JP6231638B1 - 荷役車両呼出装置、荷役車両システム、制御方法及び制御プログラム - Google Patents
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Abstract
Description
また、有人運転中の疲労の多いときに疲労度の大きい荷役作業を行うと、荷役作業が辛く感じ、作業効率が低下してしまう。
図1は、本発明の実施形態による荷役車両システム1の構成を示す概略図である。荷役車両システム1は、荷役車両である複数のフォークリフト100と、各運転者2に装着される生体情報検出装置200と、各運転者が所有する携帯端末210と、フォークリフト100を管理する管理装置300とを備える。フォークリフト100は、運転者2による操作を受けて走行する有人運転と、運転者2の操作を受けずに自動で走行する無人運転の2つの運転状態で走行する。
管理装置300は、荷役車両呼出装置の一例である。
なお、マスト103及びフォーク104は、油圧回路によって作動する。
なお、各フォークリフト100における荷役作業を行う順番は予め決められている。
ここで作業別疲労度テーブル301Eにおける荷役作業の内容は、具体的には、荷物の種別、作業場所、荷物が置かれている場所などである。荷物の種別については、例えば、精密機器が荷物である場合には荷役作業中の操作に気を使うため疲労し易くなり、また石灰などの材料の場合には荷役作業中に比較的気を使わなくてよいため疲労し難いといった疲労の増加に違いが生じる。また、作業場所については、例えば、狭い通路で荷役作業を行う場合には荷役作業中の操作に気を使うため疲労し易くなり、広い通路で荷役作業を行う場合には荷役作業中に比較的気を使わなくてよいため疲労し難いといった疲労の増加に違いが生じる。また、荷物の置かれている場所については、例えば、荷物が棚の高い位置に置かれている場合または荷物を棚の高い位置に置く場合には荷物の位置が見づらく荷役作業中の操作に気を使うため疲労し易く、荷物が棚の低い位置に置かれている場合または荷物を棚の低い位置に置く場合には荷物の位置が見やすく荷役作業中に比較的気を使わなくてよいため疲労し難いといった疲労の増加に違いが生じる。
また、作業別疲労度テーブル301Eにおける疲労の増加は、例えば、その疲労の増加に対応する係数により間接的に示されてもよい。また、作業別疲労度テーブル301Eにおける疲労の増加は、例えば、疲労の増加の量を示す疲労度などにより直接的に示されてもよい。
なお、作業別疲労度テーブル301Eのより具体的な例については、後述する。
また、回復通知部310は、荷役疲労増加判定部313の判定結果が疲労度の増加分が所定の増加分未満であることを示す場合に、送受信部304を介して当該運転者2が所有する携帯端末210に、有人運転に戻ることを通知する。
なお、搭乗中自動運転による処理は、後述する図9Aに示す処理である。
ここで、管理装置300にフォークリフト100の位置の情報を更新させる方法について説明する。
フォークリフト100の車両制御装置105の位置検出部511は、フォークリフト100の走行中、運転状態が有人運転であるか無人運転であるかに関わらず、定期的にフォークリフト100の位置を検出する。具体的には、位置検出部511は、カメラ113によって逐次撮影される位置マーク400の画像を解析し、位置マーク400の識別番号を位置情報として抽出する。作業状況管理部502は、位置検出部511が検出した位置情報を、管理装置300に送信する。これにより、管理装置300の車両状態書込部305は、作業計画情報記憶部301が記憶する、「車両ID」が位置情報の送信元の識別番号を示す情報のうち、車両テーブル301Bの「位置」の項目を、受信した位置情報に書き換える。これにより、車両テーブル301Bは、各フォークリフト100の最新の位置情報を記憶することができる。
図7は、フォークリフト100と管理装置300とにおいて作業の進行状況に応じてそれぞれ、作業状況テーブル512Cと作業計画情報テーブル301Aとを更新していく処理を示すフローチャートである。当該フローチャートの処理は、フォークリフト100が、有人運転状態であるか無人運転状態であるかに関わらず継続して行われる処理である。
また、車両テーブル301Bに記憶される「完了状態」の項目を参照することで、各フォークリフト100が作業中の状態であるか、作業が完了している状態であるかという作業状況を示す情報を検出することができる。
また、車両制御装置105の記憶部512に記憶されている作業状況テーブル512Cの「完了状態」の項目を参照することで、車両制御装置105側においても、作業中の状態であるか、作業が完了している状態であるかという作業状況を示す情報を検出することができる。
ここで、管理装置300による有人運転と無人運転との切り替え処理について説明する。
(具体例1)
図8Aは、管理装置300による運転者2の疲労の度合いにより有人運転と無人運転とを切り替える処理を示すフローチャートである。運転者2に装着された生体情報検出装置200が、運転者2の生体情報と、自装置の位置とを検出する。ここで、生体情報検出装置200が検出する生体情報は、前述したように、例えば、15秒間計測した運転者2の脈拍数であるとする。生体情報検出装置200は、検出した15秒間の脈拍数の情報と、自装置の位置の情報とを管理装置300に送信する。管理装置300の疲労度算出部306は、送受信部304を通じて生体情報検出装置200が出力する生体情報、すなわち15秒間の脈拍数の情報と、自装置の位置の情報とを受信する(ステップSb1)。これにより、位置特定部308は、運転者2の位置を特定する。
なお、荷役疲労増加判定部313が算出する疲労度の増加分の詳細については、後述する。
一方、「完了状態」の項目が「完了」となっている場合(ステップSb5:Yes)、指示生成部309は、現在の作業が完了していると判定し、送受信部304を介してフォークリフト100に、有人運転から無人運転へ切り替える切替指示を送信する(ステップSb7)。そして、指示生成部309は、作業計画情報記憶部301の車両テーブル301Bの当該フォークリフト100の「運転状態」の項目を「無人運転」に書き換える(ステップSb8)とともに、ステップSb1の処理に戻る。
図8Bは、管理装置300による運転者2の疲労の度合いにより有人運転と無人運転とを切り替える処理を示す図8Aとは異なるフローチャートである。運転者2に装着された生体情報検出装置200が、運転者2の生体情報と、自装置の位置とを検出する。管理装置300はステップSb1〜ステップSb3の処理を行う。
具体例2におけるその他の処理は、具体例1における同一ステップと同様の処理である。
図8Cは、管理装置300による運転者2の疲労の度合いにより有人運転と無人運転とを切り替える処理を示す図8A及び図8Bとは異なるフローチャートである。運転者2に装着された生体情報検出装置200が、運転者2の生体情報と、自装置の位置とを検出する。管理装置300はステップSb1〜ステップSb3の処理を行う。
なお、荷役疲労増加判定部313が算出する疲労度の増加分の詳細については、後述する。
荷役疲労増加判定部313が加算値が第3の閾値以上であると判定した場合(ステップSb16:Yes)、搭乗中自動運転回数判定部315は、搭乗中自動運転が所定回数以内であるか否かを判定する(ステップSb24)。
また、搭乗中自動運転回数判定部315が搭乗中自動運転が所定回数以内でないと判定する場合(ステップSb24:No)、ステップSb20に進める。
ここで、荷役疲労増加判定部313による疲労度の増加分の算出方法について説明する。
(具体例1)
荷役疲労増加判定部313は、作業計画情報テーブル301Aと作業別疲労度テーブル301Eとに基づいて、運転者2が疲労から回復したことを示す場合に行う作業計画情報テーブル301Aにおける荷役作業による疲労度の増加分を算出する。
例えば、端末IDごと(すなわち、運転者2ごと)に、図10に示すように、作業別疲労度テーブル301Eは、荷物IDとその荷物IDが示す荷物の作業を行う際の基準となる基本疲労度との対応関係を示すデータテーブル301E1を記憶する。また、端末IDごとに、図10に示すように、作業別疲労度テーブル301Eは、荷物IDとその荷物IDが示す例えば慎重な作業を要する精密機器などの荷物の種別に応じた種別係数との対応関係を示すデータテーブル301E2を記憶する。荷役疲労増加判定部313は、運転者2が疲労から回復したことを示す場合に行う作業計画情報テーブル301Aにおける荷役作業による疲労度の増加分を算出する。具体的には、端末IDが1001であり、荷物IDが002である場合に、荷役疲労増加判定部313は、図10に示すデータテーブル301E1、301E2から、疲労度の増加分を(基本疲労度A2)×(種別係数a2)と算出する。
荷役疲労増加判定部313は、作業計画情報テーブル301Aと作業別疲労度テーブル301Eとに基づいて、運転者2が疲労から回復したことを示す場合に行う作業計画情報テーブル301Aにおける荷役作業による疲労度の増加分を算出する。
例えば、端末IDごとに、図11に示すように、作業別疲労度テーブル301Eは、荷物IDとその荷物IDが示す荷物の作業を行う際の基準となる基本疲労度との対応関係を示すデータテーブル301E1を記憶する。また、端末IDごとに、図11に示すように、作業別疲労度テーブル301Eは、荷物IDとその荷物IDが示す荷物の種別に応じた種別係数との対応関係を示すデータテーブル301E2を記憶する。また、端末IDごとに、図11に示すように、作業別疲労度テーブル301Eは、荷置き位置IDとその荷置き位置IDが示す位置に応じた位置係数1及び位置係数2との対応関係を示すデータテーブル301E3を記憶する。ここで、位置係数1は、荷置き位置IDが示す位置における通路が狭いまたは広いなどの状況に応じた係数である。また、位置係数2は、荷置き位置IDが示す位置の棚における荷物の高さなどの状況に応じた係数である。また、端末IDごとに、図11に示すように、作業別疲労度テーブル301Eは、移送先位置IDとその移送先位置IDが示す位置に応じた位置係数3及び位置係数4との対応関係を示すデータテーブル301E4を記憶する。ここで、位置係数3は、移送先位置IDが示す位置における通路が狭いまたは広いなどの状況に応じた係数である。また、位置係数4は、移送先位置IDが示す位置の棚における荷物の高さなどの状況に応じた係数である。荷役疲労増加判定部313は、運転者2が疲労から回復したことを示す場合に行う作業計画情報テーブル301Aにおける荷役作業による疲労度の増加分を算出する。具体的には、端末IDが1001であり、荷物IDが002、荷置き位置IDが204、移送先位置IDが340である場合に、荷役疲労増加判定部313は、図11に示すデータテーブル301E1、301E2、301E3、301E4から、疲労度の増加分を(基本疲労度A2)×(種別係数a2)×(位置係数1b2)×(位置係数2c2)×(位置係数3d2)×(位置係数4e2)と算出する。
図9Aは、運転者2がフォークリフト100に搭乗しながら自動運転を行う搭乗中自動運転を示すフローチャートである。図9Aに示すフローチャートは、後述する無人運転の処理を示すフローチャートにおけるステップSc1bとステップSc9bを除いたものにステップSc13aの処理を追加したものである。
送受信部501が搭乗中自動運転への切替指示を受信すると、運転切替スイッチ部504は、自動運転制御部503を起動して、自動運転の処理を開始させる(ステップSc2a)。運転切替スイッチ部504は、運転者2のリフトレバー106、チルトレバー107、リーチレバー108の操作による荷役制御部509の制御を停止し、荷役制御部509が、自動運転制御部503からの制御指示情報によって動作するように切り替える(ステップSc3a)。運転切替スイッチ部504は、運転者2のアクセルレバー109、ブレーキペダル110、ステアリングハンドル111の操作による走行制御部508の制御を停止し、走行制御部508が、自動運転制御部503からの制御指示情報によって動作するように切り替える(ステップSc4a)。
図9Bは、無人運転への切替指示を受信した際のフォークリフト100の処理を示すフローチャートである。送受信部501が無人運転への切替指示を受信すると、搭乗判定部513は、フロアスイッチ118がオフ状態になっているか否かを判定する(ステップSc1b)。フロアスイッチ118がオン状態である場合(ステップSc1b:No)、自動運転制御部503を起動せずに、ステップSc1bの処理を継続する。つまり、フォークリフト100は、無人運転への切替指示を受信してから運転者2が降車するまで、無人運転制御を開始しない。フロアスイッチ118がオフ状態になった場合(ステップSc1b:Yes)、運転切替スイッチ部504は、自動運転制御部503を起動して、自動運転の処理を開始させる(ステップSc2b)。運転切替スイッチ部504は、運転者2のリフトレバー106、チルトレバー107、リーチレバー108の操作による荷役制御部509の制御を停止し、荷役制御部509が、自動運転制御部503からの制御指示情報によって動作するように切り替える(ステップSc3b)。運転切替スイッチ部504は、運転者2のアクセルレバー109、ブレーキペダル110、ステアリングハンドル111の操作による走行制御部508の制御を停止し、走行制御部508が、自動運転制御部503からの制御指示情報によって動作するように切り替える(ステップSc4b)。
これにより、無人運転と有人運転とを切り替えることを可能とし、有人運転中の疲労の多いときに疲労度の小さい内容の荷役作業を割り当てることができる。
例えば、荷重センサ112が出力する重量値に基づいて荷物が積載されているか否かを出力する積載検出部510の出力情報を作業状況管理部502が取得して、荷物を積載している場合、「作業中」を示している作業状況を示す情報として出力し、荷物が積載されていない場合、「完了」を示している作業状況を示す情報として出力し、指示生成部309が、当該作業状況を示す情報に基づいて、有人運転から無人運転に切り替えるようにしてもよい。
また、荷役制御部509が出力するリフト制御の種類であるリフトアップとリフトダウンを示す情報を作業状況管理部502が取得して作業状況を示す情報とし、リフトアップした場合、「作業中」を示しているものとして出力し、リフトダウンした場合、「完了」を示しているものとして出力し、指示生成部309が、当該作業状況を示す情報に基づいて、有人運転から無人運転に切り替えるようにしてもよい。
また、図7の処理において、リフトアップしながら走行する場合や、リフトダウンしながら走行するような場合が想定される場合、ステップSa2の走行状態の判定をしない構成であってもよい。
例えば、生体情報検出装置200が検出した15秒間の脈拍数の標準偏差を繰り返し算出し、標準偏差値が、予め定められる値を超える場合に、疲労していると判定するようにしてもよい。
また、平常時における15秒間の脈拍数を計測しておき、生体情報検出装置200が検出した15秒間の脈拍数から平常時の脈拍数を減算し、その差を繰り返し加算していき、加算した値が、予め定められる値を超える場合に疲労していると判定するようにしてもよい。
また、平常時における15秒間の脈拍数に、予め定められる値を加えた値を基準値とし、15秒ごとに計測される脈拍数が、当該基準値を連続して予め定められる回数超える場合に、疲労していると判定するようにしてもよい。
ディスプレイ114に無人運転状態で行われた作業を表示する構成は、例えば、以下のような構成で実現することができる。記憶部512の作業状況テーブル512Cにおいて、「運転状態」の項目を更に設けて、作業状況管理部502が、有人運転状態で行われた作業であるか、または、無人運転状態で行われた作業であるかを示す情報を、レコードを生成する際、または、「完了状態」の項目に「完了」を書き込む際に、運転状態情報512Bを参照して書き込むようにしておく。そして、運転切替スイッチ部504は、無人運転から有人運転に切り替えた場合に、「運転状態」の項目が無人運転状態を示しているレコードを作業状況テーブル512Cから選択してディスプレイ114に出力する。
このような構成にすることにより、無人運転状態の間、運転者2が運転席117に乗車していない場合、有人運転に変わった際に、無人運転状態の間に行われた作業を確認することができる。
2 運転者
100 フォークリフト
105 車両制御装置
106 リフトレバー
107 チルトレバー
108 リーチレバー
109 アクセルレバー
110 ブレーキペダル
111 ステアリングハンドル
112 荷重センサ
113 カメラ
114 ディスプレイ
115 前輪
116 後輪
117 運転席
118 フロアスイッチ
200 生体情報検出装置
300 管理装置
301 作業計画情報記憶部
302 作業計画情報選択部
303 作業済情報書込部
304 送受信部
305 車両状態書込部
306 疲労度算出部
307 疲労度判定部
308 位置特定部
309 指示生成部
310 回復通知部
313 荷役疲労増加判定部
314 タイマー
315 搭乗中自動運転回数判定部
400 位置マーク
501 送受信部
502 作業状況管理部
503 自動運転制御部
504 運転切替スイッチ部
508 走行制御部
509 荷役制御部
510 積載検出部
511 位置検出部
512 記憶部
513 搭乗判定部
Claims (16)
- 運転者が疲労しているか否かを判定する疲労度判定部と、
前記運転者が有人運転を行っているときの前記疲労度判定部による判定結果と、前記運転者が有人運転を行っているときに前記運転者に割り当てられている荷役作業による疲労度の増加分との総和を算出し、前記総和が休憩に入る基準となる所定の疲労度を示す第1閾値よりも小さい所定の疲労度を示す第2閾値以上であるか否かを判定する荷役疲労増加判定部と、
前記荷役疲労増加判定部が前記総和が前記第2閾値以上であると判定した場合に、前記有人運転から無人運転の運転状態へ切り替える指示を生成し、荷役車両へ出力する指示生成部と、
を備えることを特徴とする荷役車両呼出装置。 - 前記指示生成部は、
前記運転者の脈拍数が示す疲労度が前記第2閾値未満であると前記疲労度判定部が判定した場合に、前記運転者による有人運転を保持させることを決定する
ことを特徴とする請求項1に記載の荷役車両呼出装置。 - 前記運転者の脈拍数が示す疲労度が前記第2閾値よりも小さい疲労度を示す所定の第3閾値以上であると前記疲労度判定部が判定した場合に、動作を開始し、所定時間が経過したか否かを判定するタイマーを備え、
前記指示生成部は、
前記タイマーが前記所定時間が経過したと判定した場合に、前記運転者による有人運転を保持させることを決定する
ことを特徴とする請求項1に記載の荷役車両呼出装置。 - 前記運転者の位置を特定する位置特定部と、
を備え、
前記指示生成部は、
前記疲労度判定部が前記運転者が疲労から回復したと判定した場合に、無人運転により前記位置特定部が特定した位置へ移動させる移動指示を前記荷役車両へ出力する
ことを特徴とする請求項1から3のいずれか1つに記載の荷役車両呼出装置。 - 前記運転者の生体情報に基づいて、前記運転者の疲労度を算出する疲労度算出部を備え、
前記疲労度判定部は、
前記疲労度に基づいて前記判定を行う
ことを特徴とする請求項1から4のいずれか1つに記載の荷役車両呼出装置。 - 前記疲労度判定部は、
前記第1閾値と、前記疲労度とに基づいて、前記運転者が疲労しているか否かを判定し、前記無人運転から前記有人運転の運転状態へ切り替える基準となる所定の疲労度を示す第4閾値と、前記疲労度算出部が算出した疲労度とに基づいて、前記運転者が疲労から回復しているか否かを判定し、前記第1閾値と前記第4閾値とは異なる値が定められる
ことを特徴とする請求項5に記載の荷役車両呼出装置。 - 前記指示生成部は、
前記荷役車両の作業状況を示す情報が、作業完了の状態を示している場合に前記運転状態を切り替える指示を前記荷役車両へ出力する
ことを特徴とする請求項1から6のいずれか1つに記載の荷役車両呼出装置。 - 前記指示生成部は、
荷役対象物の積載の有無を示す情報に基づいて検出された前記作業状況を示す情報が、作業完了の状態を示している場合に前記運転状態を切り替える指示を前記荷役車両へ出力する
ことを特徴とする請求項7に記載の荷役車両呼出装置。 - 前記指示生成部は、
荷役対象物を持ち上げる動作と降ろす動作を示す情報に基づいて検出された前記作業状況を示す情報が、作業完了の状態を示している場合に前記運転状態を切り替える指示を前記荷役車両へ出力する
ことを特徴とする請求項7または8に記載の荷役車両呼出装置。 - 前記指示生成部は、
前記作業状況を示す情報が、作業完了の状態でない場合、作業の完了後に前記運転状態の切り替えを行うことを前記荷役車両に通知させる
ことを特徴とする請求項7から9のいずれか1つに記載の荷役車両呼出装置。 - 請求項1から10のいずれか1つに記載の荷役車両呼出装置と、
有人運転と無人運転との運転状態を切り替え、前記荷役車両呼出装置が前記総和が前記第2閾値以上であると判定した場合に、前記運転状態を前記有人運転から前記無人運転へ切り替える運転切替スイッチ部を有する荷役車両と、
を備えることを特徴とする荷役車両システム。 - 荷役車両と、前記荷役車両の運転者の生体情報を検出する生体情報検出装置と、前記荷役車両が行う作業を管理する荷役車両呼出装置とを備える荷役車両システムであって、
前記荷役車両呼出装置は、
前記荷役車両が移送する荷役対象物の荷置き場所の位置を示す情報及び移送先の位置を示す情報を含む作業特定情報と、当該作業の完了状態を示す情報とを含む作業計画情報を、前記作業の完了状態を示す情報を未完了を示す情報として記憶する作業計画情報記憶部と、
前記作業計画情報記憶部から、前記作業の完了状態を示す情報が、未完了となっている所定の前記作業計画情報を選択し、当該作業計画情報に含まれる前記作業特定情報を前記荷役車両へ出力する作業計画情報選択部と、
前記荷役車両から前記作業特定情報を受信した場合、当該作業特定情報に対応する前記作業の完了状態を示す情報を、未完了から完了を示す情報に書き換える作業済情報書込部と、
前記運転者の生体情報に基づいて、前記運転者の疲労度を算出する疲労度算出部と、
前記疲労度に基づいて、前記運転者が疲労しているか否かを判定する疲労度判定部と、
前記運転者が有人運転を行っているときの前記疲労度判定部による判定結果と、前記運転者が有人運転を行っているときに前記運転者に割り当てられている荷役作業による疲労度の増加分との総和を算出し、前記総和が休憩に入る基準となる所定の疲労度を示す第1閾値よりも小さい所定の疲労度を示す第2閾値以上であるか否かを判定する荷役疲労増加判定部と、
を備え、
前記荷役車両は、
前記荷役対象物を前記荷置き場所の位置から、前記移送先の位置に移送する作業を行った場合、前記荷置き場所の位置を示す情報と、前記移送先の位置を示す情報とを含む前記作業特定情報を前記荷役車両呼出装置に送信する作業状況管理部と、
有人運転と無人運転との運転状態を切り替え、前記荷役疲労増加判定部が前記総和が前記第2閾値以上であると判定した場合に、前記有人運転から前記無人運転の運転状態へ切り替える運転切替スイッチ部と、
前記運転切替スイッチ部が、前記運転状態を前記有人運転から前記無人運転へ切り替えた場合、前記荷役車両呼出装置から送信される前記作業特定情報を受け、当該作業特定情報に基づいて、前記荷役対象物の移送を行う自動運転制御部と、
を備え、
前記生体情報検出装置は、
前記運転者の生体情報を取得して前記荷役車両呼出装置に送信する
ことを特徴とする荷役車両システム。 - 無人運転と有人運転との切り替えを可能とする荷役車両を呼び出す荷役車両呼出装置の制御方法であって、
運転者が疲労しているか否かを判定し、
前記運転者が有人運転を行っているときの前記荷役車両呼出装置による判定結果と、前記運転者が有人運転を行っているときに前記運転者に割り当てられている荷役作業による疲労度の増加分との総和を算出し、前記総和が休憩に入る基準となる所定の疲労度を示す第1閾値よりも小さい所定の疲労度を示す第2閾値以上であるか否かを判定し、
前記総和が前記第2閾値以上であると判定した場合に、前記有人運転から前記無人運転の運転状態へ切り替える指示を生成し、前記荷役車両へ出力する
ことを特徴とする荷役車両呼出装置の制御方法。 - 請求項1から10のいずれか1つに記載の荷役車両呼出装置と、荷役車両とを備える荷役車両システムの制御方法であって、
有人運転と無人運転との運転状態を切り替え、前記荷役車両呼出装置が前記総和が前記第2閾値以上であると判定した場合に、前記運転状態を前記有人運転から前記無人運転へ切り替える
ことを特徴とする荷役車両システムの制御方法。 - 荷役車両と、前記荷役車両の運転者の生体情報を検出する生体情報検出装置と、前記荷役車両が行う作業を管理する荷役車両呼出装置とを備える荷役車両システムの制御方法であって、
前記荷役車両呼出装置は、前記荷役車両が移送する荷役対象物の荷置き場所の位置を示す情報及び移送先の位置を示す情報を含む作業特定情報と、当該作業の完了状態を示す情報とを含む作業計画情報を、前記作業の完了状態を示す情報を未完了を示す情報として記憶する記憶部から、前記作業の完了状態を示す情報が、未完了となっている所定の前記作業計画情報を選択し、当該作業計画情報に含まれる前記作業特定情報を出力し、
前記荷役車両呼出装置は、前記荷役車両から前記作業特定情報を受信した場合、当該作業特定情報に対応する前記作業の完了状態を示す情報を、未完了から完了を示す情報に書き換え、
前記荷役車両呼出装置は、前記運転者の生体情報に基づいて、前記運転者の疲労度を算出し、
前記荷役車両呼出装置は、前記疲労度に基づいて、前記運転者が疲労しているか否かを判定し、
前記荷役車両呼出装置は、前記運転者が有人運転を行っているときの判定結果と、前記運転者が有人運転を行っているときに前記運転者に割り当てられている荷役作業による疲労度の増加分との総和を算出し、前記総和が休憩に入る基準となる所定の疲労度を示す第1閾値よりも小さい所定の疲労度を示す第2閾値以上であるか否かを判定し、
前記荷役車両は、前記荷役対象物を前記荷置き場所の位置から、前記移送先の位置に移送する作業を行った場合、前記荷置き場所の位置を示す情報と、前記移送先の位置を示す情報とを含む前記作業特定情報を前記荷役車両呼出装置に送信し、
前記荷役車両は、有人運転と無人運転との運転状態を切り替え、前記荷役車両呼出装置が前記総和が前記第2閾値以上であると判定した場合に、前記有人運転から前記無人運転の運転状態へ切り替え、
前記荷役車両は、前記運転状態を前記有人運転から前記無人運転へ切り替えた場合、前記荷役車両呼出装置から送信される前記作業特定情報を受け、当該作業特定情報に基づいて、前記荷役対象物の移送を行い、
前記生体情報検出装置は、前記運転者の生体情報を取得して前記荷役車両呼出装置に送信する
ことを特徴とする荷役車両システムの制御方法。 - 荷役車両呼出装置に備えられるコンピュータに、
運転者が疲労しているか否かを判定させる手順、
前記運転者が有人運転を行っているときの前記荷役車両呼出装置による判定結果と、前記運転者が有人運転を行っているときに前記運転者に割り当てられている荷役作業による疲労度の増加分との総和を算出し、前記総和が休憩に入る基準となる所定の疲労度を示す第1閾値よりも小さい所定の疲労度を示す第2閾値以上であるか否かを判定させる手順、
前記荷役車両呼出装置が前記総和が前記第2閾値以上であると判定した場合に、前記有人運転から無人運転の運転状態へ切り替える指示を生成し、荷役車両へ出力させる手順、
を実行させるための荷役車両の制御プログラム。
Priority Applications (1)
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