JP6259011B2 - 空間多重を使用したマルチメディア・ブロードキャスト・マルチキャスト・サービス(mbms) - Google Patents

空間多重を使用したマルチメディア・ブロードキャスト・マルチキャスト・サービス(mbms) Download PDF

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Description

本出願は、2008年3月21日に出願された米国仮特許出願第61/038,506号の利益を主張するものである。当該出願の全体内容は本出願に含まれている。
開示の分野
本開示は、無線通信ネットワークにおけるマルチメディア・ブロードキャスト・マルチキャスト・サービス(MBMS)に関する。
ロング・ターム・エボリューション(LTE)ネットワークのような4世代(4G)無線通信ネットワークにおいて、基地局は、データレートを増加させるため、空間多重を利用してもよい。具体的に、空間多重とは、複数の送信アンテナを持つ基地局が、同じ送信リソースを使って各送信アンテナから、独立して個別に符号化されたデータ・ストリームを同時に送信することを許容する送信方式である。例えば、空間多重を使用して、直交波周波数分割多重(OFDM)を利用する基地局は、同じOFDMシンボル周期における同じサブキャリアを使って各送信アンテナから、独立して個別に符号化されたデータ・ストリームを送信することが可能である。
マルチメディア・ブロードキャスト・マルチキャスト・サービス(MBMS)は、グローバル・システム・移動体通信(GSM)ネットワークやユニバーサル・移動体通信・サービス(UMTS)ネットワークのような既存の無線、あるいはセルラー方式の通信ネットワーク経由で提供されることができるブロードキャストサービスである。しかしながら、基地局が空間多重送信方式を利用する4G無線通信ネットワークでMBMSを実行しようとすると、いくつかの問題が生じる。具体的に、空間多重(SM)がイネーブルされたユーザ・エレメントと、非SMイネーブルされたユーザ・エレメントの両方にMBMSサービスを提供するのが望ましい。他の問題は、特に大きなセルの場合、空間多重が、セル全体で支持されることができない可能性があることである。従って、空間多重を利用した無線ネットワークにおいて、MBMSを提供するシステムと方法が必要である。
無線通信ネットワークにおける高度マルチメディア・ブロードキャスト・マルチキャスト・サービス(MBMS)のためのシステムと方法が本明細書に開示されている。ある実施形態においては、MBMS地帯内、あるいはブロードキャスト地域におけるいくつかの基地局は、空間多重(SM)がイネーブルされたユーザ・エレメントと、非SMイネーブルされたユーザ・エレメントの両方に適合する。より具体的には、前記MBMS地帯における前記複数の基地局に利用されるダウンリンク・チャネル内のリソースは、SMモードに割当てられる第1のリソースと、非SMモードに割当てられる第2のリソースに分割される。前記ダウンリンク・チャネルのリソースは、時分割多重(TDM)、周波数分割多重(FDM)、あるいはハイブリッドTDMおよびFDM方式を使用してパーティションされてもよい。基地局は、MBMS地域内のSMイネーブルされたユーザ・エレメントと非SMイネーブルされたユーザ・エレメント両方に、非SM送信方式を使用して、非SMモードのために割り当てられたダウンリンク・チャネルの第1のリソース経由で、基本サービスのためのマルチメディア・コンテンツを同時にブロードキャストする。基地局は、MBMS地域内のSMイネーブルされたユーザ・エレメントに、SM送信方式を使用して、SMモードのために割り当てられたダウンリンク・チャネルの第2のリソース経由で、高度サービスのためのマルチメディア・コンテンツを同時にブロードキャストする。ダウンリンク・チャネルの同じリソースを使用してマルチメディア・コンテンツを同時にブロードキャストすることにより、MBMS地域の複数の基地局は、単一周波数ネットワーク(SFN)を形成し、この単一周波数ネットワークはセル端の近くに位置するユーザ・エレメントの信号対干渉雑音比(SINR)を相当に改善する。
他の実施形態においては、いくつかの基地局がMBMS地帯、あるいはブロードキャスト地域を形成し、そこにおいてMBMS地帯はSM地帯と非SM地帯に再分割される。前記SM地帯と前記非SM地帯の両方にある複数の基地局は、SM地帯内の複数のSMイネーブルされたユーザ・エレメントに、基本サービスのためのマルチメディア・コンテンツを同時にブロードキャストする。前記SM地帯にサービスを提供する複数の基地局は、SM通信方式を使用して、前記SM地帯内の複数のSMイネーブルされたユーザ・エレメントに、基本サービスのためのマルチメディア・コンテンツに加えて、高度サービスのためのマルチメディア・コンテンツを同時にブロードキャストする。前記SM地帯内の複数のSMイネーブルされたユーザ・エレメントは、SM受信モードで動作し、一方、前記非SM地帯内の複数のSMイネーブルされたユーザ・エレメントは、非SM受信モードで動作する。さらに、前記SM地帯から前記非SM地帯に移動するとき、SMイネーブルされたユーザ・エレメントは、SM受信モードから非SM受信モードに切り替えてもよい。同様に、前記非SM地帯から前記SM地帯に移動するとき、SMイネーブルされたユーザ・エレメントは、非SM受信モードからSM受信モードに切り替えてもよい。
他の実施形態においては、無線通信ネットワークは複数のMBMS地帯を含む。各MBMS地帯のため、各MBMS地帯にサービスを提供する複数基地局は、各MBMS地帯のためのMBMS地帯識別(ID)を送信する。MBMS地帯内のユーザ・エレメントは、そのMBMS地帯のためのMBMS地帯IDを受信する。MBMS地帯IDは、例えば信号情報のような、MBMS地帯にサービスを提供する基地局から受信した情報を復号するのに、ユーザ・エレメントによって使用されてもよい。さらに、あるいは代わりに、複数のMBMS地帯IDは、1つのMBMS地帯から他のMBMS地帯へのハンドオフをいつ行うか決定するのに、ユーザ・エレメントによって使用されてもよい。
当業者は、以下の詳細な説明を添付の図面と関連させて読むことで、本発明の範囲を理解し、そのさらなる観点を理解するであろう。
本明細書に組み込まれ、その一部を形成する添付の図面は、本発明の複数の観点を示すものであり、説明と共に本発明の原理を説明するのに役立つものである。
本開示のある実施形態による、空間多重(SM)がイネーブルされたユーザ・エレメントと、非SMイネーブルされたユーザ・エレメントの両方に適合する、無線通信ネットワーク内のマルチメディア・ブロードキャスト・マルチキャスト・サービス(MBMS)地帯を示す。 複数のSMイネーブルされたユーザ・エレメントと、複数の非SMイネーブルされたユーザ・エレメントの両方のためのMBMS地帯のためのマルチメディア・コンテンツをブロードキャストするのに利用されるダウンリンク・チャネルのリソースをパーティションするためのいくつかの例示的方式を示す。 複数のSMイネーブルされたユーザ・エレメントと、複数の非SMイネーブルされたユーザ・エレメントの両方のためのMBMS地帯のためのマルチメディア・コンテンツをブロードキャストするのに利用されるダウンリンク・チャネルのリソースをパーティションするためのいくつかの例示的方式を示す。 複数のSMイネーブルされたユーザ・エレメントと、複数の非SMイネーブルされたユーザ・エレメントの両方のためのMBMS地帯のためのマルチメディア・コンテンツをブロードキャストするのに利用されるダウンリンク・チャネルのリソースをパーティションするためのいくつかの例示的方式を示す。 本開示のある実施形態による、SM地帯と非SM地帯を含むMBMS地帯を示す。 本開示のある実施形態による、図3のMBMS地帯内に位置するSMイネーブルされたユーザ・エレメントが、SMイネーブルされたユーザ・エレメントがSM地帯に位置しているかあるいは非SM地帯に位置しているかに基づいて、受信モードを選択することができるプロセスを示すフローチャートである。 本開示のある実施形態による、図4のプロセスを使用して、ユーザ・エレメントの図3のSM地帯から非SM地帯へのハンドオフを示す。 本開示のある実施形態による、無線通信ネットワーク内の複数のMBMS地帯を示す。 本開示のある実施形態による、1つのMBMS地帯から他のMBMS地帯に移動するユーザ・エレメントのためのハンドオフ・プロセスを示す。 本開示のある実施形態による、複数のパイロット・パターンを示す。 本開示のある実施形態による、複数のパイロット・パターンを示す。 本開示のある実施形態による、基地局のブロック図である。 本開示のある実施形態による、図9の基地局の一部のより詳細な図である。 本開示のある実施形態による、ユーザ・エレメントのブロック図である。 本開示のある実施形態による、ユーザ・エレメントがSMイネーブルされたユーザ・エレメントである図11のユーザ・エレメントの一部のより詳細なブロック図である。 本開示のある実施形態による、ユーザ・エレメントが非SMイネーブルされたユーザ・エレメントである図11のユーザ・エレメントの一部のより詳細なブロック図である。 本開示のある実施形態による、透過的アップリンク中継局の動作を示す。 本開示のある実施形態による、透過的アップリンク中継局の動作を示す。 本開示のある実施形態による、図13Aおよび13Bの透過的アップリンク中継局のブロック図である。
以下で説明される実施形態は、当業者が本発明を実施できるようにするために必要な情報を提示し、本発明を実施する最良の形態を示す。添付の図面を参照しながら以下の説明を読むことで、当業者は本発明の概念が理解し、本明細書で具体的には言及されていないこれらの概念の応用を認識するであろう。当然のことながら、これらの概念および応用は、本開示および添付の特許請求の範囲に含まれることを理解されたい。
図1は、本開示のある実施形態による、無線通信ネットワークのマルチメディア・ブロードキャスト・マルチキャスト・サービス(MBMS)地帯10を示す。無線通信ネットワークは、例えば、ロング・ターム・エボリューソン(LTE)ネットワーク、WiMAXあるいはIEEE802.16ネットワーク、その他の4世代(4G)セルラー通信ネットワークであってもよい。図示されるように、MBMS地帯10は、ユーザ・エレメント(UE)14および16のようなMBMS地帯10内の複数のユーザ・エレメントにマルチメディア・コンテンツをブロードキャストすることができるいくつかの基地局(BS)12−1乃至12−3を含む。本実施形態においては、基地局12−1乃至12−3は、複数の送信アンテナを有し、言い換えれば、マルチ入力マルチ出力(MIMO)装置を有している。基地局12−1乃至12−3は、直交周波数分割多重(OFDM)のような、マルチ・サブキャリア変調方式を使用してデータを送信する。ただし、マルチ・サブキャリア変調方式は、OFDMのみに限定されるものではない。
一般に、基地局12−1乃至12−3は、ユーザ・エレメント14のような空間多重(SM)イネーブルされたユーザ・エレメントとユーザ・エレメント16のような非SMイネーブルされたユーザ・エレメントの両方に適合するような方法でマルチメディア・コンテンツをブロードキャストする。より具体的には、基地局12−1乃至12−3によって利用されるダウンリンク・チャネル内のリソースは、SMモードのために割り当てられ、ダウンリンク・チャネル内の他のリソースは、非SMモードのために割り当てられる。OFDMの場合、OFDMシンボル期間中、SMモードおよび非SMモードのために割り当てられるリソースは複数のサブキャリアである。以下に説明されているように、ダウンリンク・チャネルのリソースは、時分割多重(TDM)、周波数分割多重(FMD)、あるいはTDMおよびFDMのハイブリッドで、SMモードおよび非SMモードのために、パーティションされてもよい。
非SMモードのために割り当てられるリソースを使用して、基地局12−1乃至12−3は、SMイネーブルされたユーザ・エレメント14および非SMイネーブルされたユーザ・エレメント16の両方に、非SM送信方式を使用して、基本サービスのためのマルチメディア・コンテンツを同時にブロードキャストする。例えば、基地局12−1乃至12−3は、空間ダイバシティ送信方式を使用して、基本サービスのためのマルチメディア・コンテンツを同時にブロードキャストしてもよい。基地局12−1を例として用いれば、空間ダイバシティ送信方式は、基地局12−1が、同じ時間および周波数リソースを使用して、基地局12−1の各複数の送信アンテナから同じデータ・ストリームを送信するものである。
さらに、SMモードのために割り当てられたリソースを使用して、基地局12−1乃至12−3は、高度サービスのためのマルチメディア・コンテンツを、空間多重を使用してSMイネーブルされたユーザ・エレメント14にブロードキャストする。空間多重は、ある送信チャネルの同じ時間および周波数リソースを使用して、複数の送信アンテナが独立のデータ・ストリームを送信する、複数のMIMO装置のための送信方式である。このようにして、基地局12−1を例として再度用いれば、基地局12−1は、SMモードで動作中、基地局12−1の複数の送信アンテナから高度サービスのための独立のデータ・ストリームを送信する。
このようにして、非SMモードのために割り当てられたリソースを使用して、基地局12−1乃至12−3は、基本サービスのためのマルチメディア・コンテンツを、SMイネーブルされたユーザ・エレメント14と非SMイネーブルされたユーザ・エレメント16の両方に対して同時にブロードキャストする。言い換えれば、非SMモードに割り当てられたリソースを使用して、基地局12−1乃至12−3は、基本サービスのための同じマルチメディア・コンテンツを、同じサブキャリア周波数上で同時に、あるいは実質的に同時にブロードキャストする。また、各基地局12−1乃至12−3は、同じ変調及びコード方式、あるいは実質的に同じ変調及びコード方式を使用する。さらに、SMモードのために割り当てられたリソースを使用して、基地局12−1乃至12−3は、高度サービスのためのマルチメディア・コンテンツを、SMイネーブルされたユーザ・エレメント14に同時にブロードキャストする。また、言い換えれば、SMモードのために割り当てられたリソースを使用して、基地局12−1乃至12−3は、高度サービスのための同じマルチメディア・コンテンツを、同じサブキャリア周波数上で同時に、あるいは実質的に同時にブロードキャストする。また、各基地局12−1乃至12−3は、同じ変調及びコード方式、あるいは実質的に同じ変調及びコード方式を使用する。例として、基本サービスは地域のテレビ局で、高度サービスは地元のテレビ局でもよい。他の例として、基本サービスは全国テレビ局で、高度サービスは1つ以上の地域のテレビ局および(あるいは)1つ以上の地元のテレビ局でもよい。ここで、本明細書では、テレビが説明されているが、基地局12−1乃至12−3によってブロードキャストされるマルチメディア・コンテンツはテレビに限定されない。他の種類の例示的マルチメディア・コンテンツは、ラジオコンテンツと、本文と画像を含む新聞コンテンツとである。
図2A乃至2Cは、SMモードと非SMモードのためのダウンリンク・チャネルのリソースの複数の例示的パーティションを示す。より具体的には、図2Aは、マルチメディア・コンテンツをブロードキャストするために使用されるダウンリンク・チャネルのリソースが、TDMを使って、第1の期間中はすべてのサブキャリアがSMモードのために割り当てられ、第2の期間中はすべてのサブキャリアが非SMモードのために割り当てられるようにパーティションされている例を示す。第1と第2の期間は、例えば、ダウンリンク・フレーム内のサブフレームであってもよい。図2Bは、マルチメディア・コンテンツをブロードキャストするために使用されるダウンリンク・チャネルのリソースが、FDMを使って、SMモードと非SMモードのために異なるサブキャリア・ブロックが割り当てられるようにパーティションされている例を示す。例えば、ダウンリンク・フレームの間、1つ以上のサブキャリア・ブロックがSMモードのために割り当てられてもよく、一方ダウンリンク・フレームの間、1つ以上の異なるサブキャリア・ブロックが非SMモードのために割り当てられてもよい。最後に、図2Cは、マルチメディア・コンテンツをブロードキャストするために使用されるダウンリンク・チャネルのリソースが、TDMとFDMのハイブリッドを使ってパーティションされている例を示す。例えば、ダウンリンク・フレームの各サブフレームの間、異なるサブキャリア・ブロックがSMモードと非SMモードのために割り当てられてもよい。
図3は、本開示のある実施形態による、SM地帯20と非SM地帯22に分割されているMBMS地帯18を示す。本実施形態は、MBMS地帯18全体にわたっての空間多重が不可能な場合に特に有益であるかもしれない。これは、複数の基地局によって提供される複数のセルが比較的大きく、単一周波数ネットワーク(SFN)の信号対干渉雑音比(SINR)を改善してもセル内全域にSMを供給することができない場合に起こる可能性がある。
例示的な実施形態において、MBMS地帯18は、基地局24−1乃至24−8によって提供され、この領域おいて、基地局24−1乃至24−5はSM地帯20、そして基地局24−6乃至24−8は、非SM地帯22にサービスを提供する。基地局24−1乃至24−8は、複数の送信アンテナ、言い換えれば、MIMO装置を有している。基地局24−1乃至24−8は、OFDMのようなマルチ・サブキャリア変調方式を使用してデータを送信する。ただし、マルチ・サブキャリア変調方式は、OFDMのみに限定されるものではない。さらに、SM地帯20にサービスを提供する基地局24−1乃至24−5は、基本サービスのためのマルチメディア・コンテンツを、第1のレイヤあるいは送信アンテナを使用してユーザ・エレメント26のような、SM地帯20内のSMイネーブルされたユーザ・エレメントに同時にブロードキャストし、高度サービスのためのマルチメディア・コンテンツを、空間多重を使用して、1つ以上の追加のレイヤあるいは送信アンテナを使用して、同時にブロードキャストする。
複数の基地局24−6乃至24−8は、基本サービスのためのマルチメディア・コンテンツを、非SM送信方式を使用して、ユーザ・エレメント28のような非SM地帯22内のSMイネーブルされたユーザ・エレメントにブロードキャストする。例えば、ある実施形態においては、基地局24−6乃至24−8は、基本サービスのためのマルチメディア・コンテンツを、空間ダイバシティを使用して、同時にブロードキャストする。SMイネーブルされたユーザ・エレメント28は、非SM受信モードで動作する。例えば、SMイネーブルされたユーザ・エレメント28は、ユーザ・エレメント28がSM地帯20内にあるときは復号器がSMモードに設定され、ユーザ・エレメント28が非SM地帯22内にあるときは復号器が非SMモードに設定される、SMモードあるいは空間ダイバシティ(SD)モードのいずれかに設定可能な復号器を有してもよい。重要なことには、SM地帯20内および非SM地帯22内両方にある基地局24−1乃至24−8は、基本サービスのためのマルチメディア・コンテンツを、ダウンリンク・チャネル内の同じリソースを使用して、同時にブロードキャストする。その結果、MBMS地帯18はSFN、つまり、複数の隣接セルの複数の基地局によって送信された同じ信号をオーバー・ザ・エア結合した結果、セル端近くに位置するユーザ・エレメントのためのSINRが改善されるという優位性を持つ。
MBMS地帯18では、ユーザ・エレメント26およびユーザ・エレメント28のような、SMイネーブルされたユーザ・エレメントは、SM地帯20と非SM地帯22との間を移動するとき、ハンドオフを行うことができる。図4は、SM地帯20と非SM地帯22との間で必要に応じてハンドオフを行うために、ユーザ・エレメント26およびユーザ・エレメント28のような、SMイネーブルされたユーザ・エレメントによって行われてもよいプロセスを示す。より具体的には、ユーザ・エレメント26を例として用いると、ユーザ・エレメント26は、ユーザ・エレメント26がSM地帯20内にあるか、それとも非SM地帯22内にあるか判定する(ステップ100)。ある実施形態においては、ユーザ・エレメント26は、ブラインド復号方式を使用して、ユーザ・エレメント26がSM地帯20内にあるか、それとも非SM地帯22内にあるか判定する。具体的には、ユーザ・エレメント26は、SM復号器あるいは非SM復号器(例:SD復号器)として設定できる復号器を含んでもよい。まず、復号器は、SM復号器として設定されてもよい。もし復号器が、SM地帯20内にある基地局24−1乃至24−5からのSMブロードキャスト信号を適切に復号することができれば、ユーザ・エレメント26は、ユーザ・エレメント26がSM地帯20内にあると判定し、復号器はSM復号器として設定され続ける。もし復号器が、SM地帯20内にある複数の基地局24−1乃至24−5からのSMブロードキャスト信号を適切に復号することができなければ、ユーザ・エレメント26は、ユーザ・エレメント26が非SM地帯22内にあると判定する。
他の実施形態においては、ユーザ・エレメント26は、1つ以上の基地局24−1乃至24−8から受信した情報に基づいて、ユーザ・エレメント26がSM地帯20にあるか、それとも非SM地帯22にあるか判定してもよい。例えば、基地局24−1乃至24−8は、基地局24−1乃至24−8がSM地帯20にあるか、それとも非SM地帯22にあるかを識別する情報を時々送信してもよい。基地局24−1を例に用いれば、基地局24−1は、基地局24−1がSM地帯20内にあることを識別する情報を送信してもよい。送信される情報は、例えば、アクセスチャネル上で送信される、基地局24−1がSM地帯20または非SM地帯22に属すると識別するデータ配列、あるいは信号チャネル上で送信された信号情報であっても良い。
ユーザ・エレメント26は、ユーザ・エレメント26がSM地帯20か非SM地帯22のいずれにあるかの判定結果に従い、復号器を設定する。より具体的には、ユーザ・エレメント26がSM地帯20にあると判定すれば、ユーザ・エレメント26は、この例では、ユーザ・エレメント26の復号器をSM復号器として設定することにより、SM受信モードに入る(ステップ102)。もし、ユーザ・エレメント26がSM地帯20にない、あるいは非SM地帯22にあるとユーザ・エレメント26が判定すれば、ユーザ・エレメント26は、この例では、ユーザ・エレメント26の復号器をSD復号器のような非SM復号器として設定することにより、非SM受信モードに入る(ステップ104)。
ユーザ・エレメント26がSM地帯20から非SM地帯22に移動すると、ユーザ・エレメント26は、図4のプロセスを使用して、ユーザ・エレメント26が基地局24−1乃至24−5からのSMブロードキャスト信号はもう復号することができないと判定する。次いでユーザ・エレメント26は、ユーザ・エレメント26の復号器を非SM復号器として動作するように設定することによって非SM地帯22へのハンドオフを行う。ユーザ・エレメント26が非SM地帯22からSM地帯20に移動すると、ユーザ・エレメント26は、同様の方法で、ユーザ・エレメント26はSM地帯20にある基地局24−1乃至24−5からのSMブロードキャスト信号を現在は適切に復号することができると判定する。従って、ユーザ・エレメント26は、ユーザ・エレメント26の復号器をSM復号器として動作するように設定することによって、非SM地帯22からSM地帯20へのハンドオフを行う。
図5は、図4のプロセスを使用する、ユーザ・エレメント26のSM地帯20から非SM地帯22への例示的ハンドオフを示す。図示されるように、ユーザ・エレメント26は、最初はSM地帯20にある。従って、ユーザ・エレメント26は、基地局24−1乃至24−5からのSMブロードキャスト信号を適切に復号することができ、そしてユーザ・エレメント26はSM受信モードに設定されている。それゆえ、ユーザ・エレメント26がSM地帯20から非SM地帯22に移動すると、ユーザ・エレメント26は、ブロードキャスト局24−1乃至24−5からのSMブロードキャスト信号を適切に復号することがもうできない。従って、ユーザ・エレメント26は、ユーザ・エレメント26が非SM地帯22にあると判定し、そのため、非SM受信モードに入ることにより、SM地帯20から非SM地帯22へのハンドオフを行う。
図1から図2C、および図3から図5の実施形態は個別に説明されているが、これらの実施形態は組み合わせて使用してもよいことに注意されたい。より具体的には、MBMS地帯18は、図1から図2Cに関連して上記で説明された方法で、SMイネーブルされた、ならびに非SMイネーブルされたユーザ・エレメント両方を支持してもよい。
本出願のある実施形態による図6は、MBMS地帯30および32にサービスを提供する基地局34−1乃至34−9が複数の地帯識別(ID)、あるいは類似の情報を送信する2つのMBMS地帯30および32を示す。複数の地帯IDが本明細書で説明されているが、各基地局34−1乃至34−9がMBMS地帯30あるいは32のどちらに位置されているかを識別する任意の情報が使用されてもよいことが理解されるべきである。基地局34−1乃至34−5はそれぞれ、ユーザ・エレメント36のような、MBMS地帯30内の複数のユーザ・エレメントにMBMS地帯30のための地帯IDを送信する。同様に、基地局34−5乃至34−9はそれぞれ、ユーザ・エレメント38のような、MBMS地帯32内の複数のユーザ・エレメントにMBMS地帯32のための地帯IDを送信する。複数の地帯IDは、アクセスチャネル内での対応する配列、あるいは信号チャネル内での信号情報として送信されてもよい。MBMS地帯30とMBMS地帯32は重複し、基地局34−5は、MBMS地帯30と32の両方の内部にあることに注意されたい。従って、基地局34−5は、MBMS地帯30のための地帯IDとMBMS地帯32のための地帯ID両方を送信する。
複数の地帯IDは復号のために使用されてもよい。より具体的には、基地局34−1乃至34−5がMBMS地帯30に属することを識別する地帯IDあるいはその他の情報は、ユーザ・エレメント36のような、MBMS地帯30内の複数のユーザ・エレメントが、基地局34−1乃至34−5によってMBMS地帯30のためにブロードキャストされる信号を復号するのに必要な復号パラメータを識別することができるようにしてもよい。例えば、復号パラメータは、スクランブリングコード、インターリーバー、パイロット・パターン、その他のものであってもよい。同様に、基地局34−5乃至34−9がMBMS地帯32に属することを識別する地帯IDあるいはその他の情報は、ユーザ・エレメント38のような、MBMS地帯32内の複数のユーザ・エレメントが、基地局34−5乃至34−9によってMBMS地帯32のためにブロードキャストされる信号を復号するのに必要な復号パラメータを識別することができるようにしてもよい。さらにあるいは、複数の地帯IDは、データ・サービス/種類、その他の2次的情報を意味するために使用されてもよい。
図7は、本開示のある実施形態による、図6の、ユーザ・エレメント36のための、MBMS地帯30からMBMS地帯32に移動するときのハンドオフ・プロセスを示す。第1に、ユーザ・エレメント36がMBMS地帯30とMBMS地帯32の間の境界近くにあるとき、ユーザ・エレメント36は、基地局34−1乃至34−5からはMBMS地帯30のための地帯ID、ならびに基地局34−5乃至34−9からはMBMS地帯32のための地帯IDの両方を受信する(ステップ200−206)。次いでユーザ・エレメント36は、MBMS地帯30からMBMS地帯32へのハンドオフを行うかどうか決定する(ステップ208)。例えば、もしMBMS地帯30のために基地局34−1乃至34−5から受信する信号の強度がMBMS地帯32のために基地局34−5乃至34−9から受信する信号の強度より大きければ、ユーザ・エレメント36はハンドオフを行わないように決定する。しかしながら、もしMBMS地帯32のために基地局34−5乃至34−9から受信する信号の強度がMBMS地帯30のために基地局34−1乃至34−5から受信する信号の強度より大きければ、ユーザ・エレメント36はハンドオフを行うように決定する。ハンドオフを行うかどうか決定するためには、他の複数の閾値が使用されてもよいことに注意されたい。例えば、基地局34−5乃至34−9からの信号強度が既定の閾値に達したとき、MBMS地帯30からMBMS地帯32へのハンドオフが行われてもよい。
この例においては、ハンドオフが行われる。従って、ユーザ・エレメント36はMBMS地帯30からMBMS地帯32へのハンドオフを行う(ステップ210)。上記で説明されたように、地帯IDは、適切な復号パラメータを識別するために使用されてもよい。この場合、ユーザ・エレメント36は、地帯IDに基づいてMBMS地帯32のための復号パラメータを識別し、そしてユーザ・エレメント36の復号器をMBMS地帯32のための復号パラメータで設定することにより、ハンドオフを行う。上記の説明はMBMS地帯30とMBMS地帯32の地帯IDに焦点をあてているが、異なるサービスのために異なるMBMS地帯が存在するように、各サービスに異なる地帯IDが割り当てられてもよいことに注意されたい。
図8Aおよび8Bは、本開示のある実施形態による、図3のSM地帯20および非SM地帯22の例示的パイロット・パターンを示す。当業者には理解されるように、復号プロセスのためのチャネル推定を生成するためにパイロット・シンボルが利用される。各レイヤあるいは送信アンテナのための異なるパイロット・シンボルが必要とされる。パイロット・パターンは、パイロット・シンボルが位置するべき送信フレームあるいはサブフレーム内でのシンボル位置を定義する。図8Aは、SM地帯20のためのパイロット・シンボル・パターンを示している。この例では、SM地帯20おいて、非SM対応ユーザ・エレメントに適合するため、図1に関連して上記で説明された方法で、SM地帯20のためのダウンリンク・チャネルのリソースがSMモードと非SMモードにパーティションされている。SM地帯20のためのパイロット・シンボル・パターンは、基本サービスのためのマルチメディア・コンテンツをブロードキャストするために使用される第1のレイヤあるいは送信アンテナのための複数のパイロット・シンボル位置と、SMモードのために割り当てられたリソース・ブロックにおける第2のレイヤあるいは第2の送信アンテナのための追加の複数のパイロット・シンボル位置とを含む。複数の共通のパイロットは、SMモードと非SMモードによって共有される。
図8Bは、非SM地帯22のためのパイロット・シンボル・パターンを示す。非SM地帯22のためのパイロット・シンボル・パターンは、基本サービスのためのマルチメディア・コンテンツをブロードキャストするために使用されるプライマリレイヤあるいは送信アンテナのための、SM地帯20のためのパイロット・シンボル・パターンと同じパイロット・シンボル位置を含む。これにより、SM地帯20と非SM地帯22のための真のSFN操作ができる。
上で説明されたパイロット・シンボル・パターンは、図6の複数のMBMS地帯30および32にも適用する。しかしながら、パイロット・シンボル位置は同じであることが好ましいが、各MBMS地帯30および32はパイロット・シンボルを変調するために異なる変調コードあるいは配列を使用する。このようにして、基地局34−1乃至34−5は、MBMS地帯30のためのパイロット・シンボルを変調するために第1の変調コードを使用してもよく、そして基地局34−5乃至34−9はMBMS地帯32のためのパイロット・シンボルを変調するために第2の変調コードを使用してもよい。パイロット・シンボルのための変調コードは、MBMS地帯30あるいはMBMS地帯32の地帯IDに基づいて決定されてもよい。
図6の基地局34−5の場合のように、もし基地局が1つ以上のMBMS地帯に属すれば、次の例示的方式の1つがその基地局に使用されてもよい。基地局34−5のように1つ以上のMBMS地帯に属する基地局は、各異なるMBMS地帯からのすべてのあるいはいくつかのサービスを直交チャネル・リソースあるいは異なる複数のレイヤで供給してもよい。図6の基地局34−5を例として用い、ある実施形態においては、基地局34−5はMBMS地帯30および32のためのMBMSデータを、例えば異なる複数のサブフレームのような、異なる複数のタイム・スロットでブロードキャストしてもよい。特定のタイム・スロット中の複数のパイロット・シンボルを変調するのに使用される変調コードは、それゆえ、データ送信先の対応するMBMS地帯に基づいて決定されてもよい。
他の実施形態においては、基地局34−5は異なるサブキャリアを使用してMBMS地帯30および32のためのMBMSデータをブロードキャストしてもよい。特定のサブキャリアのためのパイロット・シンボルを変調するのに使用される変調コードは、次いで、サブキャリア上のデータが送信される、対応するMBMS地帯に基づいて決定されてもよい。さらに他の実施形態においては、基地局34−5は異なる複数のMIMOレイヤを使用してMBMS地帯30および32のためのMBMSデータをブロードキャストしてもよい。特定のMIMOレイヤのための複数のパイロット・シンボルを変調するのに使用される変調コードは、対応するMBMS地帯に基づいて決定されてもよい。
図9は、基地局40のブロック図である。この基地局40に関する説明は、本明細書で説明されている基地局12−1乃至12−3、24−1乃至24−9、および34−1乃至34−9に適用される。図示されるように、基地局40は、一般に、制御システム42、ベースバンド・プロセッサ44、OFDM送信回路構成46、この例においては単一キャリア周波数分割多元アクセス(SC−FDMA)受信回路構成である受信回路構成48、複数のアンテナ50、およびネットワーク・インターフェース52を含む。図10は、図9のベースバンド・プロセッサ44とOFDM送信回路構成46をより詳細に示す。図示されるように、コード/変調プリミティブ54は、当業者には周知のように、データ・シンボルを生成するためにバイナリ・データの暗号化、インターリーブ、変調を行う責任がある。コード/変調プリミティブ54は、図10に示されていないいくつかのプロセス用のブロックを含んでもよい。暗号器56は、動作のモードに応じて、空間多重暗号化あるいは空間ダイバシティ暗号化を、データ・シンボルに適用する。暗号器56はまた、データ・シンボルを、対応するOFDM構成部品58への異なる処理パスに分類する。各OFDM構成部品58は、暗号器56からデータ・シンボルを受信し、所望のOFDM変調方式によりデータ・シンボルを処理し、そして変調されたデータ・シンボルを対応するアンテナ50経由で送信する。
図11は、ユーザ・エレメント60のブロック図である。ユーザ・エレメント60に関するこの説明は、本明細書で説明されているユーザ・エレメント14、16、26、28、36、および38にも適用する。図示されるように、ユーザ・エレメント60は一般に、制御システム62、ベースバンド・プロセッサ64、この例ではSC−FDMA送信回路構成である送信回路構成66、OFDM受信回路構成68、複数のアンテナ70、およびユーザインターフェース72を含む。図12Aは、ユーザ・エレメント60がSMイネーブルされている実施形態のための図11の、ベースバンド・プロセッサ64とOFDM受信回路構成68とを示す。図示されるように、ユーザ・エレメント60、複数のOFDM構成部品74を含み、それぞれがアンテナ70の1つに接続されている。各OFDM構成部品74は、当業者が理解できるように、所望のOFDM変調方式に従って、受信された信号を処理する。OFDM構成部品74は復号器76にデータ・シンボルを出力する。復号器76は、当業者には周知のように、空間多重復号あるいは空間ダイバシティ復号のうちのいずれかを適用し、出力バイナリ・データの生成をするためにシンボルの復号、デインターリーピング、復調を担当する復号/変調プリミティブ78にシンボルを引き渡す。復号/変調プリミティブ78は、図12Aには示されていない、いくつかの追加の処理用ブロックを含んでもよい。図12Bは図12Aに類似している。しかしながら、図12Bは、ユーザ・エレメント60がSMイネーブルされていない実施形態のための図11の、ベースバンド・プロセッサ64とOFDM受信回路構成68とを示す。この実施形態においては、OFDM構成部品74は1つだけである。
図13Aおよび13Bは、本開示の他の実施形態による、透過的アップリンク中継局(RS)80の動作を示す。透過的アップリンクRS80は、上記の説明に基づき、任意の種類のセルラー式通信ネットワークに利用されてもよく、そして、MBMSを供給するセルラー式通信ネットワークに限定されると解釈されるべきではないことに注意されたい。透過的アップリンクRS80は、LTEセルラー式通信ネットワーク、WiMAXあるいはIEEE802.16ネットワーク、その他のものなど任意の種類の無線通信ネットワークに利用されてもよい。さらに具体的には、図13Aに示されるように、ユーザ・エレメント82は、まず、アップリンク・グラントに従って、アップリンク・データを、基地局84に送信する(ステップ300)。透過的アップリンクRS80と基地局84は両方とも、アップリンク・データを復号する(ステップ302および304)。ステップ300の前に、透過的アップリンクRS80は、好ましくは、ユーザ・エレメント82のために基地局84によって送信されたアップリンク・グラント情報を復号する。本実施形態においては、基地局84はアップリンク・データを正しく復号する。従って、基地局84は、承認(ACK)メッセージをユーザ・エレメント82に送る(ステップ306)。ユーザ・エレメント82および透過的アップリンクRS80の両方がACKメッセージを検出する(ステップ308および310)。従って、中継は必要ない。そのため、透過的アップリンクRS80はアップリンク・データを破棄する(ステップ312)。
図13Bは、アップリンク・データが基地局84によって正しく復号されない透過的アップリンクRS80の動作を示す。図示されるように、ユーザ・エレメント82は、まず、アップリンク・グラントに従って、アップリンク・データを、基地局84に送信する(ステップ400)。透過的アップリンクRS80と基地局84は両方とも、アップリンク・データを復号する(ステップ402および404)。本実施形態においては、基地局84はアップリンク・データを正しく復号しない。従って、基地局84は、NAKメッセージをユーザ・エレメント82に送る(ステップ406)。ユーザ・エレメント82および透過的アップリンクRS80の両方がNAKメッセージを検出する(ステップ408および410)。従って、ユーザ・エレメント82は、透過的アップリンクRS80がアップリンク・データを正しく復号したものと想定して、アップリンク・データを再送し(ステップ412)、そして、透過的アップリンクRS80もユーザ・エレメント82からのアップリンク・データ再送と共に同時にアップリンク・データを再送する(ステップ414)。好ましくは、透過的アップリンクRS80は、ユーザ・エレメント82および透過的アップリンクRS80からのアップリンク・データの再送が、無線で(例:基地局84の受信アンテナで)結合し、それにより基地局84によって受信される対応信号のSINRが改善されるように、基地局84と同じ物理的、あるいはラジオ・リソース(例:時間および周波数)、ならびに同じ変調およびコード方式、を使用して、アップリンク・データを再送する。基地局84は、アップリンク・データを復号する(ステップ416)。基地局84がアップリンク・データを正しく復号した場合、基地局84はACKメッセージをユーザ・エレメント82に送る(ステップ418)。本実施形態においては、ユーザ・エレメント82および透過的アップリンクRS80の両方がACKメッセージを検出する(ステップ420および422)。次いで透過的アップリンクRS80は、アップリンク・データを破棄する(ステップ424)。
ユーザ・エレメント82および基地局84は、ハードウェアに実装されている。例えば、ユーザ・エレメント82は、図11のユーザ・エレメント60と同様に実装されてもよく、基地局84は、図9の基地局40と同様に実装されてもよい。図14は、本開示のある実施形態による、透過的アップリンクRS80のブロック図である。図示されるように、透過的アップリンクRS80は、関連メモリ88を有してもよい、制御システム86を含む。制御システム86は、ハードウェアに実装されている。例えば、制御システム86は、1つ以上の中央処理装置(CPU)、1つ以上の特定用途向け集積回路(ASIC),1つ以上の現場書換可能ゲートアレー(FPGA)、他のもの、あるいはこれらの組み合わせとして実装されてもよい。透過的アップリンクRS80の機能は、ソフトウェアに実装されメモリ88に保存されるか、制御システム86内でハードウェア機能として実装されるか、あるいはこれらの組み合わせでもよい。透過的アップリンクRS80は、必要に応じてメッセージをユーザ・エレメント82および基地局84に送り、またはそれらからメッセージを受けるための、1つ以上の無線通信インターフェース90も含む。
好ましくは、透過的アップリンクRS80は、無線通信基準に依存せず、ユーザ・エレメント82に対して透過的である。基地局84は、透過的アップリンクRS80に関する知識を有し、そして透過的アップリンクRS80をユーザ・エレメント82と同じに扱ってもよい。基地局84のスケジューラは、例えば、チャネル統計を使用して透過的アップリンクRS80の存在を感知することができるようにされてもよいし、また透過的アップリンクRS80を十分に利用するため、中継トリガ・スケジューリング・アプローチを採用してもよい。透過的アップリンクRS80は、透過的アップリンクRS80とユーザ・エレメント82との間の調整の必要がないため、同時ハイブリッド自動再送要求(H−ARQ)の実装を簡単にする。また、好ましくは、透過的アップリンクRS80は、それ自身何らの信号も伝達せず、追加のラジオ・リソースも使用しない。
当業者であれば、本発明の実施形態に対する改良および修正を認識するであろう。すべてのかかる改良と修正は、開示された本明細書と以下の特許請求の範囲の概念の範囲内にあるものとみなされる。

Claims (20)

  1. マルチメディア・ブロードキャスト・マルチキャストサービス(MBMS)を提供する無線通信システムに含まれる基地局であって、
    無線通信回路と、
    前記無線通信回路に結合される処理ハードウェア要素とを備え、
    無線通信回路及び前記処理ハードウェア要素は、
    (1)前記基地局が第1のMBMSゾーンに属するとして識別する第1の信号を送信し、 前記第1の信号は、
    (a)前記第1のMBMSゾーンのサービスを決定するのに用いられる第1のMBMSゾーンIDと、
    (b)前記第1のMBMSゾーンIDに基づくシーケンスにより変調される第1のパイロット・シンボルと、
    を含み、
    (2)前記基地局が第2のMBMSゾーンに属するとして識別する第2の信号を送信し、 前記第2の信号は、
    (a)前記第2のMBMSゾーンのサービスを決定するのに用いられる第2のMBMSゾーンIDと、
    (b)前記第2のMBMSゾーンIDに基づくシーケンスにより変調される第2のパイロット・シンボルと、
    を含む、前記基地局。
  2. 前記第1のパイロット・シンボルは、パイロット・パターンに従い前記第1のMBMSゾーンの時間周波数リソースの間で分散される、請求項1に記載の基地局。
  3. 更に、複数のアンテナを備え、
    各アンテナが前記第1のMBMSゾーン又は前記第2のMBMSゾーンのために構成され、前記パイロット・パターンが前記第1のMBMSゾーン又は前記第2のMBMSゾーンそれぞれに対して同じである、請求項2に記載の基地局。
  4. 前記第1のパイロット・シンボル及び前記第2のパイロット・シンボルは、異なるサブフレームにおいて送信される、請求項1に記載の基地局。
  5. 前記第1のパイロット・シンボル及び前記第2のパイロット・シンボルの各々は、異なる組のサブキャリア上で送信される、請求項1に記載の基地局。
  6. 前記第1のMBMSゾーン又は前記第2のMBMSゾーンそれぞれのデータは、異なるサブフレームにおいて送信される、請求項1に記載の基地局。
  7. プロセッシング手段を備えた装置であって、前記プロセッシング手段は、
    (1)第1のMBMSゾーンに属するとして識別される第1の基地局から第1の信号を受信し、
    前記第1の信号は、
    (a)前記第1のMBMSゾーンのサービスを決定するのに用いられる第1のMBMSゾーンIDを含む第1の制御信号と、
    (b)前記第1のMBMSゾーンIDに基づくシーケンスにより変調される第1のパイロット・シンボルと、
    を含み、
    (2)第2のMBMSゾーンに属するとして識別される第1の基地局から第の信号を受信し、
    前記第2の信号は、
    (a)前記第2のMBMSゾーンのサービスを決定するのに用いられる第2のMBMSゾーンIDと、
    (b)前記第2のMBMSゾーンIDに基づくシーケンスにより変調される第2のパイロット・シンボルと、
    を含む、前記装置。
  8. 前記第1の信号及び前記第2の信号の両方を受信した後、前記第1のMBMSゾーン又は前記第2のMBMSゾーンが選択される、請求項7に記載の装置。
  9. 前記第1のパイロット・シンボルは、パイロット・パターンに従い前記第1のMBMSゾーンの時間周波数リソースの間中、錯乱される、請求項7に記載の装置。
  10. 前記第1の基地局が複数のアンテナを備え、
    各アンテナが前記第1のMBMSゾーン又は前記第2のMBMSゾーンのために構成され、前記パイロット・パターンが前記第1のMBMSゾーン又は前記第2のMBMSゾーンそれぞれに対して同じである、請求項9に記載の装置。
  11. 前記第1のパイロット・シンボル及び前記第2のパイロット・シンボルは、異なるサブフレームにおいて送信される、請求項7に記載の装置。
  12. 前記第1のパイロット・シンボル及び前記第2のパイロット・シンボルの各々は、異なる組のサブキャリア上で送信される、請求項7に記載の装置。
  13. 前記第1のMBMSゾーン又は前記第2のMBMSゾーンそれぞれのデータは、異なるサブフレームにおいて送信される、請求項7に記載の装置。
  14. デバイスを操作するための方法であって、
    (1)第1のMBMSゾーンに属するとして識別される第1の基地局から第1の信号を受信する処理であって、
    前記第1の信号は、
    (a)前記第1のMBMSゾーンのサービスを決定するのに用いられる第1のMBMSゾーンIDを含む第1の制御信号と、
    (b)前記第1のMBMSゾーンIDに基づくシーケンスにより変調される第1のパイロット・シンボルと、
    を含む当該処理と、
    (2)第2のMBMSゾーンに属するとして識別される第1の基地局から第1の信号を受信する処理であって、
    前記第2の信号は、
    (a)前記第2のMBMSゾーンのサービスを決定するのに用いられる第2のMBMSゾーンIDと、
    (b)前記第2のMBMSゾーンIDに基づくシーケンスにより変調される第2のパイロット・シンボルとを含む処理と、
    (3)前記第1の制御信号又は前記第2の制御信号それぞれに基づき、前記第1のMBMSゾーン又は前記第2のMBMSゾーンを選択する処理と、
    を含む、前記方法。
  15. 前記第1のMBMSゾーン又は前記第2のMBMSゾーンを選択する処理は、前記第1の信号及び前記第2の信号の両方を受信した後に実行される、請求項14に記載の方法。
  16. 前記第1のパイロット・シンボルは、パイロット・パターンに従い前記第1のMBMSゾーンの時間周波数リソースの間中、錯乱される、請求項14に記載の方法。
  17. 前記第1の基地局が複数のアンテナを備え、
    各アンテナが前記第1のMBMSゾーン又は前記第2のMBMSゾーンのために構成され、前記パイロット・パターンが前記第1のMBMSゾーン又は前記第2のMBMSゾーンそれぞれに対して同じである、請求項16に記載の方法。
  18. 前記第1のパイロット・シンボル及び前記第2のパイロット・シンボルは、異なるサブフレームにおいて送信される、請求項14に記載の方法。
  19. 前記第1のパイロット・シンボル及び前記第2のパイロット・シンボルの各々は、異なる組のサブキャリア上で送信される、請求項14に記載の方法。
  20. 前記第1のMBMSゾーン又は前記第2のMBMSゾーンそれぞれのデータは、異なるサブフレームにおいて送信される、請求項14に記載の方法。
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