JP2013003784A - 火災報知設備の電源装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】電源装置に接続する外部機器によっては、ヒューズによる保護が適切であるのか、過電流保護素子による保護が適切なのかが異なる。そのため、外部機器に合わせて電源装置からの電源の出力(供給)の保護を決定して機器を手配する必要がある。特に電源装置から複数の電源の出力をする場合には、生産部門では、ヒューズによる保護と過電流保護素子による保護の組合せの種類分の生産および管理を行わなければならなかった。
【解決手段】商用電源から供給された電圧を所定の電圧に変換して出力する火災報知設備の電源装置において、前記火災報知設備の電源装置は、ヒューズと、過電流保護素子と、スイッチとを備え、前記スイッチにより前記ヒューズまたは前記過電流保護素子のどちらか一方を経由して所定の電圧に変換した電圧を出力することを特徴とする。
【選択図】図2
【解決手段】商用電源から供給された電圧を所定の電圧に変換して出力する火災報知設備の電源装置において、前記火災報知設備の電源装置は、ヒューズと、過電流保護素子と、スイッチとを備え、前記スイッチにより前記ヒューズまたは前記過電流保護素子のどちらか一方を経由して所定の電圧に変換した電圧を出力することを特徴とする。
【選択図】図2
Description
この発明は、外部の装置に電源供給を行う火災報知設備の電源装置に関する。
従来、商用電源から供給された電圧を所定の電圧に変換して、外部機器に電圧を供給する火災受信機の電源装置では、所定の電圧に変換する回路は、ヒューズを介して、電源端子から外部の機器(以後、外部機器と呼ぶ)へ電源を供給することにより、外部の機器の故障や外部の機器までの配線の短絡や外部機器の故障による過電流でヒューズが切断して電源装置が故障しないようにしていた。(例えば、特許文献1)
近年では、ヒューズに代わり、過電流が発生すると内部温度が上昇することで抵抗値が高くなり電流を緩やかに遮断する過電流保護素子(例えば、タイコエレクトロニクスレイケム株式会社の商品名「ポリスイッチ(登録商標)」)を用いて、過電流の要因が取り除かれると電流の遮断が解除され、ヒューズのように交換する必要がない保護手段による電源装置も要望されている。
近年では、ヒューズに代わり、過電流が発生すると内部温度が上昇することで抵抗値が高くなり電流を緩やかに遮断する過電流保護素子(例えば、タイコエレクトロニクスレイケム株式会社の商品名「ポリスイッチ(登録商標)」)を用いて、過電流の要因が取り除かれると電流の遮断が解除され、ヒューズのように交換する必要がない保護手段による電源装置も要望されている。
ヒューズは、過電流が発生したときに早急に切断できるが、電源を供給したときに突入電流が流れる外部機器を接続する場合には、突入電流で切断されることがある。一方、過電流保護素子は突入電流を流すことができるが、外部機器が故障した際に過電流を遮断するまでの間に、外部機器によっては過電流により加熱するにとどまらず周囲に被害を拡大させる恐れがある。
上記の様に、電源装置に接続する外部機器によっては、ヒューズによる保護が適切であるのか、過電流保護素子による保護が適切なのかが異なる。
そのため、外部機器に合わせて電源装置からの電源の出力(供給)の保護の方法を決定して装置を手配する必要がある。特に電源装置から複数の電源の出力をする場合には、生産部門では、ヒューズによる保護と過電流保護素子による保護の組合せ数の種類の電源装置の生産および管理を行わなければならなかった。
本発明の火災報知設備の電源装置は、商用電源から供給された電圧を所定の電圧に変換して出力する火災報知設備の電源装置において、前記火災報知設備の電源装置は、ヒューズと、過電流保護素子と、スイッチとを備え、前記スイッチにより前記ヒューズまたは前記過電流保護素子のどちらか一方を経由して外部に所定の電圧を出力することを特徴とする。
本発明によれば、火災報知設備の電源装置は、ヒューズと、過電流保護素子と、スイッチとを備え、スイッチによりヒューズまたは前記過電流保護素子のどちらか一方を経由して外部に変換した電圧を出力するため、接続する外部機器に応じた適切な過電流の保護を選択することができる。また、1種類の電源装置でヒューズによる保護と、過電流保護素子による保護を切り換えて対応できるため、生産および管理が容易である。
本実施の形態について図1〜2に基づいて説明する。
本発明に係わる火災報知設備の電源装置は、火災感知器等から火災信号を受信すると、外部機器に電源を出力(供給)して外部機器を動作させる火災報知設備の火災受信機に利用される場合を例に説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係わる火災報知設備の電源装置を含む火災受信機の構成を示すブロック図である。図1に示すように、火災受信機1は、制御部11と、記憶部12と、電源装置15と、火災受信部13−1、・・・、13−nと、外部機器出力部15−1、・・・、15−nと、表示操作部16とで構成される。
制御部11は、記憶部12に格納されたプログラムに従い火災受信機を制御するプログラム実行手段である。記憶部12は、火災受信機のプログラムを格納するとともに、連動データが格納されている。火災受信部13−1、・・・、13−n(総称して火災受信部13と呼ぶ)は、火災受信部13に接続される図示しない火災感知器からの火災信号を受信して制御部11に火災発生を通知する。外部機器出力部14−1、・・・、14−n(総称して外部機器出力部14と呼ぶ)は、制御部11の制御に従い、電源装置15の出力を外部機器出力部14に接続される図示しない外部機器に供給する。
電源装置15は、商用電源から電圧を変換して火災受信機1の各部に電源を供給する。また、外部機器出力部14を介して図示しない外部機器に変換した所定の電圧を出力(供給)する。表示操作部16は、表示部と火災受信機1の各機能を起動するための操作部を備えている。
次に、このような火災受信機1の動作を説明する。
火災受信部13−1は、火災受信部13−1に接続される火災感知器が火災を検出して送信した火災信号を受信すると、制御部11に火災が発生したことを通知する。通知を受けた制御部11は、表示操作部16に火災を表示させるとともに、記憶部12に格納されている連動データにより、火災受信部13−1に対応する外部機器出力部14−2を制御して、外部機器出力部14−2に接続されている例えばベルに電源装置15で変換した電圧を出力して、ベルを鳴動させて火災を警報する。また、火災発生時以外にも表示操作部16の操作により、外部機器出力部14を制御して、電源装置15で変換された電圧を出力して外部機器を動作させることもできる。
図2は、本発明の実施の形態に係わる火災報知設備の電源装置15の構成を示すブロック図である。電源装置15は、トランス31と、整流回路32と、コンデンサ33と、充電回路34と、電池35と、リレー36と、定電圧回路37と、スイッチ38−1、・・・、38−nと、ヒューズ39−1、・・・、39−nと、過電流保護素子40−1、・・・、40−nとで構成されている。
電源装置15は、商用電源を受電して、トランス31で電圧を下げ、さらに、整流回路32で全波整流して、コンデンサ33で平滑することで約24Vの直流電圧に変換する。
平滑された直流電圧は、充電回路34により電池35を充電する。電池35は、停電時に火災受信機1に電源を供給して、火災の監視を継続するための電源である。商用電源を受電している状態では、直流電圧により、リレー36のコイル36aに電流が流れ、リレー接点36bがセット(オン)されて直流電圧側(商用電源側)に接続して、直流電圧が定電圧回路37およびスイッチ38−1、・・・、38−n(総称してスイッチ38と呼ぶ)に供給される。
停電時は、コイル36aに電流が流れないためリレー接点36bはリセット(オフ)され電池側に接続して電池35から電池電圧が定電圧回路37およびスイッチ38−1、・・・、38−nに供給される。なお、これ以降は、商用電源が供給されて直流電圧が定電圧回路37およびスイッチ38−1、・・・、38−nに供給されているものとして説明する。
定電圧回路37は、直流電圧をさらに低い電圧(例えば3.3V)に変換して制御部11等に電源を供給する。
スイッチ38は、電源装置15から外部電源出力部14への出力をヒューズ39で保護するか、過電流保護素子40で保護をするか選択するためのスイッチである。ここで、スイッチ38は、手動で選択するものでも、記憶部12にスイッチ38の設定情報を格納して電源投入時等に制御部11の制御で自動的に選択切替されるものでも良い。
外部電源出力部14に接続される外部機器が、例えば樹脂ケースに収納された回路基板等を有するものであれば、外部機器内で短絡が発生して過電流が発生したときに、早急に過電流を遮断しなければ、外部機器が発熱して焼損して周囲に被害をおよぼす可能性がある。そのため、スイッチ38をヒューズ39側に接続しておけば、過電流保護素子40と異なり、過電流が発生したときに早急に過電流を遮断することができる。
一方、外部出力部14に接続される外部機器が、例えば金属ケースに収納されたベルや防火戸等の防排煙機器を起動させるためのソレノイド等を有するものであれば、その外部機器内で短絡が発生して過電流が発生したとしても短時間で発熱により周囲を損傷させたりすることがない。そのため、スイッチ38を過電流保護素子40側に接続しておけば、ヒューズと異なり外部機器を修理又は交換した後に部品を交換する必要ないため便利である。
また、外部電源出力部14接続される外部機器が、内部にバックアップコンデンサなどを備えて電源を供給したときに突入電流が発生する外部機器を接続する場合にも、過電流保護素子40側にスイッチ38を接続しておけば、過電流保護素子40が突入電流で電流を遮断することがなく、一方、外部機器内で短絡が発生して過電流が流れ続けた場合には過電流を遮断することができる。
以上のように、本発明によれば、火災報知設備の電源装置は、ヒューズと、過電流保護素子と、スイッチとを備え、スイッチにより前記ヒューズまたは過電流保護素子のどちらか一方を経由して外部に所定の電圧を出力するため、接続する外部機器に応じた適切な過電流の保護を選択することができる。また、1種類の電源装置でヒューズによる保護と、過電流保護素子による保護を切り換えて対応できるため、生産および管理が容易である。
なお、本発明の実施の形態では、電源装置15で変換した電圧を、外部機器出力部14を介して必要に応じて外部機器に供給したが、外部機器出力部14を介さずに直接外部機器に常時供給するようにしても良い。
また、火災報知設備の電源装置は、火災受信機の電源装置に限定されず、それ以外の火災報知設備の電源装置であっても良い。
1:火災受信機、11:制御部、12:記憶部、13−1、・・・、13−n:伝送部、
14−1、・・・、14−n:外部機器用出力部、15:電源装置、31:トランス、
32:整流回路、33:コンデンサ、34:充電回路、35:電池、36:リレー、
37:定電圧回路、38−1、・・・38−n:スイッチ、39−1、・・・39−n:ヒューズ、40−1、・・・40−n:過電流保護素子、
14−1、・・・、14−n:外部機器用出力部、15:電源装置、31:トランス、
32:整流回路、33:コンデンサ、34:充電回路、35:電池、36:リレー、
37:定電圧回路、38−1、・・・38−n:スイッチ、39−1、・・・39−n:ヒューズ、40−1、・・・40−n:過電流保護素子、
Claims (1)
- 商用電源から供給された電圧を所定の電圧に変換して出力する火災報知設備の電源装置において、前記火災報知設備の電源装置は、ヒューズと、過電流保護素子と、スイッチとを備え、前記スイッチにより前記ヒューズまたは前記過電流保護素子のどちらか一方を経由して所定の電圧に変換した電圧を出力することを特徴とする火災報知設備の電源装置。
Priority Applications (1)
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JP2011133453A JP2013003784A (ja) | 2011-06-15 | 2011-06-15 | 火災報知設備の電源装置 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2011133453A JP2013003784A (ja) | 2011-06-15 | 2011-06-15 | 火災報知設備の電源装置 |
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Country Status (1)
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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KR20150029803A (ko) * | 2013-09-09 | 2015-03-19 | 한국전력공사 | 전력구용 화재수신반 |
DE102014105915A1 (de) * | 2014-04-28 | 2015-10-29 | Phoenix Contact Gmbh & Co. Kg | Energieversorgungsgerät |
CN107123229A (zh) * | 2017-06-15 | 2017-09-01 | 合肥讯邦网络科技有限公司 | 一种电子信息通讯信号处理系统 |
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2011
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DE102014105915A1 (de) * | 2014-04-28 | 2015-10-29 | Phoenix Contact Gmbh & Co. Kg | Energieversorgungsgerät |
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