JP2011191672A - 顕微鏡制御装置および顕微鏡システム - Google Patents

顕微鏡制御装置および顕微鏡システム Download PDF

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Abstract

【課題】顕微鏡画像観察中、観察者が撮像動作を行ったときに、撮像した画像がどの記憶媒体に保存されたのかということを観察者が明確に認識することができる顕微鏡制御装置および当該顕微鏡制御装置を備えた顕微鏡システムを提供すること。
【解決手段】顕微鏡に設置された撮像装置で撮像した画像を記憶する複数の記憶媒体を駆動するための複数の駆動手段を有し、前記駆動手段ごとに異なる音情報を有し、前記撮像装置で画像を撮像する際、前記複数の駆動手段にそれぞれ装着された前記複数の記憶媒体のうち、撮像された前記画像が記憶される記憶媒体が装着された前記駆動手段に対応する前記音情報を音声発生部に発生させることを特徴とする顕微鏡制御装置。
【選択図】図2

Description

本発明は、画像記憶媒体を複数装着できる顕微鏡制御装置および当該顕微鏡制御装置を備えた顕微鏡システムに関する。
従来、画像記憶媒体を複数装着できるカメラにおいて、記憶媒体ごとに異なる背景画像をモニタに表示することで、撮像した画像が現在どの記憶媒体に保存されているのかという情報をユーザに知らせる機能を備えたカメラがある(例えば特許文献1参照)。
特開2005−223709号公報
しかし、顕微鏡画像観察を対象とするカメラにおいては、観察者はモニタの表示を見ないで、接眼レンズにより標本を観察しながら画像を撮像するという状況が多々ある。その場合、撮像された画像がどの記憶媒体に保存されたのかをすぐに確認することは困難である。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであり、顕微鏡画像観察中、観察者が撮像動作を行ったときに、撮像した画像がどの記憶媒体に保存されたのかということを観察者が明確に認識することができる顕微鏡制御装置および当該顕微鏡制御装置を備えた顕微鏡システムを提供することを課題とする。
本発明に係る顕微鏡制御装置は、顕微鏡に設置された撮像装置で撮像した画像を記憶する複数の記憶媒体を駆動するための複数の駆動手段を有し、前記駆動手段ごとに異なる音情報を有し、前記撮像装置で画像を撮像する際、前記複数の駆動手段にそれぞれ装着された前記複数の記憶媒体のうち、撮像された前記画像が記憶される記憶媒体が装着された前記駆動手段に対応する前記音情報を音声発生部に発生させることを特徴とする。
また、本発明に係る顕微鏡システムは、請求項1から3の何れか一項に記載の顕微鏡制御装置を備えたことを特徴とする。
本発明によれば、顕微鏡画像観察中、観察者が撮像動作を行ったときに、撮像した画像がどの記憶媒体に保存されたのかということを観察者が明確に認識することができる顕微鏡制御装置および当該顕微鏡制御装置を備えた顕微鏡システムを提供することができる。
実施形態に係る顕微鏡システムの全体構成を示す図である。 コントロールユニットの機能を示すブロック図である。 GUIのメインメニューが表示されたモニタ画面を示す図である。 画像保存設定メニューが表示されたモニタ画面を示す図である。 画像表示メニューが表示されたモニタ画面を示す図である。
以下、本発明の一つの実施形態について図面を参照しつつ説明する。
図1は、本実施形態に係る顕微鏡システム100の全体構成を示す図である。
本実施形態に係る顕微鏡システム100は試料を観察する顕微鏡4と、顕微鏡4で観察された試料を撮像するカメラヘッド7と、観察画像および撮像された画像を表示するモニタ10と、カメラヘッド7および顕微鏡4を制御するコントロールユニット13とを備えている。コントロールユニット13は、画像の処理、記憶、再生等を実行する機能を備えている。顕微鏡4とコントロールユニット13とはUSB I/F(interface)ケーブル82で接続されている。また、カメラ7とコントロールユニット13とはカメラI/Fケーブル85で接続されている。
顕微鏡4は、試料(図示省略)を載置するステージ16と、試料を照明するための照明装置19と、観察光学系とを備えている。観察光学系は、試料側から順に対物レンズ22と、変倍光学系25と、鏡筒28に設けられた接眼レンズ31とを備えている。試料からの光は、対物レンズ22、変倍光学系25を透過し、鏡筒28に入射する。鏡筒28に入射した光は鏡筒28内で観察光学系の結像面に向かう光と試料像を撮影するための撮影光学系に向かう光とに分岐される。撮影光学系に分岐された光は、鏡筒28のカメラ用ポートに取付けられたカメラヘッド7に入射する。
図1に示すように、コントロールユニット13には顕微鏡4、カメラヘッド7(以下、カメラ7と略記する。)、モニタ10、マウス34およびキーボード37が接続されている。また、コントロールユニット13は記憶媒体であるPCカード1、PCカード2を装着して駆動するためのPCカードスロット1a、1bを備えている。コントロールユニット13はこの他にも、記憶媒体であるUSBメモリ46およびハードディスク49を装着し、駆動するためのドライブがそれぞれ備えられている。また、外部に音声を発するスピーカ52を備えている。
図2は、コントロールユニット13の機能を示すブロック図である。
コントロールユニット13は、図2に示すように、カメラ7の設定を行うカメラ制御部55と、カメラ7で取得された画像をRGBフォーマットに変換する等の各種の画像処理を行う画像処理部58と、画像を一時的に保存する画像メモリ61と、USBメモリアクセス制御部62と、HDDアクセス制御部63と、PCカードアクセス制御部64と、カメラ7、顕微鏡4およびコントロールユニット13の設定、操作をするためのGUI(graphical user interface)を作成するGUI作成部67と、モニタ10に表示する画像を制御する表示制御部70と、画像情報等を保存するRAM73と、音声発生部すなわちスピーカ52と、時計76とを備えている。これらの構成要素はCPU79によって制御されている。
モニタ10には観察画像とともに、カメラ7、顕微鏡4およびコントロールユニット13を操作するためのGUIが表示される。モニタ10にGUIを表示させるにはマウス34でモニタ10の画面上のメインメニュータブ(図示省略)をクリックする。するとCPU79の指示によりGUI作成部67でGUIのイメージが作成され、作成されたGUIのイメージと観察画像とが表示制御部70で合成されてモニタ10に表示される。図3にメインメニューのGUIが表示された状態のモニタ10の画面を示す。GUIは画面の右側約3分の1に表示され、残りの左側約3分の2にカメラ7が現在捉えている画像あるいは撮像し記録された画像が表示される。カメラ7、顕微鏡4およびコントロールユニット13は、コントロールユニット13に接続されたマウス34およびキーボード37によってモニタ10に表示されたGUIを操作することにより設定、操作される。
顕微鏡4の設定をするとき、あるいは設定を変更するときは図3に示すメインメニューの顕微鏡制御ボタン92をクリックする。顕微鏡制御ボタン92をクリックすると顕微鏡制御メニュー(図示省略)が表示される。顕微鏡制御メニューのGUIにより対物レンズ22の変更等の指示がなされた場合にはCPU79から顕微鏡4にコマンドが送られ、コマンドに従って顕微鏡4の設定が行われる。また、カメラ7の設定をするとき、あるいは設定を変更するときはメインメニューのカメラヘッド制御ボタン89をクリックする。カメラヘッド制御ボタン89をクリックするとカメラヘッド制御メニュー(図示省略)が表示される。カメラヘッド制御メニューのGUIによりカメラ7の制御が指示された場合にはカメラ制御部35にコマンドが送られ、カメラ制御部35はコマンドに従ってカメラ7の設定を行う。顕微鏡4およびカメラ7の設定状態はRAM73に保存される。
コントロールユニット13は、記憶媒体を駆動するための各ドライブに対応した音データ91が記憶されたROM88を備えている。本実施形態においては、図2に示すように、ROM88にはPCカード1、PCカード2、USBメモリ46、ハードディスク49にそれぞれ対応する4種類の異なる音データ91a、91b、91c、91dが記憶されている。これらの音データ91a、91b、91c、91dは、観察画像を撮像する時に、撮像した画像が記憶媒体に記憶される際にCPU79に読み込まれ、スピーカ52より音声が発せられるようになっている。具体的には、各ドライブに装着された記憶媒体のうち、撮像した画像が記憶される記憶媒体が装着されているドライブに対応する音データが読み込まれてスピーカより音声が発せられる。そして観察画像をどのドライブに装着された記憶媒体に記憶させるかは、観察者がGUIにより予め選択する。
撮像した画像を記憶させる記憶媒体はモニタ10に表示されたGUIにより設定する。メインメニューのGUI(図3参照)で画像保存設定ボタン93をクリックすると、画像保存設定メニューが表示される。図4は画像保存設定メニューが表示されたモニタ10の画面を示している。
画像保存設定メニューでは、保存先ドライブの選択と、選択した保存先ドライブにおける保存先ディレクトリの選択ができるようになっている。保存先ドライブをマウス34で選択すると、選択されたドライブに装着されている記憶媒体のディレクトリが表示されるので、保存先ディレクトリをマウス34で選択する。そしてコメントとして試料の属性、撮影場所、使用したカメラ7および顕微鏡4の識別情報等をキーボード37より入力する。保存先ディレクトリを新規に作成する場合は画像保存設定メニューの新規作成ボタン94をクリックし、ファイル名につける頭文字をキーボード37で入力した後、コメントを入力する。保存先ドライブ、保存先ディレクトリ、ファイル頭文字、コメントはRAM73に画像情報として記憶される。
次に、試料の観察および画像の撮像の手順について説明する。
まず顕微鏡システム100を立ち上げ、顕微鏡4のステージ16に試料(図示省略)を載置する。また、PCカード1、PCカード2、USBメモリ46等の記憶媒体を各ドライブに装着する。モニタ10の画面にメインメニューのGUIを表示させ(図3参照)、カメラヘッド制御ボタン89をクリックし、カメラヘッド制御メニュー(図示省略)を表示させる。カメラヘッド制御メニューのGUIを操作してカメラ7の設定を行う。メインメニューに戻り、顕微鏡制御ボタン92をクリックし、顕微鏡制御メニュー(図示省略)を表示させる。顕微鏡制御メニューのGUIを操作して顕微鏡4の設定を行う。カメラ7および顕微鏡4の設定状態は画像情報としてRAM73に保存される。そしてメインメニューに戻り、画像保存設定ボタン93をクリックし、画像保存設定メニュー(図4参照)を表示させ、撮像した画像を記憶させる記憶媒体を選択する。詳細には、撮像した画像を記憶させる記憶媒体が装着されたドライブ、および当該記憶媒体の保存先ディレクトリを選択する。以上で観察および観察画像を撮像するための準備が完了する。以下、保存先ドライブとしてPCカード1aを選択した場合を例として説明する。なお、カメラ7の設定、顕微鏡4の設定、画像保存設定は上記の順に実施しなくても良い。また、設定の必要がなければ実施しなくとも良い。
観察を開始すると、図示しない試料からの光は顕微鏡4の対物レンズ22、変倍光学系25を透過して鏡筒28に入射する。鏡筒28に入射した光は観察光学系の結像面に向かう光と撮影光学系に向かう光とに分岐される。観察光学系の結像面に結像した試料の像は接眼レンズ31を介して観察者に観察される。一方、撮影光学系に分岐された光はカメラ7に入射しカメラ7に組み込まれたCCD等の撮像素子に結像する。撮像素子は入射した試料からの光を電気信号に変換する。電気信号に変換された画像データはカメラI/Fケーブル85を介してコントロールユニット13の画像処理部58に伝達される。画像処理部58では各種の画像処理が行われ、画像データはRGBフォーマットに変換される。RGBフォーマットに変換された画像データは画像メモリ61に格納され、画像メモリ61から表示制御部70に出力される。表示制御部70は画像メモリ61から入力された画像データをモニタ10に表示する。こうして観察者が接眼レンズ31を介して観察している試料の像と同じ像がモニタ10に写し出される。
観察画像の撮像はコントロールユニット13に設けられた撮像ボタン(キャプチャボタン)97を押すことで行う。観察者が撮像ボタン97を押すと、コントロールユニット13のCPU79は画像メモリ61に格納されている画像データをファイルフォーマットに変換し、RAM73に保存されている画像情報を付加してPCカードアクセス制御部64に出力する。PCカードアクセス制御部64は指定された記憶媒体の指定されたディレクトリに「頭文字+シーケンス番号」というファイル名で画像ファイルを書き込む。この例においては、PCカードスロット1aに装着されたPCカード1に画像ファイルが書き込まれる。
そしてこのとき、CPU79は保存先に選択されているドライブに対応する音データをROM88から読み出し、スピーカ52から当該音データの音を発生させる。この例においては、保存先ドライブにPCカードスロット1aを選択しているので、観察者が撮像ボタン97を押すとスピーカ52から例えば「PCカード1aです。」と音声が発せられる。観察者はこの音声を聞くことにより、今撮像した画像がPCカードスロット1aに装着されたPCカード1に保存されることを知ることができる。このように撮像ボタン97を押すとすぐに保存先が音声で発せられるので、観察者は接眼レンズ31で観察しながらの撮像でも保存先を明確に認識することができる。そして音声を聞くことで、撮影した画像が意図した保存先に間違いなく保存されたか否かが直ちに確認できる。CPU79は、画像が撮像されると内蔵された時計76より撮像日時を読み出し、ファイル名を含む画像情報と共に撮像履歴として当該画像をRAM73に保存する。
音データ91a、91b、91c、91dの読み出しおよび音声の発生は、撮像ボタン97を操作する度に実行されるが、一旦保存先が確認できた観察者にとっては、その後も試料を撮像する度に音声が発せられることは必要としない場合もある。そこで本実施形態においては、撮像時に発する音声の発生頻度を観察者が設定できるようになっている。音声の発生頻度の設定は、メインメニューのGUI(図3参照)でコントロールユニット制御ボタン90をクリックし、コントロールユニット制御メニュー(図示省略)で設定することができる。
本実施形態では、顕微鏡システム100の電源を投入し、システム100を立ち上げた後の1回目あるいは所定回目までの撮像時のみ音声を発生させるように設定することができる。また、保存先ドライブや保存先ディレクトリを変更した場合に、変更後の1回目あるいは所定回目までの撮像時のみ音声を発生させるように設定することができる。なお、保存先ドライブや保存先ディレクトリの変更は、画像保存設定メニュー(図4参照)を表示させることで行うことができる。この場合、CPU79が保存先ドライブまたは保存先ディレクトリが変更されたことを検知し、変更した後の1回目あるいは所定回目までの撮像時のみ自動的に音声を発生させるようにしても良い。また、PCカード等の記憶媒体の抜き差しがあった後の1回目あるいは所定回目までの撮像時のみ音声を発生させるように設定することができる。この場合も、記憶媒体の抜き差しをCPU79が検知し、記憶媒体の抜き差しがあった後の1回目あるいは所定回目までの撮像時のみ自動的に音声を発生させるようにしても良い。また、顕微鏡4の設定、例えば接眼レンズ31の角度が変更された場合やフィルタの変更があった場合に、変更後の1回目あるいは所定回目までの撮像時のみ音声を発生させるように設定することができる。この場合も、顕微鏡の設定の変更をCPU79が検知し、変更後の1回目あるいは所定回目までの撮像時のみ自動的に音声を発生させるようにしても良い。また、カメラ7の設定、例えば撮影モードの変更がされた場合に、変更後の1回目あるいは所定回目までの撮像時のみ音声を発生させるように設定することができる。この場合も、撮影モードの変更をCPU79が検知し、変更後の1回目あるいは所定回目までの撮像時のみ音声を発生させるようにしても良い。また、音声を発生させるか否かを観察者が選択できるようにしても良い。
このように、本実施形態においては、撮像された画像がどの記憶媒体に保存されたのかがモニタ10を見なくても音声によって明確に確認できる。したがって、接眼レンズ31を覗いて観察しながらの撮像でも保存先が分からなくなってしまうことがない。また、例えば複数の観察者が顕微鏡システム100を使用する場合、顕微鏡4あるいはカメラ7の設定が前の観察者が使用した状態のままであって、次の観察者が設定状態を確認せずに撮像をしたとしても画像の保存先は明確になるので、意図しない保存先に画像が保存されても直ちに間違いに気づき、設定を修正することができる。
なお、発生させる音声は記憶媒体のドライブごとに異なるものであれば良い。また、音声ではなく音でも良いし、あるいはドライブごとに音の高低を異なるようにしても良い。
次に、保存した画像をモニタ10に表示する場合について説明する。
本実施形態に係るコントロールユニット13は、上述したように、PCカード1、PCカード2、USBメモリ46、ハードディスク49等の複数の記憶媒体を装着および駆動することが可能となっている。撮像された画像は観察者の選択により、これらの記憶媒体の何れかに保存される。保存された画像をモニタ10に表示する時は、メインメニューのGUI(図3参照)で画像表示ボタン98を選択する。すると図5に示す画像表示メニューがモニタ10に表示される。本実施形態においては、各記憶媒体に保存された画像は、指定表示と撮影順表示との2つの方法により選択してモニタ10に表示させることができる。
図5に示す画像表示メニューで指定表示ボタン95を選択すると、記憶媒体が装着されているドライブが表示される。マウス34でドライブを選択すると、当該ドライブ上のディレクトリが表示される。マウス34でディレクトリを選択するとディレクト内のファイル名、保存時のコメント、およびカメラ7、コントロールユニット13、顕微鏡4の設定情報がモニタ10に表示される。そして表示したいファイルを1つあるいは複数指定すると、CPU79は選択された記憶媒体から選択されたファイルの画像を読み出し、読み出した画像を画像メモリ61に入れ、RGBフォーマットの表示形式に変換してモニタ10に表示する。この中から表示したい画像を選択するとコントローラ13のCPU79は指定されたドライブに装着された記憶媒体、例えばPCカード1から画像を読み出し、PCカードアクセス制御部64を介して読み出した画像を画像メモリ61に入れ、RGBフォーマット形式に変換してモニタ10に記録画像を表示する。
一方、図5に示す画像表示メニューで撮影順表示ボタン96を選択すると、CPU79はRAM73から撮影履歴を読み出し、撮影日時の新しいものから、あるいは古いものから順にモニタ10に表示する。この中から表示したい画像を選択すると、CPU79は例えばPCカード1から画像を読み出し、PCカードアクセス制御部64を介して読み出した画像を画像メモリ61に入れ、RGBフォーマット形式に変換してモニタ10上に記録画像を表示する。
このように、撮影順表示を選択すると、撮像された画像をどの記憶媒体に保存したかに関わらず、所望の画像を簡単に表示させることができる。その結果、最も新しいデータがどこに記憶されたかが分からなくなってしまうことがない。
以上で本発明の1つの実施形態についての説明を終えるが、本発明の構成は本実施形態に限定されるものではなく、適宜変更が可能である。例えば、上記実施形態では撮像ボタン79はコントロールユニット13に設けられているが、顕微鏡4に設けられていても良い。また、モニタ10はコントロールユニット13と別に設けているが、コントロールユニット13と一体型としても良い。また、装着できる記憶媒体の種類や数も上記実施形態に限定されるものではない。
1、2 PCカード
1a、1b PCカードスロット
4 顕微鏡
7 カメラヘッド
10 モニタ
13 コントロールユニット
16 ステージ
19 照明装置
22 対物レンズ
25 変倍光学系
28 鏡筒
31 接眼レンズ
34 マウス
37 キーボード
46 USBメモリ
49 ハードディスク
52 スピーカ(音声発生部)
55 カメラ制御部
58 画像処理部
61 画像メモリ
62 USBメモリアクセス制御部
63 HDDアクセス制御部
64 PCカードアクセス制御部
67 GUI作成部
70 表示制御部
73 RAM
76 時計
79 CPU
88 ROM
91a、91b、91c、91d 音データ
94 新規作成ボタン
97 撮像ボタン(キャプチャボタン)
98 画像表示ボタン
100 顕微鏡システム

Claims (4)

  1. 顕微鏡に設置された撮像装置で撮像した画像を記憶する複数の記憶媒体を駆動するための複数の駆動手段を有し、
    前記駆動手段ごとに異なる音情報を有し、
    前記撮像装置で画像を撮像する際、前記複数の駆動手段にそれぞれ装着された前記複数の記憶媒体のうち、撮像された前記画像が記憶される記憶媒体が装着された前記駆動手段に対応する前記音情報を音声発生部に発生させることを特徴とする顕微鏡制御装置。
  2. 前記音声発生部が前記音情報を発生する頻度を変更可能であることを特徴とする請求項1に記載の顕微鏡制御装置。
  3. 前記顕微鏡または前記撮像装置の設定状態が変更されると、その後の所定回数目までの撮像時に前記音情報を前記音声発生部に発生させることを特徴とする請求項2に記載の顕微鏡制御装置。
  4. 請求項1から3の何れか一項に記載の顕微鏡制御装置を備えたことを特徴とする顕微鏡システム。
JP2010059636A 2010-03-16 2010-03-16 顕微鏡制御装置および顕微鏡システム Withdrawn JP2011191672A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN108139580A (zh) * 2015-10-02 2018-06-08 卡尔蔡司显微镜有限责任公司 显微镜控制方法和显微镜

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