JP6237403B2 - 洗浄用アダプタ - Google Patents

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Description

本発明は、経腸栄養療法に用いられるチューブの上流端に設けられたオスコネクタを洗浄するために、前記オスコネクタに装着して使用される洗浄用アダプタに関する。
経口によらずに患者に栄養や薬剤を投与する方法として経腸栄養療法が知られている。経腸栄養療法では、患者の鼻腔から胃又は十二指腸にまで挿入された経鼻カテーテル又は患者の腹に形成された胃ろうに挿入されたPEG(Percutaneous Endoscopic Gastrostomy)カテーテルを介して栄養剤、流動食、又は薬剤などの液状物(一般に「経腸栄養剤」と呼ばれる)が患者に投与される。患者に投与される液状物は、容器に貯留される。容器の流出ポートには、柔軟性を有するチューブ(以下「容器側チューブ」という)が接続される。容器側チューブの下流端は、患者に挿入されたカテーテル(経鼻カテーテル、PEGカテーテルなど)又は当該カテーテルに接続された柔軟性を有するチューブ(以下、これらを総称して「患者側チューブ」という)の上流端に接続される。一般に、容器側チューブと患者側チューブとを接続するために、オスコネクタ及びメスコネクタからなる接続具が使用される(例えば特許文献1参照)。
経腸栄養療法において投与された液状物が低粘度の液体であると、液状物が胃から食道に逆流して肺炎を併発したり、液状物の水分が体内で十分に吸収されないために下痢したりする等の問題がある。そこで、経腸栄養療法では、液状物を、トロミ剤や増粘剤を加える等して高粘度化(即ち、半固形化)させることが多い。このような高粘度化した液状物は、流動性が低いので、チューブを通過する際の抵抗が大きい。従って、高粘度化した液状物を患者に投与する際には、液状物は圧力を加えて圧送される。
そのため、容器側チューブと患者側チューブとを接続する接続具は、液状物に印加される圧力に耐えることができるように、互いに係合し合うロック機構を備えることが望まれる。そこで、このような用途に使用されるオスコネクタ及びメスコネクタが栄養系の医療機器に関する国際規格ISO80369−3として国際標準化することが検討されている。図11A及び図11Bに示すように、ISO80369−3として検討されているオスコネクタ910は、筒状のオスルアー911と、オスルアー911を取り囲む外筒913とを有する。オスルアー911には、その長手方向に沿ってオスルアー911を貫通する流路912が形成されている。外筒913のオスルアー911に対向する内周面には雌ネジ915が形成されている。一方、図12A及び図12Bに示すように、ISO80369−3として検討されているメスコネクタ920は、オスルアー911が挿入される円筒状の挿入部(メスルアー)921を有する。挿入部921の外周面には雄ネジ925が形成されている。オスコネクタ910とメスコネクタ920とは、オスルアー911を挿入部921に挿入し、且つ、雌ネジ915と雄ネジ925とを螺合させることにより接続される。オスルアー911の外周面と、挿入部921の内周面とは、テーパ角度が同一のテーパ面であるから、両者は液密な面接触をする。互いに螺合する雌ネジ915及び雄ネジ925は、オスコネクタ910とメスコネクタ920との接続状態をロックするためのロック機構を構成する。オスコネクタ910とメスコネクタ920とは、液密性(液状物に圧力を加えてもオスコネクタとメスコネクタとの接続部分から液状物が漏れ出さない性質)と接続強度(接続されたオスコネクタとメスコネクタとが引張り力を加えても分離しない性質)に優れた接続を提供する。
国際規格ISO80369−3では、患者側チューブの上流端にオスコネクタ910を設け、容器側チューブの下流端にメスコネクタ920を設けることが検討されている。
国際公開第2008/152871号パンフレット
オスコネクタ910では、外筒913がオスルアー911を取り囲み、外筒913の内周面には雌ネジ915が形成されている。従って、オスルアー911と外筒913との間の空隙、特に雌ネジ915の谷に、経腸栄養剤が付着し易い。雌ネジ915の谷内に一旦経腸栄養剤が付着すると、当該経腸栄養剤を拭き取り除去することは困難である。
オスコネクタ910が設けられた患者側チューブが患者に挿入されたカテーテルである場合には、オスコネクタ910は当該カテーテルとともに患者に留置され続ける。カテーテルの交換は、PEGカテーテルの場合、通常1〜3ヶ月ごとに行われる。経腸栄養剤が付着したオスコネクタ910がこのように長期にわたって患者に留置され続けると、オスコネクタ910は不衛生状態に至りうる。そして、遂には、オスコネクタ910内で菌が繁殖し、当該菌が患者の体内に侵入し、重症な合併症を引き起こす可能性がある。従って、オスコネクタ910を定期的に洗浄する必要がある。
本発明は、オスルアーを取り囲むように雌ネジが形成されたオスコネクタを洗浄するために使用される、オスコネクタに着脱可能なアダプタを提供することを目的とする。
本発明の洗浄用アダプタは、経腸栄養療法に用いられるチューブの上流端に設けられたオスコネクタを洗浄するために、前記オスコネクタに取り外し可能に装着される。前記オスコネクタは、前記チューブと連通した流路が形成された筒状のオスルアーと、前記オスルアーを取り囲む外筒と、前記外筒の前記オスルアーに対向する内周面に形成された雌ネジとを備える。前記洗浄用アダプタは、前記外筒が挿入されて前記外筒と液密に接続される筒状部と、前記筒状部の内腔と連通したポートとを備える。前記洗浄用アダプタを前記オスコネクタに装着したとき、前記オスルアーの前記流路が前記筒状部の前記内腔と連通する。
本発明によれば、アダプタとオスコネクタとで囲まれた空間内に、ポートから洗浄液を注入して、オスコネクタを洗浄することができる。オスルアーの流路が筒状部の内腔と連通するので、上記空間内の圧力が異常に上昇することなく、当該空間に洗浄液を勢いよく注入することができる。このため、洗浄液による汚れの除去性能が向上する。アダプタの筒状部とオスコネクタの外筒とは液密に接続されるので、洗浄作業中に、洗浄液が外界に漏れ出ることはない。
図1は、本発明の実施形態1にかかる洗浄用アダプタの斜視図である。 図2は、本発明の実施形態1にかかる洗浄用アダプタの中心軸を含む面に沿った断面斜視図である。 図3は、本発明の実施形態1にかかる洗浄用アダプタの底面図である。 図4は、本発明の実施形態1にかかる洗浄用アダプタによって洗浄されるオスコネクタの断面図である。 図5は、本発明の実施形態1にかかる洗浄用アダプタの使用方法を説明する分解斜視図である。 図6は、本発明の実施形態1にかかる洗浄用アダプタの使用方法を説明する拡大断面図である。 図7は、本発明の実施形態2にかかる洗浄用アダプタの中心軸を含む面に沿った断面斜視図である。 図8は、本発明の実施形態2にかかる洗浄用アダプタの底面図である。 図9は、本発明の実施形態3にかかる洗浄用アダプタの斜視図である。 図10は、本発明の実施形態3にかかる洗浄用アダプタに接続されるシリンジの斜視図である。 図11Aは、ISO80369−3として検討されているオスコネクタの斜視図である。図11Bは、当該オスコネクタの中心軸を含む面に沿った断面図である。 図12Aは、ISO80369−3として検討されているメスコネクタの斜視図である。図12Bは、当該メスコネクタの中心軸を含む面に沿った断面図である。
上記の本発明の洗浄用アダプタは、前記筒状部と、前記筒状部の一端を塞ぐ天板とを備えた有底筒形状を有していてもよい。この場合、前記ポートは前記天板に偏芯して設けられていることが好ましい。これにより、洗浄液を、ポートを介して、オスルアーと外筒との間の空隙に向かって注入することができる。従って、外筒の内周面に形成された雌ネジの谷に付着した汚れの除去が容易になる。
前記筒状部の内周面は、前記外筒が挿入される開口側で径大のテーパ面であることが好ましい。これにより、オスコネクタの外筒の外周面が先細のテーパ面である場合、アダプタをオスコネクタに液密に装着する作業が簡単になる。
本発明の洗浄用アダプタは、前記オスコネクタに係合する係合構造を更に備えることが好ましい。これにより、アダプタとオスコネクタとが意図せずに分離してしまう可能性を低減することができる。
前記ポート内または前記ポートと前記内腔との境界に、小孔が形成されたバッフル板が設けられていてもよい。これにより、洗浄液を小孔からアダプタとオスコネクタとで囲まれた空間内に勢いよく噴射することができる。その結果、洗浄液による汚れの除去性能が更に向上する。
前記ポートは、前記ポートに接続される部材との接続状態を維持するためのロック機構を備えていてもよい。これにより、ポートと、これに接続される部材とが、意図せずに分離してしまう可能性を低減することができる。
以下に、本発明を好適な実施形態を示しながら詳細に説明する。但し、本発明は以下の実施形態に限定されないことはいうまでもない。以下の説明において参照する各図は、説明の便宜上、本発明の実施形態を構成する部材のうち、本発明を説明するために必要な主要部材のみを簡略化して示したものである。従って、本発明は以下の各図に示されていない任意の部材を備え得る。以下の各図では、実際の部材の寸法および各部材の寸法比率等が忠実に表されていない。
(実施形態1)
<構成>
図1は、本発明の実施形態1にかかる洗浄用アダプタ(以下、単に「アダプタ」という)1の斜視図である。図2は、アダプタ1の中心軸1aを含む面に沿った断面斜視図である。図3は、アダプタ1の底面図である。以下の説明の便宜のために、中心軸1aに平行な方向を「上下方向」、図1の紙面の上側をアダプタ1の「上側」、図1の紙面の下側をアダプタ1の「下側」という。中心軸1aに垂直な面に平行な方向を「水平方向」という。また、中心軸1aの周りに回転する方向を「周方向」、中心軸1aに直交する方向を「半径方向」という。但し、「上下方向」及び「水平方向」は、アダプタ1の使用時の向きを意味するものではない。
アダプタ1は、中空筒形状を有する筒状部10と、筒状部10の上端を塞ぐ円形の天板13とを備えた有底筒形状を有する。本実施形態では、天板13は水平方向に平行な平板であるが、天板13の形状はこれに限定されず、例えばその中央部分が上方に向かってドーム状に突出した曲面であってもよい。筒状部10の内周面11は、中心軸1aと同軸のテーパ面(円錐面)であり、その内径は、天板13から遠ざかるにしたがって大きくなる。内周面11の内径及びテーパ角度は、アダプタ1を用いて洗浄されるオスコネクタ110(後述する図4参照)の外筒113の外周面114のテーパ面と一致するように設定されている。一対の係止突起14が、筒状部10の内周面11から中心軸1aに向かって突出している。係止突起14は、筒状部10の下端近傍であって、中心軸1aに対して対称の位置に配置されている。
天板13にポート16が設けられている。図2に最もよく示されているように、ポート16は、天板13から上方に向かって突出するとともに、天板13から内腔12内に向かっても突出している。ポート16は、中空の筒形状を有し、筒状部10の内腔12に連通している。ポート16は、中心軸1aに対して偏芯し、中心軸1aと平行に延びている。本実施形態では、ポート16の内周面は、下側(即ち、筒状部10の内腔12)に近づくにしたがってその内径が小さくなるテーパ面(円錐面、例えば125/1000テーパ)である。但し、ポート16の内周面の形状は、これに限定されず、任意の形状(例えば円筒面)を有していても良い。
アダプタ1は、硬い材料(硬質材料)からなり、外力によって実質的に変形しない機械的強度(剛性)を有している。このような硬質材料は、制限はないが、例えば、ポリプロピレン(PP)、ポリカーボネート(PC)、ポリアセタール(POM)、ポリスチレン、ポリアミド、ポリエチレン、硬質ポリ塩化ビニル、ABS(アクリロニトリル−ブタジエン−スチレン共重合体)等の樹脂材料を用いることができ、中でもポリプロピレン(PP)、ポリカーボネート(PC)、ポリアセタール(POM)が好ましい。アダプタ1は、上記の樹脂材料を用いて、射出成形法等により一体的に製造することができる。
<使用方法>
以上のように構成され本実施形態1のアダプタ1の使用方法を説明する。
図4は、アダプタ1によって洗浄されるオスコネクタ110の断面図である。オスコネクタ110は、ISO80369−3に準拠している。オスコネクタ110は、図11A及び図11Bに示したオスコネクタ910と同様に、筒状のオスルアー111と、オスルアー111を取り囲む外筒113とを備えている。外筒113のオスルアー111に対向する内周面には雌ネジ115が形成されている。外筒113の外周面114は、先端(基端部117とは反対側端)に近づくにしたがってその外径が小さくなるテーパ面(円錐面)である。オスコネクタ110の筒状の基端部117にチューブ118の上流端が挿入され接続されている。オスルアー111を貫通する流路112とチューブ118の流路119とが連通している。チューブ118は例えばPEGカテーテルであってもよい。この場合チューブ118の図示しない下流端は患者の胃内に挿入されている。オスコネクタ110は、チューブ(PEGカテーテル)118とともに患者に留置されている。
オスコネクタ110は、硬く、外力によって実質的に変形しない機械的強度(剛性)を有する硬質材料を用いて作成される。その材料は、制限はないが、上述したアダプタ1の材料と同じ材料を使用することができる。
チューブ118は、一般に可撓性を有する。チューブ118の材料は、制限はないが、一般に、ゴム状の弾性を有する軟質の材料(いわゆるエラストマー)を用いることができ、例えば、天然ゴム、イソプレンゴム、シリコーンゴム等のゴムや、スチレン系エラストマー、オレフィン系エラストマー、ポリウレタン系エラストマー等の熱可塑性エラストマー、軟質ポリ塩化ビニル等を用いることができる。
図5は、アダプタ1の使用方法を説明する分解斜視図、図6はアダプタ1の使用方法を説明する拡大断面図である。
図5に示すように、アダプタ1の筒状部10をオスコネクタ110に対向させる。注入器として、シリンジ60を準備する。シリンジ60内には、洗浄液が貯留されている。洗浄液としては、制限はないが、例えば、ぬるま湯、水、お茶、希釈酢水などを用いうる。
図6に示すように、アダプタ1の筒状部10内に、オスコネクタ110の外筒113を挿入する。筒状部10の内周面11の内径及びテーパ角度は、外筒113の外周面114の外径及びテーパ面と一致する。従って、アダプタ1の筒状部10とオスコネクタ110の外筒113とは液密に接続される。オスルアー111の流路112は筒状部10の内腔12に連通する。筒状部10の内周面11に形成された係止突起14は、オスコネクタ110の外筒113の下側端縁113aに係合する。
アダプタ1のポート16には、洗浄液を貯留したシリンジ60のノズル61が挿入され液密に接続される。ノズル61の先端(図6において下端)は、ポート16の下端からわずかに下方に向かって突出している。ノズル61の先端は、オスルアー111の上端とほぼ同じ高さにある。ノズル61の先端の開口は、オスコネクタ110のオスルアー111と外筒113との間の空隙に向いている。
かくして、アダプタ1とオスコネクタ110とで囲まれた空間18が形成される。空間18は、オスルアー111の流路112及びポート16に接続されたシリンジ60と連通している。
この状態で、シリンジ60のプランジャ63を押し込む。シリンジ60内の洗浄液は、ノズル61及びポート16を介して、空間18に流入する。ポート16は中心軸1aに対して偏芯しており、図6に示されているように、ノズル61は、オスコネクタ110のオスルアー111と外筒113との間の空隙に向かって開口している。シリンジ60から押し出された洗浄液は、オスコネクタ110のこの空隙内に勢いよく噴射され、乱流が生じ、様々な向きに向かって流れる。この洗浄液の流れによって、オスルアー111の外周面及び外筒113の内周面(特に、雌ネジ115の谷)に付着した汚れが除去される。洗浄液は、オスルアー111の流路112に流入し、カテーテル118の流路119を通って患者の体内に流入する。オスコネクタ110に付着していた汚れは元々は経腸栄養剤である。また、洗浄液は、経腸栄養療法において経腸栄養剤を投与した後にカテーテル118の流路119内の経腸栄養剤を患者に流し込むために従来から使用されていた液体である。従って、オスコネクタ110を洗浄した後の洗浄液が患者に流入することは何ら問題はない。
このように、シリンジ60から洗浄液を空間18に注入し、オスコネクタ110を洗浄する。
洗浄作業が終了すると、アダプタ1からシリンジ60を取り外す。アダプタ1は、オスコネクタ110に装着したままにしておいてもよいし、取り外してもよい。洗浄したオスコネクタ110にアダプタ1を装着したままにすることで、オスコネクタ110の清浄状態を維持することができる。
以上のアダプタ1を用いたオスコネクタ110の洗浄作業は、経腸栄養療法を行った直後に毎回行うことが好ましい。
以上のように、本実施形態1では、筒状部10にオスコネクタ110の外筒113が挿入されて、筒状部10と外筒113とが液密に接続される。空間18と連通したポート16には、シリンジ60が接続される。オスルアー111の流路112は、空間18に連通する。
従って、ポート16から洗浄液を注入し、オスルアー111の流路112から洗浄液を流出させることができる。これにより、アダプタ1とオスコネクタ110とで囲まれた空間18内の圧力が異常に上昇することなく、空間18に洗浄液を注入することができる。また、空間18内に洗浄液を勢いよく注入することも可能である。従って、洗浄液による汚れの除去性能が向上する。汚れを含む洗浄液は、オスルアー111の流路112から流出する。このため、汚れがオスコネクタ110に再付着する可能性は低く、洗浄作業後のオスコネクタ110に汚れはほとんど残存しない。
洗浄液を注入するポート16が、天板13に偏芯して設けられている。このため、ポート16(またはノズル61)とオスルアー111とは対向しない。更に、シリンジ60の洗浄液を空間18に案内する流路(上記の例ではノズル61)が空間18内に突出し、その下流端が、オスルアー111の開口とほぼ同じ高さに位置している。従って、ポート16を介して空間18に注入された洗浄液が直ちにオスルアー111の流路112に流入することはほとんどない。ポート16(またはノズル61)から出た洗浄液は、オスコネクタ110のオスルアー111と外筒113との間の空隙に向かって流れる。従って、オスルアー111の外周面及び外筒113の内周面に付着した汚れの除去性能が向上する。外筒113の内周面に形成された雌ネジ115の谷などに付着した、拭き取りでは除去することが困難な汚れも除去することができる。また、洗浄液は、ポート16からオスルアー111に至る過程で空間18内を隅々まで流れる。これにより、空間18内に洗浄液が滞留する部分が生じにくくなり、汚れの除去性能が向上する。
筒状部10と外筒113とは液密に接続される。また、ポート16とシリンジのノズル61も、液密に接続される。従って、洗浄作業中に、洗浄液が外界に漏れ出る可能性はない。
筒状部10の内周面11は、天板13から遠ざかるにしたがって内径が大きくなるテーパ面であり、当該テーパ面は、オスコネクタ110の外筒113の外周面114のテーパ面と一致する。従って、筒状部10にオスコネクタ110の外筒113を挿入するだけで、筒状部10の内周面11と外筒113の外周面114とを面接触させ、筒状部10と外筒113とを液密に接続することができる。アダプタ1をオスコネクタ110に装着する作業は極めて簡単で、操作性は良好である。このようなメステーパ面11とオステーパ面114との接続は、アダプタ1とオスコネクタ110との接続強度を向上させ、両者が意図せずに分離してしまう可能性を低減する。
アダプタ1は、オスコネクタ110に係合する係合構造として、係止突起14を備える。これにより、洗浄液を注入することによって空間18の内圧が上昇した場合や、アダプタ1とオスコネクタ110との間に分離する向きの引っ張り力が意図せずに作用した場合に、アダプタ1とオスコネクタ110とが意図せずに分離してしまう事態が発生する可能性を低減することができる。
上記の実施形態1は例示にすぎない。本発明は、上記の実施形態1に限定されず、適宜変更することができる。
ポート16の角度は任意である。例えば、ポート16から流入した洗浄液が螺旋状にオスルアー111の周りを旋回するように、ポート16を、天板13に対して傾斜させてもよい。
ポート16の位置も任意である。例えば、ポート16を筒状部10に設けることもできる。この場合、ポート16を半径方向(中心軸1aに直交する方向)に沿って設けることができる。あるいは、洗浄液がオスルアー111の周りを旋回するように、中心軸1aと平行な方向に沿って見たとき、ポートが筒状部10の内周面11の接線方向に沿っていてもよい。中心軸1aと直交する方向に沿って見たとき、筒状部10に設けたポートから流入した洗浄液が、オスルアー111の先端の開口よりも低い部分又は雌ネジ115に向かって流れるように、ポートは傾斜していることが好ましい。
上記の実施形態1では、シリンジ60のノズル61がポート16よりも空間18内に突出したが、本発明はこれに限定されない。例えば、ノズル61の先端が空間18内に突出しないように、ポート16の天板13から空間18内への突出長さを大きくしてもよい。あるいは、ノズル61の先端が天板13よりも外側に位置するように、ポート16がノズル61を保持してもよい。
上記の実施形態では、シリンジ60のノズル61の外周面のテーパ面形状に一致するように、ポート16の内周面を、先端に近づくにしたがって内径が大きくなるテーパ面(円錐面、例えば125/1000テーパ)に設定されている。しかしながら、本発明はこれに限定されず、ポート16の形状は、これに接続される注入器に応じて適宜変更しうる。ポート16をノズル61内に挿入することにより、ポート16と注入器とを液密に接続する構造であってもよい。
アダプタ1が、ポート16に着脱可能なキャップを備えていてもよい。オスコネクタ110を洗浄した後、オスコネクタ110にアダプタ1を装着したままにする場合、ポート16にキャップを装着してポート16の開口を塞ぐことにより、オスコネクタ110をより清浄な状態で維持し続けることができる。
空間18内に洗浄液を注入する注入器は、シリンジに限定されない。例えば、スポイト又はこれと類似する器具を用いても良い。
ポート16に注入器を直接接続するのではなく、例えば柔軟なチューブを介してポート16と注入器とを接続してもよい。
アダプタ1の筒状部10の内周面11の形状は、オスコネクタ110の外筒113の外周面114に液密に接続することができれば、上記の実施形態1に限定されず、任意である。現在検討中のISO80369−3では、オスコネクタ110の外筒113の外周面114の形状は任意である。従って、筒状部10の内周面11の形状は、外筒113の外周面114の形状に応じて設定される。例えば、筒状部10の内周面11が、外筒113の外周面114に形成された雄ネジに螺合する雌ネジを有していても良い。筒状部10の内周面11が、外筒113の外周面114に密着して液密なシールを形成するOリングを備えていてもよい。
オスコネクタ110に係合する係合構造は、一対の係止突起14に限定されない。例えば、係止突起14の数は2つに限定されず、1つ又は3つ以上であってもよい。係止突起が、筒状部10の内周面11に周方向に連続する環状の突起であってもよい。係止突起の半径方向に沿った変位を容易にするために、筒状部10の下端から上方に向かって複数のスリット(切り込み)を形成し、隣り合うスリットで囲まれた弾性変位可能な部分に係止突起を設けてもよい。係合構造が係合するオスコネクタ110の部分は、外筒113以外の部分であってもよい。係合構造がネジ構造(例えば、雌ネジ)を含んでいてもよい。係合構造を省略してもよい。
上記の説明では、洗浄対象であるオスコネクタがISO80369−3に準拠したオスコネクタである場合を例に説明したが、本発明のアダプタは、これ以外のオスコネクタを洗浄するために使用することもできる。
アダプタ1で洗浄されるオスコネクタが設けられたチューブ118は、任意である。チューブ118は、例えば、患者から長く導出された、いわゆる「チューブ型」PEGカテーテルであってもよく、患者の体外に実質的に導出されない、いわゆる「ボタン型」PEGカテーテルに接続されたチューブであってもよい。あるいは、チューブ118が、経鼻カテーテルであってもよい。アダプタ1は、経腸栄養剤を流す任意のチューブの上流端に設けられたオスコネクタを洗浄するために用いることができる。
(実施形態2)
<構成>
図7は、本発明の実施形態2にかかる洗浄用アダプタ(以下、単に「アダプタ」という)2の中心軸1aを含む面に沿った断面斜視図である。図8は、アダプタ2の底面図である。本実施形態2のアダプタ2を示す図面において、実施形態1のアダプタ1の要素と同一又は対応する要素には同一の符号が付されており、それらについての詳細な説明を省略する。
本実施形態2では、ポート16と内腔12との境界に、4つの小孔21が形成されたバッフル板20が設けられている。即ち、バッフル板20がポート16の内腔12側の開口を塞いでいる。小孔21は、バッフル板20を貫通する貫通孔である。全ての小孔21の流路の合計断面積は、好ましくはポート16及びポート16に接続されるノズル61の各流路の断面積より小さい。
本実施形態2のアダプタ2は、上記を除いて実施形態1のアダプタ1と同じである。
<使用方法>
本実施形態2のアダプタ2の使用方法は、実施形態1と同じである。本実施形態2では、ポート16から注入された洗浄液を、アダプタ1とオスコネクタ110とで囲まれた空間18内に、小孔21から勢いよく噴射させることができる。これにより、空間18内での洗浄液の流速が大きくなり、洗浄液による汚れの除去性能が更に向上する。
本例では、バッフル板20に設けられた小孔21の数は4個であるが、本発明はこれに限定されず、1つ以上であれば、これより多くても少なくてもよい。小孔21の内径も任意である。小孔21の貫通方向は、中心軸1aに対して平行であってもよいし、傾斜していてもよい。複数の小孔21の貫通方向をそれぞれ適切に設定することにより、洗浄液による汚れの除去性能を更に向上させることができる。バッフル板20の位置は、ポート16内であってもよい。但し、小孔21から空間18内に注入された洗浄液が直ちにオスルアー111の流路112に流入しないように、バッフル板20の上下方向位置又は小孔21の貫通方向が設定されることが好ましい。
上記を除いて、本実施形態2は実施形態1と同じである。実施形態1の説明は、本実施形態2にも同様に適用される。
(実施形態3)
<構成>
図9は、本発明の実施形態3にかかる洗浄用アダプタ(以下、単に「アダプタ」という)3の斜視図である。図9において、実施形態1のアダプタ1の要素と同一又は対応する要素には同一の符号が付されており、それらについての詳細な説明を省略する。
本実施形態3のアダプタ3は、ポート16の外周面に螺状突起(雄ネジ)31が形成されている点で、実施形態1のアダプタ1と異なる。螺状突起31は、雄ネジのネジ山をポート16の周方向において分断した、いわゆる不連続ネジである。上記を除いて、アダプタ3はアダプタ1と同じである。
<使用方法>
以上のように構成され本実施形態3のアダプタ3の使用方法を説明する。
アダプタ3は、実施形態1のアダプタ1と同様に、図4に示したオスコネクタ110を洗浄するために使用することができる。アダプタ1と同様に、アダプタ3はオスコネクタ110に装着される。
図10は、アダプタ3のポート16に接続される、注入器としてのシリンジ300の斜視図である。実施形態1で使用したシリンジ60と同様に、シリンジ300は、筒状の外筒310と、外筒310の後端の開口に対して出し入れされるプランジャ303とを備える。外筒310の先端には、ノズル311と、ノズル311を取り囲むロック筒315が設けられている。ロック筒315は、略円筒形状を有し、ノズル311に対向するその内周面には、雌ネジ317が形成されている。シリンジ300は、雌ネジ317が形成されたロック筒315を備える点を除いて、実施形態1のシリンジ60と同じであってもよい。
洗浄液が貯留されたシリンジ300を用意する。シリンジ300のノズル311をポート16に挿入し、外筒310をポート16に対して回転させて雌ネジ317と螺状突起31とを螺合させる。かくして、シリンジ300を、アダプタ3のポート16に液密に接続する。その後、実施形態1と同様にして、洗浄液をシリンジ300からアダプタ3とオスコネクタ110とで囲まれた空間18(図6参照)内に注入してオスコネクタ110を洗浄する。
本実施形態3では、ポート16の螺状突起31がシリンジ300の雌ネジ317と螺合するので、ポート16とシリンジ300とは強固に接続される。螺状突起31は、シリンジ300との液密な接続状態を維持する(ロックする)ためのロック機構として機能する。ポート16がロック機構を備えることにより、例えば、洗浄液をシリンジ300から空間18内に勢いよく噴射させるために、プランジャ303を介してシリンジ300内の洗浄液を加圧しても、シリンジ300がポート16から意図せずに分離するのを防止することができる。また、ポート16とノズル311との接続が緩むことによって、両者の接続界面に沿って洗浄液が外界に漏れ出る可能性を低減することができる。
螺状突起31が不連続ネジであるので、螺状突起31及びその近傍の汚れの除去が容易である。但し、螺状突起31が、ネジ山が周方向に連続した、いわゆる連続ネジ(即ち、通常の雄ネジ)であってもよい。
ポート16に設けられる、シリンジ300との接続状態を維持するためのロック機構の構成は、螺状突起31に限定されない。シリンジ300が、ノズル311の周囲に、雌ネジ317以外のロック機構を備えていてもよい。シリンジ300に設けられるロック機構に応じて、ポート16に設けられるロック機構の構成を適宜変更しうる。一般に、ポート16及びシリンジ300に設けられるロック機構は、ポート16に対するノズル311の抜き差し方向に互いに係合し合う係合構造で構成しうる。ポート16に設けられるロック機構としては、制限はなく、螺状突起31のような螺合構造の他、ロック筒315の内周面に形成された凹部又は凸部と係合する凸部(例えば突起、爪など)又は凹部(例えば溝)であってもよい。
実施形態1で説明したようにポート16にシリンジ以外の部材を接続することができる。この場合には、当該部材との接続状態を維持するためのロック機構をポート16に設けることができる。
本実施形態3のアダプタ3は、実施形態1のアダプタ1のポート16に、当該ポート16に接続される部材との接続状態を維持するためのロック機構を設けたものである。実施形態1の説明は、本実施形態3にも同様に適用しうる。
実施形態2のアダプタ2のポート16に、当該ポート16に接続される部材との接続状態を維持するために、上記と同様のロック機構を設けることもできる。この場合、実施形態2の説明は、当該ロック機構を設けたアダプタにも同様に適用しうる。実施形態2のアダプタ2では、洗浄液を内腔18内に注入する際に、バッフル板20よりもシリンジ側でポート16内の圧力が上昇しやすいので、ポート16にロック機構を設けることは有効である。
本発明は、経腸栄養療法に用いられるチューブの上流端に設けられたオスコネクタを洗浄するためのアダプタとして利用することができる。
1,2,3 洗浄用アダプタ
10 筒状部
11 筒状部の内周面
12 筒状部の内腔
13 天板
14 係止突起(係合構造)
16 ポート
20 バッフル板
21 小孔
31 螺状突起(ロック機構)
110 オスコネクタ
111 オスルアー
112 オスルアーの流路
113 外筒
115 雌ネジ
118 チューブ

Claims (6)

  1. 経腸栄養療法に用いられるチューブの上流端に設けられたオスコネクタを洗浄するために、前記オスコネクタに取り外し可能に装着される洗浄用アダプタであって、
    前記オスコネクタは、前記チューブと連通した流路が形成された筒状のオスルアーと、前記オスルアーを取り囲む外筒と、前記外筒の前記オスルアーに対向する内周面に形成された雌ネジとを備え、
    前記洗浄用アダプタは、前記外筒が挿入されて前記外筒と液密に接続される筒状部と、前記筒状部の内腔と連通したポートとを備え、
    前記洗浄用アダプタを前記オスコネクタに装着したとき、前記オスルアーの前記流路が前記筒状部の前記内腔と連通することを特徴とする洗浄用アダプタ。
  2. 前記洗浄用アダプタは、前記筒状部と、前記筒状部の一端を塞ぐ天板とを備えた有底筒形状を有し、
    前記ポートは前記天板に偏芯して設けられている請求項1に記載の洗浄用アダプタ。
  3. 前記筒状部の内周面は、前記外筒が挿入される開口側で径大のテーパ面である請求項1又は2に記載の洗浄用アダプタ。
  4. 前記オスコネクタに係合する係合構造を更に備える請求項1〜3のいずれかに記載の洗浄用アダプタ。
  5. 前記ポート内または前記ポートと前記内腔との境界に、小孔が形成されたバッフル板が設けられている請求項1〜4のいずれかに記載の洗浄用アダプタ。
  6. 前記ポートは、前記ポートに接続される部材との接続状態を維持するためのロック機構を備える請求項1〜5のいずれかに記載の洗浄用アダプタ。
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