JP6247509B2 - 芳香剤容器及び芳香剤容器の製造方法 - Google Patents

芳香剤容器及び芳香剤容器の製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、液体の芳香剤等を封入する芳香剤容器及び芳香剤容器の製造方法に関する。
この種の液体の芳香剤を封入する芳香剤容器として、図15及び図16に示すものが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
図15、図16に示すように、この芳香剤容器1は、開口部3より液体の芳香剤9を収容する容器本体2と、開口部3の外周部に形成された環板状のフランジ4の全面に順に積層添着される気体透過性シート5と剥離紙6及び気体不透過性シート7とを備えていて、開口部3を気体不透過性シート7等で覆った容器本体2内に液体の芳香剤9を封入してある。
そして、図16に示すように、フランジ4の角部4aに形成されたV字状の切込部8から該角部4aを折り曲げて切り離し、剥離紙6を介して気体不透過性シート7を剥がす。これにより、容器本体2内の液体の芳香剤9は、気体透過性シート5と残留した剥離紙6を介して揮散される。
特開平3−218768号公報(第1図、第3図)
しかしながら、前記従来の芳香剤容器1では、容器本体2の環板状のフランジ4の全面に気体透過性シート5と剥離紙6と気体不透過性シート7とを順に積層添着する構成であるため、気体不透過性シート7を剥がす際に、気体透過性シート5も一緒に剥がれてしまうのを防ぐために、剥離紙6が必要不可欠となっていて、その分コスト高であった。
そこで、本発明は、前記した課題を解決すべくなされたものであり、剥離紙がなくても気体不透過性シートを剥がす際に気体透過性シートが一緒に剥がれるのを確実に防止することができる安価な芳香剤容器及び芳香剤容器の製造方法を提供することを目的とする。
請求項1の発明は、開口部より芳香剤を収容する樹脂製の容器本体と、前記開口部の外周部に一体形成された環状のフランジにフィルム状の気体透過性シートを介して剥離自在に溶着されるフィルム状の気体不透過性シートとを備え、前記容器本体内に前記芳香剤を封入した芳香剤容器において、前記環状のフランジの上面の中央から内周側に前記気体透過性シートを溶着し、かつ、前記環状のフランジの上面の中央から外周側に前記気体不透過性シートを溶着し、前記環状のフランジの上面の中央から内周側に溶着された前記気体透過性シートと前記環状のフランジの上面の中央から外周側に溶着された前記気体不透過性シートとの間に隙間を形成して、両シートの溶着部分同士が重ならないようにしたことを特徴とする。
請求項の発明は、請求項1記載の芳香剤容器であって、前記環状のフランジの上面の中央から外周側に溶着された前記気体不透過性シートの周縁側の非溶着部分の一部の片方のみ剥離用のタブを突出形成したことを特徴とする。
請求項の発明は、開口部より芳香剤を収容する樹脂製の容器本体と、前記開口部の外周部に一体形成された環状のフランジにフィルム状の気体透過性シートを介して剥離自在に溶着されるフィルム状の気体不透過性シートとを備え、前記容器本体内に前記芳香剤を封入した芳香剤容器の製造方法において、前記容器本体内に前記芳香剤を収容し、次に、前記環状のフランジの上面の中央から内周側に前記気体透過性シートを載置し、次に、前記環状のフランジの上面の中央から内周側に枠形の加熱手段を介して前記気体透過性シートを溶着し、次に、前記気体透過性シートの溶着していない周縁側の非溶着部分を切断し、次に、前記環状のフランジの上面の中央から内周側に溶着して周縁側の非溶着部分を切断した前記気体透過性シートと該環状のフランジの上面の中央から外周側に前記気体不透過性シートを載置し、次に、前記環状のフランジの上面の中央から外周側に枠形の加熱手段を介して前記気体不透過性シートを溶着し、前記環状のフランジの上面の中央から外周側に前記気体不透過性シートを溶着する際に、前記環状のフランジの上面の中央から内周側に溶着された前記気体透過性シートと前記環状のフランジの上面の中央から外周側に溶着する前記気体不透過性シートとの間に隙間を形成して、両シートの溶着部分同士が重ならないように前記環状のフランジの上面の中央から外周側に前記気体不透過性シートを溶着し、次に、前記気体不透過性シートの溶着していない周縁側の非溶着部分を切断することを特徴とする。
請求項の発明は、請求項記載の芳香剤容器の製造方法であって、前記気体不透過性シートの溶着していない周縁側の非溶着部分を切断する際に、前記気体不透過性シートの溶着していない周縁側の非溶着部分の一部の片方のみ剥離用のタブを残して切断することを特徴とする。
以上説明したように、請求項1及び請求項の発明によれば、樹脂製の容器本体の環状のフランジの上面の中央から内周側に気体透過性シートを溶着し、かつ、環状のフランジの上面の中央から外周側に気体不透過性シートを溶着したことにより、気体不透過性シートを剥がす際に、気体透過性シートが気体不透過性シートと一緒に環状のフランジから剥がれることを防止することができる。これにより、剥離紙が不要となり、その分、芳香剤容器を簡単かつ低コストで製造することができる。
特に、請求項及び請求項の発明によれば、環状のフランジの上面の中央から内周側に溶着された気体透過性シートと環状のフランジの上面の中央から外周側に溶着された気体不透過性シートとの間に隙間を形成して、両シートの溶着部分同士が重ならないようにしたことにより、気体不透過性シートを剥がす際に、気体透過性シートが気体不透過性シートと一緒に環状のフランジから剥がれることを簡単かつより確実に防止することができる。
請求項及び請求項の発明によれば、環状のフランジの上面の中央から外周側に溶着された気体不透過性シートの周縁側の非溶着部分の一部の片方のみ剥離用のタブを形成したことにより、このタブを介して気体不透過性シートを簡単かつスムーズに剥がすことができる。
本発明の一実施形態の芳香剤容器を示す斜視図である。 上記芳香剤容器を気体不透過性シート側から見た斜視図である。 上記芳香剤容器の断面図である。 図3中X部分の拡大断面図である。 上記芳香剤容器の容器本体に液体の芳香剤を注入する状態を示す平面図である。 上記容器本体に液体の芳香剤を注入する状態を示す断面図である。 上記容器本体のフランジに気体透過性シートを載置した状態を示す断面図である。 上記気体透過性シートをヒータで溶着する前の状態を示す断面図である。 上記気体透過性シートを溶着した後で周縁側の非溶着部分を切断する前の状態を示す断面図である。 上記気体透過性シートの周縁側の非溶着部分を切断した状態を示す断面図である。 上記切断した気体透過性シートと上記容器本体のフランジの外周側に気体不透過性シートを載置した状態を示す断面図である。 上記気体不透過性シートをヒータで溶着する前の状態を示す断面図である。 上記気体不透過性シートを溶着した後で周縁側の非溶着部分を切断する前の状態を示す断面図である。 上記気体不透過性シートの周縁側の非溶着部分を切断した完成状態を示す断面図である。 従来の液体芳香剤容器の斜視図である。 上記従来の液体芳香剤容器の要部の拡大断面図である。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は本発明の一実施形態の芳香剤容器を示す斜視図、図2は同芳香剤容器を気体不透過性シート側から見た斜視図、図3は同芳香剤容器の断面図、図4は図3中X部分の拡大断面図である。
図1〜図3に示すように、芳香剤容器10は、開口部12よりアロマオイル(精油)等の液体の芳香剤41を例えば1.5〜2.0cc収容する枡状の容器本体11と、開口部12の外周部において四方へ張り出すように一体形成された矩形環板状のフランジ13に矩形フィルム状の気体透過性シート20を介在して剥離自在に溶着される矩形フィルム状の気体不透過性シート30とを備えていて、開口部12を気体透過性シート20及び気体不透過性シート30で覆った容器本体11内に液体の芳香剤41を封入してある。
図3に示すように、容器本体11の矩形環板状のフランジ13の上面(裏面)13aの中央から内周側には気体透過性シート20を溶着(熱融着)してあると共に、矩形環板状のフランジ13の上面13aの中央から外周側には気体不透過性シート30を溶着(熱融着)してある。即ち、図4に示すように、フランジ13の上面13aの中央から内周側に溶着された気体透過性シート20とフランジ13の上面13aの中央から外周側に溶着された気体不透過性シート30との間に隙間t(例えばt=0.5mm)を形成してあり、両シート20,30の溶着部分21,31同士が重ならないようにしてある。
また、図1及び図2に示すように、容器本体11の矩形環板状のフランジ13の上面13aの中央から外周側に溶着された気体不透過性シート30の周縁側の非溶着部分32の一部には、剥離用のタブ33を一体突出形成してある。
尚、容器本体11は、熱可塑性を有する透明又は半透明のポリプロピレン等の樹脂により形成されている。また、気体透過性シート20は、液体の芳香剤41の芳香成分(揮発又は昇華した芳香を有する気体)を透過させる厚さ50〜80μm程度の低密度ポリエチレン製のフィルム等により形成されている。さらに、気体不透過性シート30は、液体の芳香剤41の芳香成分を実質的に透過させない性質を有するアルミ箔製のフィルム又はアルミ箔の両面を樹脂フィルムでラミネートした複合フィルム等により形成されている。
以上実施形態の芳香剤容器10によれば、図3に示すように、容器本体11の矩形環板状のフランジ13の上面13aの中央から内周側に気体透過性シート20を溶着し、かつ、フランジ13の上面13aの中央から外周側に気体不透過性シート30を溶着したことにより、気体不透過性シート30をフランジ13の上面13aから剥がす際に、気体不透過性シート30のみをフランジ13の上面13aから剥がすことができ、気体透過性シート20が気体不透過性シート30と一緒にフランジ13の上面13aから剥がれることを防止することができる。これにより、従来のような剥離紙が不要となり、その分、芳香剤容器10を簡単かつ低コストで製造することができる。
また、図4に示すように、容器本体11のフランジ13の上面13aの中央から内周側に溶着された気体透過性シート20と矩形環板状のフランジ13の上面13aの中央から外周側に溶着された気体不透過性シート30との間に隙間tを形成して、両シート20,30の溶着部分21,31同士が重ならないようにしたことにより、気体不透過性シート30をフランジ13の上面13aから剥がす際に、気体不透過性シート30のみをフランジ13の上面13aから簡単かつより確実に剥がすことができ、気体透過性シート20が気体不透過性シート30と一緒にフランジ13の上面13aから剥がれることを簡単かつより確実に防止することができる。
さらに、図1及び図2に示すように、容器本体11のフランジ13の上面13aの中央から外周側に溶着された気体不透過性シート30の周縁側の非溶着部分32の一部に剥離用のタブ33を一体突出形成したことにより、このタブ33を介して気体不透過性シート30をフランジ13の上面13aから簡単かつスムーズに剥がすことができる。これにより、液体の芳香剤41の芳香成分が揮発して、その芳香が気体透過性シート20を透過して外に出る。
次に、容器本体11内に液体の芳香剤41を封入する芳香剤容器10の製造工程を、図5〜図14を用いて順に説明する。
図5及び図6に示すように、容器本体11内に液体の芳香剤41を注入器のノズル40より注入する。この際、図5に示すように、容器本体11の一つのコーナ部からノズル40を例えば45度傾斜させた状態で、容器本体11内に液体の芳香剤41を図中矢印Yに示すように注入する。
次に、図7に示すように、容器本体11の矩形環板状のフランジ13の上面(裏面)13aに矩形フィルム状の気体透過性シート20を載置する。この際、容器本体11は図示しない下型等により保持しておく。また、気体透過性シート20は、容器本体11のフランジ13の幅よりも大きい幅のものがロール状に巻かれたものを引き出しながら使用する。
次に、図8に示すように、容器本体11のフランジ13の上面13aの中央から内周側に第1の枠形ヒータ(加熱手段)50を介して気体透過性シート20を熱融着により溶着する。この際、第1の枠形ヒータ50は、図示しない上型等で保持しておき、該上型等を前記下型等まで下降させてプレス成形することで、容器本体11のフランジ13の上面13aの中央から内周側に気体透過性シート20を溶着する。この溶着部分を図中符号21で示す。
次に、図9及び図10に示すように、気体透過性シート20の溶着していない周縁側の非溶着部分22を図示しない切断刃で切断する。この切断する箇所を、図9中矢印Zで示す。
次に、図11に示すように、容器本体11のフランジ13の中央から内周側に溶着して周縁側の非溶着部分22を切断した気体透過性シート20と矩形環板状のフランジ13の上面13aの中央から外周側に矩形フィルム状の気体不透過性シート30を載置する。この際、容器本体11は図示しない下型等により保持しておく。また、気体不透過性シート30は、容器本体11のフランジ13の幅よりも大きい幅のものがロール状に巻かれたものを引き出しながら使用する。
次に、図12に示すように、容器本体11のフランジ13の上面13aの中央から外周側に第1の枠形ヒータ50より一回り大きい第2の枠形ヒータ(加熱手段)51を介して気体不透過性シート30を熱融着により溶着する。この際、第2の枠形ヒータ51は、図示しない上型等で保持しておき、該上型を前記下型等まで下降させてプレス成形することで、容器本体11のフランジ13の上面13aの中央から外周側に気体不透過性シート30を溶着する。この溶着部分を図中符号31で示す。
この容器本体11のフランジ13の上面13aの中央から外周側に気体不透過性シート30を溶着する際に、フランジ13の上面13aの中央から内周側に溶着された気体透過性シート20とフランジ13の上面13aの中央から外周側に溶着する気体不透過性シート30との間に隙間t(図4に示す)を形成して、両シート20,30の溶着部分21,31同士が重ならないように、フランジ13の上面13aの中央から外周側に気体不透過性シート30を溶着する。
次に、図13及び図14に示すように、気体不透過性シート30の溶着していない周縁側の非溶着部分32を図示しない切断刃で該周縁側の非溶着部分32を少し残した状態で切断する。この切断する箇所を図13中矢印Zで示す。
この気体不透過性シート30の溶着していない周縁側の非溶着部分32を切断する際に、気体不透過性シート30の溶着していない周縁側の非溶着部分32の一部に剥離用のタブ33を残して切断する。この切断工程の終了により、図14に示すように、容器本体11内に液体の芳香剤41を封入した芳香剤容器10の製造が終了する。
このように、容器本体11の矩形環板状のフランジ13の上面13aの中央から内周側に気体透過性シート20を溶着した後で、フランジ13の上面13aの中央から外周側に気体不透過性シート30を溶着することにより、芳香剤容器10を簡単かつ短時間で低コストで製造することができる。また、気体不透過性シート30をフランジ13の上面13aから剥がす際に、気体不透過性シート30のみをフランジ13の上面13aから剥がすことができ、気体透過性シート20が気体不透過性シート30と一緒にフランジ13の上面13aから剥がれることを防止することができる。これにより、従来のような剥離紙が不要となり、その分、芳香剤容器10の低コスト化をより一段と図ることができる。
また、容器本体11のフランジ13の上面13aの中央から内周側に溶着された気体透過性シート20とフランジ13の上面13aの中央から外周側に溶着された気体不透過性シート30との間に隙間tを形成して、両シート20,30の溶着部分21,31同士が重ならないように溶着することにより、気体不透過性シート30をフランジ13の上面13aから剥がす際に、気体不透過性シート30のみをフランジ13の上面13aから簡単かつより確実に剥がすことができ、気体透過性シート20が気体不透過性シート30と一緒にフランジ13の上面13aから剥がれることを簡単かつより確実に防止することができる。
さらに、容器本体11のフランジ13の上面13aの中央から内周側に、該上面13aの中央から内周の幅と略同じ幅を有する第1の枠形ヒータ50を介して気体透過性シート20を溶着し、かつ、容器本体11のフランジ13の上面13aの中央から外周側に、該上面13aの中央から外周の幅と略同じ幅を有する第2の枠形ヒータ51を介して気体不透過性シート30を溶着することにより、容器本体11のフランジ13の上面13aに両シート20,30が緩むことなく、ぴんと張られた状態で綺麗に溶着することができる。
さらに、容器本体11のフランジ13の上面13aの中央から外周側に溶着された気体不透過性シート30の周縁側の非溶着部分32の一部に剥離用のタブ33を切断により形成することにより、気体不透過性シート30の周縁側の非溶着部分32を切断する際に、剥離用のタブ33を気体不透過性シート30の一つのコーナ部に同時に形成することができる。また、タブ33を介して気体不透過性シート30をフランジ13の上面13aから簡単かつスムーズに剥がすことができる。これにより、液体の芳香剤41の芳香成分が揮発して、その芳香が気体透過性シート20を透過して外に出る。
尚、前記実施形態によれば、芳香剤としてアロマオイル(エッセンシャルオイル)等の液体のものを使用したが、顆粒状や粉末状の芳香剤を容器本体内に封入するようにしても良い。また、各シートをフランジの内周側と外周側に溶着させる加熱手段として形状の異なる大小2種類のヒータを用いて溶着したが、内周側と外周側が切り換え加熱可能なものであれば1種類のヒータで溶着するようにしても良く、さらに、レーザ等を加熱手段として用いても良い。
10 芳香剤容器
11 容器本体
12 開口部
13 環状のフランジ
13a 上面
20 気体透過性シート
21 溶着部分
22 非溶着部分
30 気体不透過性シート
31 溶着部分
32 非溶着部分
33 剥離用のタブ
41 液体の芳香剤(芳香剤)
50,51 枠形ヒータ(枠形の加熱手段)
t 隙間

Claims (4)

  1. 開口部より芳香剤を収容する樹脂製の容器本体と、前記開口部の外周部に一体形成された環状のフランジにフィルム状の気体透過性シートを介して剥離自在に溶着されるフィルム状の気体不透過性シートとを備え、前記容器本体内に前記芳香剤を封入した芳香剤容器において、
    前記環状のフランジの上面の中央から内周側に前記気体透過性シートを溶着し、かつ、前記環状のフランジの上面の中央から外周側に前記気体不透過性シートを溶着し、
    前記環状のフランジの上面の中央から内周側に溶着された前記気体透過性シートと前記環状のフランジの上面の中央から外周側に溶着された前記気体不透過性シートとの間に隙間を形成して、両シートの溶着部分同士が重ならないようにしたことを特徴とする芳香剤容器。
  2. 請求項1記載の芳香剤容器であって、
    前記環状のフランジの上面の中央から外周側に溶着された前記気体不透過性シートの周縁側の非溶着部分の一部の片方のみ剥離用のタブを突出形成したことを特徴とする芳香剤容器。
  3. 開口部より芳香剤を収容する樹脂製の容器本体と、前記開口部の外周部に一体形成された環状のフランジにフィルム状の気体透過性シートを介して剥離自在に溶着されるフィルム状の気体不透過性シートとを備え、前記容器本体内に前記芳香剤を封入した芳香剤容器の製造方法において、
    前記容器本体内に前記芳香剤を収容し、
    次に、前記環状のフランジの上面の中央から内周側に前記気体透過性シートを載置し、
    次に、前記環状のフランジの上面の中央から内周側に枠形の加熱手段を介して前記気体透過性シートを溶着し、
    次に、前記気体透過性シートの溶着していない周縁側の非溶着部分を切断し、
    次に、前記環状のフランジの上面の中央から内周側に溶着して周縁側の非溶着部分を切断した前記気体透過性シートと該環状のフランジの上面の中央から外周側に前記気体不透過性シートを載置し、
    次に、前記環状のフランジの上面の中央から外周側に枠形の加熱手段を介して前記気体不透過性シートを溶着し、
    前記環状のフランジの上面の中央から外周側に前記気体不透過性シートを溶着する際に、前記環状のフランジの上面の中央から内周側に溶着された前記気体透過性シートと前記環状のフランジの上面の中央から外周側に溶着する前記気体不透過性シートとの間に隙間を形成して、両シートの溶着部分同士が重ならないように前記環状のフランジの上面の中央から外周側に前記気体不透過性シートを溶着し、
    次に、前記気体不透過性シートの溶着していない周縁側の非溶着部分を切断することを特徴とする芳香剤容器の製造方法。
  4. 請求項3記載の芳香剤容器の製造方法であって、
    前記気体不透過性シートの溶着していない周縁側の非溶着部分を切断する際に、前記気体不透過性シートの溶着していない周縁側の非溶着部分の一部の片方のみ剥離用のタブを残して切断することを特徴とする芳香剤容器の製造方法。
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