JP6258607B2 - ヘッドアップディスプレイ装置 - Google Patents

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Description

本発明は、コンバイナを備えたヘッドアップディスプレイ装置に関する技術分野に属する。
従来より、この種のヘッドアップディスプレイ装置はよく知られており、このものは、観察者(特に車両の運転者)の前方に配置されるコンバイナと、表示光を出射する表示器とを備えている。上記コンバイナは、その前方からの光を透過可能でかつ上記表示器より出射された表示光の光路を上記観察者に向けて反射させる。この反射により、コンバイナは、該コンバイナの前方に上記観察者の視認対象の虚像を形成する。
上記のようなヘッドアップディスプレイ装置において、コンバイナを、該コンバイナに設けられた回動軸を中心に回動可能に構成したものがある。このものは、コンバイナを、上記虚像を形成する使用位置と、上記観察者が上記虚像の視認を行わない不使用位置との間で回動させるようになっている。
ここで、例えば特許文献1では、ヘッドアップディスプレイ装置による虚像の形成位置を乗員の体格に合わせた位置に調整できるように、ヘッドアップディスプレイ装置内の反射部材である凹面鏡の角度調整をモータにより行うことが開示されている。この特許文献1には、凹面鏡の回転軸を支持体の軸孔に挿入し、その回転軸のスラスト方向の振動(ガタ)を吸収するための板バネ部材を設けることが記載されている。
また、特許文献2には、表示部を車内から視認可能な位置と、車外から視認可能な位置との間で回動させるとともに、この表示部をベアリングによって回動支持することが記載されている。
特開2011−131651号公報 特開2012−25248号公報
ところで、上記コンバイナの回動軸を回動可能に支持する場合、上記特許文献1の凹面鏡の回転軸と同様に、上記コンバイナの回動軸を支持体の軸孔に挿入することが考えられる。しかし、このようにすると、コンバイナを支持体の軸孔に挿入しながら組み付ける際に、コンバイナの回動軸の軸心方向に、コンバイナの組付けのためのスペースが必要になる。このスペースは、通常、コンバイナの組付け後は無駄なスペースとなるため、出来る限り小さくする必要があるが、上記スペースを小さくすると、コンバイナの組付性が悪化する。さらに、回動軸と支持体の軸孔の内壁面との間には、製造誤差等を考慮して或る程度の隙間を設ける必要があるが、この隙間により、回動軸が軸孔の内壁面との間で振動するという問題がある。特に車両に搭載されたヘッドアップディスプレイ装置では、車両の比較的大きな振動の影響を受けて、回動軸が軸孔の内壁面に当接して振動音が生じるという問題がある。上記特許文献1の板バネ部材では、回動軸のスラスト方向の振動を抑制することはできても、上記隙間内での回動軸の振動(径方向の振動)を防止することは困難である。
一方、上記隙間を小さくすると、製造誤差等の影響により、出力が小さい小型のモータ等では、コンバイナを回動することができなくなる場合が生じる。また、上記特許文献2のように回動軸をベアリングによって回動支持することが考えられるが、この場合は、コストアップを招いてしまう。
本発明は、斯かる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、コンバイナの回動軸の径方向の振動を抑制可能で、しかも、コンバイナの組付性が良好でかつ安価な構成で、コンバイナを支持体により回動可能に支持できるようにすることにある。
上記の目的を達成するために、本発明では、観察者の前方に配置されるコンバイナと、表示光を出射する表示器と、上記コンバイナを、上記表示器より出射された表示光の光路を上記観察者に向けて反射させることで、該コンバイナの前方に上記観察者の視認対象の虚像を形成可能な使用位置と、上記観察者が上記虚像の視認を行わない不使用位置との間で、コンバイナに設けられた回動軸を中心に回動させる駆動手段とを備えたヘッドアップディスプレイ装置を対象として、上記回動軸が嵌まる、該回動軸の軸心方向に延びかつ周方向の一部が開放部とされた断面U字状の溝部を有し、該溝部で上記回動軸を回動可能に支持する支持体と、上記溝部の開放部を介して該溝部内の回動軸に接触して該回動軸を溝部奥側に押圧する板バネ部材とを備え、上記板バネ部材は、上記支持体において上記溝部の壁部における上記開放部近傍に固定される固定部と、上記回動軸に接触する接触部と、該固定部と接触部とを連結する連結部とを有し、上記連結部は、上記溝部の開放部側から見て、上記固定部及び接触部に対して、上記溝部が延びる方向の一方側又は他方側に突出した形状をなしている、という構成とした。
上記の構成により、コンバイナの回動軸を溝部にその開放部から容易に挿入することができ、コンバイナの組付けを容易に行うことができるようになる。また、板バネ部材が、溝部の開放部を介して該溝部内の回動軸に接触して該回動軸を溝部奥側に押圧するので、板バネ部材によって、コンバイナの回動軸を溝部から外れないように回動支持することができるとともに、板バネ部材による回動軸の押圧力を適切に設定して、コンバイナの回動軸の径方向の振動を抑制可能でかつ小型のモータ等からなる駆動手段でも回動軸(コンバイナ)を回動可能に構成することができる。ここで、上記板バネ部材の固定部は、支持体において溝部の壁部における開放部近傍に固定されるので、固定部及び接触部の間の直線距離はかなり短くなる。このため、連結部を、固定部及び接触部を直線状に連結する構成にすると、連結部の長さが非常に短くなって、板バネ部材のバネ定数が大きくなり、この結果、適切な押圧力が得られ難くなる。また、連結部の長さを長くするために、固定部を開放部から離れた位置に設けると、板バネ部材用の大きなスペースが必要になる。しかし、本発明では、板バネ部材の連結部が、溝部の開放部側から見て、固定部及び接触部に対して、溝部が延びる方向(回動軸の軸心方向)の一方側又は他方側に突出した形状をなしているので、固定部が、支持体において溝部の壁部における開放部近傍に固定されていても、溝部が延びる方向のスペースを利用しながら連結部の長さを長くすることができる。したがって、板バネ部材をコンパクトに配置しながら、コンバイナの回動軸の径方向の振動を抑制可能でかつ小型のモータ等でも回動軸を回動可能な適切な押圧力が得られるようになる。
上記ヘッドアップディスプレイ装置の一実施形態では、上記連結部は、上記溝部の開放部側から見て、上記溝部が延びる方向に並ぶように2つ設けられており、上記2つの連結部は、上記溝部の開放部側から見て、上記溝部が延びる方向において互いに離れる側に突出した形状をなしている。
このことにより、溝部が延びる方向(回動軸の軸心方向)のスペースをより一層有効に活用しながら、板バネ部材を、適切な押圧力が得られる形状にすることができる。
上記のように2つの連結部を設ける場合、上記板バネ部材は、1つの上記固定部と、1つの上記接触部と、該固定部と該接触部とを連結する上記2つの連結部とを有している、ことが好ましい。
すなわち、1つの接触部に1つの連結部しか連結されていない場合には、連結部が、溝部が延びる方向の一方側又は他方側に偏っているために、連結部が撓む際に斜めに傾き、これにより、接触部が回動軸に対して平面で接触しないで接触部のエッジが接触する可能性が高くなる。しかし、1つの接触部に、溝部が延びる方向において互いに離れる側に突出した連結部が連結されていることで、接触部が回動軸に対して平面で接触するようになり、接触部のエッジにより回動軸が削られるようなことはなくなる。
以上説明したように、本発明のヘッドアップディスプレイ装置によると、コンバイナに設けられた回動軸が嵌まる、該回動軸の軸心方向に延びかつ周方向の一部が開放部とされた断面U字状の溝部を有し、該溝部で上記回動軸を回動可能に支持する支持体と、上記溝部の開放部を介して該溝部内の回動軸に接触して該回動軸を溝部奥側に押圧する板バネ部材とを備え、上記板バネ部材が、上記支持体において上記溝部の壁部における上記開放部近傍に固定される固定部と、上記回動軸に接触する接触部と、該固定部と接触部とを連結する連結部とを有し、上記連結部が、上記溝部の開放部側から見て、上記固定部及び接触部に対して、上記溝部が延びる方向の一方側又は他方側に突出した形状をなしているという構成にしたことにより、コンバイナの組付けを容易に行うことができるとともに、安価でかつコンパクトな構成で、コンバイナの回動軸の径方向の振動を抑制することができる。
本発明の実施形態に係るヘッドアップディスプレイ装置の主として光学系の概略構成を示す、車両右側から見た断面図である。 ヘッドアップディスプレイ装置の外観を示す斜視図であって、コンバイナが使用状態にあるときを示す。 ヘッドアップディスプレイ装置の構成を示す分解斜視図である。 放熱板の要部を車両前側から見た図である。 コンバイナの回動軸の周辺を拡大して示す、支持部材の溝部の開放部側(上側)から見た図である。 図5のVI−VI線断面図である。 板バネ部材の変形例を示す図5相当図である。 板バネ部材の別の変形例を示す図5相当図である。 板バネ部材の更に別の変形例を示す図5相当図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1は、本発明の実施形態に係るヘッドアップディスプレイ装置1の主として光学系の概略構成を示す。このヘッドアップディスプレイ装置1は、自動車等の車両の車室内の前端部に設けられたダッシュボード(インストルメントパネル)の内側でかつ運転者2(観察者)の前方に配置されていて、車両の車速情報やカーナビゲーション情報等を含む所定の情報を、運転者2のフロントガラス3を通した視界に重ねて表示するための装置である。
上記ヘッドアップディスプレイ装置1は、運転者2の前方(車両前方)に配置されるコンバイナ11と、表示光を出射する表示器12とを備えている。表示器12は、本実施形態では、蛍光表示管(Vacuum Fluorescent Display(VFD))で構成されている。表示器12は、これに限らず、例えば液晶表示器等であってもよい。
表示器12からの表示光は、表示器12の車両後側に配設された反射ミラー13により、上側でかつ車両前側に反射されてコンバイナ11に向かい、コンバイナ11により運転者2に向けて(車両後側に)反射される。コンバイナ11は、その車両前方からの光を透過する。したがって、コンバイナ11は、コンバイナ11の前方(車両前方)に運転者2の視認対象の虚像5(表示器12による表示画像の虚像)を形成することになる。これにより、運転者2には、コンバイナ11の前方(本実施形態では、フロントガラス3の車両前方)に、上記虚像5が見えることになる。尚、上記虚像5をフロントガラス3上に表示するようにしてもよい。
コンバイナ11は、上記虚像5を形成可能な使用位置と、運転者2が虚像5の視認を行わない不使用位置(図1の二点鎖線の状態を参照)との間で、後述の回動軸11aを中心に回動するようになっている。上記使用位置では、図1に実線で示すように起立した状態となり、上記不使用位置では、コンバイナ11が運転者2の視界を遮らないように、図1に二点鎖線で示すように倒伏した状態となる。
本実施形態では、運転者2が虚像5の視認を行う際には、不図示のON/OFFスイッチをONにすることで、上記使用位置となり、該ON/OFFスイッチをOFFにすることで、上記不使用位置となるが、これに限らず、例えばイグニッションスイッチに連動させて、自動的に上記使用位置又は上記不使用位置にするようにしてもよい。
また、上記使用位置は、運転者2の調整スイッチ(図示せず)の操作により調整可能であり、運転者2がその体格に合わせて虚像5が見易くなるように調整スイッチを操作することで、上記使用位置の上記不使用位置からの回動角度を変更することができるようになっている。
以下、ヘッドアップディスプレイ装置1について、該ヘッドアップディスプレイ装置1が車両に搭載された状態での車両前側、車両後側、車両左側及び車両右側をそれぞれ、前側、後側、左側及び右側という。
図2及び図3に示すように、ヘッドアップディスプレイ装置1は、表示器12及び反射ミラー13を収容するハウジング21を備えている。このハウジング21は、ロア部材22と、前側及び後側アッパ部材23,24とで構成されている。
ロア部材22は、上側が開放された有底筒状部材で構成されている。このロア部材22の底部における後側の端部には、上記反射ミラー13を支持固定するための反射ミラー支持部22aが上側に突出形成されている。
ロア部材22の底部における反射ミラー支持部22aの前側には、基板アセンブリユニット31が取付固定される。この基板アセンブリユニット31は、プリント基板32と、上記表示器12と、この表示器12に生じる熱を放熱する放熱板33と、プリント基板32を介して表示器12と電気的に接続された、表示器12を駆動するための回路を内蔵する不図示のICチップと、表示器12を支持固定するための表示器支持部材35とを有している。
表示器支持部材35は、プリント基板32に固定される基部35aと、この基部35aの前側の端部、左側の端部及び右側の端部からそれぞれ上側に延びる前側壁部35b、左側壁部35c及び右側壁部35dとを有している。前側壁部35bの前側の面に、表示器12を挟んで放熱板33が取付固定されることで、表示器12が前側壁部35bに支持されることになる。前側壁部35bには、表示器12から反射ミラー13へ向かう表示光が通る略矩形状の表示窓35eが開けられている。尚、表示器支持部材35は、耐熱性が良好な材料(例えば、ガラス繊維入りのPC/PET)からなる。
前側壁部35bは、基部35aの前側の端部から上側に延びた後、表示器12及び放熱板33の上側を覆うように前側に延び、その前側端で再び上側に延びている(図1参照)。これにより、後側アッパ部材24に形成された後述の開口部24bから水等の液体がハウジング21内に入り込んだとしても、その液体が表示器12にかかることはなく、基部35a上に落ちるようになっている。また、左側壁部35c及び右側壁部35dによって、上記液体は、左側壁部35cの左側及び右側壁部35dの右側に浸入することもなく、基部35a上に落ちることになる。
基部35aは、左右方向において中央部が左右両側部よりも低くなるように形成されており、基部35aの左右方向中央部は、前側ほど低くなるように形成されている。基部35aの左右方向中央部における前側端部には、液体排出孔35fが形成されている。この液体排出孔35fは、プリント基板32を貫通する突出部35g(図1参照)に形成されており、基部35a上に落ちた上記液体は、液体排出孔35fを通って、プリント基板32の下側(ロア部材22の底部上)に落ち、そこから、ロア部材22に設けた不図示の排出孔を通してハウジング21外に排出される。
表示器12には、プリント基板32と電気的に接続するための複数の端子12a(図1及び図4参照)が下側に突出するように設けられており、これら複数の端子12aが、プリント基板32に形成されたスルーホール(図1では見え難いので、スルーホールの符号を省略しているが、端子12aがプリント基板32を貫通している部分がスルーホールである)にそれぞれ嵌められる。ここで、表示器12の端子12aをプリント基板32のスルーホールに嵌める工程は、放熱板33によって表示器12が表示器支持部材35に支持された状態で行う。放熱板33は、表示器12の前側の略全体を覆っているため、作業者は、端子12aがプリント基板32のスルーホールに正常に嵌まっているかどうかの確認ができなくなる。そこで、図4に示すように、放熱板33の下端部には、作業者が、端子12aがプリント基板32のスルーホールに正常に嵌まっているかどうかを確認可能な切欠き部33aが形成されている。この切欠き部33aは、放熱板33の前側から後側へ冷却風を通す役割も有しており、これにより、放熱板33による放熱を促進することができるようになる。尚、放熱板33の上端部には、放熱フィン33bが前側に突出するように形成されている。
上記プリント基板32における上記右側壁部35dの右側には、車両周辺の照度(明るさ)を検出する照度センサ38が設けられている。この照度センサ38の上側には、後側アッパ部材24の右前側の端部に設けられたライトガイド保持部24aに保持された、アクリル樹脂からなるライトガイド39が位置している。このライトガイド39の上部は、前側アッパ部材23の右後側の端部(ライトガイド保持部24aの上側を覆っている部分)に設けられたライトガイド用孔23aから上側に臨んでいる。そして、ライトガイド39は、前側からの光(フロントガラス3を通って車室内に入ってきた光)を下側に屈折させて上記照度センサ38へと導く。本実施形態では、表示器12(詳細には、上記ICチップ内における表示器12を駆動するための回路)及び後述の電動モータ52の作動を制御する不図示のコントローラが、照度センサ38による検出結果に応じて、表示器12の輝度を変化させる(車両周辺の照度が高いほど表示器12の輝度を高くする)ようにしている。尚、上記コントローラは、周知のマイクロコンピュータをベースとするものであって、プログラムを実行する中央演算処理装置(CPU)や、プログラム及びデータを格納するメモリ等を備えている。
ロア部材22の底部における基板アセンブリユニット31の左側には、コンバイナ駆動ユニット51が、ロア部材22の底部に対して位置決めされた状態で固定されるようになっている。また、ロア部材22の底部における基板アセンブリユニット31の右側には、コンバイナ11の回動軸11aを支持する支持本体57が、ロア部材22の底部と一体に上方に突出するように設けられている。本実施形態では、支持本体57の上面に、支持本体57とは異なる材料であって摺動性の良好な材料(例えば、POM)からなる支持部材58が2本のネジ59により固定されており、支持本体57及び支持部材58が、コンバイナ11の回動軸11aを回動可能に支持する支持体を構成する。尚、支持本体57は、ロア部材22と同じ材料であって、例えばPC/ABSからなる。
コンバイナ11には、コンバイナ11が不使用状態にあるときの前端部を上下から挟むように互いに固定された上側部材11b及び下側部材11cが設けられている。下側部材11cの右側端部に、上記回動軸11aが右側に突出するように設けられている。また、図示は省略するが、上側部材11b及び下側部材11cの左側端部には、該両部材11b,11cが合わせられることで、上記コンバイナ駆動ユニット51における後述の出力軸54が嵌合する嵌合孔が形成される。
コンバイナ駆動ユニット51は、コンバイナ11を、上記使用位置と上記不使用位置との間で、回動軸11aを中心に回動させる駆動手段としての電動モータ52と、この電動モータ52の回転を減速してコンバイナ11に伝達する減速機構(図示せず)と、これら電動モータ52及び減速機構を覆うケース部材53とを有している。ケース部材53の右側の面における後上部から、上記減速機構の出力軸54が右側に突出している。この出力軸54が、コンバイナ11の上側部材11b及び下側部材11cが合わせられることで形成される上記嵌合孔に嵌合する。出力軸54は、コンバイナ11に回動を伝達するために、断面円形ではなく、断面略D字状に形成されており、上記嵌合孔も、出力軸54に対応した形状をなしている。これにより、電動モータ52が回転すると、上記減速機構を介してコンバイナ11が回動軸11aを中心に回動することになる。
上記減速機構には、コンバイナ11の回動角度位置を検出するための不図示のエンコーダが設けられており、上記コントローラが、エンコーダからの情報を受けて、コンバイナ11を上記使用位置又は上記不使用位置に停止させる。尚、本実施形態では、電動モータ52は、小型の直流モータであるが、これに限らず、例えばステッピングモータを用いてもよい。
前側アッパ部材23の後側端部には、前側に切り欠かれてなる切欠き部23bが形成されており、この切欠き部23bを通して、コンバイナ11がハウジング21の外側に出ている。コンバイナ11は、上記不使用位置にあるときには、後側アッパ部材24の上面の略全体を覆い、この結果、後側アッパ部材24に形成された開口部24bを覆う。また、コンバイナ11は、上記使用位置にあるときには、開口部24bを開放しかつ該開口部24bの前側にて起立した状態となる。この状態で、反射ミラー13により反射された、表示器12からの表示光が、開口部24bを通ってコンバイナ11に向かい、コンバイナ11により運転者2に向けて反射される。これにより、コンバイナ11は、コンバイナ11の前方に運転者2の視認対象の虚像を形成する。尚、コンバイナ11が上記不使用位置にあるときには、前側アッパ部材23の切欠き部23bが、コンバイナ11の上側部材11bによって塞がれ(図1参照)、コンバイナ11が上記使用位置にあるときには、前側アッパ部材23の切欠き部23bが、コンバイナ11の下側部材11cによって塞がれる(図1及び図2参照)。
後側アッパ部材24の上面の後側部分における左右両端部近傍には、ゴム部材28がそれぞれ配設されている。これらゴム部材28は、コンバイナ11が、上記不使用位置で停止しなかったときに、後側アッパ部材24の上面に当接してコンバイナ11に傷が付くのを防止するためのものである。上記車両の運転手等の乗員がコンバイナ11を手動で動かしたときには、上記コントローラがコンバイナ11の回動位置を認識できなくなるので、コントローラは、電動モータ52によって、コンバイナ11を上記不使用位置の側に駆動して上記ゴム部材28に当接させ、このコンバイナ11がゴム部材28に当接した位置(コンバイナ11がそれ以上回動できなくなった位置)を基準にして、上記不使用位置及び上記使用位置を割り出す。
図3、図5及び図6に示すように、上記支持部材58は、上記回動軸11aが嵌まる、周方向の一部(本実施形態では、上部)が開放部とされた断面U字状の溝部58aを有している。この溝部58aは、底壁部58b、前側壁部58c及び後側壁部58dによって形成され、前側壁部58cの上部は前側に突出する一方、後側壁部58dの上部は後側に突出している。支持部材58における前側壁部58cの前側に突出する部分(上記開放部の前側に隣接する部分)及び後側壁部58dの後側に突出する部分(上記開放部の後側に隣接する部分)に、上記ネジ59がそれぞれ挿通されるネジ挿通孔58eがそれぞれ形成されている。上記ネジ59が、上記支持本体57の上面に形成されたネジ穴57aに螺号することで、支持部材58が支持本体57の上面に固定されることになる。
上記支持部材58の前側壁部58cの前端部及び後側壁部58dの後端部には、切欠き部58fがそれぞれ形成されており、これら切欠き部58fは、支持部材58が支持本体57の上面に固定される際に、支持本体57の前端部及び後端部に上側に突出するようにそれぞれ設けられた突出部57bとそれぞれ係合する。この係合により、支持部材58が支持本体57に対して位置決めされるとともに、ネジ59の回転に連れて支持部材58が支持本体57に対して回るのを防止する。
溝部58aの壁部(底壁部58b、前側壁部58c及び後側壁部58d)における溝部58a側の表面は、溝部58aが延びる方向(溝部58aに挿入された回動軸11aの軸心方向)と垂直な方向に延びる平面に沿って切断した断面において、回動軸11aの半径と略同じ半径を有する半円部58gと、この半円部58gの両端からそれぞれ上側に延びる2つの直線部58hとを有している。2つの直線部58hの間隔は、半円部58gの半径と略同じである。これにより、回動軸11aを溝部58aにその開放部から挿入することができる。
また、溝部58aの壁部における半円部58gは、半円部58gの中心軸(溝部58aに挿入された回動軸11aの軸心)を含みかつ半円部58gと交差する任意の平面に沿って切断した断面において、溝部58aが延びる方向(半円部58gの中心軸方向)の中央部が両端部よりも溝部58a内側に突出する湾曲形状(本実施形態では、円弧形状)をなしている。また、2つの直線部58hは、溝部58aの開放部側から見て、半円部58gにおける直線部58hとの接続部と同じ形状、つまり、溝部58aが延びる方向の中央部が両端部よりも溝部58a内側に突出する湾曲形状(本実施形態では、円弧形状)をなしている。このような湾曲形状により、回動軸11aの軸心が半円部58gの中心軸に対して斜めになった状態で回動軸11aが溝部58aに挿入されていたとしても、回動軸11aが溝部58aに対してこじれるようなことはなく、回動軸11aを溝部58a内でスムーズに回動させることができるようになる。
上記2本のネジ59のうちのいずれか1本のネジ59(本実施形態では、前側のネジ59)は、板バネ部材61を支持部材58(支持本体57)に固定する役目も有している。つまり、前側のネジ59は、支持部材58及び板バネ部材61を支持本体57に対して共締めしている。
上記板バネ部材61は、溝部58aの開放部を介して該溝部58a内の回動軸11aに接触して該回動軸11aを溝部58a奥側に押圧するように構成されている。この板バネ部材61は、前側のネジ59により支持部材58において前側壁部58cの前側に突出する部分の上面(つまり、溝部58aの壁部における開放部近傍)に固定される固定部61aと、回動軸11aに接触する接触部61bと、該固定部61aと接触部61bとを連結する連結部61cとを有している。
板バネ部材61による回動軸11aの押圧により、回動軸11aを溝部58aから外れないように回動支持するとともに、回動軸11aの径方向の振動(車両から伝わる振動)を抑制する。この回動軸11aの径方向の振動を抑制するためには、板バネ部材61による回動軸11aの押圧力を大きくすればよいが、この押圧力が大き過ぎると、小型の電動モータ52では、回動軸11a(コンバイナ11)を回動させることが困難になる。そこで、板バネ部材61を、回動軸11aの径方向の振動を抑制可能でかつ小型の電動モータ52でも回動軸11aを回動可能な適切な押圧力が得られるように構成する必要がある。
ここで、板バネ部材61の固定部61aは、支持部材58において溝部58aの壁部における開放部近傍(前側壁部58cの前側に突出する部分の上面)に固定されるので、固定部61a及び接触部61bの間の直線距離はかなり短くなる。このため、連結部61cを、固定部61a及び接触部61bを直線状に連結する構成にすると、連結部61cの長さが非常に短くなって、板バネ部材61のバネ定数が大きくなり、この結果、上記適切な押圧力が得られ難くなる。また、連結部61cの長さを長くするために、固定部61aを溝部58aの開放部から離れた位置に設けると、板バネ部材61用の大きなスペースが必要になる。
そこで、連結部61cは、溝部58aの開放部側(上側)から見て、固定部61a及び接触部61bに対して、溝部58aが延びる方向(回動軸11aの軸心方向)の一方側又は他方側に突出した形状をなしている。本実施形態では、板バネ部材61は、1つの固定部61aと、1つの接触部61bと、該固定部61aと該接触部61bとを連結する2つの連結部61cとを有している。これら2つの連結部61cは、溝部58aの開放部側から見て、溝部58aが延びる方向(本実施形態では、左右方向)において互いに離れる側に突出した形状をなしている。すなわち、左側の連結部61cは、左側に突出した形状をなし、右側の連結部61cは、右側に突出した形状をなしている。
左側の連結部61cは、固定部61aの左後側から左側に延びた後に前側に折れ曲がって前側に延び、その後に前側かつ右側に円弧状に延びて接触部61bに繋がる。一方、右側の連結部61cは、固定部61aの右後側から右側に延びた後に前側に折れ曲がって前側に延び、その後に前側かつ左側に円弧状に延びて接触部61bに繋がる。左側及び右側の連結部61cは、溝部58aの開放部側(上側)から見て、固定部61aの中心(前側のネジ59の中心)を通りかつ溝部58aが延びる方向と垂直な方向に延びる直線に対して対称である。また、固定部61aを含めて板バネ部材61全体が、上記直線に対して対称な形状をなしている。
板バネ部材61の前側端部には、支持部材58と同様に、支持本体57の突出部57bと係合する切欠き部61dが形成されているとともに、この切欠き部61dの左右両側に、下側に突出する突起部61eがそれぞれ形成されている。これら突起部61eは、固定部61aが前側壁部58cの前側に突出する部分の上面に固定される際に、支持本体57の前側の面に当接して、板バネ部材61自体を前側に押圧する。これにより、支持本体57の突出部57bと板バネ部材61の切欠き部61dとが強固に係合されて、板バネ部材61が支持部材58の上面から外れ難くなり、上記前側のネジ59による固定が容易になる。
したがって、本実施形態では、コンバイナ11の回動軸11aを支持部材58の溝部58aにその開放部から容易に挿入することができ、コンバイナ11の組付けを容易に行うことができるようになる。また、板バネ部材61の固定部61aが、支持部材58において溝部58aの壁部における開放部近傍(前側壁部58cの前側に突出する部分の上面)に固定されていても、溝部58aが延びる方向のスペースを利用しながら連結部61cの長さを長くすることができる。したがって、コンバイナ11の組付けを容易に行うことができるとともに、安価でかつコンパクトな構成で、コンバイナ11の回動軸11aの径方向の振動を抑制可能でかつ小型の電動モータ52でも回動軸11aを回動可能な適切な押圧力が得られるようになる。
本発明は、上記実施形態に限られるものではなく、請求の範囲の主旨を逸脱しない範囲で代用が可能である。
例えば、板バネ部材61の連結部61cの形状は、上記実施形態のものに限らず、例えば図7又は図8のような形状であってもよい。また、図9に示すように、接触部61bが左右に2つ並んで設けられ、左側の接触部61bと固定部61aとが左側の連結部61cにより連結され、右側の接触部61bと固定部61aとが右側の連結部61cにより連結されるようにしてもよい。さらに、図9の例で、左側の接触部61b及び左側の連結部61cをなくすか、又は、右側の接触部61b及び右側の連結部61cをなくしたものであってもよい。さらにまた、接触部61bが左右に2つ並んで設けられることに加えて、固定部61aも左右に2つ並んで設けられ、左側の接触部61bと左側の固定部61aとが左側の連結部61bにより連結され、右側の接触部61bと右側の固定部61cとが右側の連結部61cにより連結されるようにしてもよい。
上述の実施形態は単なる例示に過ぎず、本発明の範囲を限定的に解釈してはならない。本発明の範囲は請求の範囲によって定義され、請求の範囲の均等範囲に属する変形や変更は、全て本発明の範囲内のものである。
本発明は、回動可能なコンバイナを備えたヘッドアップディスプレイ装置に有用である。
1 ヘッドアップディスプレイ装置
2 運転者(観察者)
5 虚像
11 コンバイナ
12 表示器
52 電動モータ(駆動手段)
57 支持本体(支持体)
58 支持部材(支持体)
58a 溝部
61 板バネ部材
61a 固定部
61b 接触部
61c 連結部

Claims (3)

  1. 観察者の前方に配置されるコンバイナと、表示光を出射する表示器と、上記コンバイナを、上記表示器より出射された表示光の光路を上記観察者に向けて反射させることで、該コンバイナの前方に上記観察者の視認対象の虚像を形成可能な使用位置と、上記観察者が上記虚像の視認を行わない不使用位置との間で、コンバイナに設けられた回動軸を中心に回動させる駆動手段とを備えたヘッドアップディスプレイ装置であって、
    上記回動軸が嵌まる、該回動軸の軸心方向に延びかつ周方向の一部が開放部とされた断面U字状の溝部を有し、該溝部で上記回動軸を回動可能に支持する支持体と、
    上記溝部の開放部を介して該溝部内の回動軸に接触して該回動軸を溝部奥側に押圧する板バネ部材とを備え、
    上記板バネ部材は、上記支持体において上記溝部の壁部における上記開放部近傍に固定される固定部と、上記回動軸に接触する接触部と、該固定部と接触部とを連結する連結部とを有し、
    上記連結部は、上記溝部の開放部側から見て、上記固定部及び接触部に対して、上記溝部が延びる方向の一方側又は他方側に突出した形状をなしていることを特徴とするヘッドアップディスプレイ装置。
  2. 請求項1記載のヘッドアップディスプレイ装置において、
    上記連結部は、上記溝部の開放部側から見て、上記溝部が延びる方向に並ぶように2つ設けられており、
    上記2つの連結部は、上記溝部の開放部側から見て、上記溝部が延びる方向において互いに離れる側に突出した形状をなしていることを特徴とするヘッドアップディスプレイ装置。
  3. 請求項2記載のヘッドアップディスプレイ装置において、
    上記板バネ部材は、1つの上記固定部と、1つの上記接触部と、該固定部と該接触部とを連結する上記2つの連結部とを有していることを特徴とするヘッドアップディスプレイ装置。
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