JP6255275B2 - 加熱調理器 - Google Patents

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Description

この発明は、加熱調理器に関する。
従来、加熱調理器としては、複数の調理メニューを表示するタッチパネル式の表示器を備え、表示された調理メニュー群からユーザーが所望の調理メニューを選択して、選択された調理メニューに応じた調理を実行するものがある(例えば、特開2014−016056号公報(特許文献1)参照)。
このような加熱調理器において、ユーザーの利便性を考慮して、複数の調理メニューの中から季節や希望カロリー数などに基づいて調理メニューを提案することで、いろいろな調理メニューを利用するようにユーザーに促す加熱調理器が考えられている。なお、この加熱調理器は、この発明を理解しやすくするために説明するものであって、公知技術ではなく、従来技術ではない。
特開2014−016056号公報
しかしながら、上記調理メニューを提案する加熱調理器では、ユーザーの調理スキルのレベルに合わない調理メニューを提案しても、ユーザーが実施せず、調理メニューを提案した効果が得られないという問題がある。
そこで、この発明の課題は、ユーザーの調理スキルのレベルに応じた調理メニューを提案できる加熱調理器を提供することにある。
上記課題を解決するため、この発明の加熱調理器は、
複数の調理メニューと、上記複数の調理メニューの夫々の難易度を記憶する調理メニュー情報記憶部と、
上記複数の調理メニューのうち、実施した調理メニューの履歴情報を記憶する履歴情報記憶部と、
上記履歴情報記憶部に記憶された上記実施した調理メニューの上記難易度に基づいて、上記複数の調理メニューのうちの少なくとも1つを推奨メニューとして選出する推奨メニュー選出部と、
上記推奨メニュー選出部により選出された上記推奨メニューを表示する表示部と
を備え、
上記履歴情報記憶部に記憶された上記実施した調理メニューの上記難易度に基づいて、ユーザーの習熟度を算出する習熟度算出部を備え、
上記推奨メニュー選出部は、上記習熟度算出部により算出された上記ユーザーの習熟度に基づいて、上記調理メニュー情報記憶部に記憶された上記複数の調理メニューのうちの少なくとも1つを推奨メニューとして選出することを特徴とする。
また、この発明の加熱調理器は、
複数の調理メニューと、上記複数の調理メニューの夫々の難易度を記憶する調理メニュー情報記憶部と、
上記複数の調理メニューのうち、実施した調理メニューの履歴情報を記憶する履歴情報記憶部と、
上記履歴情報記憶部に記憶された上記実施した調理メニューの上記難易度に基づいて、上記複数の調理メニューのうちの少なくとも1つを推奨メニューとして選出する推奨メニュー選出部と、
上記推奨メニュー選出部により選出された上記推奨メニューを表示する表示部と
を備え、
上記履歴情報記憶部に記憶された上記実施した調理メニューの履歴情報に含まれる実施回数に対して、上記調理メニュー情報記憶部に記憶された上記実施した調理メニューに対応する上記難易度を用いて重み付けする補正を行う実施回数補正部を備え、
上記推奨メニュー選出部は、上記実施回数補正部により上記重み付けされた補正後の上記実施回数に基づいて、上記調理メニュー情報記憶部に記憶された上記複数の調理メニューのうちの少なくとも1つを推奨メニューとして選出することを特徴とする。
また、一実施形態の加熱調理器では、
上記履歴情報記憶部に記憶された上記実施した調理メニューの履歴情報において異なるカテゴリーの調理メニューが多く実施されているほど、上記習熟度算出部により算出された上記ユーザーの習熟度が高くなるように、上記習熟度を補正する習熟度補正部を備え、
上記推奨メニュー選出部は、上記習熟度補正部により補正された上記習熟度に基づいて、上記調理メニュー情報記憶部に記憶された上記複数の調理メニューのうちの少なくとも1つを推奨メニューとして選出する。
また、一実施形態の加熱調理器では、
上記調理メニュー情報記憶部に記憶された上記複数の調理メニューの中から、上記難易度に基づいて所望の調理メニューを検索する調理メニュー検索部を備えた。
以上より明らかなように、この発明によれば、実施された調理メニューの難易度に基づいて、複数の調理メニューのうちの少なくとも1つを推奨メニューとして選出し、選出された推奨メニューを表示することによって、ユーザーの調理スキルのレベルに応じた調理メニューを提案できる加熱調理器を実現することができる。
図1はこの発明の第1実施形態の加熱調理器の正面斜視図である。 図2は上記加熱調理器の縦断面の模式図である。 図3は上記加熱調理器の操作パネルの概略正面図である。 図4は図3のF4−F4線矢視の模式断面図である。 図5は上記加熱調理器の制御ブロック図である。 図6は上記加熱調理器のカラー液晶パネルに表示された第2操作画面を示す図である。 図7は上記カラー液晶パネルの「最近使ったメニュー」の画面を示す図である。 図8は上記カラー液晶パネルの「おすすめ」の画面を示す図である。 図9は上記カラー液晶パネルの調理メニューの一例の画面を示す図である。 図10はこの発明の第2実施形態の加熱調理器の制御ブロック図である。 図11はこの発明の第3実施形態の加熱調理器の制御ブロック図である。 図12はこの発明の第4実施形態の加熱調理器の制御ブロック図である。
以下、この発明の加熱調理器を図示の実施の形態により詳細に説明する。
〔第1実施形態〕
図1はこの発明の第1実施形態の加熱調理器の正面斜視図を示している。
この第1実施形態の加熱調理器は、図1に示すように、直方体形状のケーシング1の正面に、下端側の辺を略中心に回動する扉2を取り付けている。この扉2の上側にハンドル3を取り付けている。また、扉2において加熱庫13(図2に示す)とは反対側(前面側)に耐熱ガラス4を取り付けている。また、扉2の右側に操作パネル5を設けている。この操作パネル5は、表示部の一例としてのカラー液晶表示部6と、ボタン群7とを有している。また、ケーシング1の上側かつ右側後方に排気ダクト8を設けている。さらに、扉2の下方には、ケーシング1の前脚(図示せず)に着脱可能な露受容器9が配置されている。
図2は上記加熱調理器の縦断面の模式図を示している。
上記加熱調理器は、図2に示すように、給水タンク11から供給された水を飽和水蒸気発生装置12で加熱して飽和水蒸気を発生させる。そして、飽和水蒸気発生装置12で発生させた飽和水蒸気は、蒸気供給通路(図示せず)を介して、加熱庫13の右側面に取り付けられた循環ユニット14の蒸気吸込口15の加熱庫13側に供給される。
上記蒸気供給通路に接続された蒸気供給管34は、加熱庫13の右側面と平行になるように、循環ユニット14の蒸気吸込口15の近傍に取り付けられている。また、循環ユニット14内には、蒸気吸込口15に対向するように循環ファン18を配置している。循環ファン18は、循環ファン用モータ19によって回転駆動される。
また、上記加熱庫13には、加熱庫13の上面および左側面を覆うように、L字状に屈曲した蒸気ダクト100を取り付けている。この蒸気ダクト100は、加熱庫13の上面側に固定された第1ダクト部110と、第1ダクト部110の左側方から下側に屈曲する屈曲部120と、加熱庫13の左側面側に固定され、屈曲部120を介して第1ダクト部110に連なる第2ダクト部130とを有している。
上記蒸気ダクト100の第1ダクト部110は過熱水蒸気生成ヒータ20を収納している。この蒸気ダクト100の第1ダクト部110と過熱水蒸気生成ヒータ20とで過熱水蒸気生成装置21を構成している。なお、過熱水蒸気生成装置は、蒸気ダクトとは別に設けてもよい。
また、上記蒸気ダクト100の第1ダクト部110の右側は、循環ユニット14の上部に設けられた蒸気供給口22に連通している。加熱庫13の天面には、複数の第1蒸気吹出口24が設けられており、蒸気ダクト100の第1ダクト部110は、第1蒸気吹出口24を介して加熱庫13内に連通している。一方、蒸気ダクト100の第2ダクト部130は、加熱庫13の左側面に設けられた複数の第2蒸気吹出口25を介して加熱庫13内に連通している。
上記加熱庫13と蒸気ダクト100との隙間は、耐熱樹脂などによりシールされている。また、加熱庫13と蒸気ダクト100は、加熱庫13の前面開口を除いて断熱材(図示せず)により覆われている。
上記循環ユニット14と過熱水蒸気生成装置21と加熱庫13とそれらを接続する接続部材とによって、蒸気の循環経路が形成されている。この循環経路における循環ユニット14の加熱庫13との境界部に、飽和水蒸気発生装置12で発生させた飽和水蒸気が供給される。
また、上記ケーシング1内の下側には、マグネトロン80(図5に示す)が配置されている。このマグネトロン80で発生したマイクロ波は、導波管(図示せず)によって加熱庫13の下部中央近傍に導かれ、モータ37によって駆動される回転アンテナ38によって攪拌されながら加熱庫13内の上方に向かって放射されて被加熱物27を加熱する。この場合、被加熱物27は、トレイ30や網40を使わずに加熱庫13内の下側または底面近傍に配置される。
また、上記ケーシング1内の下側には、冷却ファン部(図示せず)や、電装品部17も配置されている。この電装品部17は、加熱調理器の各部を駆動する駆動回路やこの駆動回路を制御する制御回路等を有している。
また、図3は、図1に示す操作パネル5を拡大した概略図であり、図3に示すように、ボタン群7は、複数の物理キーの集まりである。より詳しくは、ボタン群7は、「戻る」キー71、「とりけし」キー72、「手動加熱」キー73および「あたためスタート」キー74で構成されている。「戻る」キー71は、カラー液晶表示部6の画面表示を直前の画面表示に戻すときに押す。また、「とりけし」キー72は、途中で加熱を止めるときや、操作を取り消すときに押す。そして、「手動加熱」キー73は、高周波出力および加熱出力を手動で設定するときに押す。また、「あたためスタート」キー74は、加熱を開始するときに押す。
図3のカラー液晶表示部6には、二分割されたトップ操作画面のうちの第1操作画面(初期画面)を表示している。この第1操作画面で、ユーザーがタッチパネル62(図4に示す)を操作して、画像G10(「次へ>」)を選択すると、カラー液晶パネル61に図6に示す第2操作画面の画面が表示される。
図4は、図3のF4−F4線から見た模式断面図を示している。
上記カラー液晶表示部6は、図4に示すように、カラー液晶パネル61上に、タッチパネル62を重ねて構成されている。このタッチパネル62は、ユーザーにより操作されて操作信号を制御装置200(図5に示す)に出力する。なお、この発明の表示部は、液晶パネルに限らず、有機ELなどの他の表示デバイスを用いてもよく、カラー表示に限らず、白黒表示でもよい。
また、上記カラー液晶パネル61は、文字、数字、写真等をカラー表示できるものであり、加熱の種類、メニュー名、加熱時間、温度、料理の写真等を表示する。また、タッチパネル62は、静電容量方式のタッチパネルであり、ユーザーの例えば指のタッチで表面電荷が変化する透明素材からなっている。これにより、ユーザーがタッチパネル62をタッチすることで、カラー液晶パネル61に表示される画像を選択できるようになっている。また、上記選択可能な画像が選択されると、その画像の色が変わるようになっている。つまり、カラー液晶パネル61に表示される画像は、選択状態の色が非選択状態の色と異なるようになっている。なお、タッチパネル62は、例えば、抵抗膜方式、表面弾性波方式、赤外線方式または電磁誘導方式のタッチパネルに換えてもよく、また、指によるタッチパネルの操作だけでなく、タッチペンなどのペン状物体を用いて操作してもよい。
図5は上記加熱調理器の制御ブロック図を示している。
上記加熱調理器は、図5に示すように、マイクロコンピュータと入出力回路などからなる制御装置200を電装品部17(図2に示す)内に備えている。この制御装置200には、過熱水蒸気生成ヒータ20,循環ファン用モータ19,冷却ファン用モータ16,給気ダンパ用モータ44,排気ダンパ用モータ60,操作パネル5,庫内温度センサ29,解凍センサ50,給水ポンプ70,飽和水蒸気発生装置12,マグネトロン80,スピーカ90などが接続されている。制御装置200は、操作パネル5からの信号および庫内温度センサ29,解凍センサ50からの検出信号に基づいて、過熱水蒸気生成ヒータ20,循環ファン用モータ19,冷却ファン用モータ16,給気ダンパ用モータ44,排気ダンパ用モータ60,操作パネル5,給水ポンプ70,飽和水蒸気発生装置12,マグネトロン80,スピーカ90などを制御する。このスピーカ90は、音声、報知音、メロディ音、キータッチ音などを出力する。
また、上記制御装置200は、加熱部(飽和水蒸気発生装置12,過熱水蒸気生成ヒータ20,マグネトロン80)を制御する加熱制御部200aと、複数の調理メニューとその難易度を記憶する調理メニュー情報記憶部200bと、調理メニューの履歴情報を記憶する履歴情報記憶部200cと、推奨メニューを選出する推奨メニュー選出部200dと、上記推奨メニューをユーザーに選択させる推奨メニュー選択部200eと、スピーカ90から音声などを出力させるスピーカ制御部200fとを有している。
上記調理メニュー情報記憶部200bに記憶された複数の調理メニューの夫々の難易度は、調理の工程数、食材の種類や数、食材の総量(または何人分)、下ごしらえの時間、下ごしらえを含む総調理時間、料理そのものが難しいお菓子などの料理の少なくとも1つ以上に基づいて予め設定されている。なお、ネットワークなどを介して調理メニュー情報記憶部200bに記憶された調理メニューの情報を変更してもよいし、新たな調理メニュー(難易度を含む)の情報を調理メニュー情報記憶部200bに登録してもよい。
また、上記履歴情報記憶部200cに記憶された実施した調理メニュー(以下、第1〜第4実施形態では実施調理メニューという)の履歴情報は、実施調理メニュー(メニュー番号)と実施回数や実施日時などである。ここで、実施回数が多い調理メニューほどユーザーがよく習得できているものと判断でき、さらに、実施日時が最近の調理メニューほどユーザーの習熟の程度を精度よく判断できる。なお、最近の調理メニューであるか否かの判断は、所定の日数に基づいて行ってもよいし、直近の所定実施数に基づいて行ってもよい。
そして、上記推奨メニュー選出部200dは、履歴情報記憶部200cに記憶された実施調理メニューの履歴情報および調理メニュー情報記憶部200bに記憶された調理メニューの難易度に基づいて、調理メニュー情報記憶部200bに記憶された複数の調理メニューのうちの少なくとも1つを推奨メニューとして選出する。
このようにして推奨メニュー選出部200dにより選出された推奨メニューをカラー液晶表示部6に表示して、推奨メニュー選択部200eによって、表示された推奨メニューをユーザーが選択して実行することができる。
上記構成の加熱調理器において、過熱水蒸気を使用して加熱調理を行う場合には、図2に示す過熱水蒸気生成ヒータ20をオンすると共に、循環ファン18を回転駆動する。そうして、蒸気発生装置12から循環ユニット14の蒸気吸込口15の近傍上流側に供給された飽和水蒸気は、循環ファン18の回転によって負圧になっている循環ユニット14内に蒸気吸込口15を介して吸い込まれて、蒸気供給口22から過熱水蒸気生成装置21内に吹き出される。そして、過熱水蒸気生成装置21の過熱水蒸気生成ヒータ20によって加熱されて過熱水蒸気となる。この過熱水蒸気の一部は、下側の加熱庫13の天面に設けられた複数の第1蒸気吹出口24から、加熱庫13内に下方に向かって吹き出す。また、過熱水蒸気の他の一部は、蒸気ダクト100を介して加熱庫13の第2蒸気吹出口25から加熱庫13内に吹き出す。
そして、上記加熱庫13内に供給された過熱水蒸気は、トレイ30上の網40に搭載された被加熱物27を加熱した後、加熱庫13の右壁面に循環ユニット14の蒸気吸込口15に対向して形成された吸込口28から循環ユニット14内に吸い込まれる。そうして、再び循環経路を通って加熱庫13内に戻るという循環を繰り返す。
これに対して、飽和水蒸気を使用して被加熱物27を加熱調理する場合には、過熱水蒸気生成ヒータ20をオフすると共に、循環ファン18を停止する。そうすると、循環ファン18が停止しているため、循環経路内に循環気流が発生することがなく、蒸気発生装置12から循環ユニット14の蒸気吸込口15の近傍上流側に供給された飽和水蒸気は、循環ユニット14内に強制的に吸い込まれない。これにより、水蒸気圧によって自然に加熱庫13内に流れ込む飽和水蒸気により、被加熱物27が、蒸されたり、暖められたりする。
ここで、上記加熱庫13内の左壁面および右壁面には、図2に示すように、トレイ30の両端部を係止する係止部39a,39b,39cが上下方向に3段に設けられている。そして、蒸気供給管34は、上段の係止部39aよりもやや上側に位置するように配置されている。「蒸し暖めモード」において、被加熱物27を搭載した2つのトレイ30を上段と中段とに配置する場合には、蒸気供給管34の総てのノズル(図2の34の円形部の左側開口)を加熱庫13方向に斜め下向きにしておく。こうすることにより、被加熱物27を搭載したトレイ30が上段および中段の何れの位置にあっても、蒸気供給管34の斜め下向きのノズルから引き出された飽和水蒸気を被加熱物27に当てることができる。したがって、蒸気供給管34のノズルからの吹き出し方向を操作することなく、上中2段の被加熱物27に蒸し斑や暖め斑が生ずることがないようにできる。
図6はカラー液晶表示部6のカラー液晶パネル61に表示された第2操作画面を示している。この図6は、二分割されたトップ操作画面のうちの第2操作画面である。
上記カラー液晶パネル61の第2操作画面には画像G1〜G9が表示される。画像G1は、2つの丸い点で第1,第2操作画面のいずれであるかを示している(図6では右側が黒丸)。画像G2は、焼き物やフライを作るときに選択すべき画像であり、唐揚げの絵と、「焼き物 フライ物」の文字とを含んでいる。画像G3は、お菓子やパンを作るときに選択すべき画像であり、ロールケーキの絵と、「お菓子 パン」の文字とを含んでいる。画像G4は、最近使ったメニューを表示させるときに選択すべき画像であり、絵と、「最近使ったメニュー」の文字とを含んでいる。画像G5は、蒸し物や煮物を作るときに選択すべき画像であり、焼き物の絵と、「蒸し物 煮物」の文字とを含んでいる。画像G6は、入門メニューを選択するときに選択すべき画像であり、エプロンの絵と、「入門メニュー」の文字とを含んでいる。画像G7は、除菌やお手入れをするときに選択すべき画像であり、「除菌 お手入れ」の文字を含んでいる。また、画像G8は、図3に示す第1操作画面に戻るときに選択すべき画像であり、「<前へ」の文字を含んでいる。また、画像G9は、おしゃべりの音量、おしゃべりの頻度、キータッチ音・報知音、キーの並べ替えを設定するときに選択すべき画像であり、「設定」の文字を含んでいる。
また、ここで、ユーザーがタッチパネル62を操作して、画像G4(「最近使ったメニュー」)を選択すると、カラー液晶パネル61に図7に示す「最近使ったメニュー」の画面が表示される。
図7において、カラー液晶パネル61の「最近使ったメニュー」の画面には画像G11〜G16が表示される。画像G11は、最近使ったメニューのタグを示す画像であり、押しピン絵と「最近使ったメニュー」の文字とを含んでいる。画像G12は、おすすめのタグを示す画像であり、絵と「おすすめ!」の文字とを含んでいる。画像G13〜16には、最近使ったメニュー(実施調理メニュー)を示しており、この図7では、画像G13に「コンビニ弁当あたため」、画像G15に「蒸し野菜」、画像G14,G16に「履歴なし」が表示されている。
ここで、ユーザーがタッチパネル62を操作して、画像G12(「おすすめ!」)を選択すると、カラー液晶パネル61に図8に示す「おすすめ!」の画面が表示される。
この図8では、推奨メニューとして「鶏の照り焼き」が表示されている。
上記カラー液晶パネル61の「おすすめ」の画面には画像G11,G12,G21〜G25が表示される。画像G21は「鶏の照り焼き」の文字を表示し、画像G22は「鶏の照り焼き」の写真であり、画像G23は「たっぷりの過熱水蒸気で、カロリーダウンできます」の文字を表示し、画像G24は「詳しくはクックブック参照」の文字を表示し、画像G25はこの「鶏の照り焼き」の推奨メニューを選択して実行するときに選択すべき画像であり、「決定」の文字を含んでいる。なお、上記「おすすめ」の画面では、推奨メニューを1つしか表示していないが、他の画面に移った後に再び「おすすめ」の画面に戻ると、他の推奨メニューを表示する(複数の推奨メニューが選出された場合)。
ここで、ユーザーがタッチパネル62を操作して、画像25(「決定」)を選択すると、カラー液晶パネル61に図9に示す「鶏の照り焼き」の推奨メニューの画面が表示される。
図9において、カラー液晶パネル61の調理メニュー「鶏の照り焼き」の画面には画像G31〜G39が表示される。画面の左上に画像G31(「カロリーダウン」の文字)と画像G32(「約233kcal」の文字)が表示されている。画像G31,G32の右側に画像G33(「難易度」の文字)と画像G34(3つの☆印)が表示されている。また、画像G32,G34の下側に画像G35(「鶏の照り焼き」の文字)が表示され、その画像G35の下側に画像G36(「鶏の照り焼き」の写真)が表示されている。そして、画像G36の下側に左側から順に画像G37(「<前へ」の文字)と画像G38(「決定」の文字)と画像G39(「次へ>」の文字)が表示されている。
この「鶏の照り焼き」の画面において、ユーザーがタッチパネル62を操作して、画像25(「決定」)を選択すると、「鶏の照り焼き」の調理メニューが実施される。
この第1実施形態では、難易度を低レベル(簡単な調理メニュー)、中レベル(中くらいの難しさの調理メニュー)、高レベル(難しい調理メニュー)の3つに分類しているが、難易度は4以上のレベルに分類してもよい。また、難易度が低レベルの調理メニューの画面には「☆」を表示し、難易度が中レベルの調理メニューの画面には「☆☆」を表示し、難易度が高レベルの調理メニューの画面には「☆☆☆」を表示する。
上記構成の加熱調理器によれば、複数の調理メニューのうち、実施調理メニューの履歴情報を履歴情報記憶部200cに記憶し、その履歴情報記憶部200cに記憶された実施調理メニューの履歴情報およびその実施調理メニューの難易度に基づいて、調理メニュー情報記憶部200bに記憶された複数の調理メニューのうちの少なくとも1つを推奨メニューとして推奨メニュー選出部200dにより選出する。そうして、推奨メニュー選出部200dにより選出された推奨メニューをカラー液晶表示部6に表示する(図8参照)。
例えば、実施調理メニューの履歴情報に含まれる実施回数とその難易度から、ユーザーの調理スキルを判断することが可能である。すなわち、過去に難易度の高い調理メニューを多く実施しているユーザーは、調理スキルのレベルが高く、逆に、過去に実施したほとんどの調理メニューの難易度が低いユーザーは、調理スキルのレベルが低いと判断できる。
具体的には、実施調理メニューの履歴情報に含まれる実施回数とその難易度から、これまでに実施した調理メニューの難易度の平均値を算出し、その平均値に近い難易度の調理メニューを提案するようにしてもよい。
このように、上記加熱調理器によれば、ユーザーの習熟度を的確に判断でき、その習熟度に応じた調理メニューを提案することが可能になる。
なお、この第1実施形態の加熱調理器では、実施調理メニューの履歴情報およびその実施調理メニューの難易度に基づいて、推奨メニューを選出したが、実施調理メニューの難易度に基づいて、推奨メニューを選出してもよい。この場合も、ユーザーの習熟度を判断でき、その習熟度に応じた調理メニューを提案することが可能になる。
また、上記加熱調理器では、調理メニューを選択する操作時に、スピーカ制御部200fによりスピーカ90から操作ステップに応じた音声ガイダンスを出力するが、推奨メニュー選出部200dにより選出された推奨メニューをカラー液晶表示部6に表示して提案するときに、ユーザーの関心を惹くように、ユーザーの習熟度に応じた推奨メニューに関わる内容の音声を再生する。
また、上記加熱調理器では、調理メニューを選択する操作時に、何度も音声ガイダンスを出力すると、操作が慣れたユーザーは音声ガイダンスが煩わしくなるので、ユーザーの習熟度に応じて音声ガイダンスの出力タイミングなどを変更する。例えば、ユーザーの習熟度が高くなるに従って、画面が切り替わって所定時間(習熟度に応じた時間)後に再生するように出力タイミングを遅らせる音声出力モードとする。これにより、習熟度の高い操作慣れしたユーザーでは、出力タイミングを遅らせる音声出力モードになると、画面が切り替わってすぐに操作が行われるので、音声ガイダンスが出力されないことになる。また、操作がゆっくりのときは、所定時間後に音声ガイダンスを再生するので、操作性などは損なわれない。あるいは、習熟度が高いユーザーに対しては、出力タイミングを遅らせるのではなく、音声ガイダンスの内容を減らしたり、音声ガイダンスを出力しないモードとしたりしてもよい。
なお、上記出力タイミングを遅らせる音声出力モードは、同じ操作画面の音声ガイダンスを所定回数(この実施の形態では5回)再生した後、該当する画面に切り替わってから所定時間(この実施の形態では5秒)後に再生するように出力タイミングを遅らせる音声出力モードとしてもよい。このときの所定回数や所定時間は、ユーザーにより設定可能としてもよい。
また、従来は、庫内汚れの清掃のタイミングは、ユーザーに委ねられており、適切なタイミングでユーザーに庫内清掃を促すことはしていなかった。これに対して、この実施形態の加熱調理器では、実行した調理メニューの加熱時間を積算して、その積算値が予め設定された判定値以上になると、次の調理メニューを開始する前に、スピーカ制御部200fによりスピーカ90から庫内清掃のアナウンスを音声出力することで、ユーザーに庫内清掃を促すことができる。ここで、上記加熱時間の積算は、汚れや匂いが庫内に残りやすい調理について行う。この汚れや匂いが庫内に付きやすい調理には、調理メニュー情報記憶部200bに記憶された複数の調理メニューのうちの汚れや匂いが庫内に残りやすい調理メニューや、手動操作で行われる過熱水蒸気を用いない調理などがある。
これにより、ユーザーが庫内清掃を行うことで、加熱庫13内が衛生的になると共に、前の調理の匂いの影響が抑制され、より魅力的な調理環境を提供することができる。
なお、上記加熱調理器では、飽和水蒸気発生装置12で発生させた飽和水蒸気を加熱庫13内に供給すると共に過熱水蒸気生成ヒータ20をオンする庫内クリーニング運転(所要時間 約20分)を備えており、ユーザーはこの庫内クリーニング運転を選択して実行することで庫内清掃を行うことができる。
また、同じ調理メニューが繰り返し行われる場合は、一定時間内では庫内清掃のアナウンスを音声出力せずに一定時間経過後に庫内清掃のアナウンスを行う。あるいは、一定時間内であっても、次に異なる調理メニューが選択されたときは、その調理メニューの開始時に庫内清掃のアナウンスを音声出力する。
ただし、庫内に匂いがつきやすい「焼き物 フライ」メニューのうち、魚の調理メニューでは、毎回調理終了時に庫内清掃のアナウンスを音声出力し、魚以外の調理メニューは、5回に1回、調理終了時に庫内清掃のアナウンスを音声出力する。
〔第2実施形態〕
図10はこの発明の第2実施形態の加熱調理器の制御ブロック図を示している。この第2実施形態の加熱調理器は、制御装置1200を除いて第1実施形態の加熱調理器と同一の構成をしており、図1〜図4を援用する。
この第2実施形態の加熱調理器の制御装置1200は、加熱部(飽和水蒸気発生装置12,過熱水蒸気生成ヒータ20,マグネトロン80)を制御する加熱制御部200aと、複数の調理メニューとその難易度を記憶する調理メニュー情報記憶部200bと、実施調理メニューの履歴情報を記憶する履歴情報記憶部200cと、推奨メニューを選出する推奨メニュー選出部200dと、上記推奨メニューをユーザーに選択させる推奨メニュー選択部200eと、スピーカ90から音声などを出力させるスピーカ制御部200fと、ユーザーの習熟度を算出する習熟度算出部1200gと、習熟度算出部1200gにより算出されたユーザーの習熟度を補正する習熟度補正部1200hとを有している。
上記構成の加熱調理器では、履歴情報記憶部200cに記憶された実施調理メニューの履歴情報およびその調理メニューの難易度に基づいて、ユーザーの習熟度を習熟度算出部1200gにより算出して、推奨メニュー選出部200dは、習熟度算出部1200gにより算出されたユーザーの習熟度に基づいて、調理メニュー情報記憶部200bに記憶された複数の調理メニューのうちの少なくとも1つを推奨メニューとして選出する。これによって、ユーザーの習熟度に応じた適切な調理メニューを提案することが可能になる。
具体的には、ユーザーの習熟度が低い場合には、その習熟度に応じた難易度の低い調理メニューを提案する一方、ユーザーの習熟度が高い場合には、その習熟度に応じた難易度の高い調理メニューを提案する。あるいは、ユーザーの習熟度に応じた難易度の調理メニューよりも少し高い難易度の調理メニューを提案して、ユーザーの調理スキルをアップできるように促してもよい。
ここで、上記履歴情報記憶部200cに記憶された実施調理メニューの履歴情報において異なるカテゴリーの調理メニューが多く実行されているほど、習熟度算出部1200gにより算出されたユーザーの習熟度が高くなるように、習熟度補正部1200hによりユーザーの習熟度を補正する。そうすることによって、ユーザーの習熟度をより正確に得ることができ、ユーザーの習熟度に基づく推奨メニューの提案がより的確に行うことができる。ここで、調理メニューのカテゴリーは、調理の種類別(マイクロ波加熱、オーブン加熱、過熱水蒸気を用いた加熱、蒸しなど)や食材の種類別(肉、魚、野菜など)で分類する。
上記第2実施形態の加熱調理器は、第1実施形態の加熱調理器と同様の効果を有する。
〔第3実施形態〕
図11はこの発明の第3実施形態の加熱調理器の制御ブロック図を示している。この第3実施形態の加熱調理器は、制御装置2200を除いて第1実施形態の加熱調理器と同一の構成をしており、図1〜図4を援用する。
上記制御装置2200は、加熱部(飽和水蒸気発生装置12,過熱水蒸気生成ヒータ20,マグネトロン80)を制御する加熱制御部200aと、複数の調理メニューとその難易度を記憶する調理メニュー情報記憶部200bと、実施調理メニューの履歴情報を記憶する履歴情報記憶部200cと、推奨メニューを選出する推奨メニュー選出部200dと、上記推奨メニューをユーザーに選択させる推奨メニュー選択部200eと、スピーカ90から音声などを出力させるスピーカ制御部200fと、所望の調理メニューを検索する調理メニュー検索部2200gとを有している。
上記構成の加熱調理器では、調理メニュー情報記憶部200bに記憶された複数の調理メニューの中から、難易度に基づいて所望の調理メニューを調理メニュー検索部2200gにより検索する。これによって、ユーザーの調理スキルのレベルに応じた調理メニーを探すことができ、利便性が向上する。
なお、調理メニューの検索は、難易度を条件にして検索するだけでなく、食材やカロリー(カロリーダウンメニュー)および料理の効能(減塩メニュー)などのカテゴリーにより検索してもよく、これらを2つ以上組み合わせた条件で検索してもよい。
上記第3実施形態の加熱調理器は、第1実施形態の加熱調理器と同様の効果を有する。
〔第4実施形態〕
図12はこの発明の第4実施形態の加熱調理器の制御ブロック図を示している。この第4実施形態の加熱調理器は、制御装置3200を除いて第1実施形態の加熱調理器と同一の構成をしており、図1〜図4を援用する。
上記制御装置3200は、加熱部(飽和水蒸気発生装置12,過熱水蒸気生成ヒータ20,マグネトロン80)を制御する加熱制御部200aと、複数の調理メニューとその難易度を記憶する調理メニュー情報記憶部200bと、実施調理メニューの履歴情報を記憶する履歴情報記憶部200cと、推奨メニューを選出する推奨メニュー選出部200dと、上記推奨メニューをユーザーに選択させる推奨メニュー選択部200eと、スピーカ90から音声などを出力させるスピーカ制御部200fと、実施調理メニューの履歴情報に重み付けする補正を行う実施回数補正部3200gとを有している。
上記構成の加熱調理器では、履歴情報記憶部200cに記憶された実施調理メニューの履歴情報に含まれる実施回数に対して、調理メニュー情報記憶部200bに記憶された実施調理メニューの難易度を用いて実施回数補正部3200gにより重み付けする補正を行う。そうして、推奨メニューとして選出するときに、難易度の高い調理メニューほど見かけ上の実施回数を増やした補正後の実施回数を用いることによって、ユーザーの調理スキルをより正確に判断することが可能である。
上記第4実施形態の加熱調理器は、第1実施形態の加熱調理器と同様の効果を有する。
この発明の加熱調理器では、オーブンレンジなどにおいて、過熱水蒸気または飽和水蒸気を用いることによって、ヘルシーな調理を行うことができる。例えば、この発明の加熱調理器では、温度が100℃以上の過熱水蒸気または飽和水蒸気を食品表面に供給し、食品表面に付着した過熱水蒸気または飽和水蒸気が凝縮して大量の凝縮潜熱を食品に与えるので、食品に熱を効率よく伝えることができる。また、凝縮水が食品表面に付着して塩分や油分が凝縮水と共に滴下することにより、食品中の塩分や油分を低減できる。さらに、加熱庫内は過熱水蒸気または飽和水蒸気が充満して低酸素状態となることにより、食品の酸化を抑制した調理が可能となる。ここで、低酸素状態とは、加熱庫内において酸素の体積%が10%以下(例えば0.5〜3%)である状態を指す。
この発明の具体的な実施の形態について説明したが、この発明は上記第1〜第4実施形態に限定されるものではなく、この発明の範囲内で種々変更して実施することができ、また、第1〜第4実施形態の加熱調理器の構成を組み合わせてもよい。
この発明および実施形態をまとめると、次のようになる。
この発明の加熱調理器は、
複数の調理メニューと、上記複数の調理メニューの夫々の難易度を記憶する調理メニュー情報記憶部200bと、
上記複数の調理メニューのうち、実施した調理メニューの履歴情報を記憶する履歴情報記憶部200cと、
上記履歴情報記憶部200cに記憶された上記実施した調理メニューの上記難易度に基づいて、上記複数の調理メニューのうちの少なくとも1つを推奨メニューとして選出する推奨メニュー選出部200dと、
上記推奨メニュー選出部200dにより選出された上記推奨メニューを表示する表示部6と
を備えたことを特徴とする。
上記構成によれば、複数の調理メニューのうち、実施した調理メニューの履歴情報を履歴情報記憶部200cに記憶し、その履歴情報記憶部200cに記憶された上記実施した調理メニューの難易度に基づいて、複数の調理メニューのうちの少なくとも1つを推奨メニューとして推奨メニュー選出部200dにより選出する。そうして、推奨メニュー選出部200dにより選出された推奨メニューを表示部6に表示する。例えば、実施した調理メニューの履歴情報に含まれる実施回数とその難易度から、ユーザーの調理スキルを判断することが可能である。すなわち、過去に難易度の高い調理メニューを多く実行しているユーザーは、調理スキルのレベルが高く、逆に、過去に実行したほとんどの調理メニューの難易度が低いユーザーは、調理スキルのレベルが低いと判断できる。これによって、ユーザーの習熟度を的確に判断でき、その習熟度に応じた調理メニューを提案することが可能になる。
また、一実施形態の加熱調理器では、
上記履歴情報記憶部200cに記憶された上記実施した調理メニューの上記難易度に基づいて、ユーザーの習熟度を算出する習熟度算出部1200gを備え、
上記推奨メニュー選出部200dは、上記習熟度算出部1200gにより算出された上記ユーザーの習熟度に基づいて、上記調理メニュー情報記憶部200bに記憶された上記複数の調理メニューのうちの少なくとも1つを推奨メニューとして選出する。
上記実施形態によれば、履歴情報記憶部200cに記憶された上記実施した調理メニューの難易度に基づいて、ユーザーの習熟度を習熟度算出部1200gにより算出して、推奨メニュー選出部200dは、習熟度算出部1200gにより算出されたユーザーの習熟度に基づいて、調理メニュー情報記憶部200bに記憶された複数の調理メニューのうちの少なくとも1つを推奨メニューとして選出する。これによって、ユーザーの習熟度に応じた適切な調理メニューを提案することが可能になる。
また、一実施形態の加熱調理器では、
上記履歴情報記憶部200cに記憶された上記実施した調理メニューの履歴情報において異なるカテゴリーの調理メニューが多く実施されているほど、上記習熟度算出部1200gにより算出された上記ユーザーの習熟度が高くなるように、上記習熟度を補正する習熟度補正部1200hを備え、
上記推奨メニュー選出部200dは、上記習熟度補正部1200hにより補正された上記習熟度に基づいて、上記調理メニュー情報記憶部200bに記憶された上記複数の調理メニューのうちの少なくとも1つを推奨メニューとして選出する。
上記実施形態によれば、履歴情報記憶部200cに記憶された上記実施した調理メニューの履歴情報において異なるカテゴリーの調理メニューが多く実行されているほど、習熟度算出部1200gにより算出された上記ユーザーの習熟度が高くなるように、習熟度補正部1200hによりユーザーの習熟度を補正することによって、ユーザーの習熟度をより正確に得ることができる。
また、一実施形態の加熱調理器では、
上記調理メニュー情報記憶部200bに記憶された上記複数の調理メニューの中から、上記難易度に基づいて所望の調理メニューを検索する調理メニュー検索部2200gを備えた。
上記実施形態によれば、調理メニュー情報記憶部200bに記憶された複数の調理メニューの中から、難易度に基づいて所望の調理メニューを調理メニュー検索部2200gにより検索するので、ユーザーの調理スキルのレベルに応じた調理メニーを探すことができ、利便性が向上する。
また、一実施形態の加熱調理器では、
上記履歴情報記憶部200cに記憶された上記実施した調理メニューの履歴情報に含まれる実施回数に対して、上記調理メニュー情報記憶部200bに記憶された上記実施した調理メニューに対応する上記難易度を用いて重み付けする補正を行う実施回数補正部3200gを備え、
上記推奨メニュー選出部200dは、上記実施回数補正部3200gにより上記重み付けされた補正後の上記実施回数に基づいて、上記調理メニュー情報記憶部200bに記憶された上記複数の調理メニューのうちの少なくとも1つを推奨メニューとして選出する。
上記実施形態によれば、履歴情報記憶部200cに記憶された上記実施した調理メニューの履歴情報に含まれる実施回数に対して、調理メニュー情報記憶部200bに記憶された上記実施した調理メニューの難易度を用いて実施回数補正部3200gにより重み付けする補正を行う。そうして、推奨メニューとして選出するときに、難易度の高い調理メニューほど見かけ上の実施回数を増やした補正後の実施回数を用いることによって、ユーザーの調理スキルをより正確に判断することが可能である。
1…ケーシング
2…扉
3…ハンドル
4…耐熱ガラス
5…操作パネル
6…カラー液晶表示部
7…ボタン群
8…排気ダクト
9…露受容器
11…給水タンク
12…飽和蒸気発生装置
13…加熱庫
14…循環ユニット
15…蒸気吸込口
16…冷却ファン用モータ
17…電装品部
18…循環ファン
19…循環ファン用モータ
20…過熱水蒸気生成ヒータ
21…過熱水蒸気生成装置
22…蒸気供給口
24…第1蒸気吹出口
25…第2蒸気吹出口
27…被加熱物
28…吸込口
29…庫内温度センサ
30…トレイ
34…蒸気供給管
37…モータ
38…回転アンテナ
39a,39b,39c…係止部
40…網
44…給気ダンパ用モータ
50…解凍センサ
60…排気ダンパ用モータ
61…カラー液晶パネル
62…タッチパネル
70…給水ポンプ
80…マグネトロン
90…スピーカ
91…マイク
92…WiFi通信部
93…体脂肪測定部
100…蒸気ダクト
110…第1ダクト部
120…屈曲部
130…第2ダクト部
200…制御装置
200a…加熱制御部
200b…調理メニュー情報記憶部
200c…履歴情報記憶部
200d…推奨メニュー選出部
200e…推奨メニュー選択部
200f…スピーカ制御部
1200g…習熟度算出部
1200h…習熟度補正部
2200g…調理メニュー検索部
3200g…実施回数補正部

Claims (4)

  1. 複数の調理メニューと、上記複数の調理メニューの夫々の難易度を記憶する調理メニュー情報記憶部と、
    上記複数の調理メニューのうち、実施した調理メニューの履歴情報を記憶する履歴情報記憶部と、
    上記履歴情報記憶部に記憶された上記実施した調理メニューの上記難易度に基づいて、上記複数の調理メニューのうちの少なくとも1つを推奨メニューとして選出する推奨メニュー選出部と、
    上記推奨メニュー選出部により選出された上記推奨メニューを表示する表示部と
    を備え、
    上記履歴情報記憶部に記憶された上記実施した調理メニューの上記難易度に基づいて、ユーザーの習熟度を算出する習熟度算出部を備え、
    上記推奨メニュー選出部は、上記習熟度算出部により算出された上記ユーザーの習熟度に基づいて、上記調理メニュー情報記憶部に記憶された上記複数の調理メニューのうちの少なくとも1つを推奨メニューとして選出することを特徴とする加熱調理器。
  2. 複数の調理メニューと、上記複数の調理メニューの夫々の難易度を記憶する調理メニュー情報記憶部と、
    上記複数の調理メニューのうち、実施した調理メニューの履歴情報を記憶する履歴情報記憶部と、
    上記履歴情報記憶部に記憶された上記実施した調理メニューの上記難易度に基づいて、上記複数の調理メニューのうちの少なくとも1つを推奨メニューとして選出する推奨メニュー選出部と、
    上記推奨メニュー選出部により選出された上記推奨メニューを表示する表示部と
    を備え、
    上記履歴情報記憶部に記憶された上記実施した調理メニューの履歴情報に含まれる実施回数に対して、上記調理メニュー情報記憶部に記憶された上記実施した調理メニューに対応する上記難易度を用いて重み付けする補正を行う実施回数補正部を備え、
    上記推奨メニュー選出部は、上記実施回数補正部により上記重み付けされた補正後の上記実施回数に基づいて、上記調理メニュー情報記憶部に記憶された上記複数の調理メニューのうちの少なくとも1つを推奨メニューとして選出することを特徴とする加熱調理器。
  3. 請求項1に記載の加熱調理器において、
    上記履歴情報記憶部に記憶された上記実施した調理メニューの履歴情報において異なるカテゴリの調理メニューが多く実施されているほど、上記習熟度算出部により算出された上記ユーザーの習熟度が高くなるように、上記習熟度を補正する習熟度補正部を備え、
    上記推奨メニュー選出部は、上記習熟度補正部により補正された上記習熟度に基づいて、上記調理メニュー情報記憶部に記憶された上記複数の調理メニューのうちの少なくとも1つを推奨メニューとして選出することを特徴とする加熱調理器。
  4. 請求項1から3までのいずれか1つに記載の加熱調理器において、
    上記調理メニュー情報記憶部に記憶された上記複数の調理メニューの中から、上記難易度に基づいて所望の調理メニューを検索する調理メニュー検索部を備えたことを特徴とする加熱調理器。
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