JP6254741B1 - 順番待ちシステム、順番待ち管理装置、順番待ち行列の制御方法、及びプログラム - Google Patents

順番待ちシステム、順番待ち管理装置、順番待ち行列の制御方法、及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】順番待ちのキャンセルが発生した場合に、顧客の利便性を高める順番待ちシステム、順番待ち行列の方法、及びプログラムを提供する。【解決手段】実施形態によれば、順番待ちシステムは、複数の顧客より順番待ち要求を受付け、複数の顧客のうち特定の顧客よりキャンセル待ち要求の入力を受付ける第1の端末と、複数の顧客からの順番待ち要求に基づいて複数の顧客の順番待ち行列を管理する情報処理装置とを備える。情報処理装置は、複数の顧客のうち第1の顧客が順番待ちをキャンセルした場合に、第1の顧客の順番を第1の割り込み先とし、特定の顧客のうち第1の顧客の後方かつ第1の顧客に一番近い第1のキャンセル待ち顧客を第1の割り込み先に割り込ませる第1の割り込み処理を実行し、さらに第1のキャンセル待ち顧客の第1の割り込み処理前の順番を第2の割り込み先とし、特定の顧客のうち第1のキャンセル待ち顧客の後方かつ第1のキャンセル待ち顧客に一番近い第2のキャンセル待ち顧客を第2の割り込み先に割り込ませる第2の割り込み処理を実行する。【選択図】図1

Description

本発明は、店舗などにおいて発生する順番待ち行列を管理する順番待ちシステム、順番待ち管理装置、順番待ち行列の制御方法、及びプログラムに関する。
飲食店などの店舗、その他種々のサービスを提供することを目的とする施設など(以下、店舗等と称す)において順番待ち行列が発生している場合に、顧客が店舗等で配布される無線端末により現在の順番待ち情報を確認し、顧客が実際に行列に並ばなくても順番待ちを行うことを可能にするシステムが開示されている(例えば、特許文献1)。また、近年では、顧客がスマートフォン、PC(Personal Computer)を用いて、インターネットを経由して順番待ちを行うことができるシステムが開示されている(例えば、特許文献2)。
特開2001−147965号公報 特開2005−050002号公報 特開2011−48587号公報
上記のように、店舗等はインターネットを経由した順番待ちを導入することにより、顧客は店舗に行く前に順番待ちを行うことができるため、顧客の待ち時間を短縮することができ、顧客にとって非常に利便性の高いサービスを提供できる。
しかしながら、顧客は店舗に行くことなく気軽に順番待ちができる反面、気軽にキャンセルできることにもなる。例えば、仮に予約を入れたものの直前でキャンセルされるケース、又は、順番待ちを申し込んだにもかかわらず顧客が店舗に現れないケースなどが増えている。順番待ちのキャンセルが頻発することにより、順番待ちしている他の顧客は自分がいつ呼ばれるかの予想を立てにくく、さらには繰り上がって早く呼ばれた時に外出していればキャンセル扱いとなることもある。この場合、店舗側は来店意志のある顧客を取り逃すことになり、売り上げロスが発生する。また、順番待ち行列が長くなると、行列に並ぶことを敬遠する顧客に来店してもらうことが困難となる。
一方、顧客の待ち時間に応じたサービスクーポンを発行し、顧客が順番待ちをキャンセルするのを抑制させる技術が開示されている(例えば、特許文献3)。しかしながら、順番待ち時間の短縮には至っていない。
本発明は、上記事情に鑑みてなされており、順番待ちのキャンセルが発生した場合にも、店舗の売上ロスを低減し、さらに顧客の利便性を高める順番待ちシステム、順番待ち管理装置、順番待ち行列の制御方法、及びプログラムを提供する。
実施形態によれば、順番待ちシステムは、複数の顧客より順番待ち要求を受付け、前記複数の顧客のうち特定の顧客よりキャンセル待ち要求の入力を受付ける第1の端末と、前記第1の端末と通信可能であり、前記第1の端末より受信した前記複数の顧客からの前記順番待ち要求に基づいて前記複数の顧客の順番待ち行列を管理する情報処理装置とを備える。前記情報処理装置は、前記複数の顧客のうち第1の顧客が順番待ちをキャンセルした場合に、前記第1の顧客の順番を第1の割り込み先とし、前記特定の顧客のうち前記第1の顧客の後方のキャンセル待ち顧客を前記第1の割り込み先に割り込ませる第1の割り込み処理を実行する
本発明によれば、順番待ちのキャンセルが発生した場合に、顧客の利便性を高める順番待ちシステム、順番待ち管理装置、順番待ち行列の制御方法、及びプログラムを提供する。
本実施形態に係る順番待ちシステムの一例を示すブロック図。 本実施形態に係る順番待ちシステムの一例を示す概念図。 本実施形態に係るユーザ端末の順番待ち及びキャンセル待ち受付画面の一例を示す図。 本実施形態に係る順番待ち及びキャンセル待ち受付処理の第1の例を示すフローチャート。 本実施形態に係る順番待ち及びキャンセル待ち受付処理の第2の例を示すフローチャート。 本実施形態に係るキャンセル待ち処理部の動作の一例を示すフローチャート。 本実施形態に係るキャンセル待ち処理発生時の順番待ち行列の変化の第1の例を示す図。 本実施形態に係るキャンセル待ち処理発生時の順番待ち行列の変化の第2の例を示す図。 本実施形態に係るキャンセル待ち進捗状況画面の一例を示す図。
以下、図面を参照して、発明の実施形態について説明する。この説明においては、全図にわたり共通の部分には共通の参照符号を付す。
図1は、本実施形態に係る順番待ちシステム1の一例を示すブロック図である。
図2は、本実施形態に係る順番待ちシステム1の一例を示す概念図である。
順番待ちシステム1は、サーバ装置2と、ユーザ端末4と、店舗用端末6とを含む。サーバ装置2とユーザ端末4、及び、サーバ装置2と店舗用端末6は、ネットワークNを経由して相互に通信可能に接続されている。
店舗用端末6は、店舗に設置されている情報処理装置であり、店舗にいる顧客又は店舗スタッフが利用可能である。店舗用端末6は、ネットワークNを経由して、サーバ装置2より受信した待ち行列に関するデータを店舗用端末6の備えるディスプレイに表示可能である。顧客は、例えば店舗用端末6のタッチパネルを操作して、順番待ち行列への参加(エントリー)、又は、参加のキャンセルが可能である。店舗用端末6は、例えば発券用プリンタなどの出力装置8を備えており、顧客の順番待ちを受付けたことを示す受付票を出力装置8により発券するとともに、サーバ装置2に順番待ちを受付けたことを示すデータを送信する。
ユーザ端末4は、顧客が使用する情報処理装置である。ユーザ端末4は、ユーザ端末4にインストールされたアプリケーション又はブラウザなどを用いて、ネットワークNを経由してサーバ装置2より受信した待ち行列に関するデータをユーザ端末4の備えるディスプレイに表示可能である。顧客は、ユーザ端末4を操作することにより、店舗内にいなくても順番待ち行列への参加、又は参加のキャンセルが可能である。
サーバ装置2は、サーバ装置2にインストールされたアプリケーションにより、ユーザ端末4及び店舗用端末6と通信を行う。サーバ装置2は、ユーザ端末4及び店舗用端末6に入力された顧客又は店舗スタッフの指令に従い、順番待ち行列を更新・管理する。また、本実施形態においては、サーバ装置2は、通常の順番待ちに加え、希望する顧客に対しキャンセル待ちの受付を行う。キャンセル待ちを希望した顧客は、待ち行列で自分よりも前の位置に並ぶ他の顧客のキャンセルが発生した場合に、キャンセルした顧客と自分の位置とに基づいて順番待ち行列をスキップすることにより、通常の順番待ちよりも短い時間で行列の先頭に到達可能となる。サーバ装置2は、キャンセル待ちが発生した場合に、このキャンセル待ちの対象となる顧客の順番待ち行列を更新・管理する。また、サーバ装置2は、例えば顧客のメールアドレスなどを含む会員データを格納し、必要に応じて顧客のユーザ端末4に対して通知を行う。なお、店舗は、このキャンセル待ちを例えば有料サービスとして顧客に提供してもよい。キャンセル待ち処理の詳細については、図6で後述する。
以下、順番待ちシステム1について詳しく説明する。
サーバ装置2は、記憶部21と、制御部22と、通信部23と、データベースDBとを含む情報処理装置である。
記憶部21は、例えばハードディスク、SSD(Solid State Drive)、フラッシュメモリなどにより記憶領域を構成する。記憶部21は、各種ソフトウェア又はデータを格納する。各種ソフトウェアは、オペレーティングシステム(OS)、データ管理プログラム、及び各種アプリケーションプログラム等を含む。
記憶部21は、例えば、プログラムPと、待ち行列データD1と、しきい値データD2とを格納する。
待ち行列データD1は、例えば、店舗ごとに受付けた複数の順番待ちデータD11を管理する。順番待ちデータD11には、例えば、受付けた順番待ちを識別する識別番号D101と、順番待ちを受付けた顧客の顧客情報D102と、ステータス情報D103が含まれる。
顧客情報D102には、例えば、代表者名、性別、連絡先、人数などのうち、少なくとも1つ以上のデータが含まれる。
ステータス情報D103には、当該順番待ちデータD11の順番待ちの状態がリアルタイムに記録される。ステータス情報D103は、例えば、現在の順番、残りの予想待ち時間、順番待ちを受付けた端末(ユーザ端末4、店舗用端末6など)、案内状態、キャンセル状態、キャンセル待ちを行う顧客(以下、キャンセル待ち顧客と称す)に対する課金状態などの情報を含む。
予想待ち時間は、例えば受付・順番管理部221が、顧客ごとに、現在の待ち行列の人数及び/又は店舗ごとの回転率のデータなどに基づいて算出してもよい。
本実施形態において、案内状態は、例えば、案内済み状態、再案内待ち状態などを含む。案内済み状態は、例えば、顧客が順番待ち行列の先頭で呼び出しを受けて案内され、順番待ちを終了した状態を示す。再案内待ち状態は、顧客が順番待ち行列の先頭で呼び出しを受けた際に不在であったため、一定時間経過後に再度案内可能な状態を示す。
なお、呼び出しを受けた際に不在の顧客は、一旦順番待ち状態を終了し、再案内を受ける前に再度順番待ち行列に戻される。再案内前に戻される位置は、先頭付近の任意の位置であることが好ましい。
また、本実施形態において、キャンセル状態は、店舗キャンセル、ユーザキャンセル、不在無断キャンセルなどを含む。店舗キャンセルは、店舗スタッフによる店舗用端末6の操作によりキャンセルされた状態を示す。ユーザキャンセルは、顧客によるユーザ端末4の操作によりキャンセルされた状態を示す。不在無断キャンセルは、最初の呼び出し又は再案内を受けた際に不在であり、所定時間経過後に強制的にキャンセルされた状態を示す。
さらに、順番待ち行列に参加した顧客が、さらにキャンセル待ちを行う場合は、上記の順番待ちデータD11に紐づけてキャンセル待ちデータD21を格納する。キャンセル待ちデータD21は、例えば、キャンセル待ちを行うことを示す情報、その他キャンセル待ち顧客のキャンセル待ちに関する情報を含む。
例えば、キャンセル待ちデータD21は、スキップ履歴データD201を含む。スキップ履歴データD201は、キャンセル待ち顧客が、どのように順番待ち行列をスキップしたかを記憶するデータである。より具体的には、例えば、顧客Eは1回目のキャンセル発生時に5組スキップし、2回目のキャンセル発生時に8組スキップした、などのデータである。
ここで、キャンセル待ちにより順番待ち行列をスキップする際、後述するように大幅なスキップとなる場合があるため、キャンセル待ちを利用する顧客は店舗付近にいることが好ましい。そこで、キャンセル待ちデータD21は、さらに、来店証明データD202を含んでいてもよい。来店証明データD202は、キャンセル待ち顧客が、店舗又は店舗付近に来たことを証明するデータである。来店証明データD202は、例えば、来店したキャンセル待ち顧客が店舗用端末6に対し所定の操作を行うことにより店舗用端末6からサーバ装置2へ送信される。
なお、キャンセル待ちデータD21には、上述以外の他の情報が含まれていてもよい。また、順番待ちデータD11及びキャンセル待ちデータD21は、店舗ごとに呼び出し順で管理されることが好ましい。
しきい値データD2は、後述する不在無断キャンセルが発生し、キャンセル待ちをしている顧客が順番待ち行列をスキップする際に、順番の割り込みが可能な最前の位置を示す。なお、しきい値データD2は、店舗ごとに任意の値に設定され、管理されることが好ましい。
制御部22は、各種ソフトウェア(プログラム)を実行し、サーバ装置2全体を制御する。制御部22は、例えば、CPU(Central Processing Unit)、MPU(Micro Processing Unit)、DSP(Digital Signal Processor)などである。
制御部22は、例えば、記憶部21、通信部23、データベースDBと内部バスB1により電気的に接続されており、各部からのコマンドなどに基づいて、各部の諸動作を制御する。制御部22は、サーバ装置2に入力されたデータ、又はそれらのデータの計算結果に基づいて各部を制御し、必要に応じて各部にコマンドなどを出力する。
制御部22は、例えば、記憶部21に格納されたプログラムPを実行することにより、例えば、受付・順番管理部221、キャンセル待ち処理部222、来店証明受付部223、又は、通知部224、UI生成部225として機能する。
受付・順番管理部221は、ユーザ端末4及び店舗用端末6を介して行われる順番待ち行列への参加要求、キャンセル待ち要求、その他上述のステータス情報D103の更新に関わるあらゆる要求を受信する。そして、受付・順番管理部221は、受信した各種要求に基づき、待ち行列データD1を更新する。
キャンセル待ち処理部222は、キャンセル発生時にキャンセル待ち顧客が1組以上存在する場合、順番待ち行列に対してキャンセル待ち顧客の割り込み処理を実行する。
来店証明受付部223は、キャンセル待ち顧客の来店証明を受付ける。来店証明受付部223は、ユーザ端末4及び店舗用端末6より受信した来店証明データD202を、記憶部21へ格納する。
通知部224は、ユーザ端末4への通知を行う。通知部224は、順番待ち又はキャンセル待ちを受付完了又はキャンセル完了した旨、順番待ち行列に所定の変化が生じた旨などを顧客に通知する。通知の方法は、例えば、ユーザ端末4へのメール送信、ユーザ端末4に対するプッシュ通知などがあるが、これらに限定されない。
UI生成部225は、ユーザ端末4及び店舗用端末6が表示するユーザインタフェースを含む表示データを生成し、通信部23を経由してユーザ端末4及び店舗用端末6にこの表示データを送信する。
通信部23は、サーバ装置2を有線又は無線通信によりネットワークNに接続させる。通信部23は、ネットワークNを経由してユーザ端末4及び店舗用端末6とのコマンド、アドレス、データ、信号などの送受信を制御する。ネットワークNは、具体的には、インターネットなどである。
データベースDBは、顧客又は順番待ちに関するデータを格納する。データベースDBは、例えば会員データD3を格納する。ここで、会員とは、店舗を利用する顧客のうち、あらかじめ顧客情報を登録した顧客を指す。会員データD3には、例えば、会員番号、名前、年齢、性別、順番待ち及びキャンセル待ちの利用履歴、よく利用する店舗などの情報が含まれる。
なお、待ち行列データD1は、記憶部21に加えてデータベースDBに格納されてもよい。これにより、サーバ装置2は、店舗における過去の待ち行列データD1を解析することにより、顧客に様々なサービスが提供可能となる。データベースDBには、上述以外の他のデータが格納されてもよい。
ユーザ端末4は、例えば、スマートフォン、タブレット型コンピュータ、ノート型コンピュータなどのモバイル型端末でもよく、又は、デスクトップ型コンピュータなどの据え置き型端末でもよい。
ユーザ端末4は、例えば、記憶部41と、制御部42と、通信部43と、入力部44と、表示部45とを含む。
記憶部41は、記憶部21と同様に、ユーザ端末4の記憶領域を構成する。
制御部42は、制御部22と同様、各種ソフトウェア(プログラム)を実行し、ユーザ端末4全体を制御する。制御部42は、例えば、記憶部41、通信部43、入力部44、表示部45と内部バスB2により電気的に接続されており、各部からのコマンドなどに基づいて、各部の諸動作を制御する。
制御部42は、例えば、クライアント機能部422を含む。クライアント機能部422は、ユーザ端末4をサーバ装置2のクライアントとして機能させるために必要な処理を行う。本実施形態においては、サーバ装置2は、例えばウェブサーバの機能を有し、クライアント機能部422は、例えばブラウザの機能を備える。すなわち、ユーザ端末4のクライアント機能部422は、サーバ装置2のUI生成部225が生成した表示データを受信し、受信した表示データをブラウザを用いて表示部45に表示し、又は、ブラウザ上で書き換えられた表示データをサーバ装置2へ送信する。表示データには、例えばユーザインタフェース、待ち行列データD1に含まれるデータ、などが含まれる。ユーザ端末4のユーザは、表示部45を通じてサーバ装置より受信した表示データを確認可能である。さらに、ユーザは入力部44を経由して表示部45に表示された表示データを書き換え可能である。
なお、クライアント機能部422は、通信部43を経由してサーバ装置2へ更新要求を送信することにより、サーバ装置2のUI生成部225より最新の表示データを受信し、受信した表示データに基づいてブラウザの表示を更新する。
通信部43は、ユーザ端末4を有線又は無線通信によりネットワークNに接続させる。通信部43は、ネットワークNを経由してサーバ装置1とコマンド、アドレス、データ、信号などの送受信を制御する。
入力部44は、ユーザ端末4への入力を入力データとして受付ける。入力部44は、例えばキーボード、マウス、タッチパネル、マイクなどの入力装置うち少なくとも1つを含む。また、入力部44は、例えばカメラなどの撮像装置又は読み取り装置を含んでいてもよい。
表示部45は、制御部42の指令により生成される画面及びデータを、ユーザ端末4のユーザが視認可能な形式で出力する。表示部45は、例えばディスプレイを含む。
店舗用端末6は、ユーザ端末4と同様に、記憶部61と、制御部62と、通信部63と、入力部64と、表示部65とを含む。
記憶部61、制御部62、通信部63、表示部65の機能及び構成は、ユーザ端末4の記憶部41、制御部42、通信部43の役割と同等である。
入力部64は、例えばディスプレイに設けられたタッチパネルであることが好ましい。タッチパネルとしては、例えば、マトリクス状に配置されたスイッチ、抵抗膜方式、表面弾性波方式、赤外線方式、電磁誘導方式、静電容量方式などを用いることができる。ユーザがディスプレイ上の表示をタッチすると、入力部64はタッチパネル上のタッチされた位置を検知し、その位置情報を入力データとして制御部62へ出力する。なお、入力部64は、タッチパネル以外の入力装置でもよい。
店舗用端末6は、1つの店舗内に、顧客が操作する用途の顧客用端末6Aと、店舗スタッフが操作する用途のスタッフ用端末6Bの2種類の店舗用端末6が設けられていてもよい。
また、店舗用端末6のうち少なくとも顧客用端末6Aは、上述のように出力装置8に接続されることが好ましい。なお、出力装置8は、店舗用端末6に含まれていてもよい。
なお、本実施形態において、ユーザ端末4と店舗用端末6とは、ネットワークNを経由して、又は近距離無線通信などにより相互に通信可能であってもよい。例えば、ユーザ端末4と店舗用端末6とは、Bluetooth(登録商標)、NFC(Near Field Communication)、その他規格に準拠する近距離無線通信により通信可能であってもよい。
図3は、本実施形態に係るユーザ端末4の順番待ち及びキャンセル待ち受付画面の一例を示す図である。より具体的には、図3は、例えばユーザ端末4のクライアント機能部422がサーバ装置2のUI生成部225に店舗Aの順番待ち及びキャンセル待ち受付画面の表示データを問い合わせ、ユーザ端末4の表示部45がUI生成部225より受信した表示データを視認可能に表示した状態を表す。
ユーザ端末4のユーザは、例えば表示部45に備えられたタッチパネルを用いて、順番待ち及びキャンセル待ち受付画面のユーザインタフェースを操作可能である。
順番待ち及びキャンセル待ち受付画面は、例えば、表示U1と、ボタンBT1と、ボタンBT2と、ボタンBT3とを含む。
表示U1は、顧客がこれから順番待ち又はキャンセル待ちを行う店舗Aの現在の順番待ち行列に関する情報を含む。より具体的には、例えば表示U1は、現在時刻U1a、現在の順番待ち組数U1b、現在の順番待ち時間U1cなどを含む。また、表示U1は、表示U1を最新の情報に更新するための更新ボタンU1dを含んでいてもよい。更新ボタンが押下されると、ユーザ端末4のクライアント機能部422は、通信部43を経由してサーバ装置2へ最新の表示データを問い合わせるコマンドを送信する。そして、クライアント機能部422は、サーバ装置2より受信した最新の表示データを表示部45に表示する。
ボタンBT1は、順番待ちのみを行うボタンである。このボタンを押下し、順番待ちに必要なデータ(例えば、顧客情報D102など)を入力することにより、顧客は順番待ち行列に参加することができる。サーバ装置2は、ユーザ端末4より顧客情報D102を受信し、この顧客情報D102に基づいて順番待ちデータD11を新規に作成し、待ち行列データD1に追加する。
ボタンBT2は、順番待ちとキャンセル待ちの両方を行うためのボタンである。このボタンを押下し、ボタンBT1と同様に順番待ちに必要なデータを入力することにより、顧客は順番待ち行列への参加に加え、キャンセル待ちを行うことができる。サーバ装置2は、順番待ちデータD11及びキャンセル待ちデータD21を新規に作成し、待ち行列データD1に追加する。
ボタンBT3は、すでに店舗Aで受付済の順番待ちに対してキャンセル待ちを行うためのボタンである。後からキャンセル待ちを行うためには、先に店舗Aの店舗用端末6で受付けた順番待ちを特定する必要がある。このため、例えば、店舗Aでの順番待ち受付け時に、サーバ装置2の受付・順番管理部221により当該順番待ちを特定可能な識別番号D101が発行され、この識別番号D101が店舗用端末6を介して顧客に通知される。なお、識別番号D101は、例えば、出力装置8により発券される受付票に記載されてよく、店舗用端末6の表示部65に表示されてもよく、又は、ユーザ端末4へメールなどを用いて送信されてもよい。また、受付票に記載される識別番号D101は、例えば、数字、文字列、バーコード、QRコード(登録商標)、ICタグなど、人間又は機械が認識可能な態様で表示される。顧客は、ボタンBT3の押下後にユーザ端末4にこの識別番号D101を入力し(又は、ユーザ端末4にこの識別番号を読み取らせ)、所定の操作を行うことで、ユーザ端末4からサーバ装置2へこの識別番号D101を送信する。そして、サーバ装置2は、キャンセル待ちデータD21を新規に作成して待ち行列データD1に追加するとともに、このキャンセル待ちデータD21をこの識別番号D101に対応する順番待ちデータD11に紐づける。
なお、キャンセル待ち受付画面は、上述以外の他のユーザインタフェースを含んでもよい。例えば、ボタンBT1の押下により順番待ちを行った後に、当該順番待ちに加えてキャンセル待ちを行う旨のボタンが表示されてもよい。また、ボタンBT1、ボタンBT2、又はBT3により順番待ち又はキャンセル待ちを行った後に、順番待ち又はキャンセル待ちをキャンセル可能なボタンが表示されてもよい。
また、店舗用端末6にも図3と同様のインタフェースを有する順番待ち及びキャンセル待ち受付画面を表示可能である。
図4は、本実施形態に係る順番待ち及びキャンセル待ち受付処理の一例を示すフローチャートである。より具体的には、図4は、図3のボタンBT2が押下された場合のユーザ端末4の表示部45に表示されるユーザインタフェース、及び、サーバ装置2が行う処理を示す。
なお、上述のように、本実施形態においては、ユーザ端末4はブラウザとして動作するため、ユーザ端末4が表示するユーザインタフェースを含む表示データはサーバ装置2のUI生成部225が生成する。以下では、UI生成部225の当該表示データの生成に必要な処理は省略する。
ステップS101において、ユーザ端末4のクライアント機能部422は、顧客からのボタンBT2(「順番待ち&キャンセル待ち」ボタン)の押下を受付ける。
ステップS102において、クライアント機能部422は、順番待ちに必要なデータの入力を顧客に促す。顧客は、例えば表示部45の表示に従い、入力部44を用いて顧客情報D102などを入力する。なお、顧客が既にサーバ装置2に会員登録されている場合は、顧客情報D102の入力は、例えば、会員番号の入力などで代用可能である。
ステップS103において、サーバ装置2の受付・順番管理部221は、ステップS102において入力された顧客情報D102に基づき、順番待ちデータD11を生成する。受付・順番管理部221は、例えば、生成した順番待ちデータD11を、店舗Aの待ち行列データD1の最後尾に追加する。
ステップS104において、クライアント機能部422は、キャンセル待ちの受付を開始する。クライアント機能部422は、顧客がキャンセル待ちを初めて行うか否か、すなわちキャンセル待ちの説明を求めるか否かの入力を顧客に促す。
顧客がキャンセル待ちを初めて行う場合は、クライアント機能部422は、ステップS105において、キャンセル待ちのチュートリアルを表示しても良い。そうでない場合は、処理はステップS106に進む。
なお、店舗Aがキャンセル待ち不可の店舗である場合は、クライアント機能部422は、その旨を表示し処理を終了してもよい。
ステップS106において、クライアント機能部422は、顧客に対し、仮課金を行うユーザインタフェースを表示する。サーバ装置2の受付・順番管理部221は、仮課金のフローに従い、当該顧客に対する仮課金処理を実行する。なお、キャンセル待ちの利用が無償である場合は、ステップS106の処理は不要である。
ステップS107において、サーバ装置2の受付・順番管理部221は、ステップS103において生成した順番待ちデータD11に紐づけてキャンセル待ちデータD21を生成する。なお、受付・順番管理部221は、顧客が会員である場合は、データベースDBをアクセスし、会員データD3に順番待ち及びキャンセル待ちの利用履歴を追加してもよい。
ステップS108において、通知部224は、順番待ち及びキャンセル待ちが完了した旨を、顧客に通知する。
ステップS109において、クライアント機能部422は、順番待ち及びキャンセル待ちの受付完了表示を行う。また、クライアント機能部422は、サーバ装置2に対して最新の順番待ちデータD11に基づいた順番待ち一覧の表示データを問い合わせ、表示部45に表示してもよい。
なお、店舗用端末6においてもユーザ端末4と同様のユーザインタフェースを表示可能であり、この場合の店舗用端末6及びサーバ装置2の処理は、図4と同様である。
上述の処理に加え、ユーザ端末4及び店舗用端末6は、所定の条件のもとで、来店証明データD202を発行する。
所定の条件は、例えば下記のような態様をとりうる。ユーザ端末4が来店証明データD202を発行する場合、例えばユーザ端末4の備えるGPSなどによりユーザ端末4の位置が店舗の位置に重なった(又は接近した)と判断された場合に、顧客が店舗付近に来たと判断されてもよい。店舗用端末6が来店証明データD202を発行する場合、例えば顧客が店舗用端末6上で当該顧客を識別可能なデータ(例えば、会員番号、識別番号D101など)の入力及び来店証明データD202の発行操作をすることなどにより、当該顧客が店舗付近に来たと判断されてもよい。また、顧客の持つユーザ端末4が店舗用端末6と近距離無線通信可能な距離まで接近することにより、顧客が店舗付近に来たと判断されてもよい。この場合、店舗用端末6は、ユーザ端末4より近距離無線通信により当該顧客を識別可能なデータを受信し、当該データとともに来店証明データD202を発行し、サーバ装置2へ送信してもよい。
ステップS110において、ユーザ端末4の制御部42又は店舗用端末6の制御部62は、例えば上述の条件のもとで来店証明データD202を発行し、サーバ装置2に送信する。
ステップS111において、サーバ装置2の受付・順番管理部221は、ステップS110においてユーザ端末4又は店舗用端末6より来店証明データD202を受信し、記憶部21に記録(格納)する。
なお、ユーザ端末4又は店舗用端末6が来店証明を受付けるタイミングは、例えば、キャンセル待ちの受付完了時でもよく、キャンセル待ち開始後であってもよい。例えば、サーバ装置2の受付・順番管理部221は、キャンセル待ち顧客の並び順(優先順位)を、来店証明データD202を受付けた順番としてもよい。また、例えば、サーバ装置2の受付・順番管理部221は、キャンセル待ちの受付完了後、一定時間内に来店証明データD202が受信されない場合は、キャンセル待ちの受付を取り消す(キャンセルする)としてもよい。
図5は、本実施形態に係る順番待ち及びキャンセル待ち受付処理の第2の例を示すフローチャートである。より具体的には、図5は、図3のボタンBT3が押下された場合のユーザ端末4の表示部45に表示されるユーザインタフェース、及び、サーバ装置2が行う処理を示す。なお、図4に示す処理と同じ処理については説明を省略する。
ステップS201において、ユーザ端末4のクライアント機能部422は、顧客からのボタンBT3(「店舗受付のキャンセル待ち」ボタン)の押下を受付ける。
ステップS202において、ユーザ端末4のクライアント機能部422は、顧客に店舗受付の順番待ち情報の入力を促す。より具体的には、クライアント機能部422は、例えば顧客に店舗Aでの受付け時に発券される受付票に記載された識別番号を入力させてもよく、又は、ユーザ端末4の入力部44を用いてこの識別番号を読み取ってもよい。
ステップS203〜S205の処理は、ステップS104〜S106の処理と同等である。
ステップS206において、サーバ装置2の受付・順番管理部221は、ステップS202において入力された店舗受付の順番待ち情報に基づいて、すでに店舗受付された順番待ちデータD11を検索する。より具体的には、例えば、受付・順番管理部221は、受信した店舗受付の順番待ち情報に含まれる識別番号と、既に待ち行列データD1に格納済の順番待ちデータD11の識別番号D101とを比較し、識別番号が一致する順番待ちデータD11を探索する。
ステップS207において、サーバ装置2の受付・順番管理部221は、キャンセル待ちデータD21を新規に作成し、ステップS206で検索した順番待ちデータD11に紐づける。
ステップS208,S209の処理は、ステップS108,S109の処理と同等である。
なお、図5の例では、顧客は事前に店頭にて発券済みであるため、ステップS110,S111に相当する来店証明データD202の発行処理は不要である。
図6は、本実施形態に係るキャンセル待ち処理部222の動作の一例を示すフローチャートである。図6では、キャンセル発生時に、キャンセル待ちを行った顧客の順番待ち行列に対する割り込み処理について詳細に説明する。
ステップS301において、キャンセル待ち処理部222は、サーバ装置2がユーザ端末4又は店舗用端末6から通信部23を経由して受信するキャンセル要求を監視する。なお、キャンセル待ち処理部222は、受付・順番管理部221がキャンセル要求を受付けた場合に、受付・順番管理部221よりキャンセル要求を受付けた旨の通知を受信してもよい。
ステップS302において、キャンセル待ち処理部222は、上述のように、ユーザキャンセル、店舗キャンセル、不在無断キャンセルの3種類のキャンセルを検出する。ユーザキャンセル又は店舗キャンセルが検出された場合は、処理はステップS307に進む。一方、不在無断キャンセルが検出された場合は、処理はステップS303へ進む。また、キャンセル待ち処理部222は、キャンセルを検出した場合に、キャンセルした顧客の顧客情報D102又は識別番号D101を用いて待ち行列データD1を探索することにより、キャンセルした顧客の順番待ちデータD11を特定する。
ステップS303において、キャンセル待ち処理部222は、記憶部21に格納されている該当する店舗のしきい値データD2を取得する。
ステップS304において、キャンセル待ち処理部222は、しきい値データD2が示す位置の顧客に対応する順番待ちデータD11のステータス情報D103を参照し、しきい値データD2が示す位置の顧客が再案内待ち状態であるか否かを確認する。
当該顧客が再案内待ち状態でない場合、ステップS305において、キャンセル待ち処理部222は、割り込み先位置をしきい値データD2が示す位置とする。
一方、当該顧客が再案内待ち状態である場合、ステップS306において、キャンセル待ち処理部222は、割り込み先位置をしきい値データD2が示す位置+1の位置(しきい値データD2が示す位置よりも1つ後ろ)とする。これにより、例えば店舗スタッフが設定した(行列に戻した)再案内待ち状態の顧客よりも前に割り込むことにより、他の顧客が混乱することを避ける。
さらに、ステップS307においては、ユーザキャンセル又は店舗キャンセルが検出された場合の割り込み先位置が設定される。ステップS307において、キャンセル待ち処理部222は、割り込み先位置をキャンセルした顧客の位置とする。これにより、キャンセル待ちする顧客の順番は、キャンセルした顧客の位置に順番に繰り上がるため、キャンセル待ちをしていない他の顧客の順番に影響を与えずに順番待ち行列をスキップすること
ができる。
ステップS302において不在無断キャンセルが検出された場合、ステップS308において、キャンセル待ち処理部222は、順番待ちデータD11のステータス情報D103を確認し、割り込み先位置又は割り込み先位置の1つ前の位置にいる顧客がキャンセル待ち顧客であるか否かを確認する。
割り込み先位置の顧客がキャンセル待ち顧客である場合、割り込み処理が行われると、行列の後ろのキャンセル待ち顧客が前のキャンセル待ち顧客を飛び越してしまう。したがってこの場合は、キャンセル待ち処理部222は、割り込み処理を行わずに処理を終了してもよい。
また、割り込み先位置又は割り込み先位置の1つ前の位置にいる顧客がキャンセル待ち顧客である場合、例えば不在無断キャンセルが短時間で頻繁に発生した際に都度割り込み処理が行われると、割り込み先位置(しきい値データD2が示す位置)付近にキャンセル待ち顧客が連続して割り込み、通常の順番待ち顧客を圧迫する。したがってこの場合も、キャンセル待ち処理部222は、キャンセル待ち処理を行わずに処理を終了してもよい。
ステップS309において、キャンセル待ち処理部222は、割り込み処理対象のキャンセル待ち顧客を決定し、割り込み処理を実行する。キャンセル待ち処理部222は、例えば、待ち行列D1を探索し、顧客の順番待ちデータD11にキャンセル待ちデータD21が紐づけられているか否かにより、当該顧客がキャンセル待ち顧客であるか否かを判断してもよい。キャンセル待ち処理部222は、順番待ち行列に複数のキャンセル待ち顧客が存在する場合は、例えば、割り込み先位置より後方かつ割り込み先位置に一番近いキャンセル待ち顧客を対象に割り込み処理を実行する。キャンセル待ち処理部222は、割り込み処理中又は割り込み処理の完了後に、キャンセルした顧客及び割り込み処理対象のキャンセル待ち顧客のステータス情報D103を、割り込み処理後の順番に対応するように書き換える(更新する)。
ステップS310において、キャンセル待ち処理部222は、ステップS309で実行した割り込み処理において、割り込み処理対象のキャンセル待ち顧客が順番待ち行列を1組以上スキップしたか否かを判定する。
1組以上スキップした場合、ステップS311において、キャンセル待ち処理部222は、キャンセル待ち割り込みを実行した旨を顧客に通知する。通知の方法は、上述のステップS108、S208と同様である。また、キャンセル待ち処理部222は、記憶部21をアクセスし、待ち行列データD1のスキップ履歴データD201を更新する。
一方、1組以上スキップしない場合は、通常の順番待ちと同じであるため、顧客への通知及びスキップ履歴データD201の更新は行わない。
ステップS312において、キャンセル待ち処理部222は、次のキャンセル待ち顧客の割り込み処理を行うために、割り込み先位置を更新する。より具体的には、キャンセル待ち処理部222は、割り込み処理を完了したキャンセル待ち顧客の元の位置を、次のキャンセル待ち顧客の割り込み先位置とする。
ステップS313において、キャンセル待ち処理部222は、全てのキャンセル待ち顧客に対して割り込み処理を完了したか否かを確認する。
割り込み処理を未実行の顧客が存在する場合は、ステップS309に戻り、次の割り込み処理対象のキャンセル待ち顧客を決定する。より具体的には、割り込み処理を未実行のキャンセル待ち顧客のうち、割り込み先位置より後方かつ割り込み先位置に一番近いキャンセル待ち顧客を次の割り込み処理対象と決定する。
一方、全てのキャンセル待ち顧客に対して割り込み処理を完了した場合は、処理を終了する。受付・順番管理部221は、ステータス情報D103に含まれる現在の順番、残りの予想待ち時間などを更新する。
なお、ステップS311の顧客への通知処理及びスキップ履歴データD201の更新処理は、例えば、全てのキャンセル待ち顧客に対する割り込み処理が完了した後に行われてもよい。
また、サーバ装置2の受付・順番管理部221は、キャンセル待ち顧客が1組以上スキップした際に、当該キャンセル待ち顧客に対し課金を確定する処理を実行してもよい。より具体的には、サーバ装置2の受付・順番管理部221は、キャンセル待ち顧客がキャンセル発生により1組以上スキップした後に案内済み状態となった場合、すなわちキャンセル待ち機能を利用して実際に待ち時間が短縮されたと判断した場合、課金を確定する処理を実行してもよい。この場合、例えば店舗スタッフが顧客を案内済み状態とするための案内ボタンを誤操作したことに気づき、この誤操作を取り消して当該顧客を順番待ち行列に戻す操作を行った場合に、課金処理だけが先に実行されてしまう可能性がある。したがって、この問題の発生を回避するため、サーバ装置2の受付・順番管理部221は、一定時間後に顧客の順番待ちステータスを確認し、案内済み状態となっていることを再度確認した後にこの課金確定処理を実行してもよい。
一方、キャンセル待ち顧客が1組以上スキップせずに順番待ちを終了又はキャンセルした場合は、当該キャンセル待ち顧客に対し、課金を取り消す処理を実行してもよい。
図7は、本実施形態に係るキャンセル待ち処理発生時の順番待ち行列の変化の第1の例を示す図である。図7では、図6で説明したキャンセル待ち処理部222の処理に従い、ユーザキャンセル又は店舗キャンセルが発生した場合の、キャンセル待ち顧客の順番待ち行列内での動きを詳細に説明する。
図7では、店舗Aにおいて10組の順番待ち行列(顧客E1〜E10)が発生しているとする。顧客E1〜E10は、それぞれ順番待ち行列の位置「1」〜「10」で順番待ちを行っている。また、キャンセル待ちを行う顧客は顧客E5,E6及びE9の3組であり、サーバ装置2による来店証明データD202の受付は完了しているものとする。
顧客E3がユーザキャンセル又は店舗キャンセルにより順番待ちをキャンセルした場合(ステップS302)、割り込み先位置は顧客E3の存在する「3」となる(ステップS307)。そして、割り込み先位置「3」の後方かつ割り込み先位置「3」に一番近いキャンセル待ち顧客E5が割り込み処理対象となり、割り込み処理が行われる(ステップS309)。この結果、顧客E5が「5」の位置から「3」の位置に割り込む。顧客E5は1組スキップしたため(ステップS310)、サーバ装置2よりスキップした旨の通知を受信すると同時に、顧客E5のスキップ履歴データD201が更新される(ステップS311)。
次に、割り込み処理を完了した顧客E5の元の位置「5」が、次の割り込み処理の割り込み先位置となる(ステップS312)。キャンセル待ち顧客3組の全てに対し割り込み処理が完了していないため、割り込み処理は続行し(ステップS313)、次のキャンセル待ち顧客E6に対する割り込み処理が行われる(ステップS309)。割り込み処理の結果、顧客E6は「6」の位置から「5」の位置に割り込む。顧客E6は1組以上スキップしていないため、顧客E6への通知及び顧客E6のスキップ履歴データD201の更新は行われない。
さらに、割り込み処理を完了した顧客E6の元の位置「6」が、次の割り込み処理の割り込み先位置となる(ステップS312)。キャンセル待ち顧客3組の全てに対し割り込み処理が完了していないため、割り込み処理は続行し(ステップS313)、次のキャンセル待ち顧客E9に対する割り込み処理が行われる(ステップS309)。割り込み処理の結果、顧客E9は「9」の位置から「6」の位置に割り込む。顧客E9は2組スキップしたため(ステップS310)、サーバ装置2よりスキップした旨の通知を受信すると同時に、顧客E9のスキップ履歴データD201が更新される(ステップS311)。これにより、キャンセル待ち顧客3組の全てに対し割り込み処理が完了したため(ステップS313)、割り込み処理は終了する。
上述の割り込み処理により、キャンセル待ち顧客E3,E5,E9はキャンセル発生により順番待ち行列をスキップすることができる。さらに、キャンセル待ちを行わない顧客E1,E2,E4,E7,E8は、顧客E3が行ったキャンセルの影響を受けずに順番待ちすることができる。なお、キャンセル待ち顧客のうち最後尾の顧客E9より後ろに並んでいる顧客E10は、キャンセルが発生したことにより、通常の順番待ちと同様に、1組繰り上がる。
図8は、本実施形態に係るキャンセル待ち処理発生時の順番待ち行列の変化の第2の例を示す図である。図8では、図6で説明したキャンセル待ち処理部222の処理に従い、不在無断キャンセルが発生した場合の、キャンセル待ち顧客の順番待ち行列内での動きを詳細に説明する。
図8では、図7と同様に店舗Aにおいて10組の順番待ち行列(顧客E1〜E10)が発生しているとする。キャンセル待ちを行う顧客は顧客E5及びE9の2組であり、サーバ装置2による来店証明データD202の受付は完了しているものとする。また、図8の例では、記憶部21に格納されている店舗Aのしきい値データD2は「3」であるとし、再案内待ち状態の顧客はいないものとする。
顧客E1が不在無断キャンセルとなった場合(ステップS302)、サーバ装置2のキャンセル待ち処理部222は、しきい値データD2を取得する(ステップS303)。しきい値データD2の示す「3」の位置の顧客E3が再案内待ち状態であるか否かが確認される(ステップS303)。顧客E3は再案内待ち状態でないため、割り込み先位置は「3」となる。そして、割り込み先位置「3」の後方かつ割り込み先位置「3」に一番近いキャンセル待ち顧客E5が割り込み処理対象となり、割り込み処理が行われる(ステップS309)。なお、先頭「1」の位置の顧客E1がキャンセルしたため、「2」の位置の顧客E2は「1」に繰り上がる。したがって、割り込み処理の結果、顧客E5が「5」の位置から「2」の位置に割り込む。顧客E5は2組スキップしたため(ステップS310)、サーバ装置2よりスキップした旨の通知を受信すると同時に、顧客E5のスキップ履歴データD201が更新される(ステップS311)。
次に、顧客E9が「9」の位置から、割り込み処理を完了した顧客E5の元の位置「5」の位置に割り込む。この割り込み処理は、図7で上述した処理と同様であるため、説明を省略する。
なお、顧客E3が再案内待ち状態である場合は、割り込み先位置は「4」となり、顧客E5は顧客E3の後ろに割り込むことになる。
また、顧客E3がキャンセル待ち顧客である場合に割り込み処理が行われると、顧客E3の位置はしきい値の制限により「3」のまま変化しないにもかかわらず、顧客E5が「3」の位置に割り込みを行うことになり、後ろのキャンセル待ち顧客E5が先のキャンセル待ち顧客E3を抜かしてしまう。このため、しきい値データD2の示す位置の顧客がキャンセル待ち顧客である場合は、割り込み処理は行われない(ステップS308)。
また、顧客E2がキャンセル待ち顧客である場合に割り込み処理が行われると、割り込み処理完了後の順番「1」及び「2」の位置にキャンセル待ち顧客E2,E5が連続する。このように、キャンセル待ち顧客が通常の順番待ち顧客を圧迫することを防ぐため、しきい値データD2の示す位置の1つ前の顧客がキャンセル待ち顧客である場合は、割り込み処理は行われなくてもよい(ステップS308)。
図9は、本実施形態に係るキャンセル待ち進捗状況画面の一例を示す図である。より具体的には、図9は、例えばユーザ端末4のクライアント機能部422がサーバ装置2のUI生成部225にキャンセル待ち進捗状況を確認可能な画面の表示データを問い合わせ、UI生成部225より受信した表示データが表示部45に視認可能に表示された状態を表す。
キャンセル待ち進捗状況画面は、例えば、表示U2と、表示U3とを含む。
表示U2は、順番待ち行列内での顧客の位置を図示する。例えば、表示U2は、図9に示すように、顧客の位置を含む所定の組数のアイコンの列(U2a)と、アイコンの順番を示す文字列(U2b)を含んでいてもよい。また、表示U2は、顧客の位置を視認しやすいように、顧客の位置のアイコン又は文字列を強調して表示してもよく(U2c)、又は、顧客の位置を強調する文字列を追加して表示してもよい(U2d)。
表示U3は、例えば、キャンセル待ち顧客がスキップした組数、及び、スキップしたことにより短縮された待ち時間を表示する。なお、表示U3に表示される情報は、上述のものに限られない。例えば、表示U3には、現在までのスキップ組数及び短縮時間の履歴の一覧が表示されてもよい。また、過去の待ち行列データD1がデータベースDBに蓄積されている場合、サーバ装置2のキャンセル待ち処理部222が、データベースDBに蓄積された過去の店舗Aにおける順番待ちデータD11、キャンセル待ちデータD21を解析することにより、キャンセル待ちを利用した場合の予想呼び出し時間を算出してもよい。この場合、表示U3には、予想呼び出し時間が表示されてもよい。
以上説明した本実施形態においては、順番待ちシステム1は、サーバ装置2の受付・順番管理部221により順番待ちの受付を行うとともに、例えば有料サービスとしてキャンセル待ちの受付を行う。キャンセル待ち処理部222は、キャンセル発生時に、例えばキャンセル待ち顧客をキャンセルした顧客の順番待ちの位置に割り込ませる。これにより、行列に並ぶことを敬遠する顧客がキャンセル待ちサービスを利用することにより、行列に並ぶ時間を短縮して入店可能となる。
また、不在無断キャンセルが発生した場合には、キャンセル待ち顧客が割り込み可能な位置にしきい値を設けることにより、例えば再案内待ち状態の顧客又は他の通常の順番待ちを行っている顧客が混乱することを避けることができる。
さらに、キャンセル待ちサービスを利用しない通常の順番待ちを行う顧客に対しては、キャンセルが発生することによる呼び出し順番の繰り上がりが発生しづらくなる。これにより、通常の順番待ちを行う顧客は、予想呼び出し時間前後の時間で呼出されるため、順番待ちシステム1を利用する顧客の利便性が高まる。また、店舗側にとっても、顧客の呼び出し時不在による店舗の売上ロスを低減することができる。
本実施形態において、顧客は、先に店舗で受付済の順番待ちに対してキャンセル待ちを行うことができる。すなわち、サーバ装置2は、キャンセル待ちのみを受付ける際に、先に店舗用端末6で受付けた順番待ちの識別番号を用いて、当該先の順番待ちを特定する。これにより、キャンセル待ちサービスを受付可能なタイミングが増えるため、顧客の利便性が高まる。
本実施形態において、ユーザ端末4又は店舗用端末6は、様々な態様により来店証明データを発行する。例えば、店舗用端末6は、キャンセル待ち顧客の操作により来店証明データを発行してもよい。また、例えば、店舗用端末6は、キャンセル待ち顧客の持つユーザ端末4と近距離無線通信可能となった場合に、来店証明データを発行してもよい。例えば、ユーザ端末4は、顧客の位置と店舗の位置が接近した場合に、来店証明データを発行してもよい。これにより、順番待ちシステム1を利用する顧客の利便性が高まる。
本実施形態において、ユーザ端末4は、キャンセル待ち進捗状況を表すキャンセル待ち進捗状況画面を表示する。キャンセル待ち進捗状況画面には、スキップした組数、スキップにより短縮した待ち時間、ユーザの位置を視認可能に表示する。これにより、顧客がキャンセル待ちサービスを利用して順番待ちをスキップする状況、すなわち有料サービスを利用した効果を容易に把握可能となり、顧客の利便性が高まる。
本実施形態において、店舗用端末6の表示部65には、順番待ちの識別番号D101(発券番号)が現在どの順序に位置しているのかが一覧で表示されることが好ましい。この場合、識別番号D101は顧客が視認しやすいよう連番となることが好ましい。しかしながら、キャンセル待ち機能によりスキップした顧客が存在する場合は、識別番号D101が不連続となるため、キャンセル待ちを行わない他の顧客は、例えば割り込みされたような違和感を覚える可能性がある。そこで、キャンセル待ちでスキップした顧客の識別番号D101は、一覧上では「C待ち」などの別の表現で表示してもよい。これにより、顧客に通常の順番待ちとは異なる順序規則の存在を認識させることができるため、顧客の違和感を軽減させることができる。
本実施形態において、順番待ち行列内におけるキャンセル待ち顧客の割合が所定の割合より多い場合(例えば、過半数を占めた場合)に、上述のようなキャンセル待ち機能を利用する利点が薄れる場合がある。したがって、サーバ装置2は、例えば一定時間内に受付けたキャンセル待ち顧客の数、又は、通常の順番待ち行列に並ぶ顧客の数に応じ、以後のキャンセル待ち受付け可能な顧客の数を制限してもよい。
本実施形態において、サーバ装置2はウェブサーバとして機能し、ユーザ端末4及び店舗用端末6の備えるブラウザを経由してサーバ装置2と通信を行うとして説明した。しかしながら、ユーザ端末4及び店舗用端末6は、サーバ装置2が管理するデータのうち必要なデータの一部を受信して端末内に格納し、端末内で当該データを更新してもよい。サーバ装置は、ユーザ端末4及び店舗用端末6内で更新されたデータとサーバ装置の管理するデータと同期する方法により、データ管理を行うとしてもよい。
以上、本実施形態を用いて本発明の説明を行ったが、この発明は上記各実施形態に限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で種々に変形することが可能である。また、上記各実施形態には種々の段階の発明が含まれており、開示される複数の構成要件の適宜な組み合わせにより種々の発明が抽出され得る。例えば各実施形態に示される全構成要件からいくつかの構成要件が削除されても、発明が解決しようとする課題の欄で述べた課題の少なくとも1つが解決でき、発明の効果の欄で述べられている効果の少なくとも1つが得られる場合には、この構成要件が削除された構成が発明として抽出され得る。
1…順番待ちシステム、2…サーバ装置、4…ユーザ端末、6…店舗用端末、8…出力装置、21…記憶部、22…制御部、23…通信部、41…記憶部、42…制御部、43…通信部、44…入力部、45…表示部、61…記憶部、62…制御部、63…通信部、64…入力部、65…表示部、221…受付・順番管理部、222…キャンセル待ち処理部223…来店証明受付部、224…通知部、225…UI生成部、422,622…クライアント機能部、B1,B2,B3…内部バス、N…ネットワーク。

Claims (7)

  1. 複数の顧客より順番待ち要求を受付け、前記複数の顧客のうち特定の顧客よりキャンセル待ち要求を受付ける第1の端末と、
    前記第1の端末と通信可能であり、前記第1の端末より受信した前記複数の顧客からの前記順番待ち要求に基づいて前記複数の顧客の順番待ち行列を管理する情報処理装置と、
    を備え、
    前記情報処理装置は、
    前記複数の顧客のうち第1の顧客が前記順番待ち要求をキャンセルした場合に、前記第1の顧客の順番を第1の割り込み先とし、前記特定の顧客のうち前記第1の顧客の後方のキャンセル待ち顧客を前記第1の割り込み先に割り込ませる第1の割り込み処理を実行する
    ことを特徴とする順番待ちシステム。
  2. 前記情報処理装置は、前記第1の顧客が前記順番待ち行列の先頭で不在のためキャンセルとなった場合に、前記順番待ち行列内で割り込み可能な最前の順番を示すしきい値に基づいて前記第1の割り込み位置を決定する
    ことを特徴とする請求項1に記載の順番待ちシステム。
  3. 施設内に設置され、前記複数の顧客より前記順番待ち要求を受付け、前記複数の顧客からの前記順番待ち要求を識別可能な識別番号を顧客に通知する第2の端末と、
    をさらに備え、
    前記第1の端末は、前記第2の端末が前記特定の顧客より前記順番待ち要求を受付けた後に、前記特定の顧客よりキャンセル待ち要求を受付ける場合に、前記特定の顧客に前記順番待ち要求を識別可能な前記識別番号の入力を促し、入力された前記識別番号とともに前記キャンセル待ち要求を前記情報処理装置へ送信し、
    前記情報処理装置は、前記識別番号に基づいて、前記特定の顧客の前記順番待ち要求と前記キャンセル待ち要求とを紐づけて管理する
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の順番待ちシステム。
  4. 施設内に設置される第2の端末と、
    をさらに備え、
    前記第2の端末は、前記特定の顧客が前記施設に来たことを示す来店証明データを発行し、前記情報処理装置へ前記来店証明データを送信する
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載の順番待ちシステム。
  5. 複数の顧客より順番待ち要求を受付け、前記複数の顧客のうち特定の顧客よりキャンセル待ち要求の入力を受付ける受付部と、
    前記複数の顧客のうち第1の顧客が前記順番待ち要求をキャンセルした場合に、前記第1の顧客の順番を第1の割り込み先とし、前記特定の顧客のうち前記第1の顧客の後方のキャンセル待ち顧客を前記第1の割り込み先に割り込ませる第1の割り込み処理を実行する処理部と、
    を具備する
    ことを特徴とする順番待ち管理装置。
  6. 複数の顧客の順番待ち行列を管理する情報処理装置が実行する順番待ち行列の制御方法であって、
    複数の顧客より順番待ち要求を受付けることと、
    前記複数の顧客のうち特定の顧客よりキャンセル待ち要求の入力を受付けることと、
    前記複数の顧客のうち第1の顧客が順番待ちをキャンセルした場合に、前記第1の顧客の順番を第1の割り込み先とし、前記特定の顧客のうち前記第1の顧客の後方のキャンセル待ち顧客を前記第1の割り込み先に割り込ませる第1の割り込み処理を実行することと
    を具備する
    順番待ち行列の制御方法。
  7. コンピュータを、
    複数の顧客より順番待ち要求を受付け、前記複数の顧客のうち特定の顧客よりキャンセル待ち要求の入力を受付ける第1の制御手段と、
    前記複数の顧客のうち第1の顧客が順番待ちをキャンセルした場合に、前記第1の顧客の順番を第1の割り込み先とし、前記特定の顧客のうち前記第1の顧客の後方のキャンセル待ち顧客を前記第1の割り込み先に割り込ませる第1の割り込み処理を実行する第2の制御手段と、
    して機能させるためのプログラム。
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