JP6253244B2 - 監視制御装置及び監視システム - Google Patents

監視制御装置及び監視システム Download PDF

Info

Publication number
JP6253244B2
JP6253244B2 JP2013086397A JP2013086397A JP6253244B2 JP 6253244 B2 JP6253244 B2 JP 6253244B2 JP 2013086397 A JP2013086397 A JP 2013086397A JP 2013086397 A JP2013086397 A JP 2013086397A JP 6253244 B2 JP6253244 B2 JP 6253244B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
generator
current
time
remaining
monitoring
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2013086397A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2014211680A (ja
Inventor
翔 高橋
翔 高橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Toshiba Infrastructure Systems and Solutions Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba Infrastructure Systems and Solutions Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp, Toshiba Infrastructure Systems and Solutions Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP2013086397A priority Critical patent/JP6253244B2/ja
Publication of JP2014211680A publication Critical patent/JP2014211680A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6253244B2 publication Critical patent/JP6253244B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Testing And Monitoring For Control Systems (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Automation & Control Theory (AREA)

Description

本実施形態は、発電機を監視する監視制御装置及び監視システムに関する。
従来は、発電機の導入段階で必要な負荷を選び、負荷に見合う発電容量を決め、発電機の運転時間に見合う燃料タンクの容量を決めていた。発電機運転時には、油面計から分かる残油量と、経験値としての平均燃料消費量から発電機の残りの運転可能時間を予測して運用を行っていた。
特開平10−142023号公報
しかしながら、発電機の負荷の増減によって発電機の残りの運転可能時間は変わるため、監視員は、発電機の残りの運転可能時間を正確に把握することが困難であった。そのため、監視制御装置は、発電機の運転時に、残油量がある一定量(ΔL1)を下回った際に油面低下の警報を発生させていた。また、監視制御装置は、残油量がさらに下回りある一定量(ΔL2)を下回った場合には、発電機の運転を停止させていた。
本発明は、発電機の残りの運転可能時間をより正確に算出する監視制御装置及び監視システムを提供することである。
実施形態によれば、監視制御装置は、受信手段と、演算処理手段とを備える。前記受信手段は、発電機で用いられる燃料の現在の残量に関する情報を受信する。前記演算処理手段は、現状の発電機負荷での燃料消費量及び前記残量を用いて前記発電機の残りの運転可能時間を算出する。
実施形態に係る一例となる監視システムの構成図。 実施形態に係る一例となる監視制御装置による処理を示すフローチャート。
以下、本実施形態について図面を参照して説明する。
はじめに、実施形態に係る一例となる監視システム1の構成について説明する。図1は、一例となる監視システム1の構成図である。監視システム1は、n個(nは1以上)の第1の監視子局(監視装置)10−1〜第nの監視子局(監視装置)10−n、監視制御装置20を備える。互いに離間して配置されている第1の監視子局20−1〜第nの監視子局20−n及び監視制御装置10は、互いに信号の授受が可能となるようにデータ伝送路30を介して接続されている。
第1の監視子局10−1〜第nの監視子局10−nは、各種設備、装置等と接続され、監視、制御する。
第1の監視子局10−1は、電気室に配置されている。第1の監視子局10−1は、受変電設備401と接続されている。第1の監視子局10−1は、受変電設備401を監視する装置である。受変電設備401は、電力会社または後述する発電機403から電気の供給を受け、必要な電圧に変換し、各負荷設備へ配電する設備である。なお、負荷設備は、発電機403の負荷(以降、発電機負荷という)となり得る設備、装置等である。
第1の監視子局10−1は、受変電設備401との間で各種信号を送受信する。例えば、第1の監視子局10−1は、監視制御装置20からの指示に基づいて、受変電設備401の運転のON(開始)またはOFF(停止)を指示する運転信号を受変電設備401に送信する。例えば、第1の監視子局10−1は、受変電設備401の運転状態を通知する運転状態信号を受変電設備401から受信する。例えば、第1の監視子局10−1は、監視制御装置20からの指示に基づいて、各負荷設備への配電の開始、停止を切り替えるために、各負荷設備と接続されたフィーダの遮断を指示する信号を受変電設備401に送信する。例えば、第1の監視子局10−1は、各フィーダの現在時刻(リアルタイムまたは現在ということもある)の消費電力量(単位時間当たり)に関する情報を含む信号を受変電設備401から受信する。
第1の監視子局10−1は、処理部101、記憶部102、第1の通信部103、第2の通信部104を備える。処理部101は、第1の監視子局10−1を構成する各要素の動作を制御する。記憶部102は、オペレーティングシステムおよびアプリケーションプログラムを記憶する。さらに、記憶部102は、各種データを記憶する。第1の通信部103は、第1の監視子局10−1と監視システム1を構成する他の各要素との間で各種信号を送受信する。第2の通信部104は、第1の監視子局10−1と受変電設備401との間で上述したような各種信号を送受信する。
第nの監視子局10−nは、発電機室に配置されている。第nの監視子局10−nは、発電機制御装置402を介して、発電機403と接続されている。第nの監視子局10−nは、発電機制御装置402を介して発電機403を監視する装置である。発電機制御装置402は、発電機403の動作を制御する。発電機403は、需要家の常用または非常用電源として備えられている設備である。発電機403は、発電機403で用いられる燃料である重油の現在時刻(リアルタイムまたは現在ということもある)の残油量を計測する図示しない油面計を備えた燃料タンクを備える。
第nの監視子局10−nは、発電機制御装置402との間で各種信号を送受信する。例えば、第nの監視子局10−nは、監視制御装置20からの指示に基づいて、発電機403の運転のONまたはOFFを指示する運転信号を発電機制御装置402に送信する。例えば、第nの監視子局10−nは、発電機403の運転状態を通知する運転状態信号を、発電機制御装置402を介して発電機403から受信する。例えば、第nの監視子局10−nは、発電機403で用いられる燃料の現在時刻の残油量に関する情報を含む信号を、発電機制御装置402を介して発電機403から取得する。なお、第nの監視子局10−nは、第1の監視子局10−1が備える処理部101、記憶部102、第1の通信部103、第2の通信部104と同様の構成を備えていてもよく、説明を省略する。
他の監視子局は、発電機403が発電した電力を消費する図示しない負荷設備と接続されている。他の監視子局は、負荷設備との間で各種信号を送受信する。例えば、他の監視子局は、監視制御装置20からの指示に基づいて、負荷設備の運転のONまたはOFFを指示する運転信号を負荷設備に送信する。例えば、他の監視子局は、負荷設備の運転状態を通知する運転状態信号を負荷設備から受信する。なお、他の監視子局は、第1の監視子局10−1が備える処理部101、記憶部102、第1の通信部103、第2の通信部104と同様の構成を備えていてもよく、説明を省略する。
監視制御装置20は、監視室に配置されている。監視制御装置20は、第1の監視子局10−1〜第nの監視子局10−nを制御することで、これらに接続された各種設備、装置等を監視し、状況に応じて制御する。
監視制御装置20は、処理部(演算処理手段)201、記憶部(記憶手段)202、通信部203、表示部204、警報発生部205を備える。処理部201は、監視制御装置20を構成する各要素の動作を制御する。また、処理部201は、監視システム1全体を制御するための各種演算を実行する。処理部201は、一例として、後述するように、第1の監視子局10−1、第nの監視子局10−nから受信した情報を参照して、現状(現在ということもある)の発電機負荷での発電機403の残りの運転可能時間(以降、残運転時間という)を演算する。
記憶部202は、オペレーティングシステムおよびアプリケーションプログラムを記憶する。さらに、記憶部202は、各種データを記憶する。例えば、記憶部202は、過去の時刻毎及び曜日毎の各フィーダの消費電力量(単位時間当たり)、過去の時刻毎及び曜日毎の残油量及び発電機負荷での燃料消費量(単位時間当たり)、過去の時刻毎及び曜日毎の平均燃料消費量(単位時間当たり)などの状態変化の記録(以降、過去のトレンドデータという)を保存する。過去のトレンドデータは、監視制御装置20が第1の監視子局10−1、第nの監視子局20−nそれぞれから取得した情報に基づいて記憶部202に保存される。過去の時刻毎及び曜日毎の各フィーダの消費電力量は、監視制御装置20が第1の監視子局10−1から所定のタイミングで受信する各フィーダの現在時刻の消費電力量に関する情報に基づいて算出される。過去の時刻毎及び曜日毎の残油量及び発電機負荷での燃料消費量は、監視制御装置20が第nの監視子局10−nから所定のタイミングで受信する現在時刻の残油量に関する情報に基づいて算出される。過去の時刻毎及び曜日毎の平均燃料消費量も、監視制御装置20が第nの監視子局10−nから所定のタイミングで受信する現在時刻の残油量に関する情報に基づいて算出される。なお、平均燃料消費量は、例えば、過去1月の同じ時刻の平均、同じ曜日の平均などであるが、限定されない。なお、過去のトレンドデータは、上記以外の過去の電力に関するデータを含んでいてもよく、限定されない。
通信部203は、監視制御サーバ20と監視システム1を構成する他の各要素との間で信号を送受信する。
表示部204は、各種情報を表示するディスプレイである。
警報発生部205は、警報を鳴動させるスピーカである。
次に、実施形態の作用について説明する。図2は、実施形態に係る一例となる監視制御装置20による処理を示すフローチャートである。
処理部201は、発電機403が運転中か否かを判断する(Block1001)。処理部201は、通信部203が第nの監視子局10−nを介して発電機403から受信する運転状態信号に基づいて、発電機403が運転中か否かを判断する。発電機403が運転中でない場合(Block1001、No)、処理部201は、Bloc1001に戻って、発電機403が運転中になるまで待つ。
発電機403が運転中である場合(Block1001、Yes)、処理部201は、発電機403の残油量を測定する(Block1002)。Block1002では、処理部201は、通信部(受信手段)203が発電機403で用いられる燃料の現在時刻の残油量に関する情報を含む信号を第nの監視子局10−nから受信することで、発電機403の残油量を取得できる。
処理部201は、残油量が一定量(ΔL1)以下か否かを判断する(Block1003)。残油量がΔL1以下でない場合(Block1003、No)、処理部201は、Bloc1001に戻って、発電機403の残油量を測定する。残油量がΔL1以下である場合(Block1003、Yes)、処理部201は、その旨のメッセージ、サイレンなどの警報音を警報発生部205から鳴動させるように制御する(Block1004)。監視員は、警報音を聞くことで、発電機403の残油量が少なくなっていることを把握し、対処することができる。
処理部201は、Block1002の処理とほぼ同じタイミングで、以下に説明するBlock1005〜Block1007のうちの少なくとも1つの処理を実行する。
Block1005では、処理部201は、現状の発電機負荷での燃料消費量(単位時間当たり)を取得する。例えば、処理部201は、通信部203が第nの監視子局10−nから受信する残油量に関する情報を参照し、単位時間当たりの残油量の変化量に基づいて、現状の発電機負荷での燃料消費量を取得する。
Block1006では、処理部201は、各フィーダの現在時刻の消費電力量(単位時間当たり)を取得する。処理部201は、通信部203が第1の監視子局10−1から受信する各フィーダの現在時刻の消費電力量に関する情報に基づいて、各フィーダの現在時刻の消費電力量を取得する。
Block1007では、処理部201は、記憶部202に保存されている過去のトレンドデータを取得する。
処理部201は、現状の発電機負荷での燃料消費量及び各フィーダの現在時刻の消費電力量及び過去のトレンドデータのうちの少なくとも1つ、並びに残油量を用いて、発電機403の残運転時間を演算する(Blcok1008)。残運転時間の演算例については、後述する。
処理部201は、残運転時間を演算した後、後述するBlock1009及びBlock1010を組とする処理、Block1011の処理、並びにBlock1012〜Block1013を組とする処理のうち少なくとも1つの処理を実行する。
Block1009では、処理部201は、残運転時間が一定時間(ΔT1)以下か否かを判断する。残運転時間が一定時間ΔT1以下でない場合(Block1009、No)、処理部201は、残運転時間がΔT1以下になるまで待つ。残運転時間が一定時間ΔT1以下である場合(Block1009、Yes)、処理部201は、該当フィーダを遮断制御する(Block1010)。Block1010では、処理部201は、予め決められたフィーダの遮断を指示する信号を、第1の監視子局10−1を介して受変電設備401に送信する。受変電設備401が予め決められたフィーダを遮断すると、このフィーダと接続されている負荷設備には、電力供給がなされなくなる。
遮断対象となるフィーダは、例えば、負荷設備の重要度に応じて予め決められている。予め決められたフィーダが遮断されると、発電機負荷は軽減し、発電機403における燃料消費量または発電機負荷での消費電力量も軽減する。その結果、運転中の負荷設備の運転時間は長くなる。なお、処理部201は、1つのフィーダだけでなく複数のフィーダの遮断を指示する信号を受変電設備401に送信してもよい。例えば、処理部201は、残運転時間に応じて、重要度の低い負荷設備順に、その負荷設備に接続されているフィーダを1以上適宜選択するようにしてもよい。例えば、処理部201は、予め決められた重要な負荷設備以外の全ての負荷設備に関するフィーダの遮断を指示する信号を受変電設備401に送信してもよい。監視制御装置20は、重要な負荷設備のみ運転を継続させることで、この重要な負荷設備の運転時間を最大限に延ばすことができる。
Block1011では、処理部201は、残運転時間を表示部204に表示するように制御する。監視員は、表示部204の画面上で残運転時間を見ることで、発電機負荷を軽減するなど、残運転時間が少ないことに適切に対処することができる。
Block1012では、処理部201は、残運転時間が一定時間(ΔT2)以下か否かを判断する。残運転時間が一定時間ΔT2以下でない場合(Block1012、No)、処理部201は、残運転時間が一定時間ΔT2以下になるまで待つ。残運転時間が一定時間ΔT2以下である場合(Block1012、Yes)、処理部201は、その旨のメッセージ、サイレンなどの警報音を警報発生部205から鳴動させるように制御する(Block1013)。監視員は、警報音を聞くことで、発電機負荷を軽減するなど、残運転時間が少ないことに適切に対処することができる。
処理部201は、警報履歴を記憶部202に保存する。警報履歴は、例えば、警報発生時におけるBlock1005で取得された現状の発電機負荷での燃料消費量、Block1006で取得された各フィーダの現在時刻の消費電力量及びBlock1008で演算された残運転時間などのうちの少なくとも1つのデータを含む。なお、Block1014の処理は、必須ではなく、任意であってもよい。
Block1010、Block1011及びBlock1014のうちの少なくとも1つの処理の後、処理部201は、残油量がΔL1より少ない一定量(ΔL2)以下か否かを判断する(Block1015)。残油量がΔL2以下でない場合(Block1015、No)、処理部201は、残油量がΔL2以下になるまで待つ。残油量がΔL2以下である場合(Block1015、Yes)、処理部201は、発電機403の運転停止を制御する(Block1016)。Block1016では、処理部201は、発電機403の運転のOFFを指示する運転信号を発電機制御装置402に送信するように制御する。発電機制御装置402は、運転信号に基づいて、発電機403の運転を停止させる。
次に、Block1008における残運転時間の算出例について説明する。
例えば、処理部201は、現状の発電機負荷での燃料消費量及び残油量を用いて、残運転時間を算出する。
例えば、処理部201は、各フィーダの現在時刻の消費電力量及び残油量を用いて、残運転時間を算出する。
例えば、処理部201は、過去のトレンドデータ及び残油量を用いて、残運転時間を算出する。処理部201は、過去のトレンドデータに含まれる燃料消費量または消費電力量の何れか1つを用いて、残運転時間を算出できる。なお、処理部201は、過去のトレンドデータに含まれる燃料消費量を用いて取得した残運転時間と、過去のトレンドデータに含まれる消費電力量を用いて取得した残運転時間との平均をとって、残運転時間を算出してもよい。
例えば、処理部201は、現状の発電機負荷での燃料消費量または各フィーダの現在時刻の消費電力量の何れか1つ及び過去のトレンドデータ、並びに残油量を用いて、残運転時間を算出することができる。この場合、処理部201は、現在時刻から予め定められた時間ΔT3の間は、現状の発電機負荷での燃料消費量または各フィーダの現在時刻の消費電力量の何れか1つを用い、時間ΔT3以降は過去のトレンドデータを用いて残運転時間を算出する。例えば、処理部201は、現状の発電機負荷での燃料消費量または各フィーダの現在時刻の消費電力量に基づいて時間ΔT3の間に発電機403が使用する燃料量を算出し、残油量から時間ΔT3に使用される燃料量を減算した燃料量及び過去のトレンドデータを用いて時間ΔT3以降の発電機403の運転可能時間を算出する。処理部201は、時間ΔT3に時間ΔT3以降の運転可能時間を加算して残運転時間を算出する。時間ΔT3は、例えば、3時間、6時間などの時間単位であっても、1日または3日などの日単位でもよい。
例えば、処理部201は、現状の発電機負荷での燃料消費量または各フィーダの現在時刻の消費電力量の何れか1つ及び過去のトレンドデータ、並びに残油量を用いて、残運転時間を算出するが、現状の発電機負荷での消費電力量または各フィーダの現在時刻の燃料消費量の何れか1つよりも過去のトレンドデータを用いる比率を経時的に上げて残運転時間を算出するようにしてもよい。例えば、処理部201は、現在時刻から1時間毎に過去のトレンドデータの比率を10%ずつ上げるようにしてもよい。現在時刻から1時間は、現状の発電機負荷での燃料消費量または各フィーダの現在時刻の消費電力量の何れか1つを用いる割合を100%とし、過去のトレンドデータを用いる割合を0%として、処理部201は、この1時間に発電機403が使用する燃料量を算出する。次の1時間は、現状の発電機負荷または各フィーダの現在時刻の消費電力量の何れか1つを用いる割合を90%とし、過去のトレンドデータを用いる割合を10%として、処理部201は、この1時間に発電機403が使用する燃料量を算出する。次の1時間は、現状の発電機負荷での燃料消費量または各フィーダの現在時刻の消費電力量の何れか1つを用いる割合を80%とし、過去のトレンドデータを用いる割合を20%として、処理部201は、この1時間に発電機403が使用する燃料量を算出する。処理部201は、各時間における燃料量の積算値が残油量に到達するまで演算を続け、現在時刻から各時間における燃料量の積算値が残油量に到達するまでの時間を残運転時間として算出する。処理部201は、現在時刻からの経過時間が短ければ、現状の発電機負荷での燃料消費量または各フィーダの現在時刻の消費電力量を用いた方がより正確な残運転時間を演算できる。一方、処理部201は、現在時刻からの経過時間が長くなればなるほど、過去のトレンドデータに依存した方がより正確な残運転時間を演算できる。
なお、処理部201は、残運転時間の演算手法によっては、Block1002〜Block1005のうちの必要な情報を取得するための処理をすればよく、全ての処理をする必要はない。
なお、処理部201は、Block1014で保存した警報履歴を参照して残運転時間を演算するようにしてもよい。例えば、処理部201は、警報回数に応じた所定の係数を各フィーダの消費電力量に乗じて得られた値を用いてもよい。例えば、処理部201は、警報を多発したフィーダの消費電力量を2倍にして用いてもよい。これは、消費電力量の測定値に誤りがある可能性があるため、消費電力量を補正するためである。
本実施形態によれば、発電機403の残運転時間をより正確に算出することが可能となる。予め決められたフィーダを遮断することで、重要な負荷設備をできるだけ長い時間継続して運転させることが可能となる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
以下、本願の出願当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[C1]
発電機で用いられる燃料の現在の残量に関する情報を受信する受信手段と、
現状の発電機負荷での燃料消費量及び前記残量を用いて前記発電機の残りの運転可能時間を算出する演算処理手段と、
を備える、監視制御装置。
[C2]
発電機で用いられる燃料の現在の残量に関する情報を受信する受信手段と、
各フィーダの現在の消費電力量及び前記残量を用いて前記発電機の残りの運転可能時間を算出する演算処理手段と、
を備える、監視制御装置。
[C3]
発電機で用いられる燃料の現在の残量に関する情報を受信する受信手段と、
過去の発電機負荷での燃料消費量及び各フィーダの消費電力量に関するトレンドデータを保存する記憶手段と、
前記トレンドデータ及び前記残量を用いて前記発電機の残りの運転可能時間を算出する演算処理手段と、
を備える、監視制御装置。
[C4]
発電機で用いられる燃料の現在の残量を取得する取得手段と、
過去の発電機負荷での燃料消費量及び各フィーダの消費電力量に関するトレンドデータを保存する記憶手段と、
現状の発電機負荷での燃料消費量または各フィーダの現在の消費電力量の何れか1つ及び前記トレンドデータ、並びに前記残量を用いて前記発電機の残りの運転可能時間を算出する演算処理手段と、
を備える、監視制御装置。
[C5]
前記演算処理手段は、現在時刻から予め定められた時間Tまでは前記現状の発電機負荷での消費電力量または前記各フィーダの現在の燃料消費量の何れか1つを用い、前記T以降は前記トレンドデータを用いて前記発電機の残りの運転可能時間を算出する、[C4]記載の監視制御装置。
[C6]
前記演算処理手段は、前記現状の発電機負荷での消費電力量または前記各フィーダの現在の燃料消費量の何れか1つよりも前記トレンドデータを用いる比率を経時的に上げて前記発電機の残りの運転可能時間を算出する、[C4]記載の監視制御装置。
[C7]
発電機で用いられる燃料の現在の残量に関する情報を前記発電機から取得する監視装置と、
前記残量に関する情報を前記監視装置から受信する受信手段と、
現状の発電機負荷での燃料消費量及び前記残量を用いて前記発電機の残りの運転可能時間を算出する演算処理手段と、
を備える、監視制御装置と、
を備える、監視システム。
[C8]
発電機で用いられる燃料の現在の残量に関する情報を前記発電機から取得する監視装置と、
前記残量に関する情報を前記監視装置から受信する受信手段と、
各フィーダの現在の消費電力量及び前記残量を用いて前記発電機の残りの運転可能時間を算出する演算処理手段と、
を備える、監視制御装置と、
を備える、監視システム。
[C9]
発電機で用いられる燃料の現在の残量に関する情報を前記発電機から取得する監視装置と、
前記残量に関する情報を前記監視装置から受信する受信手段と、
過去の発電機負荷での燃料消費量及び各フィーダの消費電力量に関するトレンドデータを保存する記憶手段と、
前記トレンドデータ及び前記残量を用いて前記発電機の残りの運転可能時間を算出する演算処理手段と、
を備える、監視制御装置、
を備える、監視システム。
1…監視システム、10−1…第1の監視子局、10−n…第nの監視子局、20…監視制御装置、30…データ伝送路、101…処理部、102…記憶部、103…第1の通信部、104…第2の通信部、201…処理部、202…記憶部、203…通信部、204…表示部、205…警報発生部、401…受変電設備、402…発電機制御装置、403…発電機。

Claims (4)

  1. 発電機で用いられる燃料の現在の残量を取得する取得手段と、
    現状の発電機負荷での燃料消費量または各フィーダの現在の消費電力量の何れか1つ及び過去の発電機負荷での燃料消費量及び各フィーダの消費電力量に関するデータ、並びに前記残量を用いて前記発電機の残りの運転可能時間を算出する演算処理手段と、
    を備え、
    前記演算処理手段は、現在時刻から予め定められた時間Tまでは前記現状の発電機負荷での消費電力量または前記各フィーダの現在の燃料消費量の何れか1つを用い、前記T以降は前記データを用いて前記発電機の残りの運転可能時間を算出する監視制御装置。
  2. 発電機で用いられる燃料の現在の残量を取得する取得手段と、
    現状の発電機負荷での燃料消費量または各フィーダの現在の消費電力量の何れか1つ及び過去の発電機負荷での燃料消費量及び各フィーダの消費電力量に関するデータ、並びに前記残量を用いて前記発電機の残りの運転可能時間を算出する演算処理手段と、
    を備え、
    前記演算処理手段は、前記現状の発電機負荷での消費電力量または前記各フィーダの現在の燃料消費量の何れか1つよりも前記データを用いる比率を経時的に上げて前記発電機の残りの運転可能時間を算出する監視制御装置。
  3. 発電機で用いられる燃料の現在の残量に関する情報を前記発電機から取得する監視装置と、
    前記残量に関する情報を前記監視装置から受信する受信手段と、
    現状の発電機負荷での燃料消費量または各フィーダの現在の消費電力量の何れか1つ及び過去の発電機負荷での燃料消費量及び各フィーダの消費電力量に関するデータ、並びに前記残量を用いて前記発電機の残りの運転可能時間を算出する演算処理手段と、
    を備え、
    前記演算処理手段は、現在時刻から予め定められた時間Tまでは前記現状の発電機負荷での消費電力量または前記各フィーダの現在の燃料消費量の何れか1つを用い、前記T以降は前記データを用いて前記発電機の残りの運転可能時間を算出する監視制御装置、
    を備える、監視システム。
  4. 発電機で用いられる燃料の現在の残量に関する情報を前記発電機から取得する監視装置と、
    前記残量に関する情報を前記監視装置から受信する受信手段と、
    現状の発電機負荷での燃料消費量または各フィーダの現在の消費電力量の何れか1つ及び過去の発電機負荷での燃料消費量及び各フィーダの消費電力量に関するデータ、並びに前記残量を用いて前記発電機の残りの運転可能時間を算出する演算処理手段と、
    を備え、
    前記演算処理手段は、前記現状の発電機負荷での消費電力量または前記各フィーダの現在の燃料消費量の何れか1つよりも前記データを用いる比率を経時的に上げて前記発電機の残りの運転可能時間を算出する監視制御装置、
    を備える、監視システム。
JP2013086397A 2013-04-17 2013-04-17 監視制御装置及び監視システム Active JP6253244B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013086397A JP6253244B2 (ja) 2013-04-17 2013-04-17 監視制御装置及び監視システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013086397A JP6253244B2 (ja) 2013-04-17 2013-04-17 監視制御装置及び監視システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014211680A JP2014211680A (ja) 2014-11-13
JP6253244B2 true JP6253244B2 (ja) 2017-12-27

Family

ID=51931424

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013086397A Active JP6253244B2 (ja) 2013-04-17 2013-04-17 監視制御装置及び監視システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6253244B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6659222B2 (ja) * 2015-02-13 2020-03-04 株式会社東芝 発電機監視装置、発電機監視方法及びプログラム
JP6563257B2 (ja) * 2015-06-10 2019-08-21 株式会社東芝 監視制御装置、監視制御方法及びプログラム

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005032702A (ja) * 2003-06-18 2005-02-03 Matsushita Electric Ind Co Ltd 燃料電池用燃料タンク及び燃料電池システム
JP2005284982A (ja) * 2004-03-30 2005-10-13 Matsushita Electric Works Ltd 異常診断装置、異常診断方法、発電装置監視システム、及び燃料切れ報知装置
JP2007199872A (ja) * 2006-01-24 2007-08-09 Ntt Facilities Inc 情報機器電源管理システム、情報機器電源管理装置、及び、情報機器電源管理方法
JP2007322055A (ja) * 2006-05-31 2007-12-13 Toyotomi Co Ltd 石油燃焼器の制御装置
JP4542071B2 (ja) * 2006-08-28 2010-09-08 株式会社日立製作所 遠隔監視システム、遠隔監視装置及び遠隔監視方法
JP5242988B2 (ja) * 2007-10-23 2013-07-24 株式会社エヌ・ティ・ティ・データ 統合需要予測装置、統合需要予測方法、及び統合需要予測プログラム
JP3156077U (ja) * 2009-10-01 2009-12-10 サコス株式会社 情報収集管理ボックス付き発電機
JP2011248461A (ja) * 2010-05-24 2011-12-08 Hitachi Ltd 需要予測装置、需要予測方法及び需要予測プログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2014211680A (ja) 2014-11-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
TWI528157B (zh) 使用於分散式網路的不斷電電源供應器
US20110179342A1 (en) Communication error monitoring system of power device based on ethernet and method thereof
JP2011504082A (ja) 需要側電力負荷管理の方法並びにそれに関連する装置及びシステム
CN108631323B (zh) 用于冗余线路电压降补偿的系统和方法
EP2721706A2 (en) Method and apparatus for controlling energy services based on market data
JP2013226046A5 (ja) 電力供給制御装置、電力供給制御方法及び停電管理装置
US8121743B2 (en) Power restoration management method and system
JP2012108882A (ja) デバイスに冗長電力を供給するシステム及び装置
JP6253244B2 (ja) 監視制御装置及び監視システム
JP2006320102A (ja) 電力系統の監視制御システム
JP2011193639A (ja) デマンド制御装置およびデマンド制御方法
KR20130026980A (ko) 전원 제어 시스템 및 전원 제어 방법
US9312727B2 (en) Local monitoring apparatus, monitoring system and method of digital protective relay
JP3201812U (ja) 電力制御装置
US20160322820A1 (en) Power management apparatus, power management system, and power management method
ES2746149T3 (es) Procedimiento, sistema y producto de programa informático para el control y/o la regulación de un sistema eléctrico de energía
JP2021023004A5 (ja)
KR20150101759A (ko) 실시간 수요전력 및 요금 관리 시스템
US20200100001A1 (en) Wireless communication device, control program and control method
JP2013003784A (ja) 火災報知設備の電源装置
JP2010045950A (ja) デマンド監視装置
CN105204384A (zh) 电机群运行监控方法
EP2690751B1 (en) Remote annunciator
JP5684338B2 (ja) エレベータ制御装置およびエレベータ制御方法
US10912104B2 (en) Interleaved, static time division multiple access (TDMA) for minimizing power usage in delay-sensitive applications

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160303

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170314

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170515

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170808

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20170904

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20170905

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20171005

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20171031

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20171128

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6253244

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150