JP7222143B1 - 管路の耐震構造 - Google Patents
管路の耐震構造 Download PDFInfo
- Publication number
- JP7222143B1 JP7222143B1 JP2022163099A JP2022163099A JP7222143B1 JP 7222143 B1 JP7222143 B1 JP 7222143B1 JP 2022163099 A JP2022163099 A JP 2022163099A JP 2022163099 A JP2022163099 A JP 2022163099A JP 7222143 B1 JP7222143 B1 JP 7222143B1
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pipeline
- peripheral surface
- inner peripheral
- earthquake
- guide groove
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 69
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 22
- 230000006698 induction Effects 0.000 claims description 19
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 abstract description 40
- 238000010586 diagram Methods 0.000 abstract 1
- 239000011248 coating agent Substances 0.000 description 8
- 238000000576 coating method Methods 0.000 description 8
- 230000001939 inductive effect Effects 0.000 description 8
- 238000000034 method Methods 0.000 description 7
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 4
- 239000004576 sand Substances 0.000 description 3
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 3
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 3
- 230000000903 blocking effect Effects 0.000 description 2
- 239000000945 filler Substances 0.000 description 2
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 2
- 239000011150 reinforced concrete Substances 0.000 description 2
- 239000010865 sewage Substances 0.000 description 2
- 238000005553 drilling Methods 0.000 description 1
- 239000003673 groundwater Substances 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
- 238000003825 pressing Methods 0.000 description 1
- 238000004080 punching Methods 0.000 description 1
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Sewage (AREA)
- Underground Structures, Protecting, Testing And Restoring Foundations (AREA)
Abstract
Description
また本開示の一態様においては、マンホールに接続された管路の耐震構造であって、管路の内周面において周方向に沿って形成されると共に、周方向における少なくとも一部が不連続となるように形成された凹状の破損誘導部と、可撓性を有し、前記破損誘導部を前記管路の内側から覆う被覆部材と、前記被覆部材を前記管路の内側から拡張させて、前記管路の内周面に押し付ける拡張部材と、を具備し、前記破損誘導部は、前記管路の内周面において、当該内周面の半周以上に亘って周方向に延びるように形成された凹部を含み、前記管路の内周面に設けられるライニング材をさらに具備し、前記破損誘導部は、前記ライニング材を貫通するように形成されているものである。
マンホール2に接続された管路1の耐震構造10であって、
管路1の内周面において周方向に沿って形成されると共に、周方向における少なくとも一部が不連続となるように形成された凹状の誘導溝20(破損誘導部)と、
可撓性を有し、前記誘導溝20を前記管路1の内側から覆う止水体31(被覆部材)と、
前記止水体31を前記管路1の内側から拡張させて、前記管路1の内周面に押し付ける拡張部32(拡張部材)と、
を具備するものである。
すなわち、地震等により管路1に大きな負荷が加わった場合には、止水体31で覆われた誘導溝20において破損が発生するように誘導することで、漏水や、管路1内への地下水や土砂の流入を防止することができる。また、誘導溝20を周方向に一部不連続となるように形成することで、全周にわたって形成する場合と比べて管路1の強度を確保することができる。これによって、不必要な場合(比較的微小な地震や衝撃等が発生した場合)にまで誘導溝20の破損が発生するのを防止することができる。
前記管路1の内周面において周方向に並ぶように形成された複数の凹部21・22を含むものである(図4、図5(a)参照)。
例えば、カッター、ドリル、コア抜き等を用いて管路1の内周面の複数個所を切削することで、誘導溝20(凹部21・22)を形成することができる。この際、カッター等を周方向に移動させながら切削する必要がないため、誘導溝20を比較的容易に形成することができる。
前記管路1の断面の中心を挟んで形成される一対の凹部24・25を含むものである(図6参照)。
前記管路1の断面の中心を挟んで形成される上下に一対の凹部24を含むものである(図6(a)参照)。
前記管路1の断面の中心を挟んで非対称となるように形成されているものである(図7(a)参照)。
下側の前記凹部26の周方向長さは、
上側の前記凹部26の周方向長さよりも長くなるように形成されているものである(図7(a)参照)。
前記管路1の内周面において、当該内周面の半周以上に亘って周方向に延びるように形成された凹部23を含むものである(図5(b)参照)。
前記管路1の内周面に設けられるライニング材3をさらに具備し、
前記誘導溝20は、
前記ライニング材3を貫通するように形成されているものである。
また、本実施形態に係る止水体31は、本発明に係る被覆部材の実施の一形態である。
また、本実施形態に係る拡張部32は、本発明に係る拡張部材の実施の一形態である。
2 マンホール
3 ライニング材
10 耐震構造
20 誘導溝
30 止水部
31 止水体
32 拡張部
Claims (7)
- マンホールに接続された管路の耐震構造であって、
管路の内周面において周方向に沿って形成されると共に、周方向における少なくとも一部が不連続となるように形成された凹状の破損誘導部と、
可撓性を有し、前記破損誘導部を前記管路の内側から覆う被覆部材と、
前記被覆部材を前記管路の内側から拡張させて、前記管路の内周面に押し付ける拡張部材と、
を具備し、
前記破損誘導部は、
前記管路の内周面において周方向に並ぶように形成された複数の凹部を含む、
管路の耐震構造。 - マンホールに接続された管路の耐震構造であって、
管路の内周面において周方向に沿って形成されると共に、周方向における少なくとも一部が不連続となるように形成された凹状の破損誘導部と、
可撓性を有し、前記破損誘導部を前記管路の内側から覆う被覆部材と、
前記被覆部材を前記管路の内側から拡張させて、前記管路の内周面に押し付ける拡張部材と、
を具備し、
前記破損誘導部は、
前記管路断面の中心を挟んで形成される一対の凹部を含む、
管路の耐震構造。 - マンホールに接続された管路の耐震構造であって、
管路の内周面において周方向に沿って形成されると共に、周方向における少なくとも一部が不連続となるように形成された凹状の破損誘導部と、
可撓性を有し、前記破損誘導部を前記管路の内側から覆う被覆部材と、
前記被覆部材を前記管路の内側から拡張させて、前記管路の内周面に押し付ける拡張部材と、
を具備し、
前記破損誘導部は、
前記管路断面の中心を挟んで形成される上下に一対の凹部を含む、
管路の耐震構造。 - 一対の前記凹部は、
前記管路断面の中心を挟んで非対称となるように形成されている、
請求項3に記載の管路の耐震構造。 - 一対の前記凹部のうち、
下側の前記凹部の周方向長さは、
上側の前記凹部の周方向長さよりも長くなるように形成されている、
請求項4に記載の管路の耐震構造。 - 前記管路の内周面に設けられるライニング材をさらに具備し、
前記破損誘導部は、
前記ライニング材を貫通するように形成されている、
請求項1から請求項5までのいずれか一項に記載の管路の耐震構造。 - マンホールに接続された管路の耐震構造であって、
管路の内周面において周方向に沿って形成されると共に、周方向における少なくとも一部が不連続となるように形成された凹状の破損誘導部と、
可撓性を有し、前記破損誘導部を前記管路の内側から覆う被覆部材と、
前記被覆部材を前記管路の内側から拡張させて、前記管路の内周面に押し付ける拡張部材と、
を具備し、
前記破損誘導部は、
前記管路の内周面において、当該内周面の半周以上に亘って周方向に延びるように形成された凹部を含み、
前記管路の内周面に設けられるライニング材をさらに具備し、
前記破損誘導部は、
前記ライニング材を貫通するように形成されている、
管路の耐震構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2022163099A JP7222143B1 (ja) | 2022-10-11 | 2022-10-11 | 管路の耐震構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2022163099A JP7222143B1 (ja) | 2022-10-11 | 2022-10-11 | 管路の耐震構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP7222143B1 true JP7222143B1 (ja) | 2023-02-14 |
JP2024056308A JP2024056308A (ja) | 2024-04-23 |
Family
ID=85202294
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2022163099A Active JP7222143B1 (ja) | 2022-10-11 | 2022-10-11 | 管路の耐震構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7222143B1 (ja) |
Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010285760A (ja) | 2009-06-09 | 2010-12-24 | Toa Grout Kogyo Co Ltd | 既設管路の耐震止水構造 |
JP2012087838A (ja) | 2010-10-18 | 2012-05-10 | Toa Grout Kogyo Co Ltd | 管路の保繕方法及び保繕装置 |
CN104452945A (zh) | 2013-09-18 | 2015-03-25 | 成都市佳晋建筑材料有限公司 | 塑胶检查井 |
JP2015074965A (ja) | 2013-10-11 | 2015-04-20 | 株式会社日水コン | 地中管接続部の耐震化方法及び地中管接続部の耐震化構造 |
JP2019094959A (ja) | 2017-11-21 | 2019-06-20 | 吉佳エンジニアリング株式会社 | 拡径装置及び弾性スリーブの設置工法 |
JP2021188471A (ja) | 2020-06-04 | 2021-12-13 | 東亜グラウト工業株式会社 | 管路に破断誘導部を構成する工法 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2737103B2 (ja) * | 1994-12-16 | 1998-04-08 | 株式会社湘南合成樹脂製作所 | ケーブル敷設兼管路補修工法 |
-
2022
- 2022-10-11 JP JP2022163099A patent/JP7222143B1/ja active Active
Patent Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010285760A (ja) | 2009-06-09 | 2010-12-24 | Toa Grout Kogyo Co Ltd | 既設管路の耐震止水構造 |
JP2012087838A (ja) | 2010-10-18 | 2012-05-10 | Toa Grout Kogyo Co Ltd | 管路の保繕方法及び保繕装置 |
CN104452945A (zh) | 2013-09-18 | 2015-03-25 | 成都市佳晋建筑材料有限公司 | 塑胶检查井 |
JP2015074965A (ja) | 2013-10-11 | 2015-04-20 | 株式会社日水コン | 地中管接続部の耐震化方法及び地中管接続部の耐震化構造 |
JP2019094959A (ja) | 2017-11-21 | 2019-06-20 | 吉佳エンジニアリング株式会社 | 拡径装置及び弾性スリーブの設置工法 |
JP2021188471A (ja) | 2020-06-04 | 2021-12-13 | 東亜グラウト工業株式会社 | 管路に破断誘導部を構成する工法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2024056308A (ja) | 2024-04-23 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5024228B2 (ja) | シールドトンネルの拡幅工法 | |
JP6449040B2 (ja) | 沈埋函体同士の接続構造、海底トンネルの施工方法 | |
JP6858605B2 (ja) | 支保構造および支保構造の構築方法 | |
JP7222143B1 (ja) | 管路の耐震構造 | |
JP6147083B2 (ja) | シールドトンネルの補強構造及び補強方法 | |
KR101034782B1 (ko) | 열순환 파이프의 시공 방법 | |
JP5067585B2 (ja) | 断層用管路 | |
CN102943923A (zh) | 软土中管道抗上浮的箱涵结构 | |
KR101807366B1 (ko) | 논리턴밸브조립체 삽입유도관 일체형의 오버랩 원통부재와 이를 이용한 주열식 차수벽 시공방법 | |
JP5101050B2 (ja) | セグメントユニット | |
JP6254657B1 (ja) | コンクリート函体の可撓継手構造 | |
KR20180079676A (ko) | Cip파일용 심재 및 이를 이용한 cip파일 연속벽 및 그 시공장치 | |
JP6190625B2 (ja) | シールドトンネルの接合構造と接合方法 | |
JP4695381B2 (ja) | 管路の耐震化構造及び管路の耐震化構造の形成方法 | |
KR20100138455A (ko) | 띠장용 홈메우기 블록 및 홈메우기 방법 | |
JP6630616B2 (ja) | 杭の形成方法、杭 | |
JP7546872B1 (ja) | 管体の止水装置 | |
JP6061238B2 (ja) | 管状埋設物及びその製造方法 | |
JP4434934B2 (ja) | 沈設構造体 | |
WO2023152842A1 (ja) | 埋設管及び埋設管の防護方法 | |
JP2005330684A (ja) | 地下埋設管における接続部の耐震化工法および耐震化構造 | |
JP2007303166A (ja) | ケーソン工法 | |
JP2019157400A (ja) | 山留壁、山留壁の構築方法 | |
JP2006274701A (ja) | 雨水貯留浸透槽 | |
JP2017096045A (ja) | 地中構造物の液状化対策工法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20221011 |
|
A871 | Explanation of circumstances concerning accelerated examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871 Effective date: 20221011 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20221206 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20221226 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20230131 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20230202 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7222143 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |