JP6243778B2 - 微細気泡発生装置 - Google Patents

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Description

本発明は、微細気泡発生装置に関する。
気泡発生装置として、微細気泡を液槽内で発生させるための微細気泡発生装置がある。この微細気泡発生装置は、液槽内から吸入した液体を気体溶解タンクにおいて液体中に気体を加圧溶解させて気体溶解液体を生成し、生成した気体溶解液体を微細気泡発生ノズルにて減圧して微細気泡を液槽内の液体中に噴出させるものである(たとえば、特許文献1参照)。
特許文献1に記載の微細気泡発生装置は、少なくとも、液体を流す液体管路と、液体管路を流れる液体を流入させ、流入させた液体に気体を溶解させて気液溶解液体を生成する複数の気液溶解タンクと、気液溶解タンクにおいて生成した気液溶解液体を減圧して微細気泡を発生させる微細気泡発生ノズルと、から構成されている。気液溶解タンクには、液体管路から液体を吸入する吸込口や、気液溶解液体を液体管路に吐出する吐出口が設けられている。
特開2011−235200号公報
ところで、気液溶解タンクでは、タンク内や、吸込口、吐出口に、液体に含まれる異物が付着する場合がある。吸込口や吐出口に異物が付着した場合、吐出口から流出する気液溶解液体の流れが悪くなり、溶解液体が吐出口から流出しなくなる場合がある。
そこで、上記課題を解決するために、本発明は、気液溶解タンクに異物が付着した場合であっても、気液溶解液体を微細気泡発生ノズルに流すことができる微細気泡発生装置を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するため、本発明にかかる微細気泡発生装置は、液体が流れる液体管路と、前記液体管路を流れる液体を吸込口から流入させ、流入させた液体に気体を溶解させて気液溶解液体を生成し、生成した気液溶解液体を吐出口から前記液体管路に流出させ、微細気泡発生ノズルへの気液溶解液体の流入量を安定させる複数の気液溶解タンクと、前記気液溶解タンクから流出させた気液溶解液体を減圧して微細気泡を発生させる前記微細気泡発生ノズルと、が設けられ、前記液体管路は、上流主管と、前記上流主管の下流側に配され、前記上流主管から枝分かれした複数の枝管と、前記複数の枝管の下流側に配され、前記複数の枝管を合わせ束ねる下流主管と、を含み、前記複数の枝管夫々に、前記気液溶解タンクが配され、前記上流主管から、前記複数の枝管、前記下流主管の順に、液体が流れることによって、前記複数の気液溶解タンク夫々に液体が流入されるたことを特徴とする。
本発明によれば、前記気液溶解タンクに異物が付着した場合であっても、気液溶解液体を前記微細気泡発生ノズルに流すことが可能となる。その結果、前記気液溶解タンクに異物が付着した場合であっても、微細気泡含有液体を前記微細気泡発生ノズルから安定して吐出することが可能となる。
具体的には、前記複数の枝管夫々に、前記気液溶解タンクが配されるので、1つの前記気液溶解タンク(具体的には、前記吸込口や前記吐出口、タンク内部)に異物が付着して、当該気液溶解タンクへの液体の流入量や、当該気液溶解タンクからの気液溶解液体の流出量が減少した場合であっても、他の前記気液溶解タンクへの液体の流入量や、他の前記気液溶解タンクからの気液溶解液体の流出量が増えることで、当該気液溶解タンクにおいて減少した液体の流量(液体の流入量や、気液溶解液体の流出量)を補うことが可能となり、前記複数の気液溶解タンクへの液体の全流入量や、気液溶解液体の全流出量を安定させることが可能となる。その結果、前記気液溶解タンクに異物が付着した場合であっても、気液溶解液体を前記微細気泡発生ノズルに流すことが可能となり、微細気泡含有液体を前記微細気泡発生ノズルから安定して吐出することが可能となる。
また、本発明によれば、前記吸込口や前記吐出口、タンク内部への異物の付着や、他の不具合(ポンプなどの電気系トラブルや機械系トラブル)により、1つの前記気液溶解タンクを使用することができなくなった場合であっても、残りの前記気液溶解タンクにより気液溶解液体を生成することが可能となる。その結果、従来の1つの気液溶解タンクのみが設けられた微細気泡発生装置では、1つの気液溶解タンクが使用できなくなると微細気泡を発生させることができないが、本発明によれば、1つの気液溶解タンクが使用できなくなっても残りの前記気液溶解タンクを用いて微細気泡を発生させることが可能となり、微細気泡含有液体を安定して吐出することができないといったトラブル回数を減らすことが可能となる。
また、本発明によれば、前記複数の気液溶解タンクを用いるので、1つの気液溶解タンクを用いた形態に比べて、前記複数の気液溶解タンクへの液体の全流入量/気液溶解液体の全流出量を多くすることが可能となる。
前記構成において、前記下流主管では、前記微細気泡発生ノズルの上流側に、前記下流主管を流れる気液溶解液体を検出する検出部が設けられてもよい。
この場合、前記下流主管では、前記微細気泡発生ノズルの上流側に、前記下流主管を流れる気液溶解液体を検出する検出部が設けられているので、前記微細気泡発生ノズルへの気液溶解液体の流入量を把握することが可能となる。
前記構成において、前記気液溶解タンク内における液体を検出する第2検出部が、前記複数の気液溶解タンク夫々に設けられたことを特徴とする微細気泡発生装置。
この場合、前記気液溶解タンク内における液体を検出する第2検出部が設けられているので、前記気液溶解タンクの液体の量を把握することが可能となる。
前記構成において、前記気液溶解タンクに液体と気体とを送り込むポンプが設けられ、前記ポンプの吸引量は、予め設定された値に制御されてもよい。
この場合、前記ポンプの吸引量は、予め設定された値に制御されているので、3つの前記気液溶解タンクへの液体と気体との送り込み量を一定に制御することが可能となる。このような構成とすることで、1つの前記気液溶解タンクへの液体の流入量が減少した場合、他の前記気液溶解タンクへの液体の流入量が増加する。そのため、3つの前記気液溶解タンクの全流入量を安定させることが可能となる。
本発明によれば、気液溶解タンクに異物が付着した場合であっても、気液溶解液体を微細気泡発生ノズルに流すことができる。
図1は、本実施の形態にかかる微細気泡発生装置の概略構成図である。 図2は、本実施の形態にかかる複数の気液溶解タンクと液体管路と微細気泡発生ノズルの関係を示した概略構成図である。 図3は、本実施の形態にかかる微細気泡発生装置における制御部と、第1流量検出部及び第2流量検出部との関係を示した概略ブロック図である。 図4は、他の実施の形態にかかる複数の気液溶解タンクと液体管路と微細気泡発生ノズルの関係を示した概略構成図である。 図5は、他の実施の形態にかかる複数の気液溶解タンクと液体管路と微細気泡発生ノズルの関係を示した概略構成図である。
以下、本発明の実施の形態(本実施の形態)について図面を参照して説明する。
本実施の形態にかかる微細気泡発生装置1は、液槽2内の液体に微細気泡を発生させるためのものであり、少なくとも図1に示す構成からなる。
微細気泡発生装置1には、図1,2に示すように、外部(本実施の形態では液槽2)から液体を吸込む液体吸込部11と、液体が流れる液体管路12と、空気などの雰囲気の気体を液体管路12に導入する気体導入管13と、気体と液体とを吸込むポンプ14と、液体に気体を溶解させて気液溶解液体を生成する3つの気液溶解タンク15と、気液溶解液体を減圧して微細気泡を発生させる微細気泡発生ノズル16とが設けられている。
気体導入管13は、ポンプ14の吸引により気体を吸い込む気体吸込部131を有する。
ポンプ14は、3つの気液溶解タンク15に液体と気体とを送り込むものであり、ポンプ14の吸引量は、制御部3(図3参照)により予め設定された値(一定値)に制御されている。そのため、3つの気液溶解タンク15への液体と気体とを送り込む圧は一定に保たれている。
3つの気液溶解タンク15では、吸込口151と吐出口152とが設けられ、液体管路12を流れる液体を吸込口151から流入させ、流入させた液体に気体を溶解させて気液溶解液体を生成し、生成した気液溶解液体を吐出口152から流出させる。
微細気泡発生ノズル16では、気液溶解タンク15から流出させた気液溶解液体を減圧して微細気泡を発生させる。
液体管路12は、1つの上流主管121と、上流主管121の下流側に配され、上流主管121から枝分かれした3つの枝管122と、3つの枝管122の下流側に配され、3つの枝管122を合わせ束ねる1つの下流主管123から構成され、液体は、上流主管121、3つの枝管122、下流主管123の順に流れる。また、3つの枝管122夫々に、気液溶解タンク15が配されている。
図1に示すように、上流主管121の先端に液体吸込部11が配され、液体吸込部11の下流側に気体導入管13が配され、気体導入管13の下流側にポンプ14が配されている。
ポンプ14の下流側において、図2に示すように3つの枝管122が上流主管121から枝分かれし、3つの枝管122夫々に気液溶解タンク15が配されている。
また、3つの気液溶解タンク15の下流側において、図2に示すように3つの枝管122が合わさって1つの束の下流主管123となり、下流主管123の下流側に微細気泡発生ノズル16が配されている。
また、微細気泡発生装置1では、図1〜3に示すように、下流主管123において、微細気泡発生ノズル16の上流側に、気液溶解液体の流量を検出する検出部17(流圧センサ)が設けられている。本実施の形態では、検出部17は、気液溶解液体の流圧を検出する。
検出部17は、制御部3によって制御されており、制御部3は、検出部17での検出結果(流圧値)に基づいて、液体吸込部11における液体の吸込み量と、気体導入管13における気体を吸込む量とをポンプ14に可変制御指示する。すなわち、制御部3により、検出部17で検出する流圧が一定となるようにポンプ14での吸引量が可変制御され、その結果、3つの気液溶解タンク15への液体の流入量が安定する。そのため、1つの気液溶解タンク15への液体の流入量が減少した場合、他の気液溶解タンク15への液体の流入量を増加させて、3つの気液溶解タンク15の全流入量が一定となる。なお、検出部17における気液溶解液体の流量(具体的には流圧値)を、制御部3を介してディスプレイなど出力部4で出力することもできる。
上記構成からなる微細気泡発生装置1の微細気泡発生ノズル16と液体吸込部11とを配し、外部の液槽2の液体を微細気泡発生装置1に循環させて、液槽2の液体に微細気泡を含有させる。
本実施の形態にかかる微細気泡発生装置1によれば、気液溶解液体を微細気泡発生ノズル16に流すことができる。その結果、気液溶解タンク15に異物が付着した場合であっても、微細気泡含有液体を微細気泡発生ノズル16から安定して吐出することができる。また、気液溶解タンク15に異物が付着した場合であっても、所望量の気液溶解液体を微細気泡発生ノズル16に流すことができる。
具体的には、3つの枝管122夫々に、気液溶解タンク15が配されるので、1つの気液溶解タンク15(吸込口151や吐出口152、タンク内部)に異物が付着して、当該気液溶解タンク15への液体の流入量や、当該気液溶解タンク15からの気液溶解液体の流出量が減少した場合であっても、他の気液溶解タンク15への液体の流入量や、他の気液溶解タンク15からの気液溶解液体の流出量を増やして、当該気液溶解タンク15において減少した液体の流量(液体の流入量や、当該気液溶解タンク15からの気液溶解液体の流出量)を補うことができ、3つの気液溶解タンク15への液体の全流入量や、気液溶解液体の全流出量を安定させることができる。その結果、気液溶解タンク15に異物が付着した場合であっても、気液溶解液体を微細気泡発生ノズル16に流すことができ、微細気泡含有液体を微細気泡発生ノズル16から安定して吐出することができる。
また、本実施の形態によれば、吸込口151や吐出口152、タンク内部への異物の付着や、他の不具合(ポンプ14などの電気系トラブルや、機械系トラブル)により、1つの気液溶解タンク15を使用することができなくなった場合であっても、残りの気液溶解タンク15により気液溶解液体を生成することができる。その結果、従来の1つの気液溶解タンクのみが設けられた微細気泡発生装置では、1つの気液溶解タンクが使用できなくなると微細気泡を発生させることができないが、本実施の形態によれば、1つの気液溶解タンク15が使用できなくなっても残りの気液溶解タンク15を用いて微細気泡を発生させることができ、微細気泡含有液体を安定して吐出することができないといったトラブルを減らすことができる。
また、本実施の形態によれば、3つの気液溶解タンク15を用いるので、1つの気液溶解タンクを用いた形態に比べて、3つの気液溶解タンク15への液体の全流入量/気液溶解液体の全流出量を多くすることができる。
また、本実施の形態によれば、下流主管123では、微細気泡発生ノズル16の上流側に、下流主管123を流れる気液溶解液体(本実施の形態では、気液溶解液体の流圧)を検出する検出部17が設けられているので、微細気泡発生ノズル16への気液溶解液体の流入量を把握することができる。
また、本実施の形態によれば、ポンプ14の吸引量は、予め設定された値に制御されているので、3つの気液溶解タンク15への液体と気体との送り込み量を一定に制御することができ、1つの気液溶解タンク15への液体の流入量が減少した場合、他の気液溶解タンク15への液体の流入量が増加する。そのため、3つの気液溶解タンク15の全流入量を安定させることができる。
なお、本実施の形態では、3つの気液溶解タンク15を用いているが、これに限定されるものではなく、2つ以上の複数の気液溶解タンク15を用いてもよい。
また、本実施の形態では、3つの枝管122を用いているが、これに限定されるものではなく、気液溶解タンク15の数に対応させた枝管を用いればよい。
また、本実施の形態では、検出部17を微細気泡発生ノズル16の上流側近傍に設けているが、これに限定されるものではなく、下流主管123を対象とした位置に設けていればよく、複数の枝管122の下流側直下であってもよい。
また、本実施の形態では、検出部17は気液溶解液体の流圧を測定しているが、これは好適な例であり、これに限定されるものではなく、流量であってもよい。なお、検出部17は気液溶解液体の流圧及び流量を同時に測定することが最適である。
また、本実施形態では、3つの気液溶解タンク15の配置や向き、吸込口151と吐出口152の位置を限定していないが、重力を考慮した3つの気液溶解タンク15の配置や向き、吸込口151と吐出口152の位置とすることが微細気泡発生装置1の簡易化や小型化に好ましい。すなわち、重力に抗した液体の流れとする場合、液体を流すために別途圧力を加えるなどの装置が必要になるが、重力を考慮した液体の流れとする場合、このような別途装置は必ずしも要しない。
また、本実施の形態では、下流主管123において、微細気泡発生ノズル16の上流側に、下流主管123を流れる気液溶解液体の量を検出する検出部17が設けられているが、これに限定されるものではなく、図4に示すように、検出部17を設けずに、気液溶解タンク15内における液体の量を検出する第2検出部18が設けられてもよい。
この図4に示す形態では、吸込口151から流入する液体の流圧(図3に示す吸込口側181参照)と、吐出口152から流出する気液溶解液体の流圧(図3に示す吐出口側182参照)と、を検出する第2検出部18(流圧センサ)が設けられている。第2検出部18は、制御部3によって制御されており、制御部3は、第2検出部18での検出結果(流圧値)に基づいて、液体吸込部11における液体の吸込み量と、気体導入管13における気体を吸込む量とをポンプ14に可変制御指示する。そのため、ポンプ14では、制御部3の制御により気体と液体との吸引量が制御される。このように、制御部3により、検出部17で検出する流圧が一定となるようにポンプ14での吸引量が可変制御され、3つの気液溶解タンク15それぞれへの液体の流入量が安定する。そのため、1つの気液溶解タンク15への液体の流入量が減少した場合、他の気液溶解タンク15への液体の流入量を増加させて、3つの気液溶解タンク15の全流入量が一定となる。このように、制御部3により、第2検出部18での流量(流圧)が個別で分かるので、3つの気液溶解タンク15のうち、どの気液溶解タンク15で異物が付着しているのかが分かる。そのため、図4に示す形態では、故障箇所や、掃除箇所、修復箇所が容易に分かる。
この図4に示す形態によれば、気液溶解タンク15内における液体の流圧値を検出する第2検出部18が設けられているので、例えば、1つの気液溶解タンク15への液体の流入量や、当該気液溶解タンク15からの気液溶解液体の流出量の減少を、第2検出部18が検出した検出結果(流圧値)から分かった場合、当該気液溶解タンク15以外の他の気液溶解タンク15への液体の流入量や、他の気液溶解タンク15からの気液溶解液体の流出量を増やすことで、微細気泡発生ノズル16へ流入する気液溶解液体の流入量を制御部3において一定にすることができ、その結果、所望量の微細気泡含有液体を微細気泡発生ノズル16から安定して吐出することができる。
また、図4に示す形態によれば、気液溶解タンク15の液体の流圧値から気液溶解タンク15の液体の量を把握することができる。つまり、3つの気液溶解タンク15のうち、液体の流入量や、気液溶解液体の流出量が可変(減少/増加)した気液溶解タンク15を正確に見つけることができる。
また、図4に示す形態では、第2検出部18は、符号181,182に示す2つのセンサを用い、吸込口151から流入する液体の流圧と、吐出口152から流出する気液溶解液体の流圧を検出しているが、これに限定されるものではなく、吸込口151から流入する液体の流圧と、吐出口152から流出する気液溶解液体の流圧とのいずれか一方を検出できる構成であってもよい。すなわち、気液溶解タンク15を対象として1箇所での液体もしくは気液溶解液体の流圧を検出することで、本実施の形態の効果を有することができる。または、符号181,182に示す2つの流圧センサを用いずに、気液溶解タンク15のタンク内の液体の流圧を検出する流圧センサ(図示省略)を用いてもよい。この気液溶解タンク15のタンク内の液体の流圧を検出する流圧センサであっても、本実施の形態の効果を有することができる。
上記の図2,4に示す形態では、検出部17、第2検出部18がそれぞれ設けられているが、これらの形態に限定されるものではなく、図5に示すように、検出部17及び第2検出部18がともに設けられてもよい。
この図5に示す形態によれば、検出部17及び第2検出部18が設けられているので、図2,4に形態による作用効果を同時に有することができる。
また、図4,5に示す形態では、全ての気液溶解タンク15夫々を対象とした第2検出部18が設けられているが、複数の気液溶解タンク15への液体の全流圧値や、複数の気液溶解タンク15からの気液溶解液体の全流圧値が分かればよく、その数は限定されるものではない。例えば、3つの気液溶解タンク15を用いた形態であれば、2つの気液溶解タンク15に対して第2検出部18を設け、残り1つの気液溶解タンク15における液体の流圧を、2つの第2検出部18で検出した流圧値に基づいて制御部3で算出してもよい。
なお、本発明は、その精神や主旨または主要な特徴から逸脱することなく、他のいろいろな形で実施することができる。そのため、上述の実施形態はあらゆる点で単なる例示にすぎず、限定的に解釈してはならない。
また、本発明の範囲は特許請求の範囲によって示すものであって、明細書本文には、なんら拘束されない。さらに、特許請求の範囲の均等範囲に属する変形や変更は、全て本発明の範囲内のものである。
本発明は、気泡発生装置、特に微細気泡発生装置に適用できる。
1 微細気泡発生装置
2 液槽
11 液体吸込部
12 液体管路
121 上流主管
122 枝管
123 下流主管
13 気体導入管
131 気体吸込部
14 ポンプ
15 気液溶解タンク
151 吸込口
152 吐出口
16 微細気泡発生ノズル
17 検出部
18 第2検出部
181 吸込口側
182 吐出口側
3 制御部
4 出力部

Claims (4)

  1. 微細気泡発生装置において、
    液体が流れる液体管路と、
    前記液体管路を流れる液体を吸込口から流入させ、流入させた液体に気体を溶解させて気液溶解液体を生成し、生成した気液溶解液体を吐出口から前記液体管路に流出させ、微細気泡発生ノズルへの気液溶解液体の流入量を安定させる複数の気液溶解タンクと、
    前記気液溶解タンクから流出させた気液溶解液体を減圧して微細気泡を発生させる前記微細気泡発生ノズルと、が設けられ、
    前記液体管路は、上流主管と、前記上流主管の下流側に配され、前記上流主管から枝分かれした複数の枝管と、前記複数の枝管の下流側に配され、前記複数の枝管を合わせ束ねる下流主管とを含み、
    前記複数の枝管夫々に、前記気液溶解タンクが配され、
    前記上流主管から、前記複数の枝管、前記下流主管の順に、液体が流れることによって、前記複数の気液溶解タンク夫々に液体が流入されることを特徴とする微細気泡発生装置。
  2. 請求項1に記載の微細気泡発生装置において、
    前記下流主管では、前記微細気泡発生ノズルの上流側に、前記下流主管を流れる気液溶解液体を検出する検出部が設けられたことを特徴とする微細気泡発生装置。
  3. 請求項1または2に記載の微細気泡発生装置において、
    前記気液溶解タンク内における液体を検出する第2検出部が、前記複数の気液溶解タンク夫々に設けられたことを特徴とする微細気泡発生装置。
  4. 請求項1乃至3のうちいずれか1つに記載の微細気泡発生装置において、
    前記気液溶解タンクに液体と気体とを送り込むポンプが設けられ、
    前記ポンプの吸引量は、予め設定された値に制御されていることを特徴とする微細気泡発生装置。
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