JP6232887B2 - 処理装置 - Google Patents

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Description

蓄電素子を備える処理装置において、蓄電素子の使用時間を長期化する技術に関する。
従来から、二次電池を備える画像形成装置が知られている(例えば、特許文献1)。この装置では、装置の主電源からメイン制御部や、画像形成部等へ電力が出力されるオンモードにおいて、蓄電素子に電力を蓄えておき、装置の主電源からメイン制御部や、画像形成部等へ電力が出力されないオフモードにおいて、オフモードの装置を制御するサブ制御部及びリアルタイムクロック(以下、RTC)に蓄電素子から電力が供給される。これによって、画像形成装置は、オフモードであっても、例えば、印字ヘッドをホームポジションに移動させたり、印字ヘッドにキャップをする等、装置保全のための必要なバックアップ動作の起動を行うことができ、また年月日や時刻を管理するRTCが停止してしまうことを抑制することができる。
特開2002−51482号公報
画像形成装置などの処理装置のオフモードでは、様々な理由でオンモードに切り替えることが必要となることがある。例えば、操作キーの押圧等によって、使用者から切替指示が入力された場合、装置をオンモードに切り替え、使用者が使用可能な状態とする必要がある。また、処理装置がインクジェットプリンタである場合、インクが乾燥して画像形成ができなくなることを防ぐために、一定時間毎に装置をオンモードに切り替え、インクの乾燥を防ぐ必要がある。
しかし、処理装置をオンモードに切り替える際に、装置の主電源に電力を供給する商用電源の停電や、商用電源と装置の主電源との間の断線など、装置の主電源に商用電源から電力が供給されておらず、これにより装置の主電源からメイン制御部や、画像形成部などの処理動作部等へ電力が出力されていないと、オンモードに切り替えられないにも関わらず二次電池などの蓄電素子から切り替えのための電力が無駄に消費されてしまう問題が生じていた。
本明細書では、蓄電素子の使用時間を長期化する技術を開示する。
本明細書によって開示される処理装置は、外部商用電源からの電力を出力する電源部と、蓄電素子を有し、前記外部商用電源からの電力、又は、前記電源部から出力される電力によって充電される蓄電素子回路と、前記電源部から出力される電力によって作動し、処理動作を実行する処理動作部と、前記電源部から出力される電力によって作動し、前記処理動作を制御する制御部と、を備え、前記電源部が電力を前記処理動作部と前記制御部とに出力するオンモードと、前記電源部が電力を前記処理動作部と前記制御部とに出力しないオフモードと、を有し、更に、前記蓄電素子回路から供給される電力によって作動し、前記オンモードか前記オフモードかを判断するオンオフモード判断部と、前記蓄電素子回路から供給される電力によって作動し、前記オンオフモード判断部によって前記オフモードから前記オンモードに移行すると判断された場合には、前記電源部に対して前記処理動作部と前記制御部とに電力の出力を開始させる起動信号を送信するモード制御部と、前記蓄電素子回路から供給される電力によって作動し、前記外部商用電源から前記電源部への電力供給が遮断されたか否かを検出する検出部と、を備え、前記モード制御部は、前記オンオフモード判断部によって前記オフモードから前記オンモードに移行すると判断された場合に、前記検出部が前記外部商用電源から前記電源部への電力供給が遮断されたことを検出した場合には、前記電源部に対して前記起動信号を送信せず、前記検出部が前記外部商用電源から前記電源部への電力供給が遮断されていないことを検出した場合には、前記電源部に対して前記起動信号を送信する。
この処理装置では、電源部をオンモードに切り替える際に、検出部を用いて、外部商用電源から電源部への電力供給が遮断されているか否かを検出し、電力供給が遮断されている場合には、電源部に対して起動信号を送信しない。そのため、起動信号の送信に必要な電力など、オンモードへの切り替えのための電力が蓄電素子から無駄に消費されるのを抑制することができ、蓄電素子の使用時間を長期化することができる。
また、上記の処理装置では、前記外部商用電源が交流電源であって、前記蓄電素子回路は、更に、第1電極及び第2電極を有し、前記第1電極が前記交流電源の一端に接続される第1コンデンサと、第3電極及び第4電極を有し、前記第3電極が前記交流電源の他端に接続される第2コンデンサと、を有し、前記蓄電素子は、前記第1コンデンサと前記第2コンデンサとに印加される交流電圧によって電力が蓄えられる構成としても良い。
この処理装置では、第1コンデンサ及び第2コンデンサを介して蓄電素子に交流電圧が伝達され、蓄電素子に電力が蓄えられるが、蓄電素子に伝達される交流電圧の振幅は、第1コンデンサと第2コンデンサの有するインピーダンスにより、外部商用電源から供給される交流電圧の振幅に比べて小さく抑制され、その結果、蓄電素子に供給される電力も抑制され、処理装置全体として、電力の消費を抑制することができる。
また、上記の処理装置では、前記検出部は、入力されるクロック信号のパルス間隔に基づいて、前記外部商用電源から前記電源部への電力供給が遮断されたか否かを検出し、前記モード制御部は、前記オンオフモード判断部によって前記オフモードから前記オンモードに移行すると判断された場合に、前記検出部に対して前記クロック信号を出力する構成としても良い。
この処理装置では、電源部をオンモードに切り替える際に、オンオフモード判断部によってオフモードからオンモードに移行すると判断された場合に限って、モード制御部から検出部にクロック信号が出力されるようにする。そのため、クロック信号の出力に必要な電力の消費が抑制され、特に、オフモードにおいて、外部商用電源からの電力供給が遮断されている場合には、蓄電素子の使用時間を長期化することができる。
また、上記の処理装置では、前記検出部は、前記モード制御部を介して前記蓄電素子から電力が供給されており、前記モード制御部は、前記オンオフモード判断部によって前記オフモードから前記オンモードに移行すると判断された場合に、前記検出部に対して電力を供給する構成としても良い。
この処理装置では、電源部をオンモードに切り替える際に、オンオフモード判断部によってオフモードからオンモードに移行すると判断された場合に限って、モード制御部から検出部に電力が供給されるようにする。そのため、検出部の作動に必要な電力の消費が抑制され、特に、オフモードにおいて、外部商用電源からの電力供給が遮断されている場合には、蓄電素子の使用時間を長期化することができる。
また、上記の処理装置では、更に、前記オンオフモード判定部と、前記モード制御部と、前記検出部とに、それぞれ前記蓄電素子回路から供給される電力を供給する電力供給部と、を備え、前記オンオフモード判定部と、前記モード制御部と、前記検出部とは、1つの回路で構成されている構成としても良い。
この処理装置によれば、オンオフモード判定部と、モード制御部と、検出部とが、1つの回路で構成されており、これらの部に電力を供給する電力供給部を共通化することができることから、各部に個別の電力供給部が備えられる場合に比べて、電力供給部の作動に必要な電力の消費が抑制され、処理装置全体として、電力の消費を抑制することができる。
また、上記の処理装置では、前記外部商用電源が交流電源であって、前記検出部は、前記交流電源から印加される交流電圧が閾値以上となるタイミングを検出し、該タイミングの周波数が前記クロック信号の周波数から決定される規定周波数未満である場合に、前記外部商用電源から前記電源部への電力供給が遮断されたことを検出し、前記規定周波数以上である場合に、前記外部商用電源から前記電源部への電力供給が遮断されていないことを検出する構成としても良い。
この処理装置によれば、クロック信号の周波数から決定されるの規定周波数を用いて、外部商用電源から電源部への電力供給が遮断されたか否かを、比較的容易に検出することができる。
また、上記の処理装置では、規定時間毎に前記検出部の検出結果を取得し、前記オンオフモード判断部によって前記オフモードから前記オンモードに移行すると判断された場合に更に前記検出結果を取得し、前記検出部が前記外部商用電源から前記電源部への電力供給が遮断されたことを検出した場合には、前記検出結果を取得しない構成としても良い。
この画像処理装置では、電源部をオンモードに切り替える際に、規定時間毎に検出部の検出結果を取得し、外部商用電源からの電力供給が遮断されている場合には、オンオフモード判断部による判断結果によらず、検出結果を取得しないようにする。そのため、検出結果に基づいて起動信号を送信するか否かを判断することもなく、該判断に必要な電力など、オンモードへの切り替えのための電力が蓄電素子から無駄に消費されるのを抑制することができ、蓄電素子の使用時間を長期化することができる。
本明細書によって開示される処理装置によれば、蓄電素子の使用時間を長期化することができる。
プリンタの電気的構成を概略的に示すブロック図 オフモード移行処理を示すフローチャート オフモード移行処理を示すフローチャート 出力電圧V1と検出信号X1との関係を示すタイミングチャート 実施形態1における出力電圧V2と検出信号X2との関係を示すタイミングチャート 実施形態2における出力電圧V2と検出信号X2との関係を示すタイミングチャート その他の実施形態における出力電圧V2と検出信号X2との関係を示すタイミングチャート
<実施形態1>
実施形態1を、図1ないし図5を用いて説明する。
1.プリンタの電気的構成
図1は、プリンタ10の概略的な電気的構成を示すブロック図である。プリンタ10は、外部商用電源であるAC100V電源(以下、電源)から供給される電力に基づいて、シートに画像を形成する装置である。なお、プリンタ10は、レーザプリンタあるいはインクジェットプリンタであってもよい。また、ファクシミリ装置や、プリンタ機能及び読み取り機能(スキャナ機能)等を備えた複合機であってもよい。
プリンタ10は、電源部12と、蓄電素子回路30と、ASIC(特定用途向け集積回路)40と、印字部60と、操作部70と、を含む。電源部12は、低圧電源部14と、電圧変換回路16と、を含む。低圧電源部14は、整流平滑回路20と、変圧器22と、制御IC24と、を備え、使用者によって電源に接続されると、電源からAC100Vで供給される電力を整流平滑回路20及び変圧器22を用いてDC6Vに変換する。
制御IC24は、変圧器22及び後述する状態検出回路54に接続され、変圧器22を制御する。具体的には、制御IC24は、状態検出回路54から起動信号Z1を受信すると、変圧器22にDC6Vの電力を電圧変換回路16に出力させる。一方、制御IC24は、状態検出回路54から起動停止信号Z2を受信すると、変圧器22にDC6Vの電力が電圧変換回路16に出力されるのを停止させる。
電圧変換回路16は、DC−DCコンバータである第1コンバータ26と、第2コンバータ28と、を備える。電圧変換回路16は、低圧電源部14から供給されるDC6Vの電力を、そのまま印字部60に供給する。また、電圧変換回路16は、低圧電源部14から供給されるDC6Vの電力を、第1コンバータ26を用いて変換し、蓄電素子回路30に供給する。更に、電圧変換回路16は、低圧電源部14から供給されるDC6Vの電力を、第1コンバータ26を用いてDC3.3Vの電力に変換し、後述するCPU42に供給する。
蓄電素子回路30は、キャパシタC3を備え、使用者によって電源部12が電源に接続されると、それに伴って電源から供給される電力をキャパシタC3に充電するとともに、キャパシタC3に充電された電力をASIC40に供給する。キャパシタC3は、蓄電素子の一例である。
詳細には、蓄電素子回路30は、整流平滑回路32と、キャパシタC1〜C3と、ダイオードDと、を備える。キャパシタC1は、一方の電極M1が電源の一端に接続された電源ラインL1に接続されており、他方の電極M2が整流平滑回路32の一方の入力端子P1に接続されている。また、キャパシタC2は、一方の電極M3が電源の他端に接続された他方の電源ラインL2に接続されており、他方の電極M4が整流平滑回路32の他方の入力端子P2に接続されている。第1コンデンサの一例であり、電極M1は第1電極の一例であり、電極M2は第2電極の一例である。また、キャパシタC2は、第2コンデンサの一例であり、電極M3は第3電極の一例であり、電極M4は第4電極の一例である。
そのため、電源から印加される交流電圧は、キャパシタC1、C2のインピーダンスによりその振幅が小さく抑制され、その結果、電源から供給される電力よりも抑制された電力が整流平滑回路32に供給される。
整流平滑回路32は、キャパシタC1、C2を介して供給される電力をAC−DC変換してキャパシタC3及びASIC40に供給する。キャパシタC3は、整流平滑回路32の出力端子P3に接続されており、整流平滑回路32から供給される電力を蓄える。また、キャパシタC3は、ダイオードDを介して第1コンバータ26に接続され、制御IC24の制御により変圧器22が電力を供給する期間に、電圧変換回路16から供給される電力を蓄える。
ASIC40は、CPU42と、サブ制御回路44と、レギュレータ46と、を備える。CPU42は、電圧変換回路16から供給される電力によって作動し、印字部60の印字動作を制御する。印字部60は、電圧変換回路16から供給される電力によって駆動し、CPU42から入力される印字指示及び印字データに基づいて印字対象物に印字する印字動作を実行する。CPU42は、制御部の一例であり、印字部60は、処理動作部の一例である。
また、CPU42は、操作部70から送信される移行指示信号Yに基づいて、サブ制御回路44を制御し、プリンタ10をオンモードからオフモードに切り替える。ここで、「オンモード」とは、電源部12からCPU42や印字部60等に電力が供給されている状態を意味し、CPU42は、オンモードにおいてプリンタ10を制御し、印字部60は、オンモードにおいて印字動作を実行する。また、「オフモード」とは、電源部12からCPU42や印字部60等への電力供給が停止されている状態を意味し、、CPU42及び印字部60は、オフモードにおいて動作を停止する。
操作部70は、プリンタ10のオンモード及びオフモードを切り替えるための電源スイッチ72を備えており、電源スイッチ72は、プリンタ10をオンモードとするための第1状態と、プリンタ10をオフモードとするための第2状態とが、使用者によって切り替えられる。操作部70は、CPU42とサブ制御回路44に接続されており、使用者によって第1状態から第2状態に切り替えられた場合、オフモードへの移行指示信号YをCPU42及びサブ制御回路44に送信する。また、使用者によって第2状態から第1状態に切り替えられた場合、オンモードへの移行指示信号YをCPU42及びサブ制御回路44に送信する。
CPU42は、プリンタ10のオンモードにおいて、オフモードへの移行指示信号Yを受信すると、サブ制御回路44に移行命令信号Wを送信し、プリンタ10をオンモードからオフモードに切り替えさせる。一方、CPU42は、プリンタ10のオフモードにおいて、動作を停止していることから、オンモードへの移行指示信号Yを受信しない。
レギュレータ46は、蓄電素子回路30から供給される電力を、DC3.3Vの電力に変換し、サブ制御回路44に供給する。具体的には、プリンタ10のオンモードにおいて、ダイオードDを介して電圧変換回路16から供給される電力を、サブ制御回路44に供給する。また、プリンタ10のオフモードにおいて、キャパシタC1、C2及び整流平滑回路32を介して電源から供給される電力を、サブ制御回路44に供給する。また、レギュレータ46は、プリンタ10のオフモードにおいて、停電や、電源とプリンタ10の間の断線など、電源から蓄電素子回路30への電力供給が遮断された場合に、キャパシタC3から供給される電力を、サブ制御回路44に供給する。レギュレータ46は、電圧供給部の一例である。
サブ制御回路44は、LSI等、1つの集積回路によって構成され、蓄電素子回路30から供給される電力によって作動する。サブ制御回路44は、1つの集積回路の中に第1電圧検出回路50、第2電圧検出回路52、状態検出回路54、RTC58、として機能する構成部分を備える。第2電圧検出回路52は、検出部の一例である。また、状態検出回路54は、モード制御部の一例であり、オンオフモード判定部を含む。
図4に示すように、第1電圧検出回路50は、低圧電源部14の出力電圧V1が規定電圧VK1以下に低下したか否かを検出する。具体的には、出力電圧V1が規定電圧VK1よりも大きい場合にはハイ、出力電圧V1が規定電圧VK1以下となった場合にローとなる検出信号X1を生成し、その検出信号X1を状態検出回路54に送信する。
第2電圧検出回路52は、電源から蓄電素子回路30への電力供給が遮断されたか否かを検出する。電源から蓄電素子回路30への電力供給配線は、電源から電源部12への電力供給配線に接続されている。そのため、第2電圧検出回路52は、電源から電源部12への電力供給が遮断されたか否かを検出している、ともいうことができる。
第2電圧検出回路52は、蓄電素子回路30の出力電圧V2が規定条件を満たすか否かを検出する。図1に示すように、第2電圧検出回路52は、状態検出回路54から電力及びクロック信号CKが供給され、これらを用いて出力電圧V2が規定電圧VK2を超えて上昇するタイミングを検出し、その周波数Fを算出する。
図5に示すように、電源から印加される交流電圧は、キャパシタC1、C2及び整流平滑回路32を介しても、完全な直流電圧には変換されず、出力電圧V2に電源から印加される交流電圧によるAC成分が残る。そのため、規定電圧VK2を用いて出力電圧V2の周波数Fを検出することができる。従って、規定電圧VK2を用いて出力電圧V2の周波数Fを検出することは、規定電圧VK2を用いて電源からキャパシタC1、C2に印加される交流電圧の周波数を検出することに等しい。規定電圧VK2は、閾値の一例である。
第2電圧検出回路52は、算出した周波数Fをクロック信号CKの基準周波数F0と比較し、周波数Fが基準周波数F0の半分以上である場合、規定条件を満たすと判断する。一方、周波数Fが基準周波数F0の半分未満である場合、規定条件を満たさないと判断する。第2電圧検出回路52は、出力電圧V2が規定条件を満たす場合にはハイ、出力電圧V2が規定条件を満たさない場合にローとなる検出信号X2を生成し、その検出信号X2を状態検出回路54に送信する。基準周波数F0の半分は、規定周波数の一例であり、クロック信号のパルス間隔の一例である。検出信号X2は、検出結果の一例である。
状態検出回路54は、ステートマシン56を備えており、CPU42から送信される移行命令信号W、操作部70から送信される移行指示信号Y、電圧検出回路50、52から送信される検出信号X1、X2、及び、後述する計測完了信号Q等を記憶する。状態検出回路54は、ステートマシン56に記憶された検出信号X1、X2から、プリンタ10における電力の供給状態を検出する。具体的には、状態検出回路54は、検出信号X1がハイの場合に、電源部12からCPU42等に電力が供給されていることを検出し、検出信号X1がローの場合に、電源部12からCPU42等への電力供給が停止されていることを検出する。
また、状態検出回路54は、検出信号X2がハイの場合に、電源から電源部12への電力供給が遮断されていない、つまり、電源から電源部12へ電力が供給されていることを検出し、検出信号X2がローの場合に、電源から電源部12への電力供給が遮断されていることを検出する。
ステートマシン56は、記憶された移行命令信号W、移行指示信号Y、及び、計測完了信号Qに基づいて、プリンタ10がオンモードかオフモードかを判断し、これらの信号が入力された場合に、プリンタ10がオンモードからオフモード、或は、オフモードからオンモードに移行するか否かを判断する。ステートマシン56は、オンオフモード判断部の一例である。
また、状態検出回路54は、クロック信号CKを発生させており、発生させたクロック信号CKを第2電圧検出回路52及びRTC58に送信する。RTC58は、状態検出回路54から送信されるクロック信号CKを用いて計時するとともに、第1規定時間及び第2規定時間を計測し、これら規定時間の計測を完了すると、状態検出回路54に計測完了信号Qを送信する。
更に、状態検出回路54は、低圧電源部14に起動信号Z1及び起動停止信号Z2を送信する。プリンタ10のオフモードにおいて、低圧電源部14に起動信号Z1が送信されると、電源部12からCPU42等への電力供給が開始され、プリンタ10がオンモードに移行する。そのため、起動信号Z1は、電源部12からCPU42等への電力供給を開始させる信号ということができる。また、プリンタ10のオンモードにおいて、低圧電源部14に起動停止信号Z2が送信されると、電源部12からCPU42等への電力供給が停止され、プリンタ10がオフモードに移行する。そのため、起動停止信号Z2は、電源部12からCPU42等への電力供給を停止させる信号ということができる。
具体的には、状態検出回路54は、プリンタ10のオンモードにおいて、CPU42から移行命令信号Wが受信され、ステートマシン56によりオンモードからオフモードに移行すると判断された場合、起動停止信号Z2を送信するためのオフモード移行処理を実行する。これにより、プリンタ10がオフモードに切り替わり、状態検出回路54は、プリンタ10のオフモードにおいて、プリンタ10を制御する。
一方、状態検出回路54は、プリンタ10のオフモードにおいてオンモード移行処理を実行する。状態検出回路54は、オンモード移行処理において、以下の(1)、(2)の少なくとも一方の切替条件が満たされ、ステートマシン56によりオフモードからオンモードに移行すると判断された場合、起動信号Z1を送信するか否かを判断する。
(1)電源部12がオフモードに切り替わってから、印字部60等の動作確認のために、電源部12をオンモードに切り替える第1規定時間が経過したこをを示す計測完了信号Qが入力された場合。
(2)プリンタ10のオフモードにおいて、操作部70からオフモードへの移行指示信号Yが入力された場合。
2.モード切替制御
図2ないし図5を参照して、サブ制御回路44によるプリンタ10のモード移行処理を説明する。図2は、プリンタ10のオンモードからオフモードへの移行時において、状態検出回路54が実行するオフモード移行処理を示し、図3は、プリンタ10のオフモードからオンモードへの移行時において、状態検出回路54が実行するオンモード移行処理を示す。
(オフモード移行処理)
まず、オフモード移行処理について説明する。状態検出回路54は、プリンタ10のオンモードにおいて、操作部70からオフモードへの移行指示信号Yが入力され、ステートマシン56によりオンモードからオフモードに移行すると判断された場合に、オフモード移行処理を開始する。図2に示すように、オフモード移行処理において、状態検出回路54は、CPU42から移行命令信号Wが送信されるのを待機し(S2:NO)、移行命令信号Wを受信すると(S2:YES)、低圧電源部14に起動停止信号Z2を送信する(S4)。
次に、状態検出回路54は、第1電圧検出回路50から送信される検出信号X1を検出し、低圧電源部14の出力電圧V1が規定電圧VK1以下に低下するのを待機する(S6:NO)。状態検出回路54は、起動停止信号Z2の送信に伴って、低圧電源部14の出力電圧V1が規定電圧VK1以下に低下し、電源部12からCPU42等への電力供給が停止されたのを検出すると(S6:YES)、オフモードへの移行が完了したと判断し、オフモード移行処理を終了する。
(オンモード移行処理)
次に、オンモード移行処理について説明する。状態検出回路54は、プリンタ10がオフモードに移行すると、オンモード移行処理を開始する。図3に示すように、オンモード移行処理において、状態検出回路54は、第2規定時間毎に出力電圧V2の検出を繰り返す。具体的には、状態検出回路54は、第2規定時間が経過すると(S12:YES)、第2電圧検出回路52から送信される検出信号X2を検出し、電源から電源部12への電力供給が遮断されているか否かを検出する(S14)。第2規定時間は、規定時間の一例である。
状態検出回路54は、蓄電素子回路30の出力電圧V2が規定条件を満たしていることを検出した場合(S14:YES)、つまり、電源から電源部12へ電力が供給されていることを検出した場合、S12からの処理を繰り返す。一方、状態検出回路54は、蓄電素子回路30の出力電圧V2が規定条件を満たしていないことを検出した場合(S14:NO)、つまり、電源から電源部12への電力供給が遮断されていることを検出した場合、オンモード移行処理を終了する。
上述したように、電源から電源部12に電力が供給されていない場合、サブ制御回路44にはキャパシタC3に蓄えられた電力が供給される。そのため、電源からプリンタ10に電力が供給されていない場合に、オンモード移行処理が継続され、第2規定時間毎に電源から電源部12への電力供給が遮断されたか否かが検出され続けると、キャパシタC3に蓄えられた電力が消費され、キャパシタC3から供給される電力によりサブ制御回路44が作動可能な時間が短縮されてしまう。そして、キャパシタC3に蓄えられた電力が使い果たされ、RTC58による計時ができなくなると、プリンタ10に設定された内部時刻が正しく更新されず、使用者は内部時刻を再度設定することが必要となる。本実施形態では、電源から電源部12への電力供給が遮断されている場合、オンモード移行処理を終了し、電源から電源部12への電力供給が遮断されたか否かが検出され続けるのを防止する。従って、キャパシタC3からの電力によりサブ制御回路44が作動可能な時間を長期化することができる。
一方、状態検出回路54は、第2規定時間が経過していない場合(S12:NO)、ステートマシン56を用いて切替条件が満たされたか否かを確認する(S22)。状態検出回路54は、切替条件が満たされていない場合(S22:NO)、S12からの処理を繰り返す。一方、切替条件が満たされ、ステートマシン56によりオフモードからオンモードに移行すると判断された場合(S22:YES)、状態検出回路54は、第2電圧検出回路52から出力される検出信号X2を検出し、電源から電源部12への電力供給が遮断されているか否かを検出する(S24)。
状態検出回路54は、蓄電素子回路30の出力電圧V2が規定条件を満たしていないことを検出した場合(S24:NO)、つまり、電源から電源部12への電力供給が遮断されていることを検出した場合、低圧電源部14に起動信号Z1を送信せず、オンモード移行処理を終了する。これにより、起動信号Z1の送信等によるキャパシタC3からの電力消費が抑制され、キャパシタC3からの電力によりサブ制御回路44が作動可能な時間を長期化することができる。
一方、状態検出回路54は、蓄電素子回路30の出力電圧V2が規定条件を満たしていることを検出した場合(S24:YES)、つまり、電源から電源部12へ電力が供給されていることを検出した場合、低圧電源部14に起動信号Z1を送信する(S32)。次に、状態検出回路54は、第1電圧検出回路50から送信される検出信号X1を検出し、低圧電源部14の出力電圧V1が規定電圧VK1よりも上昇するのを待機する(S34:NO)。状態検出回路54は、起動信号Z1の出力に伴って、低圧電源部14の出力電圧V1が規定電圧VK1よりも上昇し、電源部12からCPU42等に電力が供給されていることを検出すると(S36:YES)、オンモードへの移行が完了したと判断し、オンモード移行処理を終了する。
3.本実施形態の効果
(1)本実施形態のプリンタ10では、オンモード移行処理において切替条件が満たされ、ステートマシン56によりオフモードからオンモードに移行すると判断された場合に、第2電圧検出回路52を用いて出力電圧V2が規定条件を満たすか否かを検出する。そして、出力電圧V2が規定条件を満たさず、電源から電源部12への電力供給が遮断されたことを検出した場合には、起動信号Z1を送信しない。そのため、電源から電源部12への電力供給が遮断され、それに伴って電源からキャパシタC3への電力供給が停止されるとともにキャパシタC3に蓄えられた電力によりサブ制御回路44が作動している状態において、起動信号Z1の送信によりキャパシタC3から無駄に電力が消費されるのを抑制することができ、キャパシタC3に蓄えられた電力によりサブ制御回路44が作動可能な時間を長期化することができる。
(2)本実施形態のプリンタ10では、キャパシタC3には、キャパシタC1及びキャパシタC2に印加される交流電圧によって電力が蓄えられることから、キャパシタC1及びキャパシタC2の有するインピーダンスにより、キャパシタC1及びキャパシタC2を通過する際に、交流電圧の振幅が減衰する。その結果、キャパシタC3に供給される電力が抑制され、キャパシタC3に常時電力が供給される場合でも、プリンタ10全体の電力消費を抑制することができる。
(3)本実施形態のプリンタ10では、サブ制御回路44が1つの集積回路によって、この1つの集積回路に対して1つのレギュレータ46により電力が供給されている。そのため、サブ制御回路44が複数の回路、例えば、状態検出回路54や、RTC58が別々の回路で構成されており、これら複数の回路に対して複数のレギュレータにより個別に電力が供給されている場合に比べて、レギュレータの作動により消費される電力を抑制することができる。特に、電源から電源部12への電力供給が遮断され、それに伴ってキャパシタC3に蓄えられた電力によりサブ制御回路44が作動している場合には、キャパシタC3から無駄に電力が消費されるのを抑制することができ、キャパシタC3に蓄えられた電力によりサブ制御回路44が作動可能な時間を長期化することができる。
(4)本実施形態のプリンタ10では、電源から電源部12への電力供給が遮断されているか否かを検出する際に、クロック信号CKの基準周波数F0の半分の値を基準として用いる。そのため、電源から電源部12への電力供給が遮断されているか否かを、比較的容易に検出することができる。
(5)本実施形態のプリンタ10では、オンモード移行処理において、第2規定時間毎に出力電圧V2の検出を繰り返し、電源から電源部12への電力供給が遮断されていることを検出した場合には、オンモード移行処理を終了し、それ以後、出力電圧V2の検出を実行しない。そのため、電源から電源部12への電力供給が遮断され、それに伴ってキャパシタC3に蓄えられた電力によりサブ制御回路44が作動している状態において、出力電圧V2の検出によりキャパシタC3から無駄に電力が消費されるのを抑制することができ、キャパシタC3に蓄えられた電力によりサブ制御回路44が作動可能な時間を長期化することができる。
<実施形態2>
実施形態2を、図6を用いて説明する。本実施形態では、状態検出回路54から第2電圧検出回路52への電力及びクロック信号CKの供給期間が実施形態1と異なる。以下の説明では、実施形態1と同一の内容については重複した記載を省略する。
1.モード切替制御
図5に示すように、実施形態1では、プリンタ10のオフモードにおいて、状態検出回路54から第2電圧検出回路52に電力及びクロック信号CKが常時供給されていた。そのため、第2電圧検出回路52は、出力電圧V2が規定条件を満たすか否かを常時判断し、その判断結果である検出信号X2を状態検出回路54に常時送信していた。
本実施形態では、図6に示すように、状態検出回路54は、第2電圧検出回路52に対して、第2規定時間が経過した、或いは、切替条件が満たされた場合に、電力及びクロック信号CKを一定期間LTに限って供給する。第2電圧検出回路52は、一定期間LTに出力電圧V2が規定条件を満たすか否かを判断し、一定期間LTに限って検出信号X2を状態検出回路54に送信する。
2.本実施形態の効果
本実施形態のプリンタ10では、状態検出回路54が第2電圧検出回路52に対して電力及びクロック信号CKを供給する期間が一定期間LTに限られる。そのため、第2電圧検出回路52の作動により消費される電力が抑制される。特に、オフモードにおいて、外部商用電源からの電力供給が遮断されている場合には、蓄電素子の使用時間を長期化することができる。特に、電源から電源部12への電力供給が遮断され、それに伴ってキャパシタC3に蓄えられた電力によりサブ制御回路44が作動している場合には、キャパシタC3から無駄に電力が消費されるのを抑制することができ、キャパシタC3に蓄えられた電力によりサブ制御回路44が作動可能な時間を長期化することができる。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような種々の態様も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)上記実施形態では、装置として、印字部60を有し、プリンタ機能を有するプリンタ10を用いて説明を行ったが、本発明はこれに限られない。例えば、スキャナ機能、コピー機能、ファクシミリ機能等の1つの機能を有する装置でもよければ、これらの機能の複数をあわせ持つ複合機であっても良い。
(2)上記実施形態では、プリンタ10がCPU42とサブ制御回路44を有するASIC40を備え、CPU42がオンモードのプリンタ10を制御し、サブ制御回路44がオフモードのプリンタ10を制御する例を用いて説明を行ったが、本発明はこれに限られない。例えば、CPU42とサブ制御回路44の少なくとも一方が、ASIC40とは別体として存在し、このCPU42やサブ制御回路44により、プリンタ10が制御されてもよい。さらには、単数又は複数のCPU42、サブ制御回路44、及びASIC40によって、プリンタ10が制御されてもよい。
(3)上記実施形態では、プリンタ10がオフモードに移行すると、オンモード移行処理を開始し、第2規定時間毎に出力電圧V2の検出を繰り返す例を用いて説明を行ったが、本発明はこれに限られない。例えば、第2規定時間毎に出力電圧V2の検出を繰り返す処理が行われず、プリンタ10がオフモードにおいて、切替条件が満たされ、ステートマシン56によりオフモードからオンモードに移行すると判断された場合に、オンモード移行処理が実行されるようにしてもよい。
(4)上記実施形態では、電源から電源部12への電力供給が遮断されているか否かを検出する際に、蓄電素子回路30の出力電圧V2を用いて検出を行ったが、本発明はこれに限られない。電源から電源部12に印加される交流電圧を直接検出してもよい。
(5)上記実施形態では、状態検出回路54から第2電圧検出回路52への電力及びクロック信号CKの供給期間について、実施形態1では、プリンタ10のオフモードにおいて常時供給される例を用いて説明を行った。また、実施形態2では、第2規定時間が経過した、或いは、切替条件が満たされた場合に、一定期間LTに限って供給される例を用いて説明を行った。しかし、本発明はこれに限られない。例えば、図7に示すように、プリンタ10のオフモードにおいて、電力及びクロック信号CKが供給されない期間が所定期間UT連続した後に、一定期間LTに亘って電力及びクロック信号CKが供給され、所定期間UTと一定期間LTとが交互に繰り返されるようにしてもよい。
(6)上記実施形態では、蓄電素子回路30に電源から直接電力が供給される例を用いて説明を行ったが、本発明はこれに限られない。例えば、電源部12から蓄電素子回路30に電力が供給されてもよい。
12:電源部、22:変圧器、24:制御IC、30:蓄電素子回路、44:サブ制御回路、46:レギュレータ、52:第2電圧検出回路、54:状態検出回路、56:ステートマシン、C1〜C3:キャパシタ、CK:クロック信号、Q:計測完了信号、W:移行命令信号、X1、X2:検出信号、Y:移行指示信号、Z1:起動信号、Z2:起動停止信号

Claims (6)

  1. 外部商用電源からの電力を出力する電源部と、
    蓄電素子を有し、前記外部商用電源からの電力、又は、前記電源部から出力される電力によって充電される蓄電素子回路と、
    前記電源部から出力される電力によって作動し、処理動作を実行する処理動作部と、
    前記電源部から出力される電力によって作動し、前記処理動作を制御する制御部と、
    を備え、
    前記電源部が電力を前記処理動作部と前記制御部とに出力するオンモードと、前記電源部が電力を前記処理動作部と前記制御部とに出力しないオフモードと、を有し、
    更に、
    前記蓄電素子回路から供給される電力によって作動し、前記オンモードか前記オフモードかを判断するオンオフモード判断部と、
    前記蓄電素子回路から供給される電力によって作動し、前記オンオフモード判断部によって前記オフモードから前記オンモードに移行すると判断された場合には、前記電源部に対して前記処理動作部と前記制御部とに電力の出力を開始させる起動信号を送信するモード制御部と、
    前記蓄電素子回路から供給される電力によって作動し、前記外部商用電源から前記電源部への電力供給が遮断されたか否かを検出する検出部と、
    を備え、
    前記モード制御部は、
    前記オンオフモード判断部によって前記オフモードから前記オンモードに移行すると判断された場合に、前記検出部が前記外部商用電源から前記電源部への電力供給が遮断されたことを検出した場合には、前記電源部に対して前記起動信号を送信せず、前記検出部が前記外部商用電源から前記電源部への電力供給が遮断されていないことを検出した場合には、前記電源部に対して前記起動信号を送信し、
    更に、
    前記検出部は、入力されるクロック信号のパルス間隔に基づいて、前記外部商用電源から前記電源部への電力供給が遮断されたか否かを検出し、
    前記モード制御部は、
    前記オンオフモード判断部によって前記オフモードから前記オンモードに移行すると判断された場合に、前記検出部に対して前記クロック信号を出力する、
    処理装置。
  2. 請求項1記載の処理装置であって、
    前記外部商用電源が交流電源であって、
    前記蓄電素子回路は、
    更に、
    第1電極及び第2電極を有し、前記第1電極が前記交流電源の一端に接続される第1コンデンサと、
    第3電極及び第4電極を有し、前記第3電極が前記交流電源の他端に接続される第2コンデンサと、
    を有し、
    前記蓄電素子は、前記第1コンデンサと前記第2コンデンサとに印加される交流電圧によって電力が蓄えられる、
    処理装置。
  3. 請求項1又は2に記載の処理装置であって、
    前記検出部は、前記モード制御部を介して前記蓄電素子から電力が供給されており、
    前記モード制御部は、
    前記オンオフモード判断部によって前記オフモードから前記オンモードに移行すると判断された場合に、前記検出部に対して電力を供給する、
    処理装置。
  4. 請求項1から請求項のいずれか一項に記載の処理装置であって、
    更に、
    前記オンオフモード判定部と、前記モード制御部と、前記検出部とに、それぞれ前記蓄電素子回路から供給される電力を供給する電力供給部と、
    を備え、
    前記オンオフモード判定部と、前記モード制御部と、前記検出部とは、1つの回路で構成されている、
    処理装置。
  5. 請求項記載の処理装置であって、
    前記外部商用電源が交流電源であって、
    前記検出部は、
    前記交流電源から印加される交流電圧が閾値以上となるタイミングを検出し、該タイミングの周波数が前記クロック信号の周波数から決定される規定周波数未満である場合に、前記外部商用電源から前記電源部への電力供給が遮断されたことを検出し、前記規定周波数以上である場合に、前記外部商用電源から前記電源部への電力供給が遮断されていないことを検出する、
    処理装置。
  6. 請求項1から請求項のいずれか一項に記載の処理装置であって、
    前記モード制御部は、
    規定時間毎に前記検出部の検出結果を取得し、前記オンオフモード判断部によって前記オフモードから前記オンモードに移行すると判断された場合に更に前記検出結果を取得し、前記検出部が前記外部商用電源から前記電源部への電力供給が遮断されたことを検出した場合には、前記検出結果を取得しない、
    処理装置。
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