JP6258799B2 - シーム溶接装置及びシーム溶接方法 - Google Patents
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Description
図1は本実施形態に係るシーム溶接装置2の機能ブロック図である。シーム溶接装置2は、ワークを挟んで移動させつつ溶接する第1ローラ電極10及び第2ローラ電極20と、第1ローラ電極10の回転機構を内蔵する第1ローラ電極駆動部14と、第2ローラ電極20の回転機構を内蔵する第2ローラ電極駆動部24と、第2ローラ電極20の移動機構を内蔵するサーボモータ内臓シリンダ40と、第1ローラ電極10及び第2ローラ電極20の回転動作及び第2ローラ電極20の移動動作を制御する制御部60と、を備える。シーム溶接装置2は、第1ローラ電極10及び第2ローラ電極20に通電する図示しない通電機構も備える。
図2は第1ローラ電極10の半径情報と第2ローラ電極20の半径情報の算出方法を説明するための図であり、第1ローラ電極10に対する第2ローラ電極20の動作を示している。
e=d−b … (1)
f=c−a … (2)
g=f−e=c−a−(d−b) … (3)
上述した[電極半径の算出方法1]とは別の方法で、第1ローラ電極10の半径情報と第2ローラ電極20の半径情報を算出することもできる。図3は第1ローラ電極10の半径情報と第2ローラ電極20の半径情報の算出方法を説明するための図であり、第1ローラ電極10に対する第2ローラ電極20の動作を示している。
図4はシーム溶接方法の手順を示すフローチャートである。先ず、ステップS1にて、第1ローラ電極10及び第2ローラ電極20を交換したタイミングで、サーボモータ制御部62は、上記[電極半径の算出方法1]で説明した図2のA1〜A3の処理又は上記[電極半径の算出方法2]で説明した図3のB1〜B2の処理を行う。
上述した実施例においては、第2ローラ電極20が第1ローラ電極10に当接したことを検出するセンサ30や、第2ローラ電極20が検出プレート54に当接したことを検出するセンサを設けるようにしている。本発明はこうしたセンサを設けなくても実現できる。例えば、第2ローラ電極20が第1ローラ電極10に当接したとき、サーボモータ42には負荷がかかる。サーボモータ制御部62は、この負荷が発生したときの第2ローラ電極20の中心位置を特定し、第2ローラ電極20が第1ローラ電極10と当接する第1位置とすることができる。同様に、第2ローラ電極20が検出プレート54に当接したとき、サーボモータ42には負荷がかかる。サーボモータ制御部62は、この負荷が発生したときの第2ローラ電極20の中心位置を特定し、第2ローラ電極20が検出プレート54と当接する第2位置とすることができる。
本実施形態は、第1ローラ電極10の回転軸12が装置本体4に固定され、第2ローラ電極20の回転軸22が第1ローラ電極10の回転軸12に接近する方向D3及び離隔する方向D4に移動可能であり、第1ローラ電極10及び第2ローラ電極20の回転動作を制御してワークを溶接するシーム溶接装置2に関する。特に、本実施形態のシーム溶接装置2は、装置本体4に固定され且つ第2ローラ電極20の回転軸22が第1ローラ電極10の回転軸12から離隔する方向に移動された際に第2ローラ電極20に当接する検出プレート(当接部材)54と、第2ローラ電極20が第1ローラ電極10と当接する第1位置と、第2ローラ電極20が検出プレート54と当接する第2位置と、を測定する回転角測定部52及びサーボモータ制御部62(測定部)と、第1位置を示す第1位置情報と第2位置を示す第2位置情報とを用いて、第1ローラ電極10の半径情報と、第2ローラ電極20の半径情報と、を算出する電極半径算出部64と、電極半径算出部64で算出された第1ローラ電極10の半径情報に応じて第1ローラ電極10の回転速度を算出し、電極半径算出部64で算出された第2ローラ電極20の半径情報に応じて第2ローラ電極20の回転速度を算出する電極回転速度算出部66と、電極回転速度算出部66で算出された第1ローラ電極10の回転速度に応じて第1ローラ電極10の回転速度を制御し、電極回転速度算出部66で算出された第2ローラ電極20の回転速度に応じて第2ローラ電極20の回転速度を制御する電極回転速度制御部68と、を備える。
10…第1ローラ電極 12…回転軸
14…第1ローラ電極駆動部 16、26…モータ
20…第2ローラ電極 22…回転軸
24…第2ローラ電極駆動部 42…サーボモータ
52…回転角測定部 54…検出プレート
60…制御部 62…サーボモータ制御部
64…電極半径算出部 66…電極回転速度算出部
68…電極回転速度制御部
Claims (4)
- 第1ローラ電極の回転軸が装置本体に固定され、第2ローラ電極の回転軸が前記第1ローラ電極の回転軸に接近する方向及び離隔する方向に移動可能であり、前記第1ローラ電極及び前記第2ローラ電極の回転動作を制御してワークを溶接するシーム溶接装置において、
装置本体に固定され且つ前記第2ローラ電極の回転軸が前記第1ローラ電極の回転軸から離隔する方向に移動された際に前記第2ローラ電極に当接する当接部材と、
前記第2ローラ電極が前記第1ローラ電極と当接する第1位置と、前記第2ローラ電極が前記当接部材と当接する第2位置と、を測定する測定部と、
前記第1位置を示す第1位置情報と前記第2位置を示す第2位置情報とを用いて、前記第1ローラ電極の半径情報と、前記第2ローラ電極の半径情報と、を算出する電極半径算出部と、
前記電極半径算出部で算出された前記第1ローラ電極の半径情報に応じて前記第1ローラ電極の回転速度を算出し、前記電極半径算出部で算出された前記第2ローラ電極の半径情報に応じて前記第2ローラ電極の回転速度を算出する電極回転速度算出部と、
前記電極回転速度算出部で算出された前記第1ローラ電極の回転速度に応じて前記第1ローラ電極の回転速度を制御し、前記電極回転速度算出部で算出された前記第2ローラ電極の回転速度に応じて前記第2ローラ電極の回転速度を制御する電極回転速度制御部と、を備える
ことを特徴とするシーム溶接装置。 - 請求項1に記載のシーム溶接装置において、
前記測定部は、前記装置本体に対して前記第1ローラ電極及び前記第2ローラ電極が装着されたときに前記第1及び第2位置を測定し、また、前記第1ローラ電極及び前記第2ローラ電極が使用された後に前記第1及び第2位置を測定し、
前記電極半径算出部は、前記装置本体に対して前記第1ローラ電極及び前記第2ローラ電極が装着されたときに前記測定部で測定された前記第1及び第2位置を示す前記第1及び第2位置情報と、前記第1ローラ電極及び前記第2ローラ電極が使用された後に前記測定部で測定された前記第1及び第2位置を示す前記第1及び第2位置情報とを用いて、前記第1ローラ電極の半径情報と、前記第2ローラ電極の半径情報と、を算出する
ことを特徴とするシーム溶接装置。 - 第1ローラ電極の半径と第2ローラ電極の半径を認識し、ワークに対する前記第1ローラ電極の回転動作及び前記第2ローラ電極の回転動作を制御してシーム溶接を行うシーム溶接方法において、
前記第1ローラ電極の回転軸を装置本体に固定し、前記第2ローラ電極の回転軸を前記第1ローラ電極の回転軸に対して移動可能とし、前記第2ローラ電極を前記第1ローラ電極から離隔させた際に前記第2ローラ電極に当接する当接部材を前記装置本体に設けておき、
制御部により、
前記第1ローラ電極と前記第2ローラ電極とを当接させた状態での前記第2ローラ電極の位置を示す第1位置情報と、前記当接部材に前記第2ローラ電極を当接させた状態での前記第2ローラ電極の位置を示す第2位置情報とから、前記第1ローラ電極の半径情報と、前記第2ローラ電極の半径情報と、を算出し、
前記第1ローラ電極の半径情報及び前記第2ローラ電極の半径情報に基づいて、前記ワークの移動速度が所望速度となるように、前記第1ローラ電極のモータの回転速度と、前記第2ローラ電極のモータの回転速度と、を算出し、
算出された前記第1ローラ電極のモータの回転速度に基づいて、前記第1ローラ電極のモータの回転速度を制御し、算出された前記第2ローラ電極のモータの回転速度に基づいて、前記第2ローラ電極のモータの回転速度を制御する
ことを特徴とするシーム溶接方法。 - 請求項3に記載のシーム溶接方法において、
前記制御部により、
前記装置本体に対して前記第1ローラ電極及び前記第2ローラ電極を装着したときに測定する前記第1及び第2位置情報と、前記第1ローラ電極及び前記第2ローラ電極を使用した後に測定する前記第1及び第2位置情報とから、前記第1ローラ電極の半径情報及び前記第2ローラ電極の半径情報を算出する
ことを特徴とするシーム溶接方法。
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JP2014138643A JP6258799B2 (ja) | 2014-07-04 | 2014-07-04 | シーム溶接装置及びシーム溶接方法 |
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