JP6237387B2 - 電子制御システム及び電子装置 - Google Patents

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Description

本発明は、第1電子装置と第2電子装置を備え、第1電子装置から送信される通信フレームが含む制御データに基づいて、第2電子装置が所定処理を実行する電子制御システム、及び、電子装置に関するものである。
従来、特許文献1に記載のように、第1電子装置と第2電子装置を備え、第1電子装置から送信される通信フレームが含む制御データに基づいて、第2電子装置が所定処理を実行する電子制御システムが知られている。
特許文献1では、第1電子装置として回転センサを有し、第2電子装置としてECU(電子制御装置)を有している。回転センサは、略一定の高レベル値と低レベル値との間で変化する検出信号を出力する。ECUはこの回転センサの異常を、回転センサの検出信号に基づいて判定する。
ECUは、回転センサの検出信号が、予め設定された3つの異常領域、及び、2つの正常領域のいずれに入っているかを判断することにより、回転センサの異常有無を検出する。正常領域として、高レベル値を含む高レベル値近傍の領域と、低レベル値を含む低レベル値近傍の領域と、が設定される。一方、異常領域として、電源電圧を含む高領域と、接地レベル(グランド)を含む低領域と、高レベル値と低レベル値との間の中間領域と、が設定される。これによれば、短絡や断線によって検出信号のレベルが電源電圧や接地レベルになる場合だけでなく、短絡や断線により所定の抵抗をもって接地したり電源に接続したりして、検出信号のレベルが高レベル値と低レベル値の中間値となる場合にも、異常として検出することができる。
特開2001−165944号公報
しかしながら、特許文献1の場合、回転センサが通常とりうる範囲(正常領域)、すなわち通常の制御で使用する範囲ではなく、制御で使用しない範囲(異常領域)の異常検出しかできない。したがって、制御で使用する範囲において所定値に固着するような異常については、検出することができない。
本発明は上記問題点に鑑み、制御で使用する範囲の異常についても検出可能とすることを目的とする。
ここに開示される発明は、上記目的を達成するために以下の技術的手段を採用する。なお、特許請求の範囲及びこの項に記載した括弧内の符号は、ひとつの態様として後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものであって、発明の技術的範囲を限定するものではない。
開示された発明のひとつは、第1電子装置(12)と、第2電子装置(14)と、を備え、第1電子装置から送信される通信フレームが含む制御データに基づいて、第2電子装置が所定処理を実行する電子制御システムであって、
第1電子装置は、通信フレームとして、通信フレームのデータ領域(F1)に制御データが設定された制御フレームを生成する制御フレーム生成部(24)と、データ領域に、正常時において制御データが取り得る範囲とは別の範囲のデータである異常データが設定された異常フレームを生成する異常フレーム生成部(28)と、通信フレームを第2電子装置に出力する送信部(34)と、送信部から出力する通信フレームとして、制御フレーム及び異常フレームのうちのひとつを所定タイミングで選択する選択部(32)と、を有し、
第2電子装置は、第1電子装置から出力された通信フレームを受信する受信部(36)と、データ領域のデータに基づいて、受信した通信フレームが異常フレームであるか否かを判定するとともに、その判定結果と選択部が選択するタイミングに関連付けられた判定条件とを用いて、第1電子装置に異常が生じているか否かを判定する判定部(40)と、を有することを特徴とする。
これによれば、第1電子装置が、意図的に異常フレームを生成するとともに、この異常フレームを所定タイミングで第2電子装置に出力する。第2電子装置は、受信した通信フレームが異常フレームか否かを判定するとともに、その判定結果と選択タイミングに関連付けられた判定条件とを用いて、第1電子装置に異常が生じているか否かを判定する。
したがって、従来のように、制御データを用いて第1電子装置に異常が生じているか否かを判定するのではないため、電源やグランドに固着するなど制御で使用しない範囲の異常検出だけでなく、制御で使用する範囲の値に固着する場合にも、第1電子装置の異常を検出することができる。
第1実施形態に係る電子制御システムの概略構成を示すブロック図である。 通信フレームを説明するための図である。 異常パターンの設定値を説明するための図である。 各フレームの生成タイミング、異常フレームの選択タイミング、主制御部の処理タイミングを示すタイミングチャートである。 異常判定部が実行する処理を示すフローチャートである。 異常判定部が実行する処理を示すフローチャートである。 異常カウンタのカウントアップタイミングと異常検出のための所定期間を示す図である。 第2実施形態に係る電子制御システムの概略構成を示すブロック図である。 電子制御システムの変形例を示すブロック図である。 その他変形例を示す図である。 その他変形例を示す図である。
以下、本発明の実施形態を図に基づいて説明する。なお、各実施形態において、共通乃至関連する要素には同一の符号を付与するものとする。
(第1実施形態)
先ず、図1に基づき、本実施形態に係る電子装置及び該電子装置を備える電子制御システムの概略構成について説明する。図1に示す電子制御システム10は、第1電子装置12と、該第1電子装置12から送信される通信フレームが含む制御パターンに基づいて、所定処理を実行する第2電子装置14と、を備えている。本実施形態では、一例として、電子制御システム10が車載用とされ、第1電子装置12としてのセンサと、第2電子装置14としてのエンジンECUと、を備えている。この第1電子装置は、特許請求の範囲における第1電子装置または送信側の電子装置に相当し、第2電子装置は、第2電子装置または受信側の電子装置に相当する。
次に、第1電子装置12について説明する。第1電子装置12としては、例えば、エンジンへの燃料噴射量を制御するために必要とされるセンサを適用することができる。このようなセンサとしては、エンジン回転数を検出するセンサ、アクセル開度を検出するセンサ、水温を検出するセンサ、吸気圧センサ、吸気量センサ、排気温度センサなどがある。この第1電子装置12は、センス部20、A/D変換部22、制御フレーム生成部24、異常パターン生成部26、異常フレーム生成部28、タイミング生成部30、通信フレーム選択部32、及び送受信部34を有している。
センス部20は、第2電子装置14が所定処理を実行するための物理量、例えばエンジンの回転数、を検出する。A/D変換部22は、センス部20から出力される検出信号をA/D変換して、デジタル信号である制御パターンを生成する。この制御パターンが、特許請求の範囲に記載の制御データに相当する。制御フレーム生成部24は、A/D変換部22にて生成された制御パターンを用いて、該制御パターンを含む制御フレームを生成する。すなわち、制御パターンを通信用の制御フレームに加工する。
一方、異常パターン生成部26は、制御パターンとは異なるデジタル信号のパターンである異常パターンを生成する。この異常パターンが、特許請求の範囲に記載の異常データに相当する。そして、異常フレーム生成部28は、異常パターン生成部26にて生成された異常パターンを用いて、該異常パターンを含む異常フレームを生成する。すなわち、異常パターンを通信用の異常フレームに加工する。
図2に示すように、本実施形態に係る通信フレームは、データ領域F1と、フラグ領域F2と、パリティ領域F3と、を有している。データ領域F1は、通信フレームのデータ部であり、複数ビット(図2では14ビット)からなる。このデータ領域F1には、制御データ又は異常データが設定される。フラグ領域F2は、制御フレームと異常フレームとを区別するためのフラグを設定する1ビットの領域である。本実施形態では、異常フレームの場合に「1」、制御フレームの場合に「0」が設定される。なお、異常フレームの場合に「0」、制御フレームの場合に「1」が設定されるようにしても良い。パリティ領域F3は、通信フレームの伝送誤りをチェックするための1ビットの領域である。
本実施形態では、異常パターンを生成する範囲として、図3に示すように、正常時において制御パターンが取り得る範囲(図中の正常時に取り得る範囲)とは別の範囲が設定されている。また、異常パターンを生成する範囲として、電源ショート時に制御パターンが取り得る範囲、及び、グランド(GND)ショート時に制御パターンが取り得る範囲、とは別の範囲が設定されている。図3では、0[V]〜0.5[V]がグランドショート時に取り得る範囲、1[V]〜4[V]が正常時に取り得る範囲、4.5[V]0〜5[V]が電源ショート時に取り得る範囲となっている。すなわち、0.5[V]〜1[V]と4[V]〜4.5[V]が、異常パターンを生成する範囲となっている。
加えて本実施形態では、縮退故障(ビットの0又は1固着)を検出できるように、異常パターンが設定されている。異常パターン生成部26は、異常パターンの各ビットの値が互いに反転関係にある少なくとも一対の異常パターンを生成する。そして、異常フレーム生成部28は、異常パターンの各ビットの値が互いに反転関係にある異常フレームを生成する。例えば異常パターンを3ビットとすると、異常パターン生成部26は、「010」と「101」を、各ビットの値が互いに反転関係に一対の異常パターンとして生成する。なお、「010」は、0.5[V]〜1[V]の範囲に対応し、「101」は、4[V]〜4.5[V]の範囲に対応している。
本実施形態では、図4に示すように、制御フレーム生成部24と異常フレーム生成部28とが、同一周期且つ同一タイミングで、制御フレーム及び異常フレームを生成する。また、異常フレーム生成部28は、通信フレームとして選択される異常フレームが、一対の異常フレームで交互に切り替わるように、異常フレームを生成する。このため、1回目に選択される異常フレームは、例えば異常パターンとして「101」を有し、2回目に選択される異常フレームは、異常パターンとして「010」を有する。なお、図4では、計4回の制御フレーム及び異常フレームの生成タイミングを示しており、2回目に生成した異常フレームが、タイミング信号により、通信フレームとして選択される例を示している。
タイミング生成部30は、図4に示すように、通信フレーム選択部32が異常フレームを選択するタイミング信号を生成する。通信フレーム選択部32は、所定周期で、制御フレーム及び異常フレームのうちのひとつを選択し、通信フレームとして送受信部34に出力する。通信フレーム選択部32は、タイミング信号としてローレベルの信号が入力されている間は制御フレームを選択し、タイミング信号としてハイレベルの信号が入力されると、異常フレームを選択する。このように、通信フレーム選択部32は、ハイレベルの信号が入力されるタイミングでのみ、通信フレームとして異常フレームを選択する。そして、送受信部34は、通信フレーム選択部32が選択した通信フレームを、第2電子装置14の送受信部36に出力する。この送受信部34が、特許請求の範囲に記載の第1電子装置12の送信部に相当する。
次に、第2電子装置14について説明する。第2電子装置14は、図1に示すように、送受信部36及び演算処理部38を有している。
送受信部36は、第1電子装置12の送受信部34から出力された通信フレームを受信する。この送受信部36は、特許請求の範囲に記載の第2電子装置14の受信部に相当する。
演算処理部38は、送受信部36から通信フレームを取得して、所定の演算処理を実行する。この演算処理部38は、異常判定部40及び主制御部42を有している。異常判定部40は、送受信部36を通じて取得した通信フレームが異常フレームであるか否かを判定する。また、その判定結果と通信フレーム選択部32が選択するタイミングに関連付けられた判定条件とを用いて、第1電子装置12に異常が生じているか否かを判定する。この異常判定部40は、特許請求の範囲に記載の判定部に相当する。異常判定部40が実行する処理については後述する。
主制御部42は、制御フレームの制御パターンに基づいて、所定の処理、例えば燃料噴射量の制御処理、を実行する。
次に、図5及び図6に基づき、異常判定部40が実行する処理について説明する。異常判定部40は、電子制御システム10の電源が投入されると以下に示す処理を実行する。また、フェールセーフ処理への移行指示がなされない間は、繰り返し実行する。
図5に示すように、先ず異常判定部40は、送受信部36から通信フレームを取得する(S10)。そして、取得した通信フレームについて、データ領域F1のパターンが異常パターンであるか否かを判定する(S12)。
ステップS12において、異常パターンでないと判定すると、異常判定部40は、通信フレームのフラグ領域F2の値が「1」であるか否か、すなわちフラグが設定されているか否かを判定する(S14)。ステップS14において、フラグ領域F2の値が「0」である、すなわちフラグが設定されていないと判定すると、処理を終了する。そして、電源が投入されている間は、ステップS10から処理を繰り返す。
一方、ステップS14において、フラグ領域F2の値が「1」である、すなわちフラグが設定されていると判定すると、異常判定部40は、異常パターンが検出されたことを通知する異常通知信号を、主制御部42に対して出力する(S16)。また、ステップS12において、異常パターンであると判定した場合も、異常判定部40はステップS16の処理を実行する。図4に示す例では、異常通知信号としてハイレベルの信号が出力される。異常通知信号を受けると、主制御部42は、今回値、すなわち異常パターンを所定処理に用いず、前回値(直前の値)を用いて所定処理を実行する。
次いで、異常判定部40は、異常フレームの検出回数をカウントする異常カウンタの値が「0」か否かについて判定する(S18)。ステップS18において、異常カウンタの値が「0」であると判定すると、異常カウンタのカウント値を「+1」する(S20)。そして、異常カウンタの値が「0」から「1」にカウントアップしたタイミングを起点として、異常判定部40のタイマカウンタが計時を開始する(S22)。そして、処理を終了する。一方、S18において、異常カウンタのカウント値が「0」でないと判定した場合には、異常カウンタのカウント値を「+1」し(S24)、処理を終了する。
次いで、ステップS22で計時を開始したタイマカウンタの値が、レジスタなどに予め設定された所定期間と一致(コンペアマッチ)すると、割り込み要求信号が出力され、異常判定部40は、図6に示す処理を実行する。本実施形態では、図7に示す所定期間として、500msが設定されている。
異常判定部40は、異常カウンタのカウント値が、予め設定された所定値となっているか否かを判定する(S30)。本実施形態では、所定値として「4」が設定されている。そして、ステップS30において、異常カウンタのカウント値が所定値と等しい、すなわち所定期間において異常フレームを所定の複数回取得したと判定すると、第1電子装置12に異常が生じていないものとして、異常カウンタのカウント値を「0」にクリアする(S32)。また、タイマの値を「0」にクリアする(S34)。そして割り込み処理を終了する。割り込み処理が終了すると、電源が投入されている間は、図5に示した処理をステップS10から順に実行する。
なお、図7では、所定期間において、異常カウンタのカウント値が「4」となり、第1電子装置12に異常が生じていないと判定された状態を示している。
一方、ステップS30において、異常カウンタのカウント値が所定値とは異なる値(所定値未満の値、又は、所定値を超える値)である判定すると、第1電子装置12に異常が生じているとして、異常判定部40は例えば主制御部42に対し、フェールセーフ処理への移行指示を出力する(S36)。フェールセーフ処理としては、周知のもの、例えばエンジン出力を一定に固定する、を採用することができる。そして割り込み処理を終了する。
次に、本実施形態に係る電子装置12,14及び該電子装置12,14を備える電子制御システム10の効果について説明する。
本実施形態によれば、第1電子装置12が、意図的に異常フレームを生成するとともに、この異常フレームを所定タイミングで第2電子装置14に出力する。第2電子装置14は、受信した通信フレームが異常フレームか否かを判定するとともに、その判定結果と選択タイミングに関連付けられた判定条件とを用いて、第1電子装置12に異常が生じているか否かを判定する。したがって、従来のように、制御データを用いて第1電子装置に異常が生じているか否かを判定するのではないため、電源やグランドに固着するなど制御で使用しない範囲の異常検出だけでなく、制御で使用する範囲の値に固着する場合にも、第1電子装置12の異常を検出することができる。
また、本実施形態では、異常判定部40が、所定期間において異常フレームと判定した回数が、予め設定された所定の複数回と異なる場合に、第1電子装置12に異常が生じていると判定する。一方、異常フレームと判定した回数が所定の複数回と一致する場合に、第1電子装置12に異常が生じていないと判定する。このように、所定期間中に異常フレームが複数回検出されるか否かをもって、第1電子装置12に生じているか否かを判定するため、異常検出の精度を向上することができる。
また、本実施形態では、通信フレームが異常フレームであると判定され、これにより異常カウンタがカウントアップして、カウント値が「0」から「1」になったタイミングをもって、異常判定部40のタイマが所定期間の計時を開始する。言うなれば、異常フレームの受信を起点として計時を開始するため、簡素な構成で、第1電子装置12と第2電子装置14との間での異常検出期間(所定時間)の同期をとることができる。これにより、電子制御システム10のコストを低減することもできる。
また、本実施形態では、制御パターンと異常パターンが異なっており、異常判定部40は、取得した通信フレームにおけるデータ領域F1のパターンに基づいて、通信フレームが異常フレームであるか否かを判定する。さらに、取得した通信フレームのフラグ領域F2の値に基づいて、通信フレームが異常フレームであるか否かを判定する。このように、データ領域F1のパターンとフラグ領域F2の値がそれぞれ条件を満たす場合に、通信フレームが異常フレームであると判定する。このように異常フレームの判定が2重系となっているため、ノイズ等による誤判定を抑制することができる。
また、本実施形態では、異常フレーム生成部28が、異常データの各ビットの値が互いに反転関係にある一対の異常フレームを生成し、通信フレーム選択部32は、一対の異常フレームを互いに異なるタイミングで選択する。例えば、一対の異常フレームを交互に選択する。したがって、異常判定部40は、一対の異常フレームを互いに異なるタイミングで取得する。これによれば、各ビットの値が「0」又は「1」に固着する縮退故障が生じても、縮退故障が生じていることを検出することができる。例えば、一対に異常フレームの異常パターンが「010」と「101」の場合、「101」のタイミングで「101」が検出され、「010」のタイミングで「101」が検出されることをもって、縮退故障が生じていると検出することができる。したがって、第1電子装置12の異常検出の精度を向上することができる。
(第2実施形態)
本実施形態において、第1実施形態に示した電子装置12,14及び該電子装置12,14を備える電子制御システム10と共通する部分についての説明は割愛する。
図8に示すように、本実施形態の電子制御システム10は、送受信部34,36同士を繋ぐ通信線とは別に、これら送受信部34,36を介さずに、通信フレーム選択部32による異常フレームの選択タイミングを示すタイミング信号を異常判定部40に伝えるじか線44を有している。このじか線44は、上記タイミング信号を生成するタイミング生成部30と、異常判定部40と、を直接的に繋いでいる。
このように電子制御システム10が、タイミング生成部30と異常判定部40とを直接的に繋ぐじか線44を有すると、タイミング信号を用いて第1電子装置12に異常が生じているか否かを判定することができる。
例えば、図5に示したステップS16のフラグ設定有無の判定に代えて、異常フレームの選択を示すタイミング信号(ハイレベル)が入力されているか否かを、異常カウンタのカウントアップ要件とすることができる。異常判定部40は、タイミング信号が入力されていると判定すると、図5に示したステップS18以降の処理を実行する。すなわち、異常カウンタのカウント値が「0」であるか否かを判定する。そして、カウント値が「0」の場合、異常カウンタのカウント値を「+1」し、さらに、カウント値が「1」となるタイミングでタイマの計時を開始する。それ以外の点は、第1実施形態(図5及び図6参照)と同じである。
これによれば、じか線44によって入力されるタイミング信号を用いて、異常カウンタをカウントアップさせるとともに、タイマの経時を開始させる。したがって、送受信部34,36を介して、異常判定部40が通信フレームを取得し、通信フレームが異常フレームであると判定することで、異常カウンタをカウントアップさせるとともに、タイマの経時を開始させるに較べて、判定にかかる時間を短縮することができる。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明は上記した実施形態になんら制限されることなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲において、種々変形して実施することが可能である。
上記実施形態では、第1電子装置12(送信側の電子装置)としてセンサの例を示したが、センサに限定されるものではない。例えば、電子装置12,14のいずれともECUを採用することができる。例えば、ハイブリッド自動車において、第1電子装置12をエンジンECUやモータジェネレータECUとし、第2電子装置14(受信側の電子装置)をHVECU(パワーマネジメントECUともいう)とすることもできる。また、図9に示す変形例のように、スイッチ入力部46を有する第1電子装置12を採用することもできる。スイッチ入力部46には、各スイッチの状態が入力される。第1電子装置12はP/S変換部48も有しており、このP/S変換部48は、パラレルのデータをシリアルに変換する。そして、制御フレーム生成部24は、P/S変換部48から入力されるスイッチの状態に関する制御パターンを用いて、該制御パターンを含む制御フレームを生成する。
上記実施形態では、制御フレームに対する異常フレームの選択タイミングについて特に言及しなかった。制御フレームは、主制御部42が所定処理を実行するための制御パターンを有しているため、制御フレームが複数回選択されるごとに異常フレームが1回選択されると良い。その際、異常フレームの選択周期は一定でも良いし、不定期でも良い。不定期とすると、点火ノイズ等、周期的なノイズが重畳しても、第1電子装置12の異常検出が可能となる。
上記実施形態では、異常フレームの判定が2重系の例(異常パターンとフラグ、異常パターンとタイミング信号)を示した。しかしながら、データ領域F1のパターンが異常パターンであるか否かのみによって、通信フレームが異常フレームであるか否かを判定することもできる。この場合、例えば図5において、ステップS14を省略した処理を実行することとなる。
また、フラグ領域F2の値が異常フレームを示す値(例えば1)であるか否かのみによって、通信フレームが異常フレームであるか否かを判定することもできる。この場合、例えば図5において、ステップS12を省略し、ステップS10に次いでステップS14を実行することとなる。
上記実施形態では、所定期間において異常フレームと判定した回数が所定の複数回に一致するか否かで、第1電子装置12に異常が生じているか否かを判定する例を示した。しかしながら、例えば図10に示すように、先に異常フレームと判定してから、次に異常フレームと判定するまでの間隔、すなわち異常フレームの検出間隔が、予め設定された所定間隔に一致するか否かをもって、第1電子装置12に異常が生じているか否かを判定することもできる。
また、じか線44を有する構成では、例えば図11に示す処理によっても、第1電子装置12に異常が生じているか否かを判定することができる。図11では、異常フレームの選択を示すタイミング信号(例えばハイレベル)が異常判定部40に入力されると、異常判定部40は、図11に示す処理を実行する。タイミング信号が入力されると、異常判定部40は、先ず通信フレームを取得する(S110)。そして、取得した通信フレームにおいて、データ領域F1のパターンが異常パターンか否かを判定する(S112)。ステップS112において、異常パターンであると判定すると、異常判定部40は、異常パターンが検出されたことを通知する異常通知信号を、主制御部42に対して出力する(S114)。そして処理を終了する。一方、ステップS112において、異常パターンでないと判定すると、第1電子装置12に異常が生じているとして、異常判定部40は例えば主制御部42に対し、フェールセーフ処理への移行指示を出力する(S116)。そして、処理を終了する。このように、タイミング信号の入力タイミングで異常パターンが検出されるか否かで、第1電子装置12に異常が生じているか否かを判定することもできる。
上記実施形態では、異常フレーム生成部28が、異常データの各ビットの値が互いに反転関係にある一対の異常フレームを生成する例を示した。しかしながら、異常データの各ビットの値が互いに反転関係にある複数対の異常フレームが生成される構成としても良い。例えば二対の異常フレームの場合、4つの異常フレームが通信フレーム選択部32によって順に選択されるように、これら異常フレームが生成されても良い。また、異常フレーム生成部28によって1種類の異常フレームのみが生成されても良い。
上記実施形態では、異常パターンの値として、正常時において制御パターンが取り得る範囲、電源ショート時に制御パターンが取り得る範囲、及び、グランド(GND)ショート時に制御パターンが取り得る範囲、とは別の範囲の値が設定される例を示した。しかしながら、正常時において制御パターンが取り得る範囲の値としても良い。すなわち、データ領域F1のパターンを、制御フレームと異常フレームとで同じとしても良い。この場合、フラグ領域F2の値によって、異常フレームか否かを判定することができる。また、電源ショート時に制御パターンが取り得る範囲の値や、グランドショート時に制御パターンが取り得る範囲の値をとしても良い。これらの場合、例えばフラグ領域F2の値によって、異常フレームか否かを判定することができる。
上記実施形態では、通信フレームが、伝送誤りをチェックする領域として、1ビットのパリティ領域F3を有する例を示した。しかしながら、CAN(登録商標)で用いられる通信フレームのCRC領域のような、複数ビットの領域を有してもよい。
10・・・電子制御システム、12・・・第1電子装置、14・・・第2電子装置、20・・・センス部、22・・・A/D変換部、24・・・制御フレーム生成部、26・・・異常パターン生成部、28・・・異常フレーム生成部、30・・・タイミング生成部、32・・・通信フレーム選択部(選択部)、34・・・送受信部(送信部)、36・・・送受信部(受信部)、38・・・演算処理部、40・・・異常判定部(判定部)、42・・・主制御部、44・・・じか線、46・・・スイッチ入力部、48・・・P/S変換部、F1・・・データ領域、F2・・・フラグ領域、F3・・・パリティ領域

Claims (10)

  1. 第1電子装置(12)と、第2電子装置(14)と、を備え、前記第1電子装置から送信される通信フレームが含む制御データに基づいて、前記第2電子装置が所定処理を実行する電子制御システムであって、
    前記第1電子装置は、前記通信フレームとして、前記通信フレームのデータ領域(F1)に前記制御データが設定された制御フレームを生成する制御フレーム生成部(24)と、前記データ領域に、正常時において前記制御データが取り得る範囲とは別の範囲のデータである異常データが設定された異常フレームを生成する異常フレーム生成部(28)と、前記通信フレームを前記第2電子装置に出力する送信部(34)と、前記送信部から出力する前記通信フレームとして、前記制御フレーム及び前記異常フレームのうちのひとつを所定タイミングで選択する選択部(32)と、を有し、
    前記第2電子装置は、前記第1電子装置から出力された前記通信フレームを受信する受信部(36)と、前記データ領域のデータに基づいて、受信した前記通信フレームが前記異常フレームであるか否かを判定するとともに、その判定結果と前記選択部が選択するタイミングに関連付けられた判定条件とを用いて、前記第1電子装置に異常が生じているか否かを判定する判定部(40)と、を有することを特徴とする電子制御システム。
  2. 前記異常フレーム生成部は、前記異常データの各ビットの値が互いに反転関係にある少なくとも一対の異常フレームを生成し、
    前記選択部は、各異常フレームを互いに異なるタイミングで選択することを特徴とする請求項1に記載の電子制御システム。
  3. 前記通信フレームは、前記制御フレームと前記異常フレームを区別するためのフラグが設定されるフラグ領域(F2)を有し、
    前記判定部は、前記フラグ領域の設定に基づいて前記通信フレームが前記異常フレームであるか否かを判定することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の電子制御システム。
  4. 第1電子装置(12)と、第2電子装置(14)と、を備え、前記第1電子装置から送信される通信フレームが含む制御データに基づいて、前記第2電子装置が所定処理を実行する電子制御システムであって、
    前記第1電子装置は、前記通信フレームとして、前記通信フレームのデータ領域(F1)に前記制御データが設定された制御フレームを生成する制御フレーム生成部(24)と、前記通信フレームのフラグ領域(F2)の設定が前記制御フレームとは異なる異常フレームを生成する異常フレーム生成部(28)と、前記通信フレームを前記第2電子装置に出力する送信部(34)と、前記送信部から出力する前記通信フレームとして、前記制御フレーム及び前記異常フレームのうちのひとつを所定タイミングで選択する選択部(32)と、を有し、
    前記第2電子装置は、前記第1電子装置から出力された前記通信フレームを受信する受信部(36)と、前記フラグ領域の設定に基づいて、受信した前記通信フレームが前記異常フレームであるか否かを判定するとともに、その判定結果と前記選択部が選択するタイミングに関連付けられた判定条件とを用いて、前記第1電子装置に異常が生じているか否かを判定する判定部(40)と、を有することを特徴とする電子制御システム。
  5. 前記判定部は、前記判定条件としての所定期間において、前記異常フレームと判定した回数が所定の複数回と異なる場合に、前記第1電子装置に異常が生じていると判定し、前記異常フレームと判定した回数が所定の複数回と一致する場合に、前記第1電子装置に異常が生じていないと判定することを特徴とする請求項1〜4いずれか1項に記載の電子制御システム。
  6. 前記所定期間は、前記異常フレームの受信を起点として計時されることを特徴とする請求項5に記載の電子制御システム。
  7. 前記送信部と前記受信部とをつなぐ通信線とは別に、前記送信部及び前記受信部間を介さずに、前記選択部による前記異常フレームの選択タイミングを示すタイミング信号を前記判定部に伝えるじか線(44)を有し、
    前記所定期間は、前記タイミング信号の受信を起点として計時されることを特徴とする請求項5に記載の電子制御システム。
  8. 前記制御フレームに対する前記異常フレームの選択タイミングが、不定期とされることを特徴とする請求項1〜7いずれか1項に記載の電子制御システム。
  9. 通信フレームとして、前記通信フレームのデータ領域(F1)に制御データが設定された制御フレーム及び、前記データ領域に正常時において前記制御データが取り得る範囲とは別の範囲のデータである異常データが設定された異常フレームを生成するとともに、前記制御フレーム及び前記異常フレームのうちのひとつを所定タイミングで選択し、選択した前記通信フレームを送信部から出力する送信側の電子装置から、前記通信フレームを取得し、前記通信フレームが含む制御データに基づいて所定処理を実行する受信側の電子装置であって、
    前記送信側の電子装置から出力された前記通信フレームを受信する受信部(36)と、前記データ領域のデータに基づいて、受信した前記通信フレームが前記異常フレームであるか否かを判定するとともに、その判定結果と前記送信側の電子装置が前記通信フレームを選択するタイミングに関連付けられた判定条件とを用いて、前記送信側の電子装置に異常が生じているか否かを判定する判定部(40)と、を有することを特徴とする受信側の電子装置。
  10. 通信フレームとして、前記通信フレームのデータ領域(F1)に制御データが設定された制御フレーム及び、前記通信フレームのフラグ領域(F2)の設定が前記制御フレームとは異なる異常フレームを生成するとともに、前記制御フレーム及び前記異常フレームのうちのひとつを所定タイミングで選択し、選択した前記通信フレームを送信部から出力する送信側の電子装置から、前記通信フレームを取得し、前記通信フレームが含む制御データに基づいて所定処理を実行する受信側の電子装置であって、
    前記送信側の電子装置から出力された前記通信フレームを受信する受信部(36)と、前記フラグ領域の設定に基づいて、受信した前記通信フレームが前記異常フレームであるか否かを判定するとともに、その判定結果と前記送信側の電子装置が前記通信フレームを選択するタイミングに関連付けられた判定条件とを用いて、前記送信側の電子装置に異常が生じているか否かを判定する判定部(40)と、を有することを特徴とする受信側の電子装置。
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