JP6253174B2 - 夾雑物除去スクリーン装置の運転方法、およびスクリーンシステム - Google Patents

夾雑物除去スクリーン装置の運転方法、およびスクリーンシステム Download PDF

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Description

本発明は、スクリーン部材によって夾雑物を捕捉し、捕捉した夾雑物を除去する夾雑物除去スクリーン装置の運転方法、およびその夾雑物除去スクリーン装置を備えたスクリーンシステムに関する。
夾雑物を含んだ下水等の受入水から夾雑物を除去するスクリーン装置が知られている(例えば、特許文献1および2参照)。このスクリーン装置では、上流側と下流側をつなぐ間隔をあけて設けられたスクリーン部材の間隔を通過できずに捕捉された夾雑物を、スクリーン部材の上流側で移送させる移送駆動を行うことによって、その夾雑物を除去する。スクリーン部材によって捕捉される夾雑物は、スクリーン部材の間隔を塞ぐようにして捕捉される。
特開昭53−132149号公報 特開2004−183443号公報
しかしながら、上述のスクリーン装置では、スクリーン部材の間隔を通過してしまった夾雑物は除去することができない。そこで、スクリーン部材の間隔を狭くして夾雑物の除去率は向上させることが考えられるが、上記間隔をむやみに狭めてしまうと、スクリーン装置を通過する受入水の流量とのバランスから、スクリーン装置を必要以上に大型化しなければならなくなってしまう。また、特にひも状のものは、上記間隔を狭めても通過してしまいやすい。
本発明は上記事情に鑑み、スクリーン部材の間隔を本来なら通過してしまうような夾雑物までも除去することができる夾雑物除去スクリーン装置の運転方法、およびその夾雑物除去スクリーン装置を備えたスクリーンシステムを提供することを目的とする。
上記目的を解決する本発明の夾雑物除去スクリーン装置の運転方法は、上流側と下流側をつなぐ間隔をあけて設けられたスクリーン部材の該間隔を通過できずに該スクリーン部材の上流側で該間隔を塞ぐ夾雑物を該スクリーン部材の上流側で移送させる移送駆動を行うことによって、該夾雑物を除去する夾雑物除去スクリーン装置の運転方法において、
前記移送駆動を停止した状態で前記夾雑物を含んだ水を受け入れ、受け入れた水は前記間隔を通過させながら、該間隔を通過できない該夾雑物によって該間隔が徐々に塞がれる受入ステップと、
前記受入ステップ実行中の水位を監視する監視ステップと、
監視中の前記水位が、前記スクリーン部材の下端よりも上方に位置する所定の基準水位よりも高い駆動水位に達すると、前記移送駆動を開始させ、前記夾雑物を移送させる移送ステップと、
監視中の前記水位が前記基準水位に復帰すると、前記移送駆動を停止させる停止ステップとを有することを特徴とする。
本発明の夾雑物除去スクリーン装置の運転方法によれば、上記駆動水位に達するまで、上記移送駆動は行われない。すると、上記スクリーン部材の間隔は、夾雑物によって徐々に塞がれ、上記間隔は夾雑物によって狭められ、本来なら通過してしまうような夾雑物であっても通過することができなくなる。すなわち、スクリーン部材の間隔に引っ掛かった夾雑物に次の夾雑物が引っ掛かることが繰り返される。こうなると、スクリーン装置を通過する受入水の流量が減少し、水位は次第に上昇し、やがて、上記駆動水位に達する。ここで初めて上記移送駆動を行い、上記スクリーン部材の間隔に引っ掛かっていた夾雑物が除去され、スクリーン装置を通過する受入水の流量が元通りの流量に増加し、水位は上記基準水位まで下がる。こうして、上記移送ステップと上記停止ステップを繰り返し行うことで、スクリーン部材の間隔を本来なら通過してしまうような夾雑物であっても繰り返し除去することができるようになる。また、上記停止ステップと上記移送ステップとの時間間隔があけば空くほど、夾雑物除去スクリーン装置の駆動エネルギーを節約することができる。
なお、本発明の夾雑物除去スクリーン装置の運転方法は、下水処理施設に限らず、工業用水や農業用水等の水を処理する施設でも適用することができる。また、前記移送駆動は、夾雑物を段階的に移送する駆動であってもよいし、連続的に移送する駆動(例えば、ベルトコンベアによる駆動等)であってもよい。
また、本発明の夾雑物除去スクリーン装置の運転方法において、前記夾雑物除去スクリーン装置は、前記夾雑物を含んだ水を受け入れる水槽に設けられたものであり、
前記基準水位は、受け入れた水が前記水槽から排水され始める水位に設定されてもよい。
さらに、本発明の夾雑物除去スクリーン装置の運転方法において、前記移送ステップが、一対の固定スクリーン部材の間に設けられた稼働スクリーン部材を移動させることで、前記夾雑物を、前記固定スクリーン部材の長手方向に沿って段階的に移送させるステップであってもよい。また、本発明の夾雑物除去スクリーン装置の運転方法において、監視中の前記水位が、前記駆動水位よりも高い非常用水位に達すると水の受け入れを停止するステップを有し、
前記駆動水位は、前記基準水位より200mm〜300mm高い位置に設定されてもよい。
上記目的を解決する本発明のスクリーンシステムは、水槽内の水位を監視する水位監視手段と、
前記水槽の上流側と下流側をつなぐ間隔をあけて設けられたスクリーン部材の該間隔を通過できずに該スクリーン部材の上流側で該間隔を塞ぐ夾雑物を該スクリーン部材の上流側で移送させる移送駆動を行うことによって、該夾雑物を除去する夾雑物除去スクリーン装置と、
前記夾雑物除去スクリーン装置の移送駆動を制御する制御手段とを備え、
前記制御手段は、前記移送駆動を停止させ、受け入れた水は前記間隔を通過しながら、該間隔を通過できない該夾雑物によって該間隔が徐々に塞がれる状態において、前記水位監視手段によって監視中の前記水位が、前記スクリーン部材の下端よりも上方に位置する所定の基準水位よりも高い駆動水位に達すると、前記移送駆動を開始させ、該水位監視手段によって監視中の前記水位が前記基準水位に復帰すると、前記移送駆動を停止させるものであることを特徴とする。
本発明のスクリーンシステムによれば、上述の本発明の夾雑物除去スクリーン装置の運転方法を実施することができ、スクリーン部材の間隔を本来なら通過してしまうような夾雑物までも除去することができる。
なお、前記水位監視手段は、前記夾雑物除去スクリーン装置よりも下流側に排水口が設けられた水槽内の水位を監視するものであってもよい。
また、本発明のスクリーンシステムにおいて、前記基準水位は、受け入れた水が前記水槽から排水され始める水位に設定されていてもよい。
さらに、本発明のスクリーンシステムにおいて、前記夾雑物除去スクリーン装置が、一対の固定スクリーン部材と、該一対の固定スクリーン部材の間に設けられ、該固定スクリーン部材に対して移動する稼働スクリーン部材とを備え、
前記固定スクリーン部材が、長手方向に沿って固定段部が複数設けられたものであり、
前記稼働スクリーン部材が、長手方向に沿って稼働段部が複数設けられたものであり、
前記夾雑物除去スクリーン装置は、前記稼働段部に引っ掛かった夾雑物を、前記稼働スクリーン部材が移動することで、当該稼働段部よりも該稼働スクリーン部材の移動方向下
流側の前記固定段部に移送させるものであってもよい。また、本発明のスクリーンシステムにおいて、前記制御手段は、前記水位監視手段によって監視中の前記水位が、前記駆動水位よりも高い非常用水位に達すると水の受け入れを停止させるものであり、
前記駆動水位は、前記基準水位より200mm〜300mm高い水位に設定されていてもよい。
本発明によれば、スクリーン部材の間隔を本来なら通過してしまうような夾雑物までも除去することができる夾雑物除去スクリーン装置の運転方法、およびその夾雑物除去スクリーン装置を備えたスクリーンシステムを提供することができる。
下水処理場の中の一部の施設を模式的に示す図である。 本発明の一実施形態に相当する生汚泥用スクリーンシステムの正面図である。 図2に示す生汚泥用スクリーンユニットの平面図である。 排水用オーバーフローユニットの詳細を示す図である。 (a)は、夾雑物除去スクリーン装置に設けられたスクリーン部材を水槽の上流側から見た模式図であり、(b)は、夾雑物除去スクリーン装置22が夾雑物を除去する様子を幅方向から段階的に示す図である。 生汚泥用スクリーンシステムの制御手段が実行する夾雑物除去処理の流れを示すフローチャートである。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
図1は、下水処理場の中の一部の施設を模式的に示す図である。
この図1には、沈殿池10と、生汚泥用スクリーンユニット20と、スカムピット30と、スカム用スクリーンユニット40が示されている。
図1に示す沈殿池10は、長手方向の一端側(図1では左側)から汚水や雨水といった下水を受け入れ、受け入れた下水に含まれる汚泥を池底部1dに沈殿させ、他端側(図1では右側)から排水する。以下、図1における左方向を上流と称し、図1における右方向を下流と称する。この沈殿池10の上流側の池底部1dには、汚泥ピット11が設けられており、下流側の水面付近には排水樋12が設置されている。沈殿池10では、池底部1dに沈殿した汚泥を、不図示の汚泥掻寄機によって汚泥ピット11に集める。汚泥ピット11に集められた汚泥は、汚泥ポンプ111によって沈殿池1の外部に設置された生汚泥用スクリーンユニット20に送られる。汚泥ピット11に集められた汚泥には、水に沈むゴミ等の夾雑物が含まれている。以下、汚泥ピット11から生汚泥用スクリーンユニット20に送られる、汚泥を含んだ下水を、生汚泥と称する。生汚泥用スクリーンユニット20は、詳しくは後述するように、生汚泥に含まれている夾雑物を除去するユニットであって、この生汚泥用スクリーンユニット20によって夾雑物が除去された生汚泥は、その後、汚泥濃縮処理設備や汚泥脱水処理設備に送られる。また、沈殿池10では、水面W1付近に浮いているスカムを、不図示のスカム掻寄機によって排水樋12まで掻き寄せる。排水樋12は、スカムピット30に接続しており、スカムを含んだ下水(スカム水)は、スカムピット30に集められ、その後、スカムピット30からスカムポンプ301によって沈殿池1の外部に設置されたスカム用スクリーンユニット40に送られる。スカムピット30に集められたスカム水には、水に浮くゴミ等の夾雑物が含まれている。スカム用スクリーンユニット40は、スカム水に含まれている夾雑物であるスカムを除去するユニットであって、このスカム用スクリーンユニット40によってスカムが除去された水は、下水処理場内に返水される。
続いて、生汚泥用スクリーンユニット20を例にあげて説明するが、スカム用スクリーンユニット40についても同様である。
図2は、本発明の一実施形態に相当する生汚泥用スクリーンシステムの正面図である。
図2に示す生汚泥用スクリーンシステム2は、図1に示す生汚泥用スクリーンユニット20と制御手段50を備えたものである。
また、図3は、図2に示す生汚泥用スクリーンユニットの平面図である。この平面図は、生汚泥用スクリーンユニット20を上方から見たときの図に相当する。
図2および図3に示す生汚泥用スクリーンユニット20は、水槽21と、夾雑物除去スクリーン装置22と、水位センサ23を備えている。図2および図3に示す生汚泥用スクリーンユニット20はいずれも、図の左側から生汚泥を受け入れる(図中の太い矢印参照)。以下、図2および図3における左側を上流と称し、右側を下流と称する。また、図2において紙面に直交する方向、図3においては上下方向を幅方向と称することがある。
図2に示す水槽21の上流側の側壁の下半分位には、底部21aに向かうほど下流側に傾斜した傾斜部211が設けられており、下流側の側壁の下半分位には、底部21aに向かうほど上流側に傾斜した傾斜部212が設けられている。したがって、水槽21は、底部21a側が狭くなった形状のものである。この水槽21には、3つの水位が設定されている。最も低い水位が基準水位L1であり、最も高い水位が非常用水位L3であり、基準水位L1より所定長(ここでは200mm〜300mm)高い水位が駆動水位L2になる。
また、生汚泥用スクリーンユニット20には、上流側に非常用オーバーフローユニット24が設けられ、下流側に排水用オーバーフローユニット25が設けられている。すなわち、詳しくは後述する夾雑物除去スクリーン装置22に設けられたスクリーン部材の上流側に非常用オーバーフローユニット24が設けられ、下流側に排水用オーバーフローユニット25が設けられている。非常用オーバーフローユニット24も排水用オーバーフローユニット25も、排水枡241,251を有し、図3に示すように、いずれの排水枡241,251も水槽21の幅方向に張り出すように設けられており、天蓋242,252を開けることで中を覗くことができるようになっている。また、図2に示すように、排水用オーバーフローユニット25は排水用堰板253を有する。排水用堰板253の上端の高さ位置は、基準水位L1よりもわずかに低い。水槽21には、汚泥ピット11に集められた汚泥が、汚泥ポンプ111を駆動することによって送られ、水槽21の水位が上昇する。この汚泥ポンプ111の駆動制御は、生汚泥用スクリーンシステム2が備える制御手段50によって行われる。水位センサ23は、非常用水位L3よりも上方に設置されたものであって、水槽21の水位を赤外線を用いて検出する赤外線センサであり、その検出結果は、制御手段50に送られる。図2では、信号線を点線で表している。なお、水位センサ23を、水圧を検出する水圧センサに代えて、底部21aに設置してもよい。制御手段50は、水位センサ23が駆動水位21に達したことを検出するまで、汚泥ポンプ111を連続的に駆動させる。なお、水位センサ23の検出結果が所定時間経過しても変化しない場合や、沈殿池10に設置された汚泥掻寄機が停止している場合には、汚泥ポンプ111を停止させてもよい。
図4は、排水用オーバーフローユニットの詳細を示す図であり、同図(a)は、排水用オーバーフローユニットを上方から見たときの模式図であり、同図(b)は、同図(a)に示すB方向から見たときの図であり、同図(c)は、同図(a)のC−C’断面図であり、同図(d)は、同図(a)のD−D’断面図である。
図4(a)では、図の左側が水槽21の上流側になり、右側が水槽21の下流側になる。この図4(a)には、水槽21における側壁213が示されている。この側壁213は、水槽21の上流側と下流側を結ぶ壁である。側壁213には、矩形の開口213aが設けられ、その開口213aを画定する縁部分に排水枡252が取り付けられている。排水用堰板253は、水槽21内と排水枡252内との境界部分に設けられたものである。この排水用堰板253の両端部分それぞれは、側壁213と押え板214との間に差し込まれており、排水用堰板253は、上記境界部分の下部に設置されている。水槽21内と排水枡252内は、排水用堰板253よりも上の部分でつながっており、排水用堰板253よりも下の部分ではつながっていない。図4(a)では、排水用堰板253より上側が水槽21側になり、排水用堰板253より下側が排水枡252側になる。図4(b)では、排水用堰板253より紙面奥側が水槽21側になり、排水用堰板253より紙面手前側が排水枡252側になる。図4(c)および(d)では、排水用堰板253より左側が水槽21側になり、排水用堰板253より右側が排水枡252側になる。
水槽21の水位が、排水用堰板253の上端の高さ位置を越えると、水槽21内の水は、排水用堰板253を越えて、排水枡252内に流れ込む。水槽21内の水が排水用堰板253を越えて排水枡252内に流れ込む様子を、図4(a)では曲線の矢印で表し、同図(c)および同図(d)でも表している。ここにいう水槽21内の水は、夾雑物除去スクリーン装置22に設けられたスクリーン部材を通過した生汚泥、すなわち、夾雑物除去スクリーン装置22によって夾雑物が除去された汚泥を含んだ下水であり、この下水は、後処理工程の設備である汚泥濃縮処理設備や汚泥脱水処理設備に送られる。このように、夾雑物除去スクリーン装置22に設けられたスクリーン部材を通過した生汚泥は、排水用オーバーフローユニット25によって、生汚泥用スクリーンユニット20の外に排水される。
非常用オーバーフローユニット24の構造も、図4を用いて説明した排水用オーバーフローユニット25の構造と同じであるが、非常用オーバーフローユニット24は排水用オーバーフローユニット25よりも高い位置に設けられている。また、図2に示すように、非常用オーバーフローユニット24は非常用堰板243を有する。非常用堰板243の上端の高さ位置は、非常用水位L3よりもわずかに低い。したがって、水槽21の水位が、非常用水位L3に達すると、水槽21内の水は、非常用堰板243を越えて、非常用オーバーフローユニット24の排水枡242内に流れ込む。ここにいう水槽21内の生汚泥は、夾雑物除去スクリーン装置22に設けられたスクリーン部材を通過する前の生汚泥、すなわち、夾雑物除去スクリーン装置22によって夾雑物が除去される前の汚泥を含んだ下水であり、この下水は、夾雑物除去スクリーン装置22の上流端に返水される。このように、非常用水位L3を越えた場合には、水槽21内の生汚泥は、非常用オーバーフローユニット24によって、生汚泥用スクリーンユニット20の外に一旦排水される。水槽21の水位が非常用水位L3を越える場合としては、夾雑物除去スクリーン装置22が故障した場合があげられる。また、雨水と汚水をまとめて処理する合流式の施設では、大雨が降ったときや、秋に大量の落ち葉が流れ込んできたとき等があげられる。
続いて、夾雑物除去スクリーン装置22について詳述する。図2に示すように、夾雑物除去スクリーン装置22はスクリーン部材220と、チェーン駆動機構225と、シュート227を有する。チェーン駆動機構225は、移送モータ225mが回転することで駆動する。この移送モータ225mの回転制御は制御手段50によって行われる。
スクリーン部材220は、下部が水槽21の上流側に位置し、上部が下流側に位置するように、傾斜した姿勢で水槽21内に配置されている。このスクリーン部材220の上部は非常用水位L3よりも上方に位置するように設けられている。
図5(a)は、夾雑物除去スクリーン装置に設けられたスクリーン部材を水槽の上流側から見た模式図である。図2に示すスクリーン部材220は、一対の長尺状の固定スクリーン部材221と、一対の固定スクリーン部材221の間に設けられた同じく長尺状の稼働スクリーン部材222との組を複数有する。すなわち、夾雑物除去スクリーン装置22には、固定スクリーン部材221と稼働スクリーン部材222とが交互に、水槽21の幅全体にわたって所定間隔W(たとえば、2mm以上6mm以下)をあけて配置されている。なお、図5(a)では、図面を簡略するために幅方向中央部分のスクリーン部材220を省略している。所定間隔Wは、夾雑物除去スクリーン装置22を通過する生汚泥の流量と装置の大きさのバランスから設定された、上流側と下流側をつなぐ間隔である。生汚泥に含まれている夾雑物のうち、この所定間隔Wを通過できなかった夾雑物は、スクリーン部材の上流側でこの所定間隔Wを塞ぐようにしてスクリーン部材に捕捉される。
固定スクリーン部材221の上流側には、長手方向に沿って固定段部2211が複数設けられている。また、稼働スクリーン部材222の上流側には、長手方向に沿って稼働段部2221が複数設けられている。すなわち、固定スクリーン部材221にしても稼働スクリーン部材222にしても、上流側に、階段状のステップが長手方向に沿って連設されている。
次に、夾雑物除去スクリーン装置22における夾雑物の除去について説明する。図5(b)は、夾雑物除去スクリーン装置22が夾雑物を除去する様子を幅方向から段階的に示す図である。この図5(b)では生汚泥は、図の左側から流れ込んできて、右側に向かって流れる。したがって、図の左側が上流側になり、右側が下流側になる。
図5(b)における(ア)には稼働スクリーン部材222が初期位置にある様子を示している。固定スクリーン部材221の下部は水槽21の底部21aに接しており、初期位置にある稼働スクリーン部材222は、この固定スクリーン部材221と同じ高さ位置にあり、幅方向から見ると、両者は重なっている。したがって、初期位置にある稼働スクリーン部材222の下部も水槽21の底部21aに接している。また、(ア)に示す稼働スクリーン部材222の下から5段目になる稼働段部2221から隣の固定スクリーン部材221の同じく下から5段目になる固定段部2211にかけて夾雑物Xが引っ掛かっている。(ア)に示す稼働スクリーン部材222の下から5段目になる稼働段部2221の高さ位置と、固定スクリーン部材221の同じく下から5段目になる固定段部2211の高さ位置は一致している。
稼働スクリーン部材222は、図2に示すチェーン駆動機構225が駆動することで、固定スクリーン部材221に対して移動する。(イ)に示す稼働スクリーン部材222は、固定スクリーン部材221に対して上方かつ上流側へ移動しており、(ウ)に示す稼働スクリーン部材222は、固定スクリーン部材221に対してちょうど一段分上方へ移動した状態で、生汚泥の流れ方向では固定スクリーン部材221に重なっている。すなわち、(ウ)に示す稼働スクリーン部材222の下から5段目になる稼働段部2221の高さ位置は、固定スクリーン部材221の下から6段目になる固定段部2211の高さ位置に一致しており、夾雑物Xは、稼働スクリーン部材222によって一段持ち上げられて、固定スクリーン部材221の下から6段目になる固定段部2211に引っ掛かる。このように、5段目の稼働段部2221に引っ掛かった夾雑物Xは、稼働スクリーン部材222が移動することで、5段目の稼働段部2221よりも稼働スクリーン部材222の移動方向下流側になる6段目の固定段部2211に移送される。図5(b)に示す(ア)から(ウ)までの稼働スクリーン部材222の移動動作が移送駆動に相当する。
(エ)に示す稼働スクリーン部材222は、固定スクリーン部材221の下から6段目になる固定段部2211に夾雑物Xを残したまま、(ウ)に示す稼働スクリーン部材222よりも下方かつ下流側へ移動しており、(オ)に示す稼働スクリーン部材222は、固定スクリーン部材221と同じ高さ位置に戻り、幅方向から見ると、両者は重なっている。すなわち、(オ)に示す稼働スクリーン部材222は初期位置に戻っている。図5(b)に示す(ウ)から(オ)までの稼働スクリーン部材222の移動動作が復帰動作に相当する。稼働スクリーン部材222における移送駆動および復帰動作といった1サイクルの駆動は、図2に示すチェーン駆動機構225におけるチェーン部材が1周することで完結する。
以上説明したようにして、夾雑物Xは固定段部2211を一段一段上方へ移送され、最終的には、固定スクリーン部材221の最上段の固定段部2211に到達する。すなわち、夾雑物Xは固定スクリーン部材221の長手方向に沿って段階的に移送される。最上段の固定段部2211は水面(非常用水位L3)よりも上に位置し、この最上段の固定段部2211に到達した夾雑物は、不図示のベルトコンベアで図2に示すシュート227の投入口まで運搬される。シュート227は排出口2271が夾雑物除去スクリーン装置22の外に開口しており、シュート227の投入口まで運搬された夾雑物は、その排出口2271から夾雑物除去スクリーン装置22の外に排出される。
なお、本実施形態では、チェーン駆動機構225を駆動することで稼働スクリーン部材222を移動させているが、稼働スクリーン部材222が取り付けられた、チェーン無しのフレームを移動させることで、稼働スクリーン部材222を移動させてもよい。
続いて、図2に示す生汚泥用スクリーンシステム2の制御手段50ついて説明する。
図6は、生汚泥用スクリーンシステムの制御手段が実行する夾雑物除去処理の流れを示すフローチャートである。
まず、チェーン駆動機構225を駆動する移送モータ225mを停止させた状態で、汚泥ポンプ111を駆動させる(ステップS11)。こうすることにより、汚泥ピット11に集められた汚泥が生汚泥として水槽21内に送られ、生汚泥が夾雑物除去スクリーン装置22に流れてくる。このステップS11が実行されることで、本発明にいう受入ステップが実行される。
次いで、水槽21の水位が、基準水位L1と非常用水位L3の間に設けた駆動水位L2に達したか否かを、水位センサ23の検出結果に基づいて判定し(ステップS12)、駆動水位L2に達するまでこのステップS12の処理は繰り返し実行され、汚泥ポンプ111の駆動は継続する。このステップS12における段階でも移送モータ225mを停止した状態であり、稼働スクリーン部材222による移送駆動は行われていない。その結果、固定スクリーン部材221と稼働スクリーン部材222の間隔は、夾雑物によって徐々に塞がれ、その間隔は夾雑物によって狭められて、本来なら通過してしまうような夾雑物であっても通過することができなくなる。すなわち、スクリーン部材220の間隔に引っ掛かった夾雑物に次の夾雑物が引っ掛かることが繰り返される。なお、夾雑物を含まない汚泥自体は、粒状物のため、本来は、図5(a)に示す所定間隔Wを通過することができる。また、下水自体も所定間隔Wを通過することができる。しかしながら、固定スクリーン部材221と稼働スクリーン部材222の間隔が夾雑物によって狭められてくると、スクリーン部材220を通過する下水自体の単位時間当りの流量が減り、あるいは本来通過することができる汚泥自体までもがスクリーン部材220を通過できなくなり、排水用オーバーフローユニット25によって排水を行っていても、水槽21の水位は次第に上昇してくる。裏を返せば、移送モータ225mを停止させて汚泥ポンプ111を駆動させた状態で、水位が上昇してきていることは、スクリーン部材220の間隔を本来なら通過してしまうような夾雑物までもが、スクリーン部材220によって捕捉されているという証拠である。このステップS12が実行されることで、本発明にいう監視ステップが実行される。
水槽21の水位が駆動水位L2に達すると、移送モータ225mの回転を開始させ(ステップS13)、稼働スクリーン部材222は、移送駆動および復帰動作といった1サイクルの駆動を開始する。ここで初めて移送駆動が行われることになる。
続いて、水槽21の水位が、非常用水位L3には達していないか否かを水位センサ23の検出結果に基づいて判定し、非常用水位L3に達していなければステップS15に進む。一方、非常用水位L3に達していれば、汚泥ポンプ111を停止させ(ステップS16)、ステップS15に進む。
ステップS15では、水槽21の水位が、基準水位L1に復帰したか否かを水位センサ23の検出結果に基づいて判定し、基準水位L1に復帰するまで、先のステップS14とこのステップS15の処理は繰り返し実行され、移送モータ225mの回転は継続する。この結果、水槽21の水位が基準水位L1に復帰するまで、稼働スクリーン部材222による移送駆動が繰り返し行われる。本実施形態では、稼働スクリーン部材222における1サイクルの駆動が1分間に10数回繰り返し行われる。
稼働スクリーン部材222による移送駆動が繰り返し行われることで、スクリーン部材220の間隔に引っ掛かっていた夾雑物は除去される。この結果、スクリーン部材220の間隔は図5(a)に示す所定間隔Wに戻り、スクリーン部材220を通過する下水自体の流量が元通りの流量に増加する。また、汚泥自体もスクリーン部材220を通過することができるようになる。排水用オーバーフローユニット25では排水が続けられ、水槽21の水位は基準水位L1まで下がる。本発明者の実験によれば、水槽21の水位は、20秒〜30秒程度で基準水位L1まで下がる。上記ステップS13が実行されることで、本発明にいう移送ステップが実行される。
なお、水槽21の水位は、20秒〜30秒程度で基準水位L1まで下がるはずであるが、夾雑物除去スクリーン装置22が故障して移送駆動が行われなかった場合や、雨水と汚水をまとめて処理する合流式の施設では、大雨が降ったときや、秋に大量の落ち葉が流れ込んできたとき等には、本来、基準水位L1まで下がるはずの水位が、非常用水位L3に達する場合がある。そこで、ステップS14における水位監視処理を行い、非常用水位L3に達した場合には、ステップS16において汚泥ポンプ111を停止させる。汚泥ポンプ111が停止すると、生汚泥が水槽21内に送られてこなくなり、水槽21におけるそれ以上の水位上昇は抑えられ、非常用オーバーフローユニット24における排水によって、水槽21内から生汚泥があふれ出すことが防止されている。
水槽21の水位が基準水位L1に達すると、移送モータ225mの回転を停止させ(ステップS17)、稼働スクリーン部材222は停止する。このステップS17が実行されることで、本発明にいう停止ステップが実行される。ステップS17の処理の実行が完了すると、ステップS12に戻る。
ステップS13とステップS17を繰り返し行うことで、スクリーン部材220の間隔を本来なら通過してしまうような夾雑物であっても繰り返し除去することができるようになる。また、ステップS17とステップS12との時間間隔があけば空くほど、移送モータ225mの駆動エネルギーを節約することができる。
なお、以上の説明では、生汚泥用スクリーンユニット20を例にあげて説明したが、本発明は、下水処理施設に限らず、工業用水や農業用水等の水を処理する施設でも適用することができる。また、以上の説明では、移送駆動は、夾雑物を段階的に移送する駆動であったが、連続的に移送する駆動(例えば、ベルトコンベアによる駆動等)であってもよい。
111 汚泥ポンプ
2 生汚泥用スクリーンシステム
20 生汚泥用スクリーンユニット
21 水槽
22 夾雑物除去スクリーン装置
220 スクリーン部材
221 固定スクリーン部材
2211 固定段部
222 稼働スクリーン部材
2221 稼働段部
225 チェーン駆動機構
225m 移送モータ
227 シュート
23 水位センサ
24 非常用オーバーフローユニット
25 排水用オーバーフローユニット
251 排水枡
253 排水用堰板
50 制御手段
L1 基準水位
L2 駆動水位
L3 非常用水位
X 夾雑物

Claims (8)

  1. 上流側と下流側をつなぐ間隔をあけて設けられたスクリーン部材の該間隔を通過できずに該スクリーン部材の上流側で該間隔を塞ぐ夾雑物を該スクリーン部材の上流側で移送させる移送駆動を行うことによって、該夾雑物を除去する夾雑物除去スクリーン装置の運転方法において、
    前記移送駆動を停止した状態で前記夾雑物を含んだ水を受け入れ、受け入れた水は前記間隔を通過させながら、該間隔を通過できない該夾雑物によって該間隔が徐々に塞がれる受入ステップと、
    前記受入ステップ実行中の水位を監視する監視ステップと、
    監視中の前記水位が、前記スクリーン部材の下端よりも上方に位置する所定の基準水位よりも高い駆動水位に達すると、前記移送駆動を開始させ、前記夾雑物を移送させる移送ステップと、
    監視中の前記水位が前記基準水位に復帰すると、前記移送駆動を停止させる停止ステップとを有することを特徴とする夾雑物除去スクリーン装置の運転方法。
  2. 前記夾雑物除去スクリーン装置は、前記夾雑物を含んだ水を受け入れる水槽に設けられたものであり、
    前記基準水位は、受け入れた水が前記水槽から排水され始める水位に設定されることを特徴とする請求項1記載の夾雑物除去スクリーン装置の運転方法。
  3. 前記移送ステップが、一対の固定スクリーン部材の間に設けられた稼働スクリーン部材を移動させることで、前記夾雑物を、前記固定スクリーン部材の長手方向に沿って段階的に移送させるステップであることを特徴とする請求項1または2記載の夾雑物除去スクリーン装置の運転方法。
  4. 監視中の前記水位が、前記駆動水位よりも高い非常用水位に達すると水の受け入れを停止するステップを有し、
    前記駆動水位は、前記基準水位より200mm〜300mm高い位置に設定されることを特徴とする請求項3記載の夾雑物除去スクリーン装置の運転方法。
  5. 水槽内の水位を監視する水位監視手段と、
    前記水槽の上流側と下流側をつなぐ間隔をあけて設けられたスクリーン部材の該間隔を通過できずに該スクリーン部材の上流側で該間隔を塞ぐ夾雑物を該スクリーン部材の上流側で移送させる移送駆動を行うことによって、該夾雑物を除去する夾雑物除去スクリーン装置と、
    前記夾雑物除去スクリーン装置の移送駆動を制御する制御手段とを備え、
    前記制御手段は、前記移送駆動を停止させ、受け入れた水は前記間隔を通過しながら、該間隔を通過できない該夾雑物によって該間隔が徐々に塞がれる状態において、前記水位監視手段によって監視中の前記水位が、前記スクリーン部材の下端よりも上方に位置する所定の基準水位よりも高い駆動水位に達すると、前記移送駆動を開始させ、該水位監視手段によって監視中の前記水位が前記基準水位に復帰すると、前記移送駆動を停止させるものであることを特徴とするスクリーンシステム。
  6. 前記基準水位は、受け入れた水が前記水槽から排水され始める水位に設定されていることを特徴とする請求項5記載のスクリーンシステム。
  7. 前記夾雑物除去スクリーン装置が、一対の固定スクリーン部材と、該一対の固定スクリーン部材の間に設けられ、該固定スクリーン部材に対して移動する稼働スクリーン部材とを備え、
    前記固定スクリーン部材が、長手方向に沿って固定段部が複数設けられたものであり、
    前記稼働スクリーン部材が、長手方向に沿って稼働段部が複数設けられたものであり、
    前記夾雑物除去スクリーン装置は、前記稼働段部に引っ掛かった夾雑物を、前記稼働スクリーン部材が移動することで、当該稼働段部よりも該稼働スクリーン部材の移動方向下流側の前記固定段部に移送させるものであることを特徴とする請求項5または6記載のスクリーンシステム。
  8. 前記制御手段は、前記水位監視手段によって監視中の前記水位が、前記駆動水位よりも高い非常用水位に達すると水の受け入れを停止させるものであり、
    前記駆動水位は、前記基準水位より200mm〜300mm高い水位に設定されていることを特徴とする請求項7記載のスクリーンシステム。
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