JP6236229B2 - セキュリティルーム - Google Patents
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Description
また、スリットが縦方向だけではなく横方向にも連続して形成されており、スリットを開いたときの開口幅が大きくなるため、作業者がスリットを通過し易くなっている。
本実施形態のセキュリティルーム1は、図1に示すように、アスベストやダイオキシン等の有害物質を処理する作業空間A1と、外部空間Bとの間に設けられるものである。
作業者はセキュリティルーム1内で作業着を脱衣するとともに、身体に付着した塵を除去した後に外部空間Bに移動する。
上部シート12の下縁部と下部シート11の上縁部とは、骨組み20の内側から粘着テープ30によって貼り合わされている。
図1において最も右側(作業空間A1側)の空間は前室2であり、前室2の左側の空間は洗浄室3であり、洗浄室3の左側の空間は更衣室4となっている。また、図2に示すように、四つの枠体21〜24の開口領域は、作業者が隣り合う空間を移動するための出入口21a〜24aとなっている。
作業空間A1と前室2との間には、図2に示すように、第一枠体21によって第一出入口21aが形成されている。第一出入口21aは、下部シート11および上部シート12によって塞がれている。
洗浄室3には、作業者にエアを吹き付けるとともに、洗浄室3内の空気を吸引して集塵するエアシャワー装置3aが設けられている。
第二出入口22aを塞いでいる間切りシート13には、第一スリット21bと同じ形状の第二スリット22bが形成されている。
洗浄室3と更衣室4との間には、第三枠体23によって第三出入口23aが形成されている。第三出入口23aは、第二出入口22aと同様に間切りシート13によって塞がれており、間切りシート13には第一スリット21bおよび第二スリット22bと同じ形状の第三スリット23bが形成されている。
第四出入口24aを塞いでいる下部シート11および上部シート12には、第四スリット24bが形成されている。
すなわち、第四スリット24bは縦方向および横方向に連続して形成されており、正面視でL形状に形成されている。
まず、図3に示すように、地面に下部シート11を敷き広げて、下部シート11の上面に骨組み20を構築する。
図4に示すように、下部シート11の外周縁部を上向きに折り曲げて、骨組み20の側面の下部を覆う。また、上部シート12を骨組み20の上側から被せて、上部シート12によって骨組み20の上面および側面を覆う。
さらに、上部シート12の下縁部と下部シート11の上縁部とを骨組み20の内側から粘着テープ30によって貼り合わせる。
これにより、骨組み20の内部空間は、下部シート11および上部シート12によって密閉された空間となる。
さらに、各出入口21a〜24aを覆っている各シート11〜14にスリット21b〜24bをそれぞれ形成し、第四スリット24bには線ファスナー24cを設ける。
なお、作業空間A1には図示しない集塵装置が設置されており、集塵装置が作業空間A1内の空気を吸い込むことで、作業空間A1内は負圧になっている。
特に、外部空間Bに通じる第四スリット24bでは、外部空間Bに対する遮蔽性を高めつつ、作業者が第四スリット24bを通過し易くなっている。さらに、第四スリット24bは、線ファスナー24cによってスムーズに開閉することができる。
例えば、本実施形態では、図2に示すように、第四スリット24bに線ファスナー24cが設けられているが、ファスナーの種類は限定されるものではなく、面ファスナーや点ファスナーを用いてもよい。
2 前室
3 洗浄室
3a エアシャワー装置
4 更衣室
11 下部シート
12 上部シート
13 間切りシート
21 第一枠体
21a 第一出入口
21b 第一スリット
22 第二枠体
22a 第二出入口
22b 第二スリット
23 第三枠体
23a 第三出入口
23b 第三スリット
24 第四枠体
24a 第四出入口
24b 第四スリット
24c 線ファスナー
30 粘着テープ
A 建物
A1 作業空間
A2 開口部
B 外部空間
Claims (2)
- 作業空間と外部空間との間に設けられるセキュリティルームであって、
前記作業空間に通じる前室と、
前記前室に通じるともに、エアシャワー装置が設けられた洗浄室と、
前記洗浄室に通じる更衣室と、を備え、
前記更衣室には、前記外部空間に通じる出入口が形成され、
前記出入口は、地面に敷かれた下部シートの外周縁部を上向きに折り返した部位と、上部シートとによって塞がれ、前記下部シートの上縁部と前記上部シートの下縁部とが貼り合わされており、
前記上部シートおよび前記下部シートには縦方向および横方向に連続して形成されたスリットが形成され、前記スリットはファスナーによって開閉自在であり、
前記スリットは、縦方向に延在するとともに、縦方向の下端部から横方向に連続して延在していることを特徴とするセキュリティルーム。 - 前記ファスナーは線ファスナーであることを特徴とする請求項1に記載のセキュリティルーム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2013129581A JP6236229B2 (ja) | 2013-06-20 | 2013-06-20 | セキュリティルーム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013129581A JP6236229B2 (ja) | 2013-06-20 | 2013-06-20 | セキュリティルーム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP2015004196A JP2015004196A (ja) | 2015-01-08 |
JP6236229B2 true JP6236229B2 (ja) | 2017-11-22 |
Family
ID=52300303
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2013129581A Active JP6236229B2 (ja) | 2013-06-20 | 2013-06-20 | セキュリティルーム |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP6236229B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
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2013
- 2013-06-20 JP JP2013129581A patent/JP6236229B2/ja active Active
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JP2015004196A (ja) | 2015-01-08 |
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