JP6246160B2 - 充電式電動工具 - Google Patents

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本発明は、充電式電動工具に係り、特に、ワークを加工するための先端工具を備える充電式電動工具に関するものである。
従来から、回転運動によりワークを加工する電動工具が知られている。例えば、下記特許文献1には、駆動源となるモータからの回転駆動力を受けて、研磨要素を備える作動装置を回転させることにより、ワークの表面を研削仕上げすることができる電気式研磨ガンが開示されている。
特開2009−220202号公報
上掲の特許文献1に記載の電気式研磨ガンは、加工作業を中断するときなどに、例えば床面等に当該電気式研磨ガンを載置する場合、当該電気式研磨ガンの重量バランスから電気式研磨ガン本体と作業装置の側面が床面等に接触して載置されることとなる。すなわち、上掲の特許文献1に記載の電気式研磨ガンは、自立して載置することができないという課題があった。
そのため、上掲の特許文献1に記載の電気式研磨ガンは、ワークが例えば加熱された鉄板等である場合、加工作業中に作業者が誤って電気式研磨ガンから手を離してしまったときには、電気式研磨ガンは倒れて電気式研磨ガン本体と作業装置の側面が加熱された鉄板に接触してしまい、電気式研磨ガンが破損してしまう虞があった。
また特に、電動工具の電源が、リチウムイオン電池などを使用する充電式のバッテリパックなどの場合には、ワークからの熱は極力避けなければならない。しかしながら、従来の電動工具では、自立して載置することができないために、上記のように電動工具が倒れてしまった場合に、バッテリパックがワークからの熱を避けられないといった課題が存在していた。したがって、高熱のワークであっても、安全に加工作業をすることができる自立可能な充電式電動工具の実現が望まれていた。
本発明は、上述した問題点に鑑みて成されたものであり、その目的は、自立可能な充電式電動工具を提供することにある。
以下、本発明について説明する。なお、本発明の理解を容易にするために添付図面の参照番号を括弧書きにて付記するが、それにより本発明が図示の形態に限定されるものではない。
本発明に係る充電式電動工具(10,100,200)は、駆動源となるモータ(31)を収納するハウジング(11,111,211)と、前記ハウジング(11,111,211)の一端側に着脱自在に設置可能であるとともに、前記モータ(31)からの駆動力によって駆動される平板状の先端工具(55)と、前記ハウジング(11,111,211)における前記先端工具(55)の設置側とは逆側に着脱自在に設置可能であるとともに、装着時において前記モータ(31)に対する駆動電力の供給を行うバッテリパック(61)と、を備えるものであって、前記ハウジング(11,111,211)には、操作者からの把持を受けるためのメインハンドル(13)が固定設置されるとともに、前記ハウジング(11,111,211)に対して着脱自在に設けられるとともに前記ハウジング(11,111,211)に対して所望の位置で固定することができる補助ハンドル(21)を設置可能であり、前記モータ(31)が備えるモータ軸(32)の延長線上に前記バッテリパック(61)が位置して前記モータ(31)と前記バッテリパック(61)とが直列配置されることで、前記バッテリパック(61)の装着時・取り外し時のいずれの場合であっても、前記先端工具(55)が下側になるように水平面に載置したときに当該充電式電動工具(10,100,200)が自立するように構成されることを特徴とするものである。
また、本発明に係る充電式電動工具(10,100,200)は、前記バッテリパック(61)の装着時の場合に、前記バッテリパック(61)が下側になるように水平面に載置したときにも、当該充電式電動工具(10,100,200)が自立するように構成されることとすることができる。
また、本発明に係る充電式電動工具(10,100,200)は、前記バッテリパック(61)を覆うように着脱自在に設けられるとともに耐熱性を備えるバッテリカバー(63,163)を有することとすることができる。
さらに、本発明に係る充電式電動工具(10,100,200)は、前記バッテリカバー(63,163)には、前記バッテリパック(61)が下側となるように水平面に載置したときに当該バッテリカバーと載置面とが面接触しないようにするための突起部(65,165)が設けられていることとすることができる。
本発明によれば、自立可能な充電式電動工具を提供することができる。
本実施形態に係る充電式研磨機の外観を示す側面図である。 本実施形態に係る充電式研磨機の外観を示す平面図である。 本実施形態に係る充電式研磨機の外観を示す正面図である。 本実施形態に係る充電式研磨機の部分縦断面図である。 本実施形態に係るバッテリパックを示す図であり、図5中の分図(a)は、本実施形態に係るバッテリパックを示す平面図であり、図5中の分図(b)は、本実施形態に係るバッテリパックの背面図であり、図5中の分図(c)は、本実施形態に係るバッテリパックの底面図であり、さらに、図5中の分図(d)は、本実施形態に係るバッテリパックの側面図である。 本実施形態に係る充電式研磨機の伝達機構を説明するための図である。 本実施形態に係る補助ハンドルの外観を示す図である。 本実施形態に係る補助ハンドルの構成を説明するための図である。 本実施形態に係る補助ハンドルの構成を説明するための断面図である。 本実施形態に係るバッテリカバーの変形例を示す図である。 第一の変形例に係る充電式電動工具の外観を示す図であり、図11中の分図(a)は、第一の変形例に係る充電式電動工具の外観を示す平面図であり、図11中の分図(b)は、第一の変形例に係る充電式電動工具の外観を示す側面図である。 第二の変形例に係る充電式電動工具の外観を示す図であり、図12中の分図(a)は、第二の変形例に係る充電式電動工具の外観を示す平面図であり、図12中の分図(b)は、第二の変形例に係る充電式電動工具の外観を示す側面図である。
以下、本発明を実施するための好適な実施形態について、図面を用いて説明する。なお、以下の実施形態は、各請求項に係る発明を限定するものではなく、また、実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
まず、本実施形態に係る充電式電動工具としての充電式研磨機10の構成例について、図を用いて説明する。ここで、図1は、本実施形態に係る研磨機の外観を示す側面図であり、図2は、本実施形態に係る充電式研磨機の外観を示す平面図であり、さらに、図3は、本実施形態に係る外観を示す正面図である。また、図4は、本実施形態に係る充電式研磨機の部分縦断面図である。さらに、図5は、本実施形態に係るバッテリパックを示す図であり、図5中の分図(a)は、本実施形態に係るバッテリパックを示す平面図であり、図5中の分図(b)は、本実施形態に係るバッテリパックの背面図であり、図5中の分図(c)は、本実施形態に係るバッテリパックの底面図であり、さらに、図5中の分図(d)は、本実施形態に係るバッテリパックの側面図である。また、図6は、本実施形態に係る充電式研磨機の伝達機構を説明するための図である。さらに、図7は、本実施形態に係る補助ハンドルの外観を示す図であり、図8は、本実施形態に係る補助ハンドルの構成を説明するための図であり、さらに、図9は、本実施形態に係る補助ハンドルの構成を説明するための断面図である。
[本実施形態に係る充電式研磨機10]
図1ないし図4に示すように、本実施形態に係る充電式研磨機10は、駆動源となるモータ31を収納するハウジング11と、操作者からの把持を受けるためのメインハンドル13と、モータ31からの駆動力によって駆動される平板状の先端工具55を取付けるための先端工具取付け部50と、装着時においてモータ31に対する駆動電力の供給を行うバッテリパック61と、を有して構成される。
ハウジング11の一端側には、先端工具55を着脱自在に取付けるための先端工具取付け部50が配置され、ハウジング11の他端側には、モータ31に対する駆動電力の供給を行うバッテリパック61が着脱自在に配置される。ハウジング11には、操作者からの把持を受けるためのメインハンドル13が固定設置される。また、ハウジング11には、後述するハウジング11内に外気を吸引するための吸引口17および吸引された外気を排出するための排出口19が形成される。
先端工具取付け部50は、後述するモータ31の駆動力からの回転駆動力を伝達するための動力伝達機構に接続される。
図5に示すバッテリパック61は、装着時においてモータ31に対する駆動電力の供給を行うためのものである。ハウジング11内には、バッテリパック61に充電された駆動電力をモータ31に対して供給することができるように、不図示の電線が形成される。本実施形態に係るバッテリパック61は、充電式研磨機10のメインハンドル13の延長方向に向けて(より具体的には、図1における紙面上側から紙面下側に向けて)スライドさせて差し込むことで装着されるようになっている。また、本実施形態に係るバッテリパック61は、着脱自在に設けられるとともに耐熱性を備えるバッテリカバー63によって覆われている。本実施形態に係るバッテリカバー63は、特に限定されないが、シリコンゴム製のものを用いることが好適である。そして、バッテリカバー63には、バッテリパック61が下側となるように水平面に載置したときに、当該バッテリカバー63と載置面とが面接触しないようにするための突起部65が形成されている。
メインハンドル13は、操作者から把持を受けるためのものであり、メインハンドル13を把持した操作者からのオン/オフ操作を受けることでモータ31の回転駆動を操作可能とするトリガースイッチ15を有して構成される。操作者がトリガースイッチ15を指等で引いてオン操作をすることにより、トリガースイッチ15がスイッチ本体16と電気的に接続し、バッテリパッック61に充電された駆動電力がモータ31に供給される。また、操作者がトリガースイッチ15から指を放すと、トリガースイッチ15が図示しないバネ力により自動的にオフ位置に戻るので、トリガースイッチ15とスイッチ本体16との電気的な接続が解除され、バッテリパック61からモータ31への電力供給が停止される。
図4および図6に示すように、ハウジング11の内部には、モータ31が収納されるとともにモータ31の駆動力を先端工具取付け部50に伝達するための動力伝達機構が配置される。
モータ31は、モータ軸32と、モータ軸32を支持する軸受33a,33bと、モータ31を冷却するための冷却ファン34とを備える。モータ31の回転駆動力によって、軸受33a,33bに支持されたモータ軸32と冷却ファン34が回転する。この冷却ファン34により、ハウジング11に形成される吸引口17から外気が吸引され、吸引口17から吸引された外気が冷却風としてハウジング11内を通過することでモータ31は冷却され、モータ31を冷却した冷却風はハウジング11に形成される排出口19から排出されることとなる。
本実施形態に係る排出口19は、冷却風がハウジング11の側方ではなくハウジング11の斜め正面方向(例えば、図1における紙面右斜め上方向)に排出されるように構成されている。このような構成により、本実施形態に係る充電式研磨機10は、排出口19から排出される冷却風が操作者に直接的に当たることを防ぐことができるようになっており、操作者は快適に作業をすることができる。
本実施形態に係る動力伝達機構は、図4および図6に示すように、遊星歯車機構35を備えて構成される。モータ31の駆動によってモータ軸32が回転駆動すると、その回転駆動力は、遊星歯車機構35を介して回転体39に伝達され、回転体39を回転することとなる。
回転体39の先端側には、先端工具55を取り付けるための先端工具取付け部50が設置されており、また、回転体39の周囲には、ニードルベアリング等の軸受40を介してギアケース41が設置される。先端工具取付け部50には、先端工具55のビット56を挿入し保持するためのビット保持機構が形成されている。なお、このビット保持機構には、例えばボールプランジャー等の従来公知の機構を用いることができる。
また、本実施形態に係る充電式研磨機10には、ハウジング11に対して着脱自在に設けられる補助ハンドル21を設置することができるようになっている。図7ないし図9に示すように、補助ハンドル21は、操作者が把持するための把持部22と、把持部22内に設置されるネジ23と、このネジ23に螺合するネジ軸24と、ハウジング11に対して嵌め込むことのできる環状のベルト部25と、ベルト部25が嵌め込まれた際にハウジング11表面を押圧することのできる押圧部27と、から構成される。
補助ハンドル21を設置する場合には、最初にハウジング11に対して環状のベルト部25を嵌め込む。そして、補助ハンドル21を所望の位置に移動させた後、把持部22を時計回りに回転させる。このとき、本実施形態に係る補助ハンドル21では、ネジ23が把持部22に対して一体に固定されているので、把持部22を時計回りに回転させると、ネジ23も把持部22と共に時計回りに回転することとなる。ネジ23が時計回りに回転することで、このネジ23に螺合するネジ軸24が把持部22側に引き込まれる。かかる動作によって、樹脂から成る押圧部27がハウジング11表面を押圧し、補助ハンドル21がハウジング11に対して確実に固定されることとなる。
一方、補助ハンドル21を取り外す又は移動させる場合には、把持部22を反時計回りに回すことによってネジ23を先程とは逆回転させることでネジ軸24をベルト部25側に移動させ、ハウジング11表面に対する押圧部27の押圧を解除し、補助ハンドル21を取り外す又は移動させることができる。このような構成により、補助ハンドル21は、ハウジング11に対して所望の位置で固定することができるとともに、容易に取り外すことができるようになっている。
したがって、本実施形態に係る充電式研磨機10によれば、操作者の嗜好や作業環境に応じて補助ハンドル21を任意の位置に設置することができるので、作業性を向上させることができる。また、補助ハンドル21をメインハンドル13と同じ方向となるように移動させて固定することで、充電式研磨機10の外郭形状を最小化することができる。つまり、本実施形態に係る補助ハンドル21の機能によって、充電式研磨機10の保管場所を省スペース化することができるようになっている。
さらに、本実施形態に係る充電式研磨機10では、ハウジング11の一端側に先端工具55が配置され、ハウジング11の他端側にモータ31に対する駆動電力の供給を行うバッテリパック61が配置されており、モータ31とバッテリパック61とが直列配置されることによって、バッテリパック61の装着時・取り外し時のいずれの場合であっても、先端工具55が下側になるように水平面に載置したときには、当該充電式研磨機10がバランスを崩すことなく自立することができるようになっている。したがって、本実施形態に係る充電式研磨機10の操作者が、例えば研磨加工作業中に当該充電式研磨機10から手を離してしまった場合であっても、本実施形態に係る充電式研磨機10は安定して自立することができるようになっている。
また、本実施形態に係る充電式研磨機10は、上述した構成を有していることによって、バッテリパック61が下側となるように水平面に載置したときにも、当該充電式研磨機10は自立するようになっている。
さらに、本実施形態に係る充電式研磨機10は、モータ軸32の延長線上にバッテリパック61が配置されていることによって、当該充電式研磨機10の操作者がワークの研磨加工作業を行うときに、操作者は先端工具55としての研磨パッドをワークに押し付け易いようになっており、安定して研磨加工作業を行うことができるようになっている。すなわち、本実施形態に係る充電式研磨機10は、上述した構成によって容易に安定して当該充電式研磨機10を下に(ワーク側に)押し付けることができるように設計されている。
また、本実施形態に係る充電式研磨機10では、バッテリパック61が耐熱性を備えるバッテリカバー63によって覆われることによって、バッテリパック61が例えば高熱のワークに直接的に接触することを防ぐことができるようになっている。
さらに、本実施形態に係る充電式研磨機10は、バッテリパック61が下側となるように載置しときにバッテリカバー63と載置面とが面接触しないようにするための突起部65が形成されていることによって、例えば高熱のワーク上にバッテリパック61が下側となって載置された場合であっても、まず初めに高熱のワークと突起部65とが接触するので、バッテリパック61が直ちに高熱のワークと接触することを防ぐことができるようになっている。
このような構成により、本実施形態に係る充電式研磨機10によれば、例えば高熱のワークであっても、安全に加工作業をすることができるようになっている。
以上、本実施形態に係る充電式研磨機10の構成例について、説明した。次に、本実施形態に係る充電式研磨機10の動作例について、説明する。
操作者がワークの研磨加工作業を開始する場合、操作者がメインハンドル13等を把持し、トリガースイッチ15を引いてオン操作をすることにより、トリガースイッチ15がスイッチ本体16と電気的に接続し、バッテリパッック61に充電された駆動電力がモータ31に供給される。駆動電力が供給されることによってモータ31は作動し、モータ31の回転駆動力によって、軸受33a,33bに支持されたモータ軸32と冷却ファン34が回転する。この冷却ファン34の回転により、ハウジング11に形成される吸引口17から外気が吸引され、吸引口17から吸引された外気が冷却風としてハウジング11内を通過することでモータ31は冷却され、モータ31を冷却した冷却風はハウジング11に形成される排出口19から排出されることとなる。また、モータ31の駆動によってモータ軸32が回転駆動すると、その回転駆動力は、遊星歯車機構35を介して回転体39に伝達され、回転体39を回転する。回転体39の先端側には、先端工具取付け部50が設置されており、この先端工具取付け部50には、先端工具55のビット56が挿入保持されているので、回転体39の回転駆動により回転体39に設置された先端工具55としての研磨パッドも回転することとなる。先端工具55としての研磨パッドをワークに対して押し付けていくことにより、ワークの研磨加工を行うことができる。
また、操作者がワークの研磨加工作業を終了する場合には、操作者はトリガースイッチ15から指を放してオフ操作をすることにより、トリガースイッチ15とスイッチ本体16との電気的な接続が解除され、バッテリパック61からモータ31への電力供給が停止されてモータ31が停止し、上述した動力伝達機構も停止することとなる。
以上、本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施形態に記載の範囲には限定されない。上記実施形態には、多様な変更又は改良を加えることが可能である。
例えば、図10に示すように、バッテリパック61を覆うように着脱自在に設けられるとともに耐熱性を備えるバッテリカバー163は、突起部165がバッテリカバー161から突出して形成されることとすることができる。このような構成により、例えば、充電式研磨機10が横置きされたときに、突起部165の作用によってバッテリカバー163と載置面との間には隙間が形成されることとなる。かかる突起部165の作用によって、バッテリカバー163と載置面は、面接触することがない。
また、上述した実施形態では、先端工具55として研磨パッドを用いているが、本発明の適用範囲はこれに限定されるものではない。
また例えば、本発明の充電式電動工具は、上述した実施形態で例示したバッテリパック61の設置場所を変更することができる。ここで、本実施形態に係る充電式研磨機10の変形例について、図11および図12を用いて、説明する。ここで、図11は、第一の変形例に係る充電式電動工具の外観を示す図であり、図11中の分図(a)は、第一の変形例に係る充電式電動工具の外観を示す平面図であり、図11中の分図(b)は、第一の変形例に係る充電式電動工具の外観を示す側面図である。また、図12は、第二の変形例に係る充電式電動工具の外観を示す図であり、図12中の分図(a)は、第二の変形例に係る充電式電動工具の外観を示す平面図であり、図12中の分図(b)は、第二の変形例に係る充電式電動工具の外観を示す側面図である。なお、上述した実施形態と同一又は類似する構成については、同一符号を付して、説明を省略する場合がある。
[第一の変形例に係る充電式電動工具100]
第一の変形例に係る充電式電動工具100は、駆動源となるモータ31を収納するハウジング111と、操作者からの把持を受けるためのメインハンドル13と、モータ31からの駆動力によって駆動される平板状の先端工具55を取付けるための先端工具取付け部50と、装着時においてモータ31に対する駆動電力の供給を行うバッテリパック61と、を有して構成される。
第一の変形例に係る充電式電動工具100は、バッテリパック61を当該充電式電動工具100のメインハンドル13の延長方向に対して直交する方向に向けて(より具体的には、図11中の分図(a)における紙面上側から紙面下側に向けて)スライドして装着するように構成されている。
ここで、第一の変形例に係る充電式電動工具100は、上述した実施形態と同様に、バッテリパック61の装着時・取り外し時のいずれの場合であっても、先端工具55が下側になるように水平面に載置したときに、当該充電式電動工具100がバランスを崩すことなく自立することができるようになっている。したがって、第一の変形例に係る充電式電動工具100の操作者が、例えば加工作業中に当該充電式電動工具100から手を離してしまった場合であっても、当該充電式電動工具100は自立することができるようになっている。また、第一の変形例に係る充電式電動工具100は、モータ軸32の延長線上にバッテリパック61が配置されていることによって、当該充電式電動工具100の操作者がワークの加工作業を行うときに、操作者は先端工具55をワークに押し付け易いようになっており、安定して加工作業を行うことができるようになっている。すなわち、第一の変形例に係る充電式電動工具100は、上述した実施形態と同様に、容易に安定して当該充電式電動工具100を下に(ワーク側に)押し付けることができるように設計されている。
上述した実施形態と同様に、第一の変形例に係る充電式電動工具100には、ハウジング111に対して着脱自在に設けられる補助ハンドル21を設置することができるようになっている。また、バッテリパック61は、着脱自在に設けられるとともに耐熱性を備えるバッテリカバー63で覆われることとすることができる。バッテリパック61が耐熱性を備えるバッテリカバー63によって覆われることによって、バッテリパック61が例えば高熱のワークに接触することを防ぐことができるようになる。したがって、第一の変形例に係る充電式電動工具100によれば、例えば高熱のワークであっても、安全に加工作業をすることができるようになっている。
[第二の変形例に係る充電式電動工具200]
第二の変形例に係る充電式電動工具200は、駆動源となるモータ31を収納するハウジング211と、操作者からの把持を受けるためのメインハンドル13と、モータ31からの駆動力によって駆動される平板状の先端工具55を取付けるための先端工具取付け部50と、ハウジング211における先端工具55(不図示)の設置側とは逆側に、装着時においてモータ31に対する駆動電力の供給を行うバッテリパック(不図示)を装着するためのバッテリパック装着部211aと、を有して構成される。
第二の変形例に係る充電式電動工具200は、図5に示したバッテリパック61をバッテリパック装着部211aに対して、メインハンドル13の延長方向に対して斜め方向に向けて(より具体的には、図12中の分図(b)における紙面右斜め上側から紙面左斜め下側に向けて)スライドさせて装着することができるようになっている。
第二の変形例に係る充電式電動工具200は、上述した実施形態と同様に、バッテリパック61の装着時・取り外し時のいずれの場合であっても、先端工具55が下側になるように水平面に載置したときに、当該充電式電動工具200がバランスを崩すことなく自立することができるようになっている。したがって、第二の変形例に係る充電式電動工具200の操作者が、例えば加工作業中に当該充電式電動工具100から手を離してしまった場合であっても、当該充電式電動工具200は自立することができるようになっている。また、第二の変形例に係る充電式電動工具200は、モータ軸32の延長線上にバッテリパック61が配置されていることによって、当該充電式電動工具200の操作者がワークの加工作業を行うときに、操作者は先端工具55をワークに押し付け易いようになっており、安定して加工作業を行うことができるようになっている。すなわち、第二の変形例に係る充電式電動工具200は、上述した実施形態と同様に、容易に安定して当該充電式電動工具200を下に(ワーク側に)押し付けることができるように設計されている。
上述した実施形態と同様に、第二の変形例に係る充電式電動工具200には、ハウジング211に対して着脱自在に設けられる補助ハンドル21を設置することができるようになっている。また、バッテリパック61は、着脱自在に設けられるとともに耐熱性を備えるバッテリカバー63で覆われることとすることができる。バッテリパック61が耐熱性を備えるバッテリカバー63によって覆われることによって、バッテリパック61が例えば高熱のワークに直接的に接触することを防ぐことができるようになる。したがって、第二の変形例に係る充電式電動工具200によれば、例えば高熱のワークであっても、安全に加工作業をすることができるようになっている。
以上、変形例に係る充電式電動工具100,200について、説明した。なお、本実施形態に係る充電式研磨機10や、第一又は第二の変形例に係る充電式電動工具100,200については、例えば、お好み焼きやたこ焼きなどの調理に用いられる熱せられた鉄板を掃除とうする際に、好適に用いることができるであろう。ただし、本発明に係る充電式電動工具については、研磨作業等を行うあらゆる用途、例えば自動車のボディーの清掃やワックス掛け等といった用途に好適に用いることができる。その様な変更又は改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
10 充電式研磨機、100,200 充電式電動工具、11,111,211 ハウジング、13 メインハンドル、15 トリガースイッチ、16 スイッチ本体、17 吸引口、19 排出口、21 補助ハンドル、22 把持部、23 ネジ、24 ネジ軸、25 ベルト部、27 押圧部、31 モータ、32 モータ軸、33a,33b (モータ軸の)軸受、34 冷却ファン、35 遊星歯車機構、39 回転体、40 (回転体の)軸受、41 ギアケース、50 先端工具取付け部、55 先端工具、56 ビット、61 バッテリパック、63,163 バッテリカバー、65,165 突起部、211a バッテリパック装着部。

Claims (4)

  1. 駆動源となるモータを収納するハウジングと、
    前記ハウジングの一端側に着脱自在に設置可能であるとともに、前記モータからの駆動力によって駆動される平板状の先端工具と、
    前記ハウジングにおける前記先端工具の設置側とは逆側に着脱自在に設置可能であるとともに、装着時において前記モータに対する駆動電力の供給を行うバッテリパックと、
    を備える充電式電動工具であって、
    前記ハウジングには、操作者からの把持を受けるためのメインハンドルが固定設置されるとともに、前記ハウジングに対して着脱自在に設けられるとともに前記ハウジングに対して所望の位置で固定することができる補助ハンドルを設置可能であり、
    前記モータが備えるモータ軸の延長線上に前記バッテリパックが位置して前記モータと前記バッテリパックとが直列配置されることで、
    前記バッテリパックの装着時・取り外し時のいずれの場合であっても、前記先端工具が下側になるように水平面に載置したときに当該充電式電動工具が自立するように構成されることを特徴とする充電式電動工具。
  2. 請求項1に記載の充電式電動工具において、
    前記バッテリパックの装着時の場合に、前記バッテリパックが下側になるように水平面に載置したときにも、当該充電式電動工具が自立するように構成されることを特徴とする充電式電動工具。
  3. 請求項1又は2に記載の充電式電動工具において、
    前記バッテリパックを覆うように着脱自在に設けられるとともに耐熱性を備えるバッテリカバーを有することを特徴とする充電式電動工具。
  4. 請求項に記載の充電式電動工具において、
    前記バッテリカバーには、前記バッテリパックが下側となるように水平面に載置したときに当該バッテリカバーと載置面とが面接触しないようにするための突起部が設けられていることを特徴とする充電式電動工具。
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