JP2017038152A - 映像処理装置および映像処理方法 - Google Patents

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多伸 近藤
祐 高橋
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Yoshitaka Uratani
佳孝 浦谷
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Abstract

【課題】複数のコンテンツデータから印象的な動画を生成する。【解決手段】映像処理装置10は、相互に同期した動画を含む複数のコンテンツデータXについて時間軸上で共通する特定区間を設定する区間設定部44と、複数のコンテンツデータXの何れかの動画が表示される第1区間と、複数のコンテンツデータXの各々における特定区間の動画が表示される第2区間とを含む編集動画を表す編集データを生成する編集処理部46とを具備する。【選択図】図1

Description

本発明は、動画を処理する技術に関する。
音響と動画とを含む素材を編集する各種の技術が従来から提案されている。例えば特許文献1には、相異なる位置で収録された複数の動画を被写体の動き情報に応じて順次に切替えることでマルチアングル映像を再生する技術が開示されている。
特開2007−20092号公報
しかし、特許文献1の技術では、複数の動画が順次に切替わりながら再生されるに過ぎず、複数の動画を組合わせた印象的な動画を生成することは実際には困難である。以上の事情を考慮して、本発明は、複数のコンテンツデータから印象的な動画を生成することを目的とする。
以上の課題を解決するために、本発明の好適な態様に係る映像処理装置は、相互に同期した動画を含む第1コンテンツデータおよび第2コンテンツデータについて時間軸上で共通する一部の区間を特定区間として設定する区間設定部と、第1コンテンツデータまたは第2コンテンツデータの動画が表示される第1区間と、第1コンテンツデータにおける特定区間の動画と第2コンテンツデータにおける特定区間の動画とが表示される第2区間とを含む編集動画を表す編集データを生成する編集処理部とを具備する。以上の構成では、第1コンテンツデータまたは第2コンテンツデータの動画が表示される第1区間に加えて、第1コンテンツデータにおける特定区間の動画と第2コンテンツデータにおける特定区間の動画とが表示される第2区間を含む編集動画の編集データが生成される。したがって、時間軸上で共通する特定区間内の複数のコンテンツデータの動画を組合わせた印象的な編集動画を生成することが可能である。
本発明の好適な態様において、編集処理部は、第1コンテンツデータおよび第2コンテンツデータの各々における特定区間の動画が時系列に表示される第2区間を含む編集動画の編集データを生成する。以上の態様では、時間軸上で共通する特定区間の複数の動画が時系列に表示されるから、共通の時間帯に撮影された複数の動画が順次に切替わる印象的な編集動画を生成できるという利点がある。
本発明の好適な態様において、編集処理部は、第1コンテンツデータおよび第2コンテンツデータの各々における特定区間の動画が相異なる領域に並列に表示される第2区間を含む編集動画の編集データを生成する。以上の態様では、時間軸上で共通する特定区間の複数の動画が相異なる領域に並列に表示されるから、共通の時間帯に撮影された複数の動画を視聴者が並列に確認できる印象的な編集動画を生成することが可能である。
本発明の好適な態様において、第1コンテンツデータおよび第2コンテンツデータの各々は音響を含み、当該音響を利用して第1コンテンツデータと第2コンテンツデータとを相互に同期させる同期処理部を具備し、編集処理部は、同期処理部による処理後の第1コンテンツデータおよび第2コンテンツデータから編集データを生成する。以上の態様では、編集処理の実行前に第1コンテンツデータおよび第2コンテンツデータを相互に同期させるから、時間的に相互に整合した複数のコンテンツデータを統合した適切な編集動画を生成できるという利点がある。
本発明の好適な態様に係る映像処理方法は、コンピュータが、相互に同期した動画を含む第1コンテンツデータおよび第2コンテンツデータについて時間軸上で共通する一部の区間を特定区間として設定し、第1コンテンツデータまたは第2コンテンツデータの動画が表示される第1区間と、第1コンテンツデータにおける特定区間の動画と第2コンテンツデータにおける特定区間の動画とが表示される第2区間とを含む編集動画を表す編集データを生成する。以上の方法によれば、本発明の映像処理装置と同様の効果が実現される。
本発明の第1実施形態に係る映像処理装置の構成図である。 複数のコンテンツデータの説明図である。 複数のコンテンツデータを相互に同期させる処理の説明図である。 編集指示画面の模式図である。 変数処理の説明図である。 編集動画の説明図である。 映像処理処理の動作のフローチャートである。 第2実施形態における編集動画の説明図である。
<第1実施形態>
図1は、第1実施形態の映像処理装置10の構成図である。映像処理装置10は、音響(例えば音声や楽音)および動画を処理するためのコンピュータシステムであり、図1に例示される通り、制御装置22と記憶装置24と通信装置26と表示装置32と放音装置34と操作装置36とを具備する。例えば携帯電話機やスマートフォン、タブレット端末、パーソナルコンピュータ等の可搬型の情報処理装置で映像処理装置10は好適に実現され得るが、据置型の情報処理装置で映像処理装置10を実現することも可能である。
制御装置22は、映像処理装置10の各要素を統括的に制御する演算処理装置(例えばCPU)である。通信装置26は、複数(N個)の収録装置12と通信する(Nは2以上の自然数)。各収録装置12は、音響を収音する収音装置と動画を撮像する撮像装置とを具備する映像機器であり、収音装置が収音した音響と撮像装置が撮像した動画とを表すデータ(以下「コンテンツデータ」という)Xを生成する。音響および動画の収録に専用されるデジタルカムコーダ等の映像機器のほか、収録機能を搭載した携帯電話機やスマートフォン等の情報端末が収録装置12として利用され得る。第1実施形態の通信装置26は、N個の収録装置12からコンテンツデータX(動画ファイル)を受信する。具体的には、通信装置26は、例えばWi-Fi(登録商標)やBluetooth(登録商標)等の公知の近距離無線通信により各収録装置12からコンテンツデータXを受信する。ただし、通信装置26と各収録装置12との通信方式は任意であり、例えば通信装置26が有線で各収録装置12と通信することも可能である。
記憶装置24は、例えば磁気記録媒体や半導体記録媒体等の公知の記録媒体で構成され、制御装置22が実行するプログラムや制御装置22が使用する各種のデータを記憶する。第1実施形態の記憶装置24は、通信装置26が各収録装置12から受信したN個のコンテンツデータXを記憶する。図2には、通信装置26が各収録装置12から受信したN個のコンテンツデータX(X1,X2,……,XN)が例示されている。図2に例示される通り、任意の1個のコンテンツデータXは、相互に並列に収録された音響および動画を包含する。なお、映像処理装置10が通信可能なサーバに記憶装置24(すなわちクラウドストレージ)を設置することも可能である。すなわち、映像処理装置10から記憶装置24は省略され得る。
N個の収録装置12の各々は、例えば相異なる位置で共通の収録対象(被写体)の音響および動画を並列に収録する。例えば、音響ホール等の共通の音響空間の相異なる地点に複数の収録装置12が配置されて各々が別個の角度から例えば舞台や観客の様子を収録してコンテンツデータXを生成する。各収録装置12の利用者は、例えば掛け声等の合図を契機として収録装置12による収録を個々に開始する。したがって、音響や動画の収録の開始点は、N個のコンテンツデータXの間で厳密には一致せず、コンテンツデータX毎に相違し得る。ただし、N個の収録装置12は共通の被写体を並列に収録するから、N個のコンテンツデータXは、相互に共通の音響(ただし音量等の音響特性は相違し得る)を含有する。
図1の表示装置32(例えば液晶表示パネル)は、制御装置22から指示された画像を表示する。放音装置34(例えばスピーカーやヘッドホン)は、制御装置22から指示された音響を放音する。操作装置36は、利用者からの指示を受付ける入力機器であり、例えば利用者による操作を検知する複数の操作子や表示装置32の表示面に対する利用者の接触を検知するタッチパネルで構成される。
制御装置22は、記憶装置24に記憶されたプログラムを実行することで、N個のコンテンツデータXを処理するための複数の機能(同期処理部42,区間設定部44,編集処理部46)を実現する。なお、制御装置22の一部の機能を音響処理または画像処理の専用の電子回路で実現した構成や、制御装置22の機能を複数の装置に分散した構成も採用され得る。
同期処理部42は、収録装置12が生成したN個のコンテンツデータXを相互に同期させる。コンテンツデータXの同期とは、各コンテンツデータXの音響および動画の時間軸をN個のコンテンツデータXについて相互に合致させた状態を意味する。すなわち、同期処理部42は、図3に例示される通り、各コンテンツデータXにおける特定の時刻がN個のコンテンツデータXにわたり時間軸上の共通の時点となるように各コンテンツデータXの時間軸上の位置を調整する。N個のコンテンツデータXの同期には公知の技術が任意に採用され得るが、例えば図3の例示からも理解される通り、各コンテンツデータXの音響を解析することでN個のコンテンツデータXを相互に同期させる構成が好適である。すなわち、各コンテンツデータXの音響の時間変動がN個のコンテンツデータXにわたり時間軸上で整合するように各コンテンツデータXの時間軸上の位置が調整される。
図1の編集処理部46は、同期処理部42による処理後のN個のコンテンツデータX(すなわち音響および動画が時間軸上で相互に同期したN個のコンテンツデータX)を統合する編集処理で編集データYを生成する。編集データYは、動画(以下「編集動画」という)と音響とを含む動画ファイルである。具体的には、編集処理部46は、各コンテンツデータXから抽出された区間を相互に連結することで編集データYを生成する。すなわち、N個のコンテンツデータXは編集データYの素材として利用される。
第1実施形態の編集処理部46は、所定値(例えば10秒)を下回る時間長の編集動画を生成する。すなわち、編集処理部46が生成する編集動画は短時間に制限される。編集処理部46が生成した編集データYの編集動画は表示装置32により表示され、当該編集データYの音響は放音装置34から放音される。すなわち、表示装置32および放音装置34は、編集データYを再生する再生機器として機能する。編集処理部46による編集処理の内容は、操作装置36に対する利用者からの指示に応じて制御される。
図4は、編集処理の内容を利用者が指示するために表示装置32に表示される編集指示画面60の模式図である。図4に例示される通り、編集指示画面60は、編集領域62と確認領域64とを包含する。編集領域62には、同期処理部42による処理後の各コンテンツデータXの動画を表象するN個の単位画像66が共通の時間軸(横軸)のもとで並列に配置される。任意の1個のコンテンツデータXの単位画像66は、例えば当該コンテンツデータXの動画に包含される複数の画像(キャプチャ画像)を時間軸に沿って時系列に配列した画像である。他方、確認領域64には、操作装置36に対する操作で利用者が選択した1個のコンテンツデータXの動画が表示される。したがって、利用者は、所望のコンテンツデータXの動画の内容を確認領域64で随時に確認しながら、編集処理の内容を指示することが可能である。
利用者は、編集指示画面60を視認しながら操作装置36を適宜に操作することで、編集領域62に時間軸上の所望の区間(以下「特定区間」という)Sを指示することが可能である。図1の区間設定部44は、操作装置36に対する操作で利用者から指示された特定区間Sを設定する。特定区間Sは、N個のコンテンツデータXについて時間軸上で共通する一部の区間である。すなわち、特定区間Sの始点または終点の時刻は、N個のコンテンツデータXの動画にわたり時間軸上の同時刻である。特定区間Sの時間長TSは、利用者からの指示に応じて可変に設定される。ただし、特定区間Sの時間長TSを固定長とすることも可能である。
図5は、同期処理部42による処理後のN個のコンテンツデータXの動画と編集処理部46が生成する編集データYの編集動画Mとの関係の説明図である。図5に例示される通り、編集処理部46がN個のコンテンツデータX(X1,X2,……,XN)から生成する編集データYの編集動画Mは、時間軸上で第1区間Q1と第2区間Q2とに区分される。図5の例示では、2個の第1区間Q1と1個の第2区間Q2とが便宜的に図示されているが、編集動画M内の第1区間Q1および第2区間Q2の個数は任意である。
第1区間Q1は、N個のコンテンツデータXの何れかの動画および音響が再生される区間である。具体的には、N個のコンテンツデータXのうち利用者が操作装置36に対する操作で選択した1個のコンテンツデータXの動画および音響が第1区間Q1に配置される。図5では、第2区間Q2の直前の第1区間Q1にコンテンツデータX1の動画(特定区間Sの直前の区間)が配置され、第2区間Q2の直後の第1区間Q1にコンテンツデータX2の動画(特定区間Sの直後の区間)が配置された場合が例示されている。
第2区間Q2は、N個のコンテンツデータXの各々における特定区間Sの動画が時系列に表示される区間である。すなわち、コンテンツデータXの動画のうち時間軸上の共通の特定区間S内の動画ZをN個のコンテンツデータXにわたり抽出したN個の動画Z(Z1,Z2,……,ZN)が第2区間Q2に時系列に配置される。したがって、第2区間Q2の時間長は、特定区間Sの時間長TSのN個分(TS×N)に相当する。また、第2区間Q2では、各コンテンツデータXにおける特定区間S内の動画Zの表示に並行して、当該コンテンツデータXのうち特定区間S内の音響が放音される。なお、第2区間Q2におけるN個の動画Zの各々の表示時に、任意の1個のコンテンツデータXにおける特定区間S内の音響を反復して再生することも可能である。
N個の動画Zの配列の順序は任意である。例えば、事前に設定された優先度の順序(例えば撮像時の画角で広角側から望遠側に向かう順序)でN個の動画Zを配列する構成や、N個の動画Zをランダムな順序で配列する構成が想定される。以上の説明から理解される通り、編集データYで表現される編集動画Mの第2区間Q2では、図6に例示される通り、N個の収録装置12が相互に共通の時間帯(特定区間S)に別個の位置および角度で撮影したN個の動画Z(Z1,Z2,Z3,……)の各々が時分割で順次に表示される。
図7は、映像処理装置10の動作のフローチャートである。操作装置36に対する利用者からの指示を契機として図7の処理が開始される。図7の処理を開始すると、制御装置22は、図4に例示した編集指示画面60を表示装置32に表示させ(S1)、操作装置36に対する利用者からの指示を受付けて当該指示に応じた処理を実行する(S2)。例えば制御装置22(区間設定部44)は、操作装置36に対する利用者からの指示に応じて特定区間Sを設定する。利用者からの指示の受付(S2)は、利用者が編集処理の実行を指示するまで反復される(S3:NO)。
操作装置36に対する操作で利用者が編集処理を指示すると(S3:YES)、制御装置22(編集処理部46)は、N個のコンテンツデータXに対する編集処理で編集データYを生成する(S4)。具体的には、前述の通り、N個のコンテンツデータXの何れかの動画が表示される第1区間Q1と、N個のコンテンツデータXの各々における特定区間Sの動画Zが時系列に表示される第2区間Q2とを含む編集動画Mの編集データYが生成される。N個のうち任意の2個のコンテンツデータX(第1コンテンツデータXおよび第2コンテンツデータX)に着目すると、第1コンテンツデータXまたは第2コンテンツデータXの動画が表示される第1区間Q1と、第1コンテンツデータXにおける特定区間Sの動画Zと第2コンテンツデータXにおける特定区間Sの動画Zとが表示される第2区間Q2とを含む編集動画Mの編集データYが編集処理部46により生成される。制御装置22は、編集処理(S4)で生成した編集データYの編集動画Mを表示装置32に表示させるとともに当該編集データYの音響を放音装置34から放音させる(S5)。
以上に説明した通り、第1実施形態では、N個のコンテンツデータXの何れかの動画が選択的に表示される第1区間Q1に加えて、N個のコンテンツデータXの各々における特定区間SのN個の動画Zが表示される第2区間Q2を含む編集動画Mの編集データYが生成される。したがって、時間軸上で共通する特定区間S内の複数のコンテンツデータXの動画を組合わせた印象的な編集動画Mを生成することが可能である。具体的には、共通の時間帯に相異なる位置および角度で撮影された特定区間S内の被写体の様子を視聴者が視聴できる印象的な編集動画Mを生成できる。例えば、動画内で特に印象的なイベント(例えばスポーツの動画の得点シーン)を包含するように特定区間Sを選定することで、当該イベントの様子を多様な方向から視聴できる印象的な編集動画Mが生成される。第1実施形態では特に、特定区間SのN個の動画Zが時系列に表示されるから、共通の時間帯(特定区間S)に撮影された複数の動画Zが順次に切替わる印象的な編集動画Mを生成できるという利点がある。
また、第1実施形態では、N個のコンテンツデータXを相互に同期させたうえで編集処理が実行されるから、収録開始の時点がコンテンツデータX毎に相違する場合でも、時間的に相互に整合したN個のコンテンツデータXを統合した適切な編集動画Mを生成できるという利点がある。第1実施形態では特に、コンテンツデータXの音響を利用してN個のコンテンツデータXを相互に同期させるから、例えば動画の内容を解析してN個のコンテンツデータXを同期させる構成と比較して、動画の内容に関わらず適切にN個のコンテンツデータXを同期させることが可能である。
なお、以上の例示では、利用者からの指示に応じて特定区間Sの時間長TSを可変に設定したが、第2区間Q2の時間長Tを利用者からの指示に応じて設定することも可能である。特定区間Sの時間長TSは、第2区間Q2の時間長TをコンテンツデータXの総数Nで除算した時間(T/N)に設定される。以上の構成によれば、コンテンツデータXの総数Nの多寡に関わらず、第2区間Q2を所望の時間長Tに制限することが可能である。
<第2実施形態>
本発明の第2実施形態を説明する。なお、以下に例示する各形態において作用や機能が第1実施形態と同様である要素については、第1実施形態の説明で使用した符号を流用して各々の詳細な説明を適宜に省略する。
図8は、第2実施形態の編集処理部46が生成する編集データYの説明図である。図8に例示される通り、第2実施形態の編集処理部46は、編集動画Mの第2区間Q2において、N個のコンテンツデータXの各々における特定区間Sの動画Zが相異なる領域に並列に表示されるように編集データYを生成する。すなわち、編集動画の第2区間Q2では、コンテンツデータXの動画のうち特定区間S内の動画ZをN個のコンテンツデータXにわたり抽出したN個の動画Z(Z1,Z2,……,ZN)が再生画面68の相異なる領域に配置される。したがって、第2区間Q2の時間長は特定区間Sの時間長TSと同等である。
第2実施形態においても第1実施形態と同様の効果が実現される。また、第2実施形態では、特定区間SのN個の動画Zが相異なる領域に並列に表示される第2区間Q2を含む編集動画Mの編集データYが生成されるから、共通の時間帯に相異なる位置および角度で撮影された特定区間S内の被写体の様子を視聴者が並列に視聴できる印象的な編集動画Mを生成することが可能である。例えば、動画内で特に印象的なイベントを包含するように特定区間Sを選定することで、当該イベントの様子を多様な方向から並列に視聴できる印象的な編集動画Mが生成される。
第1実施形態および第2実施形態の例示から理解される通り、編集処理部46は、N個のコンテンツデータの各々における特定区間Sの動画が表示される区間(第2区間Q2)を含む編集動画Mの編集データYを生成する要素として包括的に表現される。
<変形例>
以上に例示した各態様は多様に変形され得る。具体的な変形の態様を以下に例示する。以下の例示から任意に選択された2個以上の態様は、相互に矛盾しない範囲で適宜に併合され得る。
(1)前述の各形態では、各コンテンツデータXから選択された区間を相互に連結することで編集データYを生成したが、編集データYの生成方法は以上の例示に限定されない。例えば、各コンテンツデータXから抽出される区間を時系列に指定する制御データを編集データYとして編集処理部46が生成することも可能である。すなわち、編集データY自体が動画や音楽を包含する必要はなく、各コンテンツデータXを適用した編集処理の内容を指示する編集データYが生成される。以上の説明から理解される通り、各コンテンツデータXに対する直接的な編集(特定区間の切出や連結)は必須ではない。
(2)前述の各形態では、利用者からの指示に応じて区間設定部44が特定区間Sを設定したが、特定区間Sの設定方法は以上の例示に限定されない。例えば、区間設定部44がコンテンツデータXの音響の解析で特定の音響(以下「特定音」という)を検出した場合に、当該特定音の時点に応じて特定区間Sを設定することも可能である。
例えば、区間設定部44は、N個のコンテンツデータXにわたる音響の解析やN個から事前に選択された1個のコンテンツデータXの音響の解析により特定音を検出する。具体的には、特定の種類の音源が発音した音響(例えば特定の楽器の演奏音)や特定の語句を発音した音声、音量が所定の閾値を上回る音響、所定の周波数帯域の音響が特定音として例示され得る。特定音の検出には、公知の音響解析技術(例えば音源分離、音声認識、特徴量抽出等)が利用され得る。区間設定部44は、例えば、特定音の時点から前方または後方の所定長にわたる区間や、特定音の時点を含む所定長の区間、相前後する特定音の間の区間を、特定区間Sとして設定する。以上の構成によれば、各コンテンツデータXにおいて特定音の前後の特定区間Sの動画Zが第2区間Q2にて表示される印象的な編集動画Mの編集データYを生成することが可能である。例えば、スポーツの動画の得点時のアナウンス(例えば「ゴール!」という音声)を特定音として特定区間Sを設定することで、得点のシーンを多様な方向から視聴できる印象的な編集動画Mが生成される。
(3)前述の各形態では、映像処理装置10に接続された収録装置12からN個のコンテンツデータXを取得したが、N個のコンテンツデータXを取得するための構成は以上の例示に限定されない。例えば、光ディスク等の可搬型の記録媒体からN個のコンテンツデータXを取得する構成や、インターネット等の通信網を介してN個のコンテンツデータXを取得する構成も採用され得る。
(4)前述の各形態では、編集処理部46が生成した編集データYを表示装置32および放音装置34により再生したが、編集データYの利用方法(出力形態)は任意である。例えば、編集データYを外部装置に送信することも可能である。具体的には、携帯電話機やスマートフォン等の他の通信端末に編集データYを送信する構成や、編集処理部46が生成した編集データYを動画投稿サイトに投稿して複数の利用者の間で共有する構成が好適である。また、映像処理装置10に装着された可搬型の記録媒体(例えば半導体メモリ)に編集データYを書込むことも可能である。
(5)前述の各形態では、同期処理部42がN個のコンテンツデータXを同期させたが、例えば各収録装置12の相互間の通信によりN個の収録装置12が同時に収録を開始する構成では、相互に同期したN個のコンテンツデータXが映像処理装置10に提供される。したがって、N個のコンテンツデータXを相互に同期させるための構成(同期処理部42)は映像処理装置10から省略され得る。
(6)前述の各形態で例示した映像処理装置10は、前述の通り制御装置22とプログラムとの協働で実現される。プログラムは、コンピュータが読取可能な記録媒体に格納された形態で提供されてコンピュータにインストールされ得る。記録媒体は、例えば非一過性(non-transitory)の記録媒体であり、CD-ROM等の光学式記録媒体(光ディスク)が好例であるが、半導体記録媒体や磁気記録媒体等の公知の任意の形式の記録媒体を包含し得る。また、以上に例示したプログラムは、通信網を介した配信の形態で提供されてコンピュータにインストールされ得る。
(7)本発明は、前述の各形態に係る映像処理装置10の動作方法(映像処理方法)としても特定され得る。具体的には、本発明の好適な態様に映像処理方法においては、コンピュータ(単体の装置のほか、相互に別体の複数の装置で構成されたコンピュータシステムも含む)が、相互に同期した動画を含む複数のコンテンツデータXについて時間軸上で共通する特定区間Sを設定し、複数のコンテンツデータXの何れかの動画が表示される第1区間Q1と、複数のコンテンツデータXの各々における特定区間Sの動画Zが表示される第2区間Q2とを含む編集動画Mを表す編集データYを生成する。
10……映像処理装置、12……収録装置、22……制御装置、24……記憶装置、26……通信装置、32……表示装置、34……放音装置、36……操作装置、42……同期処理部、44……区間設定部、46……編集処理部。

Claims (5)

  1. 相互に同期した動画を含む第1コンテンツデータおよび第2コンテンツデータについて時間軸上で共通する一部の区間を特定区間として設定する区間設定部と、
    前記第1コンテンツデータまたは前記第2コンテンツデータの動画が表示される第1区間と、前記第1コンテンツデータにおける前記特定区間の動画と前記第2コンテンツデータにおける前記特定区間の動画とが表示される第2区間とを含む編集動画を表す編集データを生成する編集処理部と
    を具備する映像処理装置。
  2. 前記編集処理部は、前記第1コンテンツデータおよび前記第2コンテンツデータの各々における前記特定区間の動画が時系列に表示される前記第2区間を含む前記編集動画の編集データを生成する
    請求項1の映像処理装置。
  3. 前記編集処理部は、前記第1コンテンツデータおよび前記第2コンテンツデータの各々における前記特定区間の動画が相異なる領域に並列に表示される前記第2区間を含む前記編集動画の編集データを生成する
    請求項1の映像処理装置。
  4. 前記第1コンテンツデータおよび前記第2コンテンツデータの各々は音響を含み、
    前記音響を利用して前記第1コンテンツデータと前記第2コンテンツデータとを相互に同期させる同期処理部を具備し、
    前記編集処理部は、前記同期処理部による処理後の前記第1コンテンツデータおよび前記第2コンテンツデータから前記編集データを生成する
    請求項1から請求項3の何れかの映像処理装置。
  5. コンピュータが、
    相互に同期した動画を含む第1コンテンツデータおよび第2コンテンツデータについて時間軸上で共通する一部の区間を特定区間として設定し、
    前記第1コンテンツデータまたは前記第2コンテンツデータの動画が表示される第1区間と、前記第1コンテンツデータにおける前記特定区間の動画と前記第2コンテンツデータにおける前記特定区間の動画とが表示される第2区間とを含む編集動画を表す編集データを生成する
    映像処理方法。
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