JP6232972B2 - 可搬型電子媒体、及び入出力機能制御方法 - Google Patents
可搬型電子媒体、及び入出力機能制御方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6232972B2 JP6232972B2 JP2013242910A JP2013242910A JP6232972B2 JP 6232972 B2 JP6232972 B2 JP 6232972B2 JP 2013242910 A JP2013242910 A JP 2013242910A JP 2013242910 A JP2013242910 A JP 2013242910A JP 6232972 B2 JP6232972 B2 JP 6232972B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- input
- application
- output function
- output
- data
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Description
本発明の一実施形態による可搬型電子媒体であるICカードは、データの入力または出力の機能である入出力機能を1以上有し、ICチップのメモリ内に1以上のアプリケーションを搭載する。また、ICチップのメモリ内には、各アプリケーションの発行処理時に、そのアプリケーションが利用可能とする、あるいは必要とする入出力機能を許可し、他の入出力機能を禁止するよう設定された入出力機能制御情報が書き込まれる。本実施形態のICカードは、外部からの命令によってアプリケーションを実行して入出力機能にアクセスする際に、入出力機能制御情報を参照して入出力機能の許可あるいは禁止の設定状態を確認する。本実施形態のICカードは、許可が設定されていてれば命令に従った処理を実行して処理結果を返し、禁止が設定されていれば命令を実行せずに処理できない旨を処理結果として返す。
データメモリ部112は、ISO/IEC7816シリーズにより規定されている基本的なファイル階層構造を有する。このファイル階層構造において、MF(Master File)は最上位に位置するファイルであり、ファイル構成の根幹となる唯一の必須専用ファイルである。MFは、ファイル制御情報及び割付可能メモリの情報を含んでいる。そして、MFの配下に、DF(Dedicated File)やEF(Elementary File)が構成される。DFは、ファイル制御情報及び任意選択の割付可能メモリの情報を含むファイルであり、EFやDFの親ファイルとなることができる。EFは、同一のファイル識別子を有しているデータ単位又はレコードの集合である。
ICカード1に電力が供給され、電源が投入された後、外部装置2は、処理を実行させるアプリケーションを選択するコマンドをICカード1に出力する(ステップS11)。ICカード1のCPU114は、受信したコマンドに従ってアプリケーションを選択すると、正常終了を示すレスポンスを外部装置2へ返送する(ステップS12)。
ICカード1の通信機能部113は、外部装置2から命令(コマンド)を受信し、CPU114へ出力する(ステップS21)。CPU114は、受信した命令が、入出力機能へのアクセスを行う命令であるかを判断する(ステップS22)。
なお、ステップS22において、CPU114は、受信した命令が、入出力機能へのアクセスを行わない命令であると判断した場合(ステップS22:NO)、命令を最後まで処理し、処理結果を外部装置2に出力する(ステップS26)。
ICカード1の通信機能部113は、外部装置2からアプリケーションを選択するコマンド(命令)を受信し、CPU114へ出力する(図4のステップS11、図5のステップS21)。ここでは、アプリケーションAを選択するコマンドを受信したとする。CPU114は、受信したコマンドが入出力機能へのアクセスを行う命令ではないと判断し(図5のステップS22:NO)、受信したコマンドを実行してアプリケーションAを選択する。CPU114は、データメモリ部112のカードシステム管理領域31に格納されているファイルの情報から、現在選択されているアプリケーションAに対応したアプリケーション別管理領域32aを特定する。CPU114は、正常終了のレスポンスを通信機能部113へ出力し、通信機能部113は、CPU114から入力されたレスポンスを外部装置2へ返送する(図4のステップS12、図5のステップS26)。
11 ICチップ
12 出力機能制御部(入出力機能制御部)
13 出力部(入出力部)
14 入力機能制御部(入出力機能制御部)
15 入力部(入出力部)
2 外部装置
110 メモリ部
111 プログラムメモリ部
112 データメモリ部
113 通信機能部
114 CPU(制御部)
Claims (7)
- データの入力または出力の機能である入出力機能を有する1以上の入出力部と、
前記入出力部によるデータの入力または出力を制御する入出力機能制御部と、
複数のアプリケーションのプログラムを記憶するとともに、前記入出力機能それぞれを許可するか否かを示す入出力機能制御情報を前記アプリケーション毎に記憶するメモリ部と、
指定された前記アプリケーションに対するデータの入出力機能の実行を指示する命令を受信した場合、前記アプリケーションに対応して前記メモリ部に記憶されている前記入出力機能制御情報に前記命令により実行が指示された前記入出力機能を許可することが設定されているか否かを判断し、許可することが設定されていると判断したときには、指定された前記アプリケーションのプログラムにより前記命令を実行して前記入出力部によるデータの入力あるいは出力を行うよう前記入出力機能制御部に指示し、許可しないことが設定されていると判断したときには前記命令の実行を中断する制御部と、
を備えることを特徴とする可搬型電子媒体。 - 前記メモリ部は、
複数のアプリケーションのプログラムを記憶するプログラムメモリ部と、
前記アプリケーションが使用するデータ及び前記入出力機能制御情報を前記アプリケーションごとに記憶するデータメモリ部とを備える、
ことを特徴とする請求項1に記載の可搬型電子媒体。 - 前記データメモリ部は、
前記アプリケーションが使用するデータを記憶する前記アプリケーション毎のデータ領域と、
前記データ領域を管理する情報と前記入出力機能制御情報とを前記アプリケーションごとに記憶する管理領域とを有する、
ことを特徴とする請求項2に記載の可搬型電子媒体。 - 前記管理領域は、
前記データ領域を管理する情報と前記入出力機能制御情報とを記憶する前記アプリケーションごとのアプリケーション別管理領域と、
前記アプリケーション別管理領域を管理する情報を記憶するシステム管理領域とを有する、
ことを特徴とする請求項3に記載の可搬型電子媒体。 - 前記アプリケーションの前記入出力機能制御情報は、当該アプリケーションのプログラム内に記述される、
ことを特徴とする請求項1に記載の可搬型電子媒体。 - 前記可搬型電子媒体は、IC部を備えたICカードであり、
前記IC部は、前記メモリ部と前記制御部を備える、
ことを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の可搬型電子媒体。 - データの入力または出力の機能である入出力機能を有する1以上の入出力部と、複数のアプリケーションのプログラムを記憶するとともに、前記入出力機能それぞれを許可するか否かを示す入出力機能制御情報を前記アプリケーション毎に記憶するメモリ部とを備える可搬型電子媒体に用いられる入出力機能制御方法であって、
制御部が、指定された前記アプリケーションに対するデータの入出力機能の実行を指示する命令を受信した場合、前記アプリケーションに対応して前記メモリ部に記憶されている前記入出力機能制御情報に前記命令により実行が指示された前記入出力機能を許可することが設定されているか否かを判断し、許可することが設定されていると判断したときには、指定された前記アプリケーションのプログラムにより前記命令を実行して前記入出力部によるデータの入力あるいは出力を行うよう指示し、許可しないことが設定されていると判断したときには前記命令の実行を中断する制御過程と、
入出力機能制御部が、前記制御過程における指示に従って前記データを入力あるいは出力するよう前記入出力部を制御する入出力機能制御過程と、
を有することを特徴とする入出力機能制御方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013242910A JP6232972B2 (ja) | 2013-11-25 | 2013-11-25 | 可搬型電子媒体、及び入出力機能制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013242910A JP6232972B2 (ja) | 2013-11-25 | 2013-11-25 | 可搬型電子媒体、及び入出力機能制御方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2015103005A JP2015103005A (ja) | 2015-06-04 |
JP6232972B2 true JP6232972B2 (ja) | 2017-11-22 |
Family
ID=53378661
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013242910A Active JP6232972B2 (ja) | 2013-11-25 | 2013-11-25 | 可搬型電子媒体、及び入出力機能制御方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6232972B2 (ja) |
Family Cites Families (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4443699B2 (ja) * | 1999-12-06 | 2010-03-31 | 株式会社東芝 | 携帯可能電子装置および携帯可能電子装置の制御方法 |
JP4718662B2 (ja) * | 2000-03-24 | 2011-07-06 | 株式会社東芝 | コンピュータシステム |
BR0211884A (pt) * | 2001-08-13 | 2004-09-21 | Qualcomm Inc | Uso de permissões para alocar recursos de dispositivo para um aplicativo |
JP4994575B2 (ja) * | 2004-03-12 | 2012-08-08 | キヤノン株式会社 | ネットワークインターフェース装置及びその制御方法、及び画像形成システム |
JP4892414B2 (ja) * | 2007-06-13 | 2012-03-07 | ルネサスエレクトロニクス株式会社 | 制御回路、記憶媒体、処理装置、組込みシステムならびに領域管理方法 |
US8320962B2 (en) * | 2009-06-05 | 2012-11-27 | Visa International Service Association | Contactless disablement |
JP5659051B2 (ja) * | 2011-03-17 | 2015-01-28 | 株式会社東芝 | 通信媒体、icカード、及び通信方法 |
-
2013
- 2013-11-25 JP JP2013242910A patent/JP6232972B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2015103005A (ja) | 2015-06-04 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7281101B2 (en) | Memory device storing data relating to specific application programs | |
WO2005114561A1 (ja) | リーダ・ライタのセキュアモジュールへのアクセス制御方法 | |
JP2007257267A (ja) | 無線タグ | |
KR20140108666A (ko) | 스마트 카드의 비휘발성 메모리에 데이터 쓰기 | |
CN102339498B (zh) | 具有个人认证密钥内部生成的如集成电路类型的电子装置的管理方法 | |
US20140146621A1 (en) | Nonvolatile memory and method of operating nonvolatile memory | |
CN107798256B (zh) | 一种基于密码算法分离存储的智能卡及设计方法 | |
RU2468428C2 (ru) | Способ защиты исполнения программы | |
JP4896842B2 (ja) | 携帯可能電子装置 | |
US6814297B2 (en) | Method and arrangement for controlling access to EEPROMs and a corresponding computer software product and a corresponding computer-readable storage medium | |
JP6232972B2 (ja) | 可搬型電子媒体、及び入出力機能制御方法 | |
CN112446059A (zh) | 使用保险丝防止行激活 | |
CN101273369A (zh) | 智能卡功率管理 | |
EP3023925B1 (en) | Secure element with applications | |
JP2007115187A (ja) | 携帯可能電子装置およびicカード | |
JP6160326B2 (ja) | 情報記憶媒体、情報書き込み方法、及び書き込みプログラム | |
JP6182940B2 (ja) | Icカード、ステータスワード出力方法、及びステータスワード出力処理プログラム | |
JP5998452B2 (ja) | Icチップ、icカード、情報処理方法、情報処理プログラム及び情報処理プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 | |
RU2169951C2 (ru) | Полупроводниковое запоминающее устройство | |
JP4734838B2 (ja) | 情報記録媒体とプログラム、及びコマンド実行制御方法 | |
US9043538B1 (en) | Memory system and method for controlling nonvolatile memory | |
JP4549731B2 (ja) | アプリケーションが共通で使用するコマンドコードを備えたマルチアプリケーション型icカード | |
JP7322923B2 (ja) | セキュアエレメント,トランザクション制御方法およびデバイス | |
JP2007114979A (ja) | データファイルを共有化するicカードおよびicカード用プログラム | |
JP2008152411A (ja) | 情報処理装置、情報処理方法、およびプログラム |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20161020 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20170831 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20170926 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20171009 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6232972 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |