JP6230237B2 - 内視鏡装置 - Google Patents

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Description

本発明は、内視鏡装置に関する。
従来より、内視鏡装置は、工業分野及び医療分野において広く利用されている。内視鏡装置は、先端部に撮像ユニットが設けられた挿入部を有し、検査者であるユーザは、挿入部の先端部を被写体に接近させ、挿入部の先端部の撮像ユニットにより撮像された画像をモニタに表示させ、かつ必要に応じて記憶装置に検査動画を記録させることができる。例えば、ユーザは、本体に、USBメモリなどの記憶装置を接続して、その記憶装置に検査動画を記録することができる。
また、ユーザは、定期検査などのトレーサビリティのため、記録装置に記録された検査動画から内視鏡検査のレポートを作成することが求められる。
例えば、動画が記録されているディスクの所定の位置に再生位置を選択させるチャプタを複数付与し、これらのチャプタに対応する画像をサムネイル画像として一覧表示する情報再生装置が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
記録装置に記録された検査動画からレポートを作成する際に、例えば、この特許文献1の公知技術を適用し、検査動画にチャプタを付与し、チャプタに対応するフレーム画像を一覧表示してレポートに展開することが容易に考えられる。
特開平11−205718号公報
しかしながら、チャプタが付与されたフレーム画像を単に一覧表示しただけのレポートでは、ユーザが後からレポートを確認する際に、そのフレーム画像になぜチャプタが付与されているのか分かりづらい。さらに、チャプタが付与されたフレーム画像を単に一覧表示しただけのレポートでは、チャプタが付与されたときのフレーム画像の設定情報などが分かりづらい。そのため、チャプタが付与されたフレーム画像を単に一覧表示しただけでは、検査動画からレポートを作成する際の本来の目的であるトレーサビリティを確保することができないという問題がある。
そこで、本発明は、内視鏡検査を行った検査動画からレポートを作成する際に、トレーサビリティを確保することができる検査動画を生成することができる内視鏡装置を提供することを目的とする。
本発明の一態様の内視鏡装置は、検査対象を検査している検査動画を記録中に、前記検査動画を構成するフレーム画像を静止画としてレポートに書き込むか否かを判定するための判定フラグが入力されたか否かを判定する第1の判定部と、前記第1の判定部で前記判定フラグが入力されたと判定された場合、前記検査動画を構成する前記判定フラグが入力されたフレーム画像に対して、前記判定フラグと、前記判定フラグが入力されたときの撮影に関する設定情報とを関連付けて記録する記録部と、を有する。
本発明の内視鏡装置によれば、内視鏡検査を行った検査動画からレポートを作成する際に、トレーサビリティを確保することができる検査動画を生成することができる。
本実施の形態に係わる内視鏡装置の外観構成図である。 内視鏡装置1の本体部2の内部の回路構成を説明するためのブロック図である。 AVIファイルの構造の例を説明するための図である。 動画記録処理の流れの例を示すフローチャートである。 レポートの作成処理の流れの例を示すフローチャートである。 図5の処理で作成される内視鏡検査レポートの構成の例を説明するための図である。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について詳細に説明する。
(全体構成)
まず図1に基づき、本実施の形態に係わる内視鏡装置の構成を説明する。図1は、本実施の形態に係わる内視鏡装置の外観構成図である。
図1に示すように、内視鏡装置1は、メインユニットである本体部2と、本体部2に接続されるスコープユニット3とを含んで構成される。本体部2は、内視鏡画像、操作メニュー等が表示される表示装置としての液晶表示部(以下、LCDと略す)4を有する。LCD4は、内視鏡画像を表示する表示部である。後述するように、LCD4にタッチパネル(図2参照)が設けられてもよい。
スコープユニット3は、操作部5と、本体部2に操作部5を接続するための接続ケーブルであるユニバーサルケーブル6と、可撓性の挿入チューブを含む挿入部7とを有する。スコープユニット3は、本体部2に着脱可能となっている。挿入部7の先端部8には、後述する撮像ユニット(図2参照)が内蔵されている。撮像ユニットは、撮像素子、例えばCCDセンサやCMOSセンサ等、と、撮像素子の撮像面側に配置されたレンズ等の撮像光学系とから構成される。先端部8の基端側には、湾曲部9が設けられている。先端部8には、光学アダプタ10が取り付け可能になっている。操作部5には、フリーズボタン、記録指示ボタン(以下、RECボタン)、チャプタボタン、上下左右(U/D/L/R)方向湾曲ボタン、等の各種操作ボタンが、設けられている。
ユーザは、操作部5の各種操作ボタンを操作して、被写体の撮像、動画記録等を行うことができる。このときユーザは、撮像して得られた動画データに注目画像情報と、注目画像フラグとを付加することができる。注目画像情報は、後述するように、静的注目画像情報と、動的注目画像情報とを含む。
また、LCD4にタッチパネルが設けられている構成の場合、ユーザは、タッチパネルを操作して、内視鏡装置1の種々の操作を指示することもできる。
撮像して得られた動画データは、検査対象の検査データであり、記録媒体であるメモリカード11に記録される。メモリカード11は、本体部2に対して着脱可能となっている。
なお、本実施の形態では、動画データは、本体部2に対して着脱可能な記録媒体としてのメモリカード11に記録されるが、本体部2に内蔵されたメモリに記録されるようにしてもよい。
ユーザは、検査対象の検査部位に、挿入部7の先端部8を近付けて、その検査部位を撮影して、内視鏡画像を得て、LCD4に表示させることができる。
(回路構成)
図2は、内視鏡装置1の本体部2の内部の回路構成を説明するためのブロック図である。
本体部2は、中央処理装置(以下、CPUという)21と、ROM22と、RAM23とを含み、互いにバス24を介して接続されている。さらに、バス24には、複数の各種インターフェース(以下、I/Fという)25〜31が接続されている。I/F25は、スコープユニット3の撮像ユニット41への駆動信号の送信と、撮像ユニット41からの撮像信号の受信を行うための駆動及び受信回路である。I/F26は、照明部としてのLED42へ駆動信号を送信するための駆動回路である。
I/F27は、操作部5からの各種操作信号を受信するための回路である。操作部5からの各種操作信号には、ジョイスティック5aの操作信号が含まれる。LCD4にタッチパネル32が設けられている構成の場合、I/F28は、タッチパネル32への駆動信号及びタッチパネル32からの操作信号を受信するための回路として設けられる。I/F29は、LCD4への画像信号を供給するための回路である。
I/F30は、メモリカード11への画像信号の書き込みとメモリカード11からの画像信号の読み出しを行うための回路である。I/F30は、本体部2に設けられたコネクタ33を介して、メモリカード11に接続されている。メモリカード11は、コネクタ33に着脱可能に装着される。
I/F31は、外部機器であるパーソナルコンピュータ(以下、PCという)43を、本体部2に接続するための回路である。PC43は、図示しないコネクタを介して、本体部2と接続され、本体部2は、そのコネクタと接続されているI/F31を介して、PC43とデータのやりとりをすることができる。
PC43には、CPU43aとモニタ44を有し、記憶装置45が接続されている。記憶装置45には、後述するレポート作成プログラム45aが記憶されており、そのレポート作成プログラム45aによって作成されたレポートは、モニタ44に表示されたり、あるいは図示しないプリンタにより出力される。記憶装置45は、さらに、後述するレポート作成時に利用されるテンプレートを記憶するテンプレート記憶部45bを含む。
本体部2は、内部にバッテリ34を内蔵しており、バッテリ34は、本体部2内の各種回路へ電源を供給する。
各I/Fは、CPU21の制御の下で、動作する。内視鏡装置1が起動されると、CPU21は、各種駆動信号をI/F25を介して撮像ユニット41へ出力し、撮像ユニット41は、撮像信号をCPU21へ出力する。CPU21が、LED42の駆動指示信号をI/F26へ出力し、LED42はI/F26の出力により駆動されて、被写体を照明し、その結果、LCD4にライブ画像が表示される。
操作部5は、I/F27を介して、CPU21と接続されているので、操作部5は、操作部5に対するユーザによる操作内容を示す各種操作信号をCPU21へ供給する。
ユーザが、操作部5のRECボタンを押すと、CPU21は、撮像ユニット41からの撮像信号に基づいて動画データの記録を開始し、ユーザが、もう一度操作部5のRECボタンを押すと、CPU21は、動画データの記録を終了する。ユーザは、動画データの記録を開始すると、任意のタイミングで後述する静的注目画像情報を入力する。なお、静的注目画像情報は、動画データの記録を開始する前に入力するようにしてもよい。
また、ユーザが、操作部5のチャプタボタンを押すと、チャプタボタンが押されたときのフレームに注目画像フラグが付加されるとともに、動的注目画像情報が入力される。このとき、動画の撮影は継続されており、ユーザは、さらに操作部5のチャプタボタンを押すと、そのときのフレームに注目画像フラグが付加され、動的注目画像情報が入力される。なお、ユーザがチャプタボタンを押した際に、入力される動的注目画像情報を一時的にLCD4に表示するようにしてもよい。さらに、チャプタボタンが押されたときにフリーズを実行し、ユーザは、静止画がLCD4に表示される間に、そのフレームに特有の動的注目画像情報を入力するようにしてもよい。
このように記録された動画ファイルは、例えば、AVIファイルとしてメモリカード11に記録される。
次に、メモリカード11に記録されるAVIファイルの構造について説明する。図3は、AVIファイルの構造の例を説明するための図である。
図3に示すように、AVIファイル50は、RIFF(Resource Interchange File Format)というフォーマットであり、ファイルの先頭から順に、LIST“hdrl”で示すヘッダ部51と、JUNKで示すダミーチャンク52と、LIST“movi”で示すストリームデータ部53と、idx1で示すインデックス54とを有した構造となっている。
このヘッダ部51は、Avihで示すAVIメインヘッダ55と、LIST“strl”で示すビデオデータ用のストリームリスト56と、LIST“strl”で示すオーディオデータ用のストリームリスト57とを有した構造となっている。
このオーディオデータ用のストリームリスト57は、strhで示すAVIストリームヘッダ58と、strfで示すストリームフォーマット59、strnで示すオプションデータ60とを有した構造となっている。
本実施の形態では、ヘッダ部51のオプションデータ60のオプションデータ内容に静的注目画像情報のデータが格納される。この静的注目画像情報は、動画データの全体に対応付けられる不変的な情報であり、例えば、動画データ(AVIファイル50)のファイル名、撮影者、検査対象、スコープ径(挿入部7の径)、スコープ長さ(挿入部7の長さ)などの情報である。
また、ストリームデータ部53は、単位時間毎に区切られた複数、ここでは2つのストリームデータ53a及び53bを有した構造となっている。なお、図3では、2つのストリームデータ53a及び53bのみを記載しているが、動画像の撮影時間に応じたストリームデータがストリームデータ部53に格納される。即ち、AVIファイル50に60秒の動画像を記録する場合、ストリームデータ部53は、60個のストリームデータを有することになる。なお、各ストリームデータの構成は同一のため、以下では、ストリームデータ53aの構成を例に説明する。
ストリームデータ領域としてのストリームデータ53aは、画像格納領域としての30個の画像ストリーム61aと、1つの音声ストリーム62aとにより構成され、さらに、注目画像フラグ及び動的注目画像情報を付加する場合、情報格納領域としての情報ストリーム63aの領域が確保される。そして、注目画像フラグ及び動的注目画像情報を付加する場合、この情報ストリーム63aの領域に注目画像フラグ及び動的注目画像情報のデータが格納される。この画像ストリーム61aには、内視鏡画像のデータが格納され、音声ストリーム62aには、その内視鏡画像のデータに対応付けられた音声情報のデータが格納され、情報ストリーム63aには、その内視鏡画像のデータに対応付けられた注目画像フラグ及び動的注目画像情報のデータが格納される。
注目画像フラグは、動画データの特定フレームを静止画としてレポート化する否かを判断するためのフラグである。例えば、動画データの特定フレームを静止画としてレポート化する場合、この注目画像フラグが入力される。
また、動的注目画像情報は、動画データの特定フレームの対応付けられる可変的な情報であり、例えば、静止画ファイルのファイル名、撮影日時、撮影画質、明るさレベル、ズームレベル、使用アダプタ、検査対象のキズレベルなどの情報である。
なお、単位時間あたりのストリームデータ53aには、30個の画像ストリーム61aが格納されている、即ち、フレームレートが30となっているが、フレームレートは30に限定されることなく、例えば、24であってもよい。
また、音声記録を行なわない場合、音声ストリーム62aの領域を設けないようにしてもよい。または、音声ストリーム62aの領域に注目情報フラグ及び動的注目画像情報を格納し、情報ストリーム63aの領域を設けないようにしてもよい。これにより、AVIファイル50のファイルサイズを小さくすることができる。
また、ストリームデータ53aに1つの情報ストリーム63aを設けているが、2つ以上の情報ストリームを設けてもよい。例えば、単位時間あたりのストリームデータ53aに30個の画像ストリーム61aのそれぞれに対応する30個の情報ストリームを設ける。そして、30個の情報ストリームの領域のそれぞれに、30個の画像ストリーム61aに対応する注目情報フラグ及び動的注目画像情報を格納する。これにより、30個のフレームデータのそれぞれに対応した30個の注目情報フラグ及び動的注目画像情報を得ることができる。
また、本実施の形態では、1つのAVIファイル50に内視鏡画像のデータと、静的注目画像情報、動的注目画像情報及び注目情報フラグのデータを格納して保存している。例えば、動画ファイルが大量にある場合、内視鏡画像のデータと、静的注目画像情報、動的注目画像情報及び注目情報フラグのデータとを別のファイルに保存していると、ファイルのコピー及び移動等が煩わしい。また、動画ファイルが大量にある場合、内視鏡画像のデータと、静的注目画像情報、動的注目画像情報及び注目情報フラグのデータとを別のファイルに保存していると、ファイルのコピー及び移動等の漏れが発生することがある。即ち、内視鏡画像のデータのファイルと、静的注目画像情報、動的注目画像情報及び注目情報フラグのデータのファイルとのいずれか一方にコピー漏れ等があると、詳細な検査及びレポート作成ができなくなる。これに対し、本実施の形態では、1つのAVIファイル50に内視鏡画像のデータと、静的注目画像情報、動的注目画像情報及び注目情報フラグのデータを記録するので、ファイルのコピー漏れ等の発生を防ぐことができ、ファイルの管理が容易になる。
なお、動画ファイルの形式は、AVIファイル50に限定されることなく、MOVファイルやWMVファイル等であってもよい。MOVファイルは、トラック単位で構成されており、動画、音声に加え、テキストトラック、チャプタトラック等を含むことできる。例えば、このテキストトラックまたはチャプタトラックに静的注目画像情報、動的注目画像情報及び注目情報フラグのデータを記録することができる。また、WMVファイルは、Wordファイル単体で再生することができる。そのため、レポート作成をWordファイルで行い、かつ、動画ファイルの形式がWMVファイルの場合、このWMVファイルをレポートのWordファイルに埋め込むことで、レポートで動画を閲覧することもできる。
このようなメモリカード11に記録されたAVIファイル50は、上述したように、PC43により読み出され、レポート作成に用いられる。
(動画記録処理)
次に、動画記録処理について説明する。
図4は、動画記録処理の流れの例を示すフローチャートである。この動画記録処理は、ユーザが操作部5のRECボタンを押すことで、本体部2のCPU21により実行される。 まず、動画記録の開始の指示があったか否かが判定される(ステップS1)。このステップS1の処理では、ユーザにより操作部5のRECボタンが押されたか否かが判定される。動画記録の開始の指示がないと判定された場合、NOとなり、ステップS1に戻り、同様の処理を繰り返す。一方、動画記録の開始の指示があったと判定された場合、YESとなり、静的注目画像情報が入力され(ステップS2)、動画が記録される(ステップS3)。この静的注目画像情報は、例えば、AVIファイル50のヘッダ部51のオプションデータ60の領域に記録される。
次に、注目画像フラグの入力があったか否かが判定される(ステップS4)。このステップS4は、静止画としてレポートに書き込むか否かを判定するための注目画像フラグ(判定フラグ)が入力されたか否かを判定する第1の判定部を構成する。このステップS4の処理では、ユーザにより操作部5のチャプタボタンが押されたか否かが判定される。注目画像フラグの入力がないと判定された場合、NOとなり、ステップS7に進む。一方、注目画像フラグの入力があったと判定された場合、YESとなり、当該フレームに注目画像フラグが入力され(ステップS5)、当該フレームに動的注目画像情報が入力される(ステップS6)。これらの注目画像フラグ及び動的注目画像情報は、例えば、ストリームデータ53aの情報ストリーム63aの領域に記録される。これらのステップS5及びS6は、注目画像フラグが入力されたときに、対応するフレーム画像に注目画像フラグと、注目画像フラグが入力されたときの撮影に関する動的注目画像情報(設定情報)とを関連付けてAVIファイル50に記録する記録部を構成する。また、ステップS2は、検査対象の検査を行う際の静的注目画像情報(検査情報)をAVIファイル50に記録する記録部を構成する。
最後に、動画記録の終了の指示があったか否かが判定される(ステップS7)。このステップS7の処理では、ユーザにより再度、操作部5のRECボタンが押されたか否かが判定される。動画記録の終了の指示がないと判定された場合、NOとなり、ステップS3に戻り、同様の処理を繰り返す。一方、動画記録の終了の指示があったと判定された場合、YESとなり、動画記録処理を終了する。
以上の動画記録処理により、注目画像フラグ及び動的注目画像情報が対応するフレーム画像に関連付けられた動画ファイル、例えば図3に示すAVIファイル50が生成され、メモリカード11に記録されることになる。このAVIファイル50は、後述する内視鏡検査レポート作成装置に読み出され、注目画像フラグが記録されたフレーム画像と、注目画像フラグが記録されたときの動的注目画像情報とを関連付けて書き込んだレポートが作成される。
このように、内視鏡装置1は、内視鏡検査を行った検査動画(AVIファイル50)からレポートを作成する際に、トレーサビリティを確保することができる検査動画を生成することができる。
(検査レポートの作成手順)
次に、メモリカード11に記録されたAVIファイル50を用いてレポートを作成する手順について説明する。
ユーザにより撮像して得られたAVIファイル50は、上述したように、メモリカード11内に記録される。ユーザは、内視鏡装置1にPC43を接続して、後述する図6に示す内視鏡検査レポート(以下、単にレポートともいう)70を作成する。
PC43は、内視鏡装置1のメモリカード11の情報を読み出すことができるので、PC43は、ユーザの指示の下でレポート作成プログラム45aを実行して、メモリカード11内のAVIファイル50を読み出して、レポートを作成する。よって、PC43が、内視鏡検査レポート作成装置を構成する。なお、メモリカード11は、内視鏡装置1に着脱可能に接続されているので、ユーザは、内視鏡装置1から取り外したメモリカード11をPC43の所定のインターフェースに直接接続して、PC43がメモリカード11内のAVIファイル50を読み出せるようにして、レポートを作成してもよい。
レポートのテンプレートは、記憶装置45のテンプレート記憶部45bに記憶されている。ユーザの指示の元でレポート作成プログラム45aが実行されると、テンプレート記憶部45bに記憶されているテンプレートが読み出され、レポートが生成される。
次に、レポートの作成処理と、このレポートの作成処理で作成される内視鏡検査レポート70について説明する。内視鏡検査レポート70は、PC43の記憶装置45に予め記憶されているレポート作成プログラム45aによって、作成される。
図5は、レポートの作成処理の流れの例を示すフローチャートであり、図6は、図5の処理で作成される内視鏡検査レポートの構成の例を説明するための図である。
検査者であるユーザは、PC43のキーボードなどの入力手段を用いて、レポート作成プログラム45aの実行を、PC43のCPU43aに指示すると、図5の処理の実行が開始される。
まず、動画ファイルが埋め込めるか否かが判定される(ステップS11)。動画ファイルが埋め込めないと判定された場合、NOとなり、ステップS13に進む。一方、動画ファイルが埋め込めると判定された場合、YESとなり、動画ファイルを動画ファイル格納領域71に埋め込む(ステップS12)。ステップS11の処理では、メモリカード11に記録されている動画ファイルのファイル形式が判定される。上述したように、動画ファイルのファイル形式がWMVファイルであれば、Wordファイルなどで作成されるレポート70で再生することができるため、レポート70の動画ファイル格納領域71に埋め込まれる。一方、動画ファイルのファイル形式がAVIファイルであれば、Wordファイルなどで作成されるレポート70で再生することができないため、レポート70の動画ファイル格納領域71に埋め込まれない。
次に、ヘッダ部51のオプションデータ60が検査され(ステップS13)、オプションデータ60に記録されている静的注目画像情報がレポート70の静的注目画像情報格納領域72に埋め込まれる(ステップS14)。
次に、情報ストリーム63aが検査され(ステップS15)、注目画像フラグが記録されているか否かが判定される(ステップS16)。このステップS16は、AVIファイル50に注目画像フラグが記録されているか否かを判定する第2の判定部を構成する。注目画像フラグが記録されていないと判定された場合、NOとなり、ステップS19に進む。一方、注目画像フラグが記録されていると判定された場合、YESとなり、図6に示すように、当該フレームが静止画ファイル格納領域73aに埋め込まれ(ステップS17)、埋め込まれた静止画に関連付けられた動的注目画像情報が動的注目画像情報格納領域74aに埋め込まれる(ステップS18)。
次に、情報ストリームの検査が全て終了したか否かが判定される(ステップS19)。報ストリームの検査が全て終了していない場合、NOとなり、ステップS15に戻り、同様の処理を繰り返す。すなわち、情報ストリーム63aの次に、情報ストリーム63b、63c、・・・、と順次検査して、注目画像フラグが記録されていれば、図6に示すように、当該フレームを静止画ファイル格納領域73bに埋め込み、埋め込んだ静止画に関連付けられた動的注目画像情報を動的注目画像情報格納領域74bに埋め込む。一方、ステップS19において、情報ストリームの検査が全て終了したと判定された場合、YESとなり、動画及び/または静止画に基づいてレポート70が作成され(ステップS20)、レポート70の作成処理が終了する。これらのステップS12、S14、S17、S18、S20は、動画、静止画、注目画像情報をレポート70の所定の位置に書き込み、レポート70を作成するレポート作成部を構成する。
以上の処理により、図6に示すレポート70が自動的に作成される。このように作成されたレポート70のデータは、記憶装置45に保存され、そして、モニタ44上に表示され、あるいはプリンタに出力される。
なお、レポート70の動画ファイル格納領域71、静的注目画像情報格納領域72、静止画ファイル格納領域73a及び73b、動的注目画像情報格納領域74a及び74bの配置位置は、図6の配置位置に限定されるものではない。また、図6のレポート70は、2つの静止画ファイルと、これらの静止画ファイルに対応する2つの動的注目画像情報とが埋め込まれているが、AVIファイル50に記録されている注目画像フラグの個数に応じて、レポート70に埋め込む静止画ファイル及び動的注目画像情報の個数を変更するようにしてもよい。
以上のように、内視鏡検査レポート作成装置であるPC43は、従来のように、チャプタが付与されたフレーム画像をサムネイル表示するだけではなく、注目画像フラグが付与されたフレーム画像と、そのときの撮影に関する設定情報とを関連付けた内視鏡検査レポート70を作成することができる。このため、ユーザは、定期検査を行うときに、このように作成された内視鏡検査レポート70を参照して検査を行うことができるため、トレーサビリティを確保することができる。
なお、以上の例では、内視鏡検査レポート70は、PC43で作成されているが、内視鏡装置1において、レポート70を作成するようにしてもよい。その場合、内視鏡検査レポート作成装置である内視鏡装置1のROM22やメモリカード11などにレポート作成プログラム45aとレポート70のテンプレート情報が記憶されており、CPU21がそのレポート作成プログラム45aを実行することで、レポート70が作成される。
なお、本明細書におけるフローチャート中の各ステップは、その性質に反しない限り、実行順序を変更し、複数同時に実行し、あるいは実行毎に異なった順序で実行してもよい。
本発明は、上述した実施の形態及び変形例に限定されるものではなく、本発明の要旨を変えない範囲において、種々の変更、改変等が可能である。
1…内視鏡装置、2…本体部、3…スコープユニット、4…LCD、5…操作部、5a…ジョイスティック、6…ユニバーサルケーブル、7…挿入部、8…先端部、9…湾曲部、10…光学アダプタ、11…メモリカード、21…CPU、22…ROM、23…RAM、24…バス、25〜31…I/F、32…タッチパネル、33…コネクタ、34…バッテリ、41…撮像ユニット、42…LED、43…PC、44…モニタ、45…記憶装置、45a…レポート作成プログラム、45b…テンプレート記憶部、50…AVIファイル、70…内視鏡検査レポート。

Claims (6)

  1. 検査対象を検査している検査動画を記録中に、前記検査動画を構成するフレーム画像を静止画としてレポートに書き込むか否かを判定するための判定フラグが入力されたか否かを判定する第1の判定部と、
    前記第1の判定部で前記判定フラグが入力されたと判定された場合、前記検査動画を構成する前記判定フラグが入力されたフレーム画像に対して、前記判定フラグと、前記判定フラグが入力されたときの撮影に関する設定情報と、を関連付けて記録する記録部と、
    を有することを特徴とする内視鏡装置。
  2. 前記記録部は、前記検査対象の検査を行う際の検査情報を前記検査動画に記録することを特徴とする請求項1に記載の内視鏡装置。
  3. 前記検査情報は、前記検査対象を検査中に不変な情報であり、前記設定情報は、前記検査象を検査中に可変な情報であることを特徴とする請求項2に記載の内視鏡装置。
  4. 前記検査動画に前記判定フラグが記録されているか否かを判定する第2の判定部と、
    前記第2の判定部で前記判定フラグが記録されていると判定された場合、前記判定フラグが入力された前記フレーム画像と、前記判定フラグが入力されたときの設定情報とを関連付けて、所定のレポート中のそれぞれの所定の位置に書き込むことによって、前記所定のレポートを作成するレポート作成部とをさらに有することを特徴とする請求項1に記載の内視鏡装置。
  5. 前記レポート作成部は、前記検査対象の検査を行う際の検査情報を前記所定のレポートの所定の位置に書き込むことを特徴とする請求項4に記載の内視鏡装置。
  6. 前記レポート作成部は、前記検査動画を前記所定のレポートの所定の位置に書き込むことを特徴とする請求項4または5に記載の内視鏡装置。
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