JP6238287B2 - 顎模型の固定角度調整装置 - Google Patents
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Description
この他の角度調節機構としては、予め決められた角度に段階的に固定できるようになったカム式ジョイント式機構やギア式ジョイント式機構が知られており、これらの機構を用いた場合には高い保持力は得られるが、前者においては構造が複雑なものとなり製造コストが高くなるという問題点があり、後者においてはギア部分が摩耗し易いために耐久性が良くないという問題点があった。
実質的に円板状部分を含む形状を有し、当該円板状部分の中心位置に貫通孔を有し、前記第1シャフトの上端側に取り付けられた第1固定部材と、
前記第1固定部材の円板状部分と実質的に同じ大きさの円板状部分を含む形状を有し、当該円板状部分の中心位置に貫通孔を有した第2固定部材と、
前記第1固定部材と前記第2固定部材の間に位置し、前記第1及び第2固定部材の円板状部分と実質的に同じ外径を有した円板状体で、中心位置に貫通孔を有した第3固定部材と、
前記第2シャフトが挿通されるシャフト挿通穴がボルト頭部に設けられており、前記第1〜第3固定部材の前記貫通孔に挿通されるボルト軸部を有した固定ボルトと、
前記固定ボルトのボルト軸部端側に取り付けられ、締め付け操作を行うことで前記第1〜第3固定部材が積層された状態で固定でき、解除操作を行うことで前記第2及び第3固定部材の固定が解除可能な固定・解除部材
を含み、
前記第1固定部材と前記第2固定部材の、前記第3固定部材と対向する側の表面にはそれぞれ、前記貫通孔の位置を中心とする円をなすようにして等角度間隔で配置された複数の凹部が設けられており、前記第3固定部材には、前記第1固定部材及び前記第2固定部材に設けられた前記凹部がなす円と対応する円周上に小球収容孔が設けられており、当該小球収容孔には、当該第3固定部材の表面から外側に部分的に突出するようにして金属製の小球が回動可能な状態で収容されていることを特徴とする。
本発明の歯科実習用マネキン固定角度調整装置は、図1に示されるように、顎模型Aを固定台(図示されていないが、第1シャフトの下端側に存在し、当該装置を机の縁等に固定する役目を果たす)に対して所望の角度に調整して固定するための装置であり、固定台に対して実質的に垂直な方向に取り付けられる第1シャフト1の上端側に設けられた角度調整機構3によって、顎模型Aが取り付けられる第2シャフト2の固定角度が一定角度ごと変えられるようになっている。本発明において、第1シャフト1と第2シャフト2のなす角度を変化させるための角度調整機構3は、図2及び図3に示されるようにして、第1シャフト1の上端側に取り付けられた実質的に円板状体の第1固定部材4に、共に円板状体である第2固定部材5と第3固定部材6とが、同一軸線上に配置され、かつ、第1固定部材4に対して回動可能な状態で積層され、各固定部材の中心位置にある貫通孔に固定ボルト8が挿通されて、この固定ボルト8のボルト軸端に固定・解除部材(固定ナット)9が設けられた構成を有する。尚、本発明における固定ボルト8のボルト頭部には、図2に示されるようにして、第2シャフト2を挿通するためのシャフト挿通穴7が、固定ボルト8のボルト中心軸と直行する方向に設けられている。この際、第2固定部材5の貫通孔の形状をボルト頭部の形状と対応させることによって、固定・解除部材を締め付けた際に固定ボルト8が移動して、シャフト挿通穴7に挿通された第2シャフト2が、第2固定部材5の表面に押し付けられ、これにより第2シャフト2を固定することができる。
本発明では、第1固定部材4、第2固定部材5、第3固定部材6の材質が特に限定されるものではないが、第1固定部材4と第2固定部材5の材質が金属(例えばステンレス)で、第3固定部材6の材質が合成樹脂であることが好ましい。
本発明では、顎模型を用いた歯科実習に適した装置とするために、第1固定部材4と第2固定部材5に設けられる凹部10を、15°の等角度間隔で配置することが好ましい。
本発明では、第3固定部材6に設けられる小球収容孔11の数が、第1固定部材4及び第2固定部材5に設けられた凹部10の数と同じであっても、凹部10の数より少なくても良い。
尚、本発明では、図4に示されるようにして、第2シャフト2に固定される顎模型が、当該第2シャフトの軸を中心にして左右にそれぞれ0°、15°、30°の傾斜角度で固定されるようにして切欠き凹部13を設けることが好ましく、図4に示される固定ボルト8においては、ボルト頭部の一方の面(図面では左側面)に、第2シャフト2を0°及び30°の傾斜角度で固定するための切欠き凹部13が3か所設けられており、他方の面(図面では右側面)に、第2シャフト2を15°の傾斜角度で固定するための切欠き凹部13が2か所設けられている。
本発明における金属製小球の直径d1と、第1固定部材と第2固定部材に設けられる凹部(貫通小孔)の内径d2と、第3固定部材の厚みd3との関係は、d1:d2:d3=5:3:2であることが好ましい。
図8に示した切欠き凹部13及び突起部14a,14bの形状や構造は好ましい一例を示すものであって、これに限定されるものではない。
又、図9及び図10に示された装置においては、前記第2固定部材5の周縁部にシャフト固定部材15が取り付けられており、このシャフト固定部材15のシャフト挿通穴に第2シャフト2が挿通され、シャフト固定部材15のシャフト挿通穴の周縁部分には、図8(a)〜(c)に示したものと同様の形状の切欠き凹部13が設けられており、第2シャフト2の外周面には、シャフト固定部材15を両側から挟む位置にそれぞれ突起部14a,14bが設けられている。この図9の装置においても、図1の装置と同様に、第2シャフト2の外周面に設けられた突起部14a,14bのいずれかが切欠き凹部13内に少なくとも部分的に収容されることによって、シャフト固定部材15に対する第2シャフト2の角度が固定され、切欠き凹部13は、第2シャフト2に固定される顎模型Aが、第2シャフト2の軸を中心にして左右にそれぞれ0°、15°、30°の傾斜角度で固定されるようにして設けられていることが好ましい。
1 第1シャフト
2 第2シャフト
3 角度調整機構
4 第1固定部材
5 第2固定部材
6 第3固定部材
7 シャフト挿通穴
8 固定ボルト
9 固定・解除部材
10 凹部(貫通小孔)
11 小球収容孔
12 金属製の小球
13 切欠き凹部
14a,14b 突起部
15 シャフト固定部材
Claims (3)
- 顎模型を固定台に対して所望の角度に調整して固定するための装置であって、前記固定台に対して実質的に垂直な方向に取り付けられる第1シャフトと、前記顎模型が取り付けられる第2シャフトが、互いのなす角度が一定角度ごと変えられるようになった角度調整機構を介して接続されており、当該角度調整機構が、
実質的に円板状部分を含む形状を有し、当該円板状部分の中心位置に貫通孔を有し、前記第1シャフトの上端側に取り付けられた第1固定部材と、
前記第1固定部材の円板状部分と実質的に同じ大きさの円板状部分を含む形状を有し、当該円板状部分の中心位置に貫通孔を有した第2固定部材と、
前記第1固定部材と前記第2固定部材の間に位置し、前記第1及び第2固定部材の円板状部分と実質的に同じ外径を有した円板状体で、中心位置に貫通孔を有した第3固定部材と、
前記第2シャフトが挿通されるシャフト挿通穴がボルト頭部に設けられており、前記第1〜第3固定部材の前記貫通孔に挿通されるボルト軸部を有した固定ボルトと、
前記固定ボルトのボルト軸部端側に取り付けられ、締め付け操作を行うことで前記第1〜第3固定部材が積層された状態で固定でき、解除操作を行うことで前記第2及び第3固定部材の固定が解除可能な固定・解除部材
を含み、
前記第1固定部材と前記第2固定部材の、前記第3固定部材と対向する側の表面にはそれぞれ、前記貫通孔の位置を中心とする円をなすようにして等角度間隔で配置された複数の凹部が設けられており、前記第3固定部材には、前記第1固定部材及び前記第2固定部材に設けられた前記凹部がなす円と対応する円周上に小球収容孔が設けられており、当該小球収容孔には、当該第3固定部材の表面から外側に部分的に突出するようにして金属製の小球が回動可能な状態で収容されていることを特徴とする顎模型の固定角度調整装置。 - 前記固定ボルトに設けられた前記シャフト挿通穴の周縁部分における異なる位置に2以上の切欠き凹部が設けられ、前記シャフト挿通穴に挿通された前記第2シャフトの外周面には、前記固定ボルトのボルト頭部を両側から挟む位置にそれぞれ突起部が設けられており、当該突起部のいずれかが前記切欠き凹部内に少なくとも部分的に収容されることによって、前記固定ボルトに対する前記第2シャフトの角度が固定されることを特徴とする請求項1に記載の顎模型の固定角度調整装置。
- 前記第2固定部材の周縁部に、前記第2シャフトを挿通するためのシャフト挿通穴を有したシャフト固定部材が取り付けられており、前記シャフト固定部材の前記シャフト挿通穴の周縁部分における異なる位置に2以上の切欠き凹部が設けられ、前記シャフト挿通穴に挿通された前記第2シャフトの外周面には、前記シャフト固定部材を両側から挟む位置にそれぞれ突起部が設けられており、当該突起部のいずれかが前記切欠き凹部内に少なくとも部分的に収容されることによって、前記シャフト固定部材に対する前記第2シャフトの角度が固定されることを特徴とする請求項1に記載の顎模型の固定角度調整装置。
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