JP6238159B2 - 点灯装置及びそれを用いた前照灯装置、並びに車両 - Google Patents

点灯装置及びそれを用いた前照灯装置、並びに車両 Download PDF

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Description

本発明は、発光ダイオード等の発光素子から成る光源を点灯させる点灯装置及びそれを用いた前照灯装置、並びに車両に関する。
従来では、視認性向上(明るさ向上)のため、ハロゲンランプからHID(High Intensity Discharged)ランプへと前照灯を変更する車両が増加していた。近年では、LED(発光ダイオード)の発光効率の向上を受けて、LEDの前照灯を搭載した車両の量産が始まっている。特許文献1には、前照灯の負荷としてのLEDを点灯させる点灯装置が開示されている。
特許文献1に記載の点灯装置は、DC/DCコンバータを備え、その入力端子には、車載用バッテリ等の直流電源が接続されている。また、DC/DCコンバータの出力端子には、負荷である光源としてのLEDが接続されている。
DC/DCコンバータは、点灯装置の入力接続部と並列に接続される入力コンデンサを備える。入力コンデンサには、トランスの1次巻線とMOSFETより成るスイッチ素子の直列回路が接続されている。トランスの2次巻線には、ダイオードを介して出力コンデンサが接続されている。スイッチ素子がオンのとき、1次側電流(スイッチ素子のドレイン電流)は直線的に上昇し、トランスに電磁エネルギが蓄積される。スイッチ素子がオフすると、トランスの逆起電力によりダイオードは導通状態となり、トランスの蓄積エネルギを出力コンデンサに放出する。
オン状態のスイッチ素子のドレイン端子には、1次側電流に比例する電圧が発生するので、この電圧を1次側電流検出回路により検出し、1次側電流検出値として出力する。1次側電流検出回路は、スイッチ素子がオフ状態のときにドレイン電圧を監視して、ドレイン電圧が低下するタイミングを検出することにより、トランスの蓄積エネルギの放出タイミングを判定し、2次側電流吐出し信号としてマイコンに伝達する。
マイコンでは、2次側電流吐出し信号を受信すると、スイッチ素子をオン状態とする。そして、マイコンは、1次側電流検出値が1次側電流指令値に達すると、スイッチ素子をオフ状態とする。以下、同じ動作を繰り返すことによりスイッチ素子を電流臨界モードで制御する。
特開2011−050126号公報
近年、LEDの高効率化や大電流化に伴って、点灯時のDC/DCコンバータの出力電圧が低下する傾向にある。また、負荷を構成するLEDの一部が故障しても他のLEDで点灯を継続する場合を考慮して、DC/DCコンバータの出力電圧をより低くする必要がある。また、回路の損失を小さくするためには、スイッチ素子はオン抵抗が極力小さいものを選定するのが一般的である。
しかしながら、上記従来例の点灯装置では、DC/DCコンバータの出力電圧が低い場合、オン抵抗の小さいスイッチ素子を用いると、1次側電流検出値が小さくなる。このため、1次側電流検出値の変動幅が小さくなることから、スイッチ素子をターンオフするタイミングを正確に検出できず、出力電流を安定して制御することができなくなる虞があった。
本発明は、上記の点に鑑みて為されたもので、出力電圧が低い場合にも出力電流を安定して制御することのできる点灯装置及びそれを用いた前照灯装置、並びに車両を提供することを目的とする。
本発明の点灯装置は、直流電源から入力される電源電圧を変換し、単数または複数の発光素子から成る負荷に出力する電力変換部と、前記電力変換部の出力を制御する制御部とを備え、前記電力変換部は、入力側の1次巻線及び出力側の2次巻線を有するトランスと、前記1次巻線に直列に接続されて前記制御部によりオン/オフを制御されるスイッチング素子とを有し、前記トランスは、出力側に前記2次巻線とは異なる3次巻線を有し、前記制御部は、前記3次巻線に生じる電圧に基づいて前記1次巻線を流れる1次電流を模擬して測定し、且つ前記1次電流に基づいて前記スイッチング素子をオフに切り替えるタイミングを検出することを特徴とする。
この点灯装置において、前記制御部に動作電圧を供給する制御電源を有し、前記電力変換部は、前記3次巻線に生じる電圧により充放電し、且つ前記制御電源から供給されるオフセット電圧が重畳されるコンデンサを有し、前記制御部は、前記コンデンサの充電電圧を前記1次電流に模擬して測定することが好ましい。
この点灯装置において、前記トランスは、単巻トランスで構成され、前記1次巻線と前記2次巻線との接続点に前記スイッチング素子を接続し、前記制御部は、前記スイッチング素子に生じる電圧の変化に基づいて前記スイッチング素子をオンに切り替えるタイミングを検出し、前記電力変換部を電流臨界モードで制御することが好ましい。
この点灯装置において、前記電力変換部は、前記2次巻線に直列に接続されるダイオードを有し、前記制御部は、前記ダイオードの一端に生じる電圧の変化に基づいて前記スイッチング素子をオンに切り替えるタイミングを検出し、前記電力変換部を電流臨界モードで制御することが好ましい。
この点灯装置において、前記電力変換部は、前記2次巻線と前記3次巻線との間に前記ダイオードを接続して構成され、前記ダイオードは、前記スイッチング素子のオン時に前記2次巻線及び前記3次巻線を流れる電流を阻止する向きに接続され、前記制御部は、前記ダイオードのアノード電圧の変化に基づいて前記スイッチング素子をオンに切り替えるタイミングを検出することが好ましい。
この点灯装置において、前記電力変換部は前記負荷に電力を供給するための出力用コンデンサを有し、前記3次巻線と前記出力用コンデンサとの接続点を、抵抗を介して接地することが好ましい。
本発明の前照灯装置は、上記何れかの前記点灯装置と、前記点灯装置と、前記負荷と、前記負荷を収納するハウジングとを備えることを特徴とする。
本発明の車両は、前記前照灯装置を搭載することを特徴とする。
本発明は、3次巻線に生じる電圧に基づいて1次電流を模擬して測定している。このため、本発明では、スイッチング素子に生じる電圧の変動量に依らず、1次電流を模擬した3次巻線に生じる電圧の測定範囲を任意に設定することができる。したがって、本発明では、従来の点灯装置と比較して、1次電流の測定の分解能を上げることができ、スイッチング素子をオフに切り替えるタイミングをより精度良く検出することができる。その結果、本発明では、出力電圧が低い場合にも出力電流を安定して制御することができる。
本発明に係る実施形態1の点灯装置を示す図で、(a)は回路概略図で、(b)は1次電流測定部の出力電圧の波形図である。 従来の点灯装置を示す回路概略図である。 従来の点灯装置におけるマイコンの点灯制御のフロー図である。 (a)〜(d)は、従来の点灯装置の問題点の説明図である。 本発明に係る実施形態2の点灯装置を示す回路概略図である。 本発明に係る実施形態3の点灯装置を示す図で、(a)は回路概略図で、(b)は動作波形図である。 同上の点灯装置の他の構成を示す回路概略図である。 本発明に係る実施形態の前照灯装置を示す概略図である。 本発明に係る実施形態の車両を示す概略図である。
(実施形態1)
本発明の実施形態1に係る点灯装置1は、バッテリ(直流電源)から入力される電源電圧を変換し、単数または複数のLED20(発光素子)から成る負荷2に出力する電力変換部3と、電力変換部3の出力を制御する制御部とを備える。
電力変換部3は、入力側の1次巻線T11及び出力側の2次巻線T12を有するトランスT1と、1次巻線T11に直列に接続されて制御部によりオン/オフを制御されるスイッチング素子Q1とを有する。トランスT1は、出力側に2次巻線T12とは異なる3次巻線T13を有する。
制御部は、3次巻線T13に生じる電圧に基づいて1次巻線T11を流れる1次電流を模擬して測定し、且つ1次電流に基づいてスイッチング素子Q1をオフに切り替えるタイミングを検出する。
まず、従来の点灯装置について図面を用いて説明する。従来の点灯装置100は、図2に示すように、複数(ここでは、4個)のLED(発光素子)20を直列に接続して成る負荷2に対し、直流電圧を印加することで負荷2を点灯させるものである。点灯装置100は、自動車の車両に搭載されることを想定しており、負荷2はすれ違い用前照灯(ロービーム)として用いられる。
点灯装置100は、フライバック式のDC/DCコンバータから成る電力変換部300を備える。電力変換部300は、直流電源であるバッテリ(図示せず)に接続され、バッテリから印加される直流の電源電圧を、負荷2を点灯可能な直流電圧に昇圧又は降圧して出力する。
電力変換部300には、ロービームスイッチ501(図9参照)のオン/オフと連動してバッテリから電源電圧が供給される。すなわち、ロービームスイッチ501がオンに切り替わると、バッテリから電力変換部300に電源電圧が供給される。また、ロービームスイッチ501がオフに切り替わると、バッテリから電力変換部300への電源電圧の供給が停止する。
電力変換部300は、トランスT100と、トランスT100の1次巻線に直列に接続されたスイッチング素子Q100と、トランスT100の2次巻線にダイオードD100を介して接続されたコンデンサC100とを備える。スイッチング素子Q100は、Nチャネル型MOSFETで構成される。トランスT100の1次巻線及びスイッチング素子Q100の直列回路には、バッテリが接続される。したがって、スイッチング素子Q100のオン/オフを切り替えることで、トランスT100の2次巻線からダイオードD100を介してコンデンサC100に電流が流れ、コンデンサC100の両端間に直流電圧が発生する。
以下、電力変換部300の動作について説明する。スイッチング素子Q100がオンに切り替わると、トランスT100の1次巻線に電流が流れてエネルギが蓄積される。これに伴って、スイッチング素子Q100のドレイン−ソース間電圧(以下、「ドレイン電圧」と呼ぶ)が立ち上がる。ここで、電力変換部300は、トランスT100の1次巻線を流れる1次電流を測定する1次電流測定部301を備えている。1次電流測定部301は、スイッチング素子Q100のドレイン電圧を比較器10に出力する。
比較器10は、1次電流測定部301の出力値と、後述するマイコン4の比較演算部43の出力する制御値とを比較する。比較器10の出力は、RSフリップフロップ回路11のリセット(R)に入力される。そして、1次電流測定部301の出力値が比較演算部43の出力する制御値を上回ると、RSフリップフロップ回路11のリセットに「1」が入力される。そして、RSフリップフロップ回路11の出力が「0」となり、第1スイッチング素子Q1がオフに切り替わる。
スイッチング素子Q100がオフに切り替わると、トランスT100の1次巻線に蓄積されたエネルギが2次側へと吐き出される。その後、エネルギの吐き出しが終了すると、スイッチング素子Q100のドレイン電圧が立ち下がる。このドレイン電圧の立ち下がりは、微分回路から成るピーク検出回路12で検出する。そして、ピーク検出回路12の出力によりRSフリップフロップ回路11のセット(S)に「1」が入力される。すると、RSフリップフロップ回路11の出力が「1」となり、スイッチング素子Q100が再びオンに切り替わる。このように、電力変換部300は、電流臨界モード(Boundary Current Mode)で制御される。
点灯装置100は、通常時には、負荷2に流れる電流を一定に制御する定電流制御により負荷2を点灯させており、その制御にはマイコン4を用いている。なお、「マイコン」は、「マイクロコンピュータ」の略語である。また、点灯装置100は、負荷2に印加される電圧を出力電圧として測定する電圧測定回路13と、負荷2に流れる電流を出力電流として測定する電流測定回路14とを備える。電圧測定回路13は、電力変換部300の出力端間に直列に接続された抵抗R1,R2で分圧された電圧から出力電圧を測定する。電流測定回路14は、電力変換部300と負荷2との間に挿入された抵抗R3の両端電圧から出力電流を測定する。
マイコン4は、電圧測定回路13で得られた出力電圧を平均化する第1平均化部40と、電流測定回路14で得られた出力電流を平均化する第2平均化部41との両方の機能を有する。マイコン4は、予め記憶されている電流指令値を電流指令部42にて呼び出す。そして、電流指令部42は、電源測定回路15で測定した電源電圧に基づく値となるように、電流指令値を補正する。なお、電源測定回路15は、バッテリに接続されてバッテリの直流電圧を測定するものである。
その後、マイコン4は、補正した電流指令値と出力電流の平均値とを比較演算部43にて比較する。そして、マイコン4は、両者を一致させるように電力変換部300を制御すべく、制御値を比較器10に出力する。これにより、電力変換部300は、出力電流が一定の電流指令値となるように定電流制御される。
なお、図示していないが、マイコン4は、電源測定回路15で得られた電源電圧を平均化する機能を有する。また、マイコン4は、電源生成部16から動作電圧を供給されることで動作する。電源生成部16は、バッテリに接続され、バッテリの供給する直流電圧からマイコン4の動作電圧を生成する。
以下、マイコン4の点灯制御のフローについて図3を用いて説明する。先ず、マイコン4は、電源が投入されてRESET入力が解除されると(F01)、使用する変数・フラグ等の初期化処理を実行する(F02)。次に、マイコン4は、ロービームスイッチ501がオンであるか否かを判断し(F03)、オンであると判断すると、負荷2を点灯させるループ(F04以降)へ移行する。
マイコン4は、負荷2を点灯させる場合、A/D変換により電源電圧を読み込み(F04)、過去に読み込んだ測定値と合わせて電源電圧の平均化を実行する(F05)。一例として、マイコン4は、測定値を最新の測定値から3値分記憶しておき(読込時に更新)、次の最新の測定値を読み込んだときに最新の測定値と上記3値とを足し合わせ、4で除算することで平均化を実行する。
次に、マイコン4は、A/D変換により電力変換部300の出力電圧を読み込み(F06)、過去に読み込んだ測定値と合わせて出力電圧の平均化を実行する(F07)。そして、マイコン4は、内部のROM(図示せず)に記憶されている電流指令値を読み出し、電源電圧の平均値に基づく値となるように、電流指令値を補正する(F08)。更に、マイコン4は、A/D変換により電力変換部300の出力電流を読み込み(F09)、過去に読み込んだ測定値と合わせて出力電流の平均化を実行する(F10)。
そして、マイコン4は、補正した電流指令値と出力電流の平均値とを比較し(F11)、比較結果に基づいて制御値を変更する(F12)。その後、マイコン4は、負荷2の異常や、電源の異常を判断するといったその他の制御を実行する(F13)。
負荷2を上記の点灯制御により点灯させた場合の、スイッチング素子Q100のドレイン電圧、ピーク検出回路12の出力電圧、トランスT100の2次電流、スイッチング素子Q100のスイッチングの各波形を図4(a)に示す。また、スイッチング素子Q100のドレイン電圧の波形の一部を拡大した図を図4(b)に示す。
スイッチング素子Q100がオン状態にある期間では、ドレイン−ソース間にはドレイン電流とオン抵抗を掛け合わせたドレイン電圧が発生する。この期間では、ドレイン電流は増加し続けるため、ドレイン電圧も図4(b)に示すように増加し続ける。そして、スイッチング素子Q100のドレイン電圧が制御値に達すると、スイッチング素子Q100がオフに切り替わる。このとき、スイッチング素子Q100のドレイン電圧は、Vin+Vout/nまで上昇する。なお、「Vin」は電力変換部300の入力電圧、「Vout」は電力変換部300の出力電圧、「1/n」はトランスT100の巻数比を表す。
一方、スイッチング素子Q100がオフ状態にある期間では、ダイオードD100を介して2次電流が吐き出される。そして、2次電流の吐き出しが完了する(電流が零に達する)と、スイッチング素子Q100のドレイン電圧はVin+Vout/nからVinへと低下する。このドレイン電圧の低下をピーク検出回路12で検出し、検出したタイミングでスイッチング素子Q100がオンに切り替わる。以上の動作を繰り返すことで、従来の点灯装置100では、電力変換部300を電流臨界モードで制御していた。
ここで、発明が解決しようとする課題でも述べたように、近年、LED20の高効率化や大電流化に伴って、点灯時の電力変換部300の出力電圧が低下する傾向にある。例えば、負荷2が前照灯のロービームであれば、順方向電圧が2〜4V程度(定格電流が1〜1.5A)のLEDチップを複数個用いることが主流である。そして、負荷2を構成するLED20の一部が故障して1個のLED20のみを点灯させる状態になる場合を考慮して、電力変換部300の出力電圧も数V程度になることを考慮する必要がある。
また、回路の損失を小さくするためには、スイッチング素子Q100はオン抵抗が極力小さいものを選定するのが一般的である。例えば、負荷2が前照灯のロービームであれば、ドレイン−ソース間の最大定格電圧が30〜60V程度の素子を選定するのが一般的であり、そのオン抵抗は数mΩ〜10mΩ程度である。
このように、電力変換部300の出力電圧が低く、且つオン抵抗の小さいスイッチング素子Q100を用いた場合、図4(c)に示すように、1次電流に比例するスイッチング素子Q100のドレイン電圧の変動幅が小さくなる。すると、マイコン4での制御値も低く設定しなければならず、1次電流の測定の分解能が小さくなることから、スイッチング素子Q100をオフに切り替えるタイミングを正確に検出することができなくなる。この場合、電力変換部300の出力電流を安定して制御できなくなる虞がある。
以下、上記の課題を解決する本発明の実施形態1に係る点灯装置1について図面を用いて説明する。なお、従来の点灯装置100と共通する構成については同じ番号を付して説明を省略する。また、本実施形態の点灯装置1におけるマイコン4の点灯制御のフローは、従来の点灯装置100におけるマイコン4の点灯制御のフローと同じであるので、説明を省略する。更に、図1(a)では、抵抗R1〜R3、電圧測定回路13、電流測定回路14、電源測定回路15の図示を省略している。更に、図1(a)では、マイコン4における第1平均化部40、第2平均化部41、電流指令部42、比較演算部43の図示を省略している。
本実施形態の点灯装置1は、図1(a)に示すように、電力変換部300の代わりに電力変換部3を設けている。電力変換部3と負荷2との間には、ノイズフィルタ用の1対のコイルL1,L2を設けている。また、本実施形態の点灯装置1では、微分回路120を構成するコンデンサC4及び抵抗R6の直列回路と、ダイオードD2〜D4及び抵抗R7とでピーク検出回路12を構成している。更に、本実施形態の点灯装置1では、RSフリップフロップ回路11と比較器10との間、及びRSフリップフロップ回路11とピーク検出回路12との間にそれぞれエッジ検出回路17,18を設けている。
なお、本実施形態の点灯装置1では、比較器10と、RSフリップフロップ回路11と、ピーク検出回路12と、エッジ検出回路17,18と、マイコン4とで「制御部」を構成している。そして、制御部は、スイッチング素子Q1に生じる電圧(ここでは、ドレイン電圧)の変化に基づいてスイッチング素子Q1をオンに切り替えるタイミングを検出し、電力変換部3を電流臨界モードで制御する。
電力変換部3は、単巻トランス(オートトランス)から成るトランスT1と、トランスT1の1次巻線T11に直列に接続されたスイッチング素子Q1と、トランスT1の2次巻線T12にダイオードD1を介して接続されたコンデンサC2とを備える。スイッチング素子Q1は、Nチャネル型MOSFETで構成される。トランスT1の1次巻線T11及びスイッチング素子Q1の直列回路には、平滑用のコンデンサC1を介してバッテリが接続される。したがって、スイッチング素子Q1のオン/オフを切り替えることで、トランスT1の2次巻線T12からダイオードD1を介してコンデンサC2に電流が流れ、コンデンサC2の両端間に直流電圧が発生する。すなわち、コンデンサC2(出力用コンデンサ)は、その両端間に発生する直流電圧を負荷2に印加することで、負荷2に電力を供給する。
電力変換部3には、トランスT1の1次巻線T11を流れる1次電流を測定するための1次電流測定部30を設けている。1次電流測定部30は、トランスT1を構成する磁性体(図示せず)に巻き回された3次巻線T13を備える。3次巻線T13の一端は、GND電位に接続されて接地されている。また、3次巻線T13の他端には、抵抗R5及びコンデンサC3の直列回路を接続している。この抵抗R5とコンデンサC3との接続点には、例えば5Vの制御電源から抵抗R4を介して直流電圧を供給する。本実施形態の点灯装置1では、制御電源は電源生成部16で構成する。
ピーク検出回路12は、スイッチング素子Q1のドレイン電圧の立ち下がりを検出する。微分回路120は、スイッチング素子Q1のドレインと、ダイオードD2,D3及び抵抗R7の直列回路との間に設けられている。ダイオードD3のアノードには、抵抗R7を介してマイコン4から直流電圧が供給される。この直流電圧は、スイッチング素子Q1がオフのときにマイコン4から供給し、スイッチング素子Q1がオンに切り替わると供給を停止する。
ダイオードD2のアノードと、ダイオードD3のカソードとの接続点は、エッジ検出回路18と、ダイオードD4のアノードと、ダイオードD5のカソードとにそれぞれ接続されている。ダイオードD4及びダイオードD5の直列回路は、電源生成部16とGND電位との間に設けられており、ピーク検出回路12の出力電圧を0Vから電源生成部16の出力電圧(ここでは、5V)の間に制限する。
以下、ピーク検出回路12の動作について簡単に説明する。スイッチング素子Q1がオフ状態のとき、トランスT1の2次巻線T12を流れる2次電流の吐き出しが完了するまでは、マイコン4から供給される直流電圧がピーク検出回路12の出力電圧となる。その後、2次電流の吐き出しが完了してスイッチング素子Q1のドレイン電圧が低下すると、マイコン4から供給される直流電圧は、ダイオードD2を介して引き抜かれる。これにより、ピーク検出回路12の出力電圧が立ち下がる。
エッジ検出回路17は、比較器10の出力電圧の立ち上がりエッジを検出する。また、エッジ検出回路18は、ピーク検出回路12の出力電圧の立ち下がりエッジを検出する。
ここで、1次電流測定部30のコンデンサC3は、スイッチング素子Q1がオン状態のときに充電され、スイッチング素子Q1がオフ状態のときに放電される。そして、1次電流測定部30の出力電圧は、図1(b)に示すように、コンデンサC3の充放電により変動する電圧に、制御電源(電源生成部16)の直流電圧を抵抗R4,R5で分圧したオフセット電圧V1を重畳したものとなる。
すなわち、本実施形態の点灯装置1では、トランスT1の1次巻線T11を流れる1次電流を、コンデンサC3の充電電圧で模擬することにより、電力変換部3のトランスT1の2次側で1次電流を測定している。なお、1次電流測定部30の出力電圧の振れ幅は、3次巻線T13の巻数や、抵抗R5の抵抗値、コンデンサC3の容量値を変更することで調整することができる。3次巻線T13は、高耐圧の部品を選定することによる回路の大型化を避けるために、1次電流の測定に必要な電圧を確保できる最低限の巻数にするのが望ましい。また、抵抗R4,R5の抵抗値を変更することで、オフセット電圧V1を調整することができる。なお、本実施形態の点灯装置1では、3次巻線T13の一端をGND電位に接続して接地することで、1次電流をより安定した形で測定できるようにしている。
上述のように、本実施形態の点灯装置1では、1次電流測定部30により、3次巻線T13に生じる電圧に基づいて1次電流を模擬して測定している。このため、本実施形態の点灯装置1では、スイッチング素子Q1のオン期間でのドレイン電圧の変動量に依らず、1次電流を模擬した3次巻線T13に生じる電圧の測定範囲を任意に設定することができる。したがって、本実施形態の点灯装置1では、従来の点灯装置100と比較して、1次電流の測定の分解能を上げることができ、スイッチング素子Q1をオフに切り替えるタイミングをより精度良く検出することができる。その結果、本実施形態の点灯装置1では、電力変換部3の出力電圧が低い場合にも出力電流を安定して制御することができる。
また、本実施形態の点灯装置1は、従来の点灯装置100と比較して、スイッチング素子Q1のオン期間でのドレイン電圧の変動量が小さい場合でも、1次電流の測定に必要な分解能を確保することができる。このため、本実施形態の点灯装置1では、オン抵抗の小さいスイッチング素子Q1を採用することができ、回路の損失を低減することができる。
なお、トランスT1に3次巻線T13を設ければ1次電流測定部30を実現することができるので、電力変換部3の構成は本実施形態の点灯装置1の構成に限定されず、他のDC/DCコンバータの構成でも適用が可能である。
(実施形態2)
以下、本発明の実施形態2に係る点灯装置1について図面を用いて説明する。なお、本実施形態の点灯装置1の基本的な構成は実施形態1の点灯装置1と同じであるので、共通する部位には同一の番号を付して説明を省略する。本実施形態の点灯装置1は、図5に示すように、電力変換部3のトランスT1を、1次巻線T11と2次巻線T12とで互いに絶縁された複巻トランスで構成している。また、本実施形態の点灯装置1では、トランスT1の2次巻線T12を実施形態とは逆向きに巻いている。したがって、電力変換部3の出力電圧の極性が反転しているので、負荷2の各LED20を実施形態1とは逆向きに接続している。
また、本実施形態の点灯装置1では、2次巻線T12の一部を3次巻線T13として兼用しており、2次巻線T12と3次巻線T13との間にダイオードD1を設けている。ダイオードD1は、スイッチング素子Q1のオン時に2次巻線T12及び3次巻線T13を流れる電流を阻止する向きに接続されている。3次巻線T13の一端は、GND電位に接続されて接地されている。また、3次巻線T13の他端には、抵抗R5及びコンデンサC3の直列回路を接続している。この抵抗R5とコンデンサC3との接続点には、制御電源(電源生成部16)から抵抗R4を介して直流電圧を供給する。
本実施形態1の点灯装置1は、実施形態1の点灯装置1と同様の効果を奏することができる。ここで、本実施形態の点灯装置1では、上述のように、2次巻線T12の一部を3次巻線T13として兼用している。したがって、本実施形態の点灯装置1では、実施形態1の点灯装置1のように3次巻線T13を別途設ける場合と比較して、トランスT1の小型化を図ることができる。
なお、本実施形態の点灯装置1は、LED20で構成される負荷2を点灯するものであるが、例えばHIDランプで構成される負荷2を点灯するために用いてもよい。この場合でも、本実施形態の点灯装置1は、上記と同様の効果を奏することができる。
(実施形態3)
以下、本発明の実施形態3に係る点灯装置1について図面を用いて説明する。なお、本実施形態の点灯装置1の基本的な構成は実施形態2の点灯装置1と同じであるので、共通する部位には同一の番号を付して説明を省略する。本実施形態の点灯装置1は、図6(a)に示すように、ダイオードD1のアノードに微分回路120を接続している。すなわち、本実施形態の点灯装置1では、ピーク検出回路12は、図6(b)に示すように、ダイオードD1のアノード電圧の立ち下がりを検出する。すなわち、ピーク検出回路(制御部)12は、ダイオードD1のアノード電圧の変化に基づいてスイッチング素子Q1をオンに切り替えるタイミングを検出する。
以下、ピーク検出回路12の動作について簡単に説明する。スイッチング素子Q1がオフ状態のとき、トランスT1の2次巻線T12及び3次巻線T13を流れる2次電流の吐き出しが完了するまでは、マイコン4から供給される直流電圧がピーク検出回路12の出力電圧となる。その後、2次電流の吐き出しが完了してダイオードD1のアノード電圧が低下すると、マイコン4から供給される直流電圧は、ダイオードD2を介して引き抜かれる。これにより、ピーク検出回路12の出力電圧が立ち下がる。
ここで、従来の点灯装置100では、電力変換部300の出力電圧が低い場合、図4(d)に示すようにスイッチング素子Q100のドレイン電圧の立ち下がりの減少幅が小さくなる。このため、従来の点灯装置100では、スイッチング素子Q100のドレイン電圧が低下するタイミングをピーク検出回路12で正確に検出することができない虞があった。すなわち、従来の点灯装置100では、ピーク検出回路12によりスイッチング素子Q100を所望のタイミングでオンに切り替え難く、電力変換部300を電流臨界モードで制御できなくなる虞があった。
これに対して、本実施形態の点灯装置1では、上述のように、ピーク検出回路12は、ダイオードD1のアノード電圧の立ち下がりを検出している。このため、本実施形態の点灯装置1では、従来の点灯装置100と比較して、電力変換部3の出力電圧が低い場合にも、ピーク検出回路12に入力される電圧の変動幅が大きくなる。したがって、本実施形態の点灯装置1では、スイッチング素子Q1を所望のタイミングでオンに切り替え易く、電力変換部3を安定した電流臨界モードで制御することができる。
なお、3次巻線T13の巻数を適宜設定することにより、ダイオードD1のアノード電圧の変動幅を、電力変換部3の出力電圧とほぼ同じ程度にすることが可能である。
また、本実施形態の点灯装置1では、図6(b)に示すように、マイコン4からピーク検出回路12に直流電圧を供給するタイミングを、スイッチング素子Q1がオフに切り替わるタイミングからt1だけ遅らせている。これにより、スイッチング素子Q1がオフに切り替わる際に、ダイオードD1のアノード電圧に生じるリンギング現象によるピーク検出回路12の誤動作を防止している。
ここで、本実施形態の点灯装置1は、図7に示すように、3次巻線T13とコンデンサC2(出力用コンデンサ)との接続点を、抵抗R8を介して接地する構成でもよい。この構成では、バッテリの電源電圧や負荷2の変動で電力変換部3の出力電流が急激に低下した場合、これに伴って抵抗R8の両端電圧も低下する。その結果、1次電流測定部30の出力電圧が低下するため、1次電流測定部30の出力電圧が制御値に達するまでの時間、すなわちスイッチング素子Q1のオン期間を長くすることができる。
電力変換部3の出力電流が急激に低下した場合、出力電流の低下をマイコン4で検出して、制御値を上昇させる制御も可能であるが、この場合、制御の遅れ時間が不可避である。このため、制御の遅れによっては電力変換部3の出力電流の変動を助長し、結果的に負荷2のちらつきが発生する虞がある。
これに対して、図7に示す構成では、電力変換部3の出力電流の急変時に、マイコン4を介さずに瞬間的に1次電流測定部30の出力電圧を低下させることで、スイッチング素子Q1のオン期間を長くすることができる。したがって、この構成では、バッテリの電源電圧や負荷2の急変時における負荷2のちらつきを抑制することができる。
以下、本発明の実施形態に係る前照灯装置400について図面を用いて説明する。本実施形態の前照灯装置400は、図8に示すように、上記何れかの実施形態の点灯装置1と、複数のLED20から成る負荷2と、負荷2を収納するハウジング401とを備える。各LED20は、それぞれ灯体410に取り付けられる。各灯体410には、レンズ411と、反射板412を設けている。また、一部の灯体410には、レンズ411のみを設けている。
以下、本発明の実施形態に係る車両500について図面を用いて説明する。本実施形態の車両500は、図9に示すように、1対の前照灯装置400を搭載している。各前照灯装置400の点灯装置1は、車内の運転席に設けられたロービームスイッチ501に接続されている。したがって、ロービームスイッチ501をオンに切り替えれば、ロービーム(各前照灯装置400の負荷2)が点灯する。
1 点灯装置
10 比較器(制御部)
11 RSフリップフロップ回路(制御部)
12 ピーク検出回路(制御部)
17,18 エッジ検出回路(制御部)
2 負荷
20 発光ダイオード(発光素子)
3 電力変換部
30 1次電流測定部
4 マイコン(制御部)
T1 トランス
T11 1次巻線
T12 2次巻線
T13 3次巻線

Claims (8)

  1. 直流電源から入力される電源電圧を変換し、単数または複数の発光素子から成る負荷に出力する電力変換部と、前記電力変換部の出力を制御する制御部とを備え、
    前記電力変換部は、入力側の1次巻線及び出力側の2次巻線を有するトランスと、前記1次巻線に直列に接続されて前記制御部によりオン/オフを制御されるスイッチング素子とを有し、
    前記トランスは、出力側に前記2次巻線とは異なる3次巻線を有し、
    前記制御部は、前記3次巻線に生じる電圧に基づいて前記1次巻線を流れる1次電流を模擬して測定し、且つ前記1次電流に基づいて前記スイッチング素子をオフに切り替えるタイミングを検出することを特徴とする点灯装置。
  2. 前記制御部に動作電圧を供給する制御電源を有し、
    前記電力変換部は、前記3次巻線に生じる電圧により充放電し、且つ前記制御電源から供給されるオフセット電圧が重畳されるコンデンサを有し、
    前記制御部は、前記コンデンサの充電電圧を前記1次電流に模擬して測定することを特徴とする請求項1記載の点灯装置。
  3. 前記トランスは、単巻トランスで構成され、
    前記1次巻線と前記2次巻線との接続点に前記スイッチング素子を接続し、
    前記制御部は、前記スイッチング素子に生じる電圧の変化に基づいて前記スイッチング素子をオンに切り替えるタイミングを検出し、前記電力変換部を電流臨界モードで制御することを特徴とする請求項1又は2に記載の点灯装置。
  4. 前記電力変換部は、前記2次巻線に直列に接続されるダイオードを有し、
    前記制御部は、前記ダイオードの一端に生じる電圧の変化に基づいて前記スイッチング素子をオンに切り替えるタイミングを検出し、前記電力変換部を電流臨界モードで制御することを特徴とする請求項1又は2記載の点灯装置。
  5. 前記電力変換部は、前記2次巻線と前記3次巻線との間に前記ダイオードを接続して構成され、
    前記ダイオードは、前記スイッチング素子のオン時に前記2次巻線及び前記3次巻線を流れる電流を阻止する向きに接続され、
    前記制御部は、前記ダイオードのアノード電圧の変化に基づいて前記スイッチング素子をオンに切り替えるタイミングを検出することを特徴とする請求項4記載の点灯装置。
  6. 前記電力変換部は前記負荷に電力を供給するための出力用コンデンサを有し、
    前記3次巻線と前記出力用コンデンサとの接続点を、抵抗を介して接地することを特徴とする請求項5記載の点灯装置。
  7. 請求項1乃至6の何れか1項に記載の前記点灯装置と、前記負荷と、前記負荷を収納するハウジングとを備えることを特徴とする前照灯装置。
  8. 請求項7記載の前記前照灯装置を搭載することを特徴とする車両。
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