JP6242126B2 - 内視鏡 - Google Patents

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Description

本発明は、挿入部の最外層に絶縁部材で構成したチューブ体を有する内視鏡に関する。
内視鏡は、医療分野及び工業用分野等において利用されている。工業用分野において用いられる内視鏡は、軟性で細長な挿入部をジェットエンジン内、工場配管内等に挿入して、傷、或いは腐蝕等の有無の検査等を行うことができる。
内視鏡の挿入部は、一般に、先端部と、湾曲部と、可撓管部とを連設して構成されている。湾曲部及び可撓管部は、可撓性を保持しつつ強度を確保する必要がある。
このため、湾曲部においては、複数の金属製の湾曲駒を回動自在に連接して構成した湾曲駒組の外層に金属製の網状管であるブレードを被覆して強度を確保した上で、ブレードの外層に絶縁部材で構成した湾曲チューブを被覆して絶縁性を有する構成にしている。
一方、可撓管部においては、芯材となる金属製の薄板鋼板で螺旋状に構成した螺旋管の外層をブレードで被覆し、さらに、ブレードの外層に絶縁部材で構成した熱収縮チューブを被覆して、強度を確保しつつ絶縁性を有する構成にしている。
しかし、内視鏡の挿入部を機器内に繰り返し挿入、抜去している間に、湾曲チューブの一部、或いは、熱収縮チューブの一部に破れが発生してブレードが露出するおそれがある。そして、ブレードが露出している状態の内視鏡を高電圧下で使用した場合、内視鏡又は外部装置が故障するおそれがある。一方、ブレードが露出している状態の内視鏡を水中、或いは、薬液中で使用した場合、液体が挿入部内に浸入して内視鏡が故障するおそれがある。
特許文献1には水漏れ検知手段を設けた内視鏡が示されている。この内視鏡においては、基板の外側に筒状の水分センサを外装して、挿入部内に侵入した水分を検知できるようにしている。
水分センサは、絶縁性の筒状部材の外周に、螺旋状にプラス電極とマイナス電極とを平行に巻回し、それぞれの電極の終端を水漏れ検知用信号線に接続し、それら信号線を水漏れ検知回路に接続して構成されている。この技術によれば、水滴がプラス電極とマイナス電極とにまたがるように付着したとき、電極間が導通したことを水漏れ検知回路で検出することができる。
この技術で湾曲チューブの破れ、或いは、熱収縮チューブの破れを検出しようとする場合、水分センサを湾曲チューブとブレードとの間及び熱収縮チューブとブレードとの間、即ち、挿入部の全長に渡って設ければよい。
特開平3−236825号公報
しかしながら、可撓性を有する筒状部材にプラス電極及びマイナス電極を螺旋状に平行に巻回して構成した水分センサを挿入部の全長に渡って設ける作業は繁雑である。また、挿入部は、屈曲した管路内等に挿入される。このため、湾曲部は、上下方向等に湾曲動作され、挿入部は捩り操作される。このため、湾曲チューブが破れる以前、或いは、熱収縮チューブが破れる以前に水分センサを構成する螺旋状に巻回された電極が位置ずれして電極同士が接触する、或いは、螺旋状に巻回された電極に断線が生じて破れ検出を行えなくなるおそれがある。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであって、最外層を構成する絶縁部材に生じた傷、破れによって内層が露出される不良を速やかに検知可能な内視鏡を提供することを目的にしている。
本発明の一態様における内視鏡は、挿入部の最外層を構成する絶縁部材で構成されたチューブ体と、前記チューブ体の内層を構成する、予め定めた持数で構成され、打数が複数であって右巻き又は左巻きで平行に巻回される金属部材及び予め定めた持数で構成されて前記金属部材の巻方向とは逆方向で平行に巻回される打数が複数である絶縁部材を管状に網組したブレードと、打数が複数の金属部材を導電部となるように接続する前記ブレードの先端側及び基端側にそれぞれ設けられる接続部材と、前記ブレードの基端側に設けられた接続部材に設けられ、前記チューブ体の破れを検出するための検出部が電気的に接続される一対の接点部と、を具備している。
また、本発明の他の態様における内視鏡は、挿入部の最外層を構成する絶縁部材で構成されたチューブ体と、前記チューブ体の内層を構成する、打数が複数であって右巻き又は左巻きに巻回される両平面に絶縁塗膜を設けた平板金属部材及び打数が複数であって前記平板金属部材の巻方向とは逆方向で平行に巻回される両平面に絶縁塗膜を設けた平板金属部材を管状に網組したブレードと、巻方向が異なる平板金属部材を導電部となるように接続する前記ブレードの先端側及び基端側にそれぞれ設けられる接続部材と、前記ブレードの基端側に設けられた接続部材に設けられ、前記チューブ体の破れを検出するための検出部が電気的に接続される一対の接点部と、を具備している。
本発明によれば、最外層を構成する絶縁部材が破損されて内層の管部が露出された段階における不良を速やかに検知可能な内視鏡を実現できる。
破れ検出部を有する内視鏡を備える内視鏡システムを説明する図 湾曲部及び可撓管部に金属線と絶縁線とを編組して構成したブレードを有する内視鏡挿入部を説明する図 ブレードの概略構成を説明する図 図3Aの矢印Y3Bに示す部分を拡大した説明図 ブレードとブレードを構成する金属線の先端部及び基端部にそれぞれ接続される接続部材とを説明する図 ブレードを構成する複数の打数の金属線を一本の導電部である破れ検出線として構成した状態を説明する模式的な展開図 ブレードを構成する隣り合う金属線に水分が触れた状態を示す図 一本に構成した破れ検出線の金属線間に水分が触れることによって新たな接続経路が出現した状況を説明する模式図 ブレードと第1内チューブとの間及びブレードと第2内チューブとの間に高吸水性樹脂部材を設けた挿入部の構成を説明する図 高吸水性樹脂部材に含まれた水分がブレードを構成する隣り合う金属線に触れた状態を示す図 水分を含んだ高吸水性樹脂部材の膨潤部によって配列を乱された年属せんが隣設する金属線に触れた状態を示す図 ブレードと第1内チューブとの間及びブレードと第2内チューブとの間に高吸水性樹脂部材を設けた挿入部の構成を説明する図 破れ部から侵入した水分が高吸水性樹脂部材に到達して形成された膨潤部が膨張した状態を説明する図 高吸水性樹脂部材に形成された膨潤部が更に膨張してブレードを外側に押し拡げている状態を説明する図 先端側接続部材の他の構成を説明する図 基端側接続部材の他の構成を説明する図 基端側接続部材を構成する基端側取付部の他の構成を説明する図 基端側取付部の別の構成を説明する図 基端側取付部のまた他の構成を説明する図 両平面に絶縁塗膜を設けた平板金属で構成されるブレードの概略構成及び重なった平板金属線に水分が触れた状態を説明する図 ブレードとブレードを構成する平板金属の先端部及び基端部にそれぞれ接続される接続部材とを説明する図 ブレードを構成する巻方向の異なる複数の平板金属を一本の導電部である破れ検出線として構成した状態を説明する模式的な展開図
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
図1−図4Bを参照して本発明の一実施形態を説明する。
図1に示す内視鏡システム1は、電子内視鏡(以下、内視鏡と略記する)10と、装置本体100とを備えて構成されている。
内視鏡10は、挿入部11と、挿入部11の基端側に設けられた操作部12と、この操作部12から延出するユニバーサルコード13と、を備えて主に構成されている。
挿入部11は、先端側から順に硬性の先端部14と、湾曲自在な湾曲部15と、可撓性を有する可撓管部16とを連設して構成されている。
先端部14には、撮像光学系(不図示)、照明光学系(不図示)等が設けられている。
図2に示すように湾曲部15は、例えば、上下の二方向に湾曲する構成になっている。湾曲部15は、湾曲駒組15aと、第1内チューブ15hと、ブレード15bと、最外層を構成する湾曲チューブ15cとを積層して構成されている。
湾曲駒組15aは、一つの金属製の先端湾曲駒15f、複数の中間湾曲駒15m、基端湾曲駒(不図示)を回動自在に連設して上下に湾曲するように構成されている。第1内チューブ15hは、柔軟性を有する絶縁部材であって湾曲駒組15aの外周を被覆して該湾曲駒組15aの外側を電気的に絶縁する。ブレード15bは、金属部材を含む網状管であって、第1内チューブ15hの外層を被覆する。湾曲チューブ15cは、絶縁部材であってブレード15bの外層を被覆するチューブ体である。
なお、湾曲部15は、上下の二方向に湾曲する構成に限定されるものではなく、上下左右の四方向に湾曲する構成であってよい。
可撓管部16は、螺旋管16sと、第2内チューブ16h1と、ブレード15bと、最外層を構成する可撓管部チューブ16h2とを積層して構成されている。螺旋管16sは、芯材となる金属製の帯状鋼板を螺旋形状にして構成されている。第2内チューブ16h1は、柔軟性を有する絶縁部材であって螺旋管16sの外層を被覆して該螺旋管16sの外側を電気的に絶縁する。ブレード15bは、金属部材を含む網状管であって第2内チューブ16h1の外層を被覆する。可撓管部チューブ16h2は、柔軟性を有する絶縁部材であってブレード15bの外層を被覆するチューブ体である。
本実施形態においては、ブレード15bは細長な形状であって、湾曲部15を構成する湾曲チューブ15cの下層及び可撓管部16を構成する可撓管部チューブ16h2の下層、即ち、挿入部11の先端部14を除く略挿入部全長に渡って設けられている。
図1に示すように内視鏡10の操作部12には、湾曲部15を湾曲動作させるための湾曲操作ノブ17、図示されていないフリーズスイッチ、レリーズスイッチ等の各種スイッチが配設されている。
ユニバーサルコード13の基端部は、コネクタ18を介して装置本体100に着脱自在に取り付けられるように構成されている。装置本体100は、光源装置及びビデオプロセッサを兼ねる内視鏡用制御装置であり、表示部101、画像処理回路を含む制御部(不図示)、電源部(不図示)等を備えている。
図3A−図3Dを参照してブレード15bを説明する。
図3A、図3Bに示すように本実施形態のブレード15bは、金属部材である金属線2と、絶縁部材である絶縁線3とを管状に網組みした網状管である。
金属線2は、例えば右巻きに巻回され、絶縁線3は金属線2とは逆方向である左巻に巻回される。金属線2は、例えばステンレス素線であり、絶縁線3はポリアミド素線である。
なお、金属線2は、導電性を有するもので有り、ステンレス素線に限定されるものでなくタングステン線等であってもよい。さらに、金属線2と記載したが、導電性を有する線材であれば樹脂製であってもよい。つまり、金属線2は、導電線であればよい。また、絶縁線3は、ポリアミド素線に限定されるものではなく他の樹脂製素線、或いは、ガラス繊維であってもよい。また、金属線2を左巻に巻回して、絶縁線3を右巻きに巻回して網状管を構成するようにしてもよい。
本実施形態において、1本の金属線2は、持数が例えば3本であり、各素線の線径が予め定めた寸法に設定してある。一方、1本の絶縁線3は、持数が例えば5本であり、各素線の線径が予め定めた寸法に設定してある。
この結果、金属線2の引張り強さ(張力とも記載する)と、絶縁線3の引張り強さとを略一致するように調整して、ブレード15bのバランスが所望する状態となるように設定してある。
なお、金属部材は金属線に限定されるものでは無く、金属製帯状部材等であってもよい。また、絶縁部材も絶縁線に限定されるものでは無く、樹脂製帯状部材或いは金属部材が配置される貫通孔、或いは、溝を有する樹脂製チューブであってもよい。また、金属素線の線径及び絶縁線素線の線経を適宜設定して各線の張力を調整する、或いは、金属線2の持数及び絶縁線3の持数を適宜設定して各線の張力を調整してブレード15bのバランスが所望する状態となるようにしてもよい。
ブレード15bは、打数が例えば16本であり、打数8本の金属線2a、2b、…、2g、2hを平行に配列して右巻きで巻回し、打数8本の絶縁線3a、3b、…、3g、3hを平行に配列して左巻きで巻回して構成されている。
上述した構成によれば、隣り合う金属線2a、2b、…、2g、2h同士が接触すること無く、予め定めた間隔で離間した状態に保持される。
なお、打数は、16本に限定されるものでは無く、それ以上であっても16本より少なくてもよい。
図3Aに示すようにブレード15bの先端部及び基端部にはリング状に形作られる帯状のフレキシブル基板4、5が設けられている。
第1フレキシブル基板4は、先端部側接続部材であって、環状に構成される基板本体4Mである。第2フレキシブル基板5は、基端部側接続部材であって、環状に構成される基板本体5Mと、延出部となる延出基板部5Nとを備えて構成されている。
図3Cに示すように基板本体4Mには第1金属線2aの先端部が接合される第1接続部4aと、第2金属線2bの先端部が接合される第2接続部4bと、…、第7金属線2gの先端部が接合される第7接続部4gと、第8金属線2hの先端部が接合される第8接続部4hとが設けられている。
加えて、基板本体4Mには第1接続部4aと第2接続部4bとを電気的に接続する第1配線4qと、第3接続部4cと第4接続部4dとを電気的に接続する第2配線4rと、第5接続部4eと第6接続部4fとを電気的に接続する第3配線4sと、第7接続部4gと第8接続部4hとを電気的に接続する第4配線4tとが設けられている。
一方、基板本体5Mには第1金属線2aの基端部が接合される第1接続部5aと、第2金属線2bの基端部が接合される第2接続部5bと、…、第7金属線2gの基端部が接合される第7接続部5gと、第8金属線2hの基端部が接合される第8接続部5hとが設けられている。
加えて、基板本体5Mには第2接続部5bと第3接続部5cとを電気的に接続する第1配線5qと、第4接続部5dと第5接続部5eとを電気的に接続する第2配線5rと、第6接続部5fと第7接続部5gとを電気的に接続する第3配線5sとが設けられている。
さらに加えて、基板本体5M及び延出基板部5Nには、第1接続部5aと該基板部5Nに設けられたと第1接点6aとを接続する第1接点用配線5xと、第8接続部5hと該基板部5Nに設けられた第2接点6bとを接続する第2接点用配線5yとが設けられている。
第1接点6a及び第2接点6bは、後述する破れ検出部7と電気的に接続される電気接点部である。
第1フレキシブル基板4は、環状に形作られつつ、ブレード15bの先端部内周側に配置される。各接続部4a、4b、…、4g、4hは、該基板4が環状に形作られることによって、周方向に配列される。各接続部4a、4b、…、4g、4hには、該接続部4a、4b、…、4g、4hに対応する金属線2a、2b、…、2g、2hの先端部がそれぞれ例えば半田によって接合される。
一方、第2フレキシブル基板5の基板本体5Mは、環状に形作られつつ、ブレード15bの基端部内周側に配置される。各接続部5a、5b、…、5g、5hは、該基板本体5Mが環状に形作られることによって、周方向に配列される。各接続部5a、5b、…、5g、5hには、該接続部5a、5b、…、5g、5h対応する金属線2a、2b、…、2g、2hの基端部がそれぞれ半田によって接合される。
この結果、図3Dに示すようにブレード15bを構成する右巻きで平行に配列されている打数8本の金属線2a、2b、…、2g、2hは、基板本体4Mに設けられた第1接続部4a、…第8接続部4h及び第1配線4q、…、第4配線4tと、基板本体5Mに設けられた第1接続部5a、…第8接続部5h及び第1配線5q、…、第3配線5sとによって一本の導電部である破れ検出線2Lとして構成される。
そして、図1の破線に示すように第1接点6aには例えば操作部12内に設けられている破れ検出部7から延出する第1接続線8aが接続され、第2接点6bには破れ検出部7から延出する第2接続線8bが接続されている。この結果、第1接点6aと第2接点6bとが第1接続線8a、破れ検出線2L、及び第2接続線8bによって電気的に接続される。
破れ検出部7は、本実施形態において破れ検出線2Lの抵抗値を測定する、抵抗検出器である。
なお、上述した実施形態においては、図3C等において、基板本体4Mに設けた長方形形状の各接続部4a、…、4hの長手軸及び基板本体5Mに設けた長方形形状の各接続部5a、…、5hの長手軸をブレード15bの長手軸に対して平行に配置している。
しかし、基板本体4Mの接続部4a、…、4hの長手軸及び基板本体5Mの接続部5a、…、5hの長手軸をブレード15bが構成する金属線2a、…、2hの傾斜角に一致するようにブレード15bの長手軸に対して傾けるようにしてもよい。
ここで、上述のように構成した内視鏡10の作用を説明する。
作業者は、内視鏡検査を行うにあたって装置本体100の主電源スイッチ(不図示)をオン状態にする。すると、装置本体100の電源部から内視鏡10に電力が供給され、内視鏡観察状態になる。このとき、表示部101の画面上に内視鏡画像が表示される。また、抵抗検出器である破れ検出部7による破れ検出線2Lの抵抗値の測定が開始され、その検出値が制御部に出力される。
なお、破れ検出部7と装置本体100の制御部とは図示しない配線によって接続されている。
湾曲チューブ15cに微細な破れ或いは微少な孔が形成されている状態において、挿入部11が被検査部位である例えば水中に浸漬されると、破れ等を通じて水分が湾曲チューブ15cの内層に向かって徐々に侵入する。
そして、図4Aに示すように侵入した水分9が例えば第4金属線2dと第5金属線2eとに触れた状態になる。すると、図4Bに示すように第4金属線2dの中途部と第5金属線2eの中途部とが水分9によって導通された状態になる。
このとき、ブレード15bに構成されていた一本の破れ検出線2L中に、第4金属線2dの基端部と第5金属線2eの基端部とを接続する矢印4Y1に示す従来の接続経路に加えて、矢印4Y2に示すように第4金属線2dと第5金属線2eとが水分9によって接続された新たな接続経路が出現する。
この結果、破れ検出部7において検出している抵抗値が変化する。
すると、破れ検出部7から制御部に向けて変化した抵抗値が出力される。制御部は、破れ検出部7から異なる値に変化した抵抗値が入力される同時に、挿入部11の外層に破れが生じている旨をユーザーに告知するため、例えば表示部101に「挿入部に破れが発生しています」等の文言を表示する。
このように、挿入部11を構成するブレード15bを、一方向に平行に配列されて巻回される複数の打数の金属線2と、他方向に平行に配列されて逆方向に巻回される複数の打数の絶縁線3とで管状に網組みして構成する。加えて、平行に配列された複数の金属線2a、…、2hの先端部をそれぞれ基板本体4Mの接続部4a、…、4hに接続する一方、金属線2a、…、2hの基端部を基板本体5Mの接続部5a、…、5hに接続して、ブレード15bを構成する複数の金属線2a、…、2hを一本の破れ検出線2Lとして構成する。
その上で、基板本体5Mの第1接続部5aと電気的に接続されている第1の接点6aに検出部7から延出する第1接続線8aを接続し、第8接続部5hと電気的に接続されている第2の接点6bに検出部7から延出する第2接続線8bを第2接点6bに接続して、該検出部7によって破れ検出線2Lの抵抗を常時検出する。
この構成によれば、破れを介して浸入した液体が複数の金属線に触れる、或いは、破れを介して被検部位の金属体が複数の金属線に触れることによって、破れ検出線2Lの抵抗値が変化したことを検出部7が検出して、挿入部11の外層を構成する湾曲チューブ15cの破れ或いは可撓管部チューブ16h2の破れを検出することができる。
また、この抵抗値の変化量を知ることで破れ位置の予測をすることができる。
そして、制御部が検出部7の検出している抵抗値の変化を確認すると同時に外層の不具合をユーザーに告知することが可能になる。また、破れ位置を知ることもできるため、被害を小さくとどめることが可能となる。
告知を受けたユーザーが、直ちに作業を中断、或いは、中止することによって、外層の破れがさらに拡大することが防止される。
なお、上述した実施形態においては、表示部101に「破れが発生しています」と表示することによって、ユーザーに外層の破れを告知するとしている。しかし、告知手段は、表示部101への表示に限定されるものでは無く、図示しないランプを点滅させる、或いは、図示しないブザーを鳴らす、或いは、操作部を振動させること等によってユーザーに外層の不具合を告知する構成にしてもよい。
また、図5Aに示すようにブレード15bと第1内チューブ15hとの間及びブレード15bと第2内チューブ16h1との間に高吸水性樹脂部材で形成した可撓性を有する吸水パイプ15pを設けるようにしてもよい。
このように吸水パイプ15pを設けた内視鏡10においては、例えば湾曲チューブ15cの破れから侵入した水分が隣り合う金属線に直接触れた場合、上述したように新たな接続経路が出現して破れ検出線2Lの抵抗値が変化する。
また、図5Bに示すように吸水パイプ15pが水分を含んで膨潤部15p1が構成され、この膨潤部15p1が例えば第4金属線2dと第5金属線2eとに接触することによっても上述と同様に従来の接続経路に加えて、吸水パイプ15pの膨潤部15p1によって接続された新たな接続経路が出現して破れ検出線2Lの抵抗値が変化する。
上述の構成によれば、湾曲チューブ15c、或いは、可撓管部チューブ16h2に破れが発生して、その破れを通じて液体が僅かずつ侵入する状況下においても、外層の不具合を検出することが可能である。
なお、図5Cに示すように吸水パイプ15pの膨潤した膨潤部15p2によって例えば第4金属線2dの配列が乱され、該金属線2dに隣設する例えば第3金属線2cに接触することによっても破れ検出線2Lの抵抗値が変化して外層の不具合を検出することが可能である。
上述した実施形態においては、外層を構成する湾曲チューブ15cの破れ或いは可撓管部チューブ16h2の破れ等を破れ検出線2Lの抵抗値を検出して行うとしている。しかし、湾曲チューブ15cの破れ或いは可撓管部チューブ16h2の破れ等の検出は、破れ検出線2Lの抵抗値の変化に限定されるものでは無く、図6A−図6Bに示すように破れ検出線2Lが断線したことを検出して外層の破れを検出するようにしてもよい。
図6Aに示すように本実施形態においても、ブレード15bと第1内チューブ15hとの間及びブレード15bと第2内チューブ16h1との間に高吸水性樹脂部材で形成した吸水パイプ15pを設けている。
吸水パイプ15pを設けた内視鏡10においては、図6Bに示すように例えば破れ部16Bから水分が侵入して吸水パイプ15pに到達することによって、該吸水パイプ15pに膨潤部15p3が形成される。膨潤部15p3は、吸水量が増加するに連れて破れ部16Bの方向に膨張していく。
すると、図6Cに示すように膨潤部15p3の膨張に伴ってブレード15bが外側に押し広げられていく。すると、ブレード15bを構成する例えば一本の金属線が引っ張れて断線する。この断線は、破れ検出部7によって検出される。つまり、本実施形態において破れ検出部7は破れ検出線2Lの断線を検出する断線検出器である。
この構成によれば、上述した実施形態と同様に湾曲チューブ15c或いは可撓管部チューブ16h2に破れが発生していることを検出することが可能である。
また、上述した実施形態においては、先端側接続部材を第1フレキシブル基板4として、該基板4の各接続部4a、4b…、4hに対応する第1金属線2aの先端部、第2金属線2bの先端部、…、第8金属線2hの先端部をそれぞれ接合する構成としている。しかし、先端側接続部材を以下に示すように構成してもよい。
図7に示すように本実施形態の先端側接続部材20は、異方性導電ゴム21と、第1フレキシブル基板4と、外管22と、を備えて構成されている。異方性導電ゴム21は、環状に構成され、ブレード15bの先端部に外嵌配設される。
第1フレキシブル基板4は、環状に構成された異方性導電ゴム21の外周面側に配設される。この配設状態において、第1フレキシブル基板4の第1接続部4a、第2接続部4b、…、第7接続部4g及び第8接続部4hは、異方性導電ゴム21の外周面に密着配置される。
外管22は、環状に形作られた第1フレキシブル基板4の外周面側に配置される。外管22の内径は、異方性導電ゴム21の外径より予め小径に設定されている。
なお、本実施形態の第1フレキシブル基板4に設けた接続部4a、…、4hの長手軸は、上述したようにブレード15bが構成する金属線2a、…、2hの傾斜角に一致するようにブレード15bの長手軸に対して傾いて設けられている。
先端側接続部材20を構成するに当たって作業者は、まず、異方性導電ゴム21を湾曲駒組15aの外周を被覆するブレード15bの先端部に配置する。
次に、異方性導電ゴム21の外周面に第1フレキシブル基板4の第1接続部4a、第2接続部4b、…、第7接続部4g及び第8接続部4hが密着するように該基板4を配置する。このとき、第1接続部4aと第1金属線2aの先端部とを該ゴム21を挟んで対向させる。同様に、第2接続部4bと第2金属線2bの先端部、…、第8接続部4hと第8金属線2hの先端部とを該ゴム21を挟んで対向させる。
次いで、外管22を異方性導電ゴム21の弾性力に抗して第1フレキシブル基板4の外周面側に配置する。すると、異方性導電ゴム21の弾性力によって、第1フレキシブル基板4の第1接続部4a、第2接続部4b、…、第7接続部4g及び第8接続部4hが押圧される。
この結果、第1フレキシブル基板4に設けられた第1接続部4aと第1金属線2aの先端部とが異方性導電ゴム21を介して電気的に接続され、…、第8接続部4hと第8金属線2hの先端部とが異方性導電ゴム21を介して電気的に接続される。この結果、上述と同様な構成を得られる。
このように、先端側接続部材20を異方性導電ゴム21と、第1フレキシブル基板4と、外管22とで構成することによって、上述した実施形態のように各金属線2a、…、2hの先端部を第1フレキシブル基板4に設けられたそれぞれ対応する各接続部4a、…、4hに接合する接合作業が不要になる。
また、上述した実施形態においては、基端側接続部材を環状に構成される基板本体5Mと、延出部となる延出基板部5Nとを備える第2フレキシブル基板5として、該本体5Mの各接続部5a、5b…、5hに対応する第1金属線2aの基端部、第2金属線2bの基端部、…、第8金属線2hの基端部をそれぞれ接合する構成としている。しかし、基端側接続部材を以下に示すように構成してもよい。
図8に示す本実施形態の基端側接続部材30は、基端側取付部40を構成する異方性導電ゴム31、コネクタ32、及び板バネ33と、接続基板34と、を備えて構成されている。
異方性導電ゴム31は、扁平な直方体形状に形成されている。異方性導電ゴム31は、可撓管部チューブ16h2の基端側に形成されている開口16m内に配置される。開口16mは、挿入部11の長手軸に沿って細長に形成されており、開口16mによってブレード15bを構成する複数の金属線2a、…2hの基端側部及び絶縁線3a、…、3hの基端側部が露出されている。
コネクタ32には接続基板接続部32aと、複数の接点部32bとが設けられている。接続基板接続部32aには、接続基板34の先端部が配置される。接点部32bは、複数の金属線2a、…2hに対応して設けられている。即ち、接点部32bは、第1接点部32b1、第2接点部32b2、…、第8接点部32b8である。そして、各接点部32b1、…、第8接点部32b8は、予め定めた量突出している。
板バネ33は、例えばCリング形状に形作られており、コネクタ32を挿入部11の中心軸方向に押圧する弾性力を有している。
接続基板34は、第2フレキシブル基板5と形状は異なるが略同様な構成であって、第1接続部5a、第2接続部5b、…、第7接続部5g及び第8接続部5hと、第2接続部5bと第3接続部5cとを電気的に接続する第1配線5q、第4接続部5dと第5接続部4eとを電気的に接続する第2配線5r、及び第6接続部5fと第7接続部5gとを電気的に接続する第3配線5sと、第1接続部5aと第1接点6aとを接続する第1接点用配線5x及び第8接続部5hと第2接点6bとを接続する第2接点用配線5yと、が設けられている。
なお、複数の接点部32b1、…、32b8のピッチは、金属線2a、…2hの長手方向のピッチに一致している。
基端側接続部材30を構成するに当たって作業者は、まず、異方性導電ゴム31を開口16m内に配置する。続いて、異方性導電ゴム31の外表面上にコネクタ32の接点部32b1、32b2、…、32b8を配置する。このとき、第1接点部32b1と第1金属線2aの基端側部とを該ゴム31を挟んで対向させる。同様に、第2接点部32b2と第2金属線2bの基端側部、…、第8接点部32b8と第8金属線2hの基端側部とを該ゴム31を挟んで対向させる。
次いで、この対向状態において、板バネ33を可撓管部チューブ16h2の基端側から外周面側に配置する。このとき、板バネ33の両端部33a、33bをそれぞれコネクタ32の長手側両側部に設けられている鍔部32c上に配置する。
このことによって、板バネ33の有する弾性力によって、コネクタ32に設けられた第1接点部32b1、第2接点部32b2、…、第7接点部32b7及び第8接点部32b8が異方性導電ゴム31を押圧して配置される。
この結果、第1接点部32b1と第1金属線2aの基端側部とが異方性導電ゴム31を介して電気的に接続され、…、第8接点部32b8と第8金属線2hの基端側部とが異方性導電ゴム31を介して電気的に接続される。
最後に、接続基板34の先端部を接続基板接続部32aに予め定められた位置関係で配置する。すると、コネクタ32内で第1接点部32b1と接続基板34の第1接続部5aとが電気的に接続され、第2接点部32b2と接続基板34の第2接続部5bとが電気的に接続され、…、第8接点部32b8と接続基板34の第8接続部5hとが電気的に接続される。
この結果、接続基板34に設けられた第1接続部5aと第1金属線2aの基端側部とが電気的に接続され、…、接続基板34に設けられた第8接続部5hと第8金属線2hの基端側部とが電気的に接続される。この結果、上述と同様な構成を得られる。
このように、基端側接続部材30を異方性導電ゴム31と、複数の接点部32b1、…、32b8を設けたコネクタ32と、コネクタ32を押圧する板バネ33と、第2フレキシブル基板と略同様な接続基板34とで構成することによって、上述した実施形態のように各金属線2a、…、2hの基端側部を接続基板34に設けられた対応する各接続部5a、…、5hにそれぞれ接合する接合作業が不要になる。
なお、上述した実施形態においては、コネクタ32の第1接点部32b1と第1金属線2aの基端側部とを異方性導電ゴム31を介して電気的に接続し、…、コネクタ32の第8接点部32b8と第8金属線2hの基端側部とを異方性導電ゴム31を介して電気的に接続するとしている。
しかし、図9、図10、図11に示すように基端側取付部40A、40B、40Cを構成して基端側接続部材30A、30B、30Cを構成するようにしてもよい。
図9に示すように基端側取付部40Aは、取付部本体41と、接続部本体42と、複数のコンタクトピン43とを備えて構成されている。
取付部本体41は、可撓管部チューブ16h2の基端側の外周面に固設される環状部材である。可撓管部チューブ16h2の基端側には上述した開口16mが形成されている。
接続部本体42は、取付部本体41に一体に設けられている。接続部本体42の長手方向には複数の貫通孔44a、…、44hが一列に配列されている。複数の貫通孔44のピッチは、複数の金属線2a、…、2hの長手方向のピッチに一致している。各貫通孔44a、…、44hには雌ネジが形成されている。
コンタクトピン43は、雄ねじを備え、破線に示すように貫通孔44内に螺合配置される。
基端側接続部材30Aを構成するに当たって作業者は、まず、取付部本体41を可撓管部チューブ16h2の基端側の外周面に配置する。その後、取付部本体41の長手方向及び周方向の位置を調整して、開口16m内の金属線2a、…、2hと貫通孔44a、…、44hとを一致させる。一致作業終了後、作業者は、取付部本体41を可撓管部チューブ16h2に接着、或いは、螺合等によって一体固定する。
次に、作業者は、各貫通孔44a、…、44hにコンタクトピン43を螺合していく。このとき、作業者は、第1貫通孔44aに螺合配置したコンタクトピン43の一端を第1金属線2aの基端側部に当接させる調整作業、第2貫通孔44bに螺合配置したコンタクトピン43の一端を第2金属線2bの基端側部に当接させる調整作業、…、第8貫通孔44hに螺合配置したコンタクトピン43の一端を第8金属線2hの基端側部に当接させる調整作業を行う。
この結果、第1貫通孔44aに螺合したコンタクトピン43と第1金属線2aの基端側部とが電気的に接続され、…、第8貫通孔44hに螺合したコンタクトピン43と第8金属線2hの基端側部とが電気的に接続される。
最後に、接続基板34の各接続部5a、…、5hを第1貫通孔44aに螺合されて突出したコンタクトピン43の他端、…、第8貫通孔44hに螺合したコンタクトピン43の他端に電気的に接続する。
この結果、接続基板34に設けられた第1接続部5aと第1金属線2aの基端側部とが電気的に接続され、…、接続基板34に設けられた第8接続部5hと第8金属線2hの基端側部とが電気的に接続される。
このように、基端側接続部材30Aを基端側取付部40Aと、接続基板34とで構成することによって、上述した実施形態のように各金属線2a、…、2hの基端側部を接続基板34に設けられた対応する各接続部5a、…、5hに電気的に接続することができる。
なお、上述した実施形態においては、接続基板34の各接続部5a、…、5hを貫通孔44a、…、44hに螺合したコンタクトピン43の他端に電気的に接続するとしている。しかし、貫通孔44a、…、44hに螺合したコンタクトピン43の他端に上述したように図示しないコネクタを介して各金属線2a、…、2hの基端側部と接続基板34の各接続部5a、…、5hとを電気的に接続するようにしてもよい。この場合、コネクタは、例えば、コンタクトピン43の他端に電気的に接続される端子部と、接続基板34の先端部が接続される接続基板接続部を備える。
また、コンタクトピン43で開口16m内に配置された異方性導電ゴム31を押圧して、コンタクトピン43と各金属線2a、…、2hの基端側部とを異方性導電ゴム31を介して電気的に接続するようにしてもよい。
図10に示すように基端側取付部40Bは、取付部本体を兼用するシート部材45であって、シート部材45は、接着面46と、複数の内側電極47と、複数の外側電極48と、複数の配線49と、を備えている。
シート部材45は、可撓性を有し、環状に形作られるように矩形形状である。接着面46は、シート部材45の一面であって、ブレード15bの基端部の外周面に配置される内面に設けられている。
また、内面にはブレード15bを構成する複数の金属線2a、…、2hに電気的に接続される複数の内側電極47a、…、47hが配列されている。内側電極47a、…、47hのピッチは、複数の金属線2a、…、2hの長手方向のピッチに一致している。一方、シート部材45の他面である外面には内側電極47a、…、47hにそれぞれ対応する複数の外側電極48a、…、48hが設けられている。
そして、第1外側電極48aと第1内側電極47aとは第1配線49aによって電気的に接続され、第2外側電極48bと第2内側電極47bとは第2配線49bによって電気的に接続され、…、第8外側電極48hと第8内側電極47hとは第8配線49hによって電気的に接続されている。
基端側接続部材30Bを構成するに当たって作業者は、シート部材45を可撓管部チューブ16h2から露出されたブレード15bに巻き付け固定する。このとき、作業者は、第1内側電極47aを第1金属線2a上に配置し、…、第8内側電極47hを第8金属線2h上に配置する。
シート部材45を巻き付け固定完了後、外側電極48a、…、48hが挿入部11の長手軸方向に一列に配列される。第1外側電極48aと第1金属線2aの基端側部とが電気的に接続され、…、第8外側電極48hとが電気的に接続されている。
最後に、接続基板34の第1接続部5aを第1外側電極48a電気的に接続し、…、第8接続部5hを第8外側電極48aに電気的に接続する。
この結果、接続基板34に設けられた第1接続部5aと第1金属線2aの基端側部とが電気的に接続され、…、接続基板34に設けられた第8接続部5hと第8金属線2hの基端側部とが電気的に接続される。
このように、基端側接続部材30Bを基端側取付部40Bであるシート部材45と、接続基板34とで構成することによって、上述した実施形態と同様に各金属線2a、…、2hの基端側部を接続基板34に設けられた対応する各接続部5a、…、5hに電気的に接続することができる。
図11に示すように基端側取付部40Cは、環状取付部51と、複数のコンタクトピン52とを備えて構成されている。
環状取付部51は、絶縁部材で構成された環状部材であって、複数の貫通孔53a、…、53hが周方向に等間隔で設けて構成されている。各貫通孔53a、…、53hの中心軸は、環状取付部51の中心軸51aに向かっている。
環状取付部51は、可撓管部チューブ16h2の基端側の外周面に固設される。可撓管部チューブ16h2の基端側には周状開口16mcが形成されている。周状開口16mcは、ブレード15bを構成する複数の金属線2a、…2hの基端部及び絶縁線3a、…、3hの基端部を露出される。
複数の貫通孔53a、…、53hのピッチは、複数の金属線2a、…、2hの周方向のピッチに一致している。各貫通孔54a、…、54hには雌ネジが形成されている。
コンタクトピン52は、雄ねじを備え、貫通孔53a、…、53hに螺合配置される。
基端側接続部材30Cを構成するに当たって作業者は、まず、環状取付部51を可撓管部チューブ16h2の基端側の外周面に配置する。その後、環状取付部51の長手方向及び周方向の位置を調整して、周状開口16mc内の金属線2a、…、2hと貫通孔53a、…、53hとを一致させる。一致作業終了後、環状取付部51を可撓管部チューブ16h2に接着、或いは、螺合等によって一体固定する。
次に、作業者は、各貫通孔53a、…、53h内にコンタクトピン52を螺合していく。このとき、作業者は、第1貫通孔53aに螺合配置したコンタクトピン52の一端を第1金属線2aの基端側に当接させる調整作業、第2貫通孔53bに螺合配置したコンタクトピン52の一端を第2金属線2bの基端部に当接させる調整作業、…、第8貫通孔53hに螺合配置したコンタクトピン52の一端を第8金属線2hの基端部に当接させる調整作業を行う。
この結果、第1貫通孔53aに螺合したコンタクトピン52と第1金属線2aの基端部とが電気的に接続され、…、第8貫通孔53hに螺合したコンタクトピン52と第8金属線2hの基端部とが電気的に接続される。
最後に、第2フレキシブル基板と略同様な構成の接続基板34Cの各接続部5a、…、5hを第1貫通孔53aに螺合したコンタクトピン52の他端、…、第8貫通孔53hに螺合したコンタクトピン52の他端に電気的に接続する。
この結果、接続基板34Cに設けられた第1接続部5aと第1金属線2aの基端部とが電気的に接続され、…、接続基板34Cに設けられた第8接続部5hと第8金属線2hの基端部とが電気的に接続される。
このように、基端側接続部材30Cを基端側取付部40Cと、接続基板34Cとで構成することによって、上述した実施形態と同様に各金属線2a、…、2hの基端側部を接続基板34に設けられた対応する各接続部5a、…、5hに電気的に接続することができる。
また、上述した実施形態においては、ブレードを網状管としている。しかしブレードを図12に示すように構成して湾曲チューブ15c或いは可撓管部チューブ16h2に破れが発生していることを検出するようにしてもよい。
図12Aに示すよう本実施形態のブレード60は、幅寸法及び厚み寸法を予め定めた寸法に設定した帯状金属部材である複数の平板金属を管状に網組みした網状管である。本実施形態の平板金属は、表面である一面及び裏面である他面に絶縁塗膜69を施してある。
なお、各平板金属61、…、68の先端部及び基端部と、両側面については金属面が露出している。絶縁塗膜は、例えば、窒化チタンである。
ブレード60は、打数が例えば8本で形成され、右巻きで巻回される打数4本での平板金属61、62、63、64と、左巻きで巻回される打数4本の平板金属65、66、67、68とで構成されている。
上述した構成によれば、隣り合う平板金属61、…、64同士及び隣り合う平板金属65、…、68同士が接触すること無く、予め定めた間隔で離間して重なり合った状態を保持して網組みされている。
なお、打数は、8本に限定されるものでは無く、それ以上であっても8本より少なくてもよい。
図12Bに示すようにブレード60の先端部及び基端部にはリング状に形作られる帯状の前記第1フレキシブル基板4と前記第2フレキシブル基板5とが設けられている。
本実施形態において、基板本体4Mに設けられている第1接続部4aには第1平板金属61の先端部が接合され、第2接続部4bには第5平板金属65の先端部が接合され、第3接続部4cには第2平板金属62の先端部が接合され、第4接続部4dには第6平板金属66の先端部が接合され、第5接続部4eには第3平板金属63の先端部が接合され、第6接続部4fには第7平板金属67の先端部が接合され、第7接続部4gには第4平板金属64の先端部が接合され、第8接続部4hには第8平板金属68の先端部が接合される。
一方、基板本体5Mに設けられている第1接続部5aには第1平板金属61の基端部が接合され、第2接続部5bには第5平板金属65の基端部が接合され、第3接続部5cには第2平板金属62の基端部が接合され、第4接続部5dには第6平板金属66の基端部が接合され、第5接続部5eには第3平板金属63の基端部が接合され、第6接続部5fには第7平板金属67の基端部が接合され、第7接続部5gには第4平板金属64の基端部が接合され、第8接続部5hには第8平板金属68の基端部が接合される。
第1フレキシブル基板4は、環状に形作られつつ、ブレード60の先端部内周側に配置される。各接続部4a、4b、…、4g、4hは、該基板4が環状に形作られることによって、周方向に配列される。各接続部4a、4b、…、4g、4hには対応する平板金属61、65、62、66、63、67、64、68の先端部がそれぞれ例えば半田によって接合される。
一方、第2フレキシブル基板5の基板本体5Mは、環状に形作られつつ、ブレード60の基端部内周側に配置される。各接続部5a、5b、…、5g、5hは、該基板本体5Mが環状に形作られることによって、周方向に配列される。各接続部5a、5b、…、5g、5hには対応する平板金属61、65、62、66、63、67、64、68の基端部がそれぞれ半田によって接合される。
この結果、図12Cに示すようにブレード60を構成する右巻きで平行に配列されている打数4本の平板金属61、62、63、64と、左巻きで平行に配列されている打数4本の平板金属65、66、67、68とが、基板本体4Mに設けられた第1接続部4a、…、第8接続部4h及び第1配線4q、…、第4配線4tと、基板本体5Mに設けられた第1接続部5a、…第8接続部5h及び第1配線5q、…、第3配線5sとによって一本の導電部である破れ検出線2LAとして構成される。
その他の構成は、図1−図4Bで示した実施形態と同様で有り、同部材には同符号を付して説明を省略している。
本実施形態において、湾曲チューブ15cに微細な破れ或いは微少な孔が形成されている状態において、挿入部11が被検査部位である液中に浸漬されると、破れ等を通じて水分が湾曲チューブ15cの内層に向かって侵入する。
そして、例えば図12Aの破線に示すように水分9Aが例えば隣り合った平板金属61、62、67に触れた場合、第1平板金属61の中途部、第2平板金属62の中途部及び第7平板金属67の中途部が水分9Aによって導通した状態になる。また、水分9Bが例えば第1平板金属61の側面の金属部分と第5平板金属65の側面の金属部分とに跨がって触れた状態になると、第1平板金属61の中途部と第5平板金属65の中途部とが水分9Bによって導通した状態になる。
この結果、上述したように破れ検出部7において検出している検出線2LAの抵抗値が変化して、外層を構成する湾曲チューブ15cの破れ或いは可撓管部チューブ16h2の破れ等を検出することができる。
なお、上記の説明では、一本の破れ検出線2L、2LAを構成したものであるが、ブレード15bに複数の並列配置した破れ検出線2L、2LAを構成してもよい。
なお、本発明は、以上述べた実施形態のみに限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形実施可能である。
1…内視鏡システム 2…金属線 2L、2LA…検出線 3…絶縁線
4…第1フレキシブル基板 4M…基板本体 5…第2フレキシブル基板 5M…基板本体
5N…延出基板部 5x…第1接点用配線 5y…第2接点用配線 6a…第1接点
6b…第2接点 7…検出部 8a…第1接続線 8b…第2接続線 9、9A、9B…水分
10…内視鏡 11…挿入部 12…操作部 13…ユニバーサルコード 14…先端部
15…湾曲部 15a…湾曲駒組 15b…ブレード 15c…湾曲チューブ
15f…先端湾曲駒 15h…第1内チューブ 15m…中間湾曲駒 15p…吸水パイプ
15p1、15p2、15p3…膨潤部 16…可撓管部 16B…破れ部
16h1…第2内チューブ 16h2…可撓管部チューブ 16m…開口
16mc…周状開口 16s…螺旋管 17…湾曲操作ノブ 18…コネクタ
20…先端側接続部材 21…異方性導電ゴム 22…外管
30、30A、30B、30C…基端側接続部材 31…異方性導電ゴム 32…コネクタ
32a…接続基板接続部 32b…接点部 32c…鍔部 33…板バネ 33a…両端部
34、34C…接続基板 40、40A、40B、40C…基端側取付部 41…取付部本体
42…接続部本体 43…コンタクトピン 44…貫通孔 45…シート部材
46…接着面 47…内側電極 48…外側電極 49…配線 51…環状取付部
51a…中心軸 52…コンタクトピン 60…ブレード 69…絶縁塗膜
100…装置本体 101…表示部

Claims (11)

  1. 挿入部の最外層を構成する絶縁部材で構成されたチューブ体と、
    前記チューブ体の内層を構成する、予め定めた持数で構成され、打数が複数であって右巻き又は左巻きで平行に巻回される金属部材及び予め定めた持数で構成されて前記金属部材の巻方向とは逆方向で平行に巻回される打数が複数である絶縁部材を管状に網組したブレードと、
    打数が複数の金属部材を導電部となるように接続する前記ブレードの先端側及び基端側にそれぞれ設けられる接続部材と、
    前記ブレードの基端側に設けられた接続部材に設けられ、前記チューブ体の破れを検出するための検出部が電気的に接続される一対の接点部と、
    を具備することを特徴とする内視鏡。
  2. 挿入部の最外層を構成する絶縁部材で構成されたチューブ体と、
    前記チューブ体の内層を構成する、打数が複数であって右巻き又は左巻きに巻回される両平面に絶縁塗膜を設けた平板金属部材及び打数が複数であって前記平板金属部材の巻方向と逆方向で平行に巻回される両平面に絶縁塗膜を設けた平板金属部材を管状に網組したブレードと、
    巻方向が異なる平板金属部材を導電部となるように接続する前記ブレードの先端側及び基端側にそれぞれ設けられる接続部材と、
    前記ブレードの基端側に設けられた接続部材に設けられ、前記チューブ体の破れを検出するための検出部が電気的に接続される一対の接点部と、
    を具備することを特徴とする内視鏡。
  3. 前記接続部材は、先端側接続部材である前記ブレードの先端部に設けられて環状に構成される第1フレキシブル基板と、基端側接続部材である前記ブレードの基端部に設けられて環状に構成される基板本体及び該基板本体の延出となる前記一対の接点部を設けた延出基板部を備える第2フレキシブル基板と、を有し、
    前記導電部は
    前記第1フレキシブル基板に、前記複数の金属部材の先端部がそれぞれ接合される周方向に配列される複数の接続部、及び自然数をnとして隣り合う第(2n−1)接続部と第2n接続部とを接続する複数の配線と、を設け、
    前記第2フレキシブル基板に、前記複数の金属部材の基端部がそれぞれ接合される周方向に配列される複数の接続部、前記一対の接点部の一方と第1接続部とを接続する第1接点用配線、前記打数をNとして第N接続部と前記一対の接点部の他方とを接続する第2接点用配線、及び自然数をnとして隣り合う第2n接続部と第(2n+1)接続部とを接続する複数の配線と、を設けて、
    前記一対の接点部の一方から前記一対の接点部の他方までを電気的に接続することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の内視鏡。
  4. 前記先端側接続部材は、
    環状に構成されて前記ブレードの先端部に配設される異方性導電ゴムと、
    前記異方性導電ゴムの外周面側に環状に構成された配設されて、該異方性導電ゴムの外周面に前記複数の接続部及び前記複数の配線が密着配置される前記第1フレキシブル基板と、
    前記第1フレキシブル基板の外周面側に配置されて前記第1フレキシブル基板を前記挿入部の中心軸方向に押圧する外管と、
    を具備することを特徴とする請求項3に記載の内視鏡。
  5. 前記基端側接続部材は、前記チューブ体の基端側に設けられ、前記複数の金属部材を挿入部長手方向に露出させる細長な開口に配設される異方性導電ゴムと、前記開口から露出される前記金属部材の長手方向のピッチと一致するように複数設けられ接点部を有する前記フレキシブル基板が接続されるコネクタと、を具備して構成される基端側取付部を有することを特徴とする請求項3に記載の内視鏡。
  6. 前記基端側取付部は、
    前記チューブ体の基端側の外周面に固設される取付部本体、
    前記取付部本体に一体に設けられ、前記チューブ体の基端側に設けられた挿入部長手方向に細長な開口によって露出された前記複数の金属部材の長手方向のピッチと一致する雌ねじを形成した複数の貫通孔を配列した接続部本体、
    及び前記貫通孔にそれぞれ螺合配置されて一端が前記金属部材に当接配置される複数のコンタクトピンを有する基端側取付部、
    を具備することを特徴とする請求項5に記載の内視鏡。
  7. 前記基端側取付部は、
    前記ブレードの基端部の外周面に接着固定される接着面を有する内面と、前記内面に設けられ前記複数の金属部材の長手方向のピッチと一致する複数の内側電極と、外面に設けられ前記内側電極にそれぞれ対応する複数の外側電極と、前記複数の外側電極と該外側電極に対応する前記内側電極とを接続する複数の配線と、を有するシート部材、
    を具備することを特徴とする請求項5に記載の内視鏡。
  8. 前記ブレードの下層に絶縁部材である第1内チューブ又は絶縁部材である第2内チューブを設けことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の内視鏡。
  9. 前記ブレードと前記第1内チューブとの間及び前記ブレードと前記第2内チューブとの間に高吸水性樹脂部材で形成した可撓性を有する吸水パイプを設けたことを特徴とする請求項8に記載の内視鏡。
  10. 前記接続部材は、前記打数が複数の金属部材を一本の導電部となるように接続することを特徴とする請求項1に記載の内視鏡。
  11. 前記接続部材は、前記巻方向が異なる平板金属部材を一本の導電部となるように接続することを特徴とする請求項2に記載の内視鏡。
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