蓋するための図示しない蓋部が設けられる場合もある。
ここで、惣菜類が収納される収納部14が収納部14−1であるものと仮定した場合に、本発明を適用した惣菜受け具2は、この収納部14−1に対して適用される。但し、必要に応じて惣菜類以外が収納される他の収納部14に適用されるものであってもよい。
図2は、この収納部14−1に適用される惣菜受け具2の組立展開図を示している。また図3は惣菜受け具2の斜視図を、図4は惣菜受け具2の断面図を示している。
この惣菜受け具2は、収納部14−1に相当する基体4と、この基体4に対して上から被せることにより取り付けられる惣菜用敷材5とを有している。そして、この惣菜用敷材5の上に惣菜を載置させる構成としている。
基体4は、例えばポリ塩化ビニル、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエステル、ポリアミド、ポリカーボネート、エチレンビニルアルコール共重合体等の合成樹脂や、発泡スチロールなどの発泡材料等で構成されている。基体4は、通常の押出成形に加え、射出成形、圧縮成形、注型成形等、いかなる成形方法により形成されるものであってもよい。基体4は、平面部40と、当該平面部40から上方に突設された複数本の凸状のリブ41と、リブ41の両脇において平面部40よりも下方に向けて凹設された溝部42とを有している。図5は、基体4の平面図であり、その上下端には周壁16a、16bが、後述するリブ41の長手方向に向けて互いに対向するようにして形成されており、また基体4の左右端には、周壁16c、16dがリブ41の長手方向と直交するA方向に向けて互いに対向するように形成されている。
平面部40は、食品用容器1を例えばテーブル等に載置した場合において、これを構成する平面が略水平方向となるように形成される。平面部40は、平面視におけるその長手方向が、図5に示す基体4の平面図に示すように、周壁16aから周壁16bに至るまで延長されている。この平面部40は、周壁16aから周壁16bに至るまで上述した平面が絶え間なく連続する場合のみならず、断続的に平面が形成されるものであってもよい。換言すれば、この平面部40は、周壁16aから周壁16bに至るまで少なくとも一部においてその平面が形成されるものであればよい。また平面部40における長手方向と直交するA方向に向けた両脇には、溝部42が形成されている。
溝部42は、図4に示す断面図に示すように、平面部40から緩やかに下方に傾斜してなり、同様にリブ41から緩やかに下方に傾斜して構成される。また溝部42は、下方に向けて略円弧状に膨出するように構成されているが、この溝部42の断面形状については、リブ41から連続して緩やかに傾斜するものであれば、いかなる形状とされていてもよい。溝部42は、平面視において周壁16aから周壁16bに至るまで延長され、その幅は周壁16aから周壁16bに至るまでほぼ一定とされている。この基体4におけるA方向の端縁に形成される溝部42´は、その当該A方向端縁から周壁16c、16dが上方に立ち上がるようにして構成される。なお溝部42の構成は必須ではなく、仮に当該溝部42の構成を省略する場合には、平面部40から上方に向けて緩やかに立ち上げられてリブ41へ直接的に連続させる。
リブ41は、その両脇に構成された溝部42から緩やかに立ち上げられ、その高さは、溝部42及び平面部40よりも高くなるように構成されている。このリブ41は、平面視におけるその長手方向が図5に示すように周壁16aから周壁16bに至るまで延長され、その幅は周壁16aから周壁16bに至るまでほぼ一定とされている。このリブ41は、周壁16aから周壁16bに至るまで上述した平面が絶え間なく連続する場合のみならず、断続的に平面が形成されるものであってもよい。リブ41は、これを構成する樹脂材料等が押出成形や射出成形等で成形されるものであることから、その輪郭は何れも丸みを帯びた流線型状となっている。
図6は惣菜受け具2の拡大断面図を示している。リブ41は、上端41aと、上端41aから溝部42へ向けて緩やかに立ち下がる側斜面41bとを有している。その結果、リブ41の断面形状は、上方に進むにつれて縮径化された形状とされており、その縮径度合は、側斜面41bの傾斜角度に応じたものとなっている。側斜面41bは、少なくとも平面状で構成されるか、或いは曲面状で構成されてなり、仮にこれが曲面状で構成されている場合には、これに上から被せる惣菜用敷材5との取り付け性を考慮し、ほぼ平面に近い、大きな曲率半径で構成される。
本実施の形態では、リブ41の本数を3本で構成した場合を例にとり説明をしたが、これに限定されるものではなく、複数本であればいかなる本数で構成されていてもよい。また、この複数のリブ41同士は、その平面視における長手方向が互いに略平行となるように形成されていることが望ましい。また隣接するリブ41間の間隔についても、後述する本発明所期の効果を奏する上で必要な長さとなるように設計される。
周壁16c、16dは、A方向の端縁に形成される溝部42´から所定の角度を以って傾斜させた状態で立ち上げられる。この周壁16の傾斜角度は、上方に向かうにつれて収納部14全体が拡径されるように設定される。これにより、惣菜の収納容易性の向上に加え、惣菜用敷材5を上から被せることによる取り付け容易性を向上させることが可能となる。
周壁16c、16dには、当該各周壁16から内側に向けて突設体44が突設されている。この突設体44は、図5の平面図に示すように、リブ41の長手方向に向けて断続的に複数個に亘り設けられていてもよいし、当該長手方向に向けて延長されたリブ状で構成されていてもよい。この突設体44の高さは、平面部40の高さとの関係において設計される。この突設体44の下端は、平面部40の表面と略同一高さか、或いは当該平面部40の表面よりも若干高く位置するように設けられることが望ましい。
惣菜用敷材5は、一枚の紙材又は不織布を折り曲げることにより構成される。この惣菜用敷材5を紙材で構成する場合には、例えば吸水性、吸油性に優れたクレープ紙を使用するようにしてもよい。
この惣菜用敷材5は、例えば図7に示すような紙材等を、点線で示される山折り線52を山折りするとともに、二点鎖線で示される折曲げ線51を谷折りすることにより形成される。ちなみに、この山折り線52、折曲げ線51は、互いにほぼ平行とされている。その結果、惣菜用敷材5は、図8に示すその平面図、及び図2、4に示すように、山折り線52を頂部に形成させた複数の山部53、54が形成された状態となる。このとき、惣菜用敷材5は、A方向に間隔をおいて形成された2つの高い山部53と、この山部53の中間に形成され、山部53よりも高さの低い山部54とを有するように、山折り線52と折曲げ線51を設定するようにしてもよい。これら山部53、54の高さは、上述した形態に限定されるものではなく、互いの相対的高さはいかなるもので構成されていてもよい。
また隣接する山部53、54の間隔は、基体4に形成されたリブ41の間隔に応じたものとなっている。即ち、隣接する山部53、54間におけるその山折り線52の間隔は、隣接するリブ41間におけるA方向に向けた間隔とほぼ等しくなるように構成されている。
また各山部53は、折曲げ線52を介して山折りされることで、当該折曲げ線52を中心にして互いに折曲げ自在な2枚の側斜面部57が形成されることとなる。即ち、この折曲げ線52を中心に2枚の側斜面部57をあたかもヒンジ機構のように自在に折り曲げることで、特にこの惣菜用敷材5を基体4に取り付ける際において山部53における各側斜面部57間で形成される角度を自在にコントロールすることができる。同様に山部54は、折曲げ線52を介して山折りされることで、当該折曲げ線52を中心にして互いに折曲げ自在な2枚の側斜面部58が形成されることとなる。即ち、この折曲げ線52を中心に2枚の側斜面部58をあたかもヒンジ機構のように自在に折り曲げることで、特にこの惣菜用敷材5を基体4に取り付ける際において山部54における各側斜面部58間で形成される角度を自在にコントロールすることができる。
更に各山部53、54は、図2、8に示すように、上方に進むにつれて長手方向に少しずつ縮径化されていてもよい。これにより、惣菜用敷材5を実際に基体4に嵌めこむ際において、山部53、54が基体4の周壁16a〜16dに引っかかるのを防止することが可能となる。
また隣接する山部53、54間には平面部60が形成される。また山部53からA方向端部に向けて隣接するように平面部61が形成される。この平面部60、61は、各側斜面部57、58から折曲げ線51を介して形成されるものである。即ち、上述したように側斜面部57、58から谷折りとされる折曲げ線51が形成されることで、略水平方向の面が形成される平面部60、61に連続することとなる。
なお惣菜用敷材5は、山折り線52、折曲げ線51に相当するラインについて予め切れ込みや罫線を、連続的に又は断続的に導入するようにしてもよい。この切れ込みは、紙材等を貫通させるものであってもよいし、貫通させない程度の深さで設けられていてもよい。このような切れ込みを予め導入することにより、山折り線52、折曲げ線の折曲げ動作を容易に行うことができ、製造工程をより簡略化させることが可能となる。
また、惣菜用敷材5における各隅部63は、角部分を予め切除することによる面取りが施されていてもよい。これにより、惣菜用敷材5を実際に基体4に嵌めこむ際において、隅部63が基体4の周壁16a〜16dに引っかかるのを防止することができ、ひいてはこの惣菜用敷材5の嵌め込み容易性を向上させることが可能となる。
上述した惣菜用敷材5を基体4に被せて嵌め込む場合には、各山部53の山折り線52を介して互いに屈曲された各側斜面部57の間に、基体4におけるリブ41をそれぞれ挟持させる。同様に山部54の山折り線52を介して互いに屈曲された各側斜面部58の間に、基体4におけるリブ41を挟持させる。その結果、各山部53、54は、これを構成する各側斜面部57、58の少なくとも下端部がリブ41に係止されることになる。山部53、54がA方向に動こうとする力が作用した場合に、当該山部53、54を構成する各側斜面部57、58がリブ41を介して動きが抑制されることになり、より安定した状態で嵌め込みを実現することが可能となる。これに加えて山部53、54がリブ41により支持されることから、山部53、54の頂部(山折り線52)への配向方向を鉛直方向に揃えることが可能となる。更には、山部53、54の断面形状をほぼ二等辺三角形状となるように維持することが可能となる。
また、惣菜用敷材5を基体4に被せて嵌め込む際には、その平面部60、61が、基体4における平面部40上に載置されることとなる。このとき平面部60、61の一部は、平面部40からA方向に向けて溝部42側にはみ出してしまう。しかし、平面部60、61の少なくとも一部が基体4における平面部40に載置されることで、惣菜用敷材5そのものを、当該平面部40を介して安定的に支えることが可能となる。
また、惣菜用敷材5を基体4に被せて嵌め込む際には、図6に示すように、側斜面部57(58)と、平面部60(61)との間に形成される折曲げ線51が、ちょうどリブ41における側斜面41bに当接されることとなる。
ちなみに、基体4において溝部42を設けない構成を採用する場合には、平面部40からリブ41に向けて直接連続する形態となるが、惣菜用敷材5における折曲げ線51は、その平面部40からリブ41に至る箇所に当接させることとなる。しかしながら、このような溝部42を設けない構成を採用する場合には、基体4が圧空成形や真空成形等 で成形されるものであるところ、図6の点線に示すように平面部40からリブ41に至る境界の輪郭91´は何れも丸みを帯びた流線型状となってしまう。その結果、実線で示す溝部42を設けた例と比較して、惣菜用敷材5における折曲げ線51の当接位置の高さが高くなってしまう。このような輪郭91´に対して、実際に惣菜用敷材5における折曲げ線51を当接させた場合には、その増加した高さの分だけ惣菜用敷材5が浮き上がってしまい、山部53、54の高さも高くなってしまう。
これに対して、基体4について、リブ41の両側に溝部42を形成していることにより、側斜面41bを上端41aから連続して緩やかに傾斜した平面又は曲率半径の大きい曲面で構成することが可能となる。このため、惣菜用敷材5における側斜面部57(58)は、リブ41の側斜面41bに沿わせるように当接させることができ、側斜面部57(58)と、平面部60(61)との間で折曲げ線51近傍が断面視で丸みを帯びることなく、当該折曲げ線51において屈曲させることが可能となる。特にその折曲げ線51には、惣菜6が載置された場合に応力が集中するが、これらは側斜面41bを介して支持することが可能となる。特に、この応力が集中する折曲げ線51を側斜面41bを介して支持することにより、山部53(54)の形状をより安定的に維持することが可能となる。また、惣菜用敷材5における折曲げ線51の当接位置の高さが高くなることも防止でき、惣菜用敷材5の浮き上がりを防止することができ、食品用容器1の高さをその分低く設計することが可能となる。
また惣菜用敷材5を基体4に被せて嵌め込む際には、図4に示すように、周壁16c、16dの間に当該惣菜用敷材5を挟持させるようにして嵌め込む。この嵌め込み時には、惣菜用敷材5のA方向の各端縁71が周壁16c、16dにほぼ当接されている状態となる。惣菜用敷材5は、山折り線52、折曲げ線51を介して折り曲げた上でこれをA方向に向けて収縮させて基体4に被せて嵌め込むため、逆にA方向に向けて伸張しようとする力が作用する。この惣菜用敷材5においてA方向に伸張しようとする力は、惣菜用敷材5のA方向の端縁71を介して周壁16c、16dに作用することになるが、当該周壁16c、16dによりこれら作用する力を押さえ込むことが可能となる。
また、惣菜用敷材5のA方向の各端縁71は、該各周壁16から内側に向けて突設された突設体44の下部に係止されるようにしてもよい。特に突設体44の下端は、平面部40の表面と略同一高さか、或いは当該平面部40の表面よりも若干高く位置するように設けられているため、平面部40上に載置される惣菜用敷材5の平面部61は、突設体44の下部に自然に係止させることができる。
実際に惣菜用敷材5のA方向の各端縁71を突設体44の下部に係止させる場合には、惣菜用敷材5を基体4上に載置した後、その端縁71近傍を上から下へ向けて押圧するようにしてもよい。これにより、惣菜用敷材5の端縁71が、突設体44の下部へ押し込まれて係止されることとなる。
惣菜用敷材5のA方向の各端縁71を突設体44の下部に係止させることにより、惣菜用敷材5が基体4からの抜け出しを防止することができ、また惣菜用敷材5のA方向へ向けたズレも防止することができる。その結果、本発明に係る惣菜受け具2を食品用容器1に適用する場合に、特に運搬時において惣菜用敷材5の基体4に対する抜け出しやズレをより強固に防ぐことが可能となる。
次に、本発明を適用した惣菜受け具2に対して実際に惣菜を載置した場合の作用について説明をする。
本発明を適用した惣菜受け具2に盛り付ける惣菜はいかなるものであってもよいが、例えばトンカツ、コロッケ、メンチカツ、唐揚げ、天ぷら、ポテトフライ等のような揚げ物の惣菜、或いは焼肉、ステーキ、ピザ、焼き魚等を始めとした焼き物の惣菜等、更には炒め物の惣菜も含まれる。
図9は、本発明を適用した惣菜受け具2に、惣菜6としてトンカツを盛り付けた例を示す斜視図である。惣菜6は、惣菜用敷材5における山部53、54における各頂部を構成する山折り線52上に載置される。惣菜6としてのトンカツは、通常複数片に切り分けられた上で惣菜受け具2上に盛り付けられる場合が多い。即ち、惣菜6は、長さが比較的に長い長片6aと、比較的に短い短片6bが混合している状態となる。上述したように山部53は、山部54よりも高さが高いため、長片6aを盛り付けた場合には、図10に示すように、山部53よりも高さの低い山部54には届かず、高さの高い2つの山部53のみに自然に載置されることとなる。
これに対して短片6bは、図11に示すように2つの山部53の間隔よりも長さが短いため、何れか一方の山部53と、低い山部54との上に載置されることとなる。このようにして2つの高い山部53の中間に低い山部54を配設することにより、惣菜6の長片6aと短片6bとをそれぞれ山部53と山部54との間で選択的に載置することが可能となり、またこれら長片6a、短片6bを支持する山部53、54の個数は何れも2つとすることが可能となる。
このようにして山部53(54)に載置された惣菜6は、図12に示すように、これに含まれる水分及び油分が、その山部53(54)を介して吸収される。山部53、54は、上述したように紙材又は不織布で構成されていることから、吸水性、吸油性に優れている。このため、載置された惣菜6内の水分及び油分は、山部53、54の頂部における山折り線52を介して伝っていき、山部53(54)内で吸収されることとなる。
そして、水分や油分が除去された惣菜6は、ベタ付き感が無くなり、サクサクとした歯ごたえのあるものとなる。その結果、惣菜6の食感や風味をより向上させることが可能となる。
また山部53(54)は、上述したようにリブ41に係止されるものであるため、山部53(54)がリブ41から離間し、或いはA方向に向けてズレてしまうのを防止でき、更には山部53、54の配向方向が図中矢印R方向へ変化してしまうのを防止することができる。このため、山折り線52上に載置される惣菜6が、これに接触する山折り線52がズレたり動いたりすることによる疵が付着するのを防止することができ、特に惣菜6がトンカツである場合には、その表面に形成されたコロモが脱離するのを防止できる。
なお惣菜6を安定した状態で支持するためには、1つの山部53(54)では困難であり、2つ以上の山部53(54)上に載置することで初めて実現可能となる。一方、3つ以上の山部53(54)を介して惣菜6を載置した場合には、惣菜6と山部53(54)との接触領域が多くなってしまうことから、一度山部53(54)により吸収した水分や油分が再度惣菜6に戻ってしまうケースが多くなり、上述した惣菜6のベタ付き感が残ってしまう。
これに対して、2つの山部53、54により惣菜6を載置することで、惣菜6と山部53、54との接触領域を極力少なくすることができる。このため、一度山部53、54により吸収した水分や油分が再度惣菜6に戻ってしまうのを防止することが可能となる。
このように、本発明では、惣菜6の安定した載置と、水分や油分の好適な除去性とを両立させる観点から、2つの山部53(54)上に惣菜6を載置することが望ましい。但し、この惣菜6を載置させる山部53(54)は2つである場合に限定されるものではなく、いかなる個数で載置するようにしてもよい。
また、山部53は、山部54と比較して高さがより高いため、2つの山部53のみに長片6aを載置することにより、長片6aを平面部60からより離間させることが可能となる。その結果、山部53上に載置された長片6aが多少撓んだり、或いは運搬時の揺れが生じた場合に、これが山部54や平面部60等に接触してしまうのを防止することができる。このため、長片6aと惣菜用敷材5との接触領域を、山部53の山折り線52のみに限定することができ、吸収した水分や油分が再度惣菜6に戻ってしまうのを極力防止することが可能となる。一方、この山部53をあまりに高くすると食品用容器1の高さをその分高くせざるを得なくなり、容器内部に無駄なスペースが形成されてしまうため、かかる点も考慮した上で山部53の高さが設定される。
また、2つの山部53の間隔は、山部54が配設される関係もあるために、より離間しており、しかも山部53は、山部54よりも高く設定されている。このため、図12に示すように断面視で、2つの山部53と、これら各山部53の山折り線52上に載置された惣菜6とにより形成される空間Pをより広くすることができる。この空間Pをより広く設定することで以下に示す効果がある。
長片6aを山部53に盛り付ける際には、揚げたての温かい状態の場合が多いため、長片6aから蒸気が蒸発する。この蒸気は図12に示すように空間P側に向けても蒸発することとなり、空間Pには蒸気が溜まることとなる。このとき、空間Pがより広く設定されていることで、空間P側に大量の蒸気を溜め込むことが可能となる。また、この広い空間Pに溜め込まれた蒸気は、当該空間Pを囲む山部53、54及び平面部60を構成する紙材又は不織布を介して吸収することが可能となる。
なお、短片6bを何れか一方の山部53と、山部54との間で載置させる場合においても、空間Qは空間Pと比較して若干小さくなるものの、短片6bのサイズが小さいことからその分発生する蒸気量も少なくなるため、上述と同様に空間Qに溜め込まれた蒸気を山部53、54及び平面部60を構成する紙材又は不織布を介して吸収することが可能となる。
また、リブ41により支持された山部53、54の頂部(山折り線52)への配向方向を略鉛直方向に向けることで、これに載置させる惣菜6の重力をよりバランスよく担うことができる。また山部53、54に惣菜6を載置した際に、その惣菜の重力により山部53、54が倒れてしまうのを防止できる。
更に本発明によれば、例えば図13に示すように山部53における山折り線52に惣菜6が載置された場合に、当該惣菜6による重力Gが負荷される。そして、この重力Gに基づいて、その山部53における各側斜面部57が互いに押し広げられようとする力Sが負荷されることとなる。このような力Sは平面部60aにも伝わることとなる。この平面部60aと、隣接する山部54との折曲げ線51bは、当該隣接する山部54により挟持されているリブ41bに当接されている。平面部60に伝達した力Sは、折曲げ線51bを介してリブ41bに作用することとなるが、リブ41bが当該力Sに対抗することができる。その結果、リブ41bが力Sを抑え込むように作用させることが可能となり、惣菜用敷材4を安定した状態で保持することが可能となる。
なお、本発明を適用した惣菜受け具2は、店外飲食型サービスにおいて、その調理された食品を盛り付けるための食品用容器1にのみ適用される場合に限定されるものではなく、例えば自家製の弁当を詰めるために使用する食品用容器1として具現化されるものであってもよい。また、本発明を適用した惣菜受け具2は、食品用容器1にのみ適用される場合に限定されるものではなく、惣菜受け具2単独で使用されるものであってもよい。この惣菜受け具2を単独で実施する場合には、例えば店内飲食型サービスにおいて顧客に対して、惣菜6を惣菜受け具2上に載置した上で提供することとなる。かかる場合において惣菜受け具2における基体4の周壁16の構成は省略するようにしてもよい。
以下、本発明を適用した惣菜受け具2について、惣菜6としてトンカツを盛り付ける場合の実施例について説明をする。
惣菜6を載置する上で、高い山部53における各側斜面部57間で形成される角度θは、11〜25°であり、低い山部54における各側斜面部58間で形成される角度φは、14〜38°とされている。
角度θが11°未満では、山部53における側斜面部57が先鋭化されすぎてしまい、また山部53の高さがその分高くなってしまうことから、食品用容器1の高さをその分高くせざるを得なくなり、容器内部に無駄なスペースが形成されてしまう。一方、角度θが25°を超える場合には、山部53の高さがその分低くなってしまい、これに載置される惣菜6が山部54や平面部60と近接することとなる。その結果、山部53上に載置された惣菜6が多少撓んだり、或いは運搬時の揺れが生じた場合に、当該惣菜6がこれら山部54や平面部60と接触してしまう虞がある。かかる場合には惣菜6と惣菜用敷材5との接触領域が多くなり、吸収した水分や油分が再度惣菜6に戻ってしまい、サクサクとした食感が失われる虞もある。このため、角度θは、11〜25°とされていることが望ましい。
低い山部54における角度φは、14°未満では、山部54における側斜面部57が先鋭化されすぎてしまい、また山部54の高さがその分高くなってしまう。このため、山部53上に載置された惣菜6が多少撓んだり、或いは運搬時の揺れが生じた場合に、当該惣菜6がこれら山部54や平面部60と接触してしまう虞がある。一方、角度φが38°を超える場合には、山部54の高さがその分低くなってしまい、これに載置される惣菜6が平面部60と接触してしまう虞がある。このため、角度φは、14〜38°とされていることが望ましい。
また、このような角度θ、φの条件の下で、山部53は、平面部60に向けた折曲げ線51から山折り線52までの長さL1が10〜20mmとされていることで、上述した容器内部に無駄なスペースが形成防止、惣菜6の山部54や平面部60との接触領域の増大をより強固に防止することが可能となる。同様にこのような角度θ、φの条件の下で、山部54は、山部54は、平面部60(61)に向けた折曲げ線51から山折り線52までの長さL2が6〜16mmとされていることにより、惣菜6の惣菜用敷材5との接触領域の増大をより強固に防止することが可能となる。
1 食品用容器
2 惣菜受け具
4 基体
5 惣菜用敷材
6 惣菜
6a 長片
6b 短片
14 収納部
15 底面
16 周壁
40 平面部
41 リブ
41a 上端
41b 側斜面
42 溝部
44 突設体
51 折曲げ線
52 山折り線
53、54 山部
57、58 側斜面部
60、61 平面部
63 隅部
71 端縁

Claims (7)

  1. 凸状のリブが間隔をおいて複数本形成された基体と、
    一枚の紙材又は不織布を山折りした山部が上記リブの形成間隔に応じて複数形成され、当該各山部の山折り線を介して互いに屈曲された各側斜面部の間に上記基体における上記リブをそれぞれ挟持させた惣菜用敷材とを備え
    上記基体は、上記各リブの両脇にその長手方向に沿って溝部が形成され、
    上記惣菜用敷材は、隣接する山部間に平面部が形成されるように上記紙材又は上記不織布が折り曲げられてなり、上記平面部の少なくとも一部が上記基体上に載置され、上記側斜面部から上記平面部に向けた折曲げ線が、上記基体におけるリブから溝に連続する側斜面上に当接されること
    を特徴とする惣菜受け具。
  2. 上記惣菜用敷材は、2つの高い山部の間に、上記高い山部より低い山部を形成していること
    を特徴とする請求項1記載の惣菜受け具。
  3. 上記高い山部における上記各側斜面部間で形成される角度は、11〜25°であり、
    上記低い山部における上記各側斜面部間で形成される角度は、14〜38°であること
    を特徴とする請求項2記載の惣菜受け具。
  4. 上記惣菜用敷材は、隣接する山部間が平面部となるように上記紙材又は上記不織布が折り曲げられてなり、
    上記高い山部は、上記平面部に向けた折曲げ線から上記山折り線までの長さが10〜20mmであり、
    上記低い山部は、上記平面部に向けた折曲げ線から上記山折り線までの長さが6〜16mmであること
    を特徴とする請求項3記載の惣菜受け具。
  5. 上記基体は、上記リブの長手方向と略直交する方向の端縁から上方に立ち上がる周壁と、上記周壁から内側に向けて突設された突設体とを有し、
    上記惣菜用敷材は、上記山折り線と略直交する方向の端縁が上記突設体の下部に係止されてなること
    を特徴とする請求項1〜のうち何れか1項記載の惣菜受け具。
  6. 上記山部は、その各側斜面部により挟持させた上記リブを介して略鉛直方向に配向されてなること
    を特徴とする請求項1〜のうち何れか1項記載の惣菜受け具。
  7. 少なくとも惣菜を収納するための収納部を有する食品用容器において、
    上記収納部には請求項1〜のうち何れか1項記載の惣菜受け具が設けられていること
    を特徴とする食品用容器。
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