JP6260809B2 - ディスプレイ装置、情報処理方法、及び、プログラム - Google Patents

ディスプレイ装置、情報処理方法、及び、プログラム Download PDF

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Description

本技術は、ディスプレイ装置、情報処理方法、及び、プログラムに関し、特に、その場にいないユーザ同士がメッセージをやりとりすることができるようにしたディスプレイ装置、情報処理方法、及び、プログラムに関する。
ユーザが自身の映像メッセージを記録媒体に記録して、相手に郵送する、いわゆるビデオレターが知られている。また、ビデオレターのように郵送することなく、インターネットに接続可能な環境であれば、映像メッセージを他の装置に配信することができる動画配信システムが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−78901号公報
しかしながら、従来の技術であると、映像メッセージを相手に送ることはできるが、映像メッセージは、送信元のユーザが送信先のユーザに対し、一方的に話しかけるものであるため、映像メッセージを再生しても、ユーザ同士が、インタラクティブなコミュニケーションをとることができない。そのため、その場にいないユーザ同士がメッセージをやりとりできるようにしたいという要求があった。
本技術はこのような状況に鑑みてなされたものであり、その場にいないユーザ同士がメッセージをやりとりすることができるようにするものである。
本技術の一側面のディスプレイ装置は、複数のユーザのうちの特定のユーザと同一の空間内に同時に存在しない他のユーザに対する前記特定のユーザからの通知であって、前記特定のユーザの映像を含む第1のメッセージを登録するメッセージ登録部と、前記第1のメッセージを、前記他のユーザの映像と重ね合わせて再生し、前記第1のメッセージに対する前記他のユーザからの応答であって、前記特定のユーザと前記他のユーザとが同時に存在している映像を含む第2のメッセージを再生するメッセージ再生部とを備え、前記第1のメッセージと前記第2のメッセージは、時系列で、繰り返しやり取りされるディスプレイ装置である。
前記第2のメッセージは、前記特定のユーザの映像と、前記他のユーザの映像とを重ね合わせた合成映像を含んでいる。
前記特定のユーザと、前記他のユーザとは、同一の空間内に、異なる時間帯に存在し、前記メッセージ再生部は、前記他のユーザに対し、前記第1のメッセージを再生し、前記メッセージ登録部は、前記他のユーザからの応答として、前記第1のメッセージが再生されている状態で、前記第2のメッセージを登録する。
前記合成映像において、前記特定のユーザの映像と、前記他のユーザの映像は、同一の空間内に存在している。
前記メッセージ登録部は、各ユーザの映像と、背景の映像とを分離して登録し、前記メッセージ再生部は、1つの背景の映像に対して、複数のユーザの映像が重ね合わされた前記合成映像を再生する。
空間内におけるユーザの位置を検出する位置検出部をさらに備え、前記メッセージ再生部は、ユーザの映像が、ユーザの検出位置に応じて調整された前記合成映像を再生する。
前記合成映像におけるユーザの映像は、ユーザの検出位置に応じて表示位置が調整されている。
前記合成映像におけるユーザの映像は、ユーザの検出位置に応じて透明度が調整されている。
前記合成映像におけるユーザの映像は、メッセージの登録時刻に応じて配置の順序が調整されている。
前記合成映像におけるユーザの映像は、ユーザによる設定に応じて配置の順序が調整されている。
前記メッセージ再生部は、複数のユーザの映像が重なる場合に、各ユーザの映像が重ならないように調整された前記合成映像を再生する。
本技術の一側面の情報処理方法又はプログラムは、上述した本技術の一側面のディスプレイ装置に対応する情報処理方法又はプログラムである。
本技術の一側面のディスプレイ装置、情報処理方法、及び、プログラムにおいては、複数のユーザのうちの特定のユーザと同一の空間内に同時に存在しない他のユーザに対する前記特定のユーザからの通知であって、前記特定のユーザの映像を含む第1のメッセージが登録され、前記第1のメッセージが、前記他のユーザの映像と重ね合わせて再生され、前記第1のメッセージに対する前記他のユーザからの応答であって、前記特定のユーザと前記他のユーザとが同時に存在している映像を含む第2のメッセージが再生され、前記第1のメッセージと前記第2のメッセージは、時系列で、繰り返しやり取りされる。
本技術の一側面によれば、その場にいないユーザ同士がメッセージをやりとりすることができる。
本技術を適用したディスプレイ装置の外観を示す図である。 本技術を適用したディスプレイ装置の内部構成を示す図である。 制御部の機能的構成例を示す図である。 記録部の詳細を示す図である。 メッセージ送受信処理を説明するフローチャートである。 メニュー画面選択時のディスプレイ装置の表示例を示す図である。 メッセージ送信処理の詳細を説明するフローチャートである。 映像メッセージ送信時のディスプレイ装置の表示例を示す図である。 メッセージ受信処理の詳細を説明するフローチャートである。 映像メッセージ受信時のディスプレイ装置の表示例を示す図である。 メッセージ返信処理の詳細を説明するフローチャートである。 映像メッセージ返信時のディスプレイ装置の表示例を示す図である。 返信用の映像メッセージの再生時のディスプレイ装置の表示例を示す図である。 メッセージデータベースの構成例を示す図である。 時系列で並べられた映像メッセージを示した図である。 空間内のユーザ位置を示した図である。 映像メッセージを時系列で示したタイミングチャートである。 ユーザの映像の重ね合わせの例を示す図である。 ユーザの表示位置の調整を説明する図である。 コンピュータの構成例を示す図である。
以下、図面を参照しながら本技術の実施の形態について説明する。
<ディスプレイ装置の構成>
(ディスプレイ装置の外観)
図1は、本技術を適用したディスプレイ装置の外観を示す図である。
図1に示すように、ディスプレイ装置10は、大画面を有する板状の筐体からなり、主な使用形態として、大画面が縦向きになるように設置されるか、あるいは壁に掛けられることが想定される。
ディスプレイ装置10は、タッチセンサと表示部とが一体化されたタッチパネルのほか、カメラ部やマイクロフォンを有している。これにより、ディスプレイ装置10は、あるユーザによるタッチパネル操作に従い、他のユーザに対する映像メッセージを登録(録画)して、他のユーザが、登録された映像メッセージを再生できるようにしている。
(ディスプレイ装置の内部構成)
図2は、本技術を適用したディスプレイ装置の内部構成を示す図である。
図2に示すように、図1のディスプレイ装置10は、制御部101、メモリ部102、操作部103、カメラ部104、マイクロフォン105、タッチパネル106、スピーカ107、記録部108、及び、通信部109から構成される。
制御部101は、ディスプレイ装置10の各部の動作を制御する。メモリ部102は、制御部101からの制御に従い、各種のデータを一時的に保持する。
操作部103は、ディスプレイ装置10に設けられたボタン等であり、ユーザの操作に応じて操作信号を制御部101に供給する。制御部101は、操作部103からの操作信号に応じて、各部の動作を制御する。
カメラ部104は、制御部101からの制御に従い、被写体の撮影を行う。カメラ部104は、撮影により得られる映像データを、制御部101に供給する。マイクロフォン105は、制御部101からの制御に従い、外部からの音声を音声データに変換して、制御部101に供給する。制御部101は、カメラ部104からの映像データと、マイクロフォン105からの音声データを関連付けて、映像メッセージとして記録部108に記録する。なお、ここでは、その詳細については述べないが、例えば、映像メッセージは、所定の圧縮方式に従って圧縮され、ファイルとして記録される。
タッチパネル106は、表示部151と、その画面上に重畳されるタッチセンサ152から構成される。表示部151は、液晶ディスプレイ(LCD:Liquid Crystal Display)等で構成され、制御部101からの制御に従い、各種の情報を表示する。また、タッチセンサ152は、ユーザによりタッチパネル106に対して行われる入力操作を、その操作が行われた場所のタッチパネル106上での位置とともに検出し、その検出信号を制御部101に供給する。制御部101は、タッチセンサ152からの検出信号に応じて、各部の動作を制御する。
なお、タッチパネル106では、例えば、静電容量方式や電磁誘導方式などの各種の検出方式を採用することができる。
スピーカ107は、制御部101からの制御に従い、音声データを音声に変換して、外部に出力する。記録部108は、例えばHDD(Hard Disk Drive)等から構成される。記録部108は、制御部101からの制御に従い、各種のデータを記録する。
通信部109は、制御部101からの制御に従い、ネットワークを介して他の電子機器や各種のサーバ(不図示)と通信を行う。
ディスプレイ装置10は、以上のように構成される。
(制御部の機能的構成例)
図3は、図2の制御部101の機能的構成例を示す図である。
図3に示すように、制御部101は、ユーザ検出部201、メッセージ登録部202、メッセージ再生部203、位置検出部204、及び、表示制御部205から構成される。
ユーザ検出部201は、カメラ部104からの映像データに対し、所定の画像処理を施すことで、ディスプレイ装置10の正面付近に存在するユーザを検出する。ユーザ検出部201は、ユーザの検出結果を、表示制御部205等に供給する。
メッセージ登録部202には、映像メッセージの登録時に、カメラ部104からの映像データと、マイクロフォンからの音声データが供給される。メッセージ登録部202は、映像データと音声データからなる映像メッセージを、記録部108に保持されたメッセージデータベース232(図4)に登録する。
ここで、図4に示すように、記録部108は、ユーザデータベース231と、メッセージデータベース232を保持している。ユーザデータベース231には、各ユーザに関するユーザ情報が格納されている。従って、ユーザデータベース231に格納されたユーザ情報を用いて、あるユーザによる他のユーザに対する映像メッセージを、メッセージデータベース232に登録(録画)することができる。なお、ユーザデータベース231には、例えば、ユーザ名や、ユーザの顔画像などのユーザ情報が格納されている。また、メッセージデータベース232には、映像メッセージのほか、例えば、送信元、送信先、送信日時、ユーザの位置情報などが格納されている。
図3の説明に戻り、メッセージ再生部203は、映像メッセージの再生時に、記録部108に保持されたメッセージデータベース232を参照して、映像メッセージを読み出す。メッセージ再生部203は、映像メッセージを構成するデータのうち、映像データを表示部151に供給し、音声データをスピーカ107に供給する。これにより、あるユーザによる他のユーザに対する映像メッセージが再生される。
位置検出部204は、カメラ部104からの映像データに対し、所定の画像処理を施すことで、空間内におけるユーザの3次元位置を検出し、その検出位置を検出対象のユーザに関連付けて、メッセージデータベース232に格納する。なお、画像処理を用いる方法に限らず、例えば、位置検出用のセンサを用いるなど、他の検出方法により3次元位置が検出されるようにしてもよい。
表示制御部205は、各種の画面を表示部151に表示させる。例えば、表示制御部205は、ユーザ検出部201からのユーザの検出結果に従い、メニュー画面を表示部151に表示される。
制御部101は、以上のように構成される。
<具体的な使用例>
次に、ディスプレイ装置10の使用方法について説明する。ここでは、その具体的な使用方法として、その場にいないユーザ同士が、ディスプレイ装置10を介して映像メッセージをやりとりする場面について説明する。また、この例では、説明を分かり易くするため、ある家の居間にディスプレイ装置10が設置され、その家に住んでいる家族が、家庭内で映像メッセージをやりとりする例について述べる。ただし、この家族は、父親、母親、3人の子供(2人の息子、1人の娘)の5人家族であるものとする。
(メッセージ送受信処理)
まず、図5のフローチャートを参照して、ディスプレイ装置10により実行されるメッセージ送受信処理を説明する。
ステップS11において、ディスプレイ装置10の起動が指示されたか否かが判定される。ディスプレイ装置10の起動が指示された場合には、処理は、ステップS12に進められる。
ステップS12において、ユーザ検出部201は、ユーザ検出処理を行う。このユーザ検出処理においては、カメラ部104からの映像データに、所定の画像処理が施され、ディスプレイ装置10の正面付近にユーザが存在する場合には、映像に含まれる被写体(ユーザ)が検出される。
なお、検出されたユーザの顔画像のデータをメモリ102に保持しておくことで、ユーザがタッチパネル操作の際にディスプレイ装置10に近接するなどして、フレームアウトしても、対象のユーザを認識し続けることができる。また、ユーザ検出部201は、ユーザデータベース231を参照して、検出されたユーザの顔画像と一致するユーザを特定する。これにより、ユーザ認証が行われ、検出されたユーザが誰であるのかが認識されるので、各ユーザに応じた処理を実行することができる。
ステップS13においては、ステップS12のユーザ検出処理によってユーザが検出されたか否かが判定される。ステップS13において、ユーザが検出されていないと判定された場合、処理はステップS12に戻り、ユーザが検出されるまで、ステップS12乃至S13の処理が繰り返される。
一方、ステップS13において、ユーザが検出されたと判定された場合、処理は、ステップS14に進められる。ステップS14において、表示制御部205は、検出されたユーザの映像とともに、メニュー画面を、表示部151に表示させる。
図6は、ユーザが検出されてから、メニュー画面が表示されるまでのディスプレイ装置10の表示例を図示している。図6Aは、ユーザが検出される前の表示状態を示している。ユーザが検出される前は、誰もいない状態の居間の映像が表示される。なお、ユーザが検出される前の映像は、ぼかした状態で表示される。
その後、例えば父親が居間に入ってきて、ディスプレイ装置10の正面に立った場合、ユーザとして父親が検出され、父親の映像が表示される。なお、このとき、父親の顔付近の領域以外の領域がぼかした状態で表示されるようにしてもよい。また、父親の映像には、メニュー画面251が重畳して表示される。メニュー画面251には、新規の映像メッセージの送信を行う際に選択される送信アイコン252、他のユーザからの映像メッセージの受信を行う際に選択される受信アイコン253、他のユーザからの映像メッセージに対する返信を行う際に選択される返信アイコン254が表示される。
図5のフローチャートに戻り、ステップS15においては、メニュー画面からメッセージの送信が選択されたか否かが判定される。ステップS15において、例えばメニュー画面251において送信アイコン252がタッチパネル操作され、メッセージの送信が選択されたと判定された場合、処理はステップS16に進められる。
ステップS16において、メッセージ登録部202は、メッセージ送信処理を実行する。メッセージ送信処理においては、例えば、父親がユーザとして検出された場合、父親から娘への新規の映像メッセージが登録(録画)される。この映像メッセージは、メッセージデータベース232に登録される。なお、メッセージ送信処理の詳細は、図7のフローチャートを参照して後述する。
メッセージ送信処理が終了すると、処理はステップS20に進められる。
ステップS15において、メッセージの送信が選択されていないと判定された場合、処理は、ステップS17に進められる。ステップS17においては、メニュー画面から映像メッセージの受信が選択されたか否かが判定される。ステップS17において、例えばメニュー画面251において受信アイコン253がタッチパネル操作され、メッセージの受信が選択されたと判定された場合、処理は、ステップS18に進められる。
ステップS18において、メッセージ再生部203は、メッセージ受信処理を実行する。メッセージ受信処理においては、例えば、父親がユーザとして検出された場合、事前に登録済みの娘から父親への映像メッセージが、メッセージデータベース232から読み出され、再生される。なお、メッセージ受信処理の詳細は、図9のフローチャートを参照して後述する。
メッセージ受信処理が終了すると、処理はステップS20に進められる。
ステップS17において、例えばメニュー画面において返信アイコン254がタッチパネル操作され、映像メッセージの受信が選択されていないと判定された場合、処理は、ステップS19に進められる。
ステップS19において、メッセージ登録部202は、メッセージ返信処理を実行する。メッセージ返信処理においては、例えば、娘からの映像メッセージを見た父親がユーザとして検出された場合、父親から娘への返信用の映像メッセージが登録(録画)される。この映像メッセージは、メッセージデータベース232に登録される。なお、メッセージ返信処理の詳細は、図11のフローチャートを参照して後述する。
なお、返信アイコン254は、ステップS18のメッセージ受信処理において、映像メッセージの再生が終了したときに表示されるようにしてもよく、その場合に返信アイコン254がタッチパネル操作され、メッセージ返信処理が実行されると、直前に再生した映像メッセージに対する返信用の映像メッセージが登録されることになる。
メッセージ返信処理が終了すると、処理はステップS20に進められる。
ステップS20においては、ユーザによって映像メッセージに関する他の操作が行われるかどうかが判定される。ステップS20において、他の操作が行われると判定された場合、処理は、ステップS14に戻り、それ以降の処理が繰り返される。一方、ステップS20において、他の操作が行われないと判定された場合、処理は、ステップS21に進められる。
ステップS21において、ディスプレイ装置10の終了が指示されたか否かが判定される。ステップS21において、ディスプレイ装置10の終了が指示されていないと判定された場合、処理は、ステップS12に戻り、それ以降の処理が繰り返される。そして、ステップS21において、ディスプレイ装置10の終了が指示された場合、図5のメッセージ送受信処理は終了する。
以上で、メッセージ送受信処理の説明を終了する。
(メッセージ送信処理)
次に、図7のフローチャートを参照して、図5のステップS16に対応するメッセージ送信処理の詳細について説明する。
ステップS61において、表示制御部205は、ユーザデータベース231を参照して、映像メッセージの送信先(宛先:他のユーザ)の選択画面を、表示部151に表示させる。これにより、ユーザは、送信先の選択画面から所望の送信先を、タッチパネル操作により選択することができる。
ステップS62においては、ユーザのタッチパネル操作により、映像メッセージの送信先が選択されたか否かが判定される。映像メッセージの送信先が選択されると、処理は、ステップS63に進められる。
ステップS63においては、映像メッセージの登録を開始するか否かが判定される。ステップS63において、映像メッセージの登録を開始すると判定された場合、処理は、ステップS64に進められる。
ステップS64において、位置検出部204は、例えば、映像データに対し、所定の画像処理を施すことで、空間内におけるユーザの3次元位置を検出し、その検出位置をメッセージデータベース232に登録する。
ステップS65において、メッセージ登録部202は、カメラ部104からの映像データと、マイクロフォン105からの音声データを、映像メッセージとしてメッセージデータベース232に登録する。
これにより、あるユーザによる他のユーザに対する映像メッセージが登録(録画)され、他のユーザは、その映像メッセージを再生することができるので、換言すれば、あるユーザから他のユーザに対し、映像メッセージが送信されたと言うことができる。
映像メッセージの登録が完了すると、処理は、図5のステップS16に戻り、それ以降の処理が実行される。
図8は、映像メッセージの送信時におけるディスプレイ装置10の表示例を示す図である。
図8Aに示すように、メニュー画面251から送信アイコン252が選択されると、ディスプレイ装置10の正面に立っている父親の映像に重畳して、送信先の選択画面261が表示される。ここでは、あらかじめ家族全員のユーザ情報を、ユーザデータベース231に登録しておくことで、ユーザ認証により特定された父親以外の母親と子供達の顔画像が選択画面261に表示される。そして、父親によるタッチパネル操作によって、選択画面261から娘の顔画像が選択されると、映像メッセージの送信先として娘が選択される。
このように、映像メッセージの送信先となるユーザの顔画像が表示されるので、映像メッセージの登録を行うユーザは、直感的に送信先を選択することができる。また、ここでは、送信先が1つだけ選択される例を説明するが、例えば、自分以外の家族全員を送信先として選択するなど、複数の送信先が選択されるようにしてもよい。
送信先が選択されると、例えば、図8Bに示すように、所定のカウントダウンが表示された後、映像メッセージの登録が開始される。これにより、図8Cに示すように、映像メッセージの登録(録画)が行われることになる。
例えば、父親が娘を送信先に選択して映像メッセージを送信する場合、父親は、ディスプレイ装置10の正面に立って、ジェスチャを交えながら、その空間内(居間)に同時に存在しない娘に話しかけることで、娘に対する映像メッセージが録画されることになる。その結果、メッセージデータベース232には、娘に対する映像メッセージのほか、送信元(父親)、送信先(娘)、送信日時、ユーザの位置情報(父親の立ち位置)などの情報が登録されることになる。
以上で、メッセージ送信処理の説明を終了する。
(メッセージ受信処理)
次に、図9のフローチャートを参照して、図5のステップS18に対応するメッセージ受信処理の詳細について説明する。
ステップS111において、表示制御部205は、メッセージデータベース232を参照して、ユーザが送信先(宛先)となっている映像メッセージの選択画面を、表示部151に表示させる。
ステップS112においては、ユーザのタッチパネル操作により、再生対象の映像メッセージが選択されたか否かが判定される。再生対象の映像メッセージが選択されると、処理は、ステップS113に進められる。
ステップS113において、メッセージ再生部203は、メッセージデータベース232を参照して、再生対象の映像メッセージを再生する。
これにより、あるユーザが、他のユーザによって登録(録画)された映像メッセージを再生することができるので、換言すれば、あるユーザが他のユーザからの映像メッセージを受信したと言うことができる。
映像メッセージの再生が終了すると、処理は、図5のステップS18に戻り、それ以降の処理が実行される。
図10は、映像メッセージの受信時におけるディスプレイ装置10の表示例を示す図である。
図10Aに示すように、メニュー画面251から受信アイコン253が選択されると、ディスプレイ装置10の正面に立っている父親の映像に重畳して、映像メッセージの選択画面262が表示される。ここでは、父親に対する映像メッセージを送った家族の顔画像と、その映像メッセージの送信日時が選択画面262表示される。例えば、9:00に母親、10:10に娘がそれぞれ、父親に対する映像メッセージを送っている場合、送信日時とともに母親と娘の顔画像が選択画面262に表示される。そして、父親によるタッチパネル操作によって、例えば、娘の顔画像が選択されると、娘からの映像メッセージが選択されることになる。
このように、映像メッセージの送信元の顔画像が表示されるので、映像メッセージの再生を行うユーザは、直感的にメッセージを選択することができる。
顔画像が選択されると、映像メッセージの再生が開始される。例えば、図10Bに示すように、娘からの映像メッセージを再生すると、娘の映像が表示されるが、娘の録画映像に重畳させて、父親のライブ映像を表示させることができる。その際に、父親の映像の透明度を調整して半透明にすることで、映像メッセージの送信元である娘の映像を強調して表示させることができる。
映像メッセージの再生が終了すると、図10Cに示すように、透明度が調整されていた父親の映像が元の状態に戻って、父親のライブ映像が表示される。一方、例えば、映像メッセージとして再生されていた娘の映像の透明度を調整して半透明にすることで、再生が終了したことを明示することができる。また、再生が終了した場合に、リプレイを指示するためのアイコンを表示することで、そのアイコンがタッチパネル操作された場合には、再度、娘からの映像メッセージが再生されるようにすることができる。さらに、再生の終了時に返信アイコンを表示することで、返信アイコンがタッチパネル操作された場合には、直前に再生された娘からの映像メッセージに対する、父親からの返信用の映像メッセージが登録されることになる。
なお、図10を参照して説明した映像メッセージの再生時の表示形態は一例であり、例えば、娘の映像メッセージを再生している間は、父親のライブ映像を非表示にするなど、他の表示形態を採用することができる。
以上で、メッセージ受信処理の説明を終了する。
(メッセージ返信処理)
次に、図11のフローチャートを参照して、図5のステップS19に対応するメッセージ返信処理の詳細について説明する。
ステップS161において、メッセージ再生部203は、メッセージデータベース232を参照して、返信対象の映像メッセージを再生する。ここで、映像メッセージの返信は、映像メッセージの再生を行ったユーザが、その映像メッセージの送信元のユーザに対して行うものである。従って、返信対象の映像メッセージは、図9のステップS113において、再生対象となった映像メッセージとなる。
ステップS162においては、映像メッセージの登録を開始するか否かが判定される。ステップS162において、映像メッセージの登録を開始すると判定された場合、処理は、ステップS163に進められる。
ステップS163において、位置検出部204は、例えば、映像データに対し、所定の画像処理を施すことで、空間内におけるユーザの3次元位置を検出して、その検出位置をメッセージデータベース232に登録する。
ステップS164において、メッセージ登録部202は、カメラ部104からの映像データと、マイクロフォン105からの音声データを、映像メッセージとしてメッセージデータベース232に登録する。
ステップS165においては、映像メッセージの登録を終了するか否かが判定される。ステップS165において、映像メッセージの登録を終了しないと判定された場合、処理は、ステップS164に戻り、それ以降の処理が繰り返される。すなわち、この場合、返信対象の映像メッセージが再生され、表示部151に表示されている状態で、返信用の映像メッセージが登録されることになる。
返信用の映像メッセージの登録が終了すると、処理は、図5のステップS19に戻り、それ以降の処理が実行される。
図12は、映像メッセージの返信時におけるディスプレイ装置10の表示例を示す図である。
メニュー画面251に表示された返信アイコン254、あるいは再生の終了時に表示された返信アイコンが選択されると、図12Aに示すように、所定のカウントダウンが表示され、その後、返信用の映像メッセージの登録が開始される。これにより、図12Bに示すように、返信用の映像メッセージの登録(録画)が行われることになる。
例えば、娘からの映像メッセージに対して父親が返信を行う場合に、娘からの映像メッセージが再生されている状態で、父親のライブ映像を表示することで、父親は娘の映像を見ながら、娘の映像に合わせたジェスチャをとることができる。具体的には、図12Bの例では、学校の成績を映像メッセージとして報告した娘の録画映像に対し、娘の映像の頭を撫でながら成績をほめている父親のライブ映像が表示されている。つまり、父親と娘は、同一の空間内(居間)に同時に存在していないが、あたかも同時に存在しているような合成映像が表示され、これを映像メッセージとして登録(録画)することができる。
このように、例えば、父親が仕事から帰ってきたときに、娘は既に就寝中であったとしても、父親宛の映像メッセージを残しておけば、父親は、その映像メッセージを再生して、娘の近況を知ることができる。また、父親は、娘宛の映像メッセージであって、父親と娘が同時に存在している映像を残すことができる。これにより、図13に示すように、翌日、娘は父親からの映像メッセージを再生して、学校の成績をほめてくれている父親からの返信を受け取ることができる。
以上で、メッセージ返信処理の説明を終了する。
(映像の重ね合わせの原理)
上述したように、本技術では、同一の空間内に同時に存在しないユーザが別個に登録した映像メッセージの映像を重ね合わせることで、それらのユーザがあたかも一緒にいるような合成映像が再生されるようにしている。そこで、以下、本技術による映像の重ね合わせの原理について説明する。ここでは、図14に示す映像メッセージが時系列で、メッセージデータベース232に順次登録されるものとする。
図14のメッセージデータベース232には、時刻t0に、ユーザA(母親)により、家族全員に対し、「冷蔵庫にアイスクリームがあるよ。」との映像メッセージが登録され、時刻t1に、ユーザB,C(息子)からユーザA(母親)に対し、「アイスクリーム、おいしかったよ。」との映像メッセージが登録されている。また、時刻t2には、ユーザD(娘)からユーザM(父親)に対し、「お父さん、おかえりなさい。」との映像メッセージが登録されている。そして、現時点(時刻now)において、ユーザM(父親)からのユーザD(娘)に対する「ありがとう。」の映像メッセージが登録中である。
図14の例では、説明の都合上、映像メッセージを、対応する文字列で記述しているが、実際には、送信元のユーザが、その場にいない送信先のユーザに対して身振り手振りをしながら話しかけている映像が登録されている。
具体的には、図15に示すように、時間軸を時刻tの矢印の方向にとって、メッセージデータベース232に登録された映像メッセージを時系列で並べれば、ユーザA(母親)、ユーザB,C(息子)、ユーザD(娘)、ユーザM(父親)の順に、映像メッセージが登録されたことになる。なお、図15においては、各映像メッセージを構成する複数のフレームのうち、1フレームのみを時系列で図示している。
ここで、図16に示すように、ディスプレイ装置10が設置された居間を上側から見た場合に、映像メッセージを登録している各ユーザが同時に存在していたとすれば、その立ち位置は、ばらばらである。また、このような状況で登録される映像メッセージには、ユーザの映像だけでなく、背景の映像も含まれることになるが、各映像メッセージの背景は、基本的に同一の背景となる。そして、映像を重ね合わせて合成映像を生成する際には1つの背景だけあればよく、それ以外の他の背景は必要がない。そこで、映像メッセージを登録する際には、ユーザの映像と、背景の映像とを分離して登録するものとする。
具体的には、図15に示すように、時刻t0の映像のうち、ユーザA(母親)と背景とが分離されて登録され、時刻t1の映像のうち、ユーザB,C(息子)と背景とが分離されて登録され、時刻t2の映像のうち、ユーザD(娘)と背景とが分離されて登録されている。これにより、例えば、すべてのユーザを含む合成映像の再生時には、背景を含む父親のライブ映像に対して、背景が分離された母親、息子、娘の録画映像が重ね合わされた合成映像が再生されることになる。
また、各ユーザと背景の映像を分離して登録するための手法であるが、例えば、次の手法を採用することができる。すなわち、ディスプレイ装置10に複数のカメラ部104−1乃至104−3を設けて、各カメラ部104で撮影される撮影画像間で生じるずれを利用したステレオ視によって背景分離を行うことで、各ユーザと背景の映像を分離することができる。なお、ステレオ視を用いた手法は、各ユーザと背景の映像を分離する手法の一例であり、例えば、赤外線のパターンを照射する手法や背景差分法、位相センサ等の各種のセンサによる検出結果を用いる手法などを採用して、各ユーザと背景の映像を分離することもできる。これらの手法を用いることで、各ユーザの映像と背景の映像のリアルタイムでの分離登録が可能となる。
図17は、図14のメッセージデータベース232に登録された映像メッセージを時系列で示したタイミングチャートである。図17において、図中の水平方向は時間軸を表し、図中の垂直方向は映像を重ね合わせる際のレイヤを表している。図17のタイミングチャートに示すように、各映像メッセージは、映像メッセージごとに、ユーザの映像と背景の映像とが分離されたうえで、メッセージデータベース232に登録(録画)されることになる。また、現時点(時刻now)において、ユーザM(父親)が返信用の映像メッセージを登録する際には、ユーザD(娘)からの映像メッセージが再生され、合成映像が表示されることになるが、背景が分離されているため、ユーザD(娘)の録画映像のみが、父親のライブ映像に重ね合わされることになる。
また、図14には示していないが、メッセージデータベース232には、各ユーザの立ち位置を示すユーザの位置情報が、各映像メッセージに対応付けられて格納されることになる。すなわち、図16に示したように、各ユーザの立ち位置は、ばらばらであるが、それらのユーザの実際の立ち位置を3次元位置として検出することで、その検出位置を、映像を重ね合わせる際のレイヤの順序に反映させることができる。
図16の例において、ユーザD(娘)の検出位置と、ユーザM(父親)の検出位置を比較すれば、ディスプレイ装置10に対して、父親よりも娘のほうが手前にいることになる。この場合には、図18に示すように、手前にいる娘の映像が、父親の映像よりも手前にくるように映像を重ね合わせることで、各ユーザの実際の立ち位置に応じた映像メッセージを再生することができる。なお、映像の透明度を調整して、例えば、娘よりも後ろにいる父親の映像が薄くなるように表示することなどによっても、同様の効果を得ることができる。
また、図19に示すように、各ユーザが、ディスプレイ装置10の正面で映像メッセージを登録した場合には、映像メッセージの再生時に、各ユーザの映像が重なってしまい、映像が見づらくなることが想定される。この場合には、ユーザの映像の表示位置を調整して、各ユーザの映像が重ならないようにすることができる。例えば、娘がディスプレイ装置10の正面の中心位置に立って、父親宛の映像メッセージを登録した後に、父親が同様に中心位置に立って、娘宛の映像メッセージの登録を行う場合、娘の録画映像と父親のライブ映像の表示位置が重なってしまう。
この場合には、各ユーザの立ち位置を検出し、ユーザの映像の表示位置をずらすことで、各ユーザの表示位置が重ならないようにすることができる。例えば、娘と息子の映像メッセージが登録済みである場合、図19Aに示すように、中心位置から、娘の映像を図中の右方向に距離dだけずらし、さらに、息子の映像を図中の右方向に距離2dだけずらすことで、父親のライブ映像と、娘及び息子の録画映像とが重ならないようにすることができる。なお、この場合、距離d、距離2dには例えば、あらかじめ定められる一定の距離が設定される。
また、例えば、図19Bに示すように、登録された映像メッセージに含まれるユーザの映像のうち、重ね合わせるユーザの映像の有無を判定してから、表示位置をずらすようにしてもよい。例えば、父親のライブ映像に、娘の映像と息子の録画映像を重ね合わせる場合には、中心位置から、娘の映像を図中の右方向に距離3dだけずらし、息子の映像を図中の左方向に4dだけずらすことで、同時に表示される3人の映像がそれぞれ重ならないようにすることができる。なお、この場合、距離3d、4dには例えば、各ユーザの映像が重ならない程度の距離が設定される。
なお、上述した説明では、各ユーザの立ち位置を検出し、その検出位置に応じて、ユーザの映像の重ね合わせの順序を決定するとして説明したが、例えば、映像メッセージの登録時刻や、ユーザ設定に応じて重ね合わせの順序を決定するようにしてもよい。具体的には、映像メッセージの登録時刻を用いる場合には、例えば、登録時刻が新しい映像メッセージ、又は登録時刻が古い映像メッセージに含まれるユーザの映像がより手前に表示されるようにすることができる。例えば、登録時刻が古いメッセージに含まれるユーザの映像から順に手前に表示されるようにした場合には、図15に示すように、母親、息子、娘、父親の順に映像が重ね合わされることになる。
また、ユーザ設定により、任意のユーザとの間の重ね合わせの前後関係を調整できるようにしてもよい。また、他のユーザとの表示位置が重なる場合には、他のユーザとの表示位置を、ユーザ設定や所定の画像処理により調整するようにしてもよい。さらに、ユーザの操作に応じて、重ね合わせの対象となる映像メッセージの追加や削除を行うことができるようにしてもよい。これにより、例えば、過去に登録した自身の映像メッセージを削除するといったことが可能となる。
なお、この例では、ディスプレイ装置10が居間に設けられているため、各ユーザが同一の空間に存在することになるが、例えば、物理的な設定(例えば、部屋の広さや設置の高さなど)が同一の別空間に他のディスプレイ装置を設置して、通信部109によってネットワークを介した通信を行うことで、別空間にいるユーザ同士が映像メッセージをやりとりできるようにしてもよい。また、図16の例では、説明の都合上、カメラ部104を複数設けた場合の構成を示しているが、映像の分離の手法によっては、1台のカメラ部104により構成されるようにしてもよい。
以上のように、本技術によれば、ディスプレイ装置10を介することで、その場にいないユーザ同士がメッセージをやりとりすることができる。例えば、上述した例では、父親と娘は、同一の空間に同時に存在していなくとも、父親と娘が同時に存在している合成映像を含む映像メッセージをやりとりすることで、インタラクティブなコミュニケーションをとることができる。また、このような合成映像を作り出すことで、映像メッセージの再生時に、現実には同時に存在していない父親と娘があたかも一緒に存在しているかのような効果を生むことができる。
また、ディスプレイ装置10を使用するユーザは、登録済みの映像メッセージに対する編集作業を行うことなく、自身の映像と、他のユーザの映像とが重ね合わされた合成映像を含む映像メッセージを登録(録画)することができる。
<本技術を適用したコンピュータの説明>
上述した一連の処理は、ハードウェアにより実行することもできるし、ソフトウェアにより実行することもできる。一連の処理をソフトウェアにより実行する場合には、そのソフトウェアを構成するプログラムが、コンピュータにインストールされる。ここで、コンピュータには、専用のハードウェアに組み込まれているコンピュータや、各種のプログラムをインストールすることで、各種の機能を実行することが可能な、例えば汎用のパーソナルコンピュータなどが含まれる。
図20は、上述した一連の処理をプログラムにより実行するコンピュータのハードウェアの構成例を示すブロック図である。
コンピュータ300において、CPU(Central Processing Unit)311,ROM(Read Only Memory)312,RAM(Random Access Memory)313は、バス314により相互に接続されている。
バス314には、さらに、入出力インタフェース315が接続されている。入出力インタフェース315には、入力部316、出力部317、記録部318、通信部319、及びドライブ320が接続されている。
入力部316は、キーボード、マウス、マイクロフォンなどよりなる。出力部317は、ディスプレイ、スピーカなどよりなる。記録部318は、ハードディスクや不揮発性のメモリなどよりなる。通信部319は、ネットワークインタフェースなどよりなる。ドライブ320は、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、又は半導体メモリなどのリムーバブルメディア321を駆動する。
以上のように構成されるコンピュータ300では、CPU311が、例えば、記録部318に記憶されているプログラムを、入出力インタフェース315及びバス314を介して、RAM313にロードして実行することにより、上述した一連の処理が行われる。
コンピュータ300(CPU311)が実行するプログラムは、例えば、パッケージメディア等としてのリムーバブルメディア321に記録して提供することができる。また、プログラムは、ローカルエリアネットワーク、インターネット、デジタル衛星放送といった、有線又は無線の伝送媒体を介して提供することができる。
コンピュータ300では、プログラムは、リムーバブルメディア321をドライブ320に装着することにより、入出力インタフェース315を介して、記録部318にインストールすることができる。また、プログラムは、有線又は無線の伝送媒体を介して、通信部319で受信し、記録部318にインストールすることができる。その他、プログラムは、ROM312や記録部318に、あらかじめインストールしておくことができる。
なお、コンピュータ300が実行するプログラムは、本明細書で説明する順序に沿って時系列に処理が行われるプログラムであっても良いし、並列に、あるいは呼び出しが行われたとき等の必要なタイミングで処理が行われるプログラムであっても良い。
ここで、本明細書において、コンピュータ300に各種の処理を行わせるためのプログラムを記述する処理ステップは、必ずしもフローチャートとして記載された順序に沿って時系列に処理する必要はなく、並列的あるいは個別に実行される処理(例えば、並列処理あるいはオブジェクトによる処理)も含むものである。
また、プログラムは、1のコンピュータにより処理されるものであってもよいし、複数のコンピュータによって分散処理されるものであってもよい。さらに、プログラムは、遠方のコンピュータに転送されて実行されるものであってもよい。
さらに、本明細書において、システムとは、複数の構成要素(装置、モジュール(部品)等)の集合を意味し、すべての構成要素が同一筐体中にあるか否かは問わない。したがって、別個の筐体に収納され、ネットワークを介して接続されている複数の装置、及び、1つの筐体の中に複数のモジュールが収納されている1つの装置は、いずれも、システムである。
なお、本技術の実施の形態は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、本技術の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能である。
例えば、本技術は、1つの機能を、ネットワークを介して複数の装置で分担、共同して処理するクラウドコンピューティングの構成をとることができる。
また、上述のフローチャートで説明した各ステップは、1つの装置で実行する他、複数の装置で分担して実行することができる。
さらに、1つのステップに複数の処理が含まれる場合には、その1つのステップに含まれる複数の処理は、1つの装置で実行する他、複数の装置で分担して実行することができる。
なお、本技術は、以下のような構成をとることができる。
(1)
第1のユーザと同一の空間内に同時に存在しない第2のユーザに対する前記第1のユーザからの通知であって、前記第1のユーザの映像を含む第1のメッセージを登録するメッセージ登録部と、
前記第1のメッセージに対する前記第2のユーザからの応答であって、前記第1のユーザと前記第2のユーザとが同時に存在している映像を含む第2のメッセージを再生するメッセージ再生部と
を備える情報処理装置。
(2)
前記第2のメッセージは、前記第1のユーザの映像と、前記第2のユーザの映像とを重ね合わせた合成映像を含んでいる
(1)に記載の情報処理装置。
(3)
前記メッセージ再生部は、前記第1のメッセージを再生し、
前記メッセージ登録部は、前記第1のメッセージが再生されている状態で、前記第2のメッセージを登録する
(1)又は(2)に記載の情報処理装置。
(4)
前記合成映像において、前記第1のユーザの映像と、前記第2のユーザの映像は、同一の空間内に存在している
(2)又は(3)に記載の情報処理装置。
(5)
前記メッセージ登録部は、各ユーザの映像と、背景の映像とを分離して登録し、
前記メッセージ再生部は、1つの背景の映像に対して、複数のユーザの映像が重ね合わされた前記合成映像を再生する
(2)乃至(4)のいずれか一項に記載の情報処理装置。
(6)
空間内におけるユーザの位置を検出する位置検出部をさらに備え、
前記メッセージ再生部は、ユーザの映像が、ユーザの検出位置に応じて調整された前記合成映像を再生する
(2)乃至(5)のいずれか一項に記載の情報処理装置。
(7)
前記合成映像におけるユーザの映像は、ユーザの検出位置に応じて表示位置が調整されている
(6)に記載の情報処理装置。
(8)
前記合成映像におけるユーザの映像は、ユーザの検出位置に応じて透明度が調整されている
(6)に記載の情報処理装置。
(9)
前記合成映像におけるユーザの映像は、メッセージの登録時刻に応じて配置の順序が調整されている
(2)乃至(5)のいずれか一項に記載の情報処理装置。
(10)
前記合成映像におけるユーザの映像は、ユーザによる設定に応じて配置の順序が調整されている
(2)乃至(5)のいずれか一項に記載の情報処理装置。
(11)
前記メッセージ再生部は、複数のユーザの映像が重なる場合に、各ユーザの映像が重ならないように調整された前記合成映像を再生する
(2)乃至(10)のいずれか一項に記載の情報処理装置。
(12)
情報処理装置の情報処理方法において、
前記情報処理装置が、
前記第1のユーザと同一の空間内に同時に存在しない第2のユーザに対する前記第1のユーザからの通知であって、前記第1のユーザの映像を含む第1のメッセージを登録し、
前記第1のメッセージに対する前記第2のユーザからの応答であって、前記第1のユーザと前記第2のユーザとが同時に存在している映像を含む第2のメッセージを再生する
ステップを含む情報処理方法。
(13)
コンピュータを、
前記第1のユーザと同一の空間内に同時に存在しない第2のユーザに対する前記第1のユーザからの通知であって、前記第1のユーザの映像を含む第1のメッセージを登録するメッセージ登録部と、
前記第1のメッセージに対する前記第2のユーザからの応答であって、前記第1のユーザと前記第2のユーザとが同時に存在している映像を含む第2のメッセージを再生するメッセージ再生部と
して機能させるプログラム。
10 ディスプレイ装置, 101 制御部, 102 メモリ部, 103 操作部, 104 カメラ部, 105 マイクロフォン, 106 タッチパネル, 107 スピーカ, 108 記録部, 109 通信部, 151 表示部, 152 タッチセンサ, 201 ユーザ検出部, 202 メッセージ登録部, 203 メッセージ再生部, 204 位置検出部, 205 表示制御部, 300 コンピュータ, 311 CPU

Claims (13)

  1. 複数のユーザのうちの特定のユーザと同一の空間内に同時に存在しない他のユーザに対する前記特定のユーザからの通知であって、前記特定のユーザの映像を含む第1のメッセージを登録するメッセージ登録部と、
    前記第1のメッセージを、前記他のユーザの映像と重ね合わせて再生し、前記第1のメッセージに対する前記他のユーザからの応答であって、前記特定のユーザと前記他のユーザとが同時に存在している映像を含む第2のメッセージを再生するメッセージ再生部と
    を備え、
    前記第1のメッセージと前記第2のメッセージは、時系列で、繰り返しやり取りされる
    ディスプレイ装置
  2. 前記第2のメッセージは、前記特定のユーザの映像と、前記他のユーザの映像とを重ね合わせた合成映像を含んでいる
    請求項1に記載のディスプレイ装置
  3. 前記特定のユーザと、前記他のユーザとは、同一の空間内に、異なる時間帯に存在し、
    前記メッセージ再生部は、前記他のユーザに対し、前記第1のメッセージを再生し、
    前記メッセージ登録部は、前記他のユーザからの応答として、前記第1のメッセージが再生されている状態で、前記第2のメッセージを登録する
    請求項2に記載のディスプレイ装置
  4. 前記合成映像において、前記特定のユーザの映像と、前記他のユーザの映像は、同一の空間内に存在している
    請求項3に記載のディスプレイ装置
  5. 前記メッセージ登録部は、各ユーザの映像と、背景の映像とを分離して登録し、
    前記メッセージ再生部は、1つの背景の映像に対して、複数のユーザの映像が重ね合わされた前記合成映像を再生する
    請求項2に記載のディスプレイ装置
  6. 空間内におけるユーザの位置を検出する位置検出部をさらに備え、
    前記メッセージ再生部は、ユーザの映像が、ユーザの検出位置に応じて調整された前記合成映像を再生する
    請求項2に記載のディスプレイ装置
  7. 前記合成映像におけるユーザの映像は、ユーザの検出位置に応じて表示位置が調整されている
    請求項6に記載のディスプレイ装置
  8. 前記合成映像におけるユーザの映像は、ユーザの検出位置に応じて透明度が調整されている
    請求項6に記載のディスプレイ装置
  9. 前記合成映像におけるユーザの映像は、メッセージの登録時刻に応じて配置の順序が調整されている
    請求項2に記載のディスプレイ装置
  10. 前記合成映像におけるユーザの映像は、ユーザによる設定に応じて配置の順序が調整されている
    請求項2に記載のディスプレイ装置
  11. 前記メッセージ再生部は、複数のユーザの映像が重なる場合に、各ユーザの映像が重ならないように調整された前記合成映像を再生する
    請求項2に記載のディスプレイ装置
  12. ディスプレイ装置の情報処理方法において、
    前記ディスプレイ装置が、
    複数のユーザのうちの特定のユーザと同一の空間内に同時に存在しない他のユーザに対する前記特定のユーザからの通知であって、前記特定のユーザの映像を含む第1のメッセージを登録し、
    前記第1のメッセージを、前記他のユーザの映像と重ね合わせて再生し、前記第1のメッセージに対する前記他のユーザからの応答であって、前記特定のユーザと前記他のユーザとが同時に存在している映像を含む第2のメッセージを再生する
    ステップを含み、
    前記第1のメッセージと前記第2のメッセージは、時系列で、繰り返しやり取りされる
    情報処理方法。
  13. コンピュータを、
    複数のユーザのうちの特定のユーザと同一の空間内に同時に存在しない他のユーザに対する前記特定のユーザからの通知であって、前記特定のユーザの映像を含む第1のメッセージを登録するメッセージ登録部と、
    前記第1のメッセージを、前記他のユーザの映像と重ね合わせて再生し、前記第1のメッセージに対する前記他のユーザからの応答であって、前記特定のユーザと前記他のユーザとが同時に存在している映像を含む第2のメッセージを再生するメッセージ再生部と
    を備え、
    前記第1のメッセージと前記第2のメッセージは、時系列で、繰り返しやり取りされる
    ディスプレイ装置として機能させるプログラム。
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