JP6234153B2 - 地中管接続部の耐震化方法及び地中管接続部の耐震化構造 - Google Patents

地中管接続部の耐震化方法及び地中管接続部の耐震化構造 Download PDF

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Description

本発明は、既設のマンホールと地中管との地中管接続部に耐震化機能を持たせるための耐震化技術に関する。
地中管は、マンホールの側壁部に形成した管接続孔に地中管の先端部分を挿入し、管接続孔と地中管の先端部分外周との間をモルタル等で塞ぐことによりマンホールに接続される。地中管はまた、所謂現場打ちのマンホールの側壁部に一体的に接続される場合もあるが、いずれの場合にも、マンホールの側壁部と地中管の先端部分は堅固に一体化されているので、地震などにより地中管が変位すると、マンホールと地中管との地中管接続部が破損し、地中管機能又は管路機能が維持できなくなるおそれがある。
そこで、既設のマンホールと地中管との地中管接続部をフレキシブルな構造に変更する耐震化処理を施すことが考えられるが、このような耐震化処理手段として、例えば特許文献1には、地中管先端部分の外周のマンホール側壁部を環状に削り取って環状スペースを形成し、形成した環状スペース内に弾性シーリング材を充填する耐震化工法が開示されている。このような耐震化工法は、マンホールの内側から施工することができるので、マンホールの外側を開削するといった大掛かりな作業の必要はなく、比較的簡単に施工できるものである。
特開2001−40751号公報
しかしながら、特許文献1に記載された耐震化工法は、マンホールの側壁部を貫通する環状スペースを形成して行なわれるので、この環状スペース内にマンホール周囲の土砂や地下水などがかなり大量に入り込んだり浸入したりするおそれがあり、弾性シーリング材を簡単には充填できない場合もある。
そこで本発明は、既設のマンホールの内側から施工でき、しかも施工が簡単な地中管接続部の耐震化方法(地震時などにも地中管接続部の管路機能が維持されるようにする方法)及び地中管接続部の耐震化構造(地震時などにも地中管接続部の管路機能が維持されるようにする構造)の提供を目的とする。
この目的を達成するための本発明の地中管接続部の耐震化方法は、例えば既設の地中管接続部を対象とするものであり、マンホールの側壁部に地中管の先端部分を接続した地中管接続部の耐震化方法であって、前記地中管の先端部の内周面に、この地中管の先端部を長さ方向内側部分と長さ方向外側部分とに区分けする環状の凹部を形成する凹部形成工程と、前記環状の凹部に弾性材製の蛇腹管を嵌める管嵌込工程と、前記蛇腹管の長さ方向内端側部分を前記地中管の前記長さ方向内側部分に固定するとともに、前記蛇腹管の長さ方向外端側部分を前記地中管の前記長さ方向外側部分に固定する端部固定工程と、を備えるものである。環状の凹部の形成により地中管の先端部は長さ方向内側部分(環状の凹部よりも長さ方向内側の部分)と長さ方向外側部分(環状の凹部よりも長さ方向外側の部分)とに区分けされるが、この長さ方向内側部分と長さ方向外側部分とは環状の凹部の薄い天井部分(外周壁部分)で連結されている。したがって、地震発生時などに地中管が変位すると、この薄い天井部分が簡単に破壊され、地中管接続部の他の部分の損傷又は大きな損傷は避けられる。また、薄い天井部分が破壊されても、止水などの管路機能は内側の弾性材製の耐震部材によって維持される。しかも耐震部材は蛇腹管なので地中管の大きな変位にも追随できる。そして、環状の凹部を形成しても薄い天井部分が残るので、施工時にマンホールの周囲の土砂や地下水が内部に大量に入り込むことはない。
蛇腹管の内側に長さ方向内側材及び長さ方向外側材を有する内張材を縮径状態で配置する固定第1工程と、この内張材を拡径し、長さ方向内側材で蛇腹管の長さ方向内端側部分を地中管の長さ方向内側部分に固定する(例えば押し付けて固定する)とともに、長さ方向外側材で蛇腹管の長さ方向外端側部分を地中管の長さ方向外側部分に固定する(例えば押し付けて固定する)固定第2工程と、により端部固定工程を実施することができる。ここでは、内張材は硬化性樹脂又は接着剤を含浸した繊維材とすることができ、長さ方向内側材が、蛇腹管の長さ方向内端側部分から地中管の長さ方向内側部分(地中管の長さ方向内側部分であって、蛇腹管の長さ方向内端よりも長さ方向内側個所)にかけて接着され(他の部分にも接着される場合がある)、長さ方向外側材が、蛇腹管の長さ方向外端側部分から地中管の長さ方向外側部分(地中管の長さ方向外側部分であって、蛇腹管の長さ方向外端よりも長さ方向外側個所)にかけて接着される(他の部分にも接着される場合がある)ことにより、蛇腹管の長さ方向内端側部分が地中管の長さ方向内側部分に固定され、かつ、蛇腹管の長さ方向外端側部分が地中管の長さ方向外側部分に固定されるように構成できる。
なお、端部固定工程を施工してから、蛇腹管の長さ方向内端側部分及び外端側部分を地中管に固定する内張材を覆うように、地中管の内面(内周面)を全長又は長い範囲にわたって補修材でライニングするライニング工程を行うこともできる。
また、この目的を達成するための本発明の地中管接続部の耐震化構造は、例えば既設の地中管接続部に構成されるものであり、マンホールの側壁部に地中管の先端部分を接続した地中管接続部の耐震化構造であって、前記地中管の先端部の内周面に形成された、この地中管の先端部を長さ方向内側部分と長さ方向外側部分とに区分けする環状の凹部と、この環状の凹部に嵌められた弾性材製の蛇腹管と、を備え、前記蛇腹管の長さ方向内端側部分は前記地中管の前記長さ方向内側部分に固定され、前記蛇腹管の長さ方向外端側部分は前記地中管の前記長さ方向外側部分に固定されているものである。蛇腹管の長さ方向内端側部分は、例えば地中管の長さ方向内側部分(環状の凹部よりも長さ方向内側の部分)の内周面に固定され、蛇腹管の長さ方向外端側部分は、例えば地中管の長さ方向外側部分(環状の凹部よりも長さ方向外側の部分)の内周面に固定される。ここでは、蛇腹管の内側に設けられた内張材によって、蛇腹管の長さ方向内端側部分を地中管の長さ方向内側部分の内周面に固定し(例えば押し付けて固定し)、蛇腹管の長さ方向外端側部分を地中管の長さ方向外側部分の内周面に固定する(例えば押し付けて固定する)のが好ましい。ただし、内張材によって、地中管の長さ方向内側部分に対する地中管の長さ方向外側部分の変位動作が妨げられないように、内張材を、蛇腹管の長さ方向内端側部分を地中管の長さ方向内側部分の内周面に固定するための内側材と、蛇腹管の長さ方向外端側部分を地中管の長さ方向外側部分の内周面に固定するための外側材と、を有するように構成しておくことが効果的である。具体的には、内張材は硬化性樹脂又は接着剤を含浸した繊維材とすることができ、長さ方向内側材を、蛇腹管の長さ方向内端側部分から地中管の長さ方向内側部分(地中管の長さ方向内側部分であって、蛇腹管の長さ方向内端よりも長さ方向内側個所)にかけて接着し(他の部分にも接着される場合がある)、長さ方向外側材を、蛇腹管の長さ方向外端側部分から地中管の長さ方向外側部分(地中管の長さ方向外側部分であって、蛇腹管の長さ方向外端よりも長さ方向外側個所)にかけて接着して(他の部分にも接着される場合がある)蛇腹管の両端部又は両側部を固定するように構成できる。内張材で蛇腹管を保護するとともに、地中管の長さ方向内側部分に対する地中管の長さ方向外側部分の変位動作が妨げられないように、内側材と外側材とを長さ方向で重なるように設けておき、内側材と外側材との重なり個所にプラスチック製フィルムを介在させるのが得策である。介在させたプラスチック製フィルムによって、内側材と外側材とに硬化性樹脂や接着剤を含浸させておいても、外側材と内側材とが接着せず、外側材は内側材に対してスムーズにスライドできる。
なお、内張材を覆うように地中管の内面(内周面)を全長又は長い範囲にわたってライニングする補修材をさらに備えていてもよい。
本発明によれば例えば既設のマンホールと地中管との地中管接続部を簡単に耐震化できる。
本発明に係る地中管接続部の耐震化構造を構成するための既設のマンホール構造体を全体的に示す図である。 本発明に係る地中管接続部の耐震化構造を構成するための既設のマンホール構造体の下水管接続部を示す図である。 耐震化構造の構成工程を説明する図である。 切削機の組立状態を示す正面図である。 切削機の組立状態を示す平面図である。 切削機の組立状態を示す側面図である。 切込形成工程を説明する図である。 幅の広い切込形成工程を説明する図である。 蛇腹管を示す図である。 環状の凹部内に蛇腹管を嵌め込んだ状態を示す図である。 内張材を補修器のゴムスリーブ上に巻き付けた状態を示す図である。 補修器を蛇腹管内に位置させた状態を示す図である。 補修器のゴムスリーブを膨張させた状態を示す図である。 内張材の縮径状態から拡径状態への変化を概念的に示す図である。 完成した耐震化構造を示す図である。 下水管が突出変位したときの状態を示す図である。 下水管が抜出変位したときの状態を示す図である。 下水管が屈曲変位したときの状態を示す図である。 補修管を形成した場合を示す図である。 補修管の形成工程を説明する図である。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
まず、図1及び図2を参照して本発明に係る地中管接続部の耐震化構造を構成するための既設のマンホール構造体を説明する。
耐震化構造の構成対象である既設のマンホール構造体は、例えば、マンホール1と、このマンホール1に接続された下水管(地中管)3と、を備え、マンホール1は、コンクリート製の底板5と、この底板5上に載せられたコンクリート製のインバート7と、このインバート7を下端部内周に収めるように、底板5に載せられて設置されたコンクリート製の筒状(例えば円筒状)の側壁部9と、この側壁部9に載せられて設けられたコンクリート製の斜壁部11と、この斜壁部11に載せられて取り付けられたコンクリート製の調整リング13と、この調整リング13に支えられた、マンホール蓋(図示せず)を有する鉄製の蓋受け枠15と、を有していて、下水管3は鉄筋コンクリート製であり、先端部分17がマンホール1の側壁部9に形成された管接続孔19に挿入されてこの側壁部9に固定されている。
次に、図3を参照して耐震化構造の構成工程を概略的に説明する。
マンホール構造体のマンホール1と下水管3との下水管接続部に耐震化構造を構成するには、まず、マンホール構造体の耐震化施工個所を洗浄し、下水管3や側壁部9の寸法及び形状等が施工可能範囲内であることを確認する(事前調査)。事前調査によって下水管3や側壁部9の寸法及び形状等が施工可能範囲内であることが確認できたら、マンホール1の側壁部9内に切削機を分解状態で運び入れ、側壁部9内で切削機を組み立てて設置する(切削機取付工程)。切削機を側壁部9内に取り付けたら、この切削機を作動させて下水管3の先端部の内側又は内周面を切削し、環状の凹部を形成する(既設管切削・除去工程、凹部形成工程)。下水管3の先端部の内周面に環状の凹部を形成したら、この環状の凹部内に蛇腹管耐震部材を嵌め(耐震部材設置工程、管嵌込工程)、耐震部材の長さ方向両端部をそれぞれ、下水管3の先端部の内周面に固定し(耐震部材固定工程、端部固定工程)、そして後処理を行なう(後処理工程)。なお、下水管3内の水量が多い場合は、下水管3の上流側に止水プラグを設置し、施工対象のマンホール1の上流側のマンホールから施工対象のマンホール1の下流側のマンホールにバイパスして下水を流す水替処理を行なったり(水替工程)、切削機の設置に支障がある場合は支障がある部分(例えばインバータ7)をはつったりする(はつり工程)。はつった部分はモルタル等で復旧する(復旧工程)。
図4乃至図15を参照して耐震化構造の構成工程を詳細に説明する。
図4、図5及び図6に示すように、切削機21は、切削機本体23と、この切削機本体23を上方から押え付ける固定サポート25と、を備え、切削機本体23は、ベース27と、このベース27にスライド可能に取り付けられたスライド部材29と、このスライド部材29をスライド移動させる送りねじ部材31と、スライド部材29に支えられた、回転可能なヘッド用シャフト33及びこのヘッド用シャフト33を回転させるヘッド用油圧モータ35と、ヘッド用シャフト33の先端部に固定された切削ヘッド37と、を有し、ベース27の4隅部にはそれぞれ、上端に側方へ突出する固定片部39が形成された支持部40が立ち上がるように設けられ、この固定片部39には支持脚シャフト41がねじ込まれていて、この支持脚シャフト41はインバート7上に載せられて切削機本体23を支えるが、固定片部39へのねじ込み量、したがって固定片部39からの突出長さを調整して切削機本体23を安定した姿勢で支えることができるように構成されている。切削ヘッド37には、ガイドを有する収容体43と、この収容体43のガイドに沿って径方向に移動可能(図4の仮想線参照)な支持プレート45と、この支持プレート45に回転可能に取り付けられた支持シャフト47と、この支持シャフト47に取り付けられた円盤状の切削ブレード49と、支持プレート45を径方向に移動させる油圧シリンダ51と、支持シャフト47、したがって切削ブレード49を回転させる、支持プレート45に取り付けられたブレード用油圧モータ53と、が設けられていて、切削ブレード49を必要に応じて2枚重ねるようにして支持シャフト47に取り付けることができるように構成されている。支持シャフト47には切削ブレード49に隣接して円盤状のスペーサ55が取り付けられているが、このスペーサ55を径の異なるスペーサと取り替えることができるように構成されている。スペーサ55は例えば、支持シャフト47に対して回転できるように構成することができる。切削ブレード49による切削深さは、切削ブレード49の外径(半径)とスペーサ55の外径(半径)との差に等しい。
固定サポート25は、一方側のシャフト部材57及びこの一方側のシャフト部材57にねじ込まれて接続された他方側のシャフト部材59を備える固定支持シャフト61と、一方側のシャフト部材57に取り付けられたサポート構成体63と、を備え、サポート構成体63は、一方側のシャフト部材57の外側に嵌められたスライド管65と、このスライド管65の長さ方向両端部にそれぞれ固定された、幅方向(長さ方向と垂直の方向)に延びるサポート支持プレート67と、このサポート支持プレート67に取り付けられたサポート調整プレート69と、このサポート調整プレート69の両端部それぞれから下方に延びるように設けられたサポート押えプレート又はサポート押えバー71と、を備えていて、サポート調整プレート69は、調整ねじ73、75の調整によりサポート支持プレート67に対して若干上下動できるように構成されている。固定支持シャフト61の他方側のシャフト部材59にはハンドル77が取り付けられていて、ハンドル77を回転させることにより他方側のシャフト部材59の一方側のシャフト部材57からの突出長さ、したがって、固定支持シャフト61の長さを調整できる。一方側のシャフト部材57及びスライド管65は例えば断面正方形又は長方形とすることができる。
このような構成の切削機21は、ヘッド用シャフト33が下水管3の中心軸と一致するように支持脚シャフト41を調整してインバート7上に切削機本体23を載置するとともに、他方側のシャフト部材59の一方側のシャフト部材57からの突出長さを調整して固定支持シャフト61で側壁部9の径方向両側面を突っ張って固定支持シャフト61を固定し、スライド管65を一方側のシャフト部材57の適切位置に固定するとともに、サポート押えプレート71の下端部に取り付けられた押え部材76が固定片部39の内端側を押えるように調整ねじ73、75を調整して組み立てられる。
図7を参照して既設管切削・除去工程のうちの切込形成工程を説明するが、切削機21を側壁部9内に設置し又は取り付けたら、スライド部材29を下水管3側にスライドさせて切削ブレード49個所を下水管3内に位置させる。そして、支持プレート45を径方向外側に移動させ(図4の仮想線参照)、回転している切削ブレード49で下水管3の内周面に切込を入れる。切込はスペーサ55が下水管3の内周面に当接するまで行なわれるが(図7a)、ここでは例えば、下水管3の肉厚が28mmで切込の深さは25mmであり、下水管3に埋め込まれている鉄筋79の深さを越えている。スペーサ55が下水管3の内周面に当接したら、ヘッド用シャフト33を回転(例えば360度)させて、切削ブレード49により下水管3の内周面に環状の切込81を形成する(図7b)。ここで形成される環状の切込81により下水管3内に設けられている鉄筋79は全周にわたって切断される。環状の切込81は、例えば、側壁部9の内面(下水管3の先端)から60mmの位置に最初の1本を形成し(より具体的には最初の切込81の内端が60mmの位置となるように形成する)、その後、外側に向かって等間隔で4本形成する。最も外側の環状の切込81は、例えば、最初の1本目の切込81から80mm又は100mmの位置(より具体的には、最初の切込81の内端から最後の切込81の外端までが80mm又は100mmとなるような位置)に形成される(側壁部9の内面から140mm又は160mmの位置に最後の切込81又は最後の切込81の外端が位置することとなる)。
図8を参照して既設管切削・除去工程のうちの幅の広い切込形成工程を説明するが、必要な環状の切込81を形成したら、切削ブレード49を径方向内側に移動させるとともに(図4で示す位置よりもやや下側に移動させる)、スライド部材29をスライド移動させて切削ヘッド37を下水管3内から側壁部9内に引き出し、支持シャフト47に切削ブレード49を2枚重ねるようにして取り付け、かつスペーサ55を大径のものに取り替える。ここでは、切削ブレード49による切削深さは例えば14mmとなる。そして再び、スライド部材29を下水管3側にスライドさせて切削ブレード49が最も外側の環状の切込81と一致して位置するまで(より具体的には切削ブレード49の外端が最も外側の環状の切込81の外端と一致するまで)、切削ヘッド37を下水管3内に入り込むように移動させる。そして、支持プレート45を径方向外側に移動させて、回転している切削ブレード49で下水管3の内周面に幅の広い切込を入れる(図8a)。切込はスペーサ55が下水管3の内周面に当接するまで行なわれるが、切込の深さ14mmは下水管3に埋め込まれている鉄筋79の深さと一致又はほぼ一致している。それから、スペーサ55が下水管3の内周面に当接した状態でヘッド用シャフト33を回転させて、切削ブレード49により下水管3の内周面に幅の広い環状の切込83を形成する(図8b)。そして、幅の広い環状の切込83を最初の1本目の環状の切込81位置まで連続するように形成して環状の凹部85を形成する(図8c)。ここでは、例えば、環状の凹部85の内端は最初の切込89の内端と一致している。また、スペーサ55の厚みは環状の切込81の厚みよりも大きくすることができる。この環状の凹部85の形成により、下水管3の先端部は、環状の凹部85の薄い天井部分(外周壁部分)87で連結された長さ方向内側部分89と長さ方向外側部分91とに区分けされる。なお、ここでは、環状の凹部85は側壁部9内から側壁部9の外側まで延びているが、側壁部9内に収まるように形成することも可能であり、また、全体が側壁部9の外側に位置するように形成することもできる。
下水管3の先端部の内周面に環状の凹部85を形成したら、切削機21をマンホール1内から撤去し、次に、環状の凹部85内に、図9に示すようなゴム製の蛇腹管93を嵌め込む。蛇腹管93は、蛇腹部95と、この蛇腹部95の長さ方向内端から直管状(断面直線状)に延びる内側取付部(長さ方向内端側部分)97と、蛇腹部95の長さ方向外端から直管状(断面直線状)に延びる外側取付部(長さ方向外端側部分)99と、を有していて、内側取付部97は、蛇腹部95の谷部から長さ方向内側に例えば25mm延び、外側取付部99は、蛇腹部95の谷部から長さ方向外側に例えば40mm延びていて、内側取付部97及び外側取付部99の外径(例えば248mm)は下水管3の内径(例えば250mm)とほぼ等しいように設定されている。なお、蛇腹部95の長さは例えば80mm、蛇腹部95の山部外径は例えば268mmとなっている。このような蛇腹管93の環状の凹部85への嵌め込みは、蛇腹部95が環状の凹部85内に収容又はほぼ収容されるように、また、内側取付部97が長さ方向内側部分89の内周面上に又は内周面と接近して位置し、外側取付部99が長さ方向外側部分91の内周面上に又は内周面と接近して位置するように行なわれる(図10参照)。
環状の凹部85内に嵌め込まれた蛇腹管93を固定するために、シート状の内張材101を巻き付けた補修器103を準備する。補修器103は外周にゴムスリーブ(ゴム製の膨張管)105を備えていて、このゴムスリーブ105内に加圧流体を供給することによりゴムスリーブ105を膨張させることができるものであり、内張材101は縮径しているゴムスリーブ105上に縮径状態で巻き付けられる。内張材101の巻付は、ゴムスリーブ105の外周面に剥離用のスリーブ側ポリエチレンシート107を巻き付けてから行なう。内張材101は、シート状の内側材109とシート状の外側材111とを有していて、長さ方向で重なるように(ここでは外側材111が外側となっている)内側材109及び外側材111がゴムスリーブ105上のスリーブ側ポリエチレンシート107に巻き付けられる。内側材109と外側材111はともに、表側がチョップドストランドで裏側がロービングクロスであるガラスマットを複数枚(例えば6枚又は8枚)積層して形成されていて、内側材109も外側材111もロービングクロス側を内側として巻き付けられている。それぞれのガラスマットには硬化性樹脂(ここでは常温硬化性樹脂)が含浸されていて、内側材109と外側材111との重なり部分には、内側材109と外側材111とが接着しないように、内張側ポリエチレンシート113が巻かれている。すなわち、補修器103のゴムスリーブ105に巻き付けられたスリーブ側ポリエチレンシート107上に内側材109を巻き付け、この内側材109の外端部側に内張側ポリエチレンシート113を巻き付けてから、この内張側ポリエチレンシート113を挟んで内側材109の外端部に外側材111の内端部が重なるように外側材111をスリーブ側ポリエチレンシート107上に巻き付ける(図11参照)。
ゴムスリーブ105に内張材101を巻き付けたら、補修器103を下水管3の先端部内又は蛇腹管93内に位置させ(図12)、ゴムスリーブ105を膨張させる(図13)。ゴムスリーブ105の膨張にともなって、ゴムスリーブ105上で縮径状態に巻かれていた内側材109、内張側ポリエチレンシート113及び外側材111は拡径し、内側材109は、蛇腹管93の内側取付部97及び長さ方向内側部分89の内周面に強く押し付けられるまで広がり、外側材111は、蛇腹管93の外側取付部99及び長さ方向外側部分91の内周面に強く押し付けられるまで広がっていく(図14も参照)。そして、内側材109及び外側材111の硬化性樹脂が硬化するまでゴムスリーブ105を膨張させたままにしておく。その後、ゴムスリーブ105を縮径させて補修器103をマンホール1内から撤去するが、内側材109は、蛇腹管93の内側取付部97から長さ方向内側部分89の内周面にかけて強固に接着され、外側材111は、蛇腹管93の外側取付部99から長さ方向外側部分91の内周面にかけて強固に接着される。したがって、蛇腹管93の内側取付部97は長さ方向内側部分89の内周面に固定され、蛇腹管93の外側取付部99は長さ方向外側部分91の内周面に固定されることとなる(図15)。内側材109と外側材111は内張側ポリエチレンシート113の介在により接着されていないので、外側材111は内側材109に対してずれて動くことができる。なお、下水管3の先端から突出している内側材109は後処理工程で除去しておく。
このようにして構成された耐震化構造では、下水管3が突出方向にずれ動くと、図16に示すように、外側材111が内側材109と重なる方向(重なり部分が長くなる方向)にずれ(矢印参照)、蛇腹管93の蛇腹部95が長さ方向に縮まり、環状の凹部85の天井部分87が破壊され、下水管3の先端部の長さ方向外側部分91は突出方向に変位するが、長さ方向内側部分89は側壁部9の管接続孔19内に固定された状態をそのまま維持するし、マンホール1側も損傷しない。天井部分87が破壊されても、外側材111が内側材109に対してずれるので、内側取付部97の長さ方向内側部分89の内周面への固定状態も外側取付部99の長さ方向外側部分91の内周面への固定状態も保持され、蛇腹管93により防水機能等の管路機能は維持される。また、下水管3が抜出方向にずれ動くと、図17に示すように、外側材111が内側材109から離れる方向(重なり部分が短くなる方向)にずれ(矢印参照)、蛇腹管93の蛇腹部95が長さ方向に伸び、環状の凹部85の天井部分87が破壊され、下水管3の先端部の長さ方向外側部分91は抜出方向に変位するが、長さ方向内側部分89は側壁部9の管接続孔19内に固定された状態をそのまま維持するし、マンホール1側も損傷しない。ここでもやはり、天井部分87が破壊されても、外側材111が内側材109に対してずれるので、内側取付部97の長さ方向内側部分89の内周面への固定状態も外側取付部99の長さ方向外側部分91の内周面への固定状態も保持され、蛇腹管93により防水機能等の管路機能は維持される。さらに、下水管3が屈曲すると、図18に示すように、環状の凹部85の天井部分87が破壊されるが、長さ方向内側部分89は側壁部9の管接続孔19内に固定された状態をそのまま維持するし、マンホール1側も損傷しない。天井部分87が破壊されても、外側材111と内側材109は分離されているので、内側取付部97の長さ方向内側部分89の内周面への固定状態も外側取付部99の長さ方向外側部分91の内周面への固定状態も保持され、蛇腹管93により防水機能等の管路機能は維持される。なお、外側材111を内側に巻き、内側材109を外側に巻くこともできる。
なお、下水管3の内面にライニングを施して老朽化した下水管3を全長にわたり又は長く補修する場合には、例えば、内張材101が十分に硬化し、耐震化構造の構成が完了した後に、あるいは後処理工程が終了した後に、図19に示すように、内張材101を覆って長い補修管115で下水管3の内面をライニングする。補修管115は、繊維製又は不織布製等の樹脂吸収層117の内外両側をポリエチレンフィルム等の気密又は液密性フィルム119、121で被覆した筒状の内張構造体であり、樹脂吸収層117に含浸された硬化性樹脂(例えば常温硬化性樹脂)が硬化することにより老朽化した下水管3の内側に更生管を形成している。この補修管115は、例えば、環状の凹部85の天井部分87が破壊されたときに内張材101を補強する機能を有している。
補修管115の形成は、未硬化の硬化性樹脂を含んだ筒状の補修管形成部材又は補修材123を下水管3内に引き込み(図20a)、引き込んだ補修材123を流体の注入(図20aの矢印参照)により下水管3の内面に押し付けるようにふくらませ(図20b)、ふくらませた状態を維持して硬化性樹脂を硬化させ、その後に必要な後処理を施して行われる(図20c)。補修管115は外側にフィル121を有しているので内張材101とは非接着状態となっている。
本発明は、例えば既設のマンホールと地中管との地中管接続部の耐震化を目的とした改良工法に利用できるものである。
1 マンホール
3 下水管(地中管)
9 管取付壁部(側壁部)
85 環状の凹部
87 天井部分(外周壁部分)
89 長さ方向内側部分
91 長さ方向外側部分
93 蛇腹管

Claims (12)

  1. マンホールの側壁部に地中管の先端部分を接続した地中管接続部の耐震化方法であって、
    前記地中管の先端部の近傍の内周面に、前記側壁部内からこの側壁部の外側まで延びるように、前記地中管の先端部の近傍を長さ方向内側部分と長さ方向外側部分とに区分けする環状の凹部を形成する凹部形成工程と、
    前記環状の凹部に弾性材製の蛇腹管を嵌める管嵌込工程と、
    前記蛇腹管の長さ方向内端側部分を前記地中管の前記長さ方向内側部分に固定するとともに、前記蛇腹管の長さ方向外端側部分を前記地中管の前記長さ方向外側部分に固定する端部固定工程と、を備える、ことを特徴とする地中管接続部の耐震化方法。
  2. マンホールの側壁部に地中管の先端部分を接続した地中管接続部の耐震化方法であって、
    前記地中管の先端部の近傍の内周面に、この地中管の先端部の近傍を長さ方向内側部分と長さ方向外側部分とに区分けする環状の凹部を形成する凹部形成工程と、
    前記環状の凹部に弾性材製の蛇腹管を嵌める管嵌込工程と、
    前記蛇腹管の長さ方向内端側部分を前記地中管の前記長さ方向内側部分に固定するとともに、前記蛇腹管の長さ方向外端側部分を前記地中管の前記長さ方向外側部分に固定する端部固定工程と、を備え、
    前記端部固定工程は、前記蛇腹管の内側に長さ方向内側材及び長さ方向外側材を有する内張材を縮径状態で配置する固定第1工程と、この内張材を拡径し、前記長さ方向内側材で前記蛇腹管の前記長さ方向内端側部分を前記地中管の前記長さ方向内側部分に固定するとともに、前記長さ方向外側材で前記蛇腹管の前記長さ方向外端側部分を前記地中管の前記長さ方向外側部分に固定する固定第2工程と、を有し
    前記長さ方向内側材の長さ方向外側と前記長さ方向外側材の長さ方向内側は互いにずれて動くことができるように重なっている、ことを特徴とする地中管接続部の耐震化方法。
  3. 前記長さ方向内側材は、前記蛇腹管の前記長さ方向内端側部分から前記地中管の前記長さ方向内側部分にかけて接着され、前記長さ方向外側材は、前記蛇腹管の前記長さ方向外端側部分から前記地中管の前記長さ方向外側部分にかけて接着される、ことを特徴とする請求項2記載の地中管接続部の耐震化方法。
  4. 前記内張材は硬化性樹脂又は接着剤を含浸した繊維材である、ことを特徴とする請求項2又は3記載の地中管接続部の耐震化方法。
  5. 前記蛇腹管の長さ方向内端側部分及び外端側部分を前記地中管に固定する前記内張材を覆うように、前記地中管の内面を全長又は長い範囲にわたって補修材でライニングするライニング工程をさらに備える、ことを特徴とする請求項2、3又は4記載の地中管接続部の耐震化方法。
  6. マンホールの側壁部に地中管の先端部分を接続した地中管接続部の耐震化構造であって、
    前記地中管の先端部の近傍の内周面に形成された、この地中管の先端部の近傍を長さ方向内側部分と長さ方向外側部分とに区分けする、前記側壁部内からこの側壁部の外側まで延びている環状の凹部と、
    前記環状の凹部に嵌められた弾性材製の蛇腹管と、を備え、
    前記蛇腹管の長さ方向内端側部分は前記地中管の前記長さ方向内側部分に固定され、前記蛇腹管の長さ方向外端側部分は前記地中管の前記長さ方向外側部分に固定されている、ことを特徴とする地中管接続部の耐震化構造。
  7. 前記蛇腹管の前記長さ方向内端側部分は前記地中管の前記長さ方向内側部分の内周面に固定され、前記蛇腹管の前記長さ方向外端側部分は前記地中管の前記長さ方向外側部分の内周面に固定されている、ことを特徴とする請求項記載の地中管接続部の耐震化構造。
  8. マンホールの側壁部に地中管の先端部分を接続した地中管接続部の耐震化構造であって、
    前記地中管の先端部の近傍の内周面に形成された、この地中管の先端部の近傍を長さ方向内側部分と長さ方向外側部分とに区分けする環状の凹部と、
    前記環状の凹部に嵌められた弾性材製の蛇腹管と、を備え、
    前記蛇腹管の長さ方向内端側部分は前記地中管の前記長さ方向内側部分に固定され、前記蛇腹管の長さ方向外端側部分は前記地中管の前記長さ方向外側部分に固定されていて、
    前記蛇腹管の内側に設けられた内張材をさらに備え、この内張材は長さ方向内側材及び長さ方向外側材を有し、前記長さ方向内側材は前記蛇腹管の前記長さ方向内端側部分を前記地中管の前記長さ方向内側部分の内周面に固定し、前記長さ方向外側材は前記蛇腹管の前記長さ方向外端側部分を前記地中管の前記長さ方向外側部分の内周面に固定し、そして前記長さ方向内側材の長さ方向外側と前記長さ方向外側材の長さ方向内側は互いにずれて動くことができるように重なっている、ことを特徴とする地中管接続部の耐震化構造。
  9. 前記長さ方向内側材は、前記蛇腹管の前記長さ方向内端側部分から前記地中管の前記長さ方向内側部分にかけて接着され、前記長さ方向外側材は、前記蛇腹管の前記長さ方向外端側部分から前記地中管の前記長さ方向外側部分にかけて接着されている、ことを特徴とする請求項記載の地中管接続部の耐震化構造
  10. 前記内張材は硬化性樹脂又は接着剤を含浸した繊維材である、ことを特徴とする請求項8又は9記載の地中管接続部の耐震化構造。
  11. 記内側材と前記外側材との重なり個所にはプラスチック製フィルムが介在している、ことを特徴とする請求項8、9又は10記載の地中管接続部の耐震化構造。
  12. 前記内側材を覆うように、前記地中管の内面を全長又は長い範囲にわたってライニングする補修材をさらに備えている、ことを特徴とする請求項8、9、10又は11記載の地中管接続部の耐震化構造。
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