JP6233025B2 - 放電ランプ点灯装置 - Google Patents
放電ランプ点灯装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6233025B2 JP6233025B2 JP2014000699A JP2014000699A JP6233025B2 JP 6233025 B2 JP6233025 B2 JP 6233025B2 JP 2014000699 A JP2014000699 A JP 2014000699A JP 2014000699 A JP2014000699 A JP 2014000699A JP 6233025 B2 JP6233025 B2 JP 6233025B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- voltage
- circuit
- discharge
- discharge lamp
- lighting device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02B—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
- Y02B20/00—Energy efficient lighting technologies, e.g. halogen lamps or gas discharge lamps
Landscapes
- Circuit Arrangements For Discharge Lamps (AREA)
Description
しかし、高輝度放電ランプにおける放電を始動するためには、ランプに高電圧を印加して放電空間に絶縁破壊を生じせしめる必要があり、普通、高電圧を発生させるスタータを、ランプ給電回路とランプとの間に介在させ、ランプに高電圧を印加するように構成する。
ここでグロー放電は、一般にアーク放電よりも電圧が高く、熱電子放出によるアーク放電を生ずるに足る電極温度に到達するまで継続する、過渡的な放電である。
給電回路は、ランプ電圧とランプ電流を常時監視(定期的に測定)しており、前記したグロー放電からアーク放電への移行を、ランプ電圧の急激な降下により検知することができる。
アーク放電への移行を検知後は、給電回路は、例えば、アーク放電中のランプ電圧の関数として定義された目標ランプ電流が維持されるよう、継続的にフィードバック制御を行うように動作する。
また、DCスタータは、1kV〜数kVのDC高電圧を発生させ、それを給電回路の電圧に重畳し、ランプが始動するまで、例えば数十秒の上限時間を設けてランプに印加するものである。 (例えば特許文献3)
さらに、共振スタータは、インダクタとコンデンサを用いてLC共振回路を構成しておき、その共振周波数に同調する周波数でランプへの印加電圧を極性反転駆動することにより、ピーク電圧が1kV〜数kVの高周波の高電圧を発生させ、ランプが始動するまで、例えば数十秒の上限時間を設けてランプに印加するものである。 (例えば特許文献2)
また、前記したDCスタータについては、パルスイグナイタと比較して、電圧の絶対値は低いが、パルスイグナイタの場合は時間幅が極めて短いのに対し、電圧が長時間に亘って印加されるため、スタータ回路の高電圧充電部の全てにおいて大きな沿面距離が必要になり、回路が大型化する欠点がある。
さらに、前記した共振スタータについては、給電回路がインバータを備える必要があるが、始動のためのみにインバータを設けることはコストの点で実用的ではないため、元々定常点灯用インバータを有するAC駆動用の給電回路にしか適用できない上に、適用できた場合でも、LC共振回路の素子定数で決まる共振周波数に対し、インバータの動作周波数を正確に同調させる必要があり、比較的高度な制御回路を必要とする。
しかし、高圧水銀ランプなど、金属蒸気等を放電媒質として使う放電ランプなどの場合、定常点灯時のガスの圧力は高いが、始動時点ではランプは冷状態にあり、水銀等は凝結しているため、ランプの放電空間内の蒸気は低圧ガスであり、また始動ガスあるいはバッファガスとして封入されているアルゴンやキセノン等の希ガスも高々0.04MPa程度の低圧であるため、その挙動は低圧放電ランプに近く、スタータによる放電空間の絶縁破壊は、低圧ガスにおけるタウンゼント放電という形式の放電現象から開始し、(条件によってはグロー放電・アーク放電も関与して)最終的に陰極・陽極間を結ぶ電流経路を形成する現象として説明されている。 (非特許文献1:第2部.第3章.火花放電)
つまり、スタータが発生する同じ印加電圧波形に対し、ランプの放電空間内においては所望の絶縁破壊現象が発生し、スタータ回路内においては不所望の絶縁破壊が発生しないようにしなければならない。
ここで、スタータ回路内の絶縁破壊は、大気圧の空気と誘電体との界面に沿って進展する沿面放電という形式の放電現象である。
ところが、これまでは、前記した2種の絶縁破壊のメカニズムの相違に着目して、高コスト化・大型化を回避した最適設計を行う、という立場からの従来技術の見直しが十分に行われていなかった。
そのため、本発明においては、誘電体バルク自体の絶縁破壊については、別途解決されるべき事項として扱うこととする。
したがって、絶縁破壊現象が発現するためには、有限の電圧印加時間が必要であることが判る。
当然ながら、この時間は、印加電圧やガスの種類、ガス圧、(前記した低圧タウンゼント放電や沿面放電などの)放電形式の別などの環境条件に依存する。
当然、沿面放電の進展速度と前記した分布静電容量や波頭長との関連は、当該絶縁破壊対象箇所の誘電体材料の形状や寸法、近接する導体の距離や形状等々に依存するが、この相違点を活用して、スタータの出力電圧波形として、ランプの放電空間における絶縁破壊の発生確率が、スタータ回路における絶縁破壊の発生確率よりも圧倒的に大きくなるような電圧波形の波頭長と波高点の組合わせの選択を行えば、ランプの放電空間内においては所望の絶縁破壊現象が発生し、スタータ回路内においては不所望の絶縁破壊が発生しないようにすることができる。
前記したように、給電回路は、グロー放電に必要な電力をランプに供給できるよう、無負荷開放電圧を出力しているが、いまこの電圧を正電圧として、もし、スタータからの出力電圧波形にリンギングが含まれ、正電圧の波高点を超えた後に、負電圧に極性が反転する波形であった場合、このリンギングが無負荷開放電圧を打ち消してしまい、グロー放電を停止させてしまう可能性がある。
したがって、スタータの出力電圧波形は、波高点を超えた後は、そのような有害なリンギング等の不要な波打ちの無い、単調な波形をもって減衰するものとすることが重要である。
いま述べた指針に従って、本発明においては、以下のような手段によって前記した課題を解決する。
該放電ランプ点灯装置(W)は、前記電極(Ex,Ey)のそれぞれと電気接続を形成するための接続ノード(Nx,Ny)と、前記放電ランプ(Ld)の放電電流を供給するための給電回路(Uj)と、高電圧を発生させて前記放電空間(Zd)に絶縁破壊を発生させ前記放電ランプ(Ld)の点灯を始動するために前記接続ノード(Nx,Ny)と接続されたスタータ(H)と、該スタータ(H)が発生させた高電圧が前記給電回路(Uj)に印加されることを阻止するために前記接続ノード(Nx,Ny)と前記給電回路(Uj)との間に設けられた逆電圧阻止回路(Kh)と、を具備し、
前記スタータ(H)は、昇圧元電圧源(Vs)と、該昇圧元電圧源(Vs)の電圧を昇圧して昇圧出力電圧(Vh)を生成する昇圧回路(Uh)と、昇圧出力電圧(Vh)を電荷の充電により保持する積分コンデンサ(Ch)と、該積分コンデンサ(Ch)の電荷を放電するために該積分コンデンサ(Ch)に並列に接続された電荷放電回路(Ah)とを具備し、
前記昇圧回路(Uh)は、オン状態またはオフ状態を有するスイッチ素子(Qh)と、ダイオード(Dh)とを具備して、前記スイッチ素子(Qh)のオン状態とオフ状態とを交互に遷移する動作と、前記ダイオード(Dh)の整流作用とによって電圧の昇圧作用を発現して昇圧された電圧を出力する
ように構成し、前記放電空間(Zd)に絶縁破壊が発生する前の期間において放電ランプ点灯装置(W)が前記電極(Ex,Ey)に対して出力するランプ印加電圧(Ve)は、上昇と単調な減衰を繰り返す波形であり、かつ前記給電回路(Uj)が発生する電圧を下回ることがないことを特徴とするものである。
本発明の放電ランプ点灯装置(W)が点灯対象とする放電ランプ(Ld)は、放電空間(Zd)に室温で液体または固体の放電用物質と室温での圧力が高々0.04MPaの放電用ガスが封入され、陰極と陽極との一対の電極(Ex,Ey)が対向配置された高輝度放電ランプであり、該放電ランプ(Ld)は、放電ランプ点灯装置のランプ接続用端子、すなわち接続ノード(Nx,Ny)に接続される。
給電回路(Uj)は、前記したように、ランプ点灯開始動作に先立って無負荷開放電圧を出力し、点灯初期のグロー放電を維持するとともに、アーク放電に移行すれば、ランプ電圧に応じた電流を前記放電ランプ(Ld)に供給するように働く。
ただし、前記スタータ(H)が出力する高電圧が、そのまま前記給電回路(Uj)の出力ノード(N11,N12)に印加されると、前記給電回路(Uj)が破壊されるため、前記接続ノード(Ny)側の電位が前記ノード(N12)側の電位より高いときは、回路を遮断するための逆電圧阻止回路(Kh)を、前記ノード(N12)と前記接続ノード(Ny)との間に介挿してある。
なお、前記逆電圧阻止回路(Kh)は、例えば前記ノード(N12)側から前記接続ノード(Ny)側に向かう方向に電流が流れるようダイオードを接続することにより実現することができる。
ここで、前記した昇圧出力電圧(Vh)などの各ノードの電圧は、グランド(Gnd)の電位からの電位差によって規定する。
前記昇圧回路(Uh)においては、前記スイッチ素子(Qh)のオン・オフ動作、すなわちオン状態とオフ状態とを交互に遷移する動作と、前記ダイオード(Dh)の整流作用とによって電圧の昇圧を行うが、昇圧回路の方式としては、後述するように種々の方式が利用できる。
前記昇圧回路(Uh)からの昇圧出力電圧(Vh)は、積分コンデンサ(Ch)に電荷を蓄積することによって保持するとともに、該積分コンデンサ(Ch)に並列に接続された電荷放電回路(Ah)によって、速やかに前記積分コンデンサ(Ch)の電荷を放電して昇圧出力電圧(Vh)を減衰させるように構成してある。
なお、前記電荷放電回路(Ah)は、最も簡単には、抵抗によって実現することができる。
本図の波形は、上から順に、給電回路出力電圧(Vj)、スイッチ素子状態(Sq)、昇圧出力電圧(Vh)、ランプ印加電圧(Ve)を表し、特にスイッチ素子状態(Sq)のハイレベルとローレベルは、それぞれ前記スイッチ素子(Qh)の、例えばオン状態とオフ状態を表す。
次に、時点(t2)において前記スイッチ素子(Qh)のオン・オフ動作を開始することにより、前記昇圧回路(Uh)の昇圧作用が機能し始めて昇圧出力電圧(Vh)が急速な上昇を開始する。
ただし、この電圧上昇は、余計な波打ちが無い、単調な上昇であることが望ましい。
また、時点(t3)において前記スイッチ素子(Qh)のオン・オフ動作を停止することにより、前記昇圧回路(Uh)の昇圧作用が停止し、前記電荷放電回路(Ah)の働きにより、前記積分コンデンサ(Ch)の電荷が放電されて昇圧出力電圧(Vh)が減衰する。
なお、前記逆電圧阻止回路(Kh)を介して給電回路出力電圧(Vj)が、昇圧出力電圧(Vh)に重ね合わせられるため、ランプ印加電圧(Ve)には給電回路出力電圧(Vj)と昇圧出力電圧(Vh)の何れか大きい方が現れることになる。
その結果、ランプ印加電圧(Ve)は、上昇と単調な減衰を繰り返す波形であり、かつ前記給電回路(Uj)が発生する無負荷開放電圧(φj)を下回ることがない、鋸歯状波に類似した形状の波形を呈するものになる。
ここで、単調な減衰とは、電圧が上昇に転ずるような波打ちが無いことを意味するが、当然ながら、例えばノイズや揺らぎ等に起因する、図2に記載した最大波高点電圧(VhH)の数パーセントに満たないような微視的な波打ちが観測されても、本発明の本質には無関係であり問題は無く、前記した単調な上昇についても同様である。
これ以降は、前記給電回路(Uj)によるフィードバック制御の下で点灯始動が進行し、やがて、時点(t5)においてランプの放電状態がアーク放電に移行してランプ印加電圧(Ve)がさらに低下し、以降、ランプの温度上昇の進行とともに定常点灯状態に漸近して、前記給電回路(Uj)による無負荷開放電圧(φj)の出力から開始した始動シーケンスが完了することになる。
なお、前記した時点(t2)から規定した限度時間を経過しても前記放電空間(Zd)の絶縁破壊、すなわちランプ印加電圧(Ve)の急激な低下が観測できない場合は、ランプの始動失敗として、前記した前記スイッチ素子(Qh)を動作させる前記したシーケンスを中止すべきである。
したがって、前記した電圧波形の波頭長と波高点の組合わせの選択を所望のように行うことができる。
さらに、前記した、前記電荷放電回路(Ah)が有する、速やかに前記積分コンデンサ(Ch)の電荷を放電して昇圧出力電圧(Vh)を減衰させるするようにする働きと、前記した、前記逆電圧阻止回路(Kh)が有する、ランプ印加電圧(Ve)には給電回路出力電圧(Vj)と昇圧出力電圧(Vh)の何れか大きい方が現れるようにする働きにより、前記した、波高点を超えた後は、有害なリンギング等の不要な波打ちの無い、単調な波形をもって減衰するランプ印加電圧波形を実現することができる。
その結果、本発明の放電ランプ点灯装置によれば、従来のパルスイグナイタのように過大な高電圧を発生せしめること無く、ランプの放電空間内においては所望の絶縁破壊現象が発生し、スタータ回路内においては不所望の絶縁破壊が発生しないようにすることができる。
前記した時点(t4)における前記放電空間(Zd)の絶縁破壊によるランプ印加電圧(Ve)の急激な低下に伴い、前記積分コンデンサ(Ch)に充電された電荷が前記放電ランプ(Ld)に一気に流れ込む現象が発生し、場合によっては、前記電極(Ex,Ey)にダメージを与える可能性がある。
これを避ける必要がある場合は、図2に破線で記載のように、限流素子(Zh)を前記積分コンデンサ(Ch)と前記接続ノード(Ny)との間に介挿することが好適である。
なお、前記限流素子(Zh)は、最も簡単には、後述する図7に記載のように、抵抗によって実現することができる。
そのため、昇圧出力電圧(Vh)が無負荷開放電圧(φj)を下回る条件が生じると、前記給電回路(Uj)が前記電荷放電回路(Ah)に流れる電流を供給する状況が生ずることになる。
この状況を避けたい場合は、後述する図3に記載のように、前記限流素子(Zh)として、前記昇圧回路(Uh)側から前記接続ノード(Ny)側に向かう方向に電流が流れるようダイオードを接続する、もしくは追加するか、そもそもスタータ動作時最低電圧(VhL)が無負荷開放電圧(φj)を下回らないように、前記電荷放電回路(Ah)を設定すればよい。
理由は、図2に関して説明したように、前記スタータ(H)が稼動を開始する前から稼動終了まで、無負荷開放電圧(φj)が前記給電回路(Uj)から出力されているからである。
あるいは、前記給電回路(Uj)が負の電圧を発生させ、前記スタータ(H)が正または負の高電圧を発生させ、結果として前記接続ノード(Nx,Ny)を介して前記電極(Ex,Ey)に高電圧が印加されるように放電ランプ点灯装置(W)を構成しても構わない。
ただし、その場合は、少なくとも前記スタータ(H)が動作する期間は、前記給電回路(Uj)が発生する無負荷開放電圧がインバータを介して出力されて重畳されるときに、前記スタータ(H)が発生する高電圧の極性と一致する状態で、インバータの極性を固定しておく必要がある。
また、前記逆電圧阻止回路(Kh)に並列に、電磁リレー等の無極性スイッチ素子を接続しておき、インバータの極性反転動作の開始前に、前記逆電圧阻止回路(Kh)を短絡するように構成する必要がある。
前記したDCスタータの動作と相違する、本発明の放電ランプ点灯装置の動作の特徴は、ランプ印加電圧(Ve)としてDC的に連続して高電圧を発生させるのではなく、規定の波高点を過ぎれば、一旦減衰させ、規定の波頭長をもって電圧を立上げ直す動作の繰り返しを行うことにある。
このようにする意図は前記した通りであるが、このようにすることにより、この動作の繰り返し期間において測定されるランプ印加電圧(Ve)の実効値が、DCスタータの場合よりも小さく抑えられることになる。
一方、印加電圧の実効値によって沿面放電などの絶縁破壊の危険性を評価することは、安全規格への適合評価において一般的に実施されている。 (非特許文献2)
したがって、いま述べたランプ印加電圧(Ve)の実効値を小さく抑えたこと自体によっても、安全性が向上する利点を得たことになる。
そのために、図2に記載した最大波高点電圧(VhH)に対する動作時最低電圧(VhL)の比の値に規制を設け、例えば40%以下とすることが好適である。
昇圧トランス(Th)の1次側巻線(Lp)には、FET等によるスイッチ素子(Qh)を介して、昇圧元電圧源(Vs)からの電流を流すことができるように構成してある。
スタータ制御回路(Fh)からのゲート制御信号(Sg)に基づき、ゲート駆動回路(G)を介して前記スイッチ素子(Qh)がオン状態にされると、前記昇圧トランス(Th)の2次側巻線(Ls)には、前記昇圧元電圧源(Vs)の電圧に前記昇圧トランス(Th)の巻数比が乗じられた、昇圧された電圧が発生し、ダイオード(Dh)を介して積分コンデンサ(Ch)を充電し、高電圧のランプ印加電圧(Ve)を供給することができる。
この構成により、前記スタータ制御回路(Fh)は、ランプ印加電圧(Ve)において所望の波頭長と波高点が実現するよう、前記ゲート制御信号(Sg)を調整してフィードバック制御を行うことが可能である。
ただしその場合は、前記スイッチ素子(Qh)がオン状態の期間は、前記ダイオード(Dh)に逆電圧が架かるために電流が流れず、前記1次側巻線(Lp)に流れる電流に基づく磁束の形で前記昇圧トランス(Th’)にエネルギーが蓄積され、前記スイッチ素子(Qh)がオフ状態に遷移したときに、蓄積されたエネルギーが解放されて高電圧を発生し、前記ダイオード(Dh)を介して前記積分コンデンサ(Ch)を充電する、所謂フライバック動作を行う。
この構成の場合は、前記昇圧元電圧源(Vs)の電圧や前記昇圧トランス(Th’)の巻数比の制約によらず、前記スイッチ素子(Qh)がオン状態の期間の長さに応じて前記積分コンデンサ(Ch)への充電電圧を上昇させることができる。
昇圧インダクタ(Lh)には、FET等によるスイッチ素子(Qh)を介して、昇圧元電圧源(Vs)からの電流を流すことができるように構成してある。
スタータ制御回路(Fh)からのゲート制御信号(Sg)に基づき、ゲート駆動回路(G)を介して前記スイッチ素子(Qh)がオン状態にされると、前記昇圧元電圧源(Vs)から前記昇圧インダクタ(Lh)に流れ込む電流に基づく磁束の形でエネルギーが蓄積され、前記スイッチ素子(Qh)がオフ状態に遷移したときに、蓄積されたエネルギーが解放されて高電圧、すなわちフライバック電圧を発生し、ダイオード(Dh)を介して積分コンデンサ(Ch)を充電する、所謂昇圧チョッパ回路を構成して、高電圧のランプ印加電圧(Ve)を供給することができる。
インバータトランス(Th2)の2個の1次側巻線(Lp1,Lp2)の中点タップ部に昇圧元電圧源(Vs)を接続し、前記1次側巻線(Lp1,Lp2)のそれぞれに接続されたスイッチ素子(Qh1,Qh2)のそれぞれを、スタータ制御回路(Fh)からのゲート信号(Sg1,Sg2)に基づき、ゲート駆動回路(G1,G2)を介して交互にオン状態にすることにより、インバータ回路(Uc)が構成され、前記インバータトランス(Th2)の2次側巻線(Ls2)には極性反転する矩形波の交流電圧が発生する。
そして前記2次側巻線(Ls2)に、積分コンデンサ(Ch1,Ch2,Ch3,Ch4,Ch5)およびダイオード(Dh1,Dh2,Dh3,Dh4,Dh5)からなるコッククロフト・ウォルトン回路を接続することにより、前記積分コンデンサ(Ch1,Ch2,Ch3,Ch4,Ch5)のそれぞれが充電され、高電圧のランプ印加電圧(Ve)を供給することができる。
なお、ここでは前記インバータ回路(Uc)として2個のスイッチ素子を用いるものを例示したが、1個のスイッチ素子を用いて構成するものでも構わない。
図6は、本発明の放電ランプ点灯装置の実施例の一部の一形態を簡略化して示す図であり、給電回路(Uj)の一例を示すものである。
降圧チョッパ回路を基本とした給電回路(Uj)は、PFC等のDC電源(Mx)より電圧の供給を受けて動作し、放電ランプ(Ld)への給電量調整を行う。
前記給電回路(Uj)においては、FET等のスイッチ素子(Qj)によって前記DC電源(Mx)よりの電流をオン・オフし、チョークコイル(Lj)を介して平滑コンデンサ(Cj)に充電が行われ、この電圧が放電ランプ(Ld)に印加され、放電ランプ(Ld)に電流を流すことができるように構成されている。
ここでは、あるデューティサイクル比を有するゲート制御信号(Sgj)が給電制御回路(Fj)によって生成され、ゲート駆動回路(Gj)を介して、前記スイッチ素子(Qj)のゲート端子を制御することにより、前記したDC電源(Mx)よりの電流のオン・オフが制御される。
なお、前記ランプ電流検出手段(Io)については、シャント抵抗を用いて、また前記ランプ電圧検出手段(Vo)については、分圧抵抗を用いて簡単に実現することができる。
前記ランプ電流検出手段(Io)よりのランプ電流検出信号(Si)、および前記ランプ電圧検出手段(Vo)よりのランプ電圧検出信号(Sv)は、前記給電制御回路(Fj)に入力される。
前記給電制御回路(Fj)は、ランプ始動時の、ランプ電流が流れていない期間においては、無負荷開放電圧をランプに印加するために所定の電圧を出力するよう、前記ゲート制御信号(Sgj)をフィードバック的に生成する。
ランプが始動して放電電流が流れると、目標ランプ電流が出力されるよう前記ゲート制御信号(Sgj)をフィードバック的に生成する。
ただし、始動直後は、前記放電ランプ(Ld)の電圧が低く、定格電力を供給できないため、前記目標ランプ電流は、初期制限電流と呼ばれる一定の制限値を超えないように制御される。
そして温度上昇とともに前記放電ランプ(Ld)の電圧が上昇し、所定の電力投入に必要な電流が前記初期制限電流以下になると、前記した所定の電力投入が実現できる状態に滑らかに移行する。
なお、ここでは、給電回路(Uj)として、降圧チョッパによるものを示したが、例えば昇圧チョッパや、トランスを用いたフォワードコンバータなど、入力電力を放電ランプに給電するのに適した電圧・電流に変換するコンバータであればよく、給電回路の形式は、本発明の本質には無関係である。
給電回路(Uj)が無負荷解放電圧の出力を開始すると、抵抗(Rs)を介してコンデンサ(Cs)への充電が開始され、このコンデンサ電圧(Vc)を図3における昇圧元電圧源(Vs)として使用する。
前記したサイダック(TM)(新電元工業製の例えばG1VL10Cが使用できる)は、印加電圧が、規定のブレークオーバー電圧に満たない状態では、インピーダンスが極めて高くほとんど電流が流れないオフ状態にあるが、ブレークオーバー電圧を超えると、急激にインピーダンスが低下してオン状態となって電流が流れるようになり、そして、流れる電流が規定の保持電流を下回ると、再度オフ状態に戻るように動作する素子であり、このような動作を行うものであれば、他の素子で代替することが可能である。
ただし、前記スイッチ素子(Qhs)がオン状態にあることにより、前記抵抗(Rs)を通じて充電される分を上回って前記コンデンサ(Cs)の電荷の放電が進むため、コンデンサ電圧(Vc)が低下して行くとともに、前記スイッチ素子(Qhs)を流れる電流も低下して行く。
一方、前記スイッチ素子(Qhs)がオフ状態に戻ったことにより、前記コンデンサ(Cs)の電荷の放電が停止するため、前記抵抗(Rs)を通じた充電によってコンデンサ電圧(Vc)は再度上昇に転じ、よって前記した動作の繰り返しが行われる。
この回路構成の場合は、前記したように、前記スイッチ素子(Qhs)がオフ状態に遷移したときに蓄積されたエネルギーが解放され、フライバック動作によって高電圧を発生するため、いま説明した動作に比して高電圧発生のタイミングが相違するが、その他の動作については同様である。
なお、この形式の回路構成とした場合の利点は、昇圧トランスの巻数比を小さくできることである。
ただし、前記したスイッチ素子状態(Sq)が、期間(τ)においては、一連のオン・オフの繰り返しとして記載してあったものが、図7の本放電ランプ点灯装置の場合は、単一のオン状態となる点が相違する。
しかし、それが達成できた暁には、回路構成が簡素化されるため、低コスト化できる利点を得ることができる。
いま述べた条件は、図7に記載の放電ランプ点灯装置のみならず、図3,図4,図5に関連して説明したスタータを具備する放電ランプ点灯装置などにも適用できる。
したがって、説明した回路構成や動作の詳細事項、例えば、信号の極性であるとか、具体的な回路素子の選択や追加、省略、或いは素子の入手の便や経済的理由に基づく変更などの創意工夫は、実際の装置の設計時に遂行されることを前提としている。
特に波形の極性や、信号を正論理とするか負論理とするか、あるいは動作させるタイミングを信号の立上りとするか立ち下がりとするか、等々については、設計上の都合に合わせて任意に決めればよいことである。
Ch 積分コンデンサ
Ch1 積分コンデンサ
Ch2 積分コンデンサ
Ch3 積分コンデンサ
Ch4 積分コンデンサ
Ch5 積分コンデンサ
Cj 平滑コンデンサ
Cs コンデンサ
Dh ダイオード
Dh1 ダイオード
Dh2 ダイオード
Dh3 ダイオード
Dh4 ダイオード
Dh5 ダイオード
Dj フライホイールダイオード
Ex 電極
Ey 電極
Fh スタータ制御回路
Fj 給電制御回路
G ゲート駆動回路
G1 ゲート駆動回路
G2 ゲート駆動回路
Gj ゲート駆動回路
Gnd グランド
H スタータ
Io ランプ電流検出手段
Kh 逆電圧阻止回路
Ld 放電ランプ
Lh 昇圧インダクタ
Lj チョークコイル
Lp 1次側巻線
Lp1 1次側巻線
Lp2 1次側巻線
Ls 2次側巻線
Ls’ 2次側巻線
Ls2 2次側巻線
Mx DC電源
N11 ノード
N12 ノード
Nx 接続ノード
Ny 接続ノード
Qh スイッチ素子
Qh1 スイッチ素子
Qh2 スイッチ素子
Qhs スイッチ素子
Qj スイッチ素子
Ra 抵抗
Rs 抵抗
Se 電圧検出信号
Sg ゲート制御信号
Sg1 ゲート信号
Sg2 ゲート信号
Sgj ゲート制御信号
Si ランプ電流検出信号
Sq スイッチ素子状態
Sv ランプ電圧検出信号
t1 時点
t2 時点
t2’ 時点
t3 時点
t4 時点
t5 時点
Th 昇圧トランス
Th’ 昇圧トランス
Th2 インバータトランス
Uc インバータ回路
Uh 昇圧回路
Uj 給電回路
Vc コンデンサ電圧
Ve ランプ印加電圧
Vh 昇圧出力電圧
VhH 最大波高点電圧
VhL 動作時最低電圧
Vj 給電回路出力電圧
Vo ランプ電圧検出手段
Vs 昇圧元電圧源
W 放電ランプ点灯装置
Zd 放電空間
Zh 限流素子
τ 期間
φj 無負荷開放電圧
Claims (5)
- 石英ガラスを材料とするバルブの内部に形成された放電空間(Zd)に、室温で液体または固体の放電用物質と、室温での圧力が0.04MPa以下の放電用ガスが封入され、一対の電極(Ex,Ey)が対向配置された高輝度放電ランプ(Ld)を点灯するための放電ランプ点灯装置(W)であって、該放電ランプ点灯装置(W)は、前記電極(Ex,Ey)のそれぞれと電気接続を形成するための接続ノード(Nx,Ny)と、前記放電ランプ(Ld)の放電電流を供給するための給電回路(Uj)と、高電圧を発生させて前記放電空間(Zd)に絶縁破壊を発生させ前記放電ランプ(Ld)の点灯を始動するために前記接続ノード(Nx,Ny)と接続されたスタータ(H)と、該スタータ(H)が発生させた高電圧が前記給電回路(Uj)に印加されることを阻止するために前記接続ノード(Nx,Ny)と前記給電回路(Uj)との間に設けられた逆電圧阻止回路(Kh)と、を具備し、前記スタータ(H)は、昇圧元電圧源(Vs)と、該昇圧元電圧源(Vs)の電圧を昇圧して昇圧出力電圧(Vh)を生成する昇圧回路(Uh)と、昇圧出力電圧(Vh)を電荷の充電により保持する積分コンデンサ(Ch)と、該積分コンデンサ(Ch)の電荷を放電するために該積分コンデンサ(Ch)に並列に接続された電荷放電回路(Ah)とを具備し、前記昇圧回路(Uh)は、オン状態またはオフ状態を有するスイッチ素子(Qh)と、ダイオード(Dh)とを具備して、前記スイッチ素子(Qh)のオン状態とオフ状態とを交互に遷移する動作と、前記ダイオード(Dh)の整流作用とによって電圧の昇圧作用を発
現して昇圧された電圧を出力するように構成し、前記放電空間(Zd)に絶縁破壊が発生する前の期間において放電ランプ点灯装置(W)が前記電極(Ex,Ey)に対して出力するランプ印加電圧(Ve)は、上昇と単調な減衰を繰り返す波形であり、かつ前記給電回路(Uj)が発生する電圧を下回ることがないことを特徴とする放電ランプ点灯装置
- 前記昇圧回路(Uh)は、昇圧トランス(Th)をさらに具備し、前記昇圧元電圧源(Vs)から前記昇圧トランス(Th)の1次側巻線(Lp)に流れる電流の経路に前記スイッチ素子(Qh)を介挿し、前記昇圧トランス(Th)の2次側巻線(Ls)が前記ダイオード(Dh)に接続されることを特徴とする請求項1に記載の放電ランプ点灯装置。
- 前記昇圧回路(Uh)は、昇圧インダクタ(Lh)をさらに具備し、前記昇圧元電圧源(Vs)から前記昇圧インダクタ(Lh)に流れる電流の経路に前記スイッチ素子(Qh)を介挿し、前記スイッチ素子(Qh)がオフ状態に遷移するときに発生するフライバック電圧が前記ダイオード(Dh)を介して出力されることを特徴とする請求項1に記載の放電ランプ点灯装置。
- 前記昇圧回路(Uh)は、前記スイッチ素子によって駆動されるインバータ回路(Uc)と、該インバータ回路(Uc)によって交流電圧を印加されるコッククロフト・ウォルトン回路を具備して昇圧することを特徴とする請求項1に記載の放電ランプ点灯装置。
- 水銀と室温で0.005〜0.02MPaの範囲の希ガスが封入され、前記電極(Ex,Ey)の先端どうしの間隔が0.4〜1mmの範囲にある前記放電ランプ(Ld)を点灯するための放電ランプ点灯装置であって、前記給電回路(Uj)は、始動時の無負荷開放電圧として100〜150Vの範囲の電圧を出力し、前記スタータ(H)は、動作時最低電圧が500V以下であり、該動作時最低電圧からの波頭長が20〜100μsの範囲にあり、波高点が1400〜1800Vの範囲にある波形を、5〜40msの範囲の周期で繰り返す波形の昇圧出力電圧(Vh)を生成することを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の放電ランプ点灯装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014000699A JP6233025B2 (ja) | 2014-01-07 | 2014-01-07 | 放電ランプ点灯装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014000699A JP6233025B2 (ja) | 2014-01-07 | 2014-01-07 | 放電ランプ点灯装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2015130255A JP2015130255A (ja) | 2015-07-16 |
JP6233025B2 true JP6233025B2 (ja) | 2017-11-22 |
Family
ID=53760853
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2014000699A Active JP6233025B2 (ja) | 2014-01-07 | 2014-01-07 | 放電ランプ点灯装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6233025B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN115365043A (zh) * | 2021-05-18 | 2022-11-22 | 深圳麦克韦尔科技有限公司 | 传感装置、电子雾化装置的驱动电路以及电子雾化装置 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002231473A (ja) * | 2001-01-30 | 2002-08-16 | Phoenix Denki Kk | 放電灯の点灯始動方法と放電灯点灯回路及び該回路を利用した光源装置並びに該光源装置を具備した光学機器 |
JP2010010088A (ja) * | 2008-06-30 | 2010-01-14 | Phoenix Denki Kk | 補助光源付き高圧放電灯用点灯装置の始動回路、該始動回路を用いた点灯装置並びに該点灯装置を用いた光源装置 |
-
2014
- 2014-01-07 JP JP2014000699A patent/JP6233025B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2015130255A (ja) | 2015-07-16 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US8358079B2 (en) | Discharge lamp light apparatus | |
CA2679816C (en) | High pressure discharge lamp lighting device and luminaire using same | |
US20090085492A1 (en) | Device for operating or starting a high-pressure discharge lamp lamp socket and illumination system wtih such a device and method for operation of a high-pressure discharge lamp | |
JP6233025B2 (ja) | 放電ランプ点灯装置 | |
KR100574812B1 (ko) | 유전체 배리어 방전 램프 점등장치 | |
US8274236B2 (en) | Power supply having an auxiliary power stage for sustaining sufficient post ignition current in a DC lamp | |
JP5103641B2 (ja) | 高圧放電灯点灯装置 | |
JP4179173B2 (ja) | 放電灯点灯装置、照明装置、プロジェクタ | |
JP2006228676A (ja) | 放電灯点灯装置 | |
KR101220885B1 (ko) | 고휘도 방전 램프용 전자식 안정기 | |
JP4144526B2 (ja) | 放電灯点灯装置、照明装置、プロジェクタ | |
JPWO2008123274A1 (ja) | 高輝度放電ランプ点灯装置 | |
JP2005011798A (ja) | 高圧パルス発生装置及び放電灯点灯装置 | |
JP5870315B2 (ja) | 高圧放電灯点灯装置及び照明器具 | |
EP1686837A1 (en) | Ignition circuit and ballast for a high intensity discharge lamp | |
JP2013110002A (ja) | 放電灯点灯装置および、これを用いた車両用前照灯装置 | |
JP5029199B2 (ja) | 放電ランプ点灯装置 | |
JP4040518B2 (ja) | 放電灯点灯装置 | |
JP4984062B2 (ja) | 放電灯点灯装置 | |
JP2008084579A (ja) | 放電灯点灯装置 | |
JP3720744B2 (ja) | 瞬時再点灯が容易な高周波点灯形高輝度放電灯用点灯制御装置及び制御方法 | |
JP4391199B2 (ja) | 放電灯点灯装置 | |
JP4798386B2 (ja) | 高圧放電灯点灯装置及びプロジェクタ並びにその制御方法 | |
JP2009110682A (ja) | 高圧放電ランプ点灯装置及び高圧放電ランプの始動方法 | |
JP2006324192A (ja) | 放電灯点灯装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20160920 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20170623 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20170629 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20170823 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20170926 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20171009 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6233025 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |