JP6230947B2 - 経口摂取具 - Google Patents

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Description

本発明は、使用者が口にくわえて含むことで固形状又は半固形状の薬剤又は食品を唾液で溶かして摂取するための経口摂取具に関する。
乳幼児のむし歯予防を行うための対策として、乳幼児にロイテリ菌やキシリトールを摂取させることが効果的である。乳幼児がロイテリ菌を摂取することにより、むし歯の原因菌であるミュータンス菌の感染時期(1歳7ヶ月から2歳7ヶ月)に善玉のロイテリ菌を口腔内に意図的に定着させることができる。これにより、ミュータンス菌の感染を防止し、むし歯菌の定着を阻止し、口腔内にむし歯の原因菌の無い子供へと支援することができる。また、キシリトールの摂取により、口腔内でのむし歯菌の活動を抑制し、むし歯菌の数の抑制、歯の再石灰化を促進することができる。
ところが、3歳〜4歳程度の年齢の小児であれば、これらロイテリ菌やキシリトールの成分を含有した錠剤を口に含んで溶かしながら摂取することが可能である。これにより、錠剤の成分が比較的ゆっくりと長い時間をかけて口腔に投与されるため、これらの成分を口腔内に定着させることができる。
しかしながら、1〜2歳程度の乳幼児は、錠剤を与えても直ぐに飲み込んでしまうため、錠剤の作用物質がほとんど口腔内に留まることが無い。そのため、錠剤の成分による上記の効果を殆ど得ることができない。また、特に年齢が低い乳幼児においては、錠剤を誤って飲み込むことで窒息する危険がある。したがって、錠剤をそのまま乳幼児に与えることは実質的に不可能である。
なお、上記課題に関連する従来技術として、特許文献1に記載のおしゃぶり用乳首がある。このおしゃぶり用乳首は、おしゃぶりが備える乳首体の先端部に錠剤を挿入可能な収容室を設けた構成である。しかしながら、この構成では、乳首体の先端部が特殊な形状となっていることで、その製造に手間と時間がかかる。また、乳首体の先端部が特殊な形状であるため、使用者である乳幼児にとって、乳首の使用する際の使い心地があまり良くないという問題もある。
特表2002−506687号公報
本発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、その目的は、錠剤又はゼリーなど固形状又は半固形状の薬剤又は食品をそのまま口に入れて摂取できない乳幼児などの使用者でも、当該薬剤又は食品を唾液で溶かして安全かつ効果的に摂取することができる経口摂取具を提供することにある。
上記の課題を解決するため、本発明にかかる経口摂取具は、固形状又は半固形状の薬剤又は食品を唾液で溶かして摂取するための経口摂取具であって、柔軟性を有する材質からなり使用者が口にくわえて含む本体部と、前記本体部内に形成した中空の収容部と、前記収容部内に固形状又は半固形状の薬剤又は食品を挿入可能な開口部と、前記収容部と外部とを連通する複数の小孔とを備えることを特徴とする。
本発明にかかる経口摂取具によれば、本体部内の収容部に錠剤を収容した状態で本体部を口にくわえて含むことで、本体部に設けた小孔を介して収容部内に唾液が流入する。そして、この唾液で溶けた錠剤の成分が唾液と共に小孔を介して収容部の外部へ流出する。これにより、小孔から流出した錠剤の成分が口腔内の上あご及び上歯や下あご及び下歯などの各部に満遍なく行き渡るようになる。さらにこの場合、錠剤の成分は、比較的に長い時間をかけて小孔から徐々に収容部の外部へ流出するため、口腔内の各部へ時間をかけて行き渡らせることができる。したがって、錠剤の成分による効能を口腔内の各部に効率的に作用させることができるようになる。
また、本発明にかかる経口摂取具は、その一実施態様として、乳幼児に使用させるためのおしゃぶりとすることができる。このおしゃぶりは、前記本体部を保持する基部と、前記基部と一体に形成されて該基部から突出するつば部と、前記基部に取り付けられて前記開口部を開閉する蓋部材とを備えていてよい。
また、この場合、前記本体部は、前記収容部を内部に備える先端部と、前記先端部と一体に形成されて前記基部に取り付けられる根元部と、前記先端部からその両側に突出する突起状の突出部とを備えていてよい。
この構成によれば、本体部を口に含んだ状態で、先端部の両側の突出部が上あごの内面の両側それぞれに当接するようになる。これにより、両側の突出部で上あごが左右に押し広げられた状態となることで、使用者である乳幼児の上あごの適正な成長を促進することができ、歯並びを良好にすることができる。
また、この場合、前記本体部が備える前記先端部及び前記突出部は、その外面の少なくとも一部が略球面状に形成されていてよい。
この構成によれば、突出部を含む本体部の先端部の少なくとも一部が略球面状に形成されていることで、本体部をくわえて口に含んだ状態で、突出部及び先端部を上の内面に均等に当接させることが可能となる。これにより、上あごに均等な力が作用することで、使用者である乳幼児の上あごの正常な成長を促すことができる。したがって、このことによっても乳幼児の歯並びを良好にすることができる。
また、本発明にかかる経口摂取具の他の実施態様として、口腔内を清掃するための口腔用ブラシがある。この口腔用ブラシは、前記本体部の表面に多数の毛を備えるブラシ部と、前記本体部と一体に設けた取っ手部とを備え、前記ブラシ部が有する多数の毛の隙間に前記小孔が形成されていてよい。
上記の口腔用ブラシによれば、可撓性(柔軟性)を有する本体部を上下の歯及び顎で噛みしめることによって、乳幼児において適正な噛む力を育成することができ、健全な歯並びの形成を支援することができる。また、上記の口腔用ブラシによれば、本体部を口にくわえて含んだ状態で取っ手部を持って本体部を左右に動かすことにより、上下の顎に対して同時に歯及び歯肉のマッサージを行うことができる。
さらに、上記の口腔用ブラシによれば、収容部に錠剤を収容した本体部を口に含んで上下の歯及び顎で噛みしめることで、小孔を介して収容部に導入される唾液で錠剤を溶かすことができる。そして、溶けた錠剤の成分が小孔を介して口腔内に時間をかけて流出するので、歯及び歯肉のマッサージ及び洗浄を行いながら、時間をかけてゆっくりと錠剤成分を摂取することができる。特に、ブラシ部が有する多数の毛の隙間に小孔が形成されていることで、ブラシ部によるマッサージ及び洗浄の施した箇所に錠剤の成分が導かれるようになるので、より錠剤の成分による効能を得られやすくなる。
本発明にかかる経口摂取具によれば、固形状又は半固形状の薬剤又は食品をそのまま口に入れて摂取することができない乳幼児などの使用者でも、本体部を口にくわえて含むことで当該薬剤又は食品を唾液で溶かして安全且つ効果的に摂取することができる。
本発明にかかる経口摂取具の第1実施形態であるおしゃぶりを示す図で、(a)は、側面図、(b)は、(a)のI矢視図、(c)は、側断面図である。 おしゃぶりを前面側から見た図で、蓋体を回動させて開口部を開いた状態を示す図である。 おしゃぶりの本体部を口にくわえて含んだ状態を示す図である。 本体部の変形例を示す図で、(a)は、本体部の平面図(上方から見た図)、(b)は、(a)のII矢視図である。 本発明にかかる経口摂取具の第2実施形態である乳幼児用の口腔内清掃用ブラシを示す図で、(a)は、平面図、(b)は、(a)のIII−III断面図、(c)は、(a)のIV−IV断面図、(d)は、(a)のV矢視図、(e)は、(a)のVI矢視図である。 本発明にかかる経口摂取具の第3実施形態である成人(老人)用の口腔内清掃用ブラシを示す図で、(a)は、平面図、(b)は、(a)のVII矢視図、(c)は、(a)のVIII矢視図である。 本体部の外形線の作図方法を説明するための図である。
以下、添付図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
〔第1実施形態〕
図1は、本発明にかかる経口摂取具の第1実施形態であるおしゃぶりを示す図で、(a)は、側面図、(b)は、(a)のI矢視図、(c)は、側断面図である。図1に示すように、本実施形態のおしゃぶり10は、乳幼児などの使用者が口にくわえて含むための中空の本体部(乳首部)20と、本体部20を保持する基部30と、基部30に回動可能に取り付けられた蓋体40と、基部30から外方に突出する板状のつば部60と、基部30に取り付けられたハンドル50とを備えている。
本体部20は、女性の乳首を模して形成された部分で、基部30から後面側に突出している。また、蓋体40は、基部30の本体部20を保持する側(前面側)とは反対の側(後面側)に保持されている。本体部20および蓋体40は、本体部20の突出方向に沿って基部30を挟んで対向する位置に配置されている。
なお、以下の説明において、「上」、「下」、「前」、「後」というときは、基部30から突出する本体部20の中心軸方向を水平方向にして、使用者(乳幼児等)が本体部20を口にくわえた状態において、使用者と反対側(蓋体40側)を「前」とし、本体部20側を「後」とし、その状態での上と下をそれぞれ「上」、「下」というものとする。また、軸方向というときは、本体部20の中心軸方向を指すものとする。
本体部20は、弾性変形が可能な軟質の合成樹脂材料などからなり、例えば、透明又は半透明のシリコンゴムが材料として用いられる。本体部20は、内部に中空の収容部24を有する袋状の先端部21と、先端部21の前側で軸方向に連続する根元部22とを有している。また、先端部21には、多数の貫通孔からなる小孔23が形成されている。根元部22は、その前端部(根元側の端部)が開口部35になっている。この根元部22の開口部35を介して外部から本体部20の収容部24内に錠剤80を挿入することができる。開口部35は、一例として、直径10mmm、高さ6〜7mm程度の錠剤が通過可能な径寸法に設定されている。そして、後述するように、小孔23を介して収容部24内に唾液が流入し、その唾液で溶けた錠剤80の成分が小孔23から再び流出するように構成されている。小孔23は、上記寸法の錠剤80が通過することができない微小寸法の貫通孔である。
基部30は、第1部材31と、第1部材31と嵌合された第2部材32とによって略板状に形成されている。なお、第1部材31の一部はつば部60も構成している。第1部材31は、本体部20の根元部22に外側から環状に当接する。一方、第2部材32は、本体部20の根元部22に内側から環状に当接する。そして、本体部20の根元部22は、第1部材31と第2部材32とに挟持されている。これにより、基部30は、その後面側から本体部20が突出するようにして該本体部20を保持している。
蓋体40は、基部30の前面側を覆う略板状に形成されており、該蓋体40と一体に形成された軸部44を備える。蓋体40の軸部44は、基部30に回動可能(回転可能)に保持されている。蓋体40の回動軸心(軸部44の中心)は、本体部20の軸方向と略平行となっている。
図2は、おしゃぶり10を前面側から見た図で、蓋体40を回動させて開口部35を開いた状態を示す図である。蓋体40は、軸部44を中心に回動することにより、基部30の前面側に重なり合う位置と、基部30の前面からずれた位置との間を移動(摺動)することができる。これにより、蓋体40は、基部30の開口部35を閉じる閉位置と開口部35を開く開位置との間で基部30に対して相対移動可能となっている。
すなわち、蓋体40を開位置に移動させることで、開口部35を開くことができる。この状態で開口部35を介して本体部20の収容部24に錠剤80を収容することができる。また、収容部24に錠剤80を収容したら、蓋体40を閉位置に移動させて開口部35を閉じることができる。これにより、収容部24に収容した錠剤が収容部24から出てしまうことや、収容部24に液体や埃等が入り込むことを防止できる。
また、蓋体40の内面(本体部20側の面)40aには、本体部20に向かって突出する凸部44が設けられている。一方、基部30の第2部材32の外面(蓋体40側を向く面)32aには、凸部44を嵌合させる凹部36が形成されている。蓋体40が閉位置にある状態で、これら凸部44と凹部36が互いに対向して配置される。これにより、凸部44が凹部36に嵌合することで閉位置の蓋体40が基部30に対して係止される。
つば部60は、使用者がおしゃぶり10を誤って飲み込んでしまうことを防止するために設けられた部分で、基部30の両側(軸方向に対する両側)から外方(両外側)に突出している板状の部分である。つば部60は、基部30の第1部材31と一体に形成されている。また、つば部60には、二つの貫通孔61が形成されている。これら二つの貫通孔61よって、万一、使用者がつば部60を含めておしゃぶり10の全体を飲み込んだり口の中深くに入れてしまったりしても、当該貫通孔61を介しての呼吸が可能となる。
ハンドル50は、略U字状の帯状部51と、帯状部51の両端からそれぞれ内方に向けて突出する軸部56とを有している。軸部56は、基部30の両側面に回動可能(回転可能)に取り付けられている。ハンドル50は、つば部60を挟んで本体部20とは反対側に配置されている。
図3は、本実施形態のおしゃぶり10の本体部20をくわえて口に含んだ状態を説明するための図である。同図に示すように、本体部20の収容部24に錠剤80を収容した状態で、本体部20を口にくわえて含むことで、本体部20に設けた小孔23を介して収容部24内に唾液が流入する。そして、この唾液で溶けた錠剤80の成分が唾液と共に小孔23を介して収容部24の外部へ流出する。これにより、小孔23から流出した錠剤80の成分が、同図に矢印で示すように、口腔内100の上あご101及び上歯102や下あご111及び下歯112、さらには舌120の上などの各部に満遍なく行き渡る。さらにこの場合、錠剤80の成分は、比較的に長い時間をかけて小孔23から収容部24の外部へ徐々に流出するため、口腔内100の各部へ時間をかけて行き渡るようなる。したがって、錠剤80の成分による効能を口腔内100の各部へ効率的に作用させることができる。
ここで、収容部24に収容する錠剤80の一例として、ロイテリ菌の錠剤が挙げられる。乳幼児がロイテリ菌を摂取することにより、むし歯の原因菌であるミュータンス菌の感染時期(1歳7ヶ月から2歳7ヶ月)に善玉のロイテリ菌を口腔内に意図的に定着させることができる。これにより、ミュータンス菌の感染を防止し、むし歯菌の定着を阻止し、口腔内にむし歯原因菌の無い状態の子供となるように支援することができる。
また、収容部24に収容する錠剤80の他の例として、キシリトールの錠剤が挙げられる。乳幼児がキシリトールを摂取することにより、口腔内のむし歯菌の活動を抑制することができ、むし歯菌の数の抑制、歯の再石灰化を促進することができる。
さらに、収容部24に収容する錠剤80の他の例として、ポリリン酸ナトリウム(分割ポリリン酸)を含有する錠剤を用いることもできる。ポリリン酸ナトリウム(以下、単にポリリン酸と記す。)には、歯に付着する歯の黄ばみやくすみの原因物質であるステインを落とし易くすると共に、再度付着し難くする効果がある。したがって、錠剤80として、ポリリン酸を含有する錠剤を用いれば、乳幼児の歯を白くする効果(ホワイトニング効果)や歯を丈夫にする効果を得ることができる。
なお、上記のロイテリ菌やキシリトールやポリリン酸などを含有する薬剤は、上記の錠剤80には限らず、ゼリー状の薬剤やゲル状の薬剤など他の形状の薬剤であってもよい。
このように、本実施形態のおしゃぶり10によれば、収容部24に錠剤80を収容した状態の本体部20を口にくわえて含むことで、錠剤80をそのまま口に入れて摂取することが不可能な乳幼児でも、錠剤80の成分を安全かつ非常に効果的に摂取することができる。
図4は、本体部20の変形例を示す図で、(a)は、本体部20の平面図(上方から見た図)、(b)は、(a)のII矢視図である。同図に示す本体部20は、先端部21の外面の一部(上面)が略球面状に形成されており、該先端部21の両側(幅方向の両側)それぞれに突起状の突出部26が一体に形成されている。突出部26は、先端部21よりも一回り大径の球面状(図に符号Rで示す仮想線)の外形を有し、その一部(本体部20の後側の一部)が球面状に対して略U字状に括れた括れ部27を有している。突出部26には、収容部24及び小孔23は形成されておらず、該突出部26は中実の部分となっている。
また、上記の構成により、本体部20を口に含んだ状態で、図4(c)に示すように、先端部21の両側の突出部26が上あご101の両側に当接するようになる。これにより、両側の突出部26で上あご101が左右に押し広げられた状態となることで、上あご101の適正な成長を促進することができ、乳幼児の歯並びを良好にすることができる。
また、先端部21及び突出部26は、本体部20の後側から見てその上面20aが略球面状に形成されている。またこれにより、突出部26の先端側(両外側)が次第に下方に向かって(円弧状に)湾曲している。このように、突出部26を含む本体部20の先端部21の上面20aが略球面状に形成されていることで、本体部20をくわえて口に含んだ状態で、突出部26及び先端部21の上面20aが上あご101の内面に均等に当接するようになる。これにより、上あご101に均等な力が作用することで、上あご101の正常な成長を促すことができる。したがって、このことによっても乳児の歯並びを良好にすることができる。
〔第2実施形態〕
次に、本発明の第2実施形態について説明する。図5は、本発明にかかる経口摂取具の第2実施形態である乳幼児用の口腔用ブラシ10−2を示す図で、(a)は、平面図、(b)は、(a)のIII−III断面図、(c)は、(a)のIV−IV断面図、(d)は、(a)のV矢視図、(e)は、(a)のVI矢視図である。図5に示す口腔用ブラシ10−2は、乳幼児の歯及び歯肉の清掃及びマッサージを行うための器具であって、シリコンなど可撓性(柔軟性)を有する合成樹脂材からなる一体成型品である。この口腔用ブラシ10−2は、上面20−2c及び下面20−2dに多数本の毛を備えるブラシ部28が形成された本体部(バイトプレート部)20−2と、本体部20−2の前面20−2aから突出する取っ手部70とを一体に備える。本体部20−2の内部には、中空の収容部24−2が形成されている。収容部24−2は、本体部20−2の後面20−2bに形成したスリット状の開口部35−2を介して外部と連通している。また、本体部20−2の上面部20−2cと下面部20−2dには、収容部24−2に連通する貫通孔からなる小孔23−2が多数形成されている。なお、本実施形態では、図5(a)に示すように、本体部20−2は、その全体が上方から見て前面側に向かって略円弧状に湾曲する湾曲形状に形成されている。本体部20−2の寸法は、乳幼児が口にくわえて含むことができる最適な寸法に設定するとよい。
この口腔用ブラシ10−2は、柔軟性を有する材質からなるため、本体部20−2に設けたスリット状の開口部35−2を手などで上下に押し広げることができる。そして、開口部35−2を押し広げた状態で、該開口部35−2から収容部24−2内に錠剤80を挿入することができる。この状態で、本体部20−2を口にくわえて含み、該本体部20−2を上下の歯及び顎で噛みしめて使用する。なお、開口部35−2は、手などで上下に押し広げている間だけ大きく開かれ、錠剤80を挿入した後で手などを離すと再び元の大きさに閉じられる。したがって、一度収容部24−2に収容した錠剤80が開口部35−2から外に出るおそれはない。
本実施形態の口腔用ブラシ10−2によれば、シリコン素材など可撓性(柔軟性)を有する本体部20−2を上下の歯及び顎を使い噛みしめることによって、特に乳児又は幼児において適正な噛む力を育成することができ、健全な歯並びの形成を支援することができる。
また、本実施形態の口腔用ブラシ10−2によれば、本体部20−2をくわえて口に含んだ状態で、取っ手部70を持って本体部20−2を左右に動かすことにより、上下の顎に対して同時に歯及び歯肉のマッサージを行うことができる。
さらに、本実施形態の口腔用ブラシ10−2によれば、本体部20−2に錠剤80を収容するための中空の収容部24−2を設けているため、当該収容部24−2に錠剤80を収容できる。これにより、収容部24−2に錠剤80を収容した本体部20−2を口に含んで上下の歯及び顎で噛みしめることで、小孔23−2を介して収容部24−2に導入される唾液で錠剤80を溶かすことができる。そして、溶けた錠剤80の成分が小孔23−2を介して口腔内に時間をかけて流出するので、歯及び歯肉のマッサージを行いながら時間をかけてゆっくりと錠剤80の成分を摂取することができる。
特に、ブラシ部28が有する多数の毛の隙間に小孔23−2が形成されていることで、ブラシ部28によるマッサージ及び洗浄を施した箇所に錠剤80の成分が導かれるようになるので、より錠剤の成分による効能を得られやすくなる。
このように、本実施形態の口腔用ブラシ10−2によれば、本体部20−2を噛みしめることで、近年主食の軟化が進んでいる乳幼児における顎の発育不足の解消を図ることができる。また、ブラシ部28で歯及び歯茎を洗浄することができるので、歯磨きの効率化を図ることができる。さらに、ブラシ部28で歯肉をマッサージすることで、健康な歯肉の獲得を図ることができる。さらには、中空の収容部24−2に錠剤80を収容した状態で使用することで、上記の効果を得ながら錠剤80の成分の効率的な摂取が可能となる。
したがって、本実施形態の口腔用ブラシ10−2においても、第1実施形態のおしゃぶり10と同様に、錠剤80としてロイテリ菌の錠剤を用いることで、むし歯の原因菌であるミュータンス菌の感染時期(1歳7ヶ月から2歳7ヶ月)に善玉のロイテリ菌を意図的に定着させることができ、ミュータンス菌の感染を防止し、むし歯菌の定着を阻止し、口腔内にむし歯原因菌の無い子供へと支援することができる。また、錠剤80としてキシリトールの錠剤を用いることで、むし歯菌の活動を抑制、むし歯菌の数の抑制、歯の再石灰化を促進することができる。また、錠剤80として、ポリリン酸を含有する錠剤を用いれば、使用者である乳幼児などの歯を白くする効果(ホワイトニング効果)や歯を丈夫にする効果を得ることができる。
〔第3実施形態〕
次に、本発明の第3実施形態について説明する。図6は、本発明にかかる経口摂取具の第3実施形態である成人用(老人用)の口腔用ブラシ10−3を示す図で、(a)は、平面図、(b)は、(a)のVII矢視図、(c)は、(a)のVIII矢視図である。図6に示す口腔用ブラシ10−3は、第2実施形態の口腔用ブラシ10−2と同様、シリコンなど可撓性(柔軟性)を有する合成樹脂材からなる一体成型品である。この口腔用ブラシ10−3は、特に介護などが必要な老人向けの口腔内清掃及びマッサージ用の器具として用いて好適な口腔用ブラシであって、上面20−3c及び下面20−3dに多数本の毛を備えるブラシ部28が形成された本体部(バイトプレート部)20−3と、本体部20−3の前面20−3aにおける一方の側部の近傍から前方に突出する取っ手部70とを一体に備える。本体部20−3の内部には、中空の収容部24−3が形成されている。収容部24−3は、本体部20−3の後面20−3bに形成したスリット状の開口部35−3を介して外部と連通している。また、本体部20−3の上面部20−3cと下面部20−3dには、収容部24−3に連通する貫通孔からなる小孔23−3が多数形成されている。
本体部20−3は、図6(a)に示すように、その全体が上方から見て前面側に向かって若干湾曲する湾曲形状に形成されている。そして、本体部20−3の前面20−3aと後面20−3bとの間の幅寸法は、本体部20−3の上方から見て左側面20−3f側が広くなっており、右側面20−3d側に行くに連れて次第に狭くなっている。また、本体部20−3の前面20−3aと後面20−3bにはそれぞれ、上方及び下方に突出する前突出片29a及び後突出片29bが形成されている。前突出片29a及び後突出片29bはいずれも本体部20−3の横方向(左右方向)に沿って延びる帯状である。そして、前突出片29aは、後突出片29bよりもその上方及び下方への突出寸法(高さ寸法)が大きな寸法になっている。また、取っ手部70は、本体部20−3の前面20−3aにおける右側面部20−3eの近傍に取り付けられている。
図7は、口腔内清掃用ブラシ10−3の本体部20−3の外形線の作図方法を説明するための図である。同図を用いて、本体部20−3の上方から見た外形線(図6(a)に示す本体部20−3の外形線)を作図する手法について説明する。本体部20−3の外形線を描くには、下記(1)〜(13)の手順で作図を行う。
(1)基準線X−Yを引く。
(2)基準線X−Y上の任意の位置をA点とする。
(3)A点から右に15mmの位置をB点とする。
(4)A点を中心とする半径70mmの円弧R1を描く。
(5)B点を中心とする半径70mmの円弧R2を描く。
(6)円弧R1と円弧R2の交点をC点とする。
(7)C点から直線距離で60mm離れた円弧R1上の点をD点とする。
(8)C点から直線距離で60mm離れた円弧R2上の点をE点とする。
(9)C点から直線距離で80mm離れた円弧R1上の点をF点とする。
(10)F点を通る基準線X−Yと平行な直線が円弧R2と交わる点をG点とする。
(11)基準線X−Yと円弧R1とが交わる点をH点とする。
(12)H点から基準線上で右側に20mm離れた位置をK点とする。
(13)D点とE点を繋ぐ直線と、E点とG点を繋ぐ円弧R2と、G点とK点を繋ぐ直線と、K点とH点を繋ぐ直線と、H点とF点を繋ぐ直線と、F点とD点を繋ぐ円弧R1とで囲まれる線を本体部20−3の外形線とする。
本実施形態の口腔用ブラシ10−3でも、柔軟性を有する材質からなる本体部20−3に設けたスリット状の開口部35−3を手などで上下に押し広げることができる。そして、開口部35−3を押し広げた状態で、該開口部35−3から収容部24−3内に錠剤80を挿入することができる。この状態で、本体部20−3を口にくわえて含み、該本体部20−3を上下の歯及び顎で噛みしめて使用する。なお、開口部35−3は、手などで上下に押し広げている間だけ大きく開かれ、錠剤80を挿入した後で手などを離すと再び元の大きさに閉じられる。したがって、一度収容部24−3に収容した錠剤80が開口部35−3から外に出るおそれはない。
本実施形態の口腔用ブラシ10−3によれば、本体部20−3をくわえて口に含んだ状態で、取っ手部70を持って本体部20−3を左右に動かすことにより、上下の顎に対して同時に歯及び歯肉の清掃(ブラッシング)及びマッサージを行うことができる。このとき、まず、取っ手部70を左手で持ち、本体部20−3の幅の広い左側面20−3fを左の奥歯側に配置し、幅の狭い右側面20−3eを前歯側に配置し、その状態で本体部20−3を左右に僅かに動かすことで口腔内の左半分の歯及び歯肉の清掃及びマッサージを行う。次に、本体部20−3を裏返して左右を反転させた状態とする。これにより、本体部20−3の左側面20−3fが右側に位置し、右側面20−3eが左側に位置する。その状態で、取っ手部70を右手で持ち、幅の広い左側面20−3fを右の奥歯側に配置し、幅の狭い右側面20−3eを前歯側に配置し、その状態で本体部20−3を左右に僅かに動かすことで、口腔内の右半分の歯及び歯肉の清掃及びマッサージを行う。こうして、口腔内の左右の歯及び歯肉を半分ずつ清掃及びマッサージすることで、全体の歯及び歯肉の清掃及びマッサージを効率的に行うことができる。
さらにこのとき、本体部20−3の前面20−3aに設けた前突出片29aは歯茎の外側(表側)と唇の内側との隙間に配置され、本体部20−3の後面20−3bに設けた後突出片29bは歯茎の内側(裏側)の面に対向して配置される。これに対して、後突出片29bは前突出片29aよりもその突出寸法が小さな寸法になっていることで、後突出片29bが歯茎の内側(裏側)の面に強く当接することを防止できる。したがって、歯及び歯肉の清浄及びマッサージをスムーズにかつ違和感無く(心地よく)行うことができる。
そして、本実施形態の口腔用ブラシ10−3でも、本体部20−3に錠剤80を収容するための中空の収容部24−3を設けているため、当該収容部24−3に錠剤80を収容できる。これにより、収容部24−3に錠剤80を収容した本体部20−3を口に含んで歯及び歯肉の清掃及びマッサージを行うことで、小孔23−3を介して収容部24−3に導入される唾液で錠剤80を溶かすことができる。そして、溶けた錠剤80の成分が小孔23−3を介して口腔内に時間をかけて流出するので、歯及び歯肉の清掃及びマッサージを行いながら時間をかけてゆっくりと錠剤80の成分を摂取することができる。
このとき、本体部20−3の前突出片29aは後突出片29bよりもその突出寸法が大きな寸法になっていることで、小孔23−3から流出する錠剤80の成分が含まれる唾液が前突出片29bによって堰き止められる効果がある。これにより、錠剤80の成分が含まれる唾液を歯及び歯肉やそれらの近傍へより長時間に渡って効果的に滞留させることが可能となるので、口腔内の適切な箇所に対して、錠剤80の成分による効果を非常に効率的に及ぼすことができるようになる。
このように、本実施形態の口腔用ブラシ10−3によれば、ブラシ部28で歯及び歯茎の清掃及びマッサージを行うことができるので、歯磨きの効率化を図ることができる。さらに、ブラシ部28で歯肉をマッサージすることで、健康な歯肉の獲得を図ることができる。さらには、中空の収容部24−2に錠剤80を収容した状態で使用することで、上記の効果を得ながら錠剤80の成分の効率的な摂取が可能となる。
本実施形態の口腔用ブラシ10−3では、第1実施形態のおしゃぶり10や第2実施形態の口腔用ブラシ10−2と同様に、錠剤80としてロイテリ菌の錠剤やキシリトールの錠剤を用いることができる。さらに、錠剤80として、ポリリン酸を含有する錠剤を用いることもできる。この場合、ポリリン酸には、口腔内に存在する歯周病などの原因菌を殺菌する作用が有ると考えられている。したがって、口腔内を清浄な環境に保つことができるので、歯周病などの予防と共に、老人の誤嚥性肺炎の防止にも効果が期待できる。
以上、本発明の実施形態を説明したが、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲、及び明細書と図面に記載された技術的思想の範囲内において種々の変形が可能である。例えば、上記の第1実施形態に示すおしゃぶり10では、蓋体40が基部30の前面に対してスライド移動するように構成した場合を示したが、本発明にかかる蓋体は、収容部の開口部を開閉可能な構成であれば、上記実施形態に示す以外の構成であってもよい。
また、本体部に設けた小孔23(23−2,23−3)や開口部35(35−2,35−3)の配置や形状、個数などはいずれも一例であり、これは他の配置や形状、個数とすることも可能である。また、第2実施形態の口腔内ブラシ10−2が備える本体部20−2や第3実施形態の口腔内ブラシ10−3が備える本体部20−3の具体的な形状等も一例であり、例えば、ブラシ部28が有する毛の配置や本数などは他の構成であってもよい。
また、上記実施形態では、本発明にかかる経口摂取具で摂取する薬剤又は食品の一例として、固形状の薬剤である錠剤80を例に説明したが、これ以外にも、本発明にかかる経口摂取具で摂取する薬剤又は食品は、液状以外の形状の薬剤又は食品であれば、例えば、固形状の食品やゼリー状又はゲル状(半固形状)の薬剤又は食品などであってもよい。
10 おしゃぶり(経口摂取具)
10−2 口腔用ブラシ(経口摂取具)
10−3 口腔用ブラシ(経口摂取具)
20,20−2 本体部
21 先端部
22 根元部
23,23−2 小孔
24,234−3 収容部
30 基部
31 第1部材
32 第2部材
35,35−2 開口部
36 凸部
40 蓋体
42 凹部
44 軸部
50 ハンドル
51 帯状部
56 軸部
60 つば部
61 貫通孔
70 取っ手部
80 錠剤

Claims (2)

  1. 固形状又は半固形状の薬剤又は食品を唾液で溶かして摂取するための経口摂取具としてのおしゃぶりであって、
    柔軟性を有する材質からなり使用者が口にくわえて含む本体部と、
    前記本体部を保持する基部と、
    前記基部と一体に形成されて該基部から突出するつば部と、
    前記本体部内に形成した中空の収容部と、
    前記収容部内に前記固形状又は半固形状の薬剤又は食品を挿入可能な開口部と、
    前記本体部に設けられて前記収容部と外部とを連通する複数の小孔と、を備え、
    前記本体部は、
    外面の一部が略球面状に形成された先端部と、
    該先端部と一体に形成されるとともに前記基部に取り付けられる根元部と、
    前記先端部からその両側に突出する突起状の突出部と、を備え、
    前記突出部は、前記先端部よりも一回り大径の球面状の外形を有するとともに、当該外形における前記根元部と反対側の一部が前記球面状に対して前記先端部側から前記根元部側に向かう向きに略U字状に括れている
    ことを特徴とする経口摂取具。
  2. 前記根元部における根元側の端部に前記開口部が設けられるとともに、前記開口部を開閉する略板状の蓋部材を備え、
    前記蓋部材は、一体に形成された軸部を有するとともに、該軸部は前記基部に回動可能かつ前記本体部の軸方向と略平行となるように保持され、前記蓋部材は前記軸部を中心に回動することにより前記開口部を開閉することを特徴とする請求項1に記載の経口摂取具
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