JP6242500B2 - 絞りリングを有する、定置式消火システム用の消火流体ノズルシステム、並びに消火流体ノズルおよび消火流体ノズル用の絞りリング - Google Patents

絞りリングを有する、定置式消火システム用の消火流体ノズルシステム、並びに消火流体ノズルおよび消火流体ノズル用の絞りリング Download PDF

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Description

本発明は、請求項1の上位概念による消火流体ノズルシステムに関するものである。消火流体ノズルシステム(Loeschfluidduesensystem)は、とりわけ定置式消火システム用の消火ガスノズルシステムである。この消火流体ノズルシステムは、基体およびノズルヘッドを有する消火流体ノズルと、通流制限のための絞りリングを備える絞りとを有している。ここで前記基体は、流入開口部を有し、かつ液流的に消火流体管路に固定可能である。前記ノズルヘッドは、消火流体を放出するための1つまたは複数(1つ以上)の流出開口部を有し、該流出開口部は前記流入開口部に液流的に接続されている。前記絞りリングは、前記流入開口部と前記1つまたは複数の流出開口部との間の流体経路に配置されている。
本発明はさらに請求項15の上位概念による絞り、および請求項16の上位概念による消火流体ノズルに関する。
定置式消火システムは基本的に公知である。このような消火システムの重要な機能は、火災の危険の発生について部屋または建物全体を監視することである。発生する火災を記録する際に公知の消火システムは、例えば消火流体のような消火剤が消火流体源から相応に構成された分配網により火災の危険のある場所ないし火災の場所に搬送され、そこで相応に構成された消火流体ノズルから放出されるように構成されている。ここでは消火流体ノズル自体を構成するために種々の可能性が存在する。このような消火システムをパラメータ化する際の重要な努力目標は、消火流体を火災源の方向に目的どおりにかつ可及的に効率的に放出することである。多くの場合火災源は、以前にもすでに火災発生に対して大きなリスクが想定されていた場所に存在する。したがって多くの消火ノズルは、目的どおりに消火流体をそのような潜在的火元に放出するために、さらなる配向手段を有する。
本発明は特に、しかし排他的ではなく(例示的に)、例えば二酸化炭素、アルゴン、窒素または前記ガスの混合物のような消火流体による消火システム、並びに例えばHFC227eaまたはFK5−1−12のような化学消火流体による消火システムに着目した。このような消火流体を使用する場合、保護される領域の幾何形状に相応して消火流体の分配を行うことが消火過程の成功に対して重要である。ノズルの幾何的配向の他に、ノズルから放出される消火剤の量も関わってくる。ノズルから放出される消火流体の固有の流量は、一般的にそれぞれの使用状況に適合される。この適合は、消火ノズルの内部にある流体経路(ないし通路)に孔部の形で(ノズル体の流体経路におけるその他の内部断面と比較して)大きさの縮小された絞り開口部を取り付けることにより行われる。リング状の絞りが取り付けられたノズル形式も公知である。
リング状の絞りが取り付けられた消火剤ノズルを有する例としての消火システムが特許文献1に示されている。
特許文献2は、異なる高さにある複数のスプリンクラーを備えるスプリンクラー装置を開示する。ここではスプリンクラー装置の少なくともいくつかの接続パイプ(Strangrohren)には、またはスプリンクラーの上流側にある接続パイプの流入口にはチョーク絞りが配置されている。
特許文献3から、管路区間における通流(流量)制限ないし容積制限のためのチョークが公知である。このチョークでは、グリップ部分が外に向かって操作盤(Armatur)から伸長しており、この操作盤により通流制限をねじによって調整することができる。
特許文献4から、給水部を有するケーシングに対する接続部を備えるシャワーヘッドが公知である。このシャワーヘッドには、水流出ノズルを備えるシャワー基部を支持する支持エレメントが配置されており、該支持エレメントにはチョーク体が形成されており、該チョーク体はパイプ状のバルブ要素と、単位時間当たりの通流量を決定するために共同作用する。このバルブ要素はそこではスリーブとして構成されており、ケーシング内に調整装置と共にスライド可能に配置されており、上流側にある領域が拡張して構成されており、これにより拡張された領域の内径は、ケーシング内に支承されたスリーブの領域の外径に相当する。
特許文献5から、火炎を抑圧するために圧力印加されたガスのための過圧バルブが公知である。この過圧バルブは、2ステージで自己調整的に動作する。このバルブは、バルブ体、ピストンおよびプラグ(Stopfen)、並びにバルブアクチュエータとピストンアクチュエータを含む。ピストンはバルブケーシング内で、第1と第2の位置の間で軸に沿って移動可能である。プラグはバルブ体内で、閉鎖されたバルブ位置、部分的に開放された位置および完全に開放された位置の間でその軸に沿って移動可能である。バルブアクチュエータは、プラグを閉鎖された位置から部分的に開放された位置へ運動させることができる。ピストンアクチュエータは、ガスシリンダ内のガス圧が目標値より下に留まるときにピストンを第1の位置から第2の位置へ移動する。ピストンが第2の位置へ移動すると、ピストンはプラグを、部分的に開放された位置から完全に開放された位置へ変化させることができる。
DE 44 39 798 C2 DE 24 55 364 A1 US 2,918,933 A DE 43 42 912 A1 WO 2007/0733390 A1
公知の消火システムは、例えば空間内に存在する装置(複数)または保管対象物が保管され、交換され、または除去されるために空間条件が時間の経過と共に変化する建物でしばしば使用される。さらに消火システムの一部が更新され、変更されることもあり、例えば使用される消火剤が変更されることもある。このような場合、消火流体ノズルの適合も必要であり、このことは公知のシステムにおいては大きな時間的負荷(ロス)および構造的負担(Aufwand)と結び付いている。このことが欠点であることは明かである。従来技術に存在するさらなる欠点は、絞りをノズルに取り付けた後、絞りリングをビルトインすることにより、あるいは1つまたは複数の絞り孔部を取り付けることにより、絞りがどのような内径を有しているかが、もはや後から簡単には確認できないことである。このことは例えば、絞り直径が新たな使用目的に適合しており、ノズルの除去がまったく必要ではなかったのに、ノズルを取り外し、再び新たに取り付けるということを引き起こし得る。同じように、ノズル内に設けられた絞り直径が新たな使用目的には、もはや適していないにもかかわらず、ノズルを取り外さず、新たなノズルと交換しないということが生じ得る。
したがって本発明の基礎とする課題は、冒頭に述べた形式の消火流体ノズルシステムを、変化した使用条件へのシステムの適合が簡素化されるように改善することである。
本発明はその基礎とする課題を、冒頭に述べた形式の消火流体ノズルシステムにおいて、これを請求項1の特徴により構成することによって解決する。
本発明はさらにその基礎とする課題を、冒頭に述べた形式の絞りにおいて請求項15の特徴により、消火ノズルにおいて請求項16の特徴により解決する。
本発明の第1の側面として、消火流体ノズルシステム、とりわけ定置式消火システムのための消火ガスノズルシステムであって、消火流体ノズルを備え、該消火流体ノズルは、流入開口部を有し、かつ液流的に消火流体管路に固定可能な基体と、前記流入開口部に液流的に接続され、かつ消火流体を放出するための1つまたは複数の流出開口部を有するノズルヘッドとを有しており、さらに絞りを備え、該絞りは、前記流入開口部と前記1つまたは複数の流出開口部との間の流体経路に配置された通流制限のための絞りリングを有する消火流体ノズルシステムにおいて、前記絞りは、前記絞りリングと堅固に結合され、かつ該絞りリングから外に向かって延在するグリップ部分を有しており、該グリップ部分は、絞りの取り付け状態では消火流体ノズルの外部に延在しており、前記消火流体ノズルは、前記絞りを受け入れるための貫通した導入開口部を有しており、該導入開口部は、消火流体ノズルの内側から消火流体ノズルの周囲にある外側まで延在している消火流体ノズルシステムが提供される。(形態1)
前記消火流体ノズルは、絞りを受け入れるための貫通した導入開口部を有しており、該導入開口部は、消火流体ノズルの内側から消火流体ノズルの周囲にある外側まで延在していることが好ましい。(形態2)
導入開口部の寸法は、取り付け状態で導入開口部を通って延在する絞りのグリップ部分の導入部分の寸法に対応することが好ましい。(形態3)
導入開口部は、消火流体ノズルの長手軸に対して側方に角度を成して、好ましくは長手軸に対して横方向に延在することが好ましい。(形態4)
前記導入開口部の内側寸法は、絞りがスライドによって消火流体ノズルに側方に導入可能であるように絞りリングおよび導入部分の外側寸法に適合されていることが好ましい。(形態5)
前記導入開口部は、消火流体ノズルの長手軸の方向に基体またはノズルヘッドの端部まで延在していることが好ましい。(形態6)
消火流体ノズルの長手方向に対して横方向での絞りの導入部分の幅は、消火流体ノズルの長手方向に対して横方向での絞りリングの幅よりも小さいことが好ましい。(形態7)
前記導入開口部の内側寸法は、絞りがスライドによって長手軸の方向に消火流体ノズルに導入可能であるように導入部分の外側寸法に適合されていることが好ましい。(形態8)
前記絞りは、導入された状態では、基体またはノズルヘッドに外でねじ留めされたナットによって確保されていることが好ましい。(形態9)
前記絞りの高さでクランプエレメントが基体またはノズルヘッドを取り囲み、絞りを回転に対して付加的に確保することが好ましい。(形態10)
前記絞りは、クランプエレメントに適合された(複数)切欠部を有しており、該切欠部の中にクランプエレメントが延在していることが好ましい。(形態11)
前記ノズルヘッドと基体は、ワンピースに構成されていることが好ましい。(形態12)
前記ノズルヘッドは、好ましくはねじ接続によって基体と可逆的に脱着可能に結合されており、前記絞りは、絞りの導入された状態で、好ましくは基体とノズルヘッドとのねじ留めによって、該基体と力結合的および/または形状結合的に結合していることが好ましい。(形態13)
前記グリップ部分には少なくとも1つの表面上に、好ましくは対向する2つの表面上にそれぞれ、1つの識別エレメントが配置されており、該識別エレメントは、とりわけ、光学的および/または触覚的に知覚可能な識別エレメント、機械により読み出し可能な識別エレメント、またはそれらの組合せから成るリストから選択されている、ことが好ましい。(形態14)
本発明の第2の側面として、形態1から14のいずれか一に記載の消火流体ノズルシステム、とりわけ定置式消火システムのための絞りであって、消火流体ノズルの流入開口部と1つまたは複数の流出開口部との間の流体経路に配置可能な通流制限のための絞りリングを有する絞りにおいて、該絞りは、前記絞りリングと堅固に結合され、かつ該絞りリングから外に向かって延在するグリップ部分を有しており、該グリップ部分は、絞りの取り付け状態では消火流体ノズルの外部に配置されている絞りが提供される。(形態15)
本発明の第3の側面として、形態1から14のいずれか一に記載の消火流体ノズルシステム、とりわけ定置式消火システムのための消火流体ノズルであって、流入開口部を有し、かつ消火流体管路に通流的に固定可能な基体と、前記流入開口部と通流的に接続され、かつ消火流体を放出するための1つまたは複数の流出開口部を有するノズルヘッドと、を備える消火流体ノズルにおいて、該消火流体ノズルは絞りを受け入れるように構成されており、前記流入開口部と前記1つまたは複数の流出開口部との間に配置可能であり、かつ通流制限のために構成された絞りリングを有しており、前記絞りは、該絞りリングと堅固に結合され、かつ該絞りリングから外に向かって延在するグリップ部分を有しており、該グリップ部分は、絞りの取り付け状態では消火流体ノズルの外部に配置されている消火流体ノズルが提供される。(形態16)
なお、特許請求の範囲に付記した図面参照番号はもっぱら理解を助けるためであり、図示の態様に限定することを意図するものではない。
絞り(Blende)は、絞りリングと堅固に結合(fest verbunden)され、かつ該絞りリングから外に向かって延在するグリップ部分を有しており、該グリップ部分は絞りの取り付け状態では消火流体ノズルの外部に延在する。絞りに設けられたこのグリップ部分により、消火流体ノズルに取り付けられた絞りが外部から見えない場合であっても、どのような絞りが取り付けられているか分かることが保証される。なぜならグリップ部分は外部から見ることができるからである。そしてグリップ部分に、例えばそれぞれ割り当てられた絞りの内径(口径)のような特徴的な目印に対する識別エレメントを設けることは容易に可能である。これにより、消火流体ノズルのそれぞれの使用目的に対して特定の絞りサイズを誤って割り当てる危険性が格段に最小化される。
特に好ましい本発明の一発展形態によれば、消火流体ノズルは、絞りを受け入れるための貫通した導入開口部を有しており、該導入開口部は消火流体ノズルの内側から消火流体ノズルの周囲にある外側まで延在している。これにより、消火流体ノズルに導入開口部を通して絞りを装備することが、または絞りを消火流体ノズルから導入開口部を通して除去することが可能になり、消火流体ノズル全体をその使用箇所から取り外す必要はない。このことは、取り付け労力を有意に低減し、したがって最初の取り付けの際や、そのような消火流体ノズルシステムの保守の際に時間の節約にも繋がる。
本発明による特に好ましい一実施形態では、導入開口部の寸法は、取り付け状態で導入開口部を通って延在する絞りのグリップ部分の導入部分の寸法に対応する。これにより絞りが小さな遊びで、好ましくは遊び無しでその導入部分により導入開口部内に配置されることが保証され、絞りが消火流体ノズル内で望ましくないことに緩んだり、外れたりすることが生じない。
本発明のさらなる好ましい一実施形態では、導入開口部は、消火流体ノズルの長手方向に対して側方に角度を成して、好ましくは消火流体ノズルの長手方向に対して横方向(quer)に延在する。ここで好ましくは導入開口部の内側寸法は、絞りがスライドによって消火流体ノズルに側方から導入可能であり、引き抜きにより消火流体ノズルから側方に除去可能であるように絞りリングおよび導入部分の外側寸法に適合されている。絞りは、言い替えるとギロチン状に側方から消火流体ノズルに押し込まれ、あるいは消火流体ノズルから引き出される。このことは、絞り交換の際の特に簡単な取り扱いに結び付く。
本発明の代替的な好ましい一実施形態では、導入開口部は、消火流体ノズルの長手軸の方向に、これが取り付けられる本体、すなわち例えば基体ないしノズルヘッドの端部まで延在する。すなわちこの実施形態では、導入開口部は、消火流体ノズルの長手方向に一方の側で「開放」している。ここでは、消火流体ノズルの長手方向に対して横方向での絞りの導入部分の幅は、消火流体ノズルの長手方向に対して横方向での絞りリングの幅よりも小さい。導入部分は、言い替えると消火流体ノズルの横方向において、消火流体ノズルに受け入れられた絞りリングよりも細い。導入開口部は、言い替えると好ましくは、リンクガイドの形式で一方の側が開放したスリットとして構成されている。
好ましくはこの実施形態では、導入開口部の内側寸法は、絞りがスライドによって長手軸の方向に消火流体ノズルに導入可能であるように導入部分の外側寸法に適合されている。「内側寸法」とは、消火流体ノズルの長手方向および横方向における寸法と理解される。この実施形態では、絞りの導入後、または絞りの除去前に、導入開口部のそれまで「開放」していた端部を閉鎖することにより絞りが固定される。しかしそのために、導入開口部が消火流体ノズルの長手軸に対して横方向に比較的小さい寸法であることにより、絞りの側方での不所望の除去に対する確保部がすでに形成される。
好ましくは絞りは導入状態では、基体またはノズルヘッドに外でねじ留め(螺合)されたナットによって確保される。さらに好ましくは、(消火流体ノズルの長手方向を基準にして)絞りの高さの位置に、例えばクランプリングとして構成されたクランプエレメントが設けられており、このクランプエレメントは基体またはノズルヘッドを取り囲み、絞りを回転に対して付加的に確保する。特に好ましくは絞りは、クランプエレメントに適合された1つまたは複数の切欠部を有しており、この切欠部の中にクランプエレメントが延在している。前記の形態は、ノズルヘッドと基体がワンピースに構成されている消火流体ノズルシステムにおいて特に好ましい。しかしノズルヘッドと基体とを多分割式に構成することもできる。
好ましい一形態では、ノズルヘッドは、好ましくはねじ接続によって基体と可逆的に脱着可能に接続されている。絞りは、絞りの導入された状態で、好ましくは基体と絞りヘッドのねじ留めによって、基体と力結合的(kraftschluessig、摩擦力による結合)および/または形状結合的(forkschluessig、ありつぎ状結合)に結合している。ここで可逆的に脱着可能とは、非破壊的に接続手段の複数回の分離と再度の接続が可能であることと理解される。
本発明の消火流体ノズルシステムの好ましい一形態では、冒頭に述べたようにグリップ部分には少なくとも1つの表面上に、好ましくは対向する2つの表面上にそれぞれ、1つの識別エレメントが配置されており、この識別エレメントは、とりわけ光学的および/または触覚的に知覚可能な識別エレメント、機械により読み出し可能な識別エレメント、またはそれらの組合せから成るリスト(群)から選択されている。例えば光学的および/または触覚的に知覚可能な識別エレメントに対する例は、例えば印刷、文字、彫り物、エンボス、打ち出しまたはフライス加工並びに材料塗布である。機械により読み出し可能な識別エレメントに対する例は、バーコード、RFIDタグ、または同等の符号化された情報である。識別エレメントは、視認性を改善するために例えば蛍光塗料またはりん光塗料の使用の下で塗布することができる。
本発明を、システム全体の前記好ましい実施形態に基づき、消火流体ノズルとこれに装着された絞りとの交互作用に関連して説明する。しかし本発明は、これらのエレメントの組合せから成るシステムにおいてだけ反映されるものではなく、2つの個別のエレメントにおいても反映される。
さらなる一側面において本発明は、前記の好ましい実施形態の一によるシステムにおける消火流体ノズル用の、とりわけ定置式消火システムのための消火ガスノズル用の絞りに関するものであり、流体ノズルの流入開口部と1つまたは複数の出口開口部との間の流体経路に配置可能な通流(流量)制限のための絞りリングを備え、前記絞りは、該絞りリングに堅固に結合され、かつ該絞りリングから外に向かって延在するグリップ部分を有しており、該グリップ部分は、絞りの取り付け状態において消火流体ノズルの外部に配置されている。この絞りは好ましくは、消火流体ノズルシステムに関する前記実施形態にしたがいさらに構成される。したがってこれに関しては、上記実施形態が広範に参照される。
本発明のさらなる一側面では、前記好ましい実施形態の一による消火流体ノズルシステムに対する消火流体ノズルも、とりわけ消火ガスノズルも、流入開口部を有し、かつ消火流体管路に液流的に固定可能な基体とノズルヘッドとを備え、該ノズルヘッドは、流入開口部と液流的に接続された、消火流体を放出するための1つまたは複数の流出開口部を有する。ここで消火流体ノズルは、前記好ましい実施形態の一による絞りを受け入れるように構成されており、とりわけ通流制限のための絞りリングが装備されており、該絞りリングは、流入開口部と1つまたは複数の流出開口部との間の流体経路に配置可能である。前記絞りは、絞りリングと堅固に結合されており、かつ該絞りリングから外に向かって延在するグリップ部分を有しており、該グリップ部分は、絞りの取り付け状態において消火流体ノズルの外部に配置されている。
本発明の消火流体ノズルの有利な発展形態に関しても、前記本発明の消火流体ノズルシステムについての特徴が広範に参照される。
本発明を、以下、添付図面を参照し、複数の好ましい実施例を例として詳細に説明する。
第1実施例による一消火流体ノズルシステムの概略的斜視分解図である。 第2実施例による一消火流体ノズルシステムを第1の状態において示す概略的断面図である。 図2aの消火流体ノズルシステムを第2の状態において示す図である。 第3実施例による一消火流体ノズルシステムを第1の状態において示す概略的斜視分解図である。 図3aのシステムを第2の状態において示す図である。 図3a,bのシステムを第3の状態において示す図である。 図3a〜cのシステムを第4の状態において示す図である。 図3a〜dのシステムを第5の状態において示す図である。
図1は、本発明の第1の好ましい一実施例による一消火流体ノズルシステム1を示す。消火流体ノズルシステム1は基体3を有し、該基体はノズルヘッド5と可逆的に脱着可能に結合可能である。基体3とノズルヘッド5との間には絞り7を配置することができる。
基体3は、図1の上方の周囲部分に外ネジ9を有する。図1で下方の部分に基体3は六角プロフィール11を有する。基体3の周囲の側面11aには導入開口部13が設けられており、この導入開口部は、内側周面から外側周面まで貫通して伸長しており、かつ軸Aの長手方向に延在している。導入開口部13は、図1で下方の基体3の端面側で開放している(開放端を成す)。
絞り7は絞りリング15を有し、該絞りリングは消火流体ノズルの内部に導入するように適合されている。絞りリング15は、消火流体ノズルシステム1の流体経路においてその他の内部よりも小さな内径を有する。この内径は、消火流体ノズルの内部で通流断面を制限するために用いられる。
絞り7はグリップ部分17を有しており、このグリップ部分は絞りリング15から半径方向で外側に延在している。グリップ部分17は導入部分19を有しており、導入部分の幅は軸Aの方向に対して横方向に縮小されており、軸Aの方向に対して横方向において導入開口部13の幅と一致する。グリップ部分17は識別エレメント29を有する。
絞り7を消火流体ノズルシステム1の消火流体ノズルに導入するためには、外ネジ21を有するノズルヘッド5を六角プロフィール11の内部に配置されたネジ(内ネジ)からねじ外しをしなければならない。引き続き絞り7は、導入部分19を導入開口部13に配向し(揃え)、その後に絞り7を導入開口部13に沿って基体3にスライドインすることにより定位置にもたらすことができる。これに続いてノズルヘッド5は再び基体3にねじ込まれる。そうすると流入開口部23を通って基体3に流入する流体の流れが、絞り7の絞りリング15によって妨げられる。すなわち、ノズルヘッド5から1つまたは複数(1つ以上)の流出開口部25から流出する前に通流断面が制限される。
グリップ部分17は、本実施例では識別エレメント(単数または複数)を備える標識なしで図示されている。しかし導入部分19の外側にあるグリップ部分17の部分には、本発明の一実施形態によれば標識を簡単に取り付けることができる。
図2a,bには、本発明のさらなる一実施例が示されている。ここに図示されているのは基体104を備える消火流体ノズルシステム100であり、この基体はノズルヘッド106とワンピースに構成されている。基体104には一方の側で軸Aに対して横方向に導入開口部113が設けられている。導入開口部113はスリット状に構成されており、絞り107を受け入れるように構成されている。絞り107の機能は実質的に図1の絞り7と同じであり、絞りは絞りリング115を有しており、この絞りリングは消火流体ノズル内部の通流断面を制限するために設けられている。絞り107のグリップ部分117は、絞りリング115の外径と同じ幅を有する。したがって絞りリング115も導入部分119も、導入開口部113の幅に適合されている。ノズルヘッド106は複数の流出開口部125を有する。
絞り107は、長手軸Aの方向に対して横方向に、すなわち矢印Bの方向に基体104へ側方に挿入可能である。この状態が図2bに示されている。絞り107が基体104あるいはノズルヘッド106から意図せずに取り除かれるのを阻止するために、図2a,bの実施例では確保ナット127が、基体104の外ネジ109に設けられている。図2bに示されるように、確保ナット127は絞り107の導入後にこの絞りに対してねじ留めされ、導入開口部113を確保し、同時に密閉(シール)する。
図2a,bに示す例で絞り107は、図ではこの絞り107の下側にリング状の突起118を有しており、この突起は絞り107を、ノズルヘッド106にある対応のショルダ108に対して支持する。これにより絞りは図示の状態で、力結合的にも形状結合的にも確保される。
付加的に図2a,bによる絞り107は、識別エレメント129の形の標識を有する。ここで識別エレメント129は、貫通する切欠部として構成されている。
最後に図3a〜eは、本発明による第3実施例を示す。そこには消火流体ノズルシステム200が図示されており、この消火流体ノズルシステムはさらに、基体204とノズルヘッド206から成るワンピースの構成部材を有する。基体204には、軸Aに対して横方向に配向された導入開口部213が形成されており、この導入開口部は、図2a,bの実施例における導入開口部113と実質的に同じ機能を有する。これに関しては上記の実施形態を参照されたい。外側の周面には外ネジ209が配設されている。外ネジ209とノズルヘッド206の間には導入開口部213の高さにクランプエレメント231が形成されている。外ネジ209は、確保ナット227を受け入れるように構成されている。ノズルヘッド206は、複数の流出開口部225を有する。
流体ノズルシステム200で使用される絞り207は、そのグリップ部分217に、対応して構成されたクランプエレメント231のクランプエレメント端部234を受け入れるための2つの切欠部232を有する。グリップ部分217の図で右に示した部分には、光学的識別エレメント229の形の標識が取り付けられている。図3a〜eは、消火流体ノズルシステム200の消火流体ノズルに絞り207を取り付けるための取り付け手順を例として示す。
まず絞り207が、図3aの状態から始まって矢印Cの方向に移動され、対応して形成された導入開口部213に導入される。図3bに示すように完全に導入された後、クランプエレメントが、矢印Dにより示されるように絞り207の高さ位置に移動され、ノズルヘッド206に外挿して押し込まれ、(クランプエレメントの)端部(複数)234が絞り207の切欠部232に係合するようにしてこのノズルヘッドを把持する。図3cの状態を参照のこと。
次に導入開口部213をさらに固定し、密閉(シール)するために、確保ナット227が矢印Eの方向で外ネジ209に、これが図3dの終端位置にもたらされるまでねじ込まれる。断面には図3eの像が生じる。
絞り207を図3a〜eに示した消火流体ノズルシステム200から取り外すためには、前記の工程が逆の順序で実施される。
前記形態から分かるように、消火流体ノズルシステムにおける効率的な絞り交換のためのシステムが本発明により提示される。絞りのグリップ部分上での簡単な識別可能性は、効率の向上と誤り回避のためのさらなる可能性を示す。
1 消化流体ノズルシステム
3 基体
5 ノズルヘッド
7 絞り
9 外ネジ
11 六角プロフィール
11a 側面
13 導入開口部
15 絞りリング
17 グリップ部分
19 導入部分
21 外ネジ
23 流入開口部
25 流出開口部
29 識別エレメント
104 基体
100 消火流体ノズルシステム
106 ノズルヘッド
107 絞り
108 ショルダ
109 外ネジ
113 導入開口部
115 絞りリング
117 グリップ部分
118 突起
119 導入部分
123 流入開口部
125 流出開口部
127 確保ナット
129 識別エレメント
200 消化流体ノズルシステム
204 基体
206 ノズルヘッド
207 絞り
209 外ネジ
213 導入開口部
215 絞りリング
217 グリップ部分
219 導入部分
223 流入開口部
225 流出開口部
227 確保ナット
229 識別エレメント
231 クランプエレメント
232 切欠部
234 クランプエレメント端部

Claims (16)

  1. 消火流体ノズルシステム(1,100,200)のための消火ガスノズルシステムであって、消火流体ノズルを備え、該消火流体ノズルは、
    流入開口部(23,123,223)を有し、かつ液流的に消火流体管路に固定可能な基体(3,104,204)と、前記流入開口部に液流的に接続され、かつ消火流体を放出するための1つまたは複数の流出開口部(25,125,225)を有するノズルヘッド(5,106,206)とを有しており、
    さらに絞り(7,107,207)を備え、該絞りは、前記流入開口部と前記1つまたは複数の流出開口部との間の流体経路に配置された通流制限のための絞りリング(15,115,215)を有する消火流体ノズルシステムにおいて、
    前記絞りは、前記絞りリングと堅固に結合され、かつ該絞りリングから外に向かって延在するグリップ部分(17,117,217)を有しており、該グリップ部分は、絞りの取り付け状態では消火流体ノズルの外部に延在しており、
    前記消火流体ノズルは、前記絞りを受け入れるための貫通した導入開口部(13,113,213)を有しており、該導入開口部は、消火流体ノズルの内側から消火流体ノズルの周囲にある外側まで延在している、ことを特徴とする消火流体ノズルシステム。
  2. 前記導入開口部(13)の内側寸法は、該絞りがスライドによって消火流体ノズルの長手軸(A)の方向に当該消火流体ノズルに導入可能であるように前記グリップ部分(17)の導入部分(19)の外側寸法に適合されている、ことを特徴とする請求項に記載の消火流体ノズルシステム。
  3. 前記導入開口部(13)は、消火流体ノズルの長手軸(A)の方向に基体(3)またはノズルヘッドの端部まで延在している、ことを特徴とする請求項1または2に記載の消火流体ノズルシステム。
  4. 消火流体ノズルの長手方向に対して横方向での絞りの導入部分(19)の幅は、消火流体ノズルの長手方向に対して横方向での絞りリング(15)の幅よりも小さい、請求項に記載の消火流体ノズルシステム。
  5. 前記ノズルヘッド(5)は、基体(3)と可逆的に脱着可能に結合されており、
    前記絞り(7)は、絞りの導入された状態で、前記基体とノズルヘッドとのねじ留めによって結合している、請求項1からのいずれか一項に記載の消火流体ノズルシステム。
  6. 前記絞り(107,207)は、導入された状態では、基体(104,204)またはノズルヘッドに外でねじ留めされたナット(127,227)によって確保されている、ことを特徴とする請求項に記載の消火流体ノズルシステム。
  7. 前記導入開口部(113,213)は、消火流体ノズルの長手軸(A)に対して側方に角度を成して延在する、ことを特徴とする請求項1または6に記載の消火流体ノズルシステム。
  8. 前記導入開口部(113,213)の内側寸法は、前記絞りがスライドによって消火流体ノズルの側方に導入可能であるように絞りリング(115,215)および導入部分(119,219)の外側寸法に適合されている、請求項1または6または7に記載の消火流体ノズルシステム。
  9. 前記絞り(207)の高さ位置で、クランプリングとして構成されたクランプエレメント(231)が基体(204)またはノズルヘッドを取り囲む、請求項に記載の消火流体ノズルシステム。
  10. 前記絞り(207)は、クランプエレメントに適合された少なくとも1つの切欠部(232)を有しており、該切欠部の中にクランプエレメントが延在している、請求項に記載の消火流体ノズルシステム。
  11. 前記ノズルヘッド(106,206)と基体(104,204)は、ワンピースに構成されている、請求項1または請求項6から10のいずれか一項に記載の消火流体ノズルシステム。
  12. 前記導入開口部の寸法は、取り付け状態で導入開口部を通って延在する絞りのグリップ部分の導入部分(19,119,219)の寸法に対応する、請求項1から11のいずれか一項に記載の消火流体ノズルシステム。
  13. 前記グリップ部分(17,117,217)には少なくとも1つの表面上に、1つの識別エレメント(29,129,229)が配置されている、ことを特徴とする請求項1から12のいずれか一項に記載の消火流体ノズルシステム。
  14. 前記識別エレメント(29,129,229)は、光学的および/または触覚的に知覚可能な識別エレメント、機械により読み出し可能な識別エレメント、またはそれらの組合せからなるリストから選択されている、ことを特徴とする請求項13に記載の消火流体ノズルシステム。
  15. 請求項1から14のいずれか一項に記載の消火流体ノズルシステムのための絞り(7,107,207)であって、消火流体ノズルの流入開口部と1つまたは複数の流出開口部との間の流体経路に配置可能な通流制限のための絞りリングを有する絞りにおいて、
    該絞りは、前記絞りリングと堅固に結合され、かつ該絞りリングから外に向かって延在するグリップ部分を有しており、該グリップ部分は、絞りの取り付け状態では消火流体ノズルの外部に配置されている、ことを特徴とする絞り。
  16. 請求項1から14のいずれか一項に記載の消火流体ノズルシステムのための消火流体ノズルであって、
    流入開口部を有し、かつ消火流体管路に通流的に固定可能な基体と、
    前記流入開口部と通流的に接続され、かつ消火流体を放出するための1つまたは複数の流出開口部を有するノズルヘッドと、を備える消火流体ノズルにおいて、
    該消火流体ノズルは絞りを受け入れるように構成されており、
    前記流入開口部と前記1つまたは複数の流出開口部との間に配置可能であり、かつ通流制限のために構成された絞りリングを有しており、
    前記絞りは、該絞りリングと堅固に結合され、かつ該絞りリングから外に向かって延在するグリップ部分を有しており、該グリップ部分は、絞りの取り付け状態では消火流体ノズルの外部に配置されている、ことを特徴とする消火流体ノズル。
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