JP6232780B2 - 苗移植機 - Google Patents
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Description
走行車体(10)と、
前記走行車体(10)の後部に昇降自在に設けられた、苗を圃場に植え付ける苗植付部(15)と、
前記走行車体(10)が前記圃場において旋回すると、前記苗植付部(15)を自動で上昇させると共に、旋回後に所定距離移動したことを検知することで前記苗植付部(15)を自動で降下させ苗の植付を開始させる旋回連動制御装置(100)と、
前記走行車体(10)を旋回させる旋回機構(200)と、
圃場面までの距離を検知する第1距離検知装置(210)と、
前記第1距離検知装置(210)により検知された前記距離が所定基準以下であると判定した際、前記旋回機構(200)に対して前記旋回させる旋回指示制御装置(110)と、
前記走行車体(10)の移動距離を検知する移動距離検知センサ(240)と、
前記走行車体(10)の前進、後進、及び停止を制御する主変速装置(250)と、
前記旋回指示制御装置(110)と、第2旋回指示制御装置(130)の何れかを選択する選択部(260)とを備え、
前記第2旋回指示制御装置(130)は、
前記第1距離検知装置(210)により検知された前記圃場面までの距離が前記所定基準以下であると判定された時点から検知される前記走行車体(10)の移動距離が、予め格納されている前記走行車体の車長データと一致したとき、前記主変速装置(250)を作動させて走行を停止させると共に、前記苗植付部(15)を上昇させ、前記苗植付部が上昇した後、前記主変速装置(250)を作動させて、前記走行車体を後進させて、前記移動距離検知センサ(240)により検知される前記走行車体の後進移動距離が前記車長データと一致すると、前記主変速装置を作動させて走行を停止させると共に、前記旋回機構(200)を作動させる、ことを特徴とする苗移植機である。
前記旋回機構(200)は、前記走行車体(10)を操舵する操舵部材(17)を操舵する操舵アクチュエータ(201)を有し、
前記走行車体(10)の位置座標を取得するGPS受信装置(230)と、
植付作業中の直進走行時において、前記GPS受信装置(230)を利用して、前記操舵アクチュエータ(201)を作動させる自動直進制御装置(120)とを備え、
前記旋回指示制御装置(110)は、前記第1距離検知装置(210)により検知された前記距離が前記所定基準以下であると判定した際、前記自動直進制御装置(120)による前記作動を中断し、前記旋回を指示する、ことを特徴とする上記第1の本発明の苗移植機である。
前記走行車体の前方の障害物までの距離を検知する第2距離検知装置(220)と、
前記第2距離検知装置(220)の検知結果に基づく前記障害物との距離が、前記苗移植機の最大旋回半径と、走行停止指令が出されてから前記走行車体が完全に停止するまでの制動距離とを合算した限界距離よりも大きい予め定められた所定距離になると、前記第1距離検知装置(210)による検知結果に関わらず、前記旋回機構(200)を作動させる第3旋回指示制御装置(140)と、を備えた、ことを特徴とする上記第1又は第2の本発明の苗移植機である。
前記第1距離検知装置(210)が、前記第2距離検知装置(220)を兼ねており、
前記第1距離検知装置(210)を、前記走行車体の前方及び下方の何れの方向にも回動可能な距離検知装置回動部(271)を備え、
前記第3旋回指示制御装置は、前記第1距離検知装置(210)が水平よりも上向きに回動した際、前記障害物との距離を検知させる、ことを特徴とする上記第3の本発明の苗移植機である。
前記走行車体(10)の前側に、予備の苗を積載する予備苗枠(300)を備え、
前記予備苗枠(300)は、
前記予備苗を載せる複数の予備苗載せ台(18)と、
前記複数の予備苗載せ台を展開形態と積層形態に切替可能に連結されたリンク機構(301)と、
前記リンク機構(301)を作動させて、前記展開形態と前記積層形態の何れかに切り替える切替装置(302)とを有し、
前記第2距離検知装置(220)が前記障害物を検知せず、前記選択部(260)により、前記第2旋回指示制御装置(130)が選択されているとき、前記走行車体(10)が前記圃場の端に到達すると、前記切替装置(302)が作動して、前記予備苗枠が前記展開形態になる、ことを特徴とする上記第3又は第4の本発明の苗移植機である。
前記切替装置(302)が作動して前記予備苗枠(300)が前記展開形態になるときは、前記苗植付部(15)を上昇させず、且つ、前記走行車体(10)の停止状態を維持する、ことを特徴とする上記第5の本発明の苗移植機である。
また、選択部(260)を操作し、例えば、第2旋回指示制御装置(130)による制御を実行することを選択すると、走行車体(10)が圃場端に到達するまで苗を植え付け、旋回位置まで後進走行した後に旋回機構(200)が作動することにより、作業条件の異なる圃場に対応する植付制御や自動旋回制御ができるので、作業能率や苗の植付精度が向上する。
また、圃場端までの植付走行や、旋回位置までの後進走行も自動化されることにより、作業者の操縦が不要となり、作業者の労力が軽減されると共に、操作のミスによる植付位置のズレが防止され、植付精度が向上する。
また、第1距離検知装置(210)を回動させ、圃場面までの高さと障害物の有無を検知することにより、第1距離検知装置(210)と異なる第2距離検知装置(220)を別途設ける必要がない。
図1及び図2に、本発明の実施の形態の苗植付装置を装備した乗用型田植機の左側面図及び平面図を示す。
11 エンジン
12 前輪
13 後輪
21 植付電動ケース
40 伸縮ステイ
40a 伸縮ラック部
41 伸縮ピニオン
42 伸縮ピニオン駆動モータ
210 第1距離検知装置
220 第2距離検知装置
Claims (6)
- 走行車体(10)と、
前記走行車体(10)の後部に昇降自在に設けられた、苗を圃場に植え付ける苗植付部(15)と、
前記走行車体(10)が前記圃場において旋回すると、前記苗植付部(15)を自動で上昇させると共に、旋回後に所定距離移動したことを検知することで前記苗植付部(15)を自動で降下させ苗の植付を開始させる旋回連動制御装置(100)と、
前記走行車体(10)を旋回させる旋回機構(200)と、
圃場面までの距離を検知する第1距離検知装置(210)と、
前記第1距離検知装置(210)により検知された前記距離が所定基準以下であると判定した際、前記旋回機構(200)に対して前記旋回させる旋回指示制御装置(110)と、
前記走行車体(10)の移動距離を検知する移動距離検知センサ(240)と、
前記走行車体(10)の前進、後進、及び停止を制御する主変速装置(250)と、
前記旋回指示制御装置(110)と、第2旋回指示制御装置(130)の何れかを選択する選択部(260)とを備え、
前記第2旋回指示制御装置(130)は、
前記第1距離検知装置(210)により検知された前記圃場面までの距離が前記所定基準以下であると判定された時点から検知される前記走行車体(10)の移動距離が、予め格納されている前記走行車体の車長データと一致したとき、前記主変速装置(250)を作動させて走行を停止させると共に、前記苗植付部(15)を上昇させ、前記苗植付部が上昇した後、前記主変速装置(250)を作動させて、前記走行車体を後進させて、前記移動距離検知センサ(240)により検知される前記走行車体の後進移動距離が前記車長データと一致すると、前記主変速装置を作動させて走行を停止させると共に、前記旋回機構(200)を作動させる、ことを特徴とする苗移植機。 - 前記旋回機構(200)は、前記走行車体(10)を操舵する操舵部材(17)を操舵する操舵アクチュエータ(201)を有し、
前記走行車体(10)の位置座標を取得するGPS受信装置(230)と、
植付作業中の直進走行時において、前記GPS受信装置(230)を利用して、前記操舵アクチュエータ(201)を作動させる自動直進制御装置(120)とを備え、
前記旋回指示制御装置(110)は、前記第1距離検知装置(210)により検知された前記距離が前記所定基準以下であると判定した際、前記自動直進制御装置(120)による前記作動を中断し、前記旋回を指示する、ことを特徴とする請求項1に記載の苗移植機。 - 前記走行車体の前方の障害物までの距離を検知する第2距離検知装置(220)と、
前記第2距離検知装置(220)の検知結果に基づく前記障害物との距離が、前記苗移植機の最大旋回半径と、走行停止指令が出されてから前記走行車体が完全に停止するまでの制動距離とを合算した限界距離よりも大きい予め定められた所定距離になると、前記第1距離検知装置(210)による検知結果に関わらず、前記旋回機構(200)を作動させる第3旋回指示制御装置(140)と、を備えた、ことを特徴とする請求項1又は2に記載の苗移植機。 - 前記第1距離検知装置(210)が、前記第2距離検知装置(220)を兼ねており、
前記第1距離検知装置(210)を、前記走行車体の前方及び下方の何れの方向にも回動可能な距離検知装置回動部(271)を備え、
前記第3旋回指示制御装置は、前記第1距離検知装置(210)が水平よりも上向きに回動した際、前記障害物との距離を検知させる、ことを特徴とする請求項3に記載の苗移植機。 - 前記走行車体(10)の前側に、予備の苗を積載する予備苗枠(300)を備え、
前記予備苗枠(300)は、
前記予備苗を載せる複数の予備苗載せ台(18)と、
前記複数の予備苗載せ台を展開形態と積層形態に切替可能に連結されたリンク機構(301)と、
前記リンク機構(301)を作動させて、前記展開形態と前記積層形態の何れかに切り替える切替装置(302)とを有し、
前記第2距離検知装置(220)が前記障害物を検知せず、前記選択部(260)により、前記第2旋回指示制御装置(130)が選択されているとき、前記走行車体(10)が前記圃場の端に到達すると、前記切替装置(302)が作動して、前記予備苗枠が前記展開形態になる、ことを特徴とする請求項3又は4に記載の苗移植機。 - 前記切替装置(302)が作動して前記予備苗枠(300)が前記展開形態になるときは、前記苗植付部(15)を上昇させず、且つ、前記走行車体(10)の停止状態を維持する、ことを特徴とする請求項5に記載の苗移植機。
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