JP6243262B2 - 可変容量形ベーンポンプ - Google Patents
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Description
上記ハウジング固定ボス部の基端は、上記筒状部の外周面に近づくほど、駆動軸軸方向に沿った肉厚が厚くなるよう形成されていることを特徴とする可変容量形ベーンポンプ。これによって、ハウジング固定ボス部は、その基端の剛性を向上させるとともに、応力集中を緩和することができる。
(請求項d)請求項3に記載の可変容量形ベーンポンプにおいて、上記筒状部は、上記厚肉部よりも一端側となる位置に、上記厚肉部に比べて外形寸法が小さくなる凹部を有し、上記電力供給線は、上記凹部に配置されることを特徴とする可変容量形ベーンポンプ。これによって、電力供給線を含んだ装置の外形寸法の大型化を更に抑制することができる。
2…ポンプハウジング
4…駆動軸
5…カムリング
11…第1ハウジング
14…筒状部
17…取り付けボス部
31…ストッパ部
81…厚肉部
Claims (3)
- 筒状部の一端が底壁部により閉塞されるとともに、上記筒状部の外周に複数のボス部が突出形成されてなる有底筒状の第1ハウジングと、上記筒状部の他端を閉塞する第2ハウジングと、を備え、上記筒状部内にポンプ要素収容部を有するポンプハウジングと、
上記ポンプハウジングに回転可能に支持された駆動軸と、
上記駆動軸により回転駆動され、外周に進退可能な複数のベーンが取り付けられたロータと、
上記ロータ及び各ベーンの外周側を囲うとともに、上記駆動軸に対する偏心量を可変可能に上記ポンプ要素収容部内に配置され、上記ロータ及び上記各ベーンと複数のポンプ室を形成するカムリングと、
上記カムリングと上記ポンプ要素収容部との間に形成され、偏心量が増大する側に当該カムリングが移動するときに容積が減少する第1流体圧力室と、
上記カムリングと上記ポンプ要素収容部との間に形成され、偏心量が増大する側に当該カムリングが移動するときに容積が増大する第2流体圧力室と、
上記第1流体圧力室及び上記第2流体圧力室の少なくとも一方の圧力を制御することで上記カムリングの偏心量を可変可能な圧力制御手段と、を備え、
上記ポンプ要素収容部の内周面に、上記駆動軸に対する上記カムリングの偏心量が最大となるとき当該カムリングの外周面と当接するストッパ部が形成された可変容量形ベーンポンプにおいて、
上記筒状部は、上記ストッパ部を含む駆動軸周方向に沿った所定範囲に厚肉部を有し、
上記厚肉部の肉厚は、上記複数のボス部のうち上記駆動軸の軸心を挟んで上記ストッパ部の反対側となる位置の駆動軸周方向両側に位置する第1ボス部と第2ボス部に挟まれた範囲における上記筒状部の肉厚よりも厚くなるよう設定され、
上記厚肉部は、上記複数のボス部のうち上記ストッパ部を駆動軸周方向両側に位置する第3ボス部と第4ボス部に挟まれた範囲に形成され、
上記第3ボス部及び上記第4ボス部は、上記第1ハウジングに上記第2ハウジングを取り付けるためのボルトが挿入される取り付けボス部であって、
上記ロータの回転に伴い上記各ポンプ室の内部容積が増大する吸入領域における上記ポンプ要素収容部の内周面に、上記カムリングが揺動可能に接触する揺動支持部を備え、
上記第3ボス部は、駆動軸周方向で上記ストッパ部と上記揺動支持部との間に位置し、
上記駆動軸に対する上記カムリングの偏心量が最大となった際に、上記カムリングから上記ストッパ部が受ける力のベクトルと、上記カムリングから上記揺動支持部が受ける力のベクトルとの合成ベクトルの方向が、駆動軸周方向で、上記第3ボス部のボルト穴の中心よりも上記揺動支持部側に位置するように、上記ストッパ部が設けられていることを特徴とする可変容量形ベーンポンプ。 - 上記駆動軸に対する上記カムリングの偏心量が最大となった際に、駆動軸軸方向視で、上記駆動軸の軸心との距離が最大となる上記カムリングの内周面の位置と、上記駆動軸の軸心との距離が最小となる上記カムリングの内周面の位置と、を通る直線を基準線とすると、
上記駆動軸に対する上記カムリングの偏心量が最大となった際の合成ベクトルの方向が、上記基準線に対して上記ロータの回転方向に45°以上の角度をなすように、上記ストッパ部が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の可変容量形ベーンポンプ。 - 筒状部の一端が底壁部により閉塞されるとともに、上記筒状部の外周に複数のボス部が突出形成されてなる有底筒状の第1ハウジングと、上記筒状部の他端を閉塞する第2ハウジングと、を備え、上記筒状部内にポンプ要素収容部を有するポンプハウジングと、
上記ポンプハウジングに回転可能に支持された駆動軸と、
上記駆動軸により回転駆動され、外周に進退可能な複数のベーンが取り付けられたロータと、
上記ロータ及び各ベーンの外周側を囲うとともに、上記駆動軸に対する偏心量を可変可能に上記ポンプ要素収容部内に配置され、上記ロータ及び上記各ベーンと複数のポンプ室を形成するカムリングと、
上記カムリングと上記ポンプ要素収容部との間に形成され、偏心量が増大する側に当該カムリングが移動するときに容積が減少する第1流体圧力室と、
上記カムリングと上記ポンプ要素収容部との間に形成され、偏心量が増大する側に当該カムリングが移動するときに容積が増大する第2流体圧力室と、
上記第1流体圧力室及び上記第2流体圧力室の少なくとも一方の圧力を制御することで上記カムリングの偏心量を可変可能な圧力制御手段と、を備え、
上記ポンプ要素収容部の内周面に、上記駆動軸に対する上記カムリングの偏心量が最大となるとき当該カムリングの外周面と当接するストッパ部が形成された可変容量形ベーンポンプにおいて、
上記筒状部は、上記ストッパ部を含む駆動軸周方向に沿った所定範囲に厚肉部を有し、
上記厚肉部の肉厚は、上記複数のボス部のうち上記駆動軸の軸心を挟んで上記ストッパ部の反対側となる位置の駆動軸周方向両側に位置する第1ボス部と第2ボス部に挟まれた範囲における上記筒状部の肉厚よりも厚くなるよう設定され、
上記筒状部は、駆動軸軸方向に沿った他端側に上記ポンプ要素収容部が開口するものであり、
上記厚肉部の肉厚は、上記筒状部の他端側寄りの部分が上記筒状部の一端側寄りの部分に比べて厚くなり、
上記厚肉部の外形寸法は、上記筒状部の他端側寄りの部分が上記筒状部の一端側寄りの部分に比べて大きくなるよう形成され、
上記圧力制御手段は、上記第1流体圧力室及び上記第2流体圧力室の少なくとも一方に導入される圧力を制御するスプール弁と、該スプール弁を駆動制御するソレノイドと、上記ソレノイドに電力を供給する電力供給線と、を有し、
上記電力供給線は、上記厚肉部のうち、上記筒状部の一端側寄りの部分の外周側に配置されることを特徴とする可変容量形ベーンポンプ。
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JP2014055714A JP6243262B2 (ja) | 2014-03-19 | 2014-03-19 | 可変容量形ベーンポンプ |
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Family Applications (1)
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