JP6258486B2 - 電子機器、方法、及びプログラム - Google Patents

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Description

本発明の実施形態は、電子機器、方法、及びプログラムに関する。
テレビのような電子機器の操作画面は、例えばリモートコントローラ(以下、リモコンと称する)によって操作される。例えば、リモコンの方向キーが押されることで、操作画面上の操作子(ボタン)のフォーカスが、当該方向キーに対応する方向に移動する。
特開2012−9007号公報
例えば、リモコンよりも操作画面がより直感的に操作可能になれば、ユーザはより円滑に操作画面を操作できる。
一つの実施の形態に係る電子機器は、それぞれ処理の実行を指示するための複数の操作子を含む操作画面と、前記操作画面上のいずれかの操作子指定するための指示子とがディスプレイ上に表示される外部装置を操作可能な、少なくともタッチパネルと、制御部と、通信手段と、を有する。前記制御部は、前記操作画面に含まれる前記複数の操作子の疎密に関する横方向閾値と縦方向閾値のいずれか一方又は両方を前記通信手段を介して前記外部装置から取得し、前記タッチパネルのタッチ操作による前記指示子に対する横方向又は縦方向の移動操作の移動距離が、前記横方向閾値又は前記縦方向閾値を超えると前記ディスプレイ上の対応する前記指示子に対する移動指令を出力し、前記移動指令を前記通信手段を介して前記外部装置に送信する。
図1は、第1の実施の形態に係る制御システムの構成を概略的に示す図である。 図2は、第1の実施形態のテレビの構成を示すブロック図である。 図3は、第1の実施形態の携帯端末の構成を示すブロック図である。 図4は、第1の実施形態のテレビ及び携帯端末の機能的構成を示すブロック図である。 図5は、第1の実施形態の携帯端末によって操作されるテレビの第1の例を示す図である。 図6は、第1の実施形態の、携帯端末によるテレビの操作処理の手順の一部を例示するフローチャートである。 図7は、第1の実施形態の携帯端末によって操作されるテレビの第2の例を示す図である。 図8は、第1の実施形態の携帯端末によって操作されるテレビの第3の例を示す図である。 図9は、第1の実施形態の携帯端末によって操作されるテレビの第4の例を示す図である。 図10は、第1の実施形態の携帯端末によって操作されるテレビの第5の例を示す図である。 図11は、第1の実施形態の第6の操作画面を示す図である。 図12は、第1の実施形態の第7の操作画面を示す図である。 図13は、第1の実施形態の第8の操作画面を示す図である。 図14は、第1の実施形態の第9の操作画面を示す図である。 図15は、第2の実施の形態に係るテレビ及び携帯端末の機能的構成を示すブロック図である。 図16は、第3の実施の形態に係る携帯端末の機能的構成を示すブロック図である。 図17は、第4の実施の形態に係る第10の操作画面を示す図である。 図18は、第4の実施形態の、携帯端末によるテレビの操作処理の手順の一部を例示するフローチャートである。 図19は、第5の実施の形態に係る、携帯端末によって操作されるテレビの第11の例を示す図である。
以下に、第1の実施の形態について、図1乃至図14を参照して説明する。なお、実施形態に係る構成要素や、当該要素の説明について、複数の表現を併記することがある。当該構成要素及び説明について、記載されていない他の表現がされることは妨げられない。さらに、複数の表現が記載されない構成要素及び説明について、他の表現がされることは妨げられない。
図1は、第1の実施の形態に係る制御システム10の構成を概略的に示す図である。図1に示すように、制御システム10は、例えば、テレビジョン受像装置(テレビ)11と携帯端末12とが接続される構成となっている。テレビ11と携帯端末12とは、例えば、直接的に若しくはルータを介して無線LANのような無線ネットワークで互いに接続され、又はインターネットのような公衆ネットワーク15を介して互いに接続される。
テレビ11と携帯端末12とは、公衆ネットワーク15を介して、インターネット上のサービス業者や放送局のサーバ17と接続される。また、テレビ11は、放送局18からの放送波を受信する。
テレビ11は、操作画面を表示する電子機器及び他の電子機器の一例である。本実施形態のテレビ11は、デジタル放送の受信及び表示機能と、放送番組の録画再生機能とを備える。また、本実施形態のテレビ11は、インターネット上の各種サイトを検索したり、表示したりすることができるWebブラウザの機能を備える。
さらに、本実施形態のテレビ11は、Hybridcast(登録商標)に対応する。テレビ11は、放送局18から受信した放送波と、サーバ17とから放送番組に関するコンテンツやアプリケーションを受信し、アプリケーション等を起動して、放送番組と連動したコンテンツを放送番組上に表示可能である。
なお、操作画面を表示する電子機器及び他の電子機器は、テレビ11に限定されない。電子機器及び他の電子機器は、例えば、パーソナルコンピュータ、ゲーム機、ハードディスクレコーダ、及びセットトップボックスのような他の機器であっても良い。
携帯端末12は、電子機器の一例であり、例えば操作機器とも称され得る。携帯端末12は、テレビ11に対する操作を行うリモートコントローラとして機能し得る電子機器であり、例えば、スマートフォン等の携帯電話、タブレット端末、及びスレート端末のような種々の機器として実現される。
携帯端末12は、所定のアプリケーションプログラムを実行することにより、テレビ11の操作を行うことができる。例えば、携帯端末12は、テレビ11のチャンネルを変更したり、テレビ11の音量を変更したり、テレビ11の録画予約を行ったりすることができる。
携帯端末12は、無線ネットワークや公衆ネットワーク15を介して接続されたテレビ11に操作情報(命令)を送信することで、テレビ11を操作する。このため、携帯端末12は、テレビ11を遠隔操作することができる。操作情報は、テレビ11を操作可能な情報であればどのような情報であってもよい。
図2は、第1の実施形態のテレビ11の構成を示すブロック図である。図2に示すように、テレビ11は、アンテナ21と、入力端子22と、チューナ23と、復調器24とを有する。アンテナ21は、図1の放送局18からの放送波を捕らえ、その放送波の放送信号を、入力端子22を介してチューナ23に供給する。
チューナ23は、入力されたデジタル放送の放送信号から所望のチャンネルの放送信号を選局する。そして、チューナ23から出力された放送信号は復調器24に供給される。復調器24は、放送信号に復調処理を施し、デジタル映像信号及び音声信号を復調して、後述するセレクタ27に供給する。
テレビ11は、さらに、入力端子31,32と、A/D変換部33と、信号処理部34と、スピーカ35と、映像を表示するためのディスプレイ36とを有する。入力端子31は外部からアナログの映像信号及び音声信号が入力され、入力端子32は外部からデジタルの映像信号及び音響信号が入力される。A/D変換部33は入力端子31から供給されるアナログの映像信号及び音響信号をデジタル信号に変換し、セレクタ27に供給する。
セレクタ27は、復調器24、A/D変換部33、及び入力端子32から供給されるデジタルの映像信号及び音声信号から一つの信号を選択する。セレクタ27は、選択した信号を信号処理部34に供給する。
信号処理部34は、音響処理部34aと映像処理部34bとを有する。音響処理部34aは、セレクタ27から入力されたデジタル音響信号に所定の信号処理を施し、アナログ音響信号に変換してスピーカ35に出力する。スピーカ35は、信号処理部34から供給される音響信号を入力し、その音響信号を用いて音声を出力する。
映像処理部34bは、入力される映像信号について、所定の信号処理やスケーリング処理等を施し、処理後の映像信号をディスプレイ36に供給する。さらに、映像処理部34bは、ディスプレイ36に表示させるためのOSD(On Screen display)信号も生成する。さらに、テレビ11は、少なくともTSデマルチプレクサ及びMPEGデコーダを有する。MPEGデコーダによってデコードされた信号は、信号処理部34に入力される。
ディスプレイ36は、例えば、液晶ディスプレイやプラズマディスプレイのようなフラットパネルディスプレイである。ディスプレイ36は、信号処理部34から供給される映像信号を用いて映像を表示する。
テレビ11は、さらに、制御ユニット41と、操作部42と、受光部43と、HDD(Hard Disk Drive)44と、メモリ45と、通信インターフェース(以下、通信I/Fと称する)46とを有する。
制御ユニット41は、テレビ11における種々の動作を統括的に制御する。制御ユニット41は、CPU(Central Processing Unit)等を内蔵したマイクロプロセッサである。
制御ユニット41は、操作部42からの操作情報を入力するとともに、リモートコントローラ(リモコン)49から送信された操作情報を、受光部43を介して入力する。制御ユニット41は、入力された操作情報に従い各部を制御する。
さらに、制御ユニット41は、テレビ11の各種機能を実現させるための画像を、ディスプレイ36に表示させる。例えば、制御ユニット41は、Webブラウザ機能を使用したり、コンテンツを再生したり、アプリケーションの起動及び各種設定を行ったりするための操作画面を、ディスプレイ36に表示する。
本実施形態の受光部43は、リモートコントローラ49から出力される赤外線を受光する。なお、リモートコントローラ49は、無線通信によって操作情報を送信しても良い。この場合、例えば通信I/F46が、当該操作情報を受信し、制御ユニット41に入力する。
制御ユニット41は、メモリ45を使用する。メモリ45は、主として、制御ユニット41に内蔵されているCPUが実行する制御プログラムを格納したROM(Read Only Memory)と、CPUに作業エリアを提供するためのRAM(Random Access Memory)と、各種の設定情報及び制御情報等が格納される不揮発性メモリとを有する。
HDD44は、セレクタ27で選択されたデジタルの映像信号、音声信号、及び種々の情報を記録する。なお、テレビ11は、HDD44の代わりに、SSD(Solid State Drive)のような他の記録機器を有しても良い。
テレビ11は、セレクタ27で選択されたデジタルの映像信号及び音声信号を、録画データとしてHDD44により記録することができる。さらに、テレビ11は、HDD44に記録されたデジタルの映像信号及び音響信号を用いて映像及び音声を再生することもできる。
通信I/F46は、公衆ネットワーク15や無線ネットワークを介して、携帯端末12やサーバ17のような種々の通信装置と接続される。通信I/F46は、携帯端末12との間で、例えば操作情報の受信や種々の情報の送信をすることができる。さらに、通信I/F46は、公衆ネットワーク15を介して、テレビ11で利用可能なプログラムやサービスの受信や種々の情報の送信をすることができる。
テレビ11は、制御ユニット41とメモリ45に記憶されたプログラム(オペレーティングシステム、テレビ操作アプリケーションプログラム等の各種アプリケーションプログラム)との協働により、後述の図4に示される各部を実現する。
図3は、第1の実施形態の携帯端末12の構成を示すブロック図である。図3に示すように、携帯端末12は、表示部51と、CPU52と、グラフィックスコントローラ53と、タッチパネルコントローラ54と、不揮発性メモリ55と、RAM56と、通信I/F57と、センサ群58と、カメラ59とを有する。携帯端末12は、スピーカやマイクロフォンをさらに有する。通信I/F57は、受信部及び送信部の一例である。
表示部51は、ディスプレイ51aとタッチパネル51bとが組み合わされた、いわゆるタッチスクリーンとして構成される。ディスプレイ51aは、例えば、液晶ディスプレイや有機EL(Electro Luminescence)ディスプレイである。タッチパネル51bは、ユーザの指やスタイラスペンなどによってタッチされたディスプレイ51aの表示画面上の位置(タッチ位置)を検知する。
不揮発性メモリ55は、オペレーションシステムや各種のアプリケーションプログラム、プログラムの実行に必要な各種データなどを記憶する。CPU52は、携帯端末12の動作を制御するプロセッサであり、携帯端末12の各コンポーネントを制御する。CPU52は、不揮発性メモリ55からRAM56にロードされる、オペレーティングシステム、テレビ操作アプリケーションを含む各種アプリケーションプログラムを実行することで、後述する各機能部(図4参照)を実現する。RAM56は、携帯端末12のメインメモリとして、CPU52がプログラムを実行する際の作業領域を提供する。
グラフィックスコントローラ53は、表示部51のディスプレイ51aを制御する表示コントローラである。タッチパネルコントローラ54は、タッチパネル51bを制御し、ユーザによるタッチ位置を示す座標データをタッチパネル51bから取得する。
通信I/F57は、公衆ネットワーク15や無線ネットワークを介して、テレビ11やサーバ17のような種々の通信装置と接続される。通信I/F57は、テレビ11との間で、例えば操作情報の送信や種々の情報の受信をすることができる。
センサ群58は、携帯端末12に対する外部からの加速度の向きと大きさを検出する加速度センサ、携帯端末12の方位を検出する方位センサ、携帯端末12の角速度(回転角度)を検出するジャイロセンサ等である。各センサの検出信号はCPU52に出力される。
カメラ59は、被写体の撮影に用いられる。カメラ59は、例えば、動画の撮影に用いられたり、ディスプレイ51aの明るさを自動調節するための光学センサとして用いられたりしても良い。
携帯端末12は、CPU52と不揮発性メモリ55に記憶されたプログラム(オペレーティングシステム、テレビ操作アプリケーションプログラム等の各種アプリケーションプログラム)との協働により、図4に示される各部を実現する。
図4は、第1の実施形態のテレビ11及び携帯端末12の機能的構成を示すブロック図である。図4に示すように、携帯端末12は、機能的構成として、制御部71と、入出力制御部72とを備える。制御部71は、ハードウェアプロセッサ等で実現される。図4は、上述した表示部51及び通信I/F57についても示す。
制御部71は、携帯端末12全体を制御する。制御部71は、一例として、携帯端末12によるテレビ11の操作処理を行う。携帯端末12によるテレビ11の操作処理については、後述する。
入出力制御部72は、表示部51に対する入出力を制御する。すなわち、入出力制御部72は、グラフィックスコントローラ53を介して表示部51のディスプレイ51aに対する表示制御を行うとともに、タッチパネルコントローラ54を介して表示部51のタッチパネル51bからのタッチ操作による入力を制御する。
一方、テレビ11は、制御部81と、表示処理部82と、閾値発行部83と、閾値データベース(以下、閾値DBと称する)84とを主に備える。図4は、上述したディスプレイ36及び通信I/F46についても示す。
制御部81は、テレビ11の全体を制御する。制御部81は、例えば、録画再生機能、Webブラウザ機能、コンテンツ再生機能、及び操作画面によるテレビ11の操作機能を実現する。表示処理部82は、ディスプレイ36に対する表示制御を行う。閾値発行部83は、携帯端末12によるテレビ11の操作処理に用いられる閾値を取得及び送信する。閾値DB84に、複数の当該閾値が登録される。閾値については後述する。
図5は、携帯端末12によって操作されるテレビ11の第1の例を示す図である。本実施形態において、携帯端末12のテレビ操作アプリケーションプログラム(リモコンアプリ)が実行されると、携帯端末12の表示部51に、タッチ操作のためのユーザインターフェース(以下、UIと称する)が表示される。ユーザは、表示部51のUI上でタッチ操作による入力を行うことで、テレビ11を操作することができる。
第1の例において、テレビ11のディスプレイ36に、第1の操作画面P1が表示される。第1の操作画面P1は、複数の操作子(ボタン)B1を有する。第1の操作画面P1は、例えば、任意の操作子B1を選択することで、当該操作子B1に対応する機能又はコンテンツを利用するために表示される。言い換えると、複数の操作子B1は、各操作子B1に対応するそれぞれの処理の実行を指示するために設けられる。操作子は、操作画面上に表示され、ユーザがいずれかの処理の実行を指示可能なものであればどのようなものであってもよい。第1の操作画面P1において、操作子B1は、8×4のグリッド状に配置される。なお、第1の操作画面P1及び操作子B1はこれに限られない。
第1の操作画面P1における一つの操作子B1に、指示子(たとえば、フォーカスFC)が配置される。指示子とは、操作画面上のいずれかの座標、又は複数の操作子のいずれかを指定可能なものであればよく、ポインタやフォーカス、カーソル等であってもよい。フォーカスFCは、現在選択(指定)されている操作子B1を表示する。フォーカスFCが配置された操作子B1は、例えば、他の操作子B1と異なる色で表示されたり、他の操作子B1よりも大きく表示されたりする。
ユーザは、フォーカスFCが所望の操作子B1に位置するときに、例えば携帯端末12の表示部51のUI上でタップを行うことで、当該操作子B1に対応する機能又はコンテンツを利用することができる。タップによる操作子B1の選択が行われると、ディスプレイ36が表示する画面は、第1の操作画面P1から、当該操作子B1に対応する機能又はコンテンツを利用するための画面に切り替わる。
テレビ11は、第1の操作画面P1に対応する閾値を携帯端末12に送信する。閾値は、第1情報の一例である。ユーザの指FTが携帯端末12の表示部51のUI上に触れた状態で移動する(UI上でスワイプする)と、ユーザの指FTのタッチ位置の移動距離(スワイプ操作の移動距離)が前記閾値を超える毎に、フォーカスFCが隣接する操作子B1へ移動する。すなわち、閾値は、表示部51のUI上でのユーザの操作の移動距離と、第1の操作画面P1上のフォーカスFCの移動数との関係に関する情報である。なお、ユーザの指FTの代わりに、例えばスタイラスペンが、表示部51のUI上でスワイプしても良い。
次に、以上のように構成された本実施形態の携帯端末12によるテレビ11の操作処理について、図6を用いて詳しく説明する。図6は、第1の実施形態の、携帯端末12によるテレビ11の操作処理の手順の一部を例示するフローチャートである。
まず、テレビ11が携帯端末12に閾値を通知し、携帯端末12の制御部71が当該閾値を取得する(ステップS11)。図4のテレビ11の閾値発行部83は、ディスプレイ36に表示される画面が第1の操作画面P1に切り替わると、閾値DB84から第1の操作画面P1に対応する閾値を取得する。閾値発行部83は、通信I/F46を介して、携帯端末12に当該閾値の情報を送信する。
図5に示すように、閾値DB84に登録され、閾値発行部83によって送信される閾値は、横方向閾値Tx1と縦方向閾値Ty1とを有する。横方向閾値Tx1及び縦方向閾値Ty1は、第1の操作画面P1に対応付けられて閾値DB84に登録される。
横方向閾値Tx1は、第1の閾値の一例である。横方向閾値Tx1は、携帯端末12の表示画面の横方向(X方向)に係る表示部51のUI上でのタッチ位置の移動距離と、横方向に係る操作画面P1上のフォーカスFCの移動数と、の関係に関する情報である。横方向閾値Tx1は、例えば「1cm」のような移動距離の情報を有する。横方向は第1の方向の一例であり、「1cm」はユーザインターフェース上でのユーザの操作の移動距離の一例である。なお、第1の方向及び移動距離はこれに限られず、例えば、移動距離はピクセル数に係る情報であっても良い。
縦方向閾値Ty1は、第2の閾値の一例である。縦方向閾値Ty1は、携帯端末12の表示画面の縦方向(Y方向)に係る表示部51のUI上でのユーザの操作の移動距離と、縦方向に係る操作画面P1上のフォーカスFCの移動数と、の関係に関する情報である。縦方向閾値Ty1は、例えば「1cm」のような移動距離の情報を有する。縦方向は、第1の方向と交差する第2の方向の一例であり、「1cm」はユーザインターフェース上でのユーザの操作の移動距離の一例である。なお、第2の方向及び移動距離はこれに限られず、例えば、移動距離はピクセル数に係る情報であっても良い。
携帯端末12の通信I/F57が、横方向閾値Tx1及び縦方向閾値Ty1の情報を受信する。携帯端末12の制御部71は、通信I/F57を介して取得した横方向閾値Tx1及び縦方向閾値Ty1を保持する。
次に、携帯端末12の制御部71は、表示部51のタッチパネル51bがユーザによるタッチの検知を開始したか否かを判断する(ステップS12)。制御部71は、タッチパネル51bがタッチの検知を開始するまで待機する(ステップS12:No)。
例えば、図5のようにユーザの指FTが携帯端末12の表示部51のUIに触れると、タッチパネル51bがタッチの検知を開始する(ステップS12:Yes)。制御部71は、指FTのタッチ位置の移動距離をカウントする。例えば、制御部71は、当初のタッチ位置と、現在(移動後)のタッチ位置との偏差としてのタッチ位置の移動距離を算出する。
制御部71は、タッチ位置の移動距離を、横方向成分と縦方向成分とに分けてカウントする。すなわち、制御部71は、携帯端末12の表示画面の横方向に係るタッチ位置の移動距離(X成分)をカウントする(ステップS13)とともに、携帯端末12の表示画面の縦方向に係るタッチ位置の移動距離(Y成分)をカウントする(ステップS14)。
次に、制御部71は、横方向に係るタッチ位置の移動距離が、横方向閾値Tx1を超えたか否かを判断する(ステップS15)。横方向に係るタッチ位置の移動距離が、横方向閾値Tx1を超えると(ステップS15:Yes)、制御部71は、フォーカスFCを横方向に移動させるための操作情報(横方向移動命令)を通信I/F57に出力する。例えば、横方向に係るタッチ位置の移動距離が、横方向閾値Tx1の移動距離である1cmを超えると、制御部71は横方向移動命令を出力する。
通信I/F57は、制御部71から供給された横方向移動命令をテレビ11に送信する(ステップS16)。通信I/F46を介して横方向移動命令を受信したテレビ11の制御部81は、当該横方向移動命令に従って、フォーカスFCを横方向に隣接する操作子B1に移動させる。すなわち、通信I/F57は、表示部51のUI上でのスワイプ操作の移動距離に基づく第1の操作画面P1上のフォーカスFCの移動数に関する情報を送信する。
横方向移動命令が送信されると、制御部71は、横方向に係るタッチ位置の移動距離(X成分)のカウントをリセットする(ステップS17)。このため、制御部71は、再度横方向に係るタッチ位置の移動距離をカウントする際、横方向移動命令が出力された時点でのタッチ位置を基準に、タッチ位置の移動距離を算出する。
さらに、制御部71は、縦方向に係るタッチ位置の移動距離が、縦方向閾値Ty1を超えたか否かを判断する(ステップS18)。縦方向に係るタッチ位置の移動距離が、縦方向閾値Ty1を超えると(ステップS18:Yes)、制御部71は、フォーカスFCを縦方向に移動させるための操作情報(縦方向移動命令)を通信I/F57に出力する。例えば、縦方向に係るタッチ位置の移動距離が、縦方向閾値Ty1の移動距離である1cmを超えると、制御部71は縦方向移動命令を出力する。
通信I/F57は、制御部71から供給された縦方向移動命令をテレビ11に送信する(ステップS19)。通信I/F46を介して縦方向移動命令を受信したテレビ11の制御部81は、当該縦方向移動命令に従って、フォーカスFCを縦方向に隣接する操作子B1に移動させる。すなわち、通信I/F57は、表示部51のUI上でのスワイプ操作の移動距離に基づく第1の操作画面P1上のフォーカスFCの移動数に関する情報を送信する。
縦方向移動命令が送信されると、制御部71は、縦方向に係るタッチ位置の移動距離(Y成分)のカウントをリセットする(ステップS20)。このため、制御部71は、再度縦方向に係るタッチ位置の移動距離をカウントする際、縦方向移動命令が出力された時点でのタッチ位置を基準に、タッチ位置の移動距離を算出する。
次に、携帯端末12の制御部71は、表示部51のタッチパネル51bによるタッチの検知が終了したか否かを判断する(ステップS21)。タッチの検知が継続している場合(ステップS21:No)、制御部71は、横方向に係るタッチ位置の移動距離と縦方向に係るタッチ位置の移動距離とのカウントを継続する(ステップS13,S14)。
制御部71は、横方向に係るタッチ位置の移動距離が、横方向閾値Tx1を超えていない場合(ステップS15:No)、横方向移動命令を出力することなくタッチの検知が終了したか否かを判断する(ステップS21)。同様に、制御部71は、縦方向に係るタッチ位置の移動距離が、縦方向閾値Ty1を超えていない場合(ステップS18:No)、縦方向移動命令を出力することなくタッチの検知が終了したか否かを判断する(ステップS21)。
以上の制御(ステップS13〜S21)が、表示部51のタッチパネル51bによるタッチの検知が終了する(ステップS21:Yes)まで繰り返される。すなわち、制御部71は、タッチ操作による移動距離が横方向閾値Tx1又は縦方向閾値Ty1を超える毎に、フォーカスFCを移動させるための操作情報を出力する。
図5に示される第1の例において、ユーザの指FTは、携帯端末12の表示部51に触れた状態で、右方向(横方向)に移動する。横方向に係るタッチ位置の移動距離Lx1は、例えば3cmである。
ユーザの指FTによるタッチ位置が右方向に1cm移動する毎に(図6のステップS15:Yes)、携帯端末12の制御部71は、フォーカスFCを右方向に隣接する操作子B1に移動させるための操作情報を、通信I/F57を介してテレビ11に送信する(ステップS16)。これにより、フォーカスFCは、当初配置された操作子B1aから、右方向に三つの操作子B1を移動し、操作子B1bに配置される。図5は、操作子B1aに当初配置されたフォーカスFCを二点鎖線で示し、操作子B1bに移動後配置されたフォーカスFCをハッチングで示す。
閾値DB84に登録される閾値は、操作画面毎に設けられる。当該閾値は、例えば、操作画面に含まれる操作子の間のフォーカスFCの移動距離に応じて設定される。操作子の間の指示子(フォーカスFC)の移動距離は、操作画面に含まれる複数の操作子の疎密に応じて定められる。操作画面に含まれる複数の操作子の疎密に関する情報は、操作画面上に操作子が密に配置されているか、又は疎に配置されているかが識別可能な情報であればどのようなものであってもよく、操作子の密集度(単位面積あたりの操作子の数)、大きさ、数、及び位置の少なくとも一つを用いて定めることが可能であり、また複数の操作子についてのこれらの要素から統計的に算出される値(たとえば、平均値や中央値等)を用いて定められてもよい。閾値は、複数の操作子の疎密に応じて設けられる。以下、操作画面と、当該操作画面に対応する閾値との複数の例について説明する。
図7は、携帯端末12によって操作されるテレビ11の第2の例を示す図である。図7に示すように、第2の例において、テレビ11のディスプレイ36に、第2の操作画面P2が表示される。第2の操作画面P2は、複数の操作子B2を有する。第2の操作画面P2において、操作子B2は、4×4のグリッド状に配置される。
テレビ11の閾値発行部83は、ディスプレイ36に表示される画面が第2の操作画面P2に切り替わると、閾値DB84から第2の操作画面P2に対応する横方向閾値Tx2と縦方向閾値Ty2とを取得する。閾値発行部83は、通信I/F46を介して、携帯端末12に横方向閾値Tx2及び縦方向閾値Ty2の情報を送信する。
第2の操作画面P2において、横方向(X方向)における操作子B2の間のフォーカスFCの移動距離は、横方向における第1の操作画面P1の操作子B1の間のフォーカスFCの移動距離よりも大きい。本明細書において、フォーカスFCの移動距離は、縦方向又は横方向に隣り合う操作子(B1,B2)の中心点の間の距離である。
第2の例の横方向閾値Tx2は、横方向におけるフォーカスFCの移動距離に応じて、第1の例の横方向閾値Tx1よりも大きく設定される。例えば、第2の例の横方向閾値Tx2の移動距離は、第1の例の横方向閾値Tx1の移動距離よりも大きい「2cm」に設定される。
一方、第2の操作画面P2において、縦方向(Y方向)における操作子B2の間のフォーカスFCの移動距離は、縦方向における第1の操作画面P1の操作子B1の間のフォーカスFCの移動距離に等しい。
第2の例の縦方向閾値Ty2は、縦方向におけるフォーカスFCの移動距離に応じて、第1の例の縦方向閾値Ty1に等しく設定される。例えば、第2の例の縦方向閾値Ty2の移動距離は、第1の例の縦方向閾値Ty1の移動距離に等しい「1cm」に設定される。
上述のように、横方向閾値Tx2と縦方向閾値Ty2とは互いに異なる。すなわち、横方向閾値Tx2と縦方向閾値Ty2とは、第2の操作画面P2の操作子B2の配置に応じて、重み付けがされる。
図7に示される第2の例において、ユーザの指FTは、携帯端末12の表示部51に触れた状態で、右方向(横方向)に移動する。横方向に係るタッチ位置の移動距離Lx2は、例えば4cmである。
ユーザの指FTによるタッチ位置が右方向に2cm移動する毎に(図6のステップS15:Yes)、携帯端末12の制御部71は、フォーカスFCを右方向に隣接する操作子B2に移動させるための操作情報を、通信I/F57を介してテレビ11に送信する(ステップS16)。これにより、フォーカスFCは、当初配置された操作子B2aから、右方向に二つの操作子B2を移動し、操作子B2bに配置される。
図8は、携帯端末12によって操作されるテレビ11の第3の例を示す図である。図8に示すように、第3の例において、テレビ11のディスプレイ36に、第3の操作画面P3が表示される。第3の操作画面P3は、複数の操作子B3を有する。第3の操作画面P3において、操作子B3は、1×4のグリッド状に配置され、縦並びのリストを形成する。
テレビ11の閾値発行部83は、ディスプレイ36に表示される画面が第3の操作画面P3に切り替わると、閾値DB84から第3の操作画面P3に対応する縦方向閾値Ty3を取得する。閾値発行部83は、通信I/F46を介して、携帯端末12に縦方向閾値Ty3の情報を送信する。
第3の例において、操作子B3は縦方向にのみ並ぶ。このため、第3の操作画面P3に対応する横方向閾値は設定されない。閾値DB84に、第3の操作画面P3に対応付けて、横方向閾値が設定されていない旨の情報が登録される。なお、第3の操作画面P3に対応する横方向閾値Tx3として、移動距離が当該横方向閾値Tx3を超え得ない値(例えば、設定可能な最大値や、表示部51の横方向寸法よりも大きい値)が設定されても良い。
第3の操作画面P3において、縦方向(Y方向)における操作子B3の間のフォーカスFCの移動距離は、縦方向における第1の操作画面P1の操作子B1の間のフォーカスFCの移動距離よりも大きい。
第3の例の縦方向閾値Ty3は、縦方向におけるフォーカスFCの移動距離に応じて、第1の例の縦方向閾値Ty1よりも大きく設定される。例えば、第3の例の縦方向閾値Ty3の移動距離は、第1の例の縦方向閾値Ty1の移動距離よりも大きい「1.5cm」に設定される。
図8に示される第3の例において、ユーザの指FTは、携帯端末12の表示部51に触れた状態で、右上方向に移動する。タッチ位置の移動距離は、右方向(横方向)の移動距離と、上方向(縦方向)の移動距離とに分けて検知される。横方向に係るタッチ位置の移動距離Lx3は、例えば1cmである。縦方向に係るタッチ位置の移動距離Ly3は、例えば3cmである。
ユーザの指FTによるタッチ位置が上方向に1.5cm移動する毎に(図6のステップS18:Yes)、携帯端末12の制御部71は、フォーカスFCを上方向に隣接する操作子B3に移動させるための操作情報を、通信I/F57を介してテレビ11に送信する(ステップS19)。これにより、フォーカスFCは、当初配置された操作子B3aから、上方向に二つの操作子B3を移動し、操作子B3bに配置される。
第3の操作画面P3に対応する横方向閾値は設定されていない。このため、指FTによるタッチ位置が横方向に動いても、タッチ位置の移動距離が閾値を超えることが無い(図6のステップS15:No)。このため、携帯端末12の制御部71は横方向移動命令を出力せず、フォーカスFCは横方向に移動しない。これにより、不要な横方向移動命令が出力されることが抑制され、制御部71の負荷増加を抑制できる。
図9は、携帯端末12によって操作されるテレビ11の第4の例を示す図である。図9に示すように、第4の例において、テレビ11のディスプレイ36に、第4の操作画面P4が表示される。第4の操作画面P4は、複数の操作子B4を有する。第4の操作画面P4において、操作子B4は、2×4のグリッド状に配置され、縦並びの二列リストを形成する。
テレビ11の閾値発行部83は、ディスプレイ36に表示される画面が第4の操作画面P4に切り替わると、閾値DB84から第4の操作画面P4に対応する横方向閾値Tx4と縦方向閾値Ty4とを取得する。閾値発行部83は、通信I/F46を介して、携帯端末12に横方向閾値Tx4及び縦方向閾値Ty4の情報を送信する。
第4の操作画面P4において、例えば、左側の縦並びの列に配置された操作子B4に対応する機能又はコンテンツと、右側の縦並びの列に配置された操作子B4に対応する機能又はコンテンツと、の関連性が比較的弱い。言い換えると、左側の列に配置された操作子B4と、右側の列に配置された操作子B4との間で、フォーカスFCが移動する頻度が低い。
例えば、左側の列に配置された操作子B4は、デジタル放送の表示や録画再生に対応し、右側の列に配置された操作子B4は、天気予報やニュースの表示に対応する。この場合、フォーカスFCが不意に左側の列に配置された操作子B4から右側の列に配置された操作子B4に移動することは、ユーザの円滑な操作を妨げるおそれがある。
ユーザによる円滑な操作が行われるため、第4の例の横方向閾値Tx4は、比較的大きく設定される。言い換えると、フォーカスFCは、横方向に隣り合う操作子B4よりも、縦方向に隣り合う操作子B4に移動しやすい。
例えば、第4の例の横方向閾値Tx4の移動距離は、「3cm」に設定される。一方、第4の例の縦方向閾値Ty4の移動距離は、「1.5cm」に設定される。
第4の例において、横方向における操作子B4の密集度及び横方向閾値Tx4の移動距離の比率と、縦方向における操作子B4の密集度及び縦方向閾値Ty4の移動距離の比率とは異なる。このように、横方向閾値(Tx4)及び縦方向閾値(Ty4)は、操作子(B4)の密集度に応じていなくても良い。操作子の密集度は、操作子の疎密の一例である。
図9に示される第4の例において、ユーザの指FTは、携帯端末12の表示部51に触れた状態で、右上方向に移動する。横方向に係るタッチ位置の移動距離Lx4は、例えば1cmである。縦方向に係るタッチ位置の移動距離Ly4は、例えば3cmである。
ユーザの指FTによるタッチ位置が上方向に1.5cm移動する毎に(図6のステップS18:Yes)、携帯端末12の制御部71は、フォーカスFCを上方向に隣接する操作子B4に移動させるための操作情報を、通信I/F57を介してテレビ11に送信する(ステップS19)。これにより、フォーカスFCは、当初配置された操作子B4aから、上方向に二つの操作子B4を移動し、操作子B4bに配置される。
ユーザの指FTによるタッチ位置の横方向の移動距離は、横方向閾値Tx4に満たない(ステップS15:No)。このため、第4の例におけるタッチ位置の移動によっては、携帯端末12の制御部71は横方向移動命令を出力せず、フォーカスFCは横方向に移動しない。
図10は、携帯端末12によって操作されるテレビ11の第5の例を示す図である。図10に示すように、第5の例において、テレビ11のディスプレイ36に、第5の操作画面P5が表示される。第5の操作画面P5は、複数の操作子B5を有する。操作子B5の大きさ及び配置は、第4の例の操作子B4と同じである。
テレビ11の閾値発行部83は、ディスプレイ36に表示される画面が第5の操作画面P5に切り替わると、閾値DB84から第5の操作画面P5に対応する横方向閾値Tx5と縦方向閾値Ty5とを取得する。閾値発行部83は、通信I/F46を介して、携帯端末12に横方向閾値Tx5及び縦方向閾値Ty5の情報を送信する。
第5の例において、例えば、左側の縦並びの列に配置された操作子B5に対応する機能又はコンテンツと、右側の縦並びの列に配置された操作子B5に対応する機能又はコンテンツと、の関連性は、第4の例に比べて強い。
例えば、左側の列に配置された操作子B5は、デジタル放送の表示や録画再生に対応し、右側の列に配置された操作子B5は、ビデオオンデマンド(VOD)に対応する。この場合、フォーカスFCが左側の列に配置された操作子B5から右側の列に配置された操作子B5に移動し難いと、ユーザの円滑な操作を妨げるおそれがある。
ユーザによる円滑な操作が行われるため、第5の例の横方向閾値Tx5は、比較的小さく設定される。言い換えると、フォーカスFCは、縦方向に隣り合う操作子B5よりも、横方向に隣り合う操作子B5に移動しやすい。
例えば、第5の例の横方向閾値Tx5の移動距離は、「1cm」に設定される。一方、第5の例の縦方向閾値Ty5の移動距離は、第4の例の縦方向閾値Ty4と同じく「1.5cm」に設定される。
図10に示される第5の例において、ユーザの指FTは、携帯端末12の表示部51に触れた状態で、第4の例と同じく右上方向に移動する。横方向に係るタッチ位置の移動距離Lx5は、例えば1cmである。縦方向に係るタッチ位置の移動距離Ly5は、例えば3cmである。
ユーザの指FTによるタッチ位置が上方向に1.5cm移動する毎に(図6のステップS18:Yes)、携帯端末12の制御部71は、フォーカスFCを上方向に隣接する操作子B5に移動させるための操作情報を、通信I/F57を介してテレビ11に送信する(ステップS19)。
さらに、ユーザの指FTによるタッチ位置が右方向に1cm移動すると(ステップS15:Yes)、携帯端末12の制御部71は、フォーカスFCを右方向に隣接する操作子B5に移動させるための操作情報を、通信I/F57を介してテレビ11に送信する(ステップS16)。
これにより、フォーカスFCは、当初配置された操作子B5aから、上方向に二つの操作子B5を移動するとともに、右方向に一つの操作子B5を移動し、操作子B5bに配置される。
以上のように、通信I/F57は、操作画面(P1〜P5)に対応する閾値(横方向閾値Tx1〜Tx5及び縦方向閾値Ty1〜Ty5)を取得する。閾値は、各操作画面に含まれる複数の操作子(B1〜B5)の疎密に応じて設けられる。制御部71は、タッチ位置の移動距離がこのような閾値を超える度に、操作命令を出力する。すなわち、制御部71は、通信I/F57が取得した閾値を用いて、表示部51のUI上でのユーザの操作(スワイプ操作)の移動距離と、操作画面上のフォーカスFCの移動数との関係を変更する。以下、操作画面の具体的態様の例について説明する。
図11は、第6の操作画面P6を示す図である。第6の操作画面P6は、録画された番組の中から所定のキーワードに基づいて検索された番組を表示し、当該検索結果の中から番組を選んで視聴するための操作画面である。第6の操作画面P6は、複数の操作子B6を有する。
操作子B6は、検索された番組についての縦並びのリストを形成する。それぞれの操作子B6は、例えば、対応する番組についての情報を表示する。このような第6の操作画面P6に対応する閾値として、縦方向閾値のみが設定される。タッチ操作による移動距離が当該縦方向閾値を超える度に、フォーカスFCが縦方向に移動する。
図12は、第7の操作画面P7を示す図である。第7の操作画面P7は、再生中の番組において「気になる」シーンを選んで視聴するための操作画面である。第7の操作画面P7は、複数の操作子B7を有する。
操作子B7は、第7の操作画面P7の左側に、再生中の番組をシーンごとに区切った縦並びのリストを形成する。左側のそれぞれの操作子B7は、対応するシーンについての情報を表示する。フォーカスFCによって任意の操作子B7が選択されると、再生中の番組は当該操作子B7に対応するシーンにジャンプする。
さらに、操作子B7は、第7の操作画面P7の右側に、左側の操作子B7についての操作に対応する縦並びのリストを形成する。すなわち、右側の操作子B7は、左側の操作子B7に対応付けられたシーンについて、「気になるシーンに登録」したり、「フレンドにおすすめ」したり、「詳しい情報」を表示するために設けられる。
例えば、このような第7の操作画面P7において、横方向閾値は比較的大きく、縦方向閾値は比較的小さく設定される。タッチ操作による移動距離が当該横方向閾値又は縦方向閾値を超える度に、フォーカスFCが横方向又は縦方向に移動する。
図13は、第8の操作画面P8を示す図である。第8の操作画面P8は、録画予約等を設定するために任意の番組を選択するための番組表である。第8の操作画面P8は、複数の操作子B8を有する。
操作子B8は、例えば、放送局に対応して縦方向に並べられるとともに、放送時間に対応して横方向に並べられる。それぞれの操作子B8は、対応する番組についての情報を表示する。
例えば、このような第8の操作画面P8において、横方向閾値は比較的小さく、縦方向閾値は比較的大きく設定される。タッチ操作による移動距離が当該横方向閾値又は縦方向閾値を超える度に、フォーカスFCが横方向又は縦方向に移動する。
図14は、第9の操作画面P9を示す図である。第9の操作画面P9は、第8の操作画面P8の操作子B8(番組)が選択された場合に表示され、選択された番組について録画予約等を設定するためのポップアップウィンドウである。
第9の操作画面P9は、複数の操作子B9を有する。操作子B9は、それぞれ、選択された操作子B8に対応する番組について行う操作、又は第9の操作画面P9を閉じる操作に対応する。
第9の操作画面P9の背後に、第8の操作画面P8が表示される。しかし、第9の操作画面P9が表示されている場合、第9の操作画面P9はアクティブ(有効)であるが、第8の操作画面P8はアクティブではない。このため、テレビ11の閾値発行部83は、第9の操作画面P9に対応する横方向閾値及び縦方向閾値のみを取得し、携帯端末12に送信する。
上述のように、テレビ11の閾値発行部83は、ディスプレイ36に表示される操作画面が切り替わった場合に限らず、アクティブな操作画面が変更されたり、ポップアップウィンドウやプルダウンメニューが表示されたりした場合にも、閾値を携帯端末12に通知する。
第1の実施において、通信I/F57が、操作画面(例えば第1乃至第9の操作画面P1〜P9)に含まれる複数の操作子(B1〜B9)の疎密に関する情報としての閾値(例えば横方向閾値Tx1〜Tx5及び縦方向閾値Ty1〜Ty5)を取得する。制御部71は、当該情報を用いて、UI上でのスワイプ操作の移動距離と、操作画面上のフォーカスFCの移動数との関係を変更する。これにより、例えばユーザの入力操作と操作画面の操作とをより直感的に対応させることが可能となり、操作画面の操作を円滑にできる。
例えば第1の例において、横方向閾値Tx1及び縦方向閾値ty1が、第1の操作画面P1に含まれる操作子B1の間のフォーカスFCの移動距離に応じて設けられる。これにより、ユーザによるタッチ操作(スワイプ)と第1の操作画面P1の操作(フォーカスFCの移動)とをより直感的に対応させることが可能となり、第1の操作画面P1の操作を円滑にできる。
携帯端末12は、制御部71でタッチ位置の移動距離が閾値を超える度に出力した操作情報(横方向移動命令及び縦方向移動命令)を、通信I/F57からテレビ11に送信する。すなわち、閾値に基づく操作情報の出力は、テレビ11ではなく携帯端末12で行われる。携帯端末12は、タッチ位置の移動距離の情報をテレビ11に送信する必要が無く、当該移動距離に基づき出力される操作情報をテレビ11に送信する。これにより、携帯端末12とテレビ11との間で送受信される情報の量が低減され、ユーザによるタッチ操作の応答性が向上し、操作画面のより直感的な操作が可能になる。
携帯端末12は、通信I/F57によりテレビ11から直接閾値を受信する。これにより、携帯端末12とテレビ11との間で送受信される情報の量が低減され、ユーザによるタッチ操作の応答性が向上し、操作画面のより直感的な操作が可能になる。
第4の例において、横方向における操作子B4の密集度及び横方向閾値Tx4の移動距離の比率と、縦方向における操作子B4の密集度及び縦方向閾値Ty4の移動距離の比率とが異なる。横方向に並ぶ操作子B4の間の関連性が低いため、横方向閾値Tx4の移動距離がより大きく設定され、フォーカスFCが横方向に移動し難くされる。これにより、意図しないフォーカスFCの移動が生じることが抑制され、第4の操作画面P4の操作がより直感的になる。
上記第1の実施形態の携帯端末12によるテレビ11の操作処理では、テレビ11が閾値を携帯端末12に通知し、タッチ位置の移動距離が当該閾値を超える毎に携帯端末12が操作情報をテレビ11に送信する。しかし、第1の実施形態の携帯端末12によるテレビ11の操作処理は、これに限られない。
一つの変形例では、テレビ11の閾値発行部83は、閾値を閾値DB84から取得すると、携帯端末12に送信せずに保持する。携帯端末12の制御部71は、通信I/F57から、タッチ位置の移動距離の情報をテレビ11に送信する。テレビ11の制御部81は、携帯端末12から受信したタッチ位置の移動距離が閾値を超える毎に、操作画面を操作するための操作情報を出力する。これにより、例えばフォーカスFCが、当該操作情報に従って移動する。この例において、テレビ11が電子機器の一例である。
他の変形例では、閾値発行部83及び閾値DB84が、テレビ11の代わりにサーバ17に設けられる。この例における操作画面は、例えば、サーバ17で行われるクラウドサービスを操作するための画面である。
操作画面が切り替わると、サーバ17の閾値発行部83は、当該操作画面に対応する閾値を閾値DB84から取得し、携帯端末12に送信する。携帯端末12の制御部71は、タッチ位置の移動距離が当該閾値を超える毎に、操作画面を操作するための操作情報を例えばサーバ17に送信する。サーバ17は、当該操作情報に従い、操作画面のフォーカスFCを移動させる。この例において、サーバ17が電子機器の一例である。
以下に、第2の実施の形態について、図15を参照して説明する。なお、以下の複数の実施形態の説明において、既に説明された構成要素と同様の機能を持つ構成要素は、当該既述の構成要素と同じ符号が付され、さらに説明が省略される場合がある。また、同じ符号が付された複数の構成要素は、全ての機能及び性質が共通するとは限らず、各実施形態に応じた異なる機能及び性質を有していても良い。
図15は、第2の実施の形態に係るテレビ11及び携帯端末12の機能的構成を示すブロック図である。第2の実施の形態において、テレビ11は、機能的構成として、閾値発行部83及び閾値DB84の代わりに、キー情報発行部101と、キー情報データベース(以下、キー情報DBと称する)102とを備える。
キー情報発行部101は、閾値の取得に用いられるキー情報を取得及び送信する。キー情報は、第1情報の一例である。キー情報DB102に、複数の当該キー情報が登録される。
第2の実施形態において、携帯端末12は、機能的構成として、閾値取得部111と、閾値DB112とを備える。閾値取得部111は、処理部の一例であり、閾値DB112から、携帯端末12によるテレビ11の操作処理に用いられる閾値を取得する。閾値DB112に、複数の当該閾値が登録される。
テレビ11のキー情報発行部101は、ディスプレイ36に表示される画面が操作画面に切り替わると、キー情報DB102から当該操作画面に対応するキー情報を取得する。キー情報は、例えば、各操作画面に割り振られた番号であり、各操作画面に対応付けられてキー情報DB102に登録される。キー情報発行部101は、通信I/F46を介して、携帯端末12に当該キー情報を送信する。
携帯端末12の通信I/F57が、テレビ11から送信されたキー情報を受信する。携帯端末12の閾値取得部111は、通信I/F57を介して取得したキー情報に基づき、閾値DB112から閾値を取得する。閾値は、キー情報に対応付けられて閾値DB112に登録される。閾値取得部111は、取得した当該閾値を保持する。
携帯端末12の制御部71は、タッチ位置の移動距離が、キー情報に基づき取得された閾値を超える毎に、フォーカスFCを移動させるための操作情報を出力する。これにより、フォーカスFCが移動する。
第2の実施形態において、閾値取得部111は、テレビ11からキー情報を取得し、当該キー情報に基づいて閾値を取得する。これにより、携帯端末12とテレビ11との間で送受信される情報の量が低減され、操作の応答性が向上し、操作画面のより直感的な操作が可能になる。
なお、上記の第2の実施形態において、キー情報発行部101及びキー情報DB102がテレビ11に設けられ、閾値取得部111及び閾値DB112が携帯端末12に設けられる。しかし、キー情報発行部101及びキー情報DB102は、例えばサーバ17に設けられても良い。
また、サーバ17が閾値取得部111及び閾値DB112を有しても良い。この場合、テレビ11のキー情報発行部101は、サーバ17にキー情報を送信する。サーバ17の閾値取得部111は、当該キー情報に基づいて閾値を取得し、当該閾値を携帯端末12に送信する。
以下に、第3の実施の形態について、図16を参照して説明する。図16は、第3の実施の形態に係る携帯端末12の機能的構成を示すブロック図である。携帯端末12は、機能的構成として、撮像部121と、閾値算出部122とを備える。
撮像部121は、カメラ59により、被写体の画像情報を生成する。閾値算出部122は、撮像部121が生成した画像情報に基づき、携帯端末12によるテレビ11の操作処理に用いられる閾値を作成する。
第3の実施形態において、ユーザがカメラ59により、テレビ11のディスプレイ36に表示される操作画面を撮影する。これにより、撮像部121は、当該操作画面の画像情報を生成し、閾値算出部122に出力する。
閾値算出部122は、撮影された操作画面の画像情報から、当該操作画面に含まれる複数の操作子の配置を、画像処理によって取得する。操作子の配置は、操作子の疎密の一例である。すなわち、閾値算出部122は、画像情報を解析することで操作子を認識し、当該操作子の位置及び大きさ(グリッド幅)を取得する。
閾値算出部122は、取得した操作子の配置に基づき、閾値を算出する。例えば、閾値算出部122は、操作子の配置から、当該操作子の間のフォーカスFCの移動距離を算出する。さらに、閾値算出部122は、当該フォーカスFCの移動距離から閾値を算出する。
携帯端末12の制御部71は、タッチ位置の移動距離が、閾値算出部122によって算出された閾値を超える毎に、フォーカスFCを移動させるための操作情報を出力する。これにより、フォーカスFCが移動する。
第3の実施形態において、撮影された操作画面の画像情報における操作子の配置に基づいて、閾値が算出される。これにより、例えば携帯端末12がテレビ11から閾値を取得できなかったとしても、ユーザによる入力操作と操作画面での操作とをより直感的に対応させることが可能となり、操作画面の操作を円滑にできる。
以下に、第4の実施の形態について、図17及び図18を参照して説明する。図17は、第4の実施の形態に係る、第10の操作画面P10を示す図である。第10の操作画面P10は、クラウドサービスの各種機能を利用するためのメニュー画面である。第10の操作画面P10は、複数の操作子B10を有する。
複数の操作子B10は、クラウドサービスの各種機能に対応する情報を表示する。複数の操作子B10は、対応する機能に応じた種々の大きさに設定される。このため、フォーカスFCが配置された操作子B10によって、当該操作子B10と隣り合う操作子B10との間のフォーカスFCの移動距離(隣り合う操作子B10の中心間距離)は異なる。
第4の実施形態において、閾値は、第10の操作画面P10の、複数の操作子B10にそれぞれ対応して設定される。すなわち、それぞれの操作子B10に、右方向、左方向、上方向、及び下方向の操作子B10にフォーカスFCを移動させるための閾値が設定される。閾値は、第10の操作画面P10の各操作子B10に対応付けられて閾値DB84に登録される。
例えば、一つの操作子B10と、当該操作子B10の右方向に隣接する操作子B10との間のフォーカスFCの移動距離が比較的短い場合、これらの操作子B10の間でフォーカスFCを移動させるための閾値は、比較的小さく設定される。一方、当該操作子B10と、当該操作子B10の上方向に隣接する操作子B10との間のフォーカスFCの移動距離が比較的長い場合、これらの操作子B10の間でフォーカスFCを移動させるための閾値は、比較的大きく設定される。
図18は、第4の実施形態の、携帯端末12によるテレビ11の操作処理の手順の一部を例示するフローチャートである。第4の実施形態において、横方向移動命令又は縦方向移動命令が送信され、横方向又は縦方向に係るタッチ位置の移動距離のカウントがリセットされると(ステップS17,20)、制御部71は閾値の再取得を行う(ステップS30)。
携帯端末12が横方向移動命令又は縦方向移動命令をテレビ11に送信し、フォーカスFCが移動すると、テレビ11の閾値発行部83は、フォーカスFCが配置された操作子B10に対応する閾値を閾値DB84から取得する。閾値発行部83は、通信I/F46を介して、携帯端末12に当該閾値の情報を送信する。携帯端末12の制御部71は、通信I/F57を介して、当該閾値を取得する。
携帯端末12の制御部71は、再取得された閾値を用いて、タッチ位置の移動距離のカウント及びフォーカスFCの移動についての制御(ステップS13〜S21)を繰り返す。操作子B10のフォーカスFCが移動する毎に、上述のように閾値が再取得される。
第4の実施形態において、閾値が複数の操作子B10毎に設けられ、フォーカスFCが操作子B10を移動する毎に、閾値が取得される。これにより、第10の操作画面P10の操作がより直感的になる。
第10の操作画面P10のように操作子B10の大きさがそれぞれ異なる場合に限らず、種々の場合に、操作子のフォーカスが移動する毎に閾値が取得されて良い。例えば、操作子が円環状に配置される場合、操作子毎に、向きが異なる閾値が設定される。操作子のフォーカスFCが移動する毎に、各操作子に対応した向きを有する閾値が再取得される。これにより、円環状に配置された操作子において、フォーカスFCをより直感的に操作できる。
以下に、第5の実施の形態について、図19を参照して説明する。図19は、第5の実施の形態に係る、携帯端末12によって操作されるテレビ11の第11の例を示す図である。第11の例において、テレビ11のディスプレイ36に、第11の操作画面P11が表示される。第11の操作画面P11は、複数の操作子B11を有する。
第11の操作画面P11に、ポインタPTが表示される。ポインタPTは、指示子の一例である。ポインタPTは、第11の操作画面P11上の座標を指定するために設けられる。ユーザは、ポインタPTを所望の操作子B11の上に移動させて当該操作子B11を指定することで、指定された操作子B11に対応する機能又はコンテンツを利用することができる。
テレビ11の閾値発行部83は、ディスプレイ36に表示される画面が第11の操作画面P11に切り替わると、閾値DB84から第11の操作画面P11に対応する横方向閾値Tx11と縦方向閾値Ty11とを取得する。閾値発行部83は、通信I/F46を介して、携帯端末12に横方向閾値Tx11及び縦方向閾値Ty11の情報を送信する。
横方向閾値Tx11は、横方向に係る表示画面51のUI上でのユーザの操作の移動距離と、横方向に係る第11の操作画面P11上のポインタPTの移動距離との関係に関する情報である。縦方向閾値Ty11は、縦方向に係る表示画面51のUI上でのユーザの操作の移動距離と、縦方向に係る第11の操作画面P11上のポインタPTの移動距離との関係に関する情報である。
図19に示される第11の例において、ユーザの指FTは、携帯端末12の表示部51のUIに触れた状態で移動する。ユーザの指FTによるタッチ位置の移動距離に応じて、携帯端末12の制御部71は、ポインタPTを移動させるための操作情報を、通信I/F57を介してテレビ11に送信する。これにより、ポインタPTは所望の位置に移動する。例えば、携帯端末12の制御部71は、横方向に係る表示部51のUI上でのタッチ位置の移動距離が、横方向閾値Tx11を超える毎に、ポインタPTを横方向へ1ピクセル移動させる操作情報を出力する。
以上のように、指示子は、フォーカスFCに限らず、ポインタPTであっても良い。制御部71は、閾値を用いて、表示画面51のUI上でのユーザの操作の移動距離と、操作画面上のポインタPTの移動距離との関係を変更する。
上記複数の実施形態は、ユーザの操作に応じたフォーカスFC及びポインタPTの移動について説明した。しかし、ユーザの操作の移動距離に応じた画面のスクロール量が操作画面毎に変更されても良い。
さらに、閾値(フォーカスFCを移動させるための入力操作の感度)は、ユーザによって調節されても良い。例えば、ユーザの設定に応じて、取得された閾値に任意の値が乗算される。これにより、操作画面の操作をより円滑にできる。
以上説明した少なくとも一つの実施形態によれば、操作画面に含まれる複数の操作子の疎密に関する第1情報が取得され、当該第1情報を用いて、ユーザインターフェース上でのユーザの操作の移動距離と、前記操作画面上の指示子の移動数又は移動距離との関係が変更される。これにより、例えばユーザによる入力操作と操作画面での操作とをより直感的に対応させることが可能となり、操作画面の操作を円滑にできる。
なお、本実施形態のテレビ11、携帯端末12、及びサーバ17で実行されるテレビ操作プログラムは、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供される。
本実施形態のテレビ11、携帯端末12、及びサーバ17で実行されるテレビ操作プログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD−ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD−R、DVD(Digital Versatile Disk)等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録して提供するように構成しても良い。
本実施形態のテレビ11、携帯端末12、及びサーバ17で実行されるテレビ操作プログラムは、ROM等に予め組み込まれて提供されても良い。
さらに、本実施形態のテレビ11、携帯端末12、及びサーバ17で実行されるテレビ操作プログラムを、インターネット等のネットワーク経由で提供又は配布するように構成しても良い。
本実施形態のテレビ11、携帯端末12、及びサーバ17で実行されるテレビ操作プログラムは、上述した各部(制御部71、入出力制御部72、制御部81、表示処理部82、閾値発行部83、閾値DB84、キー情報発行部101、キー情報DB102、閾値取得部111、閾値DB112、撮像部121、及び閾値算出部122)を含むモジュール構成となっており、実際のハードウェアとしてはCPU(プロセッサ)が上記ROMからテレビ操作プログラムを読み出して実行することにより上記各部が主記憶装置上にロードされ、制御部71、入出力制御部72、制御部81、表示処理部82、閾値発行部83、閾値DB84、キー情報発行部101、キー情報DB102、閾値取得部111、閾値DB112、撮像部121、及び閾値算出部122が主記憶装置上に生成されるようになっている。
さらに、ここに記述されたシステムの種々のモジュールは、ソフトウェア・アプリケーション、ハードウェア及び/又はソフトウェア・モジュール、あるいはサーバのような1台以上のコンピュータ上のコンポーネントとしてインプリメントすることができる。種々のモジュールは、別々に説明されているが、それらは同じ根本的なロジックかコードのうちのいくつかあるいは全てを共有しても良い。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。

Claims (15)

  1. それぞれ処理の実行を指示するための複数の操作子を含む操作画面と、前記操作画面上のいずれかの操作子指定するための指示子とがディスプレイ上に表示される外部装置を操作可能な、少なくともタッチパネルと、制御部と、通信手段と、を有する電子機器であって、
    前記制御部は、
    前記操作画面に含まれる前記複数の操作子の疎密に関する横方向閾値と縦方向閾値のいずれか一方又は両方を前記通信手段を介して前記外部装置から取得し、
    前記タッチパネルのタッチ操作による前記指示子に対する横方向又は縦方向の移動操作の移動距離が、前記横方向閾値又は前記縦方向閾値を超えると前記ディスプレイ上の対応する前記指示子に対する移動指令を出力し、
    前記移動指令を前記通信手段を介して前記外部装置に送信する、
    電子機器。
  2. それぞれ処理の実行を指示するための複数の操作子を含む操作画面と、前記操作画面上のいずれかの操作子を指定するための指示子とがディスプレイ上に表示される外部装置を操作可能な、少なくともタッチパネルと、制御部と、通信手段と、キー情報に対応する横方向閾値と縦方向閾値のいずれか一方又は両方が登録される閾値データベースと、を有する電子機器であって、
    前記制御部は、
    前記ディスプレイ上に前記操作画面が表示される場合に、当該操作画面に割り付けられた前記キー情報を前記通信手段を介して前記外部装置から取得し、
    前記タッチパネルのタッチ操作による前記指示子に対する横方向又は縦方向の移動操作の移動距離が、前記閾値データベースから取得した前記キー情報に対応する前記横方向閾値又は前記縦方向閾値を超えると前記ディスプレイ上の対応する前記指示子に対する移動指令を出力し、
    前記移動指令を前記通信手段を介して前記外部装置に送信する、
    電子機器。
  3. それぞれ処理の実行を指示するための複数の操作子を含む操作画面と、前記操作画面上のいずれかの操作子を指定するための指示子とがディスプレイ上に表示される外部装置を操作可能な、少なくともタッチパネルと、制御部と、通信手段と、を有する電子機器であって、
    前記制御部は、
    前記操作画面上の前記指示子が配置された第1操作子に対応する横方向閾値と縦方向閾値のいずれか一方又は両方を前記通信手段を介して前記外部装置から取得し、
    前記タッチパネルのタッチ操作による前記指示子に対する横方向又は縦方向の移動操作の第1移動距離が、前記第1操作子に対応する前記横方向閾値又は前記縦方向閾値を超えると前記ディスプレイ上の対応する前記指示子に対する第1移動指令を出力し、
    前記第1移動指令を前記通信手段を介して前記外部装置に送信し、
    前記第1移動距離のリセット後に、前記指示子が配置された第2操作子に対応する前記横方向閾値と前記縦方向閾値のいずれか一方又は両方を前記通信手段を介して前記外部装置から取得し、
    前記タッチパネルのタッチ操作による前記指示子に対する横方向又は縦方向の移動操作の第2移動距離が、前記第2操作子に対応する前記横方向閾値又は前記縦方向閾値を超えると前記ディスプレイ上の対応する前記指示子に対する第2移動指令を出力し、
    前記第2移動指令を前記通信手段を介して前記外部装置に送信する、
    電子機器。
  4. 前記制御部は、前記移動距離が前記横方向閾値又は前記縦方向閾値を超える度に、前記移動指令を出力し、当該移動距離をリセットする、請求項1又は請求項2に記載の電子機器
  5. 前記横方向閾値と前記縦方向閾値は、前記操作画面の前記複数の操作子の配置に応じて重み付けされている、請求項1又は請求項2に記載の電子機器。
  6. 前記操作画面の横方向における前記操作子の密集度及び前記横方向閾値の移動距離の比と、前記操作画面の縦方向における前記操作子の密集度及び前記縦方向閾値の移動距離の比とは異なる、請求項1又は請求項2に記載の電子機器。
  7. それぞれ処理の実行を指示するための複数の操作子を含む操作画面と、前記操作画面上のいずれかの操作子指定するための指示子とがディスプレイ上に表示される外部装置を操作可能な、少なくともタッチパネルと、通信手段と、を有する電子機器の方法であって、
    前記操作画面に含まれる前記複数の操作子の疎密に関する横方向閾値と縦方向閾値のいずれか一方又は両方を前記通信手段を介して前記外部装置から取得し、
    前記タッチパネルのタッチ操作による前記指示子に対する横方向又は縦方向の移動操作の移動距離が、前記横方向閾値又は前記縦方向閾値を超えると前記ディスプレイ上の対応する前記指示子に対する移動指令を出力し、
    前記移動指令を前記通信手段を介して前記外部装置に送信する、
    ことを含む方法。
  8. それぞれ処理の実行を指示するための複数の操作子を含む操作画面と、前記操作画面上のいずれかの操作子を指定するための指示子とがディスプレイ上に表示される外部装置を操作可能な、少なくともタッチパネルと、通信手段と、キー情報に対応する横方向閾値と縦方向閾値のいずれか一方又は両方が登録される閾値データベースと、有する電子機器の方法であって、
    前記ディスプレイ上に前記操作画面が表示される場合に、当該操作画面に割り付けられた前記キー情報を前記通信手段を介して前記外部装置から取得し、
    前記タッチパネルのタッチ操作による前記指示子に対する横方向又は縦方向の移動操作の移動距離が、前記閾値データベースから取得した前記キー情報に対応する前記横方向閾値又は前記縦方向閾値を超えると前記ディスプレイ上の対応する前記指示子に対する移動指令を出力し、
    前記移動指令を前記通信手段を介して前記外部装置に送信する、
    ことを含む方法。
  9. それぞれ処理の実行を指示するための複数の操作子を含む操作画面と、前記操作画面上のいずれかの操作子を指定するための指示子とがディスプレイ上に表示される外部装置を操作可能な、少なくともタッチパネルと、通信手段と、を有する電子機器の方法であって、
    前記操作画面上の前記指示子が配置された第1操作子に対応する横方向閾値と縦方向閾値のいずれか一方又は両方を前記通信手段を介して前記外部装置から取得し、
    前記タッチパネルのタッチ操作による前記指示子に対する横方向又は縦方向の移動操作の第1移動距離が、前記第1操作子に対応する前記横方向閾値又は前記縦方向閾値を超えると前記ディスプレイ上の対応する前記指示子に対する第1移動指令を出力し、
    前記第1移動指令を前記通信手段を介して前記外部装置に送信し、
    前記第1移動距離のリセット後に、前記指示子が配置された第2操作子に対応する前記横方向閾値と前記縦方向閾値のいずれか一方又は両方を前記通信手段を介して前記外部装置から取得し、
    前記タッチパネルのタッチ操作による前記指示子に対する横方向又は縦方向の移動操作の第2移動距離が、前記第2操作子に対応する前記横方向閾値又は前記縦方向閾値を超えると前記ディスプレイ上の対応する前記指示子に対する第2移動指令を出力し、
    前記第2移動指令を前記通信手段を介して前記外部装置に送信する、
    ことを含む方法。
  10. それぞれ処理の実行を指示するための複数の操作子を含む操作画面と、前記操作画面上のいずれかの操作子指定するための指示子とがディスプレイ上に表示される外部装置を操作可能な、少なくともタッチパネルと、通信手段と、を有する電子機器のコンピュータに実行させるためのプログラムであって、
    前記操作画面に含まれる前記複数の操作子の疎密に関する横方向閾値と縦方向閾値のいずれか一方又は両方を通信手段を介して前記外部装置から取得する手順と、
    前記タッチパネルのタッチ操作による前記指示子に対する横方向又は縦方向の移動操作の移動距離が、前記横方向閾値又は前記縦方向閾値を超えると前記ディスプレイ上の対応する前記指示子に対する移動指令を出力する手順と
    前記移動指令を前記通信手段を介して前記外部装置に送信する手順と、
    を具備するプログラム。
  11. それぞれ処理の実行を指示するための複数の操作子を含む操作画面と、前記操作画面上のいずれかの操作子を指定するための指示子とがディスプレイ上に表示される外部装置を操作可能な、少なくともタッチパネルと、通信手段と、キー情報に対応する横方向閾値と縦方向閾値のいずれか一方又は両方が登録される閾値データベースと、を有する電子機器のコンピュータに実行させるためのプログラムであって、
    前記ディスプレイ上に前記操作画面が表示される場合に、当該操作画面に割り付けられた前記キー情報を前記通信手段を介して前記外部装置から取得する手順と、
    前記タッチパネルのタッチ操作による前記指示子に対する横方向又は縦方向の移動操作の移動距離が、前記閾値データベースから取得した前記キー情報に対応する前記横方向閾値又は前記縦方向閾値を超えると前記ディスプレイ上の対応する前記指示子に対する移動指令を出力する手順と、
    前記移動指令を前記通信手段を介して前記外部装置に送信する手順と、
    を具備するプログラム。
  12. それぞれ処理の実行を指示するための複数の操作子を含む操作画面と、前記操作画面上のいずれかの操作子を指定するための指示子とがディスプレイ上に表示される外部装置を操作可能な、少なくともタッチパネルと、通信手段と、を有する電子機器のコンピュータに実行させるためのプログラムであって、
    前記操作画面上の前記指示子が配置された第1操作子に対応する横方向閾値と縦方向閾値のいずれか一方又は両方を前記通信手段を介して前記外部装置から取得する手順と、
    前記タッチパネルのタッチ操作による前記指示子に対する横方向又は縦方向の移動操作の第1移動距離が、前記第1操作子に対応する前記横方向閾値又は前記縦方向閾値を超えると前記ディスプレイ上の対応する前記指示子に対する第1移動指令を出力する手順と、
    前記第1移動指令を前記通信手段を介して前記外部装置に送信する手順と、
    前記第1移動距離のリセット後に、前記指示子が配置された第2操作子に対応する前記横方向閾値と前記縦方向閾値のいずれか一方又は両方を前記通信手段を介して前記外部装置から取得する手順と、
    前記タッチパネルのタッチ操作による前記指示子に対する横方向又は縦方向の移動操作の第2移動距離が、前記第2操作子に対応する前記横方向閾値又は前記縦方向閾値を超えると前記ディスプレイ上の対応する前記指示子に対する第2移動指令を出力する手順と、
    前記第2移動指令を前記通信手段を介して前記外部装置に送信する手順と、
    を具備するプログラム。
  13. 前記移動距離が前記横方向閾値又は前記縦方向閾値を超える度に、前記移動指令を出力し、当該移動距離をリセットする手順をさらに有する、請求項10又は請求項11に記載のプログラム。
  14. 前記横方向閾値と前記縦方向閾値は、前記操作画面の前記複数の操作子の配置に応じて重み付けされている、請求項10又は請求項11に記載のプログラム。
  15. 前記操作画面の横方向における前記操作子の密集度及び前記横方向閾値の移動距離の比と、前記操作画面の縦方向における前記操作子の密集度及び前記縦方向閾値の移動距離の比とは異なる、請求項10又は請求項11に記載のプログラム。
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