JP6229594B2 - デマンド制御装置 - Google Patents

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Description

この発明は、デマンド制御装置に関する。
特許文献1には、デマンド制御装置が記載されている。当該デマンド制御装置によれば、予め設定された期間内における電力使用量の予測値が契約電力を超過する場合に、デマンド制御が行われる。デマンド制御においては、優先順位の高い機器の動作が制限される。
特開平7−143670号公報
しかしながら、特許文献1に記載のものにおいては、優先順位は、デマンド制御装置の側の都合で設定される。このため、利用者が節電に協力しても、利用者にとって好ましいことが起こるわけではない。その結果、利用者は、節電に努める気にならない。
この発明は、上述の課題を解決するためになされた。この発明の目的は、機器を使用する利用者に対し、節電に努める気にさせることができるデマンド制御装置を提供することである。
この発明に係るデマンド制御装置は、デマンド制御の対象となり得る複数の機器の動作履歴を記録する履歴情報記録手段と、前記履歴情報記録手段に記録された前記複数の機器の動作履歴のうちでデマンド制御の対象となっていない際の動作履歴に基づいて、デマンド制御が行われる際の機器の優先順位を評価する評価手段と、を備え、前記評価手段は、予め設定された対象期間においてデマンド制御の対象となっていない際の動作していない時間が最も長い機器に対し、デマンド制御の対象となる際の優先順位を下げ、当該機器とは異なる機器に対し、デマンド制御の対象となる際の優先順位を下げない
この発明によれば、評価手段は、履歴情報記録手段に記録された複数の機器の動作履歴のうちでデマンド制御の対象となっていない際の動作履歴に基づいて、デマンド制御が行われる際の機器の優先順位を評価する。このため、機器を使用する利用者に対し、デマンド制御が行われていない際に節電に努める気にさせることができる。
この発明の実施の形態1におけるデマンド制御装置として機能するビル管理システムの構成図である。 この発明の実施の形態1におけるデマンド制御装置として機能するビル管理システムのブロック図である。 この発明の実施の形態1におけるデマンド制御装置として機能するビル管理システムの制御対象機器情報の一例を示す図である。 この発明の実施の形態1におけるデマンド制御装置として機能するビル管理システムが管理する動作履歴情報の一例を示す図である。 図4の動作履歴情報を視覚的に表す図である。
この発明を実施するための形態について添付の図面に従って説明する。なお、各図中、同一又は相当する部分には、同一の符号が付される。当該部分の重複説明は適宜に簡略化又は省略化される。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1におけるデマンド制御装置として機能するビル管理システムの構成図である。
図1において、複数の機器は、図示しないビルに設けられる。例えば、複数の機器は、照明装置、空調装置等からなる。複数の機器は、複数のグループに分けられる。例えば、機器1、2、3は、第1グループに属する。機器4、5、6は、第2グループに属する。機器7、8、9は、第3グループに属する。複数のリモコン1a〜9aの各々は、対応した機器1〜9に接続される。
受電電力計10は、ビルに設けられる。表示装置11は、ビルの管理室に設けられる。ビル管理システム12は、ビルの管理室に設けられる。ビル管理システム12は、複数の機器と受電電力計10と表示装置11とに接続される。
ビル管理システム12は、デマンド制御装置の機能を備える。ビル管理システム12は、デマンド制御装置以外の装置の機能も備える。
ビル管理システム12は、表示装置11の操作画面で設定された契約電力の値に関する情報を表示装置11から受信する。ビル管理システム12は、複数の機器1〜9が消費する電力の値に関する情報を受電電力計10から受信する。ビル管理システム12は、複数の機器1〜9が消費する電力の値と契約電力の値とに基づいて複数の機器1〜9を制御する。ビル管理システム12は、複数の機器1〜9の制御に関する情報を表示装置11に表示させる。
次に、図2を用いて、ビル管理システム12の詳細を説明する。
図2はこの発明の実施の形態1におけるデマンド制御装置として機能するビル管理システムのブロック図である。
図2に示すように、ビル管理システム12は、スケジュール手段12aと機器情報記録手段12bと履歴把握手段12cと履歴情報記録手段12dと評価手段12eとデマンド監視制御手段12fとを備える。
スケジュール手段12aは、予め設定されたスケジュールで複数の機器1等を制御する。
機器情報記録手段12bは、制御対象機器情報を記録する。例えば、制御対象機器情報は、表示装置11の設定画面を操作することにより設定される。制御対象機器情報は、デマンド制御が行われる際の機器1等の優先順位に関する情報を含む。例えば、機器情報記録手段12bは、デマンド制御が行われる際の機器1等の優先順位のレベルを記録する。優先順位は、快適性への機器1等の影響度、機器1等の電力使用量を考慮して設定される。例えば、サーバールームの空調装置は、デマンド制御の対象とされない。
履歴把握手段12cは、複数の機器1等の動作履歴を把握する。例えば、履歴把握手段12cは、スケジュール手段12aが機器1等をONにしたことを把握する。例えば、履歴把握手段12cは、利用者がリモコン1a等を利用して機器1等をOFFにしたことを把握する。
履歴情報記録手段12dは、履歴把握手段12cに把握された複数の機器1等の動作履歴を一定期間記録する。例えば、履歴情報記録手段12dは、複数の機器1等の動作履歴を3日間の分だけ記録する。例えば、履歴情報記録手段12dは、複数の機器1等の動作履歴を1週間の分だけ記録する。例えば、履歴情報記録手段12dは、複数の機器1等の動作履歴を1年間の分だけ記録する。
評価手段12eは、履歴情報記録手段12dに記録された複数の機器1等の動作履歴に基づいて利用者の節電に対する取り組みを評価する。例えば、評価手段12eは、デマンド制御の対象となっていない際の動作履歴に基づいて、デマンド制御が行われる際の機器1等の優先順位を評価する。
例えば、評価手段12eは、同一のレベルの中で最も評価値の大きい機器1等のレベルを別の期間においてより低いレベルに組み込むように評価する。例えば、評価手段12eは、同一のレベルの中で最も評価値の大きい機器1等のレベルを次の期間においてより低いレベルに組み込むように評価する。例えば、評価手段12eは、同一のレベルの中で最も評価値の大きい機器1等のレベルを次の1時間においてより低いレベルに組み込むように評価する。例えば、評価手段12eは、同一のレベルの中で最も評価値の大きい機器1等のレベルを翌日全日においてより低いレベルに組み込むように評価する。評価手段12eは、評価結果に基づいて機器情報記録手段12bの制御対象機器情報を書き換える。
デマンド監視制御手段12fは、予め設定された期間が完了した時点の電力使用量を予測する。例えば、デマンド監視制御手段12fは、当該期間の開始時点から現時点の電力使用量の実測値と経過時間とに基づいて当該期間が終了した時点の電力使用量を予測する。
デマンド監視制御手段12fは、当該期間が終了した時点の電力使用量の予測値と契約電力の値とを比較する。例えば、デマンド監視制御手段12fは、30分の期間毎に当該期間が終了した時点の電力使用量の予測値と契約電力の値とを比較する。
当該期間が終了した時点の電力使用量の予測値が契約電力の値を超過する場合、デマンド監視制御手段12fは、機器情報記録手段12bに記録された制御対象機器情報に基づいて複数の機器1等を制御する。例えば、デマンド監視制御手段12fは、デマンド制御が行われる際の優先順位のレベルが最も高い機器1等の全てをOFFにする。例えば、デマンド監視制御手段12fは、デマンド制御が行われる際の優先順位のレベルが最も高い機器1等の全ての出力を抑える。
デマンド制御の対象となった機器1等が空調装置の場合、デマンド監視制御手段12fは、空調装置の設定温度を電力消費しない方向に再設定する。具体的には、夏季の場合、デマンド監視制御手段12fは、空調装置の設定温度を上げる。冬季の場合、デマンド監視制御手段12fは、空調装置の設定温度を下げる。
当該期間が終了する時点での電力使用量の予測値がデマンド制御の対象となった機器1等の電力使用量の削減量によって契約電力の値よりも小さくなった場合、デマンド監視制御手段12fは、現状のデマンド制御を維持する。当該期間が終了する時点での電力使用量の予測値がデマンド制御の対象となった機器1等の電力使用量の削減量によっても契約電力の値よりも小さくならない場合、デマンド監視制御手段12fは、優先順位のレベルが次に高い機器1等の全てを制御する。
当該期間が終了する時点での電力使用量の予測値がデマンド制御の対象となった機器1等の電力使用量の削減量によって契約電力の値よりも小さくなるまで、デマンド監視制御手段12fは、当該判定と制御とを繰り返す。
次の期間が開始した場合、デマンド監視制御手段12fは、デマンド制御の対象とした機器1等を再起動する。
デマンド監視制御手段12fは、当該期間が終了する時点での電力使用量の予測精度を高める工夫をする場合もある。デマンド監視制御手段12fは、当該期間が終了する時点での電力使用量の予測値に十分余裕が生じた場合にデマンド制御の対象とした機器1等を当該期間内に再起動する場合もある。その結果、利用者の快適性は、可能な限り損なわれずにすむ。
デマンド制御の対象となり得る全ての機器1等を制御しても、当該期間が終了する時点での電力使用量の予測値が契約電力の値を超過する場合がある。この場合、契約電力よりも余裕を持った目標値または警報値が設定される。当該期間が終了する時点での電力使用量の予測値が目標値または警報値を超過した際、不要な機器1等は、手動で制御される。
次に、図3を用いて、制御対象機器情報の一例を説明する。
図3はこの発明の実施の形態1におけるデマンド制御装置として機能するビル管理システムの制御対象機器情報の一例を示す図である。
図3に示すように、制御対象機器情報は、「機器」と「レベル」と「制御」と「削減量」と「評価」とを対応付けた情報からなる。
「機器」は、機器の名称を示す情報からなる。例えば、機器1の名称は、「制御対象機器1−1」からなる。例えば、機器2の名称は、「制御対象機器1−2」からなる。例えば、機器3の名称は、「制御対象機器1−3」からなる。例えば、機器4の名称は、「制御対象機器2−1」からなる。例えば、機器5の名称は、「制御対象機器2−2」からなる。例えば、機器6の名称は、「制御対象機器2−3」からなる。例えば、機器7の名称は、「制御対象機器3−1」からなる。例えば、機器8の名称は、「制御対象機器3−2」からなる。例えば、機器9の名称は、「制御対象機器3−3」からなる。
「レベル」は、同時にデマンド制御の対象となる単位を指定する数字を示す情報からなる。例えば、「レベル」は、「1」、「2」、「3」で指定される。「レベル」の数字が小さい機器ほど、デマンド制御が行われる際の優先順位が高くなるように設定される。
「制御」は、当該機器がデマンド制御の対象となった際に当該機器への出力を示す情報からなる。通常、「制御」は、「OFF」に設定される。「機器」が空調装置の場合、「制御」が温度に設定されることもある。
「削減量」は、当該機器への出力が「制御」の出力となった際のおおよその電力削減量を示す情報からなる。例えば、「削減量」は、当該機器の諸元に基づいて設定される。例えば、「削減量」は、当該機器に対する実測値に基づいて設定される。「削減量」は、デマンド制御が当該機器に対して行われた際の電力使用量の予測値を更新する際に用いられる。
「評価」は、評価手段12eによる評価結果を示す情報からなる。例えば、「評価」は、数字を示す情報からなる。「評価」の数字が大きい機器ほど、デマンド制御が行われる際の優先順位が下がる可能性が高くなるように設定される。
次に、図4を用いて、動作履歴情報の一例を説明する。
図4はこの発明の実施の形態1におけるデマンド制御装置として機能するビル管理システムが管理する動作履歴情報の一例を示す図である。
図4に示すように、動作履歴情報は、「日時」と「機器」と「制御」と「機能」とを対応付けた情報からなる。
「日時」は、機器が制御された日時を示す情報からなる。「機器」は、制御された機器を示す情報からなる。「制御」は、当該機器の制御内容を示す情報からなる。例えば、「制御」は、当該機器がONにされたかOFFにされたかを示す情報からなる。「機能」は、当該機器を制御した機能を示す情報からなる。例えば、機器がスケジュール手段12aにより制御された場合、「機能」は、「スケジュール」となる。例えば、機器がリモコンにより制御された場合、「機能」は、「手動」となる。例えば、機器がデマンド制御により制御された場合、「機能」は、「デマンド」、「デマンド(レベル1)」、「デマンド(レベル2)」、「デマンド(レベル3)」のいずれかとなる。
次に、図5を用いて、評価手段12eの動作を説明する。
図5は図4の動作履歴情報を視覚的に示す図である。
10:45において、機器4は、「手動」でOFFにされている。10:50において、機器7、8は、「手動」でOFFにされている。
11:10において、レベル1のデマンド制御が行われる。
「レベル」が「1」の機器1、4、7に対し、評価手段12eは、「手動」でOFFにされた時点から現時点までの時間を現時点のデマンド協力時間として制御対象機器情報の「評価」に記録する。具体的には、評価手段12eは、機器4の「評価」に「25」を記録する。評価手段12eは、機器7の「評価」に「20」を記録する。
11:40において、レベル1のデマンド制御が行われる。
「レベル」が「1」の機器1、4、7に対し、評価手段12eは、前回の評価以降で「手動」でOFFにされていた時間を制御対象機器情報の「評価」に加えて記録する。具体的には、評価手段12eは、機器4の「評価」に「30」を加えて「55」を記録する。評価手段12eは、機器7の「評価」に「30」を加えて「50」を記録する。
レベル1において、機器4の「評価」は「55」である。これに対し、機器7の「評価」は「50」である。このため、評価手段12eは、次の期間において機器4の「レベル」を「2」に書き換える。
11:45において、レベル2のデマンド制御が行われる。
「レベル」が「2」の機器2、5、8に対し、評価手段12eは、「手動」でOFFにされた時点から現時点までの時間を現時点のデマンド協力時間として制御対象機器情報の「評価」に記録する。具体的には、評価手段12eは、機器8の「評価」に「55」を記録する。
レベル2において、機器4の「評価」と機器8の「評価」とは同じ「55」である。この場合、評価手段12eは、次の期間において元の「レベル」がより低い機器4の「レベル」を「3」に書き換える。
なお、「評価」は、デマンド制御が回避された時点でクリアされる。
以上で説明した実施の形態1によれば、評価手段12eは、履歴情報記録手段12dに記録された複数の機器の動作履歴のうちでデマンド制御の対象となっていない際の動作履歴に基づいて、デマンド制御が行われる際の機器の優先順位を評価する。このため、機器を使用する利用者に対し、デマンド制御が行われていない際に節電に積極的に努める気にさせることができる。
例えば、利用者が少ない部屋内の空調装置のうちの不要な空調装置を停止したり、不要な照明を消したりすればよい。この場合、気温が高くてビル全体の空調装置が高出力で動作する場合にデマンド制御を回避する可能性が高まる。
また、評価手段12eは、予め設定された対象期間においてデマンド制御の対象となっていない際の動作していない時間が他の機器よりも長い機器に対し、デマンド制御の対象となる際の優先順位を下げる。このため、機器がデマンド制御の対象となる前に機器の負荷を減らせば、当該機器をOFFにしたくない状況の場合に当該機器がデマンド制御によりOFFになることを回避できる可能性がある。当該機器をOFFにできない状況の場合も当該機器がデマンド制御によりOFFになることを回避できる可能性がある。
また、同一の「レベル」の複数の機器のうちの「評価」が高い複数の機器において、デマンド制御する時間を少しずつ遅らせて設定してもよい。
また、評価手段12eは、予め設定された期間においてデマンド制御の対象となっていない際の動作していない時間が最も長い機器に対し、デマンド制御の対象となる際の優先順位を下げる。このため、各利用者が最も節電に協力する者となるように努力することを期待できる。この際、大勢で節電を競わせても、デマンド制御を回避する機器は1つだけである。このため、大勢で競わせた電力使用量の削減量の方がデマンド制御を回避した機器の電力使用量よりも多くなる可能性が高い。その結果、デマンド制御を回避したことにより節電効果が相殺されることを防止し、ビル全体の電力使用量を押し下げることが期待できる。
なお、利用者がデマンド制御の対象となる際の優先順位を下げる際の日時を指定してもよい。例えば、利用者がWebシステムにより希望する機器と日時を指定してデマンド制御を回避させてもよい。同一の日時に複数の希望が存在する場合は、早く指定された機器を優先してもよい。同一の日時に複数の希望が存在する場合は、評価の高い機器を優先してもよい。
また、1回の期間で得られた「評価」の値を分割して指定し、デマンド制御を回避してもよい。例えば、「評価」の値よりも小さい値を指定して、デマンド制御を回避してもよい。例えば、重要顧客との打ち合わせの際に必ずデマンド制御を回避したい際に、打ち合わせ時間に対応した値を指定して、デマンド制御を回避してもよい。この際、「評価」の値から指定値を減じた値を別に指定してもよい。
また、機器の電力使用量の実測値に基づいて「評価」を設定してもよい。この場合、ビル全体の電力使用量をより確実に押し下げることができる。
また、制御対象機器情報の「機器」に利用者のメールアドレスを対応付けてもよい。この場合、デマンド制御の対象となる際の優先順位を下げられる機器に対応付けられた利用者のメールアドレスに当該機器に対してデマンド制御の対象となる際の優先順位を下げられる旨を通知する通知手段を備えればよい。例えば、日が変わるタイミングで当該機器に対してデマンド制御の対象となる際の優先順位を下げられる旨を通知すればよい。この場合、利用者は、当該当該機器に対してデマンド制御の対象となる際の優先順位を下げられる旨を当該通知により認識することができる。この際、利用者は、デマンド制御が行われる際の当該機器の優先順位を下げたい期間を指定すればよい。
1〜9 機器、 1a〜9a リモコン、 10 受電電力計、 11 表示装置、 12 ビル管理システム、 12a スケジュール手段、 12b 機器情報記録手段、 12c 履歴把握手段、 12d 履歴情報記録手段、 12e 評価手段、 12f デマンド監視制御手段

Claims (2)

  1. デマンド制御の対象となり得る複数の機器の動作履歴を記録する履歴情報記録手段と、
    前記履歴情報記録手段に記録された前記複数の機器の動作履歴のうちでデマンド制御の対象となっていない際の動作履歴に基づいて、デマンド制御が行われる際の機器の優先順位を評価する評価手段と、
    を備え
    前記評価手段は、予め設定された対象期間においてデマンド制御の対象となっていない際の動作していない時間が最も長い機器に対し、デマンド制御の対象となる際の優先順位を下げ、当該機器とは異なる機器に対し、デマンド制御の対象となる際の優先順位を下げないデマンド制御装置。
  2. 前記評価手段によりデマンド制御の対象となる際の優先順位を下げられる機器に対応付けられた利用者のメールアドレスに当該機器に対してデマンド制御の対象となる際の優先順位を下げられる旨を通知する通知手段、
    を備え、
    前記評価手段は、前記通知手段が通知した機器に対して指定された期間においてデマンド制御が行われる際の当該機器の優先順位を下げる請求項1に記載のデマンド制御装置。
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