JP6258799B2 - シーム溶接装置及びシーム溶接方法 - Google Patents

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Description

本発明は、2つのローラ電極でワークを挟み、2つのローラ電極を回転させながらワークを移動させつつ連続溶接するシーム溶接装置及びシーム溶接方法に関する。
シーム溶接は、2つのローラ電極でワークを挟んで加圧し、この状態で各ローラ電極を回転させてワークを移動させながら通電することによって溶接を行う抵抗溶接である。シーム溶接を繰り返し行うと、ローラ電極の溶接面に汚れが付着して溶接効率が悪化する。このため、必要に応じて、ローラ電極の溶接面に付着した汚れを削りとるドレッシングが行われる。
ドレッシングは整形加工であるため、その都度ローラ電極の半径(及び直径、以後省略)が小さくなる。また、ローラ電極を繰り返し使用すると、電極表面が摩耗して半径が小さくなる。本明細書では、こうしたローラ電極の半径が小さくなることを「摩耗」と称し、その量を「摩耗量」と称する。シーム溶接においては、ワークの加工速度に応じてローラ電極の回転速度が設定される。このため、ワークを加工する際にはローラ電極の半径を認識しておくことが重要である。また、ローラ電極の半径がティーチングポイントの補正に影響するという点からも、ローラ電極の半径を認識することが重要である。
ローラ電極の半径又は摩耗量の測定法としては幾つかの手法がとられている。例えば、接触式又は非接触式の変位測定センサを用いて各ローラ電極の摩耗量又は半径を測定する手法がある。又は、可動側のローラ電極を固定側のローラ電極に当接させて両ローラ電極のトータルの摩耗量を測定し、その後、一方のローラ電極の摩耗量を変位測定センサで測定し、トータルの摩耗量から一方のローラ電極の摩耗量を減ずることによって他方のローラ電極の摩耗量を算出する手法がある。
特許文献1はローラ電極の半径を測定できるシーム溶接装置を開示している。このシーム溶接装置は次のような方法で一方のローラ電極の半径r1と他方のローラ電極の半径r2を求めている。すなわち、両ローラ電極の軸心間距離L(=r1+r2)を求め、また、2つのローラ電極を当接させた状態で他方のローラ電極のみを回転させて、一方のローラ電極及び他方のローラ電極の単位時間当たりの回転数N、nを求める。そして、L・N(N+n)という式によって一方のローラ電極の半径r1を求め、L・n(N+n)という式によって他方のローラ電極の半径r2を求めている。
特開2010−269332号公報
従来の手法で使用する変位測定センサは高価である。このため、シーム溶接装置に変位測定センサを設けるとコストが上昇する。さらに、変位測定センサによる測定には時間を要するため非効率である。
特許文献1で示されるシーム溶接装置は、一方のローラ電極の半径r1と他方のローラ電極の半径r2を求める際に、他方のローラ電極の回転が安定するまでの時間だけ他方のローラ電極を回転させなければならない。このため、工数が必要となり、こちらも非効率である。
本発明はこのような課題を考慮してなされたものであり、ローラ電極の半径を効率的に測定すると共に、測定したローラ電極の半径を考慮して精度よいシーム溶接を行うことが可能なシーム溶接装置及びシーム溶接方法を提供することを目的とする。
本発明に係るシーム溶接装置は、第1ローラ電極の回転軸が装置本体に固定され、第2ローラ電極の回転軸が前記第1ローラ電極の回転軸に接近する方向及び離隔する方向に移動可能であり、前記第1ローラ電極及び前記第2ローラ電極の回転動作を制御してワークを溶接するシーム溶接装置において、装置本体に固定され且つ前記第2ローラ電極の回転軸が前記第1ローラ電極の回転軸から離隔する方向に移動された際に前記第2ローラ電極に当接する当接部材と、前記第2ローラ電極が前記第1ローラ電極と当接する第1位置と、前記第2ローラ電極が前記当接部材と当接する第2位置と、を測定する測定部と、前記第1位置を示す第1位置情報と前記第2位置を示す第2位置情報とを用いて、前記第1ローラ電極の半径情報と、前記第2ローラ電極の半径情報と、を算出する電極半径算出部と、前記電極半径算出部で算出された前記第1ローラ電極の半径情報に応じて前記第1ローラ電極の回転速度を算出し、前記電極半径算出部で算出された前記第2ローラ電極の半径情報に応じて前記第2ローラ電極の回転速度を算出する電極回転速度算出部と、前記電極回転速度算出部で算出された前記第1ローラ電極の回転速度に応じて前記第1ローラ電極の回転速度を制御し、前記電極回転速度算出部で算出された前記第2ローラ電極の回転速度に応じて前記第2ローラ電極の回転速度を制御する電極回転速度制御部と、を備えることを特徴とする。
本発明に係るシーム溶接装置は、前記測定部が、前記装置本体に対して前記第1ローラ電極及び前記第2ローラ電極が装着されたときに前記第1及び第2位置を測定し、また、前記第1ローラ電極及び前記第2ローラ電極が使用された後に前記第1及び第2位置を測定し、前記電極半径算出部が、前記装置本体に対して前記第1ローラ電極及び前記第2ローラ電極が装着されたときに前記測定部で測定された前記第1及び第2位置を示す前記第1及び第2位置情報と、前記第1ローラ電極及び前記第2ローラ電極が使用された後に前記測定部で測定された前記第1及び第2位置を示す前記第1及び第2位置情報とを用いて、前記第1ローラ電極の半径情報と、前記第2ローラ電極の半径情報と、を算出するようにしてもよい。
本発明に係るシーム溶接方法は、第1ローラ電極の半径と第2ローラ電極の半径を認識し、ワークに対する前記第1ローラ電極の回転動作及び前記第2ローラ電極の回転動作を制御してシーム溶接を行うシーム溶接方法において、前記第1ローラ電極の回転軸を装置本体に固定し、前記第2ローラ電極の回転軸を前記第1ローラ電極の回転軸に対して移動可能とし、前記第2ローラ電極を前記第1ローラ電極から離隔させた際に前記第2ローラ電極に当接する当接部材を前記装置本体に設けておき、前記第1ローラ電極と前記第2ローラ電極とを当接させた状態での前記第2ローラ電極の位置を示す第1位置情報と、前記当接部材に前記第2ローラ電極を当接させた状態での前記第2ローラ電極の位置を示す第2位置情報とから、前記第1ローラ電極の半径情報と、前記第2ローラ電極の半径情報と、を算出し、前記第1ローラ電極の半径情報及び前記第2ローラ電極の半径情報をシーム溶接時の第1ローラ電極及び第2ローラ電極の回転動作制御に反映することを特徴とする。
本発明に係るシーム溶接装置は、前記装置本体に対して前記第1ローラ電極及び前記第2ローラ電極を装着したときに測定する前記第1及び第2位置情報と、前記第1ローラ電極及び前記第2ローラ電極を使用した後に測定する前記第1及び第2位置情報とから、前記第1ローラ電極の半径情報及び前記第2ローラ電極の半径情報を算出するようにしてもよい。
本発明に係るシーム溶接装置及びシーム溶接方法によれば、第2ローラ電極を第1ローラ電極と当接部材とに当接させて各当接位置を測定し、その位置情報を用いて各ローラ電極の半径情報を算出する。こうした一連の処理は、変位測定センサのような機器を用いてローラ電極の半径を測定する処理と比べて、時間が短く効率的である。加えて、変位測定センサのような高価な測定機器が不要となるため、コストが低下する。
また、半径測定時の第1、第2ローラ電極の動作としては、第2ローラ電極を第1ローラ電極側及び当接部材側に移動させるのみであり、短い時間で測定を終わらせることができる。このような点でも、半径の測定作業を効率よく行えるといえる。結果として、シーム溶接装置の稼働率が向上する。
さらに、算出した半径情報に基づいて第1ローラ電極及び第2ローラ電極を回転させるため、精度の高いシーム溶接を行うことが可能になる。
図1は本実施形態に係るシーム溶接装置の機能ブロック図である。 図2は第1ローラ電極の半径情報と第2ローラ電極の半径情報の算出方法を説明するための図である。 図3は第1ローラ電極の半径情報と第2ローラ電極の半径情報の算出方法を説明するための図である。 図4はシーム溶接方法の手順を示すフローチャートである。
以下、この発明に係るシーム溶接装置及びシーム溶接方法について、図面を参照しつつ説明する。
[シーム溶接装置の構成]
図1は本実施形態に係るシーム溶接装置2の機能ブロック図である。シーム溶接装置2は、ワークを挟んで移動させつつ溶接する第1ローラ電極10及び第2ローラ電極20と、第1ローラ電極10の回転機構を内蔵する第1ローラ電極駆動部14と、第2ローラ電極20の回転機構を内蔵する第2ローラ電極駆動部24と、第2ローラ電極20の移動機構を内蔵するサーボモータ内臓シリンダ40と、第1ローラ電極10及び第2ローラ電極20の回転動作及び第2ローラ電極20の移動動作を制御する制御部60と、を備える。シーム溶接装置2は、第1ローラ電極10及び第2ローラ電極20に通電する図示しない通電機構も備える。
第1ローラ電極10は、銅で形成された円板状の電極である。回転軸12は、第1ローラ電極10の中心に固定されると共に、第1ローラ電極駆動部14の動力伝達機構18に連結される。第1ローラ電極駆動部14は、モータ16と、このモータ16の動力を回転軸12に伝達する動力伝達機構18と、を備える。こうした構成によって、モータ16の動力が動力伝達機構18を介して回転軸12に伝達され、第1ローラ電極10が回転軸12を中心にワークを前進させる方向D1に回転する。第1ローラ電極10及び回転軸12は、装置本体4に対して、こうした回転動作が可能な状態にして取り付けられている。
第1ローラ電極10又は回転軸12又は回転軸12を支持する機構(図示なし)には、第1ローラ電極10に作用する押圧力を検出するセンサ30が設けられている。センサ30は例えば圧力センサである。センサ30は、第2ローラ電極20の溶接面が第1ローラ電極10の溶接面に当接したことを検出し、その検出のタイミングで検出信号S1を制御部60のサーボモータ制御部62に送信する。
第2ローラ電極20は、銅で形成された円板状の電極である。回転軸22は、第2ローラ電極20の中心に固定されると共に、第2ローラ電極駆動部24の動力伝達機構28に連結される。第2ローラ電極駆動部24は、モータ26と、このモータ26の動力を回転軸22に伝達する動力伝達機構28と、を備える。こうした構成によって、モータ26の動力が動力伝達機構28を介して回転軸22に伝達され、第2ローラ電極20が回転軸22を中心にワークを前進させる方向D2に回転する。第2ローラ電極20及び回転軸22は、装置本体4に対して、第1ローラ電極10及び回転軸12に接近する方向及び離隔する方向に移動可能な状態で取り付けられている。
サーボモータ内臓シリンダ40は、装置本体4に固定されるシリンダ状の部品であり、内部にサーボモータ42と動力伝達機構44とボールネジ部46を備え、外部に回転角測定部52と検出プレート54を備える。
サーボモータ42の回転軸は、動力伝達機構44を介してボールネジ部46の回転部(ネジ軸)48に連結される。ボールネジ部46の直動部(ナット)50は、連結部材56を介して第2ローラ電極20の回転軸22を支持する機構(図示なし)に連結される。こうした構成によって、サーボモータ42の動力が動力伝達機構44を介してボールネジ部46の回転部48に伝達され、回転部48が回転する。ボールネジ部46において、回転部48の回転動作は直動部50の直線動作に変換され、この直線動作が連結部材56を介して第2ローラ電極20の回転軸22を支持する機構に伝達される。サーボモータ42が一方向に回転する場合は、第2ローラ電極20及び回転軸22が第1ローラ電極10及び回転軸12に接近する方向D3に移動する。サーボモータ42が他方向に回転する場合は、第2ローラ電極20及び回転軸22が第1ローラ電極10及び回転軸12から離隔する方向D4に移動する。
回転角測定部52は、サーボモータ42の回転軸の回転角度を測定し、その測定値を測定信号S2にして制御部60のサーボモータ制御部62に送信する計測機器を備えている。この計測機器としては、例えばエンコーダを使用することができる。
検出プレート54は、サーボモータ内臓シリンダ40つまり装置本体4に固定され、第2ローラ電極20が移動に応じて当接する当接部材である。サーボモータ42の動作によって第2ローラ電極20及び回転軸22が第1ローラ電極10及び回転軸12から離隔する方向D4に移動した場合に、第2ローラ電極20の溶接面が検出プレート54の当接面に当接するように、検出プレート54は配置されている。検出プレート54は、第2ローラ電極20の溶接面が検出プレート54の当接面に当接したことを検出し、その検出のタイミングで検出信号S3を制御部60のサーボモータ制御部62に送信するセンサを備えている。
制御部60は、マイクロコンピュータを含む計算機であり、CPU(中央処理装置)、メモリであるROM(EEPROMも含む。)、RAM(ランダムアクセスメモリ)、その他、A/D変換器、D/A変換器等の入出力装置等を有しており、CPUがROMに記録されているプログラムを読み出し実行することで各種機能実現部として機能する。制御部60は各種機能実現部として、サーボモータ制御部62と、電極半径算出部64と、電極回転速度算出部66と、電極回転速度制御部68と、を備える。
サーボモータ制御部62は、回転角測定部52から送信される測定信号S2を受信することによって第2ローラ電極20の中心位置(回転軸22の位置)を監視し、サーボモータ42の回転動作を制御して第2ローラ電極20の位置を調整する。また、サーボモータ制御部62は、センサ30から送信される検出信号S1と、検出プレート54から出力される検出信号S3を受信する。サーボモータ制御部62は、検出信号S1を受信したときに、回転角測定部52の測定信号S2をもって、第2ローラ電極20と第1ローラ電極10とが当接したときの第2ローラ電極20の中心位置を特定し、検出信号S3を受信したときに、回転角測定部52の測定信号S2をもって、第2ローラ電極20と検出プレート54とが当接したときの第2ローラ電極20の中心位置を特定する。すなわち、第2ローラ電極20が第1ローラ電極10と当接する第1位置と、第2ローラ電極20が検出プレート(当接部材)54と当接する第2位置と、を測定する。
電極半径算出部64は、サーボモータ制御部62で測定された第1位置の位置情報と第2位置の位置情報とに基づいて、第1ローラ電極10の摩耗量及び/又は半径と、第2ローラ電極20の摩耗量及び/又は半径と、を算出する。具体的な算出法については後述する。なお、本明細書では、第1ローラ電極10の摩耗量及び/又は半径と、第2ローラ電極20の摩耗量及び/又は半径と、を半径情報と称する。
電極回転速度算出部66は、電極半径算出部64で算出された第1ローラ電極10の摩耗量及び/又は半径と第2ローラ電極20の摩耗量及び/又は半径とに基づいて、ワークの移動速度が所望速度となるように、第1ローラ電極駆動部14のモータ16の回転速度と、第2ローラ電極駆動部24のモータ26の回転速度と、を算出する。
電極回転速度制御部68は、電極回転速度算出部66で算出された第1ローラ電極駆動部14のモータ16の回転速度に基づいて、第1ローラ電極駆動部14のモータ16の回転速度を制御し、第2ローラ電極駆動部24のモータ26の回転速度に基づいて、第2ローラ電極駆動部24のモータ26の回転速度を制御する。
[電極半径の算出方法1]
図2は第1ローラ電極10の半径情報と第2ローラ電極20の半径情報の算出方法を説明するための図であり、第1ローラ電極10に対する第2ローラ電極20の動作を示している。
先ず、第1ローラ電極10及び第2ローラ電極20の交換に際して、装置本体4に対して第1ローラ電極10及び第2ローラ電極20の装着時に、次のA1〜A3の処理を行う。
図2のA1で示すように、サーボモータ制御部62は、第2ローラ電極20が第1ローラ電極10と検出プレート54の間で停止している状態における回転軸22の位置を、基準位置となる原位置Oとして記憶する。原位置Oのときのサーボモータ42の回転角度を0とする。
図2のA2で示すように、サーボモータ制御部62は、サーボモータ42を一方向に回転させて、第2ローラ電極20を第1ローラ電極10に接近させる。第2ローラ電極20が第1ローラ電極10に当接すると、センサ30が検出信号S1を送信する。サーボモータ制御部62は検出信号S1を受信し、そのときの第2ローラ電極20の回転軸22の位置を、回転角測定部52から送信された測定信号S2の値によって特定する。具体的には、原位置Oのときのサーボモータ42の回転角度0を基準とし、検出信号S1を受信したときのサーボモータ42の回転角度R1(>0)を特定することによって、第2ローラ電極20が、原位置Oから第1ローラ電極10に当接する位置までに移動する移動量aを算出する。電極半径算出部64は、この移動量aを第1位置情報として記憶する。
図2のA3で示すように、サーボモータ制御部62は、サーボモータ42を他方向に回転させて、第2ローラ電極20を第1ローラ電極10から離隔させる。第2ローラ電極20が原位置Oを通過して検出プレート54に当接すると、検出プレート54が検出信号S3を送信する。サーボモータ制御部62は検出信号S3を受信し、そのときの第2ローラ電極20の回転軸22の位置を、回転角測定部52から送信された測定信号S2の値によって特定する。具体的には原位置Oのときのサーボモータ42の回転角度0を基準とし、検出信号S3を受信したときのサーボモータ42の回転角度R2(<0)を特定することによって、第2ローラ電極20が、原位置Oから検出プレート54に当接する位置までに移動する移動量bを算出する。電極半径算出部64は、この移動量bを第2位置情報として記憶する。
次に、第1ローラ電極10及び第2ローラ電極20を使用し、溶接面に汚れが付着したならばドレッシングを行う。ドレッシング後、例えば、シーム溶接装置2で溶接作業を行わない時間帯に、次のA4〜A6の処理を行う。
図2のA4で示すように、サーボモータ制御部62は、サーボモータ42の回転角度を0にして、第2ローラ電極20の回転軸22を原位置Oに位置させる。
その後、サーボモータ制御部62は、A2と同じ処理であるA5の処理を行う。この際、サーボモータ制御部62は、検出信号S1を受信したときのサーボモータ42の回転角度R1´(>0)を特定することによって、第2ローラ電極20が、原位置Oから第1ローラ電極10に当接する位置までに移動する移動量cを算出する。この移動量cは、第2ローラ電極20が第1ローラ電極10に当接する位置における第1位置情報である。
その後、サーボモータ制御部62は、A3と同じ処理であるA6の処理を行う。この際、サーボモータ制御部62は、検出信号S3を受信したときのサーボモータ42の回転角度R2´(<0)を特定することによって、第2ローラ電極20が、原位置Oから検出プレート54に当接する位置までに移動する移動量dを算出する。この移動量dは、第2ローラ電極20が検出プレート54に当接する位置における第2位置情報である。
A6が終了すると、電極半径算出部64は、記憶した第1位置情報すなわち移動量aと、記憶した第2位置情報すなわち移動量bと、サーボモータ制御部62にて算出された第1位置情報すなわち移動量cと、サーボモータ制御部62にて算出された第2位置情報すなわち移動量dと、を用いた下記(1)式にて第2ローラ電極20の摩耗量eを算出し、下記(2)式にて第1ローラ電極10及び第2ローラ電極20のトータル摩耗量fを算出し、下記式(3)式にて第1ローラ電極10の摩耗量gを算出する。
e=d−b … (1)
f=c−a … (2)
g=f−e=c−a−(d−b) … (3)
さらに、電極半径算出部64は、交換初期の第2ローラ電極20の半径r2から摩耗量eを減算することによって、ドレッシング後の第2ローラ電極20の半径r2´(=r2−e)を算出し、同様に、交換初期の第1ローラ電極10の半径r1から摩耗量gを減算することによって、ドレッシング後の第1ローラ電極10の半径r1´(=r1−c+a+d−b)を算出する。
以上の処理によって、ドレッシング後の第1ローラ電極10の半径r1´と、ドレッシング後の第2ローラ電極20の半径r2´が算出される。
[電極半径の算出方法2]
上述した[電極半径の算出方法1]とは別の方法で、第1ローラ電極10の半径情報と第2ローラ電極20の半径情報を算出することもできる。図3は第1ローラ電極10の半径情報と第2ローラ電極20の半径情報の算出方法を説明するための図であり、第1ローラ電極10に対する第2ローラ電極20の動作を示している。
先ず、第1ローラ電極10及び第2ローラ電極20の交換に際して、装置本体4に対して第1ローラ電極10及び第2ローラ電極20の装着時に、次のB1、B2の処理を行い、第2ローラ電極20が第1ローラ電極10に当接する位置と、第2ローラ電極20が検出プレート54に当接する位置を測定しておく。
図3のB1で示すように、サーボモータ制御部62は、サーボモータ42を一方向に回転させて、第2ローラ電極20を第1ローラ電極10に接近させる。第2ローラ電極20が第1ローラ電極10に当接すると、センサ30が検出信号S1を送信する。サーボモータ制御部62は検出信号S1を受信し、そのときの第2ローラ電極20の回転軸22の位置を、回転角測定部52から送信された測定信号S2の値によって特定する。具体的には、検出信号S1を受信したときのサーボモータ42の回転角度R1を特定する。電極半径算出部64は、この回転角度R1を第1位置情報として記憶する。
図3のB2で示すように、サーボモータ制御部62は、サーボモータ42を他方向に回転させて、第2ローラ電極20を第1ローラ電極10から離隔させる。第2ローラ電極20が検出プレート54に当接すると、検出プレート54が検出信号S3を送信する。サーボモータ制御部62は検出信号S3を受信し、そのときの第2ローラ電極20の回転軸22の位置を、回転角測定部52から送信された測定信号S2の値によって特定する。具体的には、検出信号S3を受信したときのサーボモータ42の回転角度R2を特定する。電極半径算出部64は、この回転角度R2を第2位置情報として記憶する。
次に、第1ローラ電極10及び第2ローラ電極20を使用し、溶接面に汚れが付着したならばドレッシングを行う。ドレッシング後、例えば、シーム溶接装置2で溶接するワークを交換する間に、次のB3、B4の処理を行い、第2ローラ電極20が第1ローラ電極10に当接する位置と、第2ローラ電極20が検出プレート54に当接する位置を測定する。
サーボモータ制御部62は、B1と同様にして第2ローラ電極20を第1ローラ電極10に接近させて、検出信号S1を受信したときのサーボモータ42の回転角度R1´を特定する。この回転角度R1´は、第2ローラ電極20が第1ローラ電極10に当接する位置における第1位置情報である。
その後、サーボモータ制御部62は、B2と同様にして第2ローラ電極20を第1ローラ電極10から離隔させつつ検出プレート54に接近させて、検出信号S3を受信したときのサーボモータ42の回転角度R2´を特定する。この回転角度R2´は、第2ローラ電極20が検出プレート54に当接する位置における第2位置情報である。
B4が終了すると、電極半径算出部64は、記憶した第1位置情報すなわち回転角度R1と、記憶した第2位置情報すなわち回転角度R2と、サーボモータ制御部62にて算出された第1位置情報すなわち回転角度R1´と、サーボモータ制御部62にて算出された第2位置情報すなわち回転角度R2´と、を用いて、第2ローラ電極20の摩耗量hと、第1ローラ電極10及び第2ローラ電極20のトータル摩耗量iと、第1ローラ電極10の摩耗量i−hを算出する。B2で記憶した第2位置情報すなわち回転角度R2とB4で測定したR2´の差は、第2ローラ電極20の摩耗量hに相当する。また、B1で記憶した第1位置情報すなわち回転角度R1とB3で測定した回転角度R1´の差は、第1ローラ電極10及び第2ローラ電極20のトータル摩耗量iに相当する。トータル摩耗量iから第2ローラ電極20の摩耗量hを減算すると、第1ローラ電極10の摩耗量i−hになる。
電極半径算出部64は、交換初期の第1ローラ電極10の半径r1から摩耗量i−hを減算することによって、ドレッシング後の第1ローラ電極10の半径r1´(=r1−i+h)を算出し、同様に、交換初期の第2ローラ電極20の半径r2から摩耗量hを減算することによって、ドレッシング後の第2ローラ電極20の半径r2´(=r2−h)を算出する。
以上の処理によって、ドレッシング後の第1ローラ電極10の半径r1´と、ドレッシング後の第2ローラ電極20の半径r2´が算出される。
[シーム溶接方法]
図4はシーム溶接方法の手順を示すフローチャートである。先ず、ステップS1にて、第1ローラ電極10及び第2ローラ電極20を交換したタイミングで、サーボモータ制御部62は、上記[電極半径の算出方法1]で説明した図2のA1〜A3の処理又は上記[電極半径の算出方法2]で説明した図3のB1〜B2の処理を行う。
次いで、ステップS2にて、シーム溶接を行う。第1ローラ電極10及び第2ローラ電極20のドレッシングを行ったならば、ステップS3にて、サーボモータ制御部62は、上記[電極半径の算出方法1]で説明した図2のA4〜A6の処理又は上記[電極半径の算出方法2]で説明した図3のB3〜B4の処理を行う。
次いで、ステップS4にて、電極半径算出部64は、第1ローラ電極10及び第2ローラ電極20の半径r1´、r2´を算出し、ステップS5にて、電極回転速度算出部66は、算出された第1ローラ電極10及び第2ローラ電極20の半径r1´、r2´に応じた回転速度を算出する。そして、再びシーム溶接を行う際に、ステップS6にて、電極回転速度制御部68は、第1ローラ電極10及び第2ローラ電極20の回転速度を算出された回転速度に制御して動作させる。
[別の実施形態]
上述した実施例においては、第2ローラ電極20が第1ローラ電極10に当接したことを検出するセンサ30や、第2ローラ電極20が検出プレート54に当接したことを検出するセンサを設けるようにしている。本発明はこうしたセンサを設けなくても実現できる。例えば、第2ローラ電極20が第1ローラ電極10に当接したとき、サーボモータ42には負荷がかかる。サーボモータ制御部62は、この負荷が発生したときの第2ローラ電極20の中心位置を特定し、第2ローラ電極20が第1ローラ電極10と当接する第1位置とすることができる。同様に、第2ローラ電極20が検出プレート54に当接したとき、サーボモータ42には負荷がかかる。サーボモータ制御部62は、この負荷が発生したときの第2ローラ電極20の中心位置を特定し、第2ローラ電極20が検出プレート54と当接する第2位置とすることができる。
本実施形態に係るシーム溶接装置2をロボットのエンドエフェクタとして使用することも可能である。この場合、装置本体4に検出プレート54が固定されていることから、ロボット外部に摩耗検出用の固定プレートを設ける必要がない。このため、省スペースとなる。
また、本実施形態に係るシーム溶接装置2をイコライズ機能付きのエンドエフェクタとして使用することも可能である。
[本実施形態の効果]
本実施形態は、第1ローラ電極10の回転軸12が装置本体4に固定され、第2ローラ電極20の回転軸22が第1ローラ電極10の回転軸12に接近する方向D3及び離隔する方向D4に移動可能であり、第1ローラ電極10及び第2ローラ電極20の回転動作を制御してワークを溶接するシーム溶接装置2に関する。特に、本実施形態のシーム溶接装置2は、装置本体4に固定され且つ第2ローラ電極20の回転軸22が第1ローラ電極10の回転軸12から離隔する方向に移動された際に第2ローラ電極20に当接する検出プレート(当接部材)54と、第2ローラ電極20が第1ローラ電極10と当接する第1位置と、第2ローラ電極20が検出プレート54と当接する第2位置と、を測定する回転角測定部52及びサーボモータ制御部62(測定部)と、第1位置を示す第1位置情報と第2位置を示す第2位置情報とを用いて、第1ローラ電極10の半径情報と、第2ローラ電極20の半径情報と、を算出する電極半径算出部64と、電極半径算出部64で算出された第1ローラ電極10の半径情報に応じて第1ローラ電極10の回転速度を算出し、電極半径算出部64で算出された第2ローラ電極20の半径情報に応じて第2ローラ電極20の回転速度を算出する電極回転速度算出部66と、電極回転速度算出部66で算出された第1ローラ電極10の回転速度に応じて第1ローラ電極10の回転速度を制御し、電極回転速度算出部66で算出された第2ローラ電極20の回転速度に応じて第2ローラ電極20の回転速度を制御する電極回転速度制御部68と、を備える。
また、本実施形態は、第1ローラ電極10の半径と第2ローラ電極20の半径を認識し、ワークに対する第1ローラ電極10の回転動作及び第2ローラ電極20の回転動作を制御してシーム溶接を行うシーム溶接方法に関する。特に、本実施形態のシーム溶接方法は、第1ローラ電極10の回転軸12を装置本体4に固定し、第2ローラ電極20の回転軸22を第1ローラ電極10の回転軸12に対して移動可能とし、第2ローラ電極20を第1ローラ電極10から離隔させた際に第2ローラ電極20に当接する検出プレート(当接部材)54を装置本体4に設けておき、第1ローラ電極10と第2ローラ電極20とを当接させた状態での第2ローラ電極20の位置を示す第1位置情報と、当接部材に第2ローラ電極20を当接させた状態での第2ローラ電極20の位置を示す第2位置情報とから、第1ローラ電極10の半径情報と、第2ローラ電極20の半径情報と、を算出し、第1ローラ電極10の半径情報及び第2ローラ電極20の半径情報をシーム溶接時の第1ローラ電極10及び第2ローラ電極20の回転動作制御に反映している。
本実施形態に係るシーム溶接装置2及びシーム溶接方法によれば、第2ローラ電極20を第1ローラ電極10と検出プレート54とに当接させて各当接位置を測定し、その位置情報を用いて各ローラ電極10、20の半径情報を算出する。こうした一連の処理は、変位測定センサのような機器を用いてローラ電極の半径を測定する処理と比べて、時間が短く効率的である。加えて、変位測定センサのような高価な測定機器が不要となるため、コストが低下する。
また、半径測定時の第1、第2ローラ電極10、20の動作としては、第2ローラ電極20を第1ローラ電極10側及び検出プレート54側に移動させるのみであり、短い時間で測定を終わらせることができる。このような点でも、半径の測定作業を効率よく行えるといえる。結果として、シーム溶接装置2の稼働率が向上する。
さらに、算出した半径情報に基づいて第1ローラ電極10及び第2ローラ電極20を回転させるため、精度の高いシーム溶接を行うことが可能になる。
2…シーム溶接装置 4…装置本体
10…第1ローラ電極 12…回転軸
14…第1ローラ電極駆動部 16、26…モータ
20…第2ローラ電極 22…回転軸
24…第2ローラ電極駆動部 42…サーボモータ
52…回転角測定部 54…検出プレート
60…制御部 62…サーボモータ制御部
64…電極半径算出部 66…電極回転速度算出部
68…電極回転速度制御部

Claims (4)

  1. 第1ローラ電極の回転軸が装置本体に固定され、第2ローラ電極の回転軸が前記第1ローラ電極の回転軸に接近する方向及び離隔する方向に移動可能であり、前記第1ローラ電極及び前記第2ローラ電極の回転動作を制御してワークを溶接するシーム溶接装置において、
    装置本体に固定され且つ前記第2ローラ電極の回転軸が前記第1ローラ電極の回転軸から離隔する方向に移動された際に前記第2ローラ電極に当接する当接部材と、
    前記第2ローラ電極が前記第1ローラ電極と当接する第1位置と、前記第2ローラ電極が前記当接部材と当接する第2位置と、を測定する測定部と、
    前記第1位置を示す第1位置情報と前記第2位置を示す第2位置情報とを用いて、前記第1ローラ電極の半径情報と、前記第2ローラ電極の半径情報と、を算出する電極半径算出部と、
    前記電極半径算出部で算出された前記第1ローラ電極の半径情報に応じて前記第1ローラ電極の回転速度を算出し、前記電極半径算出部で算出された前記第2ローラ電極の半径情報に応じて前記第2ローラ電極の回転速度を算出する電極回転速度算出部と、
    前記電極回転速度算出部で算出された前記第1ローラ電極の回転速度に応じて前記第1ローラ電極の回転速度を制御し、前記電極回転速度算出部で算出された前記第2ローラ電極の回転速度に応じて前記第2ローラ電極の回転速度を制御する電極回転速度制御部と、を備える
    ことを特徴とするシーム溶接装置。
  2. 請求項1に記載のシーム溶接装置において、
    前記測定部は、前記装置本体に対して前記第1ローラ電極及び前記第2ローラ電極が装着されたときに前記第1及び第2位置を測定し、また、前記第1ローラ電極及び前記第2ローラ電極が使用された後に前記第1及び第2位置を測定し、
    前記電極半径算出部は、前記装置本体に対して前記第1ローラ電極及び前記第2ローラ電極が装着されたときに前記測定部で測定された前記第1及び第2位置を示す前記第1及び第2位置情報と、前記第1ローラ電極及び前記第2ローラ電極が使用された後に前記測定部で測定された前記第1及び第2位置を示す前記第1及び第2位置情報とを用いて、前記第1ローラ電極の半径情報と、前記第2ローラ電極の半径情報と、を算出する
    ことを特徴とするシーム溶接装置。
  3. 第1ローラ電極の半径と第2ローラ電極の半径を認識し、ワークに対する前記第1ローラ電極の回転動作及び前記第2ローラ電極の回転動作を制御してシーム溶接を行うシーム溶接方法において、
    前記第1ローラ電極の回転軸を装置本体に固定し、前記第2ローラ電極の回転軸を前記第1ローラ電極の回転軸に対して移動可能とし、前記第2ローラ電極を前記第1ローラ電極から離隔させた際に前記第2ローラ電極に当接する当接部材を前記装置本体に設けておき、
    制御部により、
    前記第1ローラ電極と前記第2ローラ電極とを当接させた状態での前記第2ローラ電極の位置を示す第1位置情報と、前記当接部材に前記第2ローラ電極を当接させた状態での前記第2ローラ電極の位置を示す第2位置情報とから、前記第1ローラ電極の半径情報と、前記第2ローラ電極の半径情報と、を算出し、
    前記第1ローラ電極の半径情報及び前記第2ローラ電極の半径情報に基づいて、前記ワークの移動速度が所望速度となるように、前記第1ローラ電極のモータの回転速度と、前記第2ローラ電極のモータの回転速度と、を算出し、
    算出された前記第1ローラ電極のモータの回転速度に基づいて、前記第1ローラ電極のモータの回転速度を制御し、算出された前記第2ローラ電極のモータの回転速度に基づいて、前記第2ローラ電極のモータの回転速度を制御する
    ことを特徴とするシーム溶接方法。
  4. 請求項3に記載のシーム溶接方法において、
    前記制御部により、
    前記装置本体に対して前記第1ローラ電極及び前記第2ローラ電極を装着したときに測定する前記第1及び第2位置情報と、前記第1ローラ電極及び前記第2ローラ電極を使用した後に測定する前記第1及び第2位置情報とから、前記第1ローラ電極の半径情報及び前記第2ローラ電極の半径情報を算出する
    ことを特徴とするシーム溶接方法。
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